説明

動力伝達機構

【課題】複数の原動機に換装可能な動力伝達機構を提供することである。
【解決手段】動力伝達機構1は、ウォームホイール11とウォームギア9bを含むウォームギア機構27と、鉛直方向に延びウォームギア9bを下側方向位置に有するシャフト9と、シャフト9の上側方向位置に第1のギア7と、第1のギア7とギア接合可能な第2のギア5aと、を有し、第2のギア5aは、原動機103の軸(原動機側入力軸5)に接続可能に形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、モータやエンジン等の原動機からの動力を第1のギア、第2のギア及びウォームギア機構を介して伝達する動力伝達機構に関する。この動力伝達機構は、例えば、管理機等の作業機に用いられる。
【背景技術】
【0002】
特許文献1、特許文献2、特許文献3及び特許文献4には、管理機等にエンジン等の原動機が用いられている動力伝達機構が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008―307022号公報
【特許文献2】特表平10―508740号公報
【特許文献3】特開2003―220982号公報
【特許文献4】特開昭59―210803号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1、特許文献2、特許文献3及び特許文献4の方法では、動力伝達機構は、特定の原動機に用いられる専用品であり、複数の原動機に換装可能ではないという不便がある。
【0005】
本発明の目的は、複数の原動機に換装可能な動力伝達機構を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の動力伝達機構は、ウォームホイールとウォームギアを含むウォームギア機構と、鉛直方向に延び前記ウォームギアを下側方向位置に有するシャフトと、前記シャフトの上側方向位置に第1のギアと、前記第1のギアとギア接合可能な第2のギアと、を有し、前記第2のギアは、原動機の軸に接続可能に形成されている。
【0007】
好適には、前記第2のギアは、前記シャフトに対してウォームホイールが形成されている側と同一の側に配置されている。
【0008】
好適には、前記第1のギア及び前記第2のギアを収容するための第1の収容空間と、前記ウォームギア機構を収容するための第2の収容空間と、を有し、前記第1の収容空間の前記第1のギア側には、前記第1の収容空間と前記第2の収容空間とを貫通し、前記シャフトが配置される貫通通路が形成され、前記第1の収容空間の前記第2のギア側には、前記第1の収容空間と前記第2の収容空間とを貫通する貫通構造を有しない。
【0009】
好適には、前記第1の収容空間の前記原動機が配置される側に蓋部が形成されており、前記蓋部は取り外し可能であり、少なくとも前記第1のギアは前記蓋部方向に取り外し容易に形成されている。
【発明の効果】
【0010】
本発明によって、複数の原動機に換装可能な動力伝達機構を提供することが可能となる。
また、共通の作業機について原動機を換装可能なので、作業機本体の部品の共通化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の第1の実施形態における動力伝達機構1が用いられる例の説明図である。
【図2】図1の管理機の正面図である。
【図3】動力伝達機構を右側方向からみた断面図である。
【図4】管理機が使用される一場面を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
図1は、本発明の第1の実施形態における動力伝達機構1が用いられる例の説明図である。
【0013】
以下、本発明の第1の実施形態を、図1を用いて詳細に説明する。
図1のように、エンジン式の原動機103を搭載した管理機101に動力伝達機構1が用いられる。なお、動力伝達機構1が用いられるのは管理機101に限られるものではなく、他の作業機、作業工具等に用いられうる。
この動力伝達機構1は、エンジン式の原動機103から入力される回転力を、耕耘爪105が接続される耕耘軸109に伝達している。
【0014】
管理機101は、操作部111によって操作される。
また、管理機101はストッパ113を有している。
このストッパ113は、耕耘時に、ストッパ113を耕耘地面Gに突き立てることによって、管理機101の進行を抑え、耕耘地面Gの耕耘される深さを調整する役割を有している。
【0015】
通常の耕耘時に管理機101が進む方向を前側方向(図1において、紙面左側方向)として、逆の方向を後ろ側方向(図1において、紙面右側方向)とする。
また、耕耘爪105に対してエンジン式の原動機103が配置されている方向を上側方向(図1において、紙面上側方向)として、逆の方向を後側方向(図1において、紙面下下側方向)とする。
そして、前側方向に対して右側の方向を右側方向(図1において、紙面手前側方向)として、前側方向に対して左側の方向を左側方向(図1において、紙面手奥側方向)とする。
【0016】
図2は、図1の管理機101の正面図である。
【0017】
