説明

動画像再生装置、動画像再生方法及び動画像再生プログラム

【課題】 デコードされた動画像データの不正な取得を防止できる手段を提供することで、デジタルコンテンツを保護する。
【解決手段】 ビデオデコーダ32はエンコードされた動画像データをデコードする。暗号化部32はビデオデコーダ32によりデコードされた動画像データを部分的に暗号化する。暗号化部32により部分的に暗号化された動画像データは、システムバス2を介してディスプレイコントローラ14に入力される。ディスプレイコントローラ14内に組み込まれた復号部140は、部分的に暗号化された動画像データを復号する。ディスプレイコントローラ14は復号された動画像データに対応する動画像をLCD141に表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はエンコードされた映像コンテンツをデコード及び再生する動画像再生装置に関する。
【背景技術】
【0002】
DVDを代表とするデジタル形式の映像音声コンテンツ(以下、デジタルコンテンツという)を再生する機器は広く普及しており、これらデジタルコンテンツを編集することも一般的である。また、これらの技術はPCで実現されることもきわめて一般的である。デジタルコンテンツは品質劣化なしにコピーあるいは編集して記録することが可能である。
【0003】
例えばDVD−Videoのような光ディスクを記録媒体とするデジタルコンテンツは、著作権保護を目的として、CSS(Content Scramble System)等のフレームワークにより保護されている。このように保護されているデジタルコンテンツは、MPEG等の方式により圧縮された動画像データが、更にスクランブルされて光ディスクに記録されている。このようなデジタルコンテンツを再生する再生装置は、先ずスクランブルされたコンテンツをディスクから読出し、スクランブルを解く鍵を用いて該コンテンツをデスクランブル(スクランブル解除)する。この鍵は、このように保護されたデジタルコンテンツのスクランブルを解くことが許可されている装置に予め組み込まれている。下記特許文献1には、著作権保護を目的としてスクランブルされたデジタルコンテンツが、不正にスクランブル解除されることを防止する技術が開示されている。
【0004】
再生装置は、デスクランブルされたコンテンツを更にMPEG等の方式に従ってデコードする。デコードされたコンテンツはD/A変換された後、LCD等の表示装置に表示される。このとき使用されるデコーダとD/A変換器は、例えば1つのLSI内に構成されており、デコードされたデジタル動画像データをLSI外部から取得することはできない。
【0005】
フレームワークにより保護されている光ディスクは、一般にコピープロテクトされている。すなわち、このような光ディスクにはコピーを禁止する情報が書き込まれており、DVDレコーダのような記録装置を用いて、光ディスクに記録されているコンテンツを例えばHDDにコピーすることはできない。
【特許文献1】特開2003−153227号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前述のように保護されているデジタルコンテンツを例えばPC(personal computer)により再生する場合、光ディスクから読出された動画像データは、前述と同様にデスクランブル及びデコードされる。デコードされた動画像データはシステムバス上を通りディスプレイコントローラに入力される。ディスプレイコントローラは、入力された動画像データを表示に適した形式に加工し、映像信号としてLCD等の表示装置に供給し、動画像データに対応する映像が表示される。
【0007】
このとき、特殊なプログラムを用いて、このシステムバス上のデータを取得することは、不可能ではない。従って、前述したようにコピープロテクトされたデジタルコンテンツであっても、コンテンツ作成者の意に反して、動画像データが取得されてしまう可能性がある。
【0008】
このようにPCにおいては、フレームワークにより保護されたコンテンツであっても、品質劣化なしに、著作者の意図に反してコピーすることも、改変することも可能な状態にある。従って、デジタルコンテンツを保護するという前提に立たないで、PC等のシステムを設計した場合、それを悪用して前述のような、コンテンツの不正コピー、改変の危険はきわめて大きい。
【0009】
