説明

医療美容分野におけるポリエン酸カルシウムの利用方法

【課題】焼けど、日焼け、床ずれ、等の薬物は比較的多く、その大部分が漢方製剤であるため、治療にはたくさんの時間がかかり、効果が弱いという問題があった。
【解決手段】 ポリエン酸カルシウム、オクタデカジエン酸カルシウムまたはオクタデカトリエン酸カルシウムを軟膏または油型プレー剤に作り、焼けど、日焼け、床ずれ、潰瘍、凍傷、外傷の治療に利用し、ポリエン酸カルシウムと補助剤を医療美容製品に作り、しわ防止、ニキビ除去、シミ除去、角質除去、毛穴収縮、ニキビ瘢痕、日焼け、擦り傷、皮膚損傷、股部白癬、焼けど凍傷、凍傷防止・皸防止、老衰防止、日焼け、修復再生、各種の原因による損傷皮膚の修復に利用し、美白、エモリアント、上皮細胞の生長促進、痔疾、鼻炎、組織損傷の修復、細胞生長促進、消炎、鎮痛、カヤ虫刺されなどの効果を持ち、脈管の塞ぎ止め、血栓、傷口癒着、炎症及びアレルギー性鼻炎などを調節する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は医療美容分野に関するものであり、更に詳しくはポリエン酸カルシウムの医療美容分野における利用方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、焼けど、日焼け、床ずれ、潰瘍、凍傷、外傷などの治療に使われている薬物は比較的多く、その大部分が漢方製剤である。
【0003】
しわ防止、ニキビ除去、シミ除去、角質除去、毛穴収縮、ニキビ瘢痕、日焼け、擦り傷、皮膚損傷、股部白癬、焼けど・凍傷、凍傷・皸防止、老衰防止、日焼け防止、修復・再生、各種の原因による皮膚の損傷修復などに使われている薬物は比較的多く、その大部分が漢方製剤である。
【0004】
現在、美白、エモリアント、上皮細胞の生長促進、痔疾、鼻炎、組織損傷の修復、細胞生長促進、消炎、鎮痛、カヤ虫刺されなどに使われている薬物は比較的多く、その大部分が漢方製剤である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記薬物は比較的多く、その大部分が漢方製剤であるため、治療にはたくさんの時間がかかり、効果が弱いという問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の目的はポリエン酸カルシウムの医療美容分野における利用方法を提供することにある。
【0007】
方法一、ポリエン酸カルシウムを軟膏、油型スプレー剤に作った。ポリエン酸カルシウムはポリエン酸を重炭酸ナトリウムと反応させ、さらに水酸化カルシウム水溶液と反応させることによって得られ、また、ポリエン酸グリセリンエステルを水酸化カルシウムと反応させることによっても得られる。
【0008】
ポリエン酸カルシウムは重炭酸ナトリウムとポリエン酸を混合し化学反応させ、攪拌して十分に反応させた後、水酸化カルシウム水溶液を加え、攪拌を継続しながら反応させ、生成した乳白色のポリエン酸カルシウムが水面に浮き、乳白色のポリエン酸カルシウムを層化、ろ過することによって製造される。
【0009】
ポリエン酸グリセリンエステルと水酸化カルシウムとの反応によりポリエン酸カルシウムを製造する場合、ポリエン酸カルシウムはポリエン酸グリセリンエステルを水酸化カルシウム水溶液と混合し、常温で攪拌し、生成した乳白色のポリエン酸カルシウムが水面に浮き、乳白色のポリエン酸カルシウムを層化、ろ過することによって製造される。
【0010】
本発明を軟膏または油型プレー剤に作り、患部に塗って使用する。
【0011】
本発明は焼けど、日焼け、床ずれ、潰瘍、凍傷、外傷、手術後の傷口不癒着及び肛門の裂け傷、痔瘻、生殖器外陰部の炎症による長期間不癒着の潰瘍に対して著しい効果を持ち、他には脚気、蚊や虫刺され及び炎症期のニキビに対しても著しい効果を持ち、製造コストが低く、毒副作用がなく、安全、信頼性に優れ、普及に有益である。
【0012】
方法二、オクタデカジエン酸カルシウムを軟膏、油型スプレー剤に作った。ジエン酸とは炭素鎖に二重結合を2つ持つ脂肪酸であり、自然界でもっとも代表性的なオクタデカジエン酸はリノール酸であり、オクタデカジエン酸カルシウムはリノール酸を重炭酸ナトリウムと反応させ、さらに水酸化カルシウム水溶液と反応させることによって得られ、また、リノール酸グリセリンエステルを水酸化カルシウムと反応させることによっても得られる。
【0013】
オクタデカジエン酸カルシウムは重炭酸ナトリウムとリノール酸を混合し化学反応させ、攪拌して十分に反応させた後、水酸化カルシウム水溶液を加え、攪拌を継続しながら反応させ、乳白色のリノール酸カルシウムが水面に浮き、乳白色のリノール酸カルシウムを層化、ろ過することによって製造される。その化学反応分子式は次の通りである。
C18H32O2 + NaHCO3 = Na[C18H31O2] + CO2 + H2O
2Na[C18H31O2]+ Ca(OH) 2 = Ca[(C18H31O2)] 2 + 2 NaOH
【0014】
