出隅ジョイナー装置
【課題】左右の壁パネルの厚さが異なった場合に、外観を損なうことなく容易に対応することができる出隅ジョイナー装置を提供する。
【解決手段】略直角に形成した型材の各直角片４、５背面に嵌合支持部６、７を形成して出隅ベース１とし、カバー片８、９を屈曲自在可能片とすると共に裏面側に嵌合突出片を形成してジョイナーカバー２、３とし、出隅部に出隅ベース１を固定し出隅ベース１の嵌合支持部６、７に各々ジョイナーカバー２、３を嵌合突出片１０、１１の嵌合により係止してジョイナーカバー２、３を直角に並設してカバー片８、９の屈曲自在可能片の出隅側端部相互を密着せしめてなる出隅ジョイナー装置である。
【解決手段】略直角に形成した型材の各直角片４、５背面に嵌合支持部６、７を形成して出隅ベース１とし、カバー片８、９を屈曲自在可能片とすると共に裏面側に嵌合突出片を形成してジョイナーカバー２、３とし、出隅部に出隅ベース１を固定し出隅ベース１の嵌合支持部６、７に各々ジョイナーカバー２、３を嵌合突出片１０、１１の嵌合により係止してジョイナーカバー２、３を直角に並設してカバー片８、９の屈曲自在可能片の出隅側端部相互を密着せしめてなる出隅ジョイナー装置である。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、出隅ジョイナー装置に関するもので、詳しく述べれば、一つの出隅ベースに二つのジョイナーカバーを嵌合係止し出隅ジョイナー装置を構成することにより、左右の壁材の厚さが異なる場合にも外観良く対応することができる出隅ジョイナー装置に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来から、特許文献１に示される出隅ジョイナー装置は知られている。この出隅ジョイナー装置はその図１、図２に示されるように、出隅部の形状に沿った一体の出隅ベースに出隅ベースの形状に対応したジョイナーカバーを嵌合係止してなるものであった。この出隅ジョイナー装置は出隅ベースとジョイナーカバーとの間に壁パネル端部を挟着し、出隅部を外観良く納めるものである。しかしながら、出隅部を形成する左右の壁パネルの厚さが異なる場合に、この従来の出隅ジョイナー装置は対応することが困難なものであった。
【０００３】
この出隅部を形成する左右の壁パネルの厚さが異なる事例は、増築や改築の場合に現場でしばしば生じるものである。即ち、出隅部を形成する左右の壁パネルの一方が損傷している場合、損傷した壁パネルを取り除き施工の容易な金属サイジングを用いるときである。金属サイジングは厚さが薄く、切断加工及び施工が容易なものであるが他方の既存の壁パネルと厚さに大きな差を生じることになる。このため従来の出隅ジョイナー装置では対応が困難なもので、無理に対応させるとジョイナーカバーが傾いた外観を与えることになり、建築物では目立つ位置にある出隅部の外観が良くないものとなり、不適切なものであった。
【特許文献１】特開２００２―７０２８３号公報 （図１及び図２）
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明は、出隅ジョイナー装置に関するもので、出隅ベースの形状を出隅部の形状に沿った一体の形に形成し、この一体の出隅ベースの直角片に各々ジョイナーカバーを嵌合係止し、ジョイナーカバーを略直角に並設してカバー片の屈曲自在可能片の端部相互を密着せしめ、左右の壁パネルの厚さが異なったものであってもジョイナーカバーが傾いた外観にならずに容易に対応することができる出隅ジョイナー装置を提供することをその課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
上記課題を解決するために、本発明にかかる出隅ジョイナー装置は、請求項１においては、略直角に形成した型材の各直角片背面に嵌合支持部を形成して出隅ベースとし、カバー片を屈曲自在可能片とすると共に裏面側に嵌合突出片を形成してジョイナーカバーとし、出隅部に出隅ベースを固定し出隅ベースの嵌合支持部に各々ジョイナーカバーを嵌合突出片の嵌合により係止してジョイナーカバーを直角に並設してカバー片の出隅側端部相互を密着せしめてなることを特徴とする出隅ジョイナー装置である。
