説明

内燃機関のシリンダヘッド

【課題】アッパーデッキを流動する潤滑油の排気熱に起因する温度上昇を効率よく抑制することのできる内燃機関のシリンダヘッドを提供する。
【解決手段】内燃機関の潤滑油が流動するアッパーデッキ21の排気側オイル流通面21bと排気ポート22bとの間に、排気ポート22bの投影面の少なくとも一部を遮蔽する態様で断熱材30を設ける。具体的には、アッパーデッキ21の排気ポート22b直上の領域である排気側領域に吸気側オイル流通面21aよりも鉛直方向下方に形成された段差面に板状の断熱材30を敷設して、この断熱材30の上面が排気側オイル流通面21bとなるようにする。そして、断熱材30の外縁には、アッパーデッキ21との界面を封止する環状のパッキン31を設けるようにする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃機関のシリンダヘッドに関し、特にそのアッパーデッキ上を流通する潤滑油を回収する上で有益なシリンダヘッド構造の改良に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の内燃機関のシリンダヘッドとしては、例えば特許文献1に記載のものが知られている。このシリンダヘッドでは、排気ポート壁の表面を遮熱カバーで覆うことによって排気ポート壁の表面と遮熱カバーとの間に空気層を設け、排気ポート近傍のオイル回収孔内を流れ落ちる潤滑油が遮熱カバーの表面を流れ落ちるようにしている。これにより、空気層の断熱作用によって排気ポート壁の表面から遮熱カバーへの排気熱の伝達が抑制され、遮熱カバーの表面温度は排気ポート壁の表面温度に比べて低くなる。すなわち、遮熱カバーの表面に接触した潤滑油の熱劣化が抑制されるようになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平09−004430号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述のようなシリンダヘッド構造によれば、空気層が設けられている排気ポート壁周囲にあっては、確かに排気熱に起因する潤滑油の温度上昇が抑制されるようにはなる。しかし、シリンダヘッドにあって、オイル回収孔は排気側に設けられることが多いものの、潤滑油が流通する面、すなわちオイル流通面となると多岐にわたり、上記遮熱カバーによる空気層の配設のみでは、排気熱による潤滑油の温度上昇を十分に抑制できるとは限らない。
【0005】
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、アッパーデッキを流動する潤滑油の排気熱に起因する温度上昇を効率よく抑制することのできる内燃機関のシリンダヘッドを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以下、上記課題を解決するための手段およびその作用効果について記載する。
請求項1に記載の発明は、内燃機関の潤滑油が流動するアッパーデッキの排気側オイル流通面と排気ポートとの間に、排気ポートの投影面の少なくとも一部を遮蔽する態様で断熱材が設けられていることを要旨とする。
【0007】
このようにすることにより、アッパーデッキの排気側オイル流通面への排気熱の伝熱が断熱材によって制限され、ひいてはアッパーデッキを流動する潤滑油の温度上昇が効率よく抑制されるようになる。それゆえに、潤滑油の熱劣化を抑制することができる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の内燃機関のシリンダヘッドにおいて、前記アッパーデッキの排気側領域に前記断熱材が敷設されており、該敷設された断熱材の上面が排気側オイル流通面となることを要旨とする。
【0009】
このようにすれば、断熱材の上面を潤滑油が流通するために、すなわち断熱材によって排気熱の伝熱が制限される領域を潤滑油が流通するために、アッパーデッキを流通する潤滑油の温度上昇が抑制されるようになる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の内燃機関のシリンダヘッドにおいて、前記断熱材の外縁には、前記アッパーデッキとの界面を封止する環状のパッキンが設けられていることを要旨とする。
【0011】
このようにパッキンを設けることにより、断熱材の下方への潤滑油の流入が規制される。すなわち、断熱材による段熱効果の発揮されない領域への潤滑油の流入が規制される。その結果、潤滑油が排気熱に曝されることがなくなる。
【0012】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の内燃機関のシリンダヘッドにおいて、前記アッパーデッキの排気側オイル流通面の下方内部に前記断熱材が埋設されていることを要旨とする。
【0013】
