説明

光漂白成分及び蛍光増白成分を含む織物を処理するための組成物

本発明は、良好な相溶性を有する光漂白成分及び蛍光増白成分を含む組成物に関する。特に、本発明は、光漂白成分及び蛍光増白成分を含む、織物を処理するのに適した組成物であって、前記光漂白成分は、光を吸収して、光漂白成分をエネルギー的に励起した中間体を形成することが可能であり、前記光漂白成分をエネルギー的に励起した中間体は、酸素分子をその三重項酸素電子エネルギー状態からその一重項酸素電子エネルギー状態へ活性化することが可能であり、前記光漂白成分をエネルギー的に励起した中間体の寿命が50マイクロ秒超過、好ましくは100マイクロ秒超過、より好ましくは200マイクロ秒超過、最も好ましくは300マイクロ秒を超過することを特徴とする、組成物を提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、織物を処理するのに適した組成物、特に、相溶性の光増白成分及び蛍光増白成分を含む洗濯洗剤組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
消費者ら、とりわけ日光が豊かに降り注ぐ国に住む消費者ら、及び更には英国に住む前記消費者らは、通常、彼らの洗濯されたばかりの衣類を日に照らされた屋外で乾燥させる。洗剤製造者らは、その消費者の習慣を利用して、光漂白剤及び蛍光増白剤のような技術をその洗濯洗剤製品に組み込むことによって、洗濯されたばかりの衣類に複数の効果を与える;例えば、洗浄後の漂白効果及び布地増白効果を与える。洗剤製造者は、光漂白剤と蛍光増白剤の両者を含む洗濯洗剤を配合している;例えば、US4311605(US4311605)は、光漂白剤と蛍光増白剤とを含む組成物に関し、申し立てによれば、相乗的な漂白及び増白効果を結果としてもたらす。
【0003】
光漂白剤は、可視光波長バンドの光を吸収して、光漂白剤をエネルギー的に励起した中間体を形成することが可能であり、該中間体は酸素分子をその三重項酸素電子エネルギー状態からその一重項酸素電子エネルギー状態へ活性化することが可能である。一重項酸素は、通常は洗濯過程で遭遇して洗浄される多くの汚れを包含する、広範囲の基材を酸化可能な有力な漂白剤である。
【0004】
蛍光増白剤は、紫外線波長バンドの光を吸収しかつ可視光波長バンドの光を再放射することが可能である。通常は、前記の洗濯されたばかりの衣類に消費者の好む青みがかった色相を与える、可視光波長バンドの青色領域の光が再放射される。この青みがかった色相は、前記の洗濯された衣類の色が白色であって、天然綿から構成されている場合に、しかも青みがかった色相は天然綿繊維の黄色度を隠すことから、特に好ましい。
【0005】
発明者らは、意外にも、同一の洗剤配合物中に存在するときに光漂白剤と蛍光増白剤との相溶性問題があること、及び洗濯洗剤組成物中のこれら2つの成分の組み合わせが有効な光漂白効果と有効な増白効果の両者を必ずしも与えるとは限らないことを確認した。実際、発明者らは、意外にも、蛍光増白剤が光漂白剤の性能を減損させる傾向があることを見出した。理論に束縛されるものではないが、発明者らは、蛍光増白剤が、励起された三重項状態の光漂白剤(これは光漂白成分をエネルギー的に励起した中間体である)によって放出されるエネルギーのために酸素分子と競合し、それによって一重項酸素の形成及びそれに続くその漂白効果を減損するものと考えている。