従って本発明は、デコードされた動画像データの不正な取得を防止できる手段を提供することで、デジタルコンテンツを保護することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
このようなデジタルコンテンツを保護するためには、データの暗号化が必要となる。しかし、圧縮解除(デコード)された動画像データは非常に大きなサイズであり、全データを暗号化することは現実的ではない。
【0011】
1画面全体を暗号化するような暗号化対象範囲が広い場合、暗号化処理量は無視できないほど大きくなるので、画像の一部を暗号化するという方法が現実的である。デジタルコンテンツの一部を特定の方法により暗号化し、その暗号を解くことができる場合のみ、通常の再生ができる構成とする。これにより、暗号化及び復号のための処理量が削減し、かつ、復号処理を実施せずに表示した場合、部分的な暗号化でもオリジナルコンテンツとはかけ離れた映像しか再生できない状態を実現する。
【発明の効果】
【0012】
デコードされた動画像データの不正な取得を防止し、デジタルコンテンツを保護することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
【0014】
図1は、本発明の一実施形態に係る動画再生装置の一例として、パーソナルコンピュータを用いた場合の構成が示されている。このパーソナルコンピュータは、MPEG2、MPEG4等によってエンコードされたオーディオ・ビデオストリームをソフトウェアによってデコードして再生することができる。
【0015】
図1のコンピュータシステムには、CPU11、ホスト−PCIブリッジ12、メインメモリ13、ディスプレイコントローラ14、サウンドコントローラ15、通信インターフェース16、I/Oコントーラ17、PCI−ISAブリッジ18、カメラ20、ハードディスクドライブ(HDD)21、HD DVDドライブ22などが設けられている。
【0016】
CPU11は本システム全体を制御するためのものであり、メインメモリ13にロードされたオペレーティングシステムや他の各種プログラムを実行する。本システムではメモリアクセス方式としてキャッシュメモリ方式を採用している。キャッシュメモリ110に使用頻度の高いデータを蓄積しておくことにより、CPU11は低速なメインメモリへのアクセスを減らすことができ、処理を高速化することができる。
【0017】
ホスト−PCIブリッジ12はCPUバス1とPCIバス2を接続するバスブリッジであり、ここにはメインメモリ13を制御するためのメモリコントロールロジックも内蔵されている。ディスプレイコントローラ14は本コンピュータシステムのディスプレイモニタとして使用されるLCD141又は外部CRTディスプレイを制御する。AVデータの再生時には、デコードされた映像データがディスプレイコントローラ14を通じてディスプレイモニタに表示される。
【0018】
サウンドコントローラ15は、各種オーディオデータの入出力を制御する。AVデータの再生時には、デコードされた映像データがサウンドコントローラ15によりD/A変換され、スピーカから再生されるか、あるいはラインアウト端子から外部オーディオ機器に出力される。
【0019】
通信インターフェース16は、たとえばUSBやIEEE1394などのシリアルインターフェース規格に従って、外部または内蔵のカメラ20と通信し、ビデオデータを取り込むことができる。カメラ20によって撮影された動画像信号は、そのまま再生表示したり、あるいはMPEG2、MPEG4、AVI、DVIなどの各種圧縮形式に従って変換した後に、I/Oコントローラ17を介してHDD21、HD DVDドライブ22、メモリカード23などの各種記録メディアに記録することができる。HD DVDドライブ22は、HD DVDの他、従来のDVDあるいはCDを再生することができる。
【0020】
PCI−ISAブリッジ18はPCIバス2とISAバス3との間を接続するバスブリッジであり、ISAバス3には各種ISAデバイスが接続される。
【0021】
次に、CSS等で保護されたDVD−VideoディスクまたはAACSにより保護されたHD DVD等の光ディスクに記録されたデジタルコンテンツの再生処理について説明する。
【0022】