図2のように、原動機103からの動力を出力する原動機側入力軸5は、垂直方向に延びており、さらに、シャフト9も鉛直方向に延びている(図3も参照のこと)。
原動機側入力軸5およびシャフト9は、動力伝達機構1内に形成されている。
図2のように、動力伝達機構1は、原動機側入力軸5及びシャフト9の垂直方向を軸とする回転を、耕耘軸109の水平方向を軸とする回転に変換している。
この耕耘軸109には、耕耘爪105が接続されている。また、管理機101は、操作部111によって操作される。
【0018】
図3は、動力伝達機構1を右側方向からみた断面図である。
【0019】
動力伝達機構1は、本体部3を有する。この本体部3は、上側方向位置に第1の収容空間3aと、下側方向位置に第2の収容空間3bを有している。
そして、この第1の収容空間3aと第2の収容空間3bとを、前側方向位置で貫通する貫通通路3cが形成されている。
第1の収容空間3aの上側方向位置には、この第1の収容空間3aに蓋をする蓋部25が形成されている。
この蓋部25が本体部3に接続されることによって、第1の収容空間3aに開口部が無い状態となる。
【0020】
第1の収容空間3aには第1のギア7と原動機側入力軸5に形成された第2のギア5aが収容されている。
この第1のギア7と第2のギア5aはギア接合している。
第2のギア5aは、第1のギア7よりも後側方向位置に設けられている。その結果、原動機側入力軸5もシャフト9よりも後側方向位置に設けられ、原動機103の重心も、直接、シャフト9に設けた場合よりも後側位置となる。
つまり、第2のギア5aは、原動機103の原動機側入力軸5に接続可能に形成され、シャフト9に対してウォームホイール11が形成されている側と同一の側に配置されている。
また、第1のギア7と第2のギア5aによって、シャフト9の回転数が原動機側入力軸5に対して1/2程度になるように構成されている。なお、変速比はこの1/2に限らないことはいうまでもない。
第2の収容空間3bには、ウォームギア機構27が収容されている。
貫通通路3c内には、第1の収容空間3aから第2の収容空間3bまで貫通するシャフト9が配置されている。
【0021】
蓋部25は、原動機側入力軸5を保持する入力軸軸受15、が形成されている。
また、入力軸軸受15は、クラッチ板13が接続されている。そして、エンジン式の原動機103がこのクラッチ板13を介して接続される。
なお、原動機103が電動式モータである場合には、必ずしもクラッチ板13を設ける必要はない。
原動機側入力軸5は第2のギア5aの軸に直接形成されている。
しかし、第2のギア5aが必ずしも軸に直接形成されている必要はなく、原動機側入力軸5とは別体で第2のギア5aが形成され、原動機側入力軸5と接続したものであってもよい。
【0022】
第1のギア7は、シャフト9の上側位置に形成されたスプライン9aと、内周面においてスプライン結合している。このスプライン結合は、蓋部25側から第1のギア7を取り外し可能なように形成されている。
【0023】
貫通通路3cの第1の収容空間3aの側に、第1のギア側軸受17が配置されている。
貫通通路3cの第2の収容空間3bの側に、スラスト軸受23が配置されている。このスラスト軸受23は、シャフト9に生じるスラスト加重を受けるためのものである。
第2の収容空間3bの上側位置にはウォームギア側第1軸受19が配置され、第2の収容空間3bの下側位置にはウォームギア側第2軸受21が配置されている。
【0024】
第2の収容空間3bに収容されているウォームギア機構27は、ウォームホイール11と、シャフト9に形成されたウォームギア9bを有している。
ウォームギア9bは、シャフト9の下側方向位置に形成されている。
ウォームホイール11は左側方向及び右側方向に延びている耕耘軸109と接続されている。
このウォームギア機構27によって、上下側方向を軸に回転していた回転力が、左右方向を軸に回転する回転力に変換される。
また、ウォームギア9bとウォームホイール11によって、シャフト9の回転数が1/35程度になるように構成されている。なお、変速比はこの1/35に限らないことはいうまでもない。
その結果、原動機103の回転数は、1/70の回転数で、耕耘軸109に出力されることになる。
【0025】
ウォームギア9bの上側方向にはウォームギア側第1軸受19が配置され、ウォームギア9bの下側方向にはウォームギア側第2軸受21が配置されている。
ウォームギア側第1軸受19のさらに上側方向にスラスト軸受23が配置されている。
第1のギア側軸受17、スラスト軸受23、ウォームギア側第1軸受19及びウォームギア側第2軸受21によってシャフト9が回転自在に保持されている。
【0026】
以上の構成は以下のようなことが可能なことを示している。
まず、蓋部25は取り外し可能である。そして、この蓋部25を取り外すと、入力軸軸受15、原動機側入力軸5、この原動機側入力軸5に形成されている第2のギア5a、クラッチ板13及びエンジン式の原動機103も一緒に取り外される。
このように、蓋部25を取り外すと、第1のギア7も露出されることになる。
そこで、ユーザは、第1のギア7を交換することが可能な状態となる。