【0006】
光漂白剤と蛍光増白剤のこの非相溶性問題は、先行技術では確認されていなかった。異なる波長バンドからの光を吸収し、及び蛍光増白剤によって再放射される光の波長が光漂白剤によって吸収される光の波長とは実質上異なることから、光漂白機能と蛍光増白機能が、完全に独立した機能であったと考えられていたため、光漂白剤と蛍光増白剤の間の非相溶性問題を疑う理由が全くなかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明者らは、意外にも、光漂白剤が蛍光増白剤と一緒に配合されたときに光漂白成分をエネルギー的に励起した中間体が長い寿命を有することを保証することによって、この非相溶性問題を克服した。このことは、一緒に同一の洗濯洗剤組成物中に配合される光漂白剤と蛍光増白剤とを注意深く選択することによって達成される。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、光漂白成分及び蛍光増白成分を含む、織物を処理するのに適した組成物であって、前記光漂白成分は、光を吸収して、光漂白成分をエネルギー的に励起した中間体を形成することが可能であり、前記光漂白成分をエネルギー的に励起した中間体は、酸素分子をその三重項酸素電子エネルギー状態からその一重項酸素電子エネルギー状態へ活性化することが可能であり、前記光漂白成分をエネルギー的に励起した中間体の寿命が50マイクロ秒を超えることを特徴とする、組成物を提供する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
(組成物)
前記組成物は織物の処理に好適である。特に、前記組成物は洗濯洗剤組成物である。前記組成物は、粒子状の形態又は液体形態であり得る。通常は、前記組成物は粒子状の形態であって、例えば粒塊、噴霧乾燥された粉末、押出品、フレーク、又はこれらのいずれかの組み合わせの形態である。前記組成物は、錠剤の形態、又はパウチのように他の1回用量の形態であってもよい。前記組成物は、ポリビニルアルコールから構成される被膜のような水溶性被膜で少なくとも一部封入、好ましくは完全に封入されていてもよい。しかしながら、通常は、前記組成物は顆粒状の洗濯洗剤組成物である。
【0010】
前記組成物は、光漂白成分を含み、これは以降により詳細に説明する。前記組成物は、蛍光増白成分も含み、これは以降により詳細に説明する。前記組成物はまた、追加の補助成分を含んでいてもよく、これらは以降により詳細に説明する。好ましくは、前記組成物は、光漂白成分、蛍光増白成分、洗浄性界面活性剤、ビルダー、所望により漂白剤及び所望により他の補助洗剤成分を含む洗濯洗剤組成物である。
【0011】
(光漂白成分)
光漂白成分は、光を吸収して、光漂白成分をエネルギー的に励起した中間体を形成することが可能である。前記光漂白成分をエネルギー的に励起した中間体は、酸素分子をその三重項酸素電子状態からその一重項酸素電子エネルギー状態へ活性化することが可能である。一重項酸素電子エネルギー状態の酸素分子は、エン(ene)反応及び付加環化反応を包含する種々の機構によって広範囲の基材を酸化することが可能である。エン反応の例を以下に示す:
【化1】