【０００６】
請求項２においては、ジョイナーカバーのカバー片の出隅側端部に屈曲自在可能片を屈曲して形成した屈曲片相互を重合密着せしめてなることを特徴とする請求項１記載の出隅ジョイナー装置である。
【発明の効果】
【０００７】
請求項１に記載の出隅ジョイナー装置は、二つのジョイナーカバーを直角に並設し、しかも、ジョイナーカバーのカバー片を屈曲自在可能片としているために、左右の壁パネルに厚さの差があってもカバー片を屈曲しその厚さの差に対応させることができ、また、出隅ベースが一体であっても二つのジョイナーカバーは別個のものであるために一方のジョイナーカバーのカバー片を屈曲しても他方のジョイナーカバーに影響することがなく、外観を良く保つことができるものである。さらに、カバー片の出隅側端部相互を密着せしめてなるためにジョイナーカバーの位置ずれによりカバー片の出隅側の端部相互間に隙間の生ずる恐れが少ないものである。
【０００８】
請求項２に記載の出隅ジョイナー装置は、カバー片の出隅側端部を屈曲して形成した屈曲片相互を重合密着せしめてなるために、請求項１に記載の出隅ジョイナー装置の効果に加え、屈曲片相互の重合部は強度が大となり、外力が加わりやすい出隅部であっても変形や損傷する恐れが少ないものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００９】
以下、本発明の出隅ジョイナー装置の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図１は本発明の出隅ジョイナー装置の分解斜視図である。１は出隅ベース、２、３はジョイナーカバーである。出隅ベース１は略直角に形成した型材の直角片４、５の各背面に嵌合支持部６、７を形成してなるものである。この出隅ベース１は合成樹脂、アルミニウム等で形成されるもので、建物の出隅部に釘打ち等により固定されるものである。
【００１０】
ジョイナーカバー２はカバー片８の裏面側に嵌合突出片１０を形成してなり、ジョイナーカバー３はカバー片９の裏面側に嵌合突出片１１を形成してなるものである。カバー片８、９は屈曲自在可能片である。屈曲自在可能片とは施工現場で通常使用される工具、道具により屈曲加工ができるものを意味している。例えば合成樹脂被覆薄板鋼板である。ジョイナーカバー３は出隅部に固定された出隅ベース１の直角片４、５の各背面に形成された嵌合支持部６、７に嵌合突出片１０、１１を弾性により嵌合係止して取り付けられる。
【００１１】
図２、図３、図４は出隅ジョイナー装置を施工した状態を示す横断面図である。図２の場合、この出隅ジョイナー装置を施工するときは出隅ベース１を出隅部に釘１２打ちにより固定する。釘１２打ちは出隅ベース１の直角頂部より行う。この実施例では直角頂部上方に嵌合支持部６、７間に平面板部１３を形成して釘１２打ちを容易に行えるようにしている。出隅部に出隅ベース１を釘１２打ちにより固定した後、左右の壁パネル１４、１５を出隅ベース１の端部にそれぞれ載置する。次に出隅ベース１の直角片４、５の各背面に形成した嵌合支持部６、７にジョイナーカバー２、３の嵌合突出片１０、１１を嵌合し固定する。
【００１２】
図２に示した実施形態は壁パネル１４、１５の厚さが厚くて等しい場合であり、ジョイナーカバー２のカバー片８、ジョイナーカバー３のカバー片９は屈曲されずに平板状で壁パネル１４、１５を保持している。カバー片８、カバー片９の出隅部側の端部は当接密着している。
【００１３】
図３に示した実施形態は、左右の壁パネル１４、１５の厚さが薄くて等しい場合であり、ジョイナーカバー２、３のカバー片８、９は壁パネル１４、１５を保持する端部を下方に屈曲して、壁パネル１４、１５の厚さの薄い状態に対応している。カバー片８、９の出隅部側の端部は互いに屈曲して密着し重合部１６を形成している。重合部１６はカバー片８、９が二重になっているために強度が大であり、外力により変形する恐れが少ないものである。
【００１４】
