説明

二本鎖RNAによる遺伝子発現の特異的阻害のための、方法及び組成物

本発明は、細胞中の望ましい標的遺伝子からの遺伝子産物の発現を選択的に減少させるための、並びに、遺伝子の発現によって引き起こされる疾患の治療のための、組成物および方法を対象とする。より詳細には、本発明は、真核細胞において標的遺伝子の発現を減少させることができる、二本鎖RNA(“dsRNA”)を含む組成物、およびそれらを調製する方法を対象とする。dsRNAは、長さが25から約30ヌクレオチドの間の第一オリゴヌクレオチド配列、および、生物学的条件下で第一配列にアニーリングする第二オリゴヌクレオチド配列を有する。さらに、少なくとも長さ19ヌクレオチドの配列を有するdsRNAの配列の一方の領域は、標的遺伝子から産生されるRNAのヌクレオチド配列と十分に相補的であり、RNAi機構によって標的RNAの分解を誘導する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
長さ25-30ヌクレオチドで、そして3'末端及び5'末端を有する、第一オリゴヌクレオチド鎖;および、第二オリゴヌクレオチド鎖;を含む、単離された二本鎖核酸であって、
第一オリゴヌクレオチド鎖の3'末端の第一ヌクレオチド(位置1)から始めて、位置1、2、および/または3がデオキシリボヌクレオチドであり;そして
第二オリゴヌクレオチド鎖が長さ1-4ヌクレオチドの3'突出部をもち、前記第二ヌクレオチド鎖が、前記第一オリゴヌクレオチド鎖の5'末端ヌクレオチド残基と相補的な前記第二鎖のヌクレオチド残基から始めて、交互の修飾および非修飾ヌクレオチド残基を含み、そして、前記第二オリゴヌクレオチド鎖は、前記第二オリゴヌクレオチド鎖の長さの少なくとも19ヌクレオチドが標的RNAと十分に相補的であって、前記二本鎖核酸が哺乳類細胞に導入された場合、標的遺伝子の発現を減少させる;
前記単離された二本鎖核酸。
【請求項2】
前記3'突出部の前記ヌクレオチドが修飾ヌクレオチドを含む、請求項1の単離された二本鎖核酸。
【請求項3】
前記第一鎖および前記第二鎖のそれぞれが、少なくとも26、および多くとも30ヌクレオチドの長さを有する、請求項1の単離された二本鎖核酸。
【請求項4】
第一オリゴヌクレオチド鎖の前記3'末端の位置1が、デオキシリボヌクレオチドである、請求項1の単離された二本鎖核酸。
【請求項5】
前記第一オリゴヌクレオチド鎖の前記3'末端の位置1および2がデオキシリボヌクレオチドである、請求項3の単離された二本鎖核酸。
【請求項6】
前記第一オリゴヌクレオチド鎖の前記修飾ヌクレオチドが2'-O-メチルリボヌクレオチドである、請求項1の単離された二本鎖核酸。
【請求項7】
前記3'突出部の前記修飾ヌクレオチドが、2'-O-メチルリボヌクレオチドである、請求項1の単離された二本鎖核酸。
【請求項8】
前記3'突出部のすべてのヌクレオチドが修飾ヌクレオチドである、請求項1の単離された二本鎖核酸。
【請求項9】
第一オリゴヌクレオチド鎖および第二オリゴヌクレオチド鎖の一方または両方が5'リン酸を含む、請求項1の単離された二本鎖核酸。
【請求項10】
前記修飾ヌクレオチド残基が、2'-O-メチル、2'-メトキシエトキシ、2'-フルオロ、2 '-アリル、2'-O-[2-(メチルアミノ)-2-オキソエチル]、4'-チオ、4'-CH2-O-2'-架橋、4'-(CH22-O-2'-架橋、2'-LNA、2'-アミノ、および2'-O-(N-メチルカルバメート)からなる群より選択される、請求項1の単離された二本鎖核酸。
【請求項11】
前記3'突出部が長さ1〜3ヌクレオチドである、請求項1の単離された二本鎖核酸。
【請求項12】
前記3'突出部が長さ1〜2ヌクレオチドである、請求項1の単離された二本鎖核酸。
【請求項13】
前記3'突出部が長さ2ヌクレオチドであり、そして、前記3'突出部の前記修飾ヌクレオチドが、2'-O-メチル修飾リボヌクレオチドである、請求項1の単離された二本鎖核酸。
【請求項14】
前記第二オリゴヌクレオチド鎖が、前記第一オリゴヌクレオチド鎖の5'末端ヌクレオチド残基と相補的な前記第二鎖のヌクレオチド残基から始めて、前記第二オリゴヌクレオチド鎖の位置20から5'末端までのすべての位置において、非修飾ヌクレオチド残基を含む、請求項1の単離された二本鎖核酸。
【請求項15】
前記第一鎖のヌクレオチド鎖および第二鎖のヌクレオチド鎖におけるヌクレオチド残基の相対的長さが、第二鎖の長さが26〜29ヌクレオチド残基かつ第一鎖の長さが25ヌクレオチド残基、第二鎖の長さが27〜30ヌクレオチド残基かつ第一鎖の長さが26ヌクレオチド残基、第二鎖の長さが28〜30ヌクレオチド残基かつ第一鎖の長さが27ヌクレオチド残基、第二鎖の長さが29〜30ヌクレオチド残基かつ第一鎖の長さが28ヌクレオチド残基、および第二鎖の長さが30ヌクレオチド残基かつ第一鎖の長さが29ヌクレオチド残基からなる群から選択される、請求項1の単離された二本鎖核酸。