以上から、蓋部25を取り外すことによって、入力軸軸受15、原動機側入力軸5、クラッチ板13、エンジン式の原動機103、第2のギア5a及び第1のギア7を交換可能な構成であるということができる。
【0027】
ここで、動力伝達機構1は汎用性が高い方が、原動機103が棄損等しても原動機103のみ交換して継続して使用可能であるという点で有利である。つまり、原動機103がエンジン式であっても、電動式であっても、同一の動力伝達機構1用いることが可能な方が好適である。さらに、エンジン式という点で同じであっても、その原動機103の出力が異なっても同一の動力伝達機構1を用いることが可能な方が好適である。これは原動機103が電動式であっても同じである。
この汎用性を高めるために本実施形態では、動力伝達機構1を、蓋部25を取り外すことによって、入力軸軸受15、原動機側入力軸5、クラッチ板13、エンジン式の原動機103及び第1のギア7を交換可能な構成としている。
つまり、蓋部25を交換することによって、蓋部25及びこれに付随する入力軸軸受15、原動機側入力軸5、クラッチ板13、原動機103及び第1のギア7を交換することが可能な構成となっている。さらに、蓋部25が除去されたことによって露出する第1のギア7を交換することが可能な構成となっている。
【0028】
そして、このような構成から、以下のようにして、動力伝達機構1は様々な特性の原動機103に対応することができる。
まず、動力伝達機構1に交換される原動機103の特性に応じて、第1のギア7と第2のギア5aのギア比を選択する。
つまり、選択されたギア比に応じて、第1のギア7と第2のギア5aを選択する。
そして、シャフト9のスプライン9aにすでに組み付けられている第1のギアを取り外し、シャフト9のスプライン9aに選択された第1のギア7を組み付けて交換する。
その上で、選択された第2のギア5aを有するようにした交換される原動機103(原動機側入力軸5)が組み付けられた蓋部25を動力伝達機構に1組み付ける。
このようにして、交換される原動機103に適切なギア比の第1のギア7及び第2のギア5aに交換することが可能になる。
以上のような方法で、本実施形態の動力伝達機構1は様々な特性を有するエンジン式又は電動式の原動機に対して用いることが可能となる。
【0029】
以上では、製造後に原動機103を交換することを念頭に説明したが、製造時に取り付けられる原動機103に対応するように動力伝達機構1を組み立てる場合であっても同様である。
具体的には、製造時に、組み付ける予定の原動機103に適切な第1のギア7をシャフト9のスプライン9aに組み付ける。
その上で、組み付ける予定の原動機103に適切な第2のギア5aを有するようにした組み付ける予定の原動機103(原動機側入力軸5)が組み付けられた蓋部25を動力伝達機構に1組み付ける。
以上のような方法で、本実施形態の動力伝達機構1は様々な特性を有するエンジン式又は電動式の原動機103に対して用いることが可能となる。
この様にすることで、原動機103を除く管理機101の本体部分の部品共通化を図ることができる。
【0030】
図4は、管理機101が使用される一場面を示す説明図である。
【0031】
図4のように、管理機101は耕耘地面Gを耕耘する。
その際に、管理機101の耕耘爪105の回転する方向は図4中反時計回りである。つまり、耕耘爪105の耕耘するための回転によって管理機101が前側方向に移動してしまう方向である。
そして、ストッパ113を耕耘地面Gに突き刺して、管理機101が前側方向に移動することを抑えて、耕耘される耕耘地面Gの深さが調整される。
この管理機101が前側方向に移動することを抑制して耕耘地面Gをより深く耕耘するためには、ストッパ113を深く耕耘地面Gに突き刺した方が効果的である。
このストッパ113を深く耕耘地面Gに突き刺すために、ユーザが操作部111を下側に押さえつけることになるが、この力が小さくて済む方がユーザにとって操作性が高くなる。
そこで、本実施形態では、第2のギア5aに原動機103を接続して、原動機103を操作部111及びストッパ113の位置する後側方向に設置するようにしている(図3も参照のこと)。なお、特許文献1では第1のギア7と第2のギア5aを有していないことから、このようなことはできていない。
そして、原動機103を後側方向に設置したことから原動機103の重心が後側にあることになり、図4のように、後側に回転するモーメントを発生する。
このモーメントが、ユーザがストッパ113を耕耘地面Gに突き刺す力の補助となる。
そして、このことによって、ユーザの操作性を増すことができる。
【0032】
上述したように、管理機101は、最も重い部分である原動機103の重心が後側方向に位置することになるのであるから、管理機101は後側方向に傾いた状態で使用されることが通常になる(以下の説明について、図3を参照のこと)。
そのため、作業時に第1の収容空間3aも第2のギア5aがある側が第1のギア7がある側よりも低い状態となっている。
そして、第1の収容空間3aは第2のギア5a及び第1のギア7が収容されていることからグリス等の潤滑油が存在している。
そのため、第1の収容空間3aも第2のギア5aがある側が第1のギア7がある側よりも低い状態となっていることから、第2のギア5a側により多くの潤滑油が存在することになる。