図４に示した実施形態は、壁パネル１４の厚さが厚く、他方の壁パネル１５の厚さが薄い場合であり、ジョイナーカバー３のカバー片９は壁パネル１５を保持するために端部を下方に屈曲して、壁パネル１５の厚さの薄い状態に対応している。このように、ジョイナーカバー２、３のカバー片８、９が屈曲して壁パネルの厚さの違いに対応することができるのは、カバー片８、９が屈曲自在可能片で形成されているためである。屈曲自在可能片は例えば、合成樹脂被覆薄板鋼板、アルミニウム板等で形成されるもので、施工現場で通常使用されている工具、機械で容易に屈曲できるものを示すものである。
【００１５】
図２、図３、図４における出隅ジョイナー装置は、壁パネル１４、１５の厚さの違いに対応するためにカバー片８、９の壁パネル１４、１５側端部を屈曲しても嵌合突出片１０、１１を介在して出隅部側の端部が存在するために出隅部側のカバー片８、９は影響をうけることがなく、又ジョイナーカバー２、３は別個のものであるのでやはり影響をうけることがなく、カバー片８、９の屈曲に対して出隅部側の外観を損なうおそれが少ないものである。さらに、ジョイナーカバー２、３は別個のものであるために、平面部の壁パネル接続部に用いることもできるものである。
【図面の簡単な説明】
【００１６】
【図１】本発明にかかる出隅ジョイナー装置の分解斜視図。
【図２】図１に示す実施例の出隅ジョイナー装置を施工した状態を示す横断面図。
【図３】図２とは異なった施工をした状態を示す横断面図。
【図４】図２とは別の異なった施工をした状態を示す横断面図。
【符号の説明】
【００１７】
１ 出隅ベース
２、３ ジョイナーカバー
４、５ 直角片
６、７ 嵌合支持部
８、９ カバー片
１０、１１ 嵌合突出片
１２ 釘
１３ 平面板部
１４、１５ 壁パネル
１６ 重合部
【技術分野】
【０００１】
本発明は、出隅ジョイナー装置に関するもので、詳しく述べれば、一つの出隅ベースに二つのジョイナーカバーを嵌合係止し出隅ジョイナー装置を構成することにより、左右の壁材の厚さが異なる場合にも外観良く対応することができる出隅ジョイナー装置に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来から、特許文献１に示される出隅ジョイナー装置は知られている。この出隅ジョイナー装置はその図１、図２に示されるように、出隅部の形状に沿った一体の出隅ベースに出隅ベースの形状に対応したジョイナーカバーを嵌合係止してなるものであった。この出隅ジョイナー装置は出隅ベースとジョイナーカバーとの間に壁パネル端部を挟着し、出隅部を外観良く納めるものである。しかしながら、出隅部を形成する左右の壁パネルの厚さが異なる場合に、この従来の出隅ジョイナー装置は対応することが困難なものであった。
【０００３】
この出隅部を形成する左右の壁パネルの厚さが異なる事例は、増築や改築の場合に現場でしばしば生じるものである。即ち、出隅部を形成する左右の壁パネルの一方が損傷している場合、損傷した壁パネルを取り除き施工の容易な金属サイジングを用いるときである。金属サイジングは厚さが薄く、切断加工及び施工が容易なものであるが他方の既存の壁パネルと厚さに大きな差を生じることになる。このため従来の出隅ジョイナー装置では対応が困難なもので、無理に対応させるとジョイナーカバーが傾いた外観を与えることになり、建築物では目立つ位置にある出隅部の外観が良くないものとなり、不適切なものであった。
【特許文献１】特開２００２―７０２８３号公報 （図１及び図２）
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明は、出隅ジョイナー装置に関するもので、出隅ベースの形状を出隅部の形状に沿った一体の形に形成し、この一体の出隅ベースの直角片に各々ジョイナーカバーを嵌合係止し、ジョイナーカバーを略直角に並設してカバー片の屈曲自在可能片の端部相互を密着せしめ、左右の壁パネルの厚さが異なったものであってもジョイナーカバーが傾いた外観にならずに容易に対応することができる出隅ジョイナー装置を提供することをその課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