このようにシリンダヘッド内に断熱材が内蔵されていれば、排気熱によるアッパーデッキ自体の温度上昇を抑制することができ、ひいてはそのようなアッパーデッキの排気側オイル流通面を流通する潤滑油の温度上昇を抑制することができるようにもなる。
【0014】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の内燃機関のシリンダヘッドにおいて、前記断熱材は、前記アッパーデッキの排気側オイル流通面の全面に対応して設けられていることを要旨とする。
【0015】
このようにすれば、アッパーデッキ上の潤滑油に至る排気熱の伝熱経路を漏れなく遮断することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明にかかる内燃機関のシリンダヘッドの第1の実施の形態について、その全体の縦断面構造を示す断面図。
【図2】図1のα−α線におけるシリンダヘッドの平面構造を示す平面図。
【図3】断熱材を設けたことにより潤滑油の温度上昇が抑制されることを示すグラフ。
【図4】本発明にかかる内燃機関のシリンダヘッドの第2の実施の形態について、その全体の縦断面構造を示す断面図。
【図5】本発明にかかる内燃機関のシリンダヘッドの変形例について、その縦断面構造を模式的に示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0017】
(第1の実施の形態)
以下、本発明にかかる内燃機関のシリンダヘッドの第1の実施の形態について、図1,図2を参照して詳細に説明する。
【0018】
図1に示すように、この内燃機関では、シリンダブロック1の上にシリンダヘッド2が配設され、このシリンダヘッド2の上に筒状のカムジャーナル3が配設されており、このカムジャーナル3の上にヘッドカバー4が配設されている。そして、カムジャーナル3で、吸気弁Va及び排気弁Vbの動弁機構である吸気カム軸CSa及び排気カム軸CSbが、互いに平行に軸支されている。なお、シリンダヘッド2の内部には、ウォータージャケットWJの他に、吸気弁Vaによって開閉される吸気ポート22aや、排気弁Vbによって開閉される排気ポート22b等が設けられている。
【0019】
また、シリンダヘッド2の上面、すなわちアッパーデッキ21には、図示しない給油部から吸気カム軸CSa及び排気カム軸CSbに供給された潤滑油(エンジンオイル)が滴下する。このようなアッパーデッキ21の吸気ポート22a直上の領域である吸気側領域には、上記滴下した潤滑油を流通させる吸気側オイル流通面21aが設けられている。なお、アッパーデッキ21の排気ポート22b直上の領域である排気側領域には、上記吸気側オイル流通面21aよりも鉛直方向下方に段差面が形成されており、この段差面には、板状の断熱材30が敷設されているとともに、ねじ32によって固定され、該断熱材30の上面が排気側オイル流通面21bとなっている。そして、上記断熱材30の外縁には、アッパーデッキ21、すなわち上記段差面との界面を封止するパッキン31が設けられている。
【0020】
また、上記段差面には、潤滑油を回収するオイル回収口23が上記断熱材30によって囲繞される態様で開口しており、シリンダヘッド2の内部には、このオイル回収口23から鉛直方向下方に向けてオイル回収路23Pが形成されている。ちなみに、シリンダブロック1の内部には、前記オイル回収路23Pと連通し、かつシリンダブロック1の鉛直方向下方に設けられているオイルパン(図示略)に至るようにオイル回収路13Pが形成されている。また、吸気側オイル流通面21aと排気側オイル流通面21bとの境界からアッパーデッキ21の上方に突出する態様で筒状のプラグ挿入部24がシリンダヘッド2に配設されており、このプラグ挿入部24の筒内には点火プラグPGが挿設されている。
【0021】
一方、上記断熱材30は、その平面構造を図2に示すように、シート状であって、アッパーデッキ21の上記排気側領域の全面を覆う態様で敷設されている。ちなみに、アッパーデッキ21には、吸気側オイル流通面21aと排気側オイル流通面21bとをほぼ等分する態様で上記プラグ挿入部24(ここでは4本)が順に設けられているとともに、排気側オイル流通面21bの排気側寄りの外縁に沿って、上記オイル回収口23(ここでは3つ)が順に設けられている。
【0022】
次に、こうした構造を有するシリンダヘッドの作用について説明する。
図1,図2に示したように、オイル回収口23は排気側オイル流通面21bによって囲繞される態様で開口しているため、すべての潤滑油は必然的に排気側オイル流通面21bを経てから、すなわち排気ポート22bの投影面のすべてを含む排気側領域の全面を覆う態様で敷設された断熱材30の上面を経てから回収されるようになる。これにより、排気熱の伝熱が断熱材30によって制限されるため、排気側オイル流通面21bを流通する過程での排気熱による潤滑油の加熱が抑制され、ひいてはオイル回収口23から回収される潤滑油の温度上昇が抑制されるようになる。加えて、断熱材30の下方、すなわち排気熱からの伝熱が断熱材30によって制限されない領域への潤滑油の流入がパッキン31によって規制されるため、オイル回収口23から回収される潤滑油の温度上昇がさらに抑制されるようになる。
