説明

ワイヤハーネス

【課題】筒形状の編組線に電線を通す作業が不要になり、複数の電線の配列状態を保持できるとともに、接地を容易に行うことができるワイヤハーネスを提供する。
【解決手段】複数のフラットケーブル21の外周を編組線24が覆っており、さらに編組線24の外周を第2絶縁被覆25が覆う電線束2にカバー部材50が取り付けられる。カバー部材50に各フラットケーブル21の端末が覆われることによって、各フラットケーブル21の配列状態は一定に保持される。また、カバー部材50には、窓58が設けられており、第2絶縁被覆25から伸び出た編組線24が窓58を介して外部に露出されている。したがって、この窓58を介して編組線24に対して接地のための構造を設けることによって、ワイヤハーネス1は容易に接地させることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤハーネスに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、自動車に搭載された電装品に接続されるワイヤハーネスに、ノイズが伝わることを防止するため、編み構造を有する編組線が、ワイヤハーネスを構成する電線の周囲を覆う技術が知られている。
【0003】
たとえば、特許文献1には、複数本の電線の周囲を編組線が覆っており、編組線の端末にカシメ金具が圧着されることによって、編組線が電線に固定される技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2002−134953号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されているように、複数本の電線の周囲に編組線を覆い被せるためには、一般的に、筒形状に成形された編組線の内側に、電線を通す作業が必要である。しかしながら、編組線は編み構造を有しており、電線が、編組線の編み目に引っかかるなどするため、筒形状の編組線の内側に電線を通す作業は円滑に進めることが難しい。また、電線が編組線の編み目に引っかからないようにするために、編組線の筒形状を大きくして電線を通すこともできるが、一度編組線の筒形状を大きく広げると、編組線と電線とを密着させることが難しく、だぶつきが編組線に生じることとなる。
【0006】
上記問題は、平面状の編組線を周囲に巻いた電線に、押し出し成形を施すことによって解決する。絶縁体の被覆部が編組線の外周を覆うため、電線に巻いた平面状の編組線は、外周の被覆部によって固定される。これによって、筒状に成形された編組線の内側に電線を通す作業は不要となるため、電線の周囲に編組線を覆い被せる作業は効率的に進めることができる。また、平面状の編組線を電線に対して押し当てるため、より電線に編組線を密着させることが可能であり、従来よりも厚みの薄い電線が得られる。
【0007】
しかしながら、上述の電線では、被覆部によって編組線の周囲が覆われるため、従来のようにブラケットが編組線にかしめられ、かしめられたブラケットを介して編組線を接地させることは難しい。このため、上述の電線を備えるワイヤハーネスでは、接地のための特別な構造を設けなければならない。
【0008】
また、上述の電線を複数備えるワイヤハーネスは、たとえばインバータのような装置において、装置が備える端子台とワイヤハーネス端末の端子とが接続される。このとき、ワイヤハーネスが備える各電線を、端子台が備える端子穴の間隔に合わせて配列された状態に保持できることが望ましい。しかしながら、上述のような電線を接地するための構造に加えて、各電線を所定の配列状態に保持できる構造を設けることによって、ワイヤハーネスは、より複雑な構造を有することとなる。
【0009】
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、筒形状の編組線に電線を通す作業が不要になり、複数の電線の配列状態を保持できるとともに、接地を容易に行うことができるワイヤハーネスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するため、第1の発明に係るワイヤハーネスは、末端に端子が設けられ、第1の絶縁被覆が施された複数の絶縁電線と、複数の前記絶縁電線の周囲を一括して覆う編組線と、複数の前記絶縁電線を覆う前記編組線の周囲を覆う第2の絶縁被覆と、複数の前記絶縁電線における前記端子の根元側の位置で複数の前記絶縁電線を並列状態で保持しつつ複数の前記絶縁電線、前記編組線および前記第2の絶縁被覆を覆うとともに、前記編組線の一部を外部に露出させる窓が形成された電線保持部と、を備えることを特徴とする。
【0011】
第2の発明に係るワイヤハーネスは、第1の発明に係るワイヤハーネスにおいて、前記絶縁電線はフラットケーブルであり、複数の前記フラットケーブルは、それらの各々の横断面の長手方向に並んで配列されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
第1の発明によれば、電線保持部によって絶縁電線を一定の位置関係に保持できるとともに、電線保持部には編組線の一部を外部に露出させる窓が設けられているため、窓を介して容易に編組線の接地を行うことができる。
