説明

容器装置

【課題】 従来技術では、容器部のフランジにバトン状のストライカが突出し、見栄えがよくない。ストライカ全体のコンパクトさにも欠け、合理的で効率的なレイアウトを妨害することになるという問題がある。
【解決手段】 ストライカ1は、内周に筒状のガイド部16を有する無蓋開口した有底のハウジング10と、ハウジング10内に収容されガイド部16に摺接案内されてハウジング底部17に向かって進退可能に支持される可動子20と、可動子20を後退方向に付勢する弾性付勢体30とを備え、可動子20とハウジング10には可動子20の後退限を相互に規制する規制手段24、15が設けられ、容器本体部または可動体にハウジング10の無蓋開口18側で係合して埋め込むように取り付けられる容器装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は車両などに搭載されている容器装置、例えば車両のグローブボックス、コンソールボックス、コインケースなどの収納容器装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
先ず、容器装置を図1に基づいて説明する。
図1は収納ボックスの一例である、車両のインパネの配置されるグローブボックスを示し、円弧状のなす左右一対のガイドアーム101が容器部100の周縁にあるフランジ102に設けた開口部103に先端を挿入され、ヒンジ105で回動自在に支持されたリッド(蓋)104の閉操作でガイドアーム101が没入し、容器部100の上面の切り欠き106にロック爪107を係合させてリッド104を閉状態に保持可能としている。ストライカ1、200が、リッド104の内面109に当接する。図示されないノブの操作によりリッド104の外面からロック爪107の係合を解除してリッド104を開操作できる。このロック爪107の係合解除時にストライカ1、200がリッド104を押して幾らかリッド104を開き方向に動かす。
図5に示すように、従来の容器装置のストライカ200は、図5の左半部に示すように、長さ方向の中間部を太らせたバトン状をなし、塩素化ブチルゴムなどで成形されている。リッド104が閉じられた状態が図5の右半部にあり、ロック爪で図5の上方への動きが止められたまま圧縮され、端部201が押し潰されて変形し、弾性的にリッド104を上方へと付勢している。これによって、ロック爪がガタなく係合し、車両の走行による振動等によっても異音の発生を抑え、リッド104が不意に開いてしまうこともなくなるものである。
【0003】
また、他の従来例のストライカとしては、同軸スリーブに相補的に組み合わされる緩衝器の頭部とこれらの内部に組込んだバネよりなるものがある。(例えば、特許文献1参照)
【特許文献1】特開2006−145036号公報(特許請求の範囲の欄、発明の詳細な説明、及び図1〜図9を参照)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前記従来技術では、以下のような問題点がある。
まず、上記一番目に示した従来の容器装置のストライカ200にあっては、容器部100のフランジ102にバトン状のストライカが突出し、見栄えがよくない。また、リッドの内面109とストライカ200の取付面との寸法dのバラツキにより、端部201の圧縮の程度に個体差を生ずる場合がある。車両の組立ラインで圧縮量の調整を行うことは困難であり、非効率的でもある。
また、他の従来技術例である特許文献1では、取付場所についての詳細な説明はないが、ボルトを通孔に挿通し、裏側からナット止めする方法や、単に割爪を通孔に挿通して弾性的に係合する方法が採用できる。頭部はその機能から軟質の材料で形成されると考えられ、頭部の進退ストロークを得るために同軸スリーブ等の周面が露出することとなり、上記ストライカ200と同様にフランジ102から大きく突出する点で、見栄えの向上効果は得られない。突出量が大きければ、フランジと蓋体との間のスペース、すなわち図5における寸法dが大きくなるので、収容容器が奥側に追いやられ、ボックスの使い勝手が悪くなる。また、緩衝部分と取り付け部分とが作用方向、すなわち例えば蓋体などがストライカに向かって