入力装置
【課題】 円柱形状の端末の側面に、キーボード、テンキー、十字キー、ディスプレイ、カメラなどを配置することでよりよい操作性を実現する。
【解決手段】 円柱形状の端末の側面に、キーボード、テンキー、十字キー、ディスプレイ、カメラなどを配置することによって、ユーザは楽な姿勢で端末を保持しながら、メディアの編集、検索、印刷指示、ダウンロード等の操作を、片手または両手の親指によって行うことができる。また、カメラとして用いる場合は、大型のレンズを搭載して高精細の写真撮影が可能になり、キーボードで写真にコメントを付与してメールで送ることができる。また、円柱状の端末の表面に配置された、各操作ユニットのキーをロックしたりアクティブにしたりする手段を設けることによって、誤動作を防止できる。
【解決手段】 円柱形状の端末の側面に、キーボード、テンキー、十字キー、ディスプレイ、カメラなどを配置することによって、ユーザは楽な姿勢で端末を保持しながら、メディアの編集、検索、印刷指示、ダウンロード等の操作を、片手または両手の親指によって行うことができる。また、カメラとして用いる場合は、大型のレンズを搭載して高精細の写真撮影が可能になり、キーボードで写真にコメントを付与してメールで送ることができる。また、円柱状の端末の表面に配置された、各操作ユニットのキーをロックしたりアクティブにしたりする手段を設けることによって、誤動作を防止できる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、文字や記号や項目を入力する入力装置に関する。また本発明は、テキストや画像や音声などのメディアの、編集、検索、印刷の指示、ダウンロードの指示等を行う入力装置に関する。また本発明は、インタラクティブテレビやDVDで、メニューを選択したり、文字を入力したりするリモコン式の入力装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の、携帯電話やリモコンにおいては、テキストを入力する際にテンキーと十字キーで行っていた(特許文献1)。またパソコンでテキストを入力したり、ファイルを編集したり、音楽をダウンロードする場合には、キーボードとマウスを用いて行っていた。
【特許文献1】特開平05−244663号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
携帯電話やリモコンにおいて、テンキーでテキストを入力するのは、面倒で、高速にできないという問題点があった。キーボードを具備したパソコン等は携帯性に欠けるという問題点があった。またパソコンは楽な姿勢で操作できないと言う問題点があった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明においては、円柱形状の端末の側面に、キーボード、テンキー、十字キー、ディスプレイ、カメラなどを配置することによって、ユーザは楽な姿勢で端末を保持しながら、メディアの編集、検索、印刷指示、ダウンロード等の操作を、片手または両手の親指によって行うことを可能にする。また、円筒形状の端末の空洞内に、指の挿入を検知するセンサーを設けて、指の挿入の有無によって各キーをロックしたりアクティブにしたりすることによって、キーの誤動作を防止する。また、カメラとして用いる場合は、大型のレンズを搭載して高精細の写真撮影が可能になり、キーボードで写真にコメントを付与してメールで送ることを可能にする。また、円柱状の端末の表面に配置された、各操作ユニットのキーをロックしたりアクティブにしたりする手段を設けることによって、誤動作を防止できる。
【発明の効果】
【0005】
以上述べたように本発明においては、円柱形状の端末の側面に、キーボード、テンキー、十字キー、ディスプレイ、カメラなどを配置することによって、ユーザは楽な姿勢で端末を保持しながら、メディアの編集、検索、印刷指示、ダウンロード等の操作を、片手または両手の親指によって行うことができる。また、円筒形状の端末の空洞内に、指の挿入を検知するセンサーを設けて、指の挿入の有無によって各キーをロックしたりアクティブにしたりすることによって、キーの誤動作を防止できる。また、カメラとして用いる場合は、大型のレンズを搭載して高精細の写真撮影が可能になり、キーボードで写真にコメントを付与してメールで送ることができる。また、円柱状の端末の表面に配置された、各操作ユニットのキーをロックしたりアクティブにしたりする手段を設けることによって、誤動作を防止できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明していく。
【実施例1】
【0007】