【請求項16】
前記二本鎖核酸が、哺乳類細胞においてダイサーによって内因的に切断される、請求項1の単離された二本鎖核酸。
【請求項17】
前記二本鎖核酸が、哺乳類細胞において内因的に切断され、標的遺伝子発現を減少させる19〜23ヌクレオチドの範囲の長さの二本鎖核酸を産生する、請求項1の単離された二本鎖核酸。
【請求項18】
前記二本鎖核酸が、哺乳類細胞において、in vitroで、少なくとも10%、少なくとも50%、および少なくとも80〜90%からなる群より選択される量(%によって表現される)によって、標的遺伝子の発現を減少させる、請求項1の単離された二本鎖核酸。
【請求項19】
前記3'突出部が長さ2ヌクレオチドであり、かつ、前記3'突出部の前記修飾ヌクレオチドが2'-O-メチル修飾リボヌクレオチドである、請求項1の単離された二本鎖核酸。
【請求項20】
前記二本鎖核酸が、哺乳類細胞においてin vitroで、少なくとも10%、少なくとも50%、および少なくとも80〜90%からなる群より選択される量(%によって表現される)で導入される場合、前記二本鎖核酸が標的遺伝子の発現を減少させるのに効果的な量で存在し、そして、細胞の環境において、1ナノモルまたはそれ以下の効果的な濃度で、in vitroで哺乳類細胞でアッセイされた場合、標的遺伝子発現を減少させる点において、前記標的RNAの少なくとも19ヌクレオチドと同一なものを対象とする単離された21 mer siRNAよりも、高い有効性を前記二本鎖核酸が有する、請求項1の単離された二本鎖核酸を含む配合物。
【請求項21】
前記細胞の環境において、前記効果的な量が、1ナノモルまたはそれ以下、200ピコモルまたはそれ以下、および、50ピコモルまたはそれ以下からなる群から選択される、請求項20の配合物。
【請求項22】
前記二本鎖核酸が、少なくとも10%、少なくとも50%、および少なくとも80〜90%からなる群より選択される量(%によって表現される)で哺乳類の被験体の細胞に導入される場合、前記二本鎖核酸が標的遺伝子の発現を減少させるのに効果的な量で存在し、そして、細胞の環境において、1ナノモルまたはそれ以下の効果的な濃度で、in vitroで哺乳類細胞でアッセイされた場合、標的遺伝子発現を減少させる点において、前記標的RNAの少なくとも19ヌクレオチドと同一なものを対象とする単離された21 mer siRNAよりも、高い有効性を前記二本鎖核酸が有する、請求項1の単離された二本鎖核酸を含む配合物。
【請求項23】
前記効果的な量が、1日あたり前記被験体のキログラムあたり1マイクログラム〜5ミリグラム、キログラムあたり100マイクログラム〜0.5ミリグラム、キログラムあたり0.001〜0.25ミリグラム、キログラムあたり0.01〜20マイクログラム、キログラムあたり0.01〜10マイクログラム、キログラムあたり0.10〜5マイクログラム、および、キログラムあたり0.1〜2.5マイクログラム、からなる群から選択される用量である、請求項22の配合物。
【請求項24】
第一鎖および第二鎖が化学的リンカーによって結合された、請求項1の単離された二本鎖核酸。
【請求項25】
前記第一鎖の前記3'末端および前記第二鎖の前記5'末端が、化学的リンカーによって結合された、請求項24の単離された二本鎖核酸。
【請求項26】
請求項1の単離された二本鎖核酸を含む、哺乳類細胞。
【請求項27】
請求項1の単離された二本鎖核酸および薬学的に許容可能な担体を含む、薬剤組成物。
【請求項28】
請求項1の単離された二本鎖核酸を哺乳類細胞に、前記哺乳類細胞中の標的遺伝子の発現を減少させるために十分な量で導入することを含む、哺乳類細胞において、標的遺伝子の発現を減少させる方法。
【請求項29】
細胞の環境において、1ナノモルまたはそれ以下の効果的な濃度で、in vitroで哺乳類細胞でアッセイされた場合、標的遺伝子発現を減少させる点において、前記標的RNAの少なくとも19ヌクレオチドと同一なものを対象とする単離された21 mer siRNAよりも、高い有効性を前記単離された二本鎖核酸が有する、請求項28の方法。
【請求項30】
減衰させる標的遺伝子を同定すること;前記標的遺伝子に対する請求項1の単離された二本鎖核酸を合成すること;および、哺乳類細胞において標的遺伝子の発現を減少させるのに十分な量で、前記哺乳類細胞に前記二本鎖核酸を導入すること;を含む、前記哺乳類細胞において標的遺伝子の発現を抑制する方法。
【請求項31】
標的配列が少なくとも19ヌクレオチドを含む、標的遺伝子のRNAの標的配列を選択すること;および、請求項1または12の前記第一オリゴヌクレオド鎖および前記第二オリゴヌクレオド鎖を合成すること;を含む、1の単離された二本鎖核酸を調製する方法。
