分散型発電送電装置のコンクリートポール型架台システム
【課題】太陽電池パネル、風力発電機、中継アンテナ、通信機能付電力メーター及び充電装置の一体設置を、高所利用による省スペース化、コンパクト設計を、コンクリートポールを用いた架台システムで解決する。
【解決手段】コンクリートポール１，３に風力発電機、取付金具類、太陽電池パネルを固定し、コンクリートポール５の下部にコントロールボックス１１を設け、コントロールボックス１１の内部に、充電装置１２と通信機能付電力メーター１３を取付ける。通信機能付電力メーター１３は、充電装置１２、中継アンテナ６と結線する。
【解決手段】コンクリートポール１，３に風力発電機、取付金具類、太陽電池パネルを固定し、コンクリートポール５の下部にコントロールボックス１１を設け、コントロールボックス１１の内部に、充電装置１２と通信機能付電力メーター１３を取付ける。通信機能付電力メーター１３は、充電装置１２、中継アンテナ６と結線する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、コンクリートポールの架台工法に関するものであり、風力発電機、太陽電池パネル、中継アンテナを併設して取付けることに特徴を持ち、通信機能付電力メーター、充電装置により、効率的に分散型発電、送電を可能にしたものである。
【背景技術】
【０００２】
従来より、大規模な太陽電池パネル発電や風力発電は、海外において、大陸型の気候や、広大な土地の条件を活用しており、日本の気候や地形は困難な条件が多かった。
その為、日本固有の気候や土地に合わせた、海岸線の利用計画が必要である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
日本固有の海岸線を利用する際、常時、発生する陸風、海風や、隣接する広大な水平海面等の自然環境に適した計画で、自然エネルギーの活用効率を高め、発電能力の向上を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
この課題を解決するために、請求項１の発明は、風力発電機と太陽電池パネルの併用を計り、風力発電と太陽光発電と組み合わせることで、自然エネルギーの活用効率を高める。
又、海岸線での分散型発電を計る為、中継アンテナも同時に併設して、通信機能付電力メーター、充電設備による、効率的な発電、送電が可能になる。
【発明の効果】
【０００５】
この発明の効果は、風力発電機、太陽電池パネル、中継アンテナ、通信機能付電力メーター、充電装置の一体設置と、高所活用による省スペース化、コンパクト設計が可能になり、海岸線に連続した分散型設置を実現させる。
【発明を実施する為の最良の形態】
【０００６】
この発明は、海岸等の海に隣接する場合に、海面に反射する太陽光も活用して、従来の太陽電池パネルの裏側での発電可能であり、両面発電の出来る太陽電池パネルの設置が可能である。
又、海岸線の立地以外でも、周辺の反射で、平地、野原、河川、湿原、湖沼、山間部での応用も可能である。
【０００７】
この発明は、海岸線の立地の場合、常時、発生する陸風、海風に合わせた、昼夜の風向きの変化に対応できる垂直型の風力発電機の活用も可能である。
【０００８】
この発明は、コンクリートポールの代替として、鉄柱、鉄骨でも可能である。
【０００９】
この発明は、凍結や積雪対策を必要な場合は、凍結防止や融雪の為、ヒーターの取付加工も可能であり、必要な感知センサーの取付けも可能であり、電源も充電装置より配線できる。
【産業上の利用可能性】
【００１０】
本発明に係る分散型発電送電装置のコンクリートポール型架台システムは、普及も可能で、産業上の利用可能を有する。
【図面の簡単な説明】
【００１１】
【図１】本発明の説明図である。
【図２】本発明の海面反射発電を活用した二段式太陽電池パネル設置の説明図である。
【図３】〔図１〕の連続設置したシステムの説明図である。
【図４】〔図２〕の連続設置したシステムの説明図である。
【符号の説明】
【００１２】
（１）コンクリートポールＡ （２）風力発電機Ａ （３）コンクリートポールＢ
（４）風力発電機Ｂ （５）コンクリートポールＣ （６）中継アンテナ
（７）取付金具類 （８）太陽電池パネルＡ （９）太陽電池パネルＢ
（１０）太陽電池パネルＣ （１１）コントロールボックス
（１２）充電装置 （１３）通信機能付電力メーター
【技術分野】
【０００１】
本発明は、コンクリートポールの架台工法に関するものであり、風力発電機、太陽電池パネル、中継アンテナを併設して取付けることに特徴を持ち、通信機能付電力メーター、充電装置により、効率的に分散型発電、送電を可能にしたものである。
【背景技術】
【０００２】
従来より、大規模な太陽電池パネル発電や風力発電は、海外において、大陸型の気候や、広大な土地の条件を活用しており、日本の気候や地形は困難な条件が多かった。
その為、日本固有の気候や土地に合わせた、海岸線の利用計画が必要である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
日本固有の海岸線を利用する際、常時、発生する陸風、海風や、隣接する広大な水平海面等の自然環境に適した計画で、自然エネルギーの活用効率を高め、発電能力の向上を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
この課題を解決するために、請求項１の発明は、風力発電機と太陽電池パネルの併用を計り、風力発電と太陽光発電と組み合わせることで、自然エネルギーの活用効率を高める。