【0013】
第2の発明によれば、絶縁電線がフラットケーブルであり、かつ長手方向に並んで配列されている。このため、接地のために必要な部材がフラットケーブルの扁平な面において接続されるため、より接触面積が大きくなり、着実に接地を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の実施形態に係るワイヤハーネス1の主要部の平面図である。
【図2】ワイヤハーネス1の主要部の断面図である。
【図3】ワイヤハーネス1の主要部の正面図である。
【図4】ワイヤハーネス1が備える電線の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0016】
本発明の実施形態に係るワイヤハーネス1は、その両端がたとえばインバータ及びモータなどの電装機器間に接続されることにより、当該電装機器相互間を電気的に接続する役割を有する。最初に、図4を参照しつつ、ワイヤハーネス1が備える電線束2について説明する。
【0017】
図4に示されるように、電線束2は複数の電線を備えており、本実施の形態において電線はフラットケーブル21が用いられる。フラットケーブル21は、一般的な電線と比較して放熱性が高く、フラットケーブル21における温度上昇を抑えることができる。このため、温度上昇に伴うフラットケーブル21の抵抗値の上昇は抑えられるため、より高電流を流すことができる。フラットケーブル21は、平行に並べられた複数の線状の導体22に、樹脂などの絶縁体で構成された第1絶縁被覆23による被覆が施された構造を有している。なお、図4においては、5本の導体22が第1絶縁被覆23で覆われた構造のフラットケーブル21が示されているが、フラットケーブル21が有する導体22の数は何本であっても構わない。また、図4に示される電線束2は、三相交流の電力を伝送するために、並列配置された3本のフラットケーブル21を備えているが、電線束2におけるフラットケーブル21の数は、2本又は4本以上であることも考えられる。また、本実施の形態においては、フラットケーブル21が用いられているが、電線の形態は、断面が円形状又は矩形状である等の他の形態も考えられる。
【0018】
さらに、ワイヤハーネス1は、上記のような複数のフラットケーブル21の外周を一括して覆う編組線24を備えている。編組線24は、スズメッキされた銅線などの金属細線を撚り合わせた線状の金属束が編まれた構造を有する導体である。編組線24は、上記のような編み構造を有するため、伸縮性を有する。
【0019】
フラットケーブル21の外周に覆われた編組線24の外周は、第2絶縁被覆25で覆われている。このような編組線24の外周が絶縁体で覆われる構造は、編組線24が巻かれたフラットケーブル21の束の周囲に、樹脂の押し出し成形が施されることによって得られる。編組線24の外周が第2絶縁被覆25で覆われることによって、編組線24が複数のフラットケーブル21の周囲を覆っている状態は保持される。このような工程によって、筒形状の編組線24に電線を通す作業は不要にすることができる。したがって、編組線24をフラットケーブル21の周囲に覆い被せる作業は手間をかけずに行うことができる。また、編組線24をだぶつかせることなく、フラットケーブル21の周囲に編組線24を覆い被せることができるため、編組線24で覆われたフラットケーブル21の厚みを薄くすることができる。このように電線束2は、フラットケーブル21、編組線24、そして第2絶縁被覆25によって構成される。
【0020】
続いて、図1〜3に示されるワイヤハーネス1について説明する。ワイヤハーネス1は、複数の外装部材が上述した電線束2の周囲に取り付けられた構造を有している。本実施の形態において、電線束2に取り付けられる外装部材は、コルゲートチューブ30および電線保持部60であって、電線束2の周囲は、それら外装部材によって覆われる。なお、図2においては、配置関係の理解を容易にするため、断面図ではあるが編組線24を除く電線束2には斜線を付していない。
【0021】
電線保持部60が取り付けられる対象となる電線束2の端部は、予め一定の長さの分の導体22の周囲から第1絶縁被覆23、編組線24、および第2絶縁被覆25が剥がされた状態にされる。続いて、電線束2における、この剥き出しの導体22の根元側の部分、つまり第1絶縁被覆23が残されている部分において、一定の長さ分の編組線24及び第2絶縁被覆25が剥がされた状態にされる。さらに、剥き出しの第1絶縁被覆23の根元側の部分、つまり、編組線24が残されている部分において、一定の長さ分の第2絶縁被覆25が剥がされた状態にされる。このように、電線束2は、電線束2の端部から一定の長さ分ずつ、導体22、第1絶縁被覆23、そして編組線24が剥き出しにされた状態に加工されている。
【0022】