【請求項32】
前記第一オリゴヌクレオチド鎖が、前記3'末端の最後および最後から2番目のヌクレオチドとして2つのデオキシヌクレオチド残基を含む、31の方法。
【請求項33】
3'末端及び5'末端を有する長さ25-30ヌクレオチドの第一オリゴヌクレオチド鎖;および長さ25-30ヌクレオチドで、かつ、3'末端及び5'末端を有する、第二オリゴヌクレオチド鎖
を含む、単離された二本鎖核酸であって、
第一オリゴヌクレオチド鎖の3'末端の第一ヌクレオチド(位置1)から始めて、位置1、2、および/または3がデオキシリボヌクレオチドであり;そして、
第二ヌクレオチド鎖が、前記第一オリゴヌクレオチド鎖の5'末端ヌクレオチド残基と相補的な前記第二鎖のヌクレオチド残基から始めて、交互の修飾および非修飾ヌクレオチド残基を含み、そして、前記第二オリゴヌクレオチド鎖は、前記第二オリゴヌクレオチド鎖の長さの少なくとも19ヌクレオチドが標的RNAと十分に相補的であり、前記二本鎖核酸が哺乳類細胞に導入された場合、標的遺伝子の発現を減少させる;
前記単離された二本鎖核酸。
【請求項34】
前記第一鎖および前記第二鎖のそれぞれが、少なくとも26かつ多くとも30ヌクレオチドの長さを有する、請求項33の単離された二本鎖核酸。
【請求項35】
前記第二オリゴヌクレオチド鎖が、前記第一オリゴヌクレオチド鎖の5'末端ヌクレオチド残基と相補的な前記第二鎖のヌクレオチド残基から始めて、位置1、3、5、7、9、11、13、15、および17のそれぞれが修飾ヌクレオチド残基を含む、請求項33の単離された二本鎖核酸。
【請求項36】
前記第二オリゴヌクレオチド鎖が、前記第一オリゴヌクレオチド鎖の5'末端ヌクレオチド残基と相補的な前記第二鎖のヌクレオチド残基から始めて、さらに位置18から前記第二オリゴヌクレオチド鎖の5'末端までのすべての位置において、非修飾ヌクレオチド残基を含む、請求項34の単離された二本鎖核酸。
【請求項37】
前記第二オリゴヌクレオチド鎖が、前記第一オリゴヌクレオチド鎖の5'末端ヌクレオチド残基と相補的な前記第二鎖のヌクレオチド残基から始めて、位置1、3、5、7、9、11、13、15、17、および19のそれぞれが修飾ヌクレオチド残基を含む、請求項33の単離された二本鎖核酸。
【請求項38】
前記第二オリゴヌクレオチド鎖が、前記第一オリゴヌクレオチド鎖の5'末端ヌクレオチド残基と相補的な前記第二鎖のヌクレオチド残基から始めて、さらに位置20から前記第二オリゴヌクレオチド鎖の5'末端までのすべての位置において、非修飾ヌクレオチド残基を含む、請求項37の単離された二本鎖核酸。
【請求項39】
3'末端及び5'末端を有する長さ25-30ヌクレオチドの第一オリゴヌクレオチド鎖;および長さ25-30ヌクレオチドで、かつ、3'末端及び5'末端を有する、第二オリゴヌクレオチド鎖;を含む、単離された二本鎖核酸であって、
第一オリゴヌクレオチド鎖の3'末端の第一ヌクレオチド(位置1)から始めて、位置1、2、および/または3がデオキシリボヌクレオチドであり;そして、
第二オリゴヌクレオチド鎖が、前記第一オリゴヌクレオチド鎖の5'末端ヌクレオチド残基と相補的な前記第二鎖のヌクレオチド残基(位置1)から始めて、位置1〜17は少なくとも6つの修飾ヌクレオチド残基を含み、かつ、位置18から前記第二オリゴヌクレオチド鎖の5'末端までのすべての位置は非修飾ヌクレオチド残基を含み、そして、前記第二オリゴヌクレオチド鎖は、前記第二オリゴヌクレオチド鎖の長さの少なくとも19ヌクレオチドが標的RNAと十分に相補的であり、前記二本鎖核酸が哺乳類細胞に導入された場合、標的遺伝子の発現を減少させる;
前記単離された二本鎖核酸。
【請求項40】
3'末端及び5'末端を有する長さ25-30ヌクレオチドの第一オリゴヌクレオチド鎖;および長さ25-30ヌクレオチドで、かつ、3'末端及び5'末端を有する、第二オリゴヌクレオチド鎖;を含む、単離された二本鎖核酸であって、
第一オリゴヌクレオチド鎖の3'末端の第一ヌクレオチド(位置1)から始めて、位置1、2、および/または3がデオキシリボヌクレオチドであり;そして、
第二オリゴヌクレオチド鎖が、前記第一オリゴヌクレオチド鎖の5'末端ヌクレオチド残基と相補的な前記第二鎖のヌクレオチド残基(位置1)から始めて、位置1〜19は少なくとも6つの修飾ヌクレオチド残基を含み、かつ、位置20から前記第二オリゴヌクレオチド鎖の5'末端までのすべての位置は非修飾ヌクレオチド残基を含み、そして、前記第二オリゴヌクレオチド鎖は、前記第二オリゴヌクレオチド鎖の長さの少なくとも19ヌクレオチドが標的RNAと十分に相補的であり、前記二本鎖核酸が哺乳類細胞に導入された場合、標的遺伝子の発現を減少させる;
前記単離された二本鎖核酸。
【請求項41】