図1、図2、図3、図4は、本発明における携帯端末の外観図である。図1〜図4に示すように、本装置は円柱形状であり、350ml〜500ml入りのビール缶と、ほぼ同じサイズである。図5は本装置の構成図であり、本装置は、カメラ1、第一のディスプレイ2、キーボード3、制御キー群4、第二のディスプレイ5、十字キー群6、テンキー7、接触センサー8、制御部9、記憶部10、電話部11、通信部12とから構成されている。円柱の側表面は図1〜図4に示すように、P1、P2、P3、P4、P5の領域に分けられており、領域P1には、カメラ1と第一のディスプレイ2が配置されている。領域P2にはQWERTYキーボード3が配置されている。領域P3には、スペースキー、エンターキー、シフトキー、削除キー等の制御キー群が配置されている。領域P4には、第二のディスプレイ5、十字キー群6、テンキー7が配置されている。領域P5には、キーやボタン等は配置されていない。図6は、本装置の測表面の、キーやディスプレイ等の配置を示す図である。図7は、本装置をユーザが片手で持って、電話をかけたり、カメラの撮影をしたり、i−モードの操作をしたりしている図である。図7に示すように撮像操作は、十字キー群6を用いて、ズームやシャッターの操作を行う。図7に示すように、右手で持ったとき、親指が届く範囲に、十字キー群6とテンキー7が配置されている。このときユーザの親指以外の指は領域P1に触れているが、領域P1には接触センサーS1が、領域P5には接触センサーS5が一面に貼りつけられており、接触センサーS1のみが接触を検知するか、または、接触センサーS1とS5が同時に接触を検知すると、キーボード3と制御キー群4をキーロックし、十字キー群6とテンキーをアクティブにする。図8は、本装置をユーザが両手で持って、メールを書いたり、ファイルを編集したり、ファイルの印刷指示をしたり、音楽データをダウンロードしたりしている図である。図8に示すように、両手で持ったときに、親指が届く範囲に、キーボード3と制御キー群4が配置されている。このときユーザの親指以外の指は領域P5に触れているが、接触センサーS5のみが接触を検知すると、十字キー群6とテンキー7をキーロックし、キーボード3と制御キー群4をアクティブにする。また、通信部12の(線状または棒状)アンテナは、円柱状の本体内部に設置されている。
【0008】
このように、円柱形状の端末の側面に、キーボード、テンキー、十字キー、ディスプレイ、カメラを配置することによって、ユーザは楽な姿勢で端末を保持しながら、メディアの編集、検索、印刷指示、ダウンロード等の操作を、片手または両手の親指によって行うことができる。
【実施例2】
【0009】
実施例1では、曲面上にキーやディスプレイを配置したが、図9のようにキーやディスプレイを配置する面は平面状にしてもよい。
【実施例3】
【0010】
図10は、円柱状の端末の上面領域P6にカメラ1を配置し、図11は、下面領域P7にファインダーまたはディスプレイ13を配置した図である。図10、図11のようにカメラ1とディスプレイファインダー13を配置すると、図12のように片手で持って写真の撮影が可能になる。このとき人差し指で、領域P4の十字キー群6を操作して写真を撮る。
【0011】
このような形状にすることにより、大型のレンズや駆動機構を搭載することが可能になり、高精細の写真を撮影することができる。
【実施例4】
【0012】
図13は、形状が円筒状の場合の実施例である。円筒状の形状にすることにより、図14のように親指以外の指を円筒の空洞に挿入して、親指でキーボード操作ができる。円筒内には指の挿入を検出するセンサーP10が設置されている。センサーP10は接触センサーであっても、光センサーであっても、指の挿入を検出できるものであれば如何なるセンサーでも良い。センサーP10が指の挿入を検出しなければ、キーボード3と制御キー群4がキーロックされ、十字キー群6とテンキー7がアクティブになる。このときは片手で持って、十字キー6とテンキー7を操作して、電話をかけたり、写真を撮影したりする。図14のように、ユーザが円筒内の空洞に指を挿入すれば、キーボード3と制御キー群4と十字キー群6とテンキー7の全てがアクティブになる。また、(線状または棒状)アンテナは円筒状の本体内部に設置されている。
【0013】
このように、円筒形状の端末の空洞内に、指の挿入を検知するセンサーを設けて、指の挿入の有無によって各キーをロックしたりアクティブにしたりすることによって、キーの誤動作を防止できる。
【実施例5】
【0014】
図15は、円柱または円筒状の測表面に、キー類、カメラ、ディスプレイを配置する別の実施例である。本実施例では、片手で持って操作する場合には、左手のほうが楽になる。
【実施例6】
【0015】
本装置は、テレビやDVDのリモコンであってもよく、領域P6(図10)内の何れかの位置と、領域P1(図1)内の何れかの位置に2つの赤外線通信部が設置されている。またリモコンが円筒状の場合は、14が赤外線通信部である(図16)。
【実施例7】
【0016】
図17、図18は、本発明の他の実施例である。図17に示すように、領域P2にはボタンB1がつけられており、ボタンB1を長押しすると、領域P2とP3のキーがアクティブになり、他の領域の全てのキーはロックされる。図18にしめすように、領域P4にはボタンB2がつけられており、ボタンB2を長押しすると領域P4のキーがアクティブになり、他の領域の全てのキーはロックされる。領域P4のキーがアクティブな状態で、ボタンB2を押すと、領域P4のキーはキーロックされる。各キーにバックライトをつけて、アクティブになっているキーをユーザにわかるように示してもよい。
【0017】
このように、所望の領域の操作ユニットのみアクティブにして、他の領域の操作ユニットはロックすることによって、ユーザが所望の操作ユニット以外のキーに触れたときの誤動作を防止できる。
【実施例8】
【0018】