【0023】
このように、断熱材30を敷設したことによる潤滑油の温度上昇抑制効果を図3に基づき説明する。図3は、断熱材30のない状態で内燃機関を常温で運転した場合の潤滑油の温度変化(太線で図示)と、断熱材30を敷設した状態で内燃機関を常温で運転した場合の潤滑油の温度変化(細線で図示)とを併せて示したグラフである。ちなみに、領域Aは吸気側オイル流通面21aの吸気ポート22a寄りの外縁部であり、領域Bは吸気側オイル流通面21aと排気側オイル流通面21bとの境界部であり、領域Cは排気側オイル流通面21bの排気ポート22b寄りの外縁部、すなわちオイル回収口23周りの領域である(いずれも図2参照)。
【0024】
吸気ポート22aの直上である上記領域Aから領域Bへ潤滑油が流通する過程、すなわち排気熱の影響を受けない吸気側オイル流通面21aを流通する過程では、ウォータージャケットWJ内を流通する機関冷却水との熱交換等により潤滑油は冷却されるため、図3に示すように、断熱材30の有無によらず潤滑油の温度は線形に下降する。そして、排気ポート22bの直上である上記領域Bから領域Cへ潤滑油が流動する過程では、断熱材30のない状態では排気熱によって潤滑油が加熱されるために、潤滑油の温度は線形に上昇するものの、断熱材30が敷設された状態であれば排気熱の伝熱が制限されるために、潤滑油の温度はほぼ一定に保たれる。ちなみに領域Cでの潤滑油の温度は、図3に示したように、断熱材30を敷設した状態が断熱材30のない状態よりも低くなっている(この例では−5℃)。
【0025】
以上説明したように、第1の実施の形態にかかる内燃機関のシリンダヘッドによれば、以下のような効果が得られるようになる。
(1)アッパーデッキ21の排気ポート22b直上の領域である排気側領域の全面を覆う態様で断熱材30を敷設するようにした。これにより排気熱の伝熱が制限された断熱材30の上面が排気側オイル流通面21bとなるため、該排気側オイル流通面21bを流動する過程での潤滑油の加熱が制限されるようになる。そのため、潤滑油の熱劣化を抑制することができる。
【0026】
(2)断熱材30の外縁にアッパーデッキ21との界面を封止するパッキン31を設けるようにした。これにより、断熱材30の下方への潤滑油の流入が規制される。すなわち、断熱材30による断熱効果の発揮されない領域への潤滑油の流入がパッキン31によって規制されるため、オイル回収口23から回収される潤滑油の温度上昇がさらに抑制されるようになる。
(第2の実施の形態)
以下、本発明にかかる内燃機関のシリンダヘッドの第2の実施の形態について、図4を参照して詳細に説明する。なお、第2の実施の形態は、第1の実施の形態と異なり、断熱材30がアッパーデッキ21の内部に埋設されている。その他の基本的な構造は第1の実施の形態と同じであるため、以下ではその変更点について主に説明する。
【0027】
図4に示すように、シリンダヘッド2の上面、すなわちアッパーデッキ21には、図示しない給油部から吸気カム軸CSa及び排気カム軸CSbに供給されて滴下する潤滑油(エンジンオイル)を受け止めて流通させるオイル流通面が設けられている。このオイル流通面は、吸気ポート22a直上の吸気側オイル流通面21aと排気ポート22b直上の排気側オイル流通面21bとにより互いに同一面となる態様で構成されている。このような排気側オイル流通面21bの下方であって排気ポート22bよりも上方のアッパーデッキ21の内部には、板状の断熱材30が埋設されている。そして、このような断熱材30もまたシート状の部材であって、アッパーデッキ21の排気側オイル流通面21bの全面を覆うように、すなわち排気ポート22bの投影面をすべて含む態様で埋設されている(図示略)。
【0028】
次に、こうした構造を有するシリンダヘッドの作用について説明する。
図4に示したように、この例でもオイル回収口23は排気側オイル流通面21bに囲繞される態様で開口しているため、すべての潤滑油は必然的に排気ポート22bの直上の領域、すなわち排気側オイル流通面21bを経てから回収される。ここで本実施の形態でも、図4に示したように、排気ポート22bの投影面のすべてを含む排気側領域の全面を覆う態様で断熱材30をシリンダヘッド2内に埋設したため、すなわちシリンダヘッド2内で排気熱の伝熱が断熱材30によって制限されるため、排気側オイル流通面21bの表面温度の温度上昇が抑制される。その結果、排気側オイル流通面21bを流通する過程での潤滑油の加熱が抑制され、ひいてはオイル回収口23から回収される潤滑油の温度上昇が抑制されるようになる。それゆえに、本実施の形態でも、図3に示した潤滑油の温度上昇抑制効果と同等の効果を得ることができるようになる。
