説明

ワイヤハーネスの組付方法及び組付構造

【課題】ワイヤハーネスを車両等の組立体に効率良く搬送及び組み付けする。
【解決手段】ワイヤハーネス1をシート状ないしマット状のベース2に結束具3で固定し、その状態でワイヤハーネスをベースごと組立工程に搬送し、組立工程の組立体にベースをワイヤハーネスごと組み付ける。ベース2に結束具3を挿通させる少なくとも一対の孔部4を設け、一対の孔部に結束具を挿通させて結束具でワイヤハーネス1をベースに固定する。一対の孔部4の間隔Lがワイヤハーネス1’の外径D2よりも大きな場合に、一対の孔部の間でベース2に各孔部の内側端4aから切り込み7を設けた。一対の孔部4の間隔よりもワイヤハーネス1”の外径が大きな場合に、一対の孔部の外側端4bからベース2に切り込み8を設けた。切り込み7,8に直交する第二の切り込み9を設けた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤハーネスを車両用のカーペット等といったベースに固定して輸送し、そのままの状態で車両に組み付けるワイヤハーネスの組付方法及び組付構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
図9は従来のワイヤハーネスの組付方法の一形態を示すものである(特許文献1参照)。
【0003】
このワイヤハーネス21は合成樹脂製の梱包ケース22の溝23内に収納され、梱包ケース22は複数段に積まれた状態で輸送される。溝23はワイヤハーネス21の車両配索形態に近い形状で形成されている。
【0004】
車両組立工程に輸送された梱包ケース22は例えば自動車ドアの内面に沿って配置され、作業者が梱包ケース22の裏側の孔部(図示せず)からワイヤハーネス21を押し出して自動車ドアに組み付ける。ドアへのワイヤハーネス21の組付は例えばワイヤハーネス21に予め装着したバンドクリップ(図示せず)によって行われる。バンドクリップとは合成樹脂製のバンドに一対の可撓性の係止爪(クリップ)を突設したものである。
【0005】
図9で、符号24はワイヤハーネスのコネクタ、25は段積み時の位置決めピン、26は同じく位置決め孔を示している。ワイヤハーネス21は外周をビニルテープで巻かれた状態で、溝23内に軽く押し込まれて保持され、ワイヤハーネス21の端末のコネクタ24は溝23の終端の凹部27内に挿入保持される。
【特許文献1】特開平11−198942号公報(第3頁、図1)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記従来のワイヤハーネスの組付方法にあっては、搬送ベースとして梱包ケース22を用いるために、梱包ケース22の部品コストがかかると共に、硬質で厚い梱包ケース22によって重量や体積が増大し、輸送能力の低下や輸送コストの増加を招くという問題や保管スペースが増大するといった問題があった。また、ワイヤハーネス21を梱包ケース内に固定して輸送し、輸送後に車両組立工程でワイヤハーネス21を梱包ケース22から取り出すといった手間がかかり、特に車両組立工程でワイヤハーネス21の取り出し作業が面倒であるという問題があった。
【0007】
本発明は、上記した点に鑑み、車両組立工程でワイヤハーネスを搬送ベースから取り出す手間を解消し、車両へのワイヤハーネスの組付を効率良く行うことのできるワイヤハーネスの組付方法及びそのワイヤハーネスを搬送ベースに確実に且つ綺麗に固定することのできるワイヤハーネスの組付構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係るワイヤハーネスの組付方法は、ワイヤハーネスをシート状ないしマット状のベースに結束具で固定し、その状態で該ワイヤハーネスを該ベースごと組立工程に搬送し、該組立工程の組立体に該ベースを該ワイヤハーネスごと組み付けることを特徴とする。
【0009】
上記構成により、シート状ないしマット状のベースにワイヤハーネスが結束具で固定されてワイヤハーネス組付体が構成され、このワイヤハーネス組付体が輸送等で例えば車両組立工程に送られて、組立工程でベースが車両ボディ等に組み付けられ、それと同時にワイヤハーネスの配索が完了する。
【0010】
シート状ないしマット状のベースは柔軟性又は可撓性を有していることが好ましい。ベースが柔軟であるから、搬送中におけるワイヤハーネスの擦れが防止される。ベースとしては例えば車両に組み付けられるフロアカーペットやルームパーティション等が挙げられる。ワイヤハーネスは積層されたベースの間で外部との干渉等なく安全に保護される。
【0011】
請求項2に係るワイヤハーネスの組付構造は、シート状ないしマット状のベースに結束具を挿通させる少なくとも一対の孔部を設け、該一対の孔部に結束具を挿通させて該結束具でワイヤハーネスを該ベースに固定し、該ワイヤハーネスを該ベースごと組立体に組付可能としたことを特徴とする。