図19、図20は、本発明の他の実施例である。図に示すように本実施例においては、端末の上面に回転可能なダイヤル15が取り付けられている。ダイヤル15の側面にはマーカ16がつけられており、マーカ16の位置にある操作ユニットのキーのみがアクティブになる。例えば図16のようにマーカ16が操作ユニットP2の位置にきたときは、領域P2、P3のキーのみがアクティブになり、P4の領域のキーはロックされる。
【実施例9】
【0019】
図21、図22の実施例では、同軸で回転する2つの円柱の組み合わせで端末を構成し、円柱の表面を3等分して、各操作ユニットの部品を、第一の円柱と第二の円柱とに分割して配置し、対応関係にある操作ユニット、AUとADを同じ色で、BUとBDを同じ色で、CUとCDを同じ色で塗り分け、また、AU、BU、CUはそれぞれ異なる色で塗り分けて、2つの円柱を回転させて、色が一致した操作ユニットのキーのみがアクティブになるようにする。図22(1)の状態では、操作ユニットAUとADのみがアクティブになり、図22(2)の状態では、操作ユニットBUとBDのみがアクティブになる。
【0020】
このように、所望の領域の操作ユニットのみアクティブにして、他の領域の操作ユニットはロックすることによって、ユーザが所望の操作ユニット以外のキーに触れたときの誤動作を防止できる。
【実施例10】
【0021】
図23は、2つの円柱の組み合わせで操作端末を構成し、円柱の表面を5等分して、それぞれ異なる機能をもった操作ユニットを配置し、2つの円柱に分割して配置された操作ユニットで対応するものを同じ色で塗り分ける。例えば、第一の円柱表面には操作ユニットU(1)、U(2)、U(3)、U(4)、U(5)がこの順番に配置され、第二の円柱表面には操作ユニット、D(1)、D(4)、D(2)、D(5)、D(3)が個の順番に配置される。U(1)とD(1)は同じ色で、U(2)とD(2)は同じ色で、U(3)とD(3)は同じ色で、U(4)とD(4)は同じ色で、U(5)とD(5)は同じ色で塗られており、U(1),U(2)、U(3)、U(4)、U(5)はそれぞれ異なる色で塗り分けられている。U(1)とD(1)はペアになってはじめて一つの操作ユニットとして機能する。U(2)とD(2)、U(3)とD(3)、U(4)とD(4)、U(5)とD(5)も同様で、ペアになってはじめて一つの操作ユニットとして機能する。2つの円柱を同軸で回転させて、色が一致した操作ユニットのみがアクティブになる。
【0022】
一般に操作端末を2つの円柱で構成し、それぞれの円柱表面に操作ユニットを分離して配置する場合には、円柱表面を2n−1(n>1)の奇数個に等分割すればよく、第一の円柱上にU(1)、U(2)・・・U(k)・・・U(2n−1)のように操作ユニットを配置したときには、第一の円柱上のk番目の操作ユニットに対応する第二の円柱上の操作ユニットは、k<=n、のときには、2k−1番目に配置し、k>nの時には、2(k−n)番目に配置すればよい。そうすれば2つの円柱を同軸で回転させたときに、色の一致する操作ユニットを唯一にすることができる。色の一致した操作ユニット上のキーのみをアクティブにして、他の操作ユニットのキーを全てキーロックすれば、ユーザは所望の操作ユニットを、円柱を回転させて色の一致で選択し、不要なキーに触れたときの誤動作を防止できる。
【実施例11】
【0023】
図24は、実施例10の拡張例である。本実施例では、端末は2つの円柱から構成されており、第一の円柱と第二の円柱は同軸で回転可能であり、第一の円柱と第二の円柱は回転軸上を一定距離(例えば5mm)スライド可能である。2つの円柱が接近したときを近接状態とよび、2つの円柱が同軸上で離れた位置にあるときを分離状態とよぶ。図24(1)の状態では回転不可能で2つの円柱の色が一致した操作ユニットのキーのみがアクティブになり、他の操作ユニットのキーはロックされる。図24(1)の状態では回転不可能でとスライド操作のみが可能である。図24(1)の状態からスライド操作を行うと、図24(2)のようになり、全ての操作ユニットはキーロックされ、回転操作のみが可能になる。ユーザは所望の操作ユニットを回転操作によって選択する(図24(3))。スライド操作によって、近接状態(図24(4))にすると回転不可能になり、2つの円柱で色の一致した操作ユニットのキーのみがアクティブになる。
【0024】
このように、スライド状態では、全てのキーをロックすることによって、電源のオフと同じ効果をもたせられる。また、分離状態で回転させて所望の操作ユニットを選択するので、誤ってキーに触れた場合の誤動作を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】端末の外観図である。
【図2】端末の外観図である。
【図3】端末の外観図である。
【図4】端末の外観図である。
【図5】端末の構成図である。
【図6】端末の測表面の、カメラ、ディスプレイ、キー類の配置を示す図である。
【図7】端末をユーザが片手で持って操作している図である。
【図8】端末をユーザが両手で持って操作している図である。
【図9】端末の外観図である。
【図10】端末の外観図である。
【図11】端末の外観図である。
【図12】端末を持ってユーザが撮像操作をしている図である。