リノール酸グリセリンエステルと水酸化カルシウムとの反応によりオクタデカジエン酸カルシウムを製造する場合、オクタデカジエン酸カルシウムはリノール酸グリセリンエステルを水酸化カルシウム水溶液と混合し、常温で攪拌し、生成した乳白色のリノール酸カルシウムが水面に浮き、乳白色のリノール酸カルシウムを層化、ろ過することによって製造される。
【0015】
その化学反応分子式は次の通りである。

【0016】
オクタデカジエン酸には分子配列の違いにより、幾つかの幾何異性体が存在するが、本発明の治療の効果に影響しない。
【0017】
本発明を軟膏または油型プレー剤に作り、患部に塗って使用する。
【0018】
本発明は焼けど、日焼け、床ずれ、潰瘍、凍傷、外傷、手術後の傷口不癒着及び肛門の裂け傷、痔瘻、生殖器外陰部の炎症による長期間不癒着の潰瘍に対して著しい効果を持ち、他には脚気、蚊や虫刺され及び炎症期のニキビに対しても著しい効果を持ち、製造コストが低く、毒副作用がなく、安全、信頼性に優れ、普及に有益である。
【0019】
方法三、オクタデカトリエン酸カルシウムを軟膏、油型スプレー剤に作った。トリエン酸とは炭素鎖に二重結合を3つ持つ脂肪酸であり、自然界でもっとも代表性的なオクタデカトリエン酸はエレオステアリン酸であり、オクタデカトリエン酸カルシウムはエレオステアリン酸を重炭酸ナトリウムと反応させ、さらに水酸化カルシウム水溶液と反応させることによって得られ、また、エレオステアリン酸グリセリンエステルを水酸化カルシウムと反応させることによっても得られる。
【0020】
オクタデカトリエン酸カルシウムは重炭酸ナトリウムとエレオステアリン酸を混合し化学反応させ、攪拌して十分に反応させた後、水酸化カルシウム水溶液を加え、攪拌を継続しながら反応させ、生成した乳白色のエレオステアリン酸カルシウムが水面に浮き、乳白色のエレオステアリン酸カルシウムを層化、ろ過することによって製造される。その化学反応分子式は次の通りである。
C18H30O2 + NaHCO3 = Na[C18H29O2] + CO2 + H2O
2Na[C18H29O2]+ Ca(OH) 2 = Ca[(C18H29O2)] 2 + 2 NaOH
【0021】
エレオステアリン酸グリセリンエステルと水酸化カルシウムとの反応によりオクタデカトリエン酸カルシウムを製造する場合、オクタデカトリエン酸カルシウムはエレオステアリン酸グリセリンエステルを水酸化カルシウム水溶液と混合し、常温で攪拌し、生成した乳白色のエレオステアリン酸カルシウムが水面に浮き、乳白色のエレオステアリン酸カルシウムを層化、ろ過することによって製造される。
【0022】
その化学反応分子式は次の通りである。

【0023】
オクタデカトリエン酸には分子配列の違いにより、幾つかの幾何異性体が存在するが、本発明の治療の効果に影響しない。
【0024】
本発明を軟膏または油型プレー剤に作り患部に塗って使用する。
【0025】
本発明は焼けど、日焼け、床ずれ、潰瘍、凍傷、外傷、手術後の傷口不癒着及び肛門の裂け傷、痔瘻、生殖器外陰部の炎症による長期間不癒着の潰瘍に対して著しい効果を持ち、他には脚気、蚊や虫刺され及び炎症期のニキビに対しても著しい効果を持ち、製造コストが低く、毒副作用がなく、安全、信頼性に優れ、普及に有益である。
【0026】
方法四、ポリエン酸カルシウムを軟膏、油型スプレー剤に作った。ポリエン酸カルシウムはポリエン酸を重炭酸ナトリウムと反応させ、さらに水酸化カルシウム水溶液と反応させることによって得られ、ポリエン酸グリセリンエステルを水酸化カルシウムと反応させることによっても得られる。
【0027】
ポリエン酸カルシウムは重炭酸ナトリウムとポリエン酸を混合し化学反応させ、攪拌して十分に反応させた後、水酸化カルシウム水溶液を加え、攪拌を継続しながら反応させ、生成した乳白色のポリエン酸カルシウムが水面に浮き、乳白色のポリエン酸カルシウムを層化、ろ過することによって製造される。
【0028】
ポリエン酸グリセリンエステルと水酸化カルシウムとの反応によりポリエン酸カルシウムを製造する場合、ポリエン酸カルシウムはポリエン酸グリセリンエステルを水酸化カルシウム水溶液と混合し、常温で攪拌し、生成した乳白色のポリエン酸カルシウムが水面に浮き、乳白色のポリエン酸カルシウムを層化、ろ過することによって製造される。
【0029】
本発明を軟膏または油型プレー剤に作り患部に塗って使用する。
【0030】
本発明は焼けど、日焼け、床ずれ、潰瘍、凍傷、外傷、手術後の傷口不癒着及び肛門の裂け傷、痔瘻、生殖器外陰部の炎症による長期間不癒着の潰瘍に対して著しい効果を持ち、他には脚気、蚊や虫刺され及び炎症期のニキビに対しても著しい効果を持ち、製造コストが低く、毒副作用がなく、安全、信頼性に優れ、普及に有益である。
【0031】
方法五、本発明はポリエン酸カルシウム、グリセリン、オクタディサイル・アルコール、モノステアリン酸グリセリン、白鉱物油、ホワイト・ワセリン、P20乳化剤、プロピレングリコール、防腐剤K400、香料エッセンス及び水から構成され、各成分の重量比(百分比)は次のとおりである。ポリエン酸カルシウム:グリセリン:オクタディサイル・アルコール:モノステアリン酸グリセリン:白鉱物油:ホワイト・ワセリン:P20乳化剤:プロピレングリコール:防腐剤K400:香料エッセンス:水=15:11:2.5:1:15:7:6:2:0.1:0.1:40.3。
