太陽電池構造体及びその製造方法
【課題】 第一に、集電電極、インターコネクタ又は補助電極となる導体層の接触性、接続信頼性に優れる太陽電池構造体、第2に密着信頼性が優れ、その導体層を含む太陽電池構造体を提供するものである。
【解決手段】 パターン状の導体層及び樹脂層を含む基材であって、その樹脂層に導体層の少なくとも一部の表面が露出するように導体層が埋設されている基材が、その導体層を集電電極、インターコネクタ又は補助電極とするように、組み込まれてなる太陽電池構造体。上記の基材はその導体層の存在する面が電気取出面に向かうように積層され、電気取出面には、透明導電膜や金属からなり、光電変換層に接続する電気取出電極又はこれに接続する集電電極を構成する導電層が存在する。
【解決手段】 パターン状の導体層及び樹脂層を含む基材であって、その樹脂層に導体層の少なくとも一部の表面が露出するように導体層が埋設されている基材が、その導体層を集電電極、インターコネクタ又は補助電極とするように、組み込まれてなる太陽電池構造体。上記の基材はその導体層の存在する面が電気取出面に向かうように積層され、電気取出面には、透明導電膜や金属からなり、光電変換層に接続する電気取出電極又はこれに接続する集電電極を構成する導電層が存在する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
パターン状の導体層及び樹脂層を含む基材であって、その樹脂層に導体層の少なくとも一部の表面が露出するように導体層が埋設されている基材が、その導体層を集電電極、インターコネクタ又は補助電極とするように、組み込まれてなる太陽電池構造体。
【請求項2】
パターン状の導体層及び樹脂層を含む基材がその導体層の存在する面を電気取出面に向かうように積層されている請求項1記載の太陽電池構造体。
【請求項3】
電気取出面に、基材上の導体層と導通させるべき導電層が存在する請求項2記載の太陽電池構造体。
【請求項4】
導電層が、光電変換層に接続する電気取出電極又はこれに接続する集電電極である請求項3記載の太陽電池構造体。
【請求項5】
電気取出電極が、透明導電膜又は導電性金属である請求項4記載の太陽電池構造体。
【請求項6】
基材上の導体層を太陽電池構造体の表面側又は裏面側に存在させる請求項1〜5のいずれかに記載の太陽電池構造体。
【請求項7】
基材の樹脂層が電気取出面に密着している請求項1〜6のいずれかに記載の太陽電池構造体。
【請求項8】
基材上の導体層の断面形状が、断面形状全体又は断面形状の上部が台形状であって、上記導体層は、少なくとも上面又は上記台形状の一部が樹脂層からは露出し、少なくとも最大幅の部分から下の部分が上記基材の樹脂層に埋設されている請求項1〜7のいずれかに記載の太陽電池構造体。
【請求項9】
上記導体層の断面形状の台形形状部の高さが0.1〜10μm、側面の角度が30°以上80°以下の範囲である請求項8記載の太陽電池構造体。
【請求項10】
基材上の導体層の断面形状が、その上部に湾曲した表面を有し、上記導体層は、少なくともその上部表面の一部が樹脂層からは露出し、少なくとも最大幅の部分から下の部分が上記基材の樹脂層に埋設されている請求項1〜7のいずれかに記載の太陽電池構造体。
【請求項11】
導体層の最大幅(L)に対する最大幅より上部の導体層の厚み(T2)の割合(T2/L)が0.01〜2の範囲である請求項10記載の太陽電池構造体。
【請求項12】
上記導体層の厚さが2〜100μmの範囲である請求項1〜11のいずれかに記載の太陽電池構造体。
【請求項13】
パターン状の導体層及び樹脂層を含む基材であって、その樹脂層に導体層の少なくとも一部の表面が露出するように導体層が埋設されている基材を、その導体層を集電電極、インターコネクタ又は補助電極とするように、太陽電池要素の電気取出面に貼り合わせることを特徴とする太陽電池構造体の製造法。
【請求項14】
太陽電池要素が光電変換層及びそれに接続する電気取出電極を含むものであり、その電気取出面は、その電気取出電極又は集電電極が露出している面である請求項13記載の太陽電池構造体の製造法。
【請求項1】
パターン状の導体層及び樹脂層を含む基材であって、その樹脂層に導体層の少なくとも一部の表面が露出するように導体層が埋設されている基材が、その導体層を集電電極、インターコネクタ又は補助電極とするように、組み込まれてなる太陽電池構造体。
【請求項2】
パターン状の導体層及び樹脂層を含む基材がその導体層の存在する面を電気取出面に向かうように積層されている請求項1記載の太陽電池構造体。
【請求項3】
電気取出面に、基材上の導体層と導通させるべき導電層が存在する請求項2記載の太陽電池構造体。
【請求項4】
導電層が、光電変換層に接続する電気取出電極又はこれに接続する集電電極である請求項3記載の太陽電池構造体。
【請求項5】
電気取出電極が、透明導電膜又は導電性金属である請求項4記載の太陽電池構造体。
【請求項6】
基材上の導体層を太陽電池構造体の表面側又は裏面側に存在させる請求項1〜5のいずれかに記載の太陽電池構造体。
【請求項7】
基材の樹脂層が電気取出面に密着している請求項1〜6のいずれかに記載の太陽電池構造体。
【請求項8】
基材上の導体層の断面形状が、断面形状全体又は断面形状の上部が台形状であって、上記導体層は、少なくとも上面又は上記台形状の一部が樹脂層からは露出し、少なくとも最大幅の部分から下の部分が上記基材の樹脂層に埋設されている請求項1〜7のいずれかに記載の太陽電池構造体。
【請求項9】
上記導体層の断面形状の台形形状部の高さが0.1〜10μm、側面の角度が30°以上80°以下の範囲である請求項8記載の太陽電池構造体。
【請求項10】
基材上の導体層の断面形状が、その上部に湾曲した表面を有し、上記導体層は、少なくともその上部表面の一部が樹脂層からは露出し、少なくとも最大幅の部分から下の部分が上記基材の樹脂層に埋設されている請求項1〜7のいずれかに記載の太陽電池構造体。
【請求項11】
導体層の最大幅(L)に対する最大幅より上部の導体層の厚み(T2)の割合(T2/L)が0.01〜2の範囲である請求項10記載の太陽電池構造体。
【請求項12】
上記導体層の厚さが2〜100μmの範囲である請求項1〜11のいずれかに記載の太陽電池構造体。
【請求項13】
パターン状の導体層及び樹脂層を含む基材であって、その樹脂層に導体層の少なくとも一部の表面が露出するように導体層が埋設されている基材を、その導体層を集電電極、インターコネクタ又は補助電極とするように、太陽電池要素の電気取出面に貼り合わせることを特徴とする太陽電池構造体の製造法。
【請求項14】
太陽電池要素が光電変換層及びそれに接続する電気取出電極を含むものであり、その電気取出面は、その電気取出電極又は集電電極が露出している面である請求項13記載の太陽電池構造体の製造法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【公開番号】特開2011−142127(P2011−142127A)
【公開日】平成23年7月21日(2011.7.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−515(P2010−515)
【出願日】平成22年1月5日(2010.1.5)
【出願人】(000004455)日立化成工業株式会社 (4,649)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成23年7月21日(2011.7.21)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年1月5日(2010.1.5)
【出願人】(000004455)日立化成工業株式会社 (4,649)
【Fターム(参考)】
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