上記課題を解決するために、本発明にかかる出隅ジョイナー装置は、請求項１においては、略直角に形成した型材の各直角片背面に嵌合支持部を形成して出隅ベースとし、カバー片を屈曲自在可能片とすると共に裏面側に嵌合突出片を形成してジョイナーカバーとし、出隅部に出隅ベースを固定し出隅ベースの嵌合支持部に各々ジョイナーカバーを嵌合突出片の嵌合により係止してジョイナーカバーを直角に並設してカバー片の出隅側端部相互を密着せしめてなることを特徴とする出隅ジョイナー装置である。
【０００６】
請求項２においては、ジョイナーカバーのカバー片の出隅側端部に屈曲自在可能片を屈曲して形成した屈曲片相互を重合密着せしめてなることを特徴とする請求項１記載の出隅ジョイナー装置である。
【発明の効果】
【０００７】
請求項１に記載の出隅ジョイナー装置は、二つのジョイナーカバーを直角に並設し、しかも、ジョイナーカバーのカバー片を屈曲自在可能片としているために、左右の壁パネルに厚さの差があってもカバー片を屈曲しその厚さの差に対応させることができ、また、出隅ベースが一体であっても二つのジョイナーカバーは別個のものであるために一方のジョイナーカバーのカバー片を屈曲しても他方のジョイナーカバーに影響することがなく、外観を良く保つことができるものである。さらに、カバー片の出隅側端部相互を密着せしめてなるためにジョイナーカバーの位置ずれによりカバー片の出隅側の端部相互間に隙間の生ずる恐れが少ないものである。
【０００８】
請求項２に記載の出隅ジョイナー装置は、カバー片の出隅側端部を屈曲して形成した屈曲片相互を重合密着せしめてなるために、請求項１に記載の出隅ジョイナー装置の効果に加え、屈曲片相互の重合部は強度が大となり、外力が加わりやすい出隅部であっても変形や損傷する恐れが少ないものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００９】
以下、本発明の出隅ジョイナー装置の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図１は本発明の出隅ジョイナー装置の分解斜視図である。１は出隅ベース、２、３はジョイナーカバーである。出隅ベース１は略直角に形成した型材の直角片４、５の各背面に嵌合支持部６、７を形成してなるものである。この出隅ベース１は合成樹脂、アルミニウム等で形成されるもので、建物の出隅部に釘打ち等により固定されるものである。
【００１０】
ジョイナーカバー２はカバー片８の裏面側に嵌合突出片１０を形成してなり、ジョイナーカバー３はカバー片９の裏面側に嵌合突出片１１を形成してなるものである。カバー片８、９は屈曲自在可能片である。屈曲自在可能片とは施工現場で通常使用される工具、道具により屈曲加工ができるものを意味している。例えば合成樹脂被覆薄板鋼板である。ジョイナーカバー３は出隅部に固定された出隅ベース１の直角片４、５の各背面に形成された嵌合支持部６、７に嵌合突出片１０、１１を弾性により嵌合係止して取り付けられる。
【００１１】
図２、図３、図４は出隅ジョイナー装置を施工した状態を示す横断面図である。図２の場合、この出隅ジョイナー装置を施工するときは出隅ベース１を出隅部に釘１２打ちにより固定する。釘１２打ちは出隅ベース１の直角頂部より行う。この実施例では直角頂部上方に嵌合支持部６、７間に平面板部１３を形成して釘１２打ちを容易に行えるようにしている。出隅部に出隅ベース１を釘１２打ちにより固定した後、左右の壁パネル１４、１５を出隅ベース１の端部にそれぞれ載置する。次に出隅ベース１の直角片４、５の各背面に形成した嵌合支持部６、７にジョイナーカバー２、３の嵌合突出片１０、１１を嵌合し固定する。
【００１２】
図２に示した実施形態は壁パネル１４、１５の厚さが厚くて等しい場合であり、ジョイナーカバー２のカバー片８、ジョイナーカバー３のカバー片９は屈曲されずに平板状で壁パネル１４、１５を保持している。カバー片８、カバー片９の出隅部側の端部は当接密着している。
【００１３】
図３に示した実施形態は、左右の壁パネル１４、１５の厚さが薄くて等しい場合であり、ジョイナーカバー２、３のカバー片８、９は壁パネル１４、１５を保持する端部を下方に屈曲して、壁パネル１４、１５の厚さの薄い状態に対応している。カバー片８、９の出隅部側の端部は互いに屈曲して密着し重合部１６を形成している。重合部１６はカバー片８、９が二重になっているために強度が大であり、外力により変形する恐れが少ないものである。