メインメモリ13上に展開されたビデオデコーダを含む一連の動画像復号プログラム(後述される)がCPUによって実行処理される。HD DVDドライブ22から読み取られた圧縮された動画像データはメモリ13上に展開され、ビデオデコーダによって圧縮が解除され、更にディスプレイコントローラを経由してLCDモニタに出力される。
【0023】
PCの場合、圧縮が解除された動画像データはPCIバス2(以下システムバス2という)上を通過する。このとき、不正なプログラムにより、システムバス2上に出力されたデータの取得が可能となる。つまり、コンテンツ作成者の意に反して、デジタルコンテンツが取得されてしまう危険性がある。
【0024】
上記の危険を避けるため、以下のような対策を施すことが考えられる。
【0025】
1.デジタルコンテンツの不正な取得ができないように、ソフトウェア、ハードウェア的な防護システムを構築する。
【0026】
2.デジタルコンテンツが取得された場合でも、その再生映像が正常に再生された映像に比べて耐えがたい程度に品質が落ちるように、デジタルコンテンツを暗号化する。
【0027】
例えば圧縮解除したコンテンツすなわち動画像データを暗号化してシステムバスに供給する場合、圧縮解除された動画像データは非常に大きなサイズであり、全データを暗号化することは現実的ではない。本発明では、部分的な動画像データの暗号化を実施してから、動画像データはシステムバス上を転送される。その暗号を解くことができる場合においてのみ、通常の再生ができるようにする。部分的な暗号化の単位をキャッシュライン111のデータ長に合わせることによって、CPUによる高速な暗号化処理を図ることができる。
【0028】
図2は、本発明をPC上で実現するための動画像復号プログラムの構成例を示す機能ブロック図である。このプログラムはメモリ13上に展開される。勿論このような機能ブロックをハードウエアを用いて構成し、映像再生装置あるいは映像記録再生装置に組み込むことができる。
【0029】
図2において、圧縮データ読み取り部31は、HD DVD等の光ディスクから圧縮された動画像データを取得する。取得された動画像データは、ビデオデコーダ32に渡される。例えばHD DVDのデジタルコンテンツは前述したように、著作権保護を目的として、AACS等のフレームワークにより保護(スクランブル及びコピープロテクト)されている。ビデオデコーダ32は、デスクランブル部32aを用いて動画像データのスクランブルを解除する。この段階で、スクランブル解除された動画像データは、まだ圧縮された状態であるので、ビデオデコーダ32は動画像データの圧縮を解除(デコード)する。ビデオデコーダ32は、MPEG2、H.264、VC−1など各種圧縮形式のビデオデータあるいはオーディオデータをデコード可能なデコーダである。デコードされた動画像データは暗号化部33に出力される。
【0030】
暗号化部33は、圧縮解除された動画像データに対し、本発明による部分的な暗号化を施す。この部分的暗号化は、キャッシュメモリ110の処理ブロック単位すなわちキャッシュライン111単位で行われる。暗号化部33の機能は、本発明ではCPU11により実施される。CPU11はデータ処理をキャッシュメモリ方式で行っている。そこで、本発明による部分的暗号化をキャッシュライン単位で行うことにより、キャッシュメモリ方式の利点を有効に活用することができる。
【0031】
圧縮解除され部分的に暗号化された動画像データは、動画像データ表示制御部34、オペレーティングシステム35、ディスプレイドライバ36及びシステムバス2を経由して、ディスプレイコントローラ14に送られる。このように本発明では、圧縮解除されたデータがそのままシステムバス2上を伝送されることはない。従って、例え不正なプログラムを用いてシステムバス2上の動画像データを取得したとしても、その動画像データから正常な映像を再生することはできない。つまり、そのようにして取得した動画像データを圧縮してHDD等の記録媒体に記録しても、正常な映像を再生することはできない。
【0032】
ディスプレイコントローラ14は復号部140を有する。復号部140はビデオデコーダ32と予め取り決めておいた部分的な圧縮を解除するためのアルゴリズムを用いて、動画像データを復号する。ディスプレイコントローラ14は、復号された動画像データを表示に適した形式に加工し、LCDモニタ等に出力する。このように、予め暗号化された部分を知っているコンテンツ受け取り側(ディスプレイコントローラ側)で、暗号化データを復号することで、意図しないデータの取得を防ぐことができる。