【0032】
製造工程は次のとおりである。
1、まず、オクタディサイル・アルコール、モノステアリン酸グリセリン、白鉱物油、ホワイト・ワセリン、P20乳化剤を混合させ、95℃に加温する。
2、水を95℃に加熱する。
3、1において得られた混合物と2において得られた水を同時に真空釜に吸い上げ、攪拌しながら85℃に昇温した後に、45℃に降温し、防腐剤K400を加え、42℃まで降温した時に、グリセリン、プロピレングリコール、ポリエン酸カルシウムを加え、また攪拌した後に真空釜から排出する。
【0033】
本発明はしわ防止、ニキビ除去、シミ除去、角質除去、毛穴収縮、ニキビ瘢痕、日焼け、擦り傷、皮膚損傷、股部白癬、焼けど・凍傷、凍傷・皸防止、老衰防止、日焼け防止、修復再生、各種の原因による損傷皮膚の修復に対して、著しい効果を持ち、製造コストが低く、毒副作用がなく、安全、信頼性に優れ、普及に有益である。
【0034】
方法六:本発明はポリエン酸カルシウム、グリセリン、オクタディサイル・アルコール、モノステアリン酸グリセリン、白鉱物油、ホワイト・ワセリン、P20乳化剤、プロピレングリコール、防腐剤K400、香料エッセンス及び水から構成され、各成分の重量比(百分比)は次のとおりである。ポリエン酸カルシウム:グリセリン:オクタディサイル・アルコール:モノステアリン酸グリセリン:白鉱物油:ホワイト・ワセリン:P20乳化剤:プロピレングリコール:防腐剤K400:香料エッセンス:水=15:11:2.5:1:15:7:6:2:0.1:0.1:40.3。
【0035】
ポリエン酸カルシウムはオクタディセニン酸カルシウム、オクタデカジエン酸カルシウムまたはオクタデカトリエン酸カルシウムである。
【0036】
製造工程は次のとおりである。
1、まず、オクタディサイル・アルコール、モノステアリン酸グリセリン、白鉱物油、ホワイト・ワセリン、P20乳化剤を混合させ、95℃に加温する。
2、水を95℃に加熱する。
3、1において得られた混合物と2において得られた水を同時に真空釜に吸い上げ、攪拌しながら85℃に昇温した後に、45℃に降温し、防腐剤K400を加え、42℃まで降温した時に、グリセリン、プロピレングリコール、ポリエン酸カルシウムを加え、また攪拌した後に真空釜から排出する。
【0037】
本発明はしわ防止、ニキビ除去、シミ除去、角質除去、毛穴収縮、ニキビ瘢痕、日焼け、擦り傷、皮膚損傷、股部白癬、焼けど・凍傷、凍傷・皸防止、老衰防止、日焼け防止、修復再生、各種の原因による損傷皮膚の修復に対して、著しい効果を持ち、製造コストが低く、毒副作用がなく、安全、信頼性に優れ、普及に有益である。
【0038】
方法七:本発明はポリエン酸カルシウム、グリセリン、オクタディサイル・アルコール、モノステアリン酸グリセリン、白鉱物油、ホワイト・ワセリン、P20乳化剤、プロピレングリコール、防腐剤K400、香料エッセンス及び水から構成され、各成分の重量比(百分比)は次のとおりである。ポリエン酸カルシウム:グリセリン:オクタディサイル・アルコール:モノステアリン酸グリセリン:白鉱物油:ホワイト・ワセリン:P20乳化剤:プロピレングリコール:防腐剤K400:香料エッセンス:水=15:11:2.5:1:15:7:6:2:0.1:0.1:40.3。
【0039】
製造工程は次のとおりである。
1、まず、オクタディサイル・アルコール、モノステアリン酸グリセリン、白鉱物油、ホワイト・ワセリン、P20乳化剤を混合させ、95℃に加温する。
2、水を95℃に加熱する。
3、1において得られた混合物と2において得られた水を同時に真空釜に吸い上げ、攪拌しながら85℃に昇温した後に、45℃に降温し、防腐剤K400を加え、42℃まで降温した時に、グリセリン、プロピレングリコール、ポリエン酸カルシウムを加え、また攪拌した後に真空釜から排出する。
【0040】
本発明は美白、エモリアント、上皮細胞の生長促進、痔疾、鼻炎、組織損傷の修復、細胞生長促進、消炎、鎮痛、カヤ虫刺されなどの効果を持ち、かつ脈管の塞ぎ止め、血栓、傷口癒着、炎症及びアレルギー性鼻炎などを調節するという生理機能を有し、動脈硬化と動脈血栓の形成を防ぎ、肌に潤いを与えてつやつやさせ、青春を取り戻させ、効果が著しく、製造コストが低く、毒副作用がなく、安全、信頼性に優れ、普及に有益である。
【0041】
方法八:本発明はポリエン酸カルシウム、グリセリン、オクタディサイル・アルコール、モノステアリン酸グリセリン、白鉱物油、ホワイト・ワセリン、P20乳化剤、プロピレングリコール、防腐剤K400、香料エッセンス及び水から構成され、各成分の重量比(百分比)は次のとおりである。ポリエン酸カルシウム:グリセリン:オクタディサイル・アルコール:モノステアリン酸グリセリン:白鉱物油:ホワイト・ワセリン:P20乳化剤:プロピレングリコール:防腐剤K400:香料エッセンス:水=15:11:2.5:1:15:7:6:2:0.1:0.1:40.3。
【0042】