【００１４】
図４に示した実施形態は、壁パネル１４の厚さが厚く、他方の壁パネル１５の厚さが薄い場合であり、ジョイナーカバー３のカバー片９は壁パネル１５を保持するために端部を下方に屈曲して、壁パネル１５の厚さの薄い状態に対応している。このように、ジョイナーカバー２、３のカバー片８、９が屈曲して壁パネルの厚さの違いに対応することができるのは、カバー片８、９が屈曲自在可能片で形成されているためである。屈曲自在可能片は例えば、合成樹脂被覆薄板鋼板、アルミニウム板等で形成されるもので、施工現場で通常使用されている工具、機械で容易に屈曲できるものを示すものである。
【００１５】
図２、図３、図４における出隅ジョイナー装置は、壁パネル１４、１５の厚さの違いに対応するためにカバー片８、９の壁パネル１４、１５側端部を屈曲しても嵌合突出片１０、１１を介在して出隅部側の端部が存在するために出隅部側のカバー片８、９は影響をうけることがなく、又ジョイナーカバー２、３は別個のものであるのでやはり影響をうけることがなく、カバー片８、９の屈曲に対して出隅部側の外観を損なうおそれが少ないものである。さらに、ジョイナーカバー２、３は別個のものであるために、平面部の壁パネル接続部に用いることもできるものである。
【図面の簡単な説明】
【００１６】
【図１】本発明にかかる出隅ジョイナー装置の分解斜視図。
【図２】図１に示す実施例の出隅ジョイナー装置を施工した状態を示す横断面図。
【図３】図２とは異なった施工をした状態を示す横断面図。
【図４】図２とは別の異なった施工をした状態を示す横断面図。
【符号の説明】
【００１７】
１ 出隅ベース
２、３ ジョイナーカバー
４、５ 直角片
６、７ 嵌合支持部
８、９ カバー片
１０、１１ 嵌合突出片
１２ 釘
１３ 平面板部
１４、１５ 壁パネル
１６ 重合部
【特許請求の範囲】
【請求項１】
略直角に形成した型材の各直角片背面に嵌合支持部を形成して出隅ベースとし、カバー片を屈曲自在可能片とすると共に裏面側に嵌合突出片を形成してジョイナーカバーとし、出隅部に出隅ベースを固定し出隅ベースの嵌合支持部に各々ジョイナーカバーを嵌合突出片の嵌合により係止してジョイナーカバーを直角に並設してカバー片の屈曲自在可能片の出隅側端部相互を密着せしめてなる出隅ジョイナー装置。
【請求項２】
ジョイナーカバーのカバー片の出隅側端部に屈曲自在可能片を屈曲して形成した屈曲片相互を重合密着せしめてなることを特徴とする請求項１記載の出隅ジョイナー装置。
【請求項１】
略直角に形成した型材の各直角片背面に嵌合支持部を形成して出隅ベースとし、カバー片を屈曲自在可能片とすると共に裏面側に嵌合突出片を形成してジョイナーカバーとし、出隅部に出隅ベースを固定し出隅ベースの嵌合支持部に各々ジョイナーカバーを嵌合突出片の嵌合により係止してジョイナーカバーを直角に並設してカバー片の屈曲自在可能片の出隅側端部相互を密着せしめてなる出隅ジョイナー装置。
【請求項２】
ジョイナーカバーのカバー片の出隅側端部に屈曲自在可能片を屈曲して形成した屈曲片相互を重合密着せしめてなることを特徴とする請求項１記載の出隅ジョイナー装置。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図２】
【図３】
【図４】
【公開番号】特開２００８−１２１３２４（Ｐ２００８−１２１３２４Ａ）
【公開日】平成２０年５月２９日（２００８．５．２９）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００６−３０７５６０（Ｐ２００６−３０７５６０）
【出願日】平成１８年１１月１４日（２００６．１１．１４）
【出願人】（０００００５８３２）松下電工株式会社 (17,916)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２０年５月２９日（２００８．５．２９）
【国際特許分類】
【出願日】平成１８年１１月１４日（２００６．１１．１４）
【出願人】（０００００５８３２）松下電工株式会社 (17,916)
【Ｆターム（参考）】
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