この第2のギア5a側には、貫通通路3cが形成されていないことから潤滑油が、貫通通路3cを通過して第2の収容空間3bに漏えいして、第1の収容空間3a内の潤滑油が枯渇(不足)することが抑制される。
つまり、本実施形態のように動力伝達機構1が構成されることから、動力伝達機構1の第1の収容空間3a内の潤滑油が枯渇(不足)することが抑制されるという効果がある。
【0033】
<実施形態の構成及び効果>
本実施形態の動力伝達機構1は、ウォームホイール11とウォームギア9bを含むウォームギア機構27と、鉛直方向に延びウォームギア9bを下側方向位置に有するシャフト9と、シャフト9の上側方向位置に第1のギア7と、第1のギア7とギア接合可能な第2のギア5aと、を有している。
第2のギア5aは、原動機103の軸(原動機側入力軸5)に接続可能に形成されている。
このように構成されていることから、第2のギア5a及び第1のギア7を交換することで、交換される原動機103に適切なギア比の第1のギア7及び第2のギア5aに交換することが可能になる。
また、このように構成されていることから、本実施形態の動力伝達機構1は様々な特性を有するエンジン式又は電動式の原動機に対して用いることが可能となる。
【0034】
第2のギア5aは、シャフト9に対してウォームホイール11が形成されている側と同一の側に配置されている。
このように構成されていることから、ユーザがストッパ113を耕耘地面Gに突き刺す力の補助となり、このことによって、ユーザの操作性を増すことができるという効果がある。
【0035】
第1のギア7及び第2のギア5aを収容するための第1の収容空間3aと、ウォームギア機構27を収容するための第2の収容空間3bと、を有している。
また、第1の収容空間3aの第1のギア7側には、第1の収容空間3aと第2の収容空間3bとを貫通し、シャフト9が配置される貫通通路3cが形成されている。
そして、第1の収容空間3aの第2のギア5a側には、第1の収容空間3aと第2の収容空間3bとを貫通する貫通構造を有しない。
つまり、このような構成を有することから、第1の収容空間3a内の潤滑油が枯渇(不足)することが抑制されるという効果がある。
【0036】
第1の収容空間3aの原動機103が配置される側に蓋部が形成されており、蓋部25は取り外し可能であり、少なくとも第1のギア7は蓋部25方向に取り外し容易に形成されている。
このように構成されていることから、交換される原動機103に適切なギア比の第1のギア7及び第2のギア5aに容易に交換することが可能になる。
また、このように構成されていることから、容易に、様々な特性を有するエンジン式又は電動式の原動機に対して用いることが可能となる。
【0037】
また、本発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、様々な変化した構造、構成、制御を行っていても良い。
【符号の説明】
【0038】
1 動力伝達機構
3 本体部
3a 第1の収容空間
3b 第2の収容空間
3c 貫通通路
5 原動機側入力軸
5a 第2のギア
7 第1のギア
9 シャフト
9b ウォームギア
11 ウォームホイール
25 蓋部
27 ウォームギア機構
103 原動機
105 耕耘爪
109 耕耘軸
111 操作部
113 ストッパ
G 耕耘地面


【特許請求の範囲】
【請求項1】
ウォームホイールとウォームギアを含むウォームギア機構と、
鉛直方向に延び前記ウォームギアを下側方向位置に有するシャフトと、
前記シャフトの上側方向位置に第1のギアと、
前記第1のギアとギア接合可能な第2のギアと、を有し、
前記第2のギアは、原動機の軸に接続可能に形成されている
動力伝達機構。
【請求項2】
前記第2のギアは、前記シャフトに対してウォームホイールが形成されている側と同一の側に配置されている
請求項1に記載の動力伝達機構。
【請求項3】
前記第1のギア及び前記第2のギアを収容するための第1の収容空間と、
前記ウォームギア機構を収容するための第2の収容空間と、を有し、
前記第1の収容空間の前記第1のギア側には、前記第1の収容空間と前記第2の収容空間とを貫通し、前記シャフトが配置される貫通通路が形成され、
前記第1の収容空間の前記第2のギア側には、前記第1の収容空間と前記第2の収容空間とを貫通する貫通構造を有しない
請求項1に記載の動力伝達機構。
【請求項4】
前記第1の収容空間の前記原動機が配置される側に蓋部が形成されており、
前記蓋部は取り外し可能であり、
少なくとも前記第1のギアは前記蓋部方向に取り外し容易に形成されている
請求項2に記載の動力伝達機構。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−197828(P2012−197828A)
【公開日】平成24年10月18日(2012.10.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−61102(P2011−61102)
【出願日】平成23年3月18日(2011.3.18)
【出願人】(000137292)株式会社マキタ (1,210)
【Fターム(参考)】