【0012】
上記構成により、シート状ないしマット状のベースにワイヤハーネスが結束具で固定されてワイヤハーネス組付体が構成され、このワイヤハーネス組付体が輸送等で例えば車両組立工程に送られて、組立工程でベースが車両ボディ等に組み付けられ、それと同時にワイヤハーネスの配索が完了する。
【0013】
シート状ないしマット状のベースは柔軟性又は可撓性を有していることが好ましい。ベースが柔軟であるから、搬送中におけるワイヤハーネスの擦れが防止される。ベースとしては例えば車両に組み付けられるフロアカーペットやルームパーティション等が挙げられる。ワイヤハーネスは積層されたベースの間で外部との干渉等なく安全に保護される。結束具としては合成樹脂製の結束バンドが作業性及び固定力の確保の面で好ましい。結束バンドは例えばバンド本体と、バンド本体を挿通する係止部とで構成される。
【0014】
請求項3に係るワイヤハーネスの組付構造は、請求項2記載のワイヤハーネスの組付構造において、前記一対の孔部の間隔が前記ワイヤハーネスの外径よりも大きな場合に、該一対の孔部の間で前記ベースに各孔部の内側端から切り込みを設けたことを特徴とする。
【0015】
上記構成により、結束具を締めて縮径させた際に、結束具が内向きに切り込みの内部に進入し、一対の切り込みの間で結束具が好ましくはワイヤハーネスの外径と同程度ないしはそれ以下の長さでベースに沿って位置する。これにより、一対の孔部の間でのベースの弛みやしわや出っ張りが防止され、且つ結束具がしっかりとワイヤハーネスを結束する。
【0016】
請求項4に係るワイヤハーネスの組付構造は、請求項2記載のワイヤハーネスの組付構造において、前記一対の孔部の間隔よりも前記ワイヤハーネスの外径が大きな場合に、該一対の孔部の外側端から前記ベースに切り込みを設けたことを特徴とする。
【0017】
上記構成により、結束具を一対の孔部に挿通させる際に、各孔部の外側に切り込みが続いているから、切り込みから結束具を挿通させることができる。そして、結束具を締めて縮径させた際に、結束具が切り込みから孔部内に進入して、ワイヤハーネスの外周面から一対の孔部にかけて滑らかな曲線で結ばれて、緩みなく確実にワイヤハーネスをベースに固定する。一対の切り込みの外端(終端)の間の距離はワイヤハーネスの外径と同程度であることが好ましい。
【0018】
請求項5に係るワイヤハーネスの組付構造は、請求項3又は4記載のワイヤハーネスの組付構造において、前記切り込みに直交する第二の切り込みを設けたことを特徴とする。
【0019】
上記構成により、切り込みの開きが大きくなり、結束具の進入性や挿通性が向上する。すなわち、請求項3の切り込みにおいては、結束具が捩れたりすることなくスムーズに切り込み内に進入し、請求項4の切り込みにおいては、結束具を切り込み内に挿入する際に、結束具に対する抵抗力が弱まって挿入がスムーズに行われる。
【発明の効果】
【0020】
請求項1,2記載の発明によれば、従来の梱包ケースのような部材を用いることなく、ワイヤハーネスを安全に且つ低コストで効率良く搬送することができると共に、ワイヤハーネスをベースごと組立体に組み付けることで、ワイヤハーネスの配索作業が不要となり、組付工数及び組付コストが低減される。
【0021】
請求項3記載の発明によれば、小径のワイヤハーネスを経時的な緩みなく確実に締付固定することができ、ワイヤハーネスのガタ付きやそれに伴う傷みを防止することができると共に、ベースの一対の孔部間での弛みやしわや出っ張りを防止することができ、ベースを組立体に安定に且つ綺麗に組み付けることができる。
【0022】
請求項4記載の発明によれば、結束具を一対の孔部に作業性良く容易に挿通させることができ、しかも結束具で大径のワイヤハーネスを緩みなく確実にベースに締付固定させることができる。
【0023】
請求項5記載の発明によれば、請求項3における結束具の縮径動作がスムーズに行われて、請求項3の効果が促進され、請求項4における結束具の挿通動作がスムーズに行われて、請求項4の効果が促進される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
図1〜図2は本発明に係るワイヤハーネスの組付方法及び組付構造の一実施形態を示すものである。
【0025】
ワイヤハーネス1は車両用のフロアカーペットやルームパーティション等のシート状やマット状のベース(搬送ベースないし組付ベース)2に予め結束バンド(結束具)3で固定され、その状態で保管や輸送が行われ、その状態すなわちワイヤハーネス1をベース2に固定したままの状態で車両(組立体)への組付が行われる。
【0026】
ベース2はシート状やマット状で可撓性ないし柔軟性を有したものが好適である。ベース2としてパネル状の固形性を有したものも使用可能ではあるが、輸送中の振動等による擦れでワイヤハーネス1やベース2に傷付き等を生じる懸念があるため、柔軟性を有したものがベストである。ワイヤハーネス1は車両取付形態すなわち車両に組み付けた際の形状でベース2に固定されることが好ましい。