3'末端及び5'末端を有する長さ25-30ヌクレオチドの第一オリゴヌクレオチド鎖;および第二オリゴヌクレオチド鎖;を含む、単離された二本鎖核酸であって、
第一オリゴヌクレオチド鎖の3'末端の第一ヌクレオチド(位置1)から始めて、位置1、2、および/または3がデオキシリボヌクレオチドであり;そして、
第二オリゴヌクレオチド鎖の3'末端における第一ヌクレオチド(位置1)から始めて、位置1、2、3、5、7、9、11、13、15、17および19のそれぞれが修飾リボヌクレオチドを含み、そして、前記第二オリゴヌクレオチド鎖は、前記第二オリゴヌクレオチド鎖の長さの少なくとも19ヌクレオチドが標的RNAと十分に相補的であり、前記二本鎖核酸が哺乳類細胞に導入された場合、標的遺伝子の発現を減少させる、長さ27-30ヌクレオチドで、かつ、前記第一オリゴヌクレオチド鎖が前記第二オリゴヌクレオチド鎖とハイブリッドを形成する場合、前記3'末端に2〜4ヌクレオチドの突出部を含む;
前記単離された二本鎖核酸。
【請求項42】
前記第二オリゴヌクレオチド鎖の前記修飾リボヌクレオチドが、2'-O-メチル、2'-メトキシエトキシ、2'-フルオロ、2'-アリル、2'-O-[2-(メチルアミノ)-2-オキソエチル]、4'-チオ、4'-CH2-O-2'-架橋、4'-(CH22-O-2'-架橋、2'-LNA、2'-アミノ、および2'-O-(N-メチルカルバメート)からなる群より選択される、請求項41の単離された二本鎖核酸。
【請求項43】
前記第二オリゴヌクレオチド鎖の前記修飾リボヌクレオチドが、2'-O-メチルリボヌクレオチドを含む、請求項41の単離された二本鎖核酸。
【請求項44】
第一オリゴヌクレオチド鎖および第二オリゴヌクレオチド鎖の一方または両方が5'リン酸を含む、請求項41の単離された二本鎖核酸。
【請求項45】
前記第一鎖および第二鎖のそれぞれが、少なくとも26かつ多くとも30ヌクレオチドの長さを有する、請求項41の単離された二本鎖核酸。
【請求項46】
第一オリゴヌクレオチド鎖の前記3'末端の位置1がデオキシリボヌクレオチドである、請求項41の単離された二本鎖核酸。
【請求項47】
前記第一オリゴヌクレオチド鎖の前記3'末端の位置1および2がデオキシリボヌクレオチドである、請求項46の単離された二本鎖核酸。
【請求項48】
前記第一オリゴヌクレオチド鎖の前記修飾ヌクレオチドが、2'-O-メチルリボヌクレオチドである、請求項41の単離された二本鎖核酸。
【請求項49】
前記3'突出部の前記修飾ヌクレオチドが2'-O-メチルリボヌクレオチドである、請求項41の単離された二本鎖核酸。
【請求項50】
前記3'突出部のすべてのヌクレオチドが修飾ヌクレオチドである、請求項41の単離された二本鎖核酸。
【請求項51】
第一オリゴヌクレオチド鎖および第二オリゴヌクレオチド鎖の一方または両方が5'リン酸を含む、請求項41の単離された二本鎖核酸。
【請求項52】
前記修飾ヌクレオチド残基が、2'-O-メチル、2'-メトキシエトキシ、2'-フルオロ、2'-アリル、2'-O-[2-(メチルアミノ)-2-オキソエチル]、4'-チオ、4'-CH2-O-2'-架橋、4'-(CH22-O-2'-架橋、2'-LNA、2'-アミノ、および2'-O-(N-メチルカルバメート)からなる群より選択される、請求項41の単離された二本鎖核酸。
【請求項53】
前記3'突出部の長さが1〜3ヌクレオチドである、請求項41の単離された二本鎖核酸。
【請求項54】
前記3'突出部の長さが1〜2ヌクレオチドオである、請求項41の単離された二本鎖核酸。
【請求項55】
前記3'突出部の長さが2ヌクレオチドであり、そして、前記3'突出部の前記修飾ヌクレオチドが2'-O-メチル修飾リボヌクレオチドである、請求項41の単離された二本鎖核酸。
【請求項56】
前記第一鎖および第二鎖のヌクレオチド残基における相対的長さが、第二鎖の長さが26〜29ヌクレオチド残基かつ第一鎖の長さが25ヌクレオチド残基、第二鎖の長さが27〜30ヌクレオチド残基かつ第一鎖の長さが26ヌクレオチド残基、第二鎖の長さが28〜30ヌクレオチド残基かつ第一鎖の長さが27ヌクレオチド残基、第二鎖の長さが29〜30ヌクレオチド残基かつ第一鎖の長さが28ヌクレオチド残基、および第二鎖の長さが30ヌクレオチド残基かつ第一鎖の長さが29ヌクレオチド残基からなる群から選択される、請求項41の単離された二本鎖核酸。
【請求項57】
前記二本鎖核酸が、哺乳類細胞においてダイサーによって内因的に切断される、請求項41の単離された二本鎖核酸。
【請求項58】
前記二本鎖核酸が、哺乳類細胞において内因的に切断され、標的遺伝子発現を減少させる19〜23ヌクレオチドの範囲の長さの二本鎖核酸を産生する、請求項41の単離された二本鎖核酸。
【請求項59】