【0033】
次に、暗号化部33により行われる圧縮解除された動画像データの部分的暗号化について詳細に説明する。
【0034】
先ず、デジタルコンテンツが一次元(packed フォーマットあるいはオーディオデータ)の場合を説明する。
【0035】
図3はデコードされたpackedフォーマットの画像データをメモリ上に格納した様子を示す。各データはこの順序で転送される。画素はYUV(輝度Y、色差U、色差V)で表現され、この例はYUY2(4:2:2)フォーマットの画素データを示している。このフォーマットでは、輝度、色差の各データは16ビットで示され、4データで2画素が表現される。このように画像データは画素単位で1次元に配列されている。
【0036】
図4は本発明による部分的暗号化の第1実施例に基づいて暗号化された動画像データを示す。ビデオデコーダ22によりデコードされた動画像データは、キャッシュメモリ110のキャッシュライン111単位で部分的に暗号化される。図4はこのようにして暗号化した動画像データをメインメモリ13に格納した様子を示している。斜線で示された矩形が暗号化された領域である。このように暗号化された領域が点在している。
【0037】
前述したように、キャッシュメモリ110は複数のキャッシュライン(処理ブロック)111から構成され、CPU11はキャッシュライン単位にデータ処理を実行、すなわちデータを書き換える。キャッシュメモリ110の容量は例えば1Mバイト、キャッシュライン111の容量は例えば128バイトである。ここでCPU11は、1つのキャッシュライン内のデータを全て暗号化する。このように、動画像データの暗号化をキャッシュライン単位で部分的に行うことにより、キャッシュメモリ方式の効率を向上し、高速暗号化処理が可能となる。
【0038】
図5は本発明による部分的暗号化の第2実施例に基づいて暗号化された動画像データをフレーム(画面)単位で示している。ここでは連続する3フレーム(Fn、Fn+1、Fn+2)が示されている。この第2実施例では、各フレーム内で互いに対応する位置の領域(同一アドレス領域)が、連続するフレームにおいて暗号化される。ここでも、動画像データはキャッシュライン単位に暗号化される。
【0039】
例えば複数のフレームにおいて、同一個所を暗号化したフレームと暗号化しなかったフレームが例えば交互に続くと、暗号化フレームとそれに前後する正常フレームから、暗号化の鍵が類推され暗号化データが復号される可能性がある。又、再生時は1秒間に30フレーム表示されるので、例えば複数フレームにおいてランダムな位置の領域を暗号化しても、正常フレームと同様に表示されることがある。従って第2実施例では、各フレーム内の同一個所が、連続するフレームにおいて暗号化される。
【0040】
次に、デジタルコンテンツが2次元(plannar format)以上の場合に適用される実施例を説明する。
【0041】
図6はデコードされたplannar フォーマットの画像データをメモリ上に格納した様子を示す。plannar フォーマットでは、輝度データY、色差データU、Vがそれぞれ1フレーム単位で格納される。例えば輝度データ41、色差データ42、43が1画面分の画像データである。
【0042】
図7は本発明による部分的暗号化の第3実施例を説明するための図である。斜線で示される矩形が暗号化領域であり、1キャッシュラインに相当する領域である。
【0043】
一次元の場合と同様にキャッシュライン単位で、それぞれのプレーンすなわち空間(例、YUV、RGB)が暗号化される。ただし、次元が違う空間どうしは、視覚的に(合成プレーンにおいて)近接しているが、一致しない領域を暗号化することで、少ない暗号化処理量でできるだけ大きな視覚的空間を暗号化できる。
【0044】
図7(a)〜7(c)のように、Y(輝度)プレーン、U(色差)プレーン、V(色差)プレーンで異なる領域を暗号化する。この結果、Yプレーン、Uプレーン、Vプレーンで同一位置領域を暗号化した場合に比べ、図7(d)のように合成プレーンでは暗号化領域が大きい。
【0045】
このように、1キャッシュラインを暗号化した場合、YプレーンよりUプレーン又はVプレーンの方が、合成プレーンにおける領域が広くなる。従って、Uプレーンのみ又はVプレーンのみを暗号化すると、効率が更に向上する。
【0046】