【0027】
ベース2にはバンド3を挿通させるための少なくとも一対の矩形状の孔部4が予め並列に設けられている。孔部4はワイヤハーネス1の長さや形状、ベース2の長さや面積等に応じて複数対設けられ、長いワイヤハーネス1や分岐部を有するワイヤハーネスは複数箇所において結束バンド3でベース2に固定されることが好ましい。
【0028】
ワイヤハーネス1は複数本の電線1aをビニルテープ5や図示しないバンド等(図示せず)で巻回して結束したり、あるいは合成樹脂製の保護チューブ(図示せず)で覆って電線1aのばらけを防止して構成される。ワイヤハーネス1をベース2に固定する結束バンド3もこれらワイヤハーネスの結束手段の一つである。
【0029】
図1ではワイヤハーネス1を途中で切断した状態に描いているが、実際にはワイヤハーネス1の端末には従来例で示したようにコネクタが配設されている。コネクタは合成樹脂製のコネクタハウジングと、電線に接続されてコネクタハウジング内に収容された端子とで構成されている。また、図1のベース2も実際にはもっと面積の大きなものであり、その一部を描いている。一枚のベース2に複数本のワイヤハーネス1を複数の結束バンド3で固定することも可能である。
【0030】
ワイヤハーネス1は例えばワイヤハーネス製造工程又はその後工程でベース2に結束バンド3で固定される。そして、ワイヤハーネス1とベース2と結束バンド3とで成るワイヤハーネス組付体6の状態で倉庫等に一時保管され、あるいは保管されることなく直ちにトラック等の輸送手段で車両組立工程に輸送される。
【0031】
ワイヤハーネス組付体6は例えばフロアカーペット(ベース)2を輸送する際に用いられる幅広なパレットやビニル梱包等の簡単な手段で荷造りされる。あるいはワイヤハーネス2と共に柔軟なベース2を巻いた形態(荷姿)で保管や輸送を行わせることも可能である。
【0032】
そして、車両組立工程で例えばフロアカーペット(ベース)2は車両のフロアに敷設され、敷設と同時にフロアカーペット2のワイヤハーネス1がフロアに配索されてフロアワイヤハーネスとして作用する。また、例えば柔軟なウレタン製等の成形天井(ベース)2にワイヤハーネス1を結束バンド3で固定して成るワイヤハーネス組付体6の場合は、成形天井2を車両のルーフに固定すると同時にワイヤハーネス1がルーフに配索されてルーフワイヤハーネスとして作用する。
【0033】
図2の如く、ベース2の一対の孔部4に結束バンド3が挿通され、ワイヤハーネス1が結束バンド3でベース2に固定される。
【0034】
結束バンド3は合成樹脂で形成され、帯状のバンド本体3aと、バンド本体3aの基端に一体に形成された矩形枠状の係止部3bとで構成された既存のものである。バンド本体3aの表面には鋸歯状の突起(図示せず)が長い範囲で設けられ、枠状の係止部3bのバンド挿通孔内に、鋸歯状の突起に係合する可撓性の係止爪(図示せず)が突設されている。
【0035】
バンド本体3aを係止部3b内に挿通させて、バンド本体3aの先端を引っ張ることで、鋸歯状の突起の傾斜面が係止爪を乗り越えて移動し、バンド本体3aでワイヤハーネス1を緊迫した状態で、係止爪が鋸歯状の突起の垂直な係止面に当接係合して、バンド本体3aの戻りが阻止される。バンド本体3aの先端側の余長部は切断されることが好ましい。この結束バンド3の構成はあくまでも一例であり、異なる構成の結束バンドを用いることも勿論可能である。
【0036】
図2の如く、一対の孔部4の間隔Lとワイヤハーネス1の外径D1とがほぼ等しい場合は、一対の孔部4の間でベース部分2aが大きく変形することなく、綺麗に平面的な形態を保っている。
【0037】
しかしながら、図3の如く、一対の孔部4の間隔よりもワイヤハーネス1’の外径D2が小さい場合には、結束バンド3を締めた際にベース部分2aが一対の孔部4の間で撓んでしわを生じ、板厚方向に出っ張りを生じて、ベース2の平面度が悪くなってしまう。
【0038】
そこで、図4の如く、一対の孔部4の間で(一対の孔部4の内側で)ベース2に切り込み7を設け、切り込み7は各孔部4の内側端4aから一対の孔部間の中心に向けて所要長さに設けることで、図5の如く、小径なワイヤハーネス1’を結束バンド3で締め付けた際にベース2のしわの発生やそれに伴う出っ張りが防止され、車両へのベース2の配設や固定が綺麗な形状で確実に行われる。
【0039】
各切り込み7の長さは、一対の切り込み7の間のベース部分2aの長さがワイヤハーネス1’の外径と同等ないしはそれよりも小さくなるように設定されることが好ましい。各切り込み7は矩形状の孔部4の長手方向中央部に直交するように形成することが好ましい。
【0040】