前記二本鎖核酸が、哺乳類細胞において、in vitroで、少なくとも10%、少なくとも50%、および少なくとも80〜90%からなる群より選択される量(%によって表現される)によって、標的遺伝子の発現を減少させる、請求項41の単離された二本鎖核酸。
【請求項60】
請求項41の単離された二本鎖核酸を哺乳類細胞に、前記哺乳類細胞中の標的遺伝子の発現を減少させるために十分な量で導入することを含む、哺乳類細胞において、標的遺伝子の発現を減少させる方法。
【請求項61】
細胞の環境において、1ナノモルまたはそれ以下の効果的な濃度で、in vitroで哺乳類細胞でアッセイされた場合、標的遺伝子発現を減少させる点において、前記標的RNAの少なくとも19ヌクレオチドと同一なものを対象とする単離された21 mer siRNAよりも、高い有効性を前記単離された二本鎖核酸が有する、請求項60の方法。
【請求項62】
減衰させる標的遺伝子を同定すること;前記標的遺伝子に対する請求項41の単離された二本鎖核酸を合成すること;および、哺乳類細胞において標的遺伝子の発現を減少させるのに十分な量で、前記哺乳類細胞に前記二本鎖核酸を導入すること;を含む、前記哺乳類細胞において標的遺伝子の発現を抑制する方法。
【請求項63】
標的配列が少なくとも19ヌクレオチドを含む、標的遺伝子のRNAの標的配列を選択すること;および、請求項1または請求項12の前記第一オリゴヌクレオド鎖および前記第二オリゴヌクレオド鎖を合成すること;を含む、請求項41の単離された二本鎖核酸を調製する方法。
【請求項64】
前記第一オリゴヌクレオチド鎖が、前記3'末端の最後および最後から2番目のヌクレオチドとして2つのデオキシヌクレオチド残基を含む、請求項77の方法。
【請求項65】
請求項41の単離された二本鎖核酸を含む哺乳類細胞。
【請求項66】
薬学的に許容可能な担体と合わせた、請求項41の単離された二本鎖核酸。
【請求項67】
長さ25-30ヌクレオチドで、かつ、3'末端及び5'末端を有する、第一オリゴヌクレオチド鎖;および長さ25-30ヌクレオチドで、かつ、3'末端及び5'末端を有する、第二オリゴヌクレオチド鎖;を含む、単離された二本鎖核酸であって、
第一オリゴヌクレオチド鎖の3'末端の第一ヌクレオチド(位置1)から始めて、位置1、2、および/または3がデオキシリボヌクレオチドであり;そして、
第二オリゴヌクレオチド鎖が、前記第一オリゴヌクレオチド鎖の5'末端ヌクレオチド残基と相補的な前記第二鎖のヌクレオチド残基から始めて、交互の修飾および非修飾ヌクレオチド残基を含み、そして、前記第二オリゴヌクレオチド鎖は、前記第二オリゴヌクレオチド鎖の長さの少なくとも19ヌクレオチドが標的RNAと十分に相補的であり、前記二本鎖核酸が哺乳類細胞に導入された場合、標的遺伝子の発現を減少させる;
前記単離された二本鎖核酸。
【請求項68】
前記第一鎖および前記第二鎖のそれぞれが、少なくとも26かつ多くとも30ヌクレオチドの長さを有する、請求項67の単離された二本鎖核酸。
【請求項69】
前記第二オリゴヌクレオチド鎖が、前記第一オリゴヌクレオチド鎖の5'末端ヌクレオチド残基と相補的な、前記第二鎖のヌクレオチド残基から始めて、位置1、3、5、7、9、11、13、15、および17のそれぞれが修飾ヌクレオチド残基を含む、請求項67の単離された二本鎖核酸。
【請求項70】
前記第二オリゴヌクレオチド鎖が、前記第一オリゴヌクレオチド鎖の5'末端ヌクレオチド残基と相補的な前記第二鎖のヌクレオチド残基から始めて、さらに位置18から前記第二オリゴヌクレオチド鎖の5'末端までのすべての位置において、非修飾ヌクレオチド残基を含む、請求項69の単離された二本鎖核酸。
【請求項71】
前記第二オリゴヌクレオチド鎖が、前記第一オリゴヌクレオチド鎖の5'末端ヌクレオチド残基と相補的な前記第二鎖のヌクレオチド残基から始めて、位置1、3、5、7、9、11、13、15、17、および19のそれぞれが修飾ヌクレオチド残基を含む、請求項67の単離された二本鎖核酸。
【請求項72】
前記第二オリゴヌクレオチド鎖が、前記第一オリゴヌクレオチド鎖の5'末端ヌクレオチド残基と相補的な前記第二鎖のヌクレオチド残基から始めて、さらに位置20から前記第二オリゴヌクレオチド鎖の5'末端までのすべての位置において、非修飾ヌクレオチド残基を含む、請求項71の単離された二本鎖核酸。
【請求項73】
第一オリゴヌクレオチド鎖の前記3'末端の位置1がデオキシリボヌクレオチドである、請求項67の単離された二本鎖核酸。
【請求項74】
前記第一オリゴヌクレオチド鎖の前記3'末端の位置1および2がデオキシリボヌクレオチドである、請求項67の単離された二本鎖核酸。
【請求項75】
前記第一オリゴヌクレオチド鎖の前記修飾ヌクレオチドが、2'-O-メチルリボヌクレオチドである、請求項67の単離された二本鎖核酸。
【請求項76】