本実施の形態において、上述の加工が施された電線束2における、外周が第2絶縁被覆25で覆われている部分が、コルゲートチューブ30で覆われる。コルゲートチューブ30は、コルゲートチューブ30に覆われる電線束2の軸心方向に沿って、山部301と谷部302とが交互に連続した蛇腹形状の電線保護具である。コルゲートチューブ30の内側に電線束2が通されることによって、電線束2は周囲からの直接の干渉を受けずに保護される。
【0023】
コルゲートチューブ30の端部には、電線保持部60が設けられている。電線保持部60は、本体部材40と、その本体部材40に取り付けられるカバー部材50とより構成されている。なお、本実施の形態においては、本体部材40とカバー部材50とは別個の部材であるが、本体部材40とカバー部材50とは一体に形成されていても構わない。つまり、電線保持部60は一体に形成されていても、複数の部材から構成されていても構わない。
【0024】
本体部材40は、第2絶縁被覆25の端部を覆う。本体部材40は、例えば、電線束2の端部を埋め込み対象とする樹脂のインサート成型により作製される。本体部材40が第2絶縁被覆25に取り付けられた状態において、編組線24の根元側から端末の導体22に渡る部分は露出している。そして、フラットケーブル21各々の導体22に対して1つの端子70が圧着されて、フラットケーブル21と端子70とが接続される。したがって、本実施の形態においては、3つの端子70がワイヤハーネス1の端末において接続されている。
【0025】
本体部材40において、電線束2の端末側から順に第1小径部44、第2小径部42、そして大径部41が設けられている。第1小径部44は、外径が周囲の径よりも小さくなっており、第1小径部44の外周面と、カバー部材50の内周面とが嵌め合わされることによって、カバー部材50と本体部材40とは接続される。第2小径部42は、本体部材40の外周に凹設されており、第1小径部44と同様に外径が周囲の径よりも小さくなっている。この第2小径部42には、たとえばゴムなどよりなる防水部材43が嵌め込まれており、本体部材40の外周を覆っている。大径部41は、本体部材40の端部において、周囲に突出するようにフランジ状に設けられている。
【0026】
カバー部材50は樹脂の成型部材であり、導体22に取り付けられた端子70と第2絶縁被覆25に取り付けられた本体部材40との間の部分、つまり第2絶縁被覆25の端部、編組線24、第1絶縁被覆23の外周を覆う。カバー部材50は、ワイヤハーネス1の端末側から、順に第1部材501と第2部材502とが連結された構造を有する。第1部材501は、主に第1絶縁被覆23の外周を覆い、第2部材502は、主に第2絶縁被覆25の端部から編組線24に渡る範囲を覆う。
【0027】
カバー部材50は、電線束2における複数のフラットケーブル21の配列方向(以下、単に「配列方向」と称する場合がある。)と、編組線24および第1絶縁被覆23の延在方向(以下、単に「延在方向」と称する場合がある。)と、によって規定される面に直交する方向(以下、「高さ方向」と称する場合がある。)に沿って一方側に設けられた上側部材50aと他方側に設けられた下側部材50bとが組み合わされることによって、電線束2の端部に取り付けられる。具体的には、上側部材50aを構成する第1部材501aの配列方向における外側の両端に設けられた図示しない接合溝に、下側部材50bを構成する第1部材501bの幅方向における外側の両端に設けられた図示しない接合爪がはめ込まれることで、カバー部材50は組み合わされた状態で保持される。
【0028】
第2部材502を構成する配列方向に沿って設けられた側壁55には、フラットケーブル21の第1絶縁被覆23の外周と側壁55との間に隙間が形成されている。編組線24の先端部はこの隙間に収まるため、フラットケーブル21に編組線24が密着した状態は保持される。
【0029】
上側部材50aにおける第2部材502aの上面には、所定の範囲にわたって窓58が設けられている。したがって、第2部材502に覆われた剥き出しの編組線24は、窓58を介して外部に露出された状態である。
【0030】
下側部材50bを構成する第1部材501aの内側における底面上に、複数のフラットケーブル21は載置されている。高さ方向に沿って上側の第1部材501a内側の面と第1絶縁被覆23の上面との間には空間が形成されている。この空間を埋めるように、上側部材50aを構成する第1部材501aの内側で、上側部材50aを構成する第2部材502aとの連結部分側における端部には、配列方向に沿って壁部57が設けられている。カバー部材50を構成する、上側部材50aと下側部材50bとが組み合わされることによって、壁部57は、第1絶縁被覆23を下側部材50bに向けて押し付ける。これによって、電線束2より伸び出た各フラットケーブル21の高さ方向および配列方向における位置ずれは抑えられる。
【0031】
下側部材50bにおける第1部材501bには、延在方向に沿って隔壁部54が設けられており、隔壁部54と隔壁部54との間に各フラットケーブル21は配置される。したがって、第1部材501に配置されたフラットケーブル21の配列状態は、隔壁部54によって保持される。
【0032】