また、図6の如く、ベース2の一対の孔部4の間隔よりもワイヤハーネス1”の外径が極めて大きい場合には、結束バンド3を孔部4に挿通し難く、また、締め付けた結束バンド3が一対の孔部間における弛み3cによって緩みやすくなってしまう。
【0041】
そこで、この場合には、図7の如く、ベース2の一対の孔部4の外側に第一(メイン)の切り込み8を設けたり、さらに第一の切り込み8と直交する第二(サブ)の切り込み9を設けたりすることが有効である。第一の切り込み8は孔部4の外側端4bから直交して長く形成され、第二の切り込み9は第一の切り込み8の両側に直交して複数本が並列に設けられている。第一の切り込み8のみ設けても有効であり、第二の切り込み9を設ければさらに切り込みの開き性が良好となる。この第二の切り込み9を図4の切り込み7に適用することも有効である。
【0042】
図8の如く、切り込み8,9を拡げて結束バンド3を切り込み8から孔部4内に挿通させることができるから、結束バンド3の挿通作業を容易に行うことができ、また、締付時に結束バンド3がワイヤハーネス1”から孔部4にかけて滑らかな曲線で屈曲するから、結束バンド3の緩みが起こらない。
【0043】
第一の切り込み8の長さは原則的に結束バンド3を容易に孔部4内に挿通させることができる最低限の長さであるが、目安として一対の切り込み8の終端8aの間の距離がほぼワイヤハーネス1”の外径に等しくなる程度の長さであることが好ましい。
【0044】
なお、図4〜図8における切り込み7〜9は隙間の開いたスリットであっても構わない。切り込み7〜9は鋏やカッタ等で柔軟ないし可撓性のベース2に容易に設けることができる。
【0045】
また、上記実施形態においては結束具として合成樹脂製の結束バンド3を用いたが、ゴム製の結束バンド(図示せず)を用いたり、あるいは結束バンド3に代え柔軟な被覆金属線等を用いることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明に係るワイヤハーネスの組付方法及び組付構造の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】ワイヤハーネスの組付状態を示す図1のA−A断面図である。
【図3】ワイヤハーネスが小径である場合の状態を示す断面図である。
【図4】小径なワイヤハーネスに対応したベースの一形態を示す斜視図である。
【図5】同じく小径なワイヤハーネスの組付状態を示す断面図である。
【図6】ワイヤハーネスが大径である場合の状態を示す断面図である。
【図7】大径なワイヤハーネスに対応したベースの一形態を示す斜視図である。
【図8】同じく大径なワイヤハーネスの組付状態を示す断面図である。
【図9】従来のワイヤハーネスの組付方法の一形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0047】
1,1’,1” ワイヤハーネス
2 ベース
3 結束バンド(結束具)
4 孔部
4a 内側端
4b 外側端
7 切り込み
8 切り込み
9 第二の切り込み
L 間隔
D2 外径

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ワイヤハーネスをシート状ないしマット状のベースに結束具で固定し、その状態で該ワイヤハーネスを該ベースごと組立工程に搬送し、該組立工程の組立体に該ベースを該ワイヤハーネスごと組み付けることを特徴とするワイヤハーネスの組付方法。
【請求項2】
シート状ないしマット状のベースに結束具を挿通させる少なくとも一対の孔部を設け、該一対の孔部に結束具を挿通させて該結束具でワイヤハーネスを該ベースに固定し、該ワイヤハーネスを該ベースごと組立体に組付可能としたことを特徴とするワイヤハーネスの組付構造。
【請求項3】
前記一対の孔部の間隔が前記ワイヤハーネスの外径よりも大きな場合に、該一対の孔部の間で前記ベースに各孔部の内側端から切り込みを設けたことを特徴とする請求項2記載のワイヤハーネスの組付構造。
【請求項4】
前記一対の孔部の間隔よりも前記ワイヤハーネスの外径が大きな場合に、該一対の孔部の外側端から前記ベースに切り込みを設けたことを特徴とする請求項2記載のワイヤハーネスの組付構造。
【請求項5】
前記切り込みに直交する第二の切り込みを設けたことを特徴とする請求項3又は4記載のワイヤハーネスの組付構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2006−25506(P2006−25506A)
【公開日】平成18年1月26日(2006.1.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−200154(P2004−200154)
【出願日】平成16年7月7日(2004.7.7)
【出願人】(000006895)矢崎総業株式会社 (7,019)
【出願人】(000108524)タイトン株式会社 (57)
【Fターム(参考)】