【図13】端末の外観図である。
【図14】端末を持ってユーザが操作している図である。
【図15】端末の測表面の、カメラ、ディスプレイ、キー類の配置を示す図である。
【図16】赤外線通信部の位置を示す図である。
【図17】端末の外観図である。
【図18】端末の外観図である。
【図19】端末の外観図である。
【図20】端末の外観図である。
【図21】第一の円柱に配置される操作ユニットと、第二の円柱に配置される操作ユニットの図である。
【図22】2つの円柱を同軸で回転させて、所望の操作ユニットを選択する図である。
【図23】円柱表面を奇数個に等分割して、2つの円柱に操作ユニットを配置した図である。
【図24】2つの円柱を同軸で回転可能、同軸上でスライド可能にし、所望の操作ユニットのみをアクティブにする実施例の図である。
【技術分野】
【0001】
本発明は、文字や記号や項目を入力する入力装置に関する。また本発明は、テキストや画像や音声などのメディアの、編集、検索、印刷の指示、ダウンロードの指示等を行う入力装置に関する。また本発明は、インタラクティブテレビやDVDで、メニューを選択したり、文字を入力したりするリモコン式の入力装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の、携帯電話やリモコンにおいては、テキストを入力する際にテンキーと十字キーで行っていた(特許文献1)。またパソコンでテキストを入力したり、ファイルを編集したり、音楽をダウンロードする場合には、キーボードとマウスを用いて行っていた。
【特許文献1】特開平05−244663号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
携帯電話やリモコンにおいて、テンキーでテキストを入力するのは、面倒で、高速にできないという問題点があった。キーボードを具備したパソコン等は携帯性に欠けるという問題点があった。またパソコンは楽な姿勢で操作できないと言う問題点があった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明においては、円柱形状の端末の側面に、キーボード、テンキー、十字キー、ディスプレイ、カメラなどを配置することによって、ユーザは楽な姿勢で端末を保持しながら、メディアの編集、検索、印刷指示、ダウンロード等の操作を、片手または両手の親指によって行うことを可能にする。また、円筒形状の端末の空洞内に、指の挿入を検知するセンサーを設けて、指の挿入の有無によって各キーをロックしたりアクティブにしたりすることによって、キーの誤動作を防止する。また、カメラとして用いる場合は、大型のレンズを搭載して高精細の写真撮影が可能になり、キーボードで写真にコメントを付与してメールで送ることを可能にする。また、円柱状の端末の表面に配置された、各操作ユニットのキーをロックしたりアクティブにしたりする手段を設けることによって、誤動作を防止できる。
【発明の効果】
【0005】
以上述べたように本発明においては、円柱形状の端末の側面に、キーボード、テンキー、十字キー、ディスプレイ、カメラなどを配置することによって、ユーザは楽な姿勢で端末を保持しながら、メディアの編集、検索、印刷指示、ダウンロード等の操作を、片手または両手の親指によって行うことができる。また、円筒形状の端末の空洞内に、指の挿入を検知するセンサーを設けて、指の挿入の有無によって各キーをロックしたりアクティブにしたりすることによって、キーの誤動作を防止できる。また、カメラとして用いる場合は、大型のレンズを搭載して高精細の写真撮影が可能になり、キーボードで写真にコメントを付与してメールで送ることができる。また、円柱状の端末の表面に配置された、各操作ユニットのキーをロックしたりアクティブにしたりする手段を設けることによって、誤動作を防止できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明していく。
【実施例1】
【0007】
図1、図2、図3、図4は、本発明における携帯端末の外観図である。図1〜図4に示すように、本装置は円柱形状であり、350ml〜500ml入りのビール缶と、ほぼ同じサイズである。図5は本装置の構成図であり、本装置は、カメラ1、第一のディスプレイ2、キーボード3、制御キー群4、第二のディスプレイ5、十字キー群6、テンキー7、接触センサー8、制御部9、記憶部10、電話部11、通信部12とから構成されている。円柱の側表面は図1〜図4に示すように、P1、P2、P3、P4、P5の領域に分けられており、領域P1には、カメラ1と第一のディスプレイ2が配置されている。領域P2にはQWERTYキーボード3が配置されている。領域P3には、スペースキー、エンターキー、シフトキー、削除キー等の制御キー群が配置されている。領域P4には、第二のディスプレイ5、十字キー群6、テンキー7が配置されている。領域P5には、キーやボタン等は配置されていない。図6は、本装置の測表面の、キーやディスプレイ等の配置を示す図である。図7は、本装置をユーザが片手で持って、電話をかけたり、カメラの撮影をしたり、i−モードの操作をしたりしている図である。図7に示すように撮像操作は、十字キー群6を用いて、ズームやシャッターの操作を行う。