【0012】
付加環化反応の例を以下に示す:
【化2】

【0013】
一重項酸素電子エネルギー状態の酸素分子の生成過程を以下により詳細に示す:
【化3】

【0014】
光漂白成分Pによる光吸収は、通常は一重項励起状態の、光漂白成分中間体P(S)の形成を導く。酸素が三重項基底状態を示すとき、光漂白成分中間体P(S)はシステム間架橋(ISC)を受けて基底状態の酸素と相互作用するために、通常は三重項励起状態の、光漂白成分をエネルギー的に励起した中間体P(T)を形成するはずである。システム間架橋は一般に効率よく進行する。光漂白成分をエネルギー的に励起した中間体P(T)が形成されると、(三重項酸素電子エネルギー状態の)酸素分子との衝突によって、酸素分子へのエネルギーの伝達及び一重項酸素電子エネルギー状態の酸素分子の形成が導かれ得る。形成された途端に、一重項酸素電子状態の酸素分子は、先により詳細に記載したように、ある範囲の基材と反応する。
【0015】
光漂白成分をエネルギー的に励起した中間体の寿命は50マイクロ秒超過、好ましくは100マイクロ秒超過、より好ましくは200マイクロ秒超過、最も好ましくは300マイクロ秒を超過する。光漂白成分をエネルギー的に励起した中間体の寿命は以下により詳細に説明する。光漂白成分をエネルギー的に励起した中間体の寿命は、蛍光増白剤の存在するときには、上記(光漂白)成分の寿命である。
【0016】
好ましくは、光漂白成分は、3.0超過、4.0未満、好ましくは3.8〜4.0未満の平均スルホン化度を有するスルホン化フタロシアニンであって、該スルホン化フタロシアニンは金属カチオンと錯体を形成する。通常は、スルホン化フタロシアニンはハロゲン化物基で置換されていない。好ましくは、光漂白剤は、3.0超過、4.0未満、好ましくは3.8〜4.0未満の平均スルホン化度を有するスルホン化亜鉛フタロシアニンである。光漂白成分はスルホン化錫フタロシアニン、スルホン化錫ナフタロシアニン又はこれらの混合物であってよい。光漂白成分は、スルホン化亜鉛ナフタロシアニン、スルホン化アルミニウムナフタロシアニン、スルホン化錫ナフタロシアニン又はこれらのいずれかの混合物であってよい。光漂白成分は、好ましくはスルホン化亜鉛フタロシアニンとスルホン化アルミニウムフタロシアニンとの混合物であってよく、前記スルホン化亜鉛フタロシアニンとスルホン化アルミニウムフタロシアニンとのモル比は3:1未満、好ましくは2:1未満である。
【0017】
ウィリー(Willey)著、粉末化洗剤(Powdered Detergents)、エム・ショウェル(M.Showell)編、界面活性剤シリーズ(Surfactant Series)第71巻、マーセル・デッカー(Marcel Dekker)、ニューヨーク、1998年、185〜203頁(,1998,p185-203)。
【0018】
所望により、光漂白成分は封入されていてよい。好適な封入材料は、PCT国際公開特許WO03/018738及び同WO03/18740に、より詳細に記載されている。好ましい封入材料はデンプンである。
【0019】
(蛍光増白成分)
蛍光増白成分は、通常、紫外線波長バンドの光を吸収しかつ可視光バンドの光を再放射することができる。通常は、可視光波長バンドの青色領域の光を再放射して、最近処理された布地に消費者が好む青みがかった色相を与える。好ましくは、蛍光増白成分は、少なくとも1つのトリアゾール−2−イル部分で置換されている置換スチルベンスルホン酸又はその塩である。好ましくは、蛍光増白成分は下記の一般式
【化4】