第一オリゴヌクレオチド鎖および第二オリゴヌクレオチド鎖の一方または両方が5'リン酸を含む、請求項67の単離された二本鎖核酸。
【請求項77】
前記第二オリゴヌクレオチド鎖の前記修飾ヌクレオチド残基が、2'-O-メチル、2'-メトキシエトキシ、2'-フルオロ、2'-アリル、2'-O-[2-(メチルアミノ)-2-オキソエチル]、4'-チオ、4'-CH2-O-2'-架橋、4'-(CH22-O-2'-架橋、2'-LNA、2'-アミノ、および2'-O-(N-メチルカルバメート)からなる群より選択される、請求項67の単離された二本鎖核酸。
【請求項78】
前記第二オリゴヌクレオチド鎖が、長さ1〜4ヌクレオチドの3'突出部を有し、そして、前記3'突出部の前記ヌクレオチドが修飾ヌクレオチドを含む、請求項67の単離された二本鎖核酸。
【請求項79】
前記突出部の長さが1〜2ヌクレオチドである、請求項78の単離された二本鎖核酸。
【請求項80】
前記突出部の長さが2ヌクレオチドであり、そして、前記修飾ヌクレオチド残基が2'-O-メチル修飾リボヌクレオチドである、請求項78の単離された二本鎖核酸。
【請求項81】
前記第一鎖および第二鎖のヌクレオチド残基における相対的長さが、第二鎖の長さが26〜29ヌクレオチド残基かつ第一鎖の長さが25ヌクレオチド残基、第二鎖の長さが27〜30ヌクレオチド残基かつ第一鎖の長さが26ヌクレオチド残基、第二鎖の長さが28〜30ヌクレオチド残基かつ第一鎖の長さが27ヌクレオチド残基、第二鎖の長さが29〜30ヌクレオチド残基かつ第一鎖の長さが28ヌクレオチド残基、および第二鎖の長さが30ヌクレオチド残基かつ第一鎖の長さが29ヌクレオチド残基からなる群から選択される、請求項67の単離された二本鎖核酸。
【請求項82】
前記二本鎖核酸が、哺乳類細胞においてダイサーによって内因的に切断される、請求項67の単離された二本鎖核酸。
【請求項83】
前記二本鎖核酸が、哺乳類細胞において内因的に切断され、標的遺伝子発現を減少させる19〜23ヌクレオチドの範囲の長さの二本鎖核酸を産生する、請求項67の単離された二本鎖核酸。
【請求項84】
前記二本鎖核酸が、哺乳類細胞において、in vitroで、少なくとも10%、少なくとも50%、および少なくとも80〜90%からなる群より選択される量(%によって表現される)によって、標的遺伝子の発現を減少させる、請求項67の単離された二本鎖核酸。
【請求項85】
長さ25ヌクレオチドで、3'末端及び5'末端を有する、第一オリゴヌクレオチド鎖;および長さ27ヌクレオチドで、かつ、3'末端及び5'末端を有する、第二オリゴヌクレオチド鎖;を含む、単離された二本鎖核酸であって、
第一オリゴヌクレオチド鎖の3'末端の第一ヌクレオチド(位置1)から始めて、位置1、2、および/または3がデオキシリボヌクレオチドであり;そして、
第二オリゴヌクレオチド鎖が長さ2ヌクレオチドの3'突出部をもち、そして、第二オリゴヌクレオチド鎖の5'末端の第一ヌクレオチド(位置1)から始めて、位置1、2、3、5、7、9、11、13、15、17および19のそれぞれが修飾リボヌクレオチドを含む、交互の修飾および非修飾ヌクレオチド残基を含み、そして、前記第二オリゴヌクレオチド鎖は、前記第二オリゴヌクレオチド鎖の長さの少なくとも19ヌクレオチドが標的RNAと十分に相補的であり、前記二本鎖核酸が哺乳類細胞に導入された場合、標的遺伝子の発現を減少させる;
前記単離された二本鎖核酸。
【請求項86】
第二オリゴヌクレオチド鎖の5'末端の第一ヌクレオチド(位置1)から始めて、位置4、6、8、10、12、14、16、18、20、21、22、23、24、25、26および27のそれぞれが、非修飾リボヌクレオチドを含む、請求項85の単離された二本鎖核酸。
【請求項87】
長さ25ヌクレオチドで、3'末端及び5'末端を有する、第一オリゴヌクレオチド鎖;および長さ27ヌクレオチドで、かつ、3'末端及び5'末端を有する、第二オリゴヌクレオチド鎖;を含む、単離された二本鎖核酸であって、
第一オリゴヌクレオチド鎖の3'末端の第一ヌクレオチド(位置1)から始めて、位置1、2、および/または3がデオキシリボヌクレオチドであり;そして、
第二オリゴヌクレオチド鎖が長さ2ヌクレオチドの3'突出部をもち、そして、第二オリゴヌクレオチド鎖の5'末端の第一ヌクレオチド(位置1)から始めて、位置1、2、3、5、7、9、11、13、15、17、19および21のそれぞれが修飾リボヌクレオチドを含む、交互の修飾および非修飾ヌクレオチド残基を含み、そして、前記第二オリゴヌクレオチド鎖は、前記第二オリゴヌクレオチド鎖の長さの少なくとも19ヌクレオチドが標的RNAと十分に相補的であり、前記二本鎖核酸が哺乳類細胞に導入された場合、標的遺伝子の発現を減少させる;
前記単離された二本鎖核酸。
【請求項88】