図7に示すように、右手で持ったとき、親指が届く範囲に、十字キー群6とテンキー7が配置されている。このときユーザの親指以外の指は領域P1に触れているが、領域P1には接触センサーS1が、領域P5には接触センサーS5が一面に貼りつけられており、接触センサーS1のみが接触を検知するか、または、接触センサーS1とS5が同時に接触を検知すると、キーボード3と制御キー群4をキーロックし、十字キー群6とテンキーをアクティブにする。図8は、本装置をユーザが両手で持って、メールを書いたり、ファイルを編集したり、ファイルの印刷指示をしたり、音楽データをダウンロードしたりしている図である。図8に示すように、両手で持ったときに、親指が届く範囲に、キーボード3と制御キー群4が配置されている。このときユーザの親指以外の指は領域P5に触れているが、接触センサーS5のみが接触を検知すると、十字キー群6とテンキー7をキーロックし、キーボード3と制御キー群4をアクティブにする。また、通信部12の(線状または棒状)アンテナは、円柱状の本体内部に設置されている。
【0008】
このように、円柱形状の端末の側面に、キーボード、テンキー、十字キー、ディスプレイ、カメラを配置することによって、ユーザは楽な姿勢で端末を保持しながら、メディアの編集、検索、印刷指示、ダウンロード等の操作を、片手または両手の親指によって行うことができる。
【実施例2】
【0009】
実施例1では、曲面上にキーやディスプレイを配置したが、図9のようにキーやディスプレイを配置する面は平面状にしてもよい。
【実施例3】
【0010】
図10は、円柱状の端末の上面領域P6にカメラ1を配置し、図11は、下面領域P7にファインダーまたはディスプレイ13を配置した図である。図10、図11のようにカメラ1とディスプレイファインダー13を配置すると、図12のように片手で持って写真の撮影が可能になる。このとき人差し指で、領域P4の十字キー群6を操作して写真を撮る。
【0011】
このような形状にすることにより、大型のレンズや駆動機構を搭載することが可能になり、高精細の写真を撮影することができる。
【実施例4】
【0012】
図13は、形状が円筒状の場合の実施例である。円筒状の形状にすることにより、図14のように親指以外の指を円筒の空洞に挿入して、親指でキーボード操作ができる。円筒内には指の挿入を検出するセンサーP10が設置されている。センサーP10は接触センサーであっても、光センサーであっても、指の挿入を検出できるものであれば如何なるセンサーでも良い。センサーP10が指の挿入を検出しなければ、キーボード3と制御キー群4がキーロックされ、十字キー群6とテンキー7がアクティブになる。このときは片手で持って、十字キー6とテンキー7を操作して、電話をかけたり、写真を撮影したりする。図14のように、ユーザが円筒内の空洞に指を挿入すれば、キーボード3と制御キー群4と十字キー群6とテンキー7の全てがアクティブになる。また、(線状または棒状)アンテナは円筒状の本体内部に設置されている。
【0013】
このように、円筒形状の端末の空洞内に、指の挿入を検知するセンサーを設けて、指の挿入の有無によって各キーをロックしたりアクティブにしたりすることによって、キーの誤動作を防止できる。
【実施例5】
【0014】
図15は、円柱または円筒状の測表面に、キー類、カメラ、ディスプレイを配置する別の実施例である。本実施例では、片手で持って操作する場合には、左手のほうが楽になる。
【実施例6】
【0015】
本装置は、テレビやDVDのリモコンであってもよく、領域P6(図10)内の何れかの位置と、領域P1(図1)内の何れかの位置に2つの赤外線通信部が設置されている。またリモコンが円筒状の場合は、14が赤外線通信部である(図16)。
【実施例7】
【0016】
図17、図18は、本発明の他の実施例である。図17に示すように、領域P2にはボタンB1がつけられており、ボタンB1を長押しすると、領域P2とP3のキーがアクティブになり、他の領域の全てのキーはロックされる。図18にしめすように、領域P4にはボタンB2がつけられており、ボタンB2を長押しすると領域P4のキーがアクティブになり、他の領域の全てのキーはロックされる。領域P4のキーがアクティブな状態で、ボタンB2を押すと、領域P4のキーはキーロックされる。各キーにバックライトをつけて、アクティブになっているキーをユーザにわかるように示してもよい。
【0017】
このように、所望の領域の操作ユニットのみアクティブにして、他の領域の操作ユニットはロックすることによって、ユーザが所望の操作ユニット以外のキーに触れたときの誤動作を防止できる。
【実施例8】
【0018】
図19、図20は、本発明の他の実施例である。図に示すように本実施例においては、端末の上面に回転可能なダイヤル15が取り付けられている。ダイヤル15の側面にはマーカ16がつけられており、マーカ16の位置にある操作ユニットのキーのみがアクティブになる。例えば図16のようにマーカ16が操作ユニットP2の位置にきたときは、領域P2、P3のキーのみがアクティブになり、P4の領域のキーはロックされる。
【実施例9】
【0019】