ポリエン酸カルシウムはオクタディセニン酸カルシウム、オクタデカジエン酸カルシウムまたはオクタデカトリエン酸カルシウムである。
【0043】
製造工程は次のとおりである。
1、まず、オクタディサイル・アルコール、モノステアリン酸グリセリン、白鉱物油、ホワイト・ワセリン、P20乳化剤を混合させ、95℃に加温する。
2、水を95℃に加熱する。
3、1において得られた混合物と2において得られた水を同時に真空釜に吸い上げ、攪拌しながら85℃に昇温した後に、45℃に降温し、防腐剤K400を加え、42℃まで降温した時に、グリセリン、プロピレングリコール、ポリエン酸カルシウムを加え、また攪拌した後に真空釜から排出する。
【発明の効果】
【0044】
本発明は美白、エモリアント、上皮細胞の生長促進、痔疾、鼻炎、組織損傷の修復、細胞生長促進、消炎、鎮痛、カヤ虫刺されなどの効果を持ち、かつ脈管の塞ぎ止め、血栓、傷口癒着、炎症及びアレルギー性鼻炎などを調節するという生理機能を有し、動脈硬化と動脈血栓の形成を防ぎ、肌に潤いを与えてつやつやさせ、青春を取り戻させ、効果が著しく、製造コストが低く、毒副作用がなく、安全、信頼性に優れ、普及に有益である。
【発明を実施するための形態】
【0045】
次に、実施例に基づいて本発明を具体的に説明する。
【実施例1】
【0046】
本発明の薬物はポリエン酸カルシウムであり、ポリエン酸が重炭酸ナトリウムと反応させ、さらに水酸化カルシウム水溶液と反応させることによって得られ、ポリエン酸グリセリンエステルが水酸化カルシウム反応させることによっても得られる。
【0047】
ポリエン酸カルシウムは重炭酸ナトリウムとポリエン酸を混合し化学反応させ、攪拌して十分に反応させた後、水酸化カルシウム水溶液を加え、攪拌を継続しながら反応させ、生成した乳白色のポリエン酸カルシウムが水面に浮き、乳白色のポリエン酸カルシウムを層化、ろ過することによって製造される。
【0048】
ポリエン酸グリセリンエステルと水酸化カルシウムとの反応によりポリエン酸カルシウムを製造する場合、ポリエン酸カルシウムはポリエン酸グリセリンエステルを水酸化カルシウム水溶液と混合し、常温で攪拌し、生成した乳白色のポリエン酸カルシウムが水面に浮き、乳白色のポリエン酸カルシウムを層化、ろ過することによって製造される。
本発明を軟膏または油型プレー剤に作り患部に塗って使用する。
【実施例2】
【0049】
本発明の薬物はオクタデカジエン酸カルシウムであり、リノール酸を重炭酸ナトリウムと反応させ、さらに水酸化カルシウム水溶液と反応させることによって得られ、リノール酸グリセリンエステルが水酸化カルシウムと反応させることによっても得られる。
【0050】
オクタデカジエン酸カルシウムは重炭酸ナトリウムとリノール酸を混合し化学反応させ、攪拌して十分に反応させた後、水酸化カルシウム水溶液を加え、攪拌を継続しながら反応させ、生成した乳白色のリノール酸カルシウムが水面に浮き、乳白色のリノール酸カルシウムを層化、ろ過することによって製造される。その化学反応分子式は次の通りである。
C18H32O2 + NaHCO3 = Na[C18H31O2] + CO2 + H2O
2Na[C18H31O2]+ Ca(OH) 2 = Ca[(C18H31O2)] 2 + 2 NaOH
【0051】
リノール酸グリセリンエステルと水酸化カルシウムとの反応によりオクタデカジエン酸カルシウムを製造する場合、オクタデカジエン酸カルシウムはリノール酸グリセリンエステルを水酸化カルシウム水溶液と混合し、常温で攪拌し、生成した乳白色のリノール酸カルシウムが水面に浮き、乳白色のリノール酸カルシウムを層化、ろ過することによって製造される。
【0052】
その化学反応分子式は次の通りである。

【0053】
オクタデカジエン酸には分子配列の違いにより、幾つかの幾何異性体が存在するが、本発明の治療の効果に影響しない。
本発明を軟膏または油型プレー剤に作り患部に塗って使用する。
【実施例3】
【0054】
本発明の薬物はオクタデカトリエン酸カルシウムであり、エレオステアリン酸を重炭酸ナトリウムと反応させ、さらに水酸化カルシウム水溶液と反応させることによって得られ、エレオステアリン酸グリセリンエステルが水酸化カルシウム反応させることによっても得られる。
【0055】
オクタデカトリエン酸カルシウムは重炭酸ナトリウムとエレオステアリン酸を混合し化学反応させ、攪拌して十分に反応させた後、水酸化カルシウム水溶液を加え、攪拌を継続しながら反応させ、生成した乳白色のエレオステアリン酸カルシウムが水面に浮き、乳白色のエレオステアリン酸カルシウムを層化、ろ過することによって製造される。
【0056】
その化学反応分子式は次の通りである。
C18H30O2 + NaHCO3 = Na[C18H29O2] + CO2 + H2O
2Na[C18H29O2]+ Ca(OH) 2 = Ca[(C18H29O2)] 2 + 2 NaOH
【0057】
エレオステアリン酸グリセリンエステルと水酸化カルシウムとの反応によりオクタデカトリエン酸カルシウムを製造する場合、オクタデカトリエン酸カルシウムはエレオステアリン酸グリセリンエステルを水酸化カルシウム水溶液と混合し、常温で攪拌し、生成した乳白色のエレオステアリン酸カルシウムが水面に浮き、乳白色のエレオステアリン酸カルシウムを層化、ろ過することによって製造される。