第二オリゴヌクレオチド鎖の5'末端の第一ヌクレオチド(位置1)から始めて、位置4、6、8、10、12、14、16、18、20、22、23、24、25、26および27のそれぞれが、非修飾リボヌクレオチドを含む、請求項87の単離された二本鎖核酸。
【請求項89】
長さ25ヌクレオチドで、3'末端及び5'末端を有する、第一オリゴヌクレオチド鎖;および長さ27ヌクレオチドで、かつ、3'末端及び5'末端を有する、第二オリゴヌクレオチド鎖;を含む、単離された二本鎖核酸であって、
第一オリゴヌクレオチド鎖の3'末端の第一ヌクレオチド(位置1)から始めて、位置1、2、および/または3がデオキシリボヌクレオチドであり;そして、
第二オリゴヌクレオチド鎖が長さ2ヌクレオチドの3'突出部をもち、そして、第二オリゴヌクレオチド鎖の5'末端の第一ヌクレオチド(位置1)から始めて、位置1、2、3、5、7、9、11、13、15、17、19、21、23、25および27のそれぞれが修飾リボヌクレオチドを含む、交互の修飾および非修飾ヌクレオチド残基を含み、そして、前記第二オリゴヌクレオチド鎖は、前記第二オリゴヌクレオチド鎖の長さの少なくとも19ヌクレオチドが標的RNAと十分に相補的であり、前記二本鎖核酸が哺乳類細胞に導入された場合、標的遺伝子の発現を減少させる;
前記単離された二本鎖核酸。
【請求項90】
第二オリゴヌクレオチド鎖の5'末端の第一ヌクレオチド(位置1)から始めて、位置4、6、8、10、12、14、16、18、20、22、24および26のそれぞれが、非修飾リボヌクレオチドを含む、請求項89の単離された二本鎖核酸。
【請求項91】
長さ25ヌクレオチドで、3'末端及び5'末端を有する、第一オリゴヌクレオチド鎖;および長さ27ヌクレオチドで、かつ、3'末端及び5'末端を有する、第二オリゴヌクレオチド鎖;を含む、単離された二本鎖核酸であって、
第一オリゴヌクレオチド鎖の3'末端の第一ヌクレオチド(位置1)から始めて、位置1、2、および/または3がデオキシリボヌクレオチドであり;そして、
第二オリゴヌクレオチド鎖が長さ2ヌクレオチドの3'突出部をもち、そして、第二オリゴヌクレオチド鎖の5'末端の第一ヌクレオチド(位置1)から始めて、位置1、2、3、5、7、9、11、13、15、17、19、26および27のそれぞれが修飾リボヌクレオチドを含む、交互の修飾および非修飾ヌクレオチド残基を含み、そして、前記第二オリゴヌクレオチド鎖は、前記第二オリゴヌクレオチド鎖の長さの少なくとも19ヌクレオチドが標的RNAと十分に相補的であり、前記二本鎖核酸が哺乳類細胞に導入された場合、標的遺伝子の発現を減少させる;
前記単離された二本鎖核酸。
【請求項92】
第二オリゴヌクレオチド鎖の5'末端の第一ヌクレオチド(位置1)から始めて、位置4、6、8、10、12、14、16、18、20、21、22、23、24および25のそれぞれが、非修飾リボヌクレオチドを含む、請求項91の単離された二本鎖核酸。
【請求項93】
長さ25ヌクレオチドで、3'末端及び5'末端を有する、第一オリゴヌクレオチド鎖;および長さ27ヌクレオチドで、かつ、3'末端及び5'末端を有する、第二オリゴヌクレオチド鎖;を含む、単離された二本鎖核酸であって、
第一オリゴヌクレオチド鎖の3'末端の第一ヌクレオチド(位置1)から始めて、位置1、2、および/または3がデオキシリボヌクレオチドであり;そして、
第二オリゴヌクレオチド鎖が長さ2ヌクレオチドの3'突出部をもち、そして、第二オリゴヌクレオチド鎖の5'末端の第一ヌクレオチド(位置1)から始めて、位置1、2、3、5、7、9、11、13、15、17および26のそれぞれが修飾リボヌクレオチドを含む、交互の修飾および非修飾ヌクレオチド残基を含み、そして、前記第二オリゴヌクレオチド鎖は、前記第二オリゴヌクレオチド鎖の長さの少なくとも19ヌクレオチドが標的RNAと十分に相補的であり、前記二本鎖核酸が哺乳類細胞に導入された場合、標的遺伝子の発現を減少させる;
前記単離された二本鎖核酸。
【請求項94】
第二オリゴヌクレオチド鎖の5'末端の第一ヌクレオチド(位置1)から始めて、位置4、6、8、10、12、14、16、18、19、20、21、22、23、24、25および27のそれぞれが、非修飾リボヌクレオチドを含む、請求項93の単離された二本鎖核酸。
【請求項95】
長さ25ヌクレオチドで、3'末端及び5'末端を有する、第一オリゴヌクレオチド鎖;および長さ27ヌクレオチドで、かつ、3'末端及び5'末端を有する、第二オリゴヌクレオチド鎖;を含む、単離された二本鎖核酸であって、
第一オリゴヌクレオチド鎖の3'末端の第一ヌクレオチド(位置1)から始めて、位置1、2、および/または3がデオキシリボヌクレオチドであり;そして、