図21、図22の実施例では、同軸で回転する2つの円柱の組み合わせで端末を構成し、円柱の表面を3等分して、各操作ユニットの部品を、第一の円柱と第二の円柱とに分割して配置し、対応関係にある操作ユニット、AUとADを同じ色で、BUとBDを同じ色で、CUとCDを同じ色で塗り分け、また、AU、BU、CUはそれぞれ異なる色で塗り分けて、2つの円柱を回転させて、色が一致した操作ユニットのキーのみがアクティブになるようにする。図22(1)の状態では、操作ユニットAUとADのみがアクティブになり、図22(2)の状態では、操作ユニットBUとBDのみがアクティブになる。
【0020】
このように、所望の領域の操作ユニットのみアクティブにして、他の領域の操作ユニットはロックすることによって、ユーザが所望の操作ユニット以外のキーに触れたときの誤動作を防止できる。
【実施例10】
【0021】
図23は、2つの円柱の組み合わせで操作端末を構成し、円柱の表面を5等分して、それぞれ異なる機能をもった操作ユニットを配置し、2つの円柱に分割して配置された操作ユニットで対応するものを同じ色で塗り分ける。例えば、第一の円柱表面には操作ユニットU(1)、U(2)、U(3)、U(4)、U(5)がこの順番に配置され、第二の円柱表面には操作ユニット、D(1)、D(4)、D(2)、D(5)、D(3)が個の順番に配置される。U(1)とD(1)は同じ色で、U(2)とD(2)は同じ色で、U(3)とD(3)は同じ色で、U(4)とD(4)は同じ色で、U(5)とD(5)は同じ色で塗られており、U(1),U(2)、U(3)、U(4)、U(5)はそれぞれ異なる色で塗り分けられている。U(1)とD(1)はペアになってはじめて一つの操作ユニットとして機能する。U(2)とD(2)、U(3)とD(3)、U(4)とD(4)、U(5)とD(5)も同様で、ペアになってはじめて一つの操作ユニットとして機能する。2つの円柱を同軸で回転させて、色が一致した操作ユニットのみがアクティブになる。
【0022】
一般に操作端末を2つの円柱で構成し、それぞれの円柱表面に操作ユニットを分離して配置する場合には、円柱表面を2n−1(n>1)の奇数個に等分割すればよく、第一の円柱上にU(1)、U(2)・・・U(k)・・・U(2n−1)のように操作ユニットを配置したときには、第一の円柱上のk番目の操作ユニットに対応する第二の円柱上の操作ユニットは、k<=n、のときには、2k−1番目に配置し、k>nの時には、2(k−n)番目に配置すればよい。そうすれば2つの円柱を同軸で回転させたときに、色の一致する操作ユニットを唯一にすることができる。色の一致した操作ユニット上のキーのみをアクティブにして、他の操作ユニットのキーを全てキーロックすれば、ユーザは所望の操作ユニットを、円柱を回転させて色の一致で選択し、不要なキーに触れたときの誤動作を防止できる。
【実施例11】
【0023】
図24は、実施例10の拡張例である。本実施例では、端末は2つの円柱から構成されており、第一の円柱と第二の円柱は同軸で回転可能であり、第一の円柱と第二の円柱は回転軸上を一定距離(例えば5mm)スライド可能である。2つの円柱が接近したときを近接状態とよび、2つの円柱が同軸上で離れた位置にあるときを分離状態とよぶ。図24(1)の状態では回転不可能で2つの円柱の色が一致した操作ユニットのキーのみがアクティブになり、他の操作ユニットのキーはロックされる。図24(1)の状態では回転不可能でとスライド操作のみが可能である。図24(1)の状態からスライド操作を行うと、図24(2)のようになり、全ての操作ユニットはキーロックされ、回転操作のみが可能になる。ユーザは所望の操作ユニットを回転操作によって選択する(図24(3))。スライド操作によって、近接状態(図24(4))にすると回転不可能になり、2つの円柱で色の一致した操作ユニットのキーのみがアクティブになる。
【0024】
このように、スライド状態では、全てのキーをロックすることによって、電源のオフと同じ効果をもたせられる。また、分離状態で回転させて所望の操作ユニットを選択するので、誤ってキーに触れた場合の誤動作を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】端末の外観図である。
【図2】端末の外観図である。
【図3】端末の外観図である。
【図4】端末の外観図である。
【図5】端末の構成図である。
【図6】端末の測表面の、カメラ、ディスプレイ、キー類の配置を示す図である。
【図7】端末をユーザが片手で持って操作している図である。
【図8】端末をユーザが両手で持って操作している図である。
【図9】端末の外観図である。
【図10】端末の外観図である。
【図11】端末の外観図である。
【図12】端末を持ってユーザが撮像操作をしている図である。
【図13】端末の外観図である。
【図14】端末を持ってユーザが操作している図である。
【図15】端末の測表面の、カメラ、ディスプレイ、キー類の配置を示す図である。
【図16】赤外線通信部の位置を示す図である。
【図17】端末の外観図である。
【図18】端末の外観図である。
【図19】端末の外観図である。
【図20】端末の外観図である。
【図21】第一の円柱に配置される操作ユニットと、第二の円柱に配置される操作ユニットの図である。
【図22】2つの円柱を同軸で回転させて、所望の操作ユニットを選択する図である。
【図23】円柱表面を奇数個に等分割して、2つの円柱に操作ユニットを配置した図である。