【0058】
その化学反応分子式は次の通りである。

【0059】
オクタデカトリエン酸には分子配列の違いにより、幾つかの幾何異性体が存在するが、本発明の治療の効果に影響しない。
本発明を軟膏または油型プレー剤に作り患部に塗って使用する。
【実施例4】
【0060】
本発明の薬物はポリエン酸カルシウムであり、ポリエン酸を重炭酸ナトリウムと反応させ、さらに水酸化カルシウム水溶液と反応させることによって得られ、また、ポリエン酸グリセリンエステルが水酸化カルシウム反応させることによっても得られる。
【0061】
ポリエン酸カルシウムは重炭酸ナトリウムとポリエン酸を混合し化学反応させ、攪拌して十分に反応させた後、水酸化カルシウム水溶液を加え、攪拌を継続しながら反応させ、生成した乳白色のポリエン酸カルシウムが水面に浮き、乳白色のポリエン酸カルシウムを層化、ろ過することによって製造される。
【0062】
ポリエン酸グリセリンエステルと水酸化カルシウムとの反応によりポリエン酸カルシウムを製造する場合、ポリエン酸カルシウムはポリエン酸グリセリンエステルを水酸化カルシウム水溶液と混合し、常温で攪拌し、生成した乳白色のポリエン酸カルシウムが水面に浮き、乳白色のポリエン酸カルシウムを層化、ろ過することによって製造される。
本発明を軟膏または油型プレー剤に作り患部に塗って使用する。
【実施例5】
【0063】
本発明はポリエン酸カルシウム、グリセリン、オクタディサイル・アルコール、モノステアリン酸グリセリン、白鉱物油、ホワイト・ワセリン、P20乳化剤、プロピレングリコール、防腐剤K400、香料エッセンス及び水から構成され、各成分の重量比(百分比)は次のとおりである。ポリエン酸カルシウム:グリセリン:オクタディサイル・アルコール:モノステアリン酸グリセリン:白鉱物油:ホワイト・ワセリン:P20乳化剤:プロピレングリコール:防腐剤K400:香料エッセンス:水=15:11:2.5:1:15:7:6:2:0.1:0.1:40.3。
【0064】
製造工程は次のとおりである。
1、まず、オクタディサイル・アルコール、モノステアリン酸グリセリン、白鉱物油、ホワイト・ワセリン、P20乳化剤を混合させ、95℃に加温する。
2、水を95℃に加熱する。
3、1において得られた混合物と2において得られた水を同時に真空釜に吸い上げ、攪拌しながら85℃に昇温した後に、45℃に降温し、防腐剤K400を加え、42℃まで降温した時に、グリセリン、プロピレングリコール、ポリエン酸カルシウムを加え、また攪拌した後に真空釜から排出する。
【実施例6】
【0065】
本発明はポリエン酸カルシウム、グリセリン、オクタディサイル・アルコール、モノステアリン酸グリセリン、白鉱物油、ホワイト・ワセリン、P20乳化剤、プロピレングリコール、防腐剤K400、香料エッセンス及び水から構成され、各成分の重量比(百分比)は次のとおりである。ポリエン酸カルシウム:グリセリン:オクタディサイル・アルコール:モノステアリン酸グリセリン:白鉱物油:ホワイト・ワセリン:P20乳化剤:プロピレングリコール:防腐剤K400:香料エッセンス:水=15:11:2.5:1:15:7:6:2:0.1:0.1:40.3。
【0066】
ポリエン酸カルシウムはオクタディセニン酸カルシウム、オクタデカジエン酸カルシウムまたはオクタデカトリエン酸カルシウムである。
【0067】
製造工程は次のとおりである。
1、まず、オクタディサイル・アルコール、モノステアリン酸グリセリン、白鉱物油、ホワイト・ワセリン、P20乳化剤を混合させ、95℃に加温する。
2、水を95℃に加熱する。
3、1において得られた混合物と2において得られた水を同時に真空釜に吸い上げ、攪拌しながら85℃に昇温した後に、45℃に降温し、防腐剤K400を加え、42℃まで降温した時に、グリセリン、プロピレングリコール、ポリエン酸カルシウムを加え、また攪拌した後に真空釜から排出する。
【実施例7】
【0068】
本発明はポリエン酸カルシウム、グリセリン、オクタディサイル・アルコール、モノステアリン酸グリセリン、白鉱物油、ホワイト・ワセリン、P20乳化剤、プロピレングリコール、防腐剤K400、香料エッセンス及び水から構成され、各成分の重量比(百分比)は次のとおりである。ポリエン酸カルシウム:グリセリン:オクタディサイル・アルコール:モノステアリン酸グリセリン:白鉱物油:ホワイト・ワセリン:P20乳化剤:プロピレングリコール:防腐剤K400:香料エッセンス:水=15:11:2.5:1:15:7:6:2:0.1:0.1:40.3。
【0069】
製造工程は次のとおりである。
1、まず、オクタディサイル・アルコール、モノステアリン酸グリセリン、白鉱物油、ホワイト・ワセリン、P20乳化剤を混合させ、95℃に加温する。
2、水を95℃に加熱する。
3、1において得られた混合物と2において得られた水を同時に真空釜に吸い上げ、攪拌しながら85℃に昇温した後に、45℃に降温し、防腐剤K400を加え、42℃まで降温した時に、グリセリン、プロピレングリコール、ポリエン酸カルシウムを加え、また攪拌した後に真空釜から排出する。