を有する分子である。
【0020】
好ましくは、蛍光増白成分は下記の一般式
【化5】

を有する分子である。
【0021】
本発明で使用するのに好適であり得るもう一つの増白剤(Another brightener than)は、ジベンゾビフェニルジスルホン酸ナトリウムである。
【0022】
本発明で使用するのに好適であり得る他の好ましい蛍光増白成分は、L・ホー タン タイ(L.Ho Tan Tai)によって、洗剤及びパーソナルケア製品の配合:製品開発の完全指針(Formulating Detergents and Personal Care Products:A complete guide to Product Development)、AOCSプレス(AOCS Press)、シャンペーン(Champaign)、2000年、122〜137頁に、より詳細に記載されている。
【0023】
(光漂白成分をエネルギー的に励起した中間体の長い寿命)
本発明者らは、驚くべきことに、光漂白成分と蛍光増白成分との良好な相溶性が、光漂白成分をエネルギー的に励起した中間体の寿命を(蛍光増白成分の存在する場合に)少なくとも50マイクロ秒、好ましくは少なくとも100マイクロ秒、より好ましくは少なくとも200マイクロ秒、最も好ましくは少なくとも300マイクロ秒とすることを保証することによって達成されることを見出した。このことは、例えば、互いに組み合わせて使用される蛍光増白成分と光漂白成分を注意深く選択することによって達成できる。
【0024】
通常は、光漂白成分をエネルギー的に励起した中間体の寿命は(蛍光増白成分の存在する場合)非常に短い。例えば、スルホン化亜鉛フタロシアニン光漂白成分の、光漂白成分をエネルギー的に励起した中間体の寿命は、4,4’−ビス−(2−スルホスチリル)ビフェニル二ナトリウム蛍光増白成分と組み合わせて使用する場合、3マイクロ秒である。スルホン化亜鉛フタロシアニン光漂白成分の、光漂白成分をエネルギー的に励起した中間体の寿命は、4,4’−ビス[(4−アニリノ−6−モルホリノ−s−トリアジン−2−イル)−アミノ]−2,2’−スチルベンジスルホン酸二ナトリウムと組み合わせて使用する場合、4マイクロ秒である。スルホン化亜鉛フタロシアニン光漂白成分の、光漂白成分をエネルギー的に励起した中間体の寿命は、4,4’−ビス[(4,6−ジアニリノ−s−トリアジン−2−イル)−アミノ]−2,2’−スチルベンジスルホン酸二ナトリウムと組み合わせて使用する場合、4マイクロ秒である。これらの組み合わせは全て、特に洗濯洗浄用途において、非常に乏しい光漂白性能を与える。光漂白成分をエネルギー的に励起した中間体に関して短い寿命を有するこれらの組み合わせは、いずれも本出願の特許請求の範囲外であって、しかも本発明に準拠していない。
【0025】
しかし、3.0超過、4.0未満、特に3.8〜4.0未満のスルホン化度を有するスルホン化亜鉛フタロシアニンの、光漂白成分をエネルギー的に励起した中間体の寿命は、4,4’−ビス−(4−フェニル−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−2,2’−スチルベン−ジスルホン酸のナトリウム塩である蛍光増白成分と組み合わせて使用する場合、310マイクロ秒であり、良好な光漂白性能及び良好な増白性能が観察される。光漂白成分及び蛍光増白成分のこの注意深い選択は、それぞれわずか3、4及び8マイクロ秒の寿命を有する前述の組み合わせに比べて寿命がはるかに長い。
【0026】
光漂白成分をエネルギー的に励起した中間体の寿命は、通常、閃光光分解を用い、例えば励起源としてのNd−YAGレーザ(ルモニクス社(Lumonics Ltd))、分析源としての250Wキセノンアーク灯(アプライド・フォトフィジックス社(Applied Photophysics Ltd))及び検出器としてのR928光電子増倍管(ハナマツ社(Hanamatsu Ltd))を用いて求められる。光漂白成分をエネルギー的に励起した中間体の寿命を求めるのに使用できる一つの好適な閃光光分解法は、シー・ウィルシャー(C.Willsher)によって、染料及び着色剤業者協会誌(Journal of the Society of Dyers and Colourists)、1988年、第104巻、472〜476頁に、より詳細に記載されている。
【0027】
当業者は、本発明の開示を考慮すれば、特定の蛍光増白成分の存在下で、光漂白成分をエネルギー的に励起した中間体の寿命を、不当な負担を強いることなく計算することができ、また当業者は、本発明に従う良好な光漂白性能及び増白効果を有する、光漂白成分と蛍光増白成分の組み合わせを選択することができる。
【0028】
(補助洗剤成分)