【図24】2つの円柱を同軸で回転可能、同軸上でスライド可能にし、所望の操作ユニットのみをアクティブにする実施例の図である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
多面体の各面に、操作部を配置した入力装置であって、各面に機能の異なる操作ユニットが配置されることを特徴とする入力装置。
【請求項2】
多面体の各面に、操作部と表示部を配置した入力装置であって、各面に機能の異なる操作ユニットおよび表示部が配置されることを特徴とする入力装置。
【請求項3】
多面体の各面に、操作部と表示部とカメラを配置した入力装置であって、各面に機能の異なる操作ユニットおよび表示部およびカメラが配置されることを特徴とする入力装置。
【請求項4】
形状が、円柱、円筒、角柱、角筒のいずれかであることを特徴とする、請求項1〜3記載の入力装置。
【請求項5】
操作ユニットは、キーボード、制御キー類、十字キー類、テンキー、検索キー、であることを特徴とする、請求項1〜4記載の入力装置。
【請求項6】
各操作ユニットをアクティブにしたりロックしたりする、メタ制御手段を備えることを特徴とする、請求項1〜5記載の入力装置。
【請求項7】
メタ制御手段は、各操作ユニットの領域に設置されたボタンであることを特徴とする、請求項6記載の入力装置。
【請求項8】
メタ制御手段は、円柱形状の端末の上面に設置された回転可能なダイヤルであり、ダイヤルの回転によって各操作ユニットをアクティブにしたりロックしたりすることを特長とする、請求項6記載の入力装置。
【請求項9】
同軸で回転する2つの円柱から構成される入力装置であって、2つの円柱の表面は、2n−1(n>1)の奇数個の領域に等分割されており、各操作ユニットは第一の円柱と第二の円柱の表面に分割して配置されており、2つの円柱を相互に回転させて、第一の円柱上の操作ユニットと第二の円柱上の操作ユニットが組み合わさって完全な操作ユニットのペアを形成したときに、完全な操作ユニット上のキーのみがアクティブになり、他の操作ユニット上のキーは全てキーロックされることを特徴とする、請求項1〜5記載の入力装置。
【請求項10】
第一の円柱上の操作ユニットに対応する第二の円柱上の操作ユニットを、唯一の操作ユニットのペアのみがアクティブになるように、順番に並べて円柱表面に配置することを特徴とする、請求項9記載の入力装置。
【請求項11】
第一の円柱上のk番目の操作ユニットに対応する、第二の円柱上の操作ユニットを、k<=nならば2k−1番目に、k>nならば2(k−n)番目に並べて配置することを特徴とする、請求項10記載の入力装置。
【請求項12】
第一の円柱と第二の円柱は同軸で回転可能であり、第一の円柱と第二の円柱は同軸上でスライド可能であり、2つの円柱は所定の距離だけ同軸上をスライドして離れることが可能であり、2つの円柱が近接した状態では、回転不可能でスライド操作のみ可能で唯一の操作ユニットのみがアクティブになり、2つの円柱が離れた状態では、回転可能になり、全ての操作ユニットがロックされることを特徴とする、請求項11記載の入力装置。
【請求項13】
組み合わさって一つの操作ユニットとして機能する、第一の円柱上の操作ユニットと第二の円柱上の操作ユニットのペアを同じ色で塗り、異なるペアは全て異なる色で塗ることを特徴とする、請求項9記載の入力装置。
【請求項14】
曲面上を含む多面体上に、キーやボタンやディスプレイを配置する際に、キーやボタンやディスプレイを配置する位置のみ局所的に平面で構成することを特徴とする、請求項9記載の入力装置。
【請求項15】
片手で持ったとき、親指の届く範囲に、テンキー、十字キーを配置したことを特徴とする、請求項1〜5記載の入力装置。
【請求項16】
両手で持ったとき、親指の届く範囲に、キーボードを配置したことを特徴とする、請求項1〜5記載の入力装置。
【請求項17】
カメラを円柱の上面に配置することを特徴とする、請求項1〜5記載の入力装置。
【請求項18】
ディスプレイまたはファインダーを円柱の下面に配置することを特徴とする、請求項1〜5記載の入力装置。
【請求項19】
多面体上で、カメラをディスプレイの反対面に配置したことを特徴とする、請求項1〜5記載の入力装置。
【請求項20】
円筒または角筒の形状の入力装置であって、キーボード操作時に、親指以外の指を装置内の空洞部に挿入して、操作可能なことを特徴とする、請求項1〜5記載の入力装置。
【請求項21】
空洞部に親指以外の指を入れて操作するときに、両手の親指で操作可能な位置に、キーボードを配置したことを特徴とする、請求項20記載の入力装置。
【請求項22】
円筒または角筒の形状の入力装置であって、空洞内に指の挿入を検知するセンサーを具備し、指を装置内の空洞部に挿入しないときは、テンキーと十字キー類のみが操作可能であり、指を空洞内に挿入したときは、キーボードと制御キー類も操作可能になることを特徴とする、請求項20〜21記載の入力装置。
【請求項1】
多面体の各面に、操作部を配置した入力装置であって、各面に機能の異なる操作ユニットが配置されることを特徴とする入力装置。
【請求項2】
多面体の各面に、操作部と表示部を配置した入力装置であって、各面に機能の異なる操作ユニットおよび表示部が配置されることを特徴とする入力装置。