【実施例8】
【0070】
本発明はポリエン酸カルシウム、グリセリン、オクタディサイル・アルコール、モノステアリン酸グリセリン、白鉱物油、ホワイト・ワセリン、P20乳化剤、プロピレングリコール、防腐剤K400、香料エッセンス及び水から構成され、各成分の重量比(百分比)は次のとおりである。ポリエン酸カルシウム:グリセリン:オクタディサイル・アルコール:モノステアリン酸グリセリン:白鉱物油:ホワイト・ワセリン:P20乳化剤:プロピレングリコール:防腐剤K400:香料エッセンス:水=15:11:2.5:1:15:7:6:2:0.1:0.1:40.3。
【0071】
ポリエン酸カルシウムはオクタディセニン酸カルシウム、オクタデカジエン酸カルシウムまたはオクタデカトリエン酸カルシウムである。
【0072】
製造工程は次のとおりである。
1、まず、オクタディサイル・アルコール、モノステアリン酸グリセリン、白鉱物油、ホワイト・ワセリン、P20乳化剤を混合させ、95℃に加温する。
2、水を95℃に加熱する。
3、1において得られた混合物と2において得られた水を同時に真空釜に吸い上げ、攪拌しながら85℃に昇温した後に、45℃に降温し、防腐剤K400を加え、42℃まで降温した時に、グリセリン、プロピレングリコール、ポリエン酸カルシウムを加え、また攪拌した後に真空釜から排出する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ポリエン酸カルシウム、オクタデカジエン酸カルシウム、オクタデカトリエン酸カルシウムを軟膏または油型プレー剤に作り、焼けど、日焼け、床ずれ、潰瘍、凍傷、外傷の治療に利用し、ポリエン酸カルシウムと補助剤を医療美容製品に作り、しわ防止、ニキビ除去、シミ除去、角質除去、毛穴収縮、ニキビ瘢痕、日焼け、擦り傷、日焼け防止、皮膚損傷、股部白癬、焼けど・凍傷、凍傷・皸防止、老衰防止、日焼け防止、修復再生、各種の原因による損傷皮膚の修復に利用し、また美白、エモリアント、上皮細胞の生長促進、痔疾、鼻炎、組織損傷の修復、細胞生長促進、消炎、鎮痛、カヤ虫刺されなどの効果を持ち、かつ脈管の塞ぎ止め、血栓、傷口癒着、炎症及びアレルギー性鼻炎などを調節するという生理機能を有し、動脈硬化と動脈血栓の形成を防ぐことを特徴とするポリエン酸カルシウムの医療美容分野に利用される方法。
【請求項2】
前記ポリエン酸カルシウムは重炭酸ナトリウムとポリエン酸を混合し化学反応させ、攪拌して十分に反応させた後、水酸化カルシウム水溶液を加え、攪拌を継続しながら反応させ、生成した乳白色のポリエン酸カルシウムが水面に浮き、乳白色のポリエン酸カルシウムを層化、ろ過することによって製造されることを特徴とする請求項1記載のポリエン酸カルシウムの医療美容分野に利用される方法。
【請求項3】
前記ポリエン酸カルシウムはポリエン酸グリセリンエステルを水酸化カルシウム水溶液と混合し、常温で攪拌し、生成した乳白色のポリエン酸カルシウムが水面に浮き、乳白色のポリエン酸カルシウムを層化、ろ過することによって製造されることを特徴とする請求項2記載のポリエン酸カルシウムの医療美容分野に利用される方法。
【請求項4】
オクタデカジエン酸カルシウムを軟膏または油型プレー剤に作り、焼けど、日焼け、床ずれ、潰瘍、凍傷、外傷の治療に利用することを特徴とする請求項1記載のポリエン酸カルシウムの医療美容分野に利用される方法。
【請求項5】
前記オクタデカジエン酸カルシウムは重炭酸ナトリウムとリノール酸を混合し化学反応させ、攪拌して十分に反応させた後、水酸化カルシウム水溶液を加え、攪拌を継続しながら反応させ、生成した乳白色のリノール酸カルシウムが水面に浮き、乳白色のリノール酸カルシウムを層化、ろ過することによって製造されることを特徴とする請求項4記載のポリエン酸カルシウムの医療美容分野に利用される方法。
【請求項6】
前記オクタデカジエン酸カルシウムはリノール酸グリセリンエステルを水酸化カルシウム水溶液と混合し、常温で攪拌し、生成した乳白色のリノール酸カルシウムが水面に浮き、乳白色のリノール酸カルシウムを層化、ろ過することによって製造されることを特徴とする請求項4記載のポリエン酸カルシウムの医療美容分野に利用される方法。
【請求項7】
オクタデカトリエン酸カルシウムを軟膏または油型プレー剤に作り、焼けど、日焼け、床ずれ、潰瘍、凍傷、外傷の治療に利用することを特徴とする請求項1記載のポリエン酸カルシウムの医療美容分野に利用される方法。
【請求項8】
前記オクタデカトリエン酸カルシウムは重炭酸ナトリウムとエレオステアリン酸を混合し化学反応させ、攪拌して十分に反応させた後、水酸化カルシウム水溶液を加え、攪拌を継続しながら反応させ、生成した乳白色のエレオステアリン酸カルシウムが水面に浮き、乳白色のエレオステアリン酸カルシウムを層化、ろ過することによって製造されることを特徴とする請求項7記載のポリエン酸カルシウムの医療美容分野に利用される方法。
【請求項9】