【0029】
以上説明したように、第2の実施の形態にかかる内燃機関のシリンダヘッドによれば、以下のような効果が得られるようになる。
(3)アッパーデッキ21の排気側オイル流通面21bの下方で排気ポート22bの投影面のすべてを含む排気側領域の全面を遮蔽する態様でシリンダヘッド2の内部に断熱材30を埋設するようにした。これにより、排気熱に起因する排気側オイル流通面21bの表面温度の温度上昇を抑制することができ、ひいては排気側オイル流通面21bを流通する潤滑油の温度上昇を抑制することができるようにもなる。
(変形例)
なお、上記各実施の形態は、以下のような態様をもって実施することもできる。
【0030】
・上記各実施の形態においては、シート状の断熱材30を排気側オイル流通面21bの全面に対応して敷設,埋設するようにしたが、これに限らない。例えば、排気ポート22bの投影面もしくはその一部のみを遮蔽し、排気ポートが配設されていない部分の投影面は遮蔽しないように、例えばブロック状あるいは短冊状の断熱材30を敷設,埋設するようにしてもよい。このようにしても、排気熱の伝熱を制限することができる。
【0031】
・上記第1の実施の形態においては、断熱材30の外縁に、アッパーデッキ21との界面を封止する環状のパッキン31を設けるとしたが、これに限らない。パッキン31がなくてもよい。このようにしても、大部分の潤滑油は断熱材30の上面を流通するため、排気熱による潤滑油の温度上昇を抑制することができる。
【0032】
・上記各実施の形態においては、排気ポート22bの投影面の少なくとも一部、例えば、排気側オイル流通面21bの直下にウォータージャケットWJがない領域に断熱材30を設けるようにしてもよい。
【0033】
・図5に示すように、断熱材30を排気ポート22bの鉛直方向上側の内側面に沿って配設するとしてもよい。要は、断熱材30によって排気ポート22bよりも鉛直方向上方への排気熱の伝達が制限されるのであればよい。
【0034】
・上記第1の実施の形態においては、吸気側オイル流通面21aよりも鉛直方向下方の段差面に断熱材30を敷設するとしたが、これに限らない。段差面を設けることなく、アッパーデッキ21の排気側領域にそのまま断熱材30を敷設してもよい。なお、この場合であっても、パッキン31を設けるようにすれば、前記(2)に順ずる効果も併せて得られるようになる。
【0035】
・断熱材30の形状はシート状に限らず任意であって、例えば膜状でもよい。
【符号の説明】
【0036】
1…シリンダブロック、2…シリンダヘッド、3…カムジャーナル、4…ヘッドカバー、21…アッパーデッキ、21a…吸気側オイル流通面、21b…排気側オイル流通面、22a…吸気ポート、22b…排気ポート、23…オイル回収口、13P,23P…オイル回収路、24…プラグ挿入部、30…断熱材、31…パッキン、32…ねじ、CSa…吸気カム軸、CSb…排気カム軸、PG…点火プラグ、Va…吸気弁、Vb…排気弁、WJ…ウォータージャケット。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
内燃機関の潤滑油が流動するアッパーデッキの排気側オイル流通面と排気ポートとの間に、排気ポートの投影面の少なくとも一部を遮蔽する態様で断熱材が設けられてなる内燃機関のシリンダヘッド。
【請求項2】
請求項1に記載の内燃機関のシリンダヘッドにおいて、
前記アッパーデッキの排気側領域に前記断熱材が敷設されてなり、該敷設された断熱材の上面が排気側オイル流通面となる
ことを特徴とする内燃機関のシリンダヘッド。
【請求項3】
前記断熱材の外縁には、前記アッパーデッキとの界面を封止する環状のパッキンが設けられてなる
請求項2に記載の内燃機関のシリンダヘッド。
【請求項4】
請求項1に記載の内燃機関のシリンダヘッドにおいて、
前記アッパーデッキの排気側オイル流通面の下方内部に前記断熱材が埋設されてなる
ことを特徴とする内燃機関のシリンダヘッド。
【請求項5】
前記断熱材は、前記アッパーデッキの排気側オイル流通面の全面に対応して設けられてなる
請求項1〜4のいずれか一項に記載の内燃機関のシリンダヘッド。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2013−15084(P2013−15084A)
【公開日】平成25年1月24日(2013.1.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−148828(P2011−148828)
【出願日】平成23年7月5日(2011.7.5)
【出願人】(000004695)株式会社日本自動車部品総合研究所 (1,981)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【Fターム(参考)】