又、海岸線での分散型発電を計る為、中継アンテナも同時に併設して、通信機能付電力メーター、充電設備による、効率的な発電、送電が可能になる。
【発明の効果】
【０００５】
この発明の効果は、風力発電機、太陽電池パネル、中継アンテナ、通信機能付電力メーター、充電装置の一体設置と、高所活用による省スペース化、コンパクト設計が可能になり、海岸線に連続した分散型設置を実現させる。
【発明を実施する為の最良の形態】
【０００６】
この発明は、海岸等の海に隣接する場合に、海面に反射する太陽光も活用して、従来の太陽電池パネルの裏側での発電可能であり、両面発電の出来る太陽電池パネルの設置が可能である。
又、海岸線の立地以外でも、周辺の反射で、平地、野原、河川、湿原、湖沼、山間部での応用も可能である。
【０００７】
この発明は、海岸線の立地の場合、常時、発生する陸風、海風に合わせた、昼夜の風向きの変化に対応できる垂直型の風力発電機の活用も可能である。
【０００８】
この発明は、コンクリートポールの代替として、鉄柱、鉄骨でも可能である。
【０００９】
この発明は、凍結や積雪対策を必要な場合は、凍結防止や融雪の為、ヒーターの取付加工も可能であり、必要な感知センサーの取付けも可能であり、電源も充電装置より配線できる。
【産業上の利用可能性】
【００１０】
本発明に係る分散型発電送電装置のコンクリートポール型架台システムは、普及も可能で、産業上の利用可能を有する。
【図面の簡単な説明】
【００１１】
【図１】本発明の説明図である。
【図２】本発明の海面反射発電を活用した二段式太陽電池パネル設置の説明図である。
【図３】〔図１〕の連続設置したシステムの説明図である。
【図４】〔図２〕の連続設置したシステムの説明図である。
【符号の説明】
【００１２】
（１）コンクリートポールＡ （２）風力発電機Ａ （３）コンクリートポールＢ
（４）風力発電機Ｂ （５）コンクリートポールＣ （６）中継アンテナ
（７）取付金具類 （８）太陽電池パネルＡ （９）太陽電池パネルＢ
（１０）太陽電池パネルＣ （１１）コントロールボックス
（１２）充電装置 （１３）通信機能付電力メーター
【特許請求の範囲】
【請求項１】
イ）コンクリートポールＡ（１）に風力発電機Ａ（２）を設け、コンクリートポールＢ（３）に風力発電機Ｂ（４）を設け、コンクリートポールＣ（５）に中継アンテナ（６）を設ける。
ロ）コンクリートポールＡ（１）、Ｂ（３）、Ｃ（５）に取付金具類（７）を設け、太陽電池パネルＡ（８）、太陽電池パネルＢ（９）、太陽電池パネルＣ（１０）を固定する。
ハ）コンクリートポールＣ（５）の下部にコントロールボックス（１１）を設け、コントロールボックス（１１）の内部に、充電装置（１２）と通信機能付電力メーター（１３）を取付ける。
ニ）ハ）の充電装置（１２）は、風力発電機Ａ（２）、Ｂ（４）と結線し、発電した交流電気を直流変換して、充電する。
又、太陽電池パネルＡ（８）、Ｂ（９）、Ｃ（１０）とも結線し、発電した直流電気を充電する。
ホ）更にハ）の通信機能付電力メーター（１３）は、充電装置（１２）、中継アンテナ（６）と結線する。
以上のごとく構成された、風力発電、太陽光発電を併用した通信機能付電力メーターと充電装置による分散型発電、送電装置のコンクリートポール型架台システムである。
【請求項１】
イ）コンクリートポールＡ（１）に風力発電機Ａ（２）を設け、コンクリートポールＢ（３）に風力発電機Ｂ（４）を設け、コンクリートポールＣ（５）に中継アンテナ（６）を設ける。
ロ）コンクリートポールＡ（１）、Ｂ（３）、Ｃ（５）に取付金具類（７）を設け、太陽電池パネルＡ（８）、太陽電池パネルＢ（９）、太陽電池パネルＣ（１０）を固定する。
ハ）コンクリートポールＣ（５）の下部にコントロールボックス（１１）を設け、コントロールボックス（１１）の内部に、充電装置（１２）と通信機能付電力メーター（１３）を取付ける。
ニ）ハ）の充電装置（１２）は、風力発電機Ａ（２）、Ｂ（４）と結線し、発電した交流電気を直流変換して、充電する。
又、太陽電池パネルＡ（８）、Ｂ（９）、Ｃ（１０）とも結線し、発電した直流電気を充電する。
ホ）更にハ）の通信機能付電力メーター（１３）は、充電装置（１２）、中継アンテナ（６）と結線する。
以上のごとく構成された、風力発電、太陽光発電を併用した通信機能付電力メーターと充電装置による分散型発電、送電装置のコンクリートポール型架台システムである。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図２】
【図３】
【図４】
【公開番号】特開２０１１−１２２５７６（Ｐ２０１１−１２２５７６Ａ）
【公開日】平成２３年６月２３日（２０１１．６．２３）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００９−２９９３２２（Ｐ２００９−２９９３２２）
【出願日】平成２１年１２月９日（２００９．１２．９）
【出願人】（５０１４６１２０９）
【出願人】（３９５０２１０１１）
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２３年６月２３日（２０１１．６．２３）
【国際特許分類】
【出願日】平成２１年１２月９日（２００９．１２．９）
【出願人】（５０１４６１２０９）
【出願人】（３９５０２１０１１）
【Ｆターム（参考）】
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