前記オクタデカトリエン酸カルシウムはエレオステアリン酸グリセリンエステルを水酸化カルシウム水溶液と混合し、常温で攪拌し、生成した乳白色のエレオステアリン酸カルシウムが水面に浮き、乳白色のエレオステアリン酸カルシウムを層化、ろ過することによって製造されることを特徴とする請求項7記載のポリエン酸カルシウムの医療美容分野に利用される方法。
【請求項10】
ポリエン酸カルシウムを軟膏または油型プレー剤に作り、焼けど、日焼け、床ずれ、潰瘍、凍傷、外傷の治療に利用することを特徴とする請求項1記載のポリエン酸カルシウムの医療美容分野に利用される方法。
【請求項11】
前記ポリエン酸カルシウムは重炭酸ナトリウムとポリエン酸を混合し化学反応させ、攪拌して十分に反応させた後、水酸化カルシウム水溶液を加え、攪拌を継続しながら反応させ、生成した乳白色のポリエン酸カルシウムが水面に浮き、乳白色のポリエン酸カルシウムを層化、ろ過することによって製造されることを特徴とする請求項10記載のポリエン酸カルシウムの医療美容分野に利用される方法。
【請求項12】
前記ポリエン酸カルシウムはポリエン酸グリセリンエステルを水酸化カルシウム水溶液と混合し、常温で攪拌し、生成した乳白色のポリエン酸カルシウムが水面に浮き、乳白色のポリエン酸カルシウムを層化、ろ過することによって製造されることを特徴とする請求項10記載のポリエン酸カルシウムの医療美容分野に利用される方法。
【請求項13】
前記治療範囲にはまた手術後の傷口不癒着及び肛門の裂け傷、痔瘻、生殖器外陰部の炎症による長期間不癒着の潰瘍を含み、脚気、蚊や虫刺され及び炎症期のニキビも治療できることを特徴とする請求項10記載のポリエン酸カルシウムの医療美容分野に利用される方法。
【請求項14】
ポリエン酸カルシウムと補助剤を医療美容製品に作り、しわ防止、ニキビ除去、シミ除去、角質除去、毛穴収縮、ニキビ瘢痕、日焼け、擦り傷、皮膚損傷、股部白癬、焼けど凍傷、凍傷・皸防止、老衰防止、日焼け防止、修復再生、各種の原因による損傷皮膚の修復に利用することを特徴とする請求項1記載のポリエン酸カルシウムの医療美容分野に利用される方法。
【請求項15】
前記補助剤はグリセリン、オクタディサイル・アルコール、モノステアリン酸グリセリン、白鉱物油、ホワイト・ワセリン、P20乳化剤、プロピレングリコール、防腐剤K400、香料エッセンス及び水であることを特徴とする請求項14記載のポリエン酸カルシウムの医療美容分野に利用される方法。
【請求項16】
前記医療美容製品の成分の重量比はポリエン酸カルシウム:グリセリン:オクタディサイル・アルコール:モノステアリン酸グリセリン:白鉱物油:ホワイト・ワセリン:P20乳化剤:プロピレングリコール:防腐剤K400:香料エッセンス:水=15:11:2.5:1:15:7:6:2:0.1:0.1:40.3であることを特徴とする請求項14記載のポリエン酸カルシウムの医療美容分野に利用される方法。
【請求項17】
前記医療美容製品は次の製造工程を特徴とする請求項14記載のポリエン酸カルシウムの医療美容分野に利用される方法。
A.まず、オクタディサイル・アルコール、モノステアリン酸グリセリン、白鉱物油、ホワイト・ワセリン、P20乳化剤を混合させ、95℃に加温する。
B.水を95℃に加熱する。
C.Aにおいて得られた混合物とBにおいて得られた水を同時に真空釜に吸い上げ、攪拌しながら85℃に昇温した後に、45℃に降温し、防腐剤K400を加え、42℃まで降温した時に、グリセリン、プロピレングリコール、ポリエン酸カルシウムを加え、また攪拌した後に真空釜から排出する。
【請求項18】
ポリエン酸カルシウムと補助剤を医療美容製品に作り、しわ防止、ニキビ除去、シミ除去、角質除去、毛穴収縮、ニキビ瘢痕、日焼け、擦り傷、皮膚損傷、股部白癬、焼けど凍傷、凍傷・皸防止、老衰防止、日焼け、修復再生、各種の原因による損傷皮膚の修復に利用することを特徴とする請求項1記載のポリエン酸カルシウムの医療美容分野に利用される方法。
【請求項19】
前記補助剤はグリセリン、オクタディサイル・アルコール、モノステアリン酸グリセリン、白鉱物油、ホワイト・ワセリン、P20乳化剤、プロピレングリコール、防腐剤K400、香料エッセンス及び水であることを特徴とする請求項18記載のポリエン酸カルシウムの医療美容分野に利用される方法。
【請求項20】
前記医療美容製品の成分の重量比はポリエン酸カルシウム:グリセリン:オクタディサイル・アルコール:モノステアリン酸グリセリン:白鉱物油:ホワイト・ワセリン:P20乳化剤:プロピレングリコール:防腐剤K400:香料エッセンス:水=15:11:2.5:1:15:7:6:2:0.1:0.1:40.3であることを特徴とする請求項18記載のポリエン酸カルシウムの医療美容分野に利用される方法。
【請求項21】
前記ポリエン酸カルシウムはオクタディセニン酸カルシウム、オクタデカジエン酸カルシウムまたはオクタデカトリエン酸カルシウムであることを特徴とする請求項18記載のポリエン酸カルシウムの医療美容分野に利用される方法。
【請求項22】
前記医療美容製品は次の製造工程を特徴とする請求項18記載のポリエン酸カルシウムの医療美容分野に利用される方法。