前記組成物は、所望により、1つ以上の補助洗剤成分を含んでいてもよい。これらの補助洗剤成分は、通常は、洗浄性界面活性剤、ビルダー、高分子コビルダー(co-builder)、漂白剤、キレート剤、酵素、再付着防止ポリマー、汚れ放出ポリマー、高分子汚れ分散剤及び/又は汚れ懸濁剤、移染防止剤、布地統合剤(fabric integrity agents)、泡抑制剤、柔軟仕上げ剤、凝集剤、香料及びこれらの組み合わせから成る群より選択される。好適な補助成分は、国際公開特許WO97/11151に、特に15頁31行〜27頁27行、及び28頁5行〜56頁24行、ならびに48頁2行〜50頁4行に、より詳細に記載されている。
【実施例】
【0029】
440g/l〜580g/lの容積密度を有する以下の顆粒洗濯洗剤組成物A〜Fは、本発明に準拠している。
【表1】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
光漂白成分及び蛍光増白成分を含む、織物を処理するのに適した組成物であって、前記光漂白成分は、光を吸収して、光漂白成分をエネルギー的に励起した中間体を形成することが可能であり、前記光漂白成分をエネルギー的に励起した中間体は、酸素分子をその三重項酸素電子エネルギー状態からその一重項酸素電子エネルギー状態へ活性化することが可能であり、前記光漂白成分をエネルギー的に励起した中間体の寿命が、50マイクロ秒を超えることを特徴とする、組成物。
【請求項2】
前記光漂白成分をエネルギー的に励起した中間体の寿命が、100マイクロ秒を超える、請求項1記載の組成物。
【請求項3】
前記光漂白成分をエネルギー的に励起した中間体の寿命が、200マイクロ秒を超える、請求項1又は2に記載の組成物。
【請求項4】
前記光漂白成分をエネルギー的に励起した中間体の寿命が、300マイクロ秒を超える、請求項1〜3のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項5】
前記光漂白成分が、金属カチオンと錯体を形成する3.0超過、4.0未満の平均スルホン化度を有するスルホン化フタロシアニンであり、及び該スルホン化フタロシアニンがハロゲン化物基で置換されていない、請求項1〜4のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項6】
スルホン化フタロシアニンが、3.8〜4.0未満の平均スルホン化度を有する、請求項5に記載の組成物。
【請求項7】
前記光漂白剤が、3.0超過、4.0未満の平均スルホン化度を有するスルホン化亜鉛フタロシアニンである、請求項1に記載の組成物。
【請求項8】
前記スルホン化亜鉛フタロシアニンが、3.8〜4.0未満の平均スルホン化度を有する、請求項7に記載の組成物。
【請求項9】
前記光漂白成分が、スルホン化錫フタロシアニン、スルホン化錫ナフタロシアニン又はこれらの混合物である、請求項1記載の組成物。
【請求項10】
前記光漂白成分が、スルホン化亜鉛ナフタロシアニン、スルホン化アルミニウムナフタロシアニン、スルホン化錫ナフタロシアニン又はこれらのいずれかの混合物である、請求項1記載の組成物。
【請求項11】
前記光漂白成分が、スルホン化亜鉛フタロシアニンとスルホン化アルミニウムフタロシアニンとの混合物であり、前記スルホン化亜鉛フタロシアニンとスルホン化アルミニウムフタロシアニンとのモル比が3:1未満である、請求項1記載の組成物。
【請求項12】
前記スルホン化亜鉛フタロシアニンとスルホン化アルミニウムフタロシアニンとのモル比が2:1未満である、請求項11記載の組成物。
【請求項13】
前記蛍光増白成分が、少なくとも1つのトリアゾール−2−イル部分で置換された置換スチルベンスルホン酸又はその塩である、請求項1記載の組成物。
【請求項14】
前記蛍光増白成分が、以下の一般式
【化1】

を有する分子である、請求項1に記載の組成物。
【請求項15】
前記蛍光増白成分が、以下の一般式
【化2】

を有する分子である、請求項1に記載の組成物。
【請求項16】
前記組成物が、洗濯洗剤組成物であり、追加的に洗浄性界面活性剤、ビルダー、所望により漂白剤及び所望により他の補助洗剤成分を含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項17】
請求項1に記載の組成物を水と接触させて水性洗浄溶液を形成する工程、及び該水性洗浄溶液を布地と接触させる工程を含む、布地を処理する方法。

【公表番号】特表2007−500269(P2007−500269A)
【公表日】平成19年1月11日(2007.1.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−522091(P2006−522091)
【出願日】平成16年7月30日(2004.7.30)
【国際出願番号】PCT/US2004/024614
【国際公開番号】WO2005/017082
【国際公開日】平成17年2月24日(2005.2.24)
【出願人】(590005058)ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー (2,280)
【Fターム(参考)】