【請求項3】
多面体の各面に、操作部と表示部とカメラを配置した入力装置であって、各面に機能の異なる操作ユニットおよび表示部およびカメラが配置されることを特徴とする入力装置。
【請求項4】
形状が、円柱、円筒、角柱、角筒のいずれかであることを特徴とする、請求項1〜3記載の入力装置。
【請求項5】
操作ユニットは、キーボード、制御キー類、十字キー類、テンキー、検索キー、であることを特徴とする、請求項1〜4記載の入力装置。
【請求項6】
各操作ユニットをアクティブにしたりロックしたりする、メタ制御手段を備えることを特徴とする、請求項1〜5記載の入力装置。
【請求項7】
メタ制御手段は、各操作ユニットの領域に設置されたボタンであることを特徴とする、請求項6記載の入力装置。
【請求項8】
メタ制御手段は、円柱形状の端末の上面に設置された回転可能なダイヤルであり、ダイヤルの回転によって各操作ユニットをアクティブにしたりロックしたりすることを特長とする、請求項6記載の入力装置。
【請求項9】
同軸で回転する2つの円柱から構成される入力装置であって、2つの円柱の表面は、2n−1(n>1)の奇数個の領域に等分割されており、各操作ユニットは第一の円柱と第二の円柱の表面に分割して配置されており、2つの円柱を相互に回転させて、第一の円柱上の操作ユニットと第二の円柱上の操作ユニットが組み合わさって完全な操作ユニットのペアを形成したときに、完全な操作ユニット上のキーのみがアクティブになり、他の操作ユニット上のキーは全てキーロックされることを特徴とする、請求項1〜5記載の入力装置。
【請求項10】
第一の円柱上の操作ユニットに対応する第二の円柱上の操作ユニットを、唯一の操作ユニットのペアのみがアクティブになるように、順番に並べて円柱表面に配置することを特徴とする、請求項9記載の入力装置。
【請求項11】
第一の円柱上のk番目の操作ユニットに対応する、第二の円柱上の操作ユニットを、k<=nならば2k−1番目に、k>nならば2(k−n)番目に並べて配置することを特徴とする、請求項10記載の入力装置。
【請求項12】
第一の円柱と第二の円柱は同軸で回転可能であり、第一の円柱と第二の円柱は同軸上でスライド可能であり、2つの円柱は所定の距離だけ同軸上をスライドして離れることが可能であり、2つの円柱が近接した状態では、回転不可能でスライド操作のみ可能で唯一の操作ユニットのみがアクティブになり、2つの円柱が離れた状態では、回転可能になり、全ての操作ユニットがロックされることを特徴とする、請求項11記載の入力装置。
【請求項13】
組み合わさって一つの操作ユニットとして機能する、第一の円柱上の操作ユニットと第二の円柱上の操作ユニットのペアを同じ色で塗り、異なるペアは全て異なる色で塗ることを特徴とする、請求項9記載の入力装置。
【請求項14】
曲面上を含む多面体上に、キーやボタンやディスプレイを配置する際に、キーやボタンやディスプレイを配置する位置のみ局所的に平面で構成することを特徴とする、請求項9記載の入力装置。
【請求項15】
片手で持ったとき、親指の届く範囲に、テンキー、十字キーを配置したことを特徴とする、請求項1〜5記載の入力装置。
【請求項16】
両手で持ったとき、親指の届く範囲に、キーボードを配置したことを特徴とする、請求項1〜5記載の入力装置。
【請求項17】
カメラを円柱の上面に配置することを特徴とする、請求項1〜5記載の入力装置。
【請求項18】
ディスプレイまたはファインダーを円柱の下面に配置することを特徴とする、請求項1〜5記載の入力装置。
【請求項19】
多面体上で、カメラをディスプレイの反対面に配置したことを特徴とする、請求項1〜5記載の入力装置。
【請求項20】
円筒または角筒の形状の入力装置であって、キーボード操作時に、親指以外の指を装置内の空洞部に挿入して、操作可能なことを特徴とする、請求項1〜5記載の入力装置。
【請求項21】
空洞部に親指以外の指を入れて操作するときに、両手の親指で操作可能な位置に、キーボードを配置したことを特徴とする、請求項20記載の入力装置。
【請求項22】
円筒または角筒の形状の入力装置であって、空洞内に指の挿入を検知するセンサーを具備し、指を装置内の空洞部に挿入しないときは、テンキーと十字キー類のみが操作可能であり、指を空洞内に挿入したときは、キーボードと制御キー類も操作可能になることを特徴とする、請求項20〜21記載の入力装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【公開番号】特開2006−4061(P2006−4061A)
【公開日】平成18年1月5日(2006.1.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−178193(P2004−178193)
【出願日】平成16年6月16日(2004.6.16)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成18年1月5日(2006.1.5)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年6月16日(2004.6.16)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]