第二オリゴヌクレオチド鎖が長さ2ヌクレオチドの3'突出部をもち、そして、第二オリゴヌクレオチド鎖の5'末端の第一ヌクレオチド(位置1)から始めて、位置4、6、7、12、13および16のそれぞれが修飾リボヌクレオチドを含む、交互の修飾および非修飾ヌクレオチド残基を含み、そして、前記第二オリゴヌクレオチド鎖は、前記第二オリゴヌクレオチド鎖の長さの少なくとも19ヌクレオチドが標的RNAと十分に相補的であり、前記二本鎖核酸が哺乳類細胞に導入された場合、標的遺伝子の発現を減少させる;
前記単離された二本鎖核酸。
【請求項96】
第二オリゴヌクレオチド鎖の5'末端の第一ヌクレオチド(位置1)から始めて、位置1、2、3、5、8、9、10、11、14、15、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26および27のそれぞれが、非修飾リボヌクレオチドを含む、請求項95の単離された二本鎖核酸。

【図1−1】
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【図1−2】
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【図1−3】
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【図8A】
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【図8B】
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【図8C】
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【図8D】
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【図9A】
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【図9B】
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【図9C】
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【図9D】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図2−1】
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【図2−2】
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【図3】
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【図4A】
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【図4B】
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【図5−1】
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【図5−2】
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【図6】
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【図7−1】
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【図7−2】
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【図10】
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【公表番号】特表2010−525813(P2010−525813A)
【公表日】平成22年7月29日(2010.7.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−506206(P2010−506206)
【出願日】平成20年4月11日(2008.4.11)
【国際出願番号】PCT/US2008/004726
【国際公開番号】WO2008/136902
【国際公開日】平成20年11月13日(2008.11.13)
【出願人】(598004424)シティ・オブ・ホープ (15)
【氏名又は名称原語表記】City of Hope
【住所又は居所原語表記】1500 East,Duarte Road,Duarte,California 91010−0269,United States of America
【出願人】(505092968)インテグレーティッド ディーエヌエイ テクノロジーズ インコーポレーティッド (4)
【Fターム(参考)】