このようなワイヤハーネス1は、たとえばインバータなどの電装機器が有する図示しない端子台に接続されるため、ワイヤハーネス1の端部、即ち、端子70が設けられた電線束2の端部が、端子台を内部に備える電気ボックスに設けられた嵌め込み口から内部へ挿入される。さらに、本体部材40は、大径部41の側面が嵌め込み口の側壁に接触する状態で嵌め込み口の内部に押し込まれる。上述したように、本体部材40の外周は、ゴムなどよりなる防水部材43で覆われている。このため、嵌め込み口の内側の面に防水部材43が密着し、電気ボックスの内側空間は密閉される。これによって、電気ボックス内に外部から水分が浸入することを防ぐことができる。各端子70に設けられた端子穴71が、対応する端子台のねじ穴においてねじ止めされることによって、ワイヤハーネス1と端子台とが接続される。
【0033】
本実施の形態においては、カバー部材50の上面に、所定の範囲にわたって窓58が設けられている。このため、第2部材502の内部に編組線24が、窓58を介して外部に露出されている。したがって別部材である導電体が、窓58を介して編組線24に押し当てられ、当該導電体を介して接地をすることが可能となる。このように、編組線24の外周が第2絶縁被覆25で覆われていたとしても、カバー部材50に設けられた窓58によって、ワイヤハーネス1は接地のために複雑な構造を設ける必要がなく、容易に接地を行うことができる。
【0034】
特に、本実施の形態においては、フラットケーブル21が用いられているため、カバー部材50に設けられた窓58を介して、別部材である導電体がフラットケーブル21の扁平な面に押し当てられる。したがって、導電体と編組線24との接触面積は大きくなるため、より着実に接地が行われる。
【0035】
以上のように、本実施の形態においては、編組線24を巻いたフラットケーブル21に、樹脂の押し出し成形が行われることによって、筒形状の編組線24にフラットケーブル21を通す作業は不要にすることができる。また、カバー部材50が、第1絶縁被覆23および編組線24が剥き出しに加工された電線束2の端部を覆っている。カバー部材50に設けられた隔壁部54によって、各フラットケーブル21は所定の位置関係に保持された状態で、端子台に接続される。また、カバー部材50には、窓58が設けられており、窓58を介して編組線24は外部に露出されている。このため、窓58を介して別部材である導電体を編組線24に押し当てて、当該導電体を介してワイヤハーネス1の接地をすることができる。このように、カバー部材50に窓58を設け、窓58を介して編組線24を外部に露出させることによって、接地のための複雑な構造を設けることなく、ワイヤハーネス1を接地させることが可能となる。
【0036】
なお、本願発明は上記実施の形態に限られるものではなく、その他の形態であっても構わない。上記実施の形態においては、コルゲートチューブ30が、電線束2の第2絶縁被覆25を覆っていたが、このような形態には限られない。コルゲートチューブ30は必ずしも設けられていなくても構わない。
【0037】
また、窓58を介してワイヤハーネス1の接地を行う方法は、上述のように、別部材である導電体が、外部に露出された編組線24に押し当てられる構造であってもよいし、その他の形態であって構わない。つまり、窓58によって外部に露出されることとなった編組線24が接地されるのであればどのような形態であっても構わない。
【符号の説明】
【0038】
1 ワイヤハーネス
2 電線束
21 フラットケーブル
22 導体
23 第1絶縁被覆
24 編組線
25 第2絶縁被覆
30 コルゲートチューブ
40 本体部材
43 防水部材
50 カバー部材
60 電線保持部
58 窓
70 端子

【特許請求の範囲】
【請求項1】
末端に端子が設けられ、第1の絶縁被覆が施された複数の絶縁電線と、
複数の前記絶縁電線の周囲を一括して覆う編組線と、
複数の前記絶縁電線を覆う前記編組線の周囲を覆う第2の絶縁被覆と、
複数の前記絶縁電線における前記端子の根元側の位置で複数の前記絶縁電線を並列状態で保持しつつ複数の前記絶縁電線、前記編組線および前記第2の絶縁被覆を覆うとともに、前記編組線の一部を外部に露出させる窓が形成された電線保持部と、
を備えることを特徴とするワイヤハーネス。
【請求項2】
請求項1に記載のワイヤハーネスであって、
前記絶縁電線はフラットケーブルであり、複数の前記フラットケーブルは、それらの各々の横断面の長手方向に並んで配列されていることを特徴とするワイヤハーネス。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−38673(P2012−38673A)
【公開日】平成24年2月23日(2012.2.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−180045(P2010−180045)
【出願日】平成22年8月11日(2010.8.11)
【出願人】(395011665)株式会社オートネットワーク技術研究所 (2,668)
【出願人】(000183406)住友電装株式会社 (6,135)
【出願人】(000002130)住友電気工業株式会社 (12,747)
【Fターム(参考)】