A.まず、オクタディサイル・アルコール、モノステアリン酸グリセリン、白鉱物油、ホワイト・ワセリン、P20乳化剤を混合させ、95℃に加温する。
B.水を95℃に加熱する。
C.Aにおいて得られた混合物とBにおいて得られた水を同時に真空釜に吸い上げ、攪拌しながら85℃に昇温した後に、45℃に降温し、防腐剤K400を加え、42℃まで降温した時に、グリセリン、プロピレングリコール、ポリエン酸カルシウムを加え、また攪拌した後に真空釜から排出する。
【請求項23】
ポリエン酸カルシウムと補助剤を医療美容製品に作り、美白、エモリアント、上皮細胞の生長促進、痔疾、鼻炎、組織損傷の修復、細胞生長促進、消炎、鎮痛、カヤ虫刺されなどの効果を持ち、かつ脈管の塞ぎ止め、血栓、傷口癒着、炎症及びアレルギー性鼻炎などを調節するという生理機能を有し、動脈硬化と動脈血栓の形成を防ぐを特徴とする請求項1記載のポリエン酸カルシウムの医療美容分野に利用される方法。
【請求項24】
前記補助剤はグリセリン、オクタディサイル・アルコール、モノステアリン酸グリセリン、白鉱物油、ホワイト・ワセリン、P20乳化剤、プロピレングリコール、防腐剤K400、香料エッセンス及び水であることを特徴とする請求項23記載のポリエン酸カルシウムの医療美容分野に利用される方法。
【請求項25】
前記医療美容製品の成分の重量比はポリエン酸カルシウム:グリセリン:オクタディサイル・アルコール:モノステアリン酸グリセリン:白鉱物油:ホワイト・ワセリン:P20乳化剤:プロピレングリコール:防腐剤K400:香料エッセンス:水=15:11:2.5:1:15:7:6:2:0.1:0.1:40.3であることを特徴とする請求項23記載のポリエン酸カルシウムの医療美容分野に利用される方法。
【請求項26】
前記医療美容製品は次の製造工程を特徴とする請求項23記載のポリエン酸カルシウムの医療美容分野に利用される方法。
A.まず、オクタディサイル・アルコール、モノステアリン酸グリセリン、白鉱物油、ホワイト・ワセリン、P20乳化剤を混合させ、95℃に加温する。
B.水を95℃に加熱する。
C.Aにおいて得られた混合物とBにおいて得られた水を同時に真空釜に吸い上げ、攪拌しながら85℃に昇温した後に、45℃に降温し、防腐剤K400を加え、42℃まで降温した時に、グリセリン、プロピレングリコール、ポリエン酸カルシウムを加え、また攪拌した後に真空釜から排出する。
【請求項27】
ポリエン酸カルシウムと補助剤を医療美容製品に作り、美白、エモリアント、上皮細胞の生長促進、痔疾、鼻炎、組織損傷の修復、細胞生長促進、消炎、鎮痛、カヤ虫刺されなどの効果を持ち、かつ脈管の塞ぎ止め、血栓、傷口癒着、炎症及びアレルギー性鼻炎などを調節するという生理機能を有し、動脈硬化と動脈血栓の形成を防ぐを特徴とする請求項1記載のポリエン酸カルシウムの医療美容分野に利用される方法。
【請求項28】
前記補助剤はグリセリン、オクタディサイル・アルコール、モノステアリン酸グリセリン、白鉱物油、ホワイト・ワセリン、P20乳化剤、プロピレングリコール、防腐剤K400、香料エッセンス及び水であることを特徴とする請求項27記載のポリエン酸カルシウムの医療美容分野に利用される方法。
【請求項29】
前記医療美容製品の成分の重量比はポリエン酸カルシウム:グリセリン:オクタディサイル・アルコール:モノステアリン酸グリセリン:白鉱物油:ホワイト・ワセリン:P20乳化剤:プロピレングリコール:防腐剤K400:香料エッセンス:水=15:11:2.5:1:15:7:6:2:0.1:0.1:40.3であることを特徴とする請求項27記載のポリエン酸カルシウムの医療美容分野に利用される方法。
【請求項30】
前記ポリエン酸カルシウムはオクタディセニン酸カルシウム、オクタデカジエン酸カルシウムまたはオクタデカトリエン酸カルシウムであることを特徴とする請求項27記載のポリエン酸カルシウムの医療美容分野に利用される方法。
【請求項31】
前記医療美容製品は次の製造工程を特徴とする請求項27記載のポリエン酸カルシウムの医療美容分野に利用される方法。
A.まず、オクタディサイル・アルコール、モノステアリン酸グリセリン、白鉱物油、ホワイト・ワセリン、P20乳化剤を混合させ、95℃に加温する。
B.水を95℃に加熱する。
C.Aにおいて得られた混合物とBにおいて得られた水を同時に真空釜に吸い上げ、攪拌しながら85℃に昇温した後に、45℃に降温し、防腐剤K400を加え、42℃まで降温した時に、グリセリン、プロピレングリコール、ポリエン酸カルシウムを加え、また攪拌した後に真空釜から排出する。

【公表番号】特表2009−542587(P2009−542587A)
【公表日】平成21年12月3日(2009.12.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−516858(P2009−516858)
【出願日】平成19年6月18日(2007.6.18)
【国際出願番号】PCT/CN2007/001909
【国際公開番号】WO2008/006284
【国際公開日】平成20年1月17日(2008.1.17)
【出願人】(509005786)
【Fターム(参考)】