上記の実施例では、HD DVDディスク等の光ディスクに記録されたデジタルコンテンツを再生する場合を例として説明したが、本発明は通信ネットワーク、デジタル放送等から受信したコピープロテクトされたデジタルコンテンツ等にも適用できることは明らかである。
【0047】
以上の説明はこの発明の実施の形態であって、この発明の装置及び方法を限定するものではなく、様々な変形例を容易に実施することができる。又、各実施形態における構成要素、機能、特徴あるいは方法ステップを適宜組み合わせて構成される装置又は方法も本発明に含まれるものである。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】本発明に係る動画像再生装置を実施するPCの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明をPC上で実現するための動画像復号プログラムの構成例を示す機能ブロック図である。
【図3】デコードされたpackedフォーマットの画像データをメモリ上に格納した様子を示す。
【図4】本発明による部分的暗号化の第1実施例に基づいて暗号化された動画像データを示す。
【図5】本発明による部分的暗号化の第2実施例に基づいて暗号化された動画像データを示す。
【図6】デコードされたplannar フォーマットの画像データをメモリ上に格納した様子を示す。
【図7】本発明による部分的暗号化の第3実施例を説明するための図である。
【符号の説明】
【0049】
11…CPU、13…メインメモリ、14…ディスプレイコントローラ、21…HDD、22…HD DVDドライブ、110…キャッシュメモリ、111…キャッシュライン、140…復号部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
エンコードされた動画像データをデコードするデコード手段と、
前記デコード手段によりデコードされた動画像データを部分的に暗号化する暗号化手段と、
前記暗号化手段により部分的に暗号化された動画像データを復号する復号手段と、
を具備することを特徴とする動画像再生装置。
【請求項2】
前記デコード手段によりデコードされた動画像データを格納するためのメインメモリと、複数の処理ブロックを有するキャッシュメモリとを更に具備し、
前記暗号化手段は、前記デコードされた動画像データを部分的にかつ前記処理ブロック単位で暗号化することを特徴とする請求項1記載の動画像再生装置。
【請求項3】
前記暗号化手段は、前記デコードされた動画像データの連続するフレームにおいて、各フレーム内の同一領域を暗号化することを特徴とする請求項2記載の動画像再生装置。
【請求項4】
前記動画像データの1フレームは、Yプレーン、Uプレーン、Vプレーンからなり、前記暗号化手段は、Yプレーン、Uプレーン、Vプレーンにおいて互いに対応しない位置の領域を暗号化することを特徴とする請求項2記載の動画像再生装置。
【請求項5】
前記動画像データの1フレームは、Yプレーン、Uプレーン、Vプレーンからなり、前記暗号化手段は、Uプレーン又はVプレーンのみを暗号化することを特徴とする請求項2記載の動画像再生装置。
【請求項6】
キャッシュメモリを有する動画像再生装置に適用される動画像再生方法であって、
エンコードされた動画像データをデコードするステップと、
前記デコードされた動画像データを部分的かつ前記キャッシュメモリの処理ブロック単位で暗号化するステップと、
前記部分的に暗号化された動画像データを復号するステップと、
を具備することを特徴とする動画像再生方法。
【請求項7】
キャッシュメモリを有する動画像再生装置に適用される動画像再生プログラムであって、
エンコードされた動画像データをデコードするステップと、
前記デコードされた動画像データを、部分的かつ前記キャッシュメモリの処理ブロック単位で暗号化するステップと、
を具備することを特徴とする動画像再生プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−68111(P2007−68111A)
【公開日】平成19年3月15日(2007.3.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−254855(P2005−254855)
【出願日】平成17年9月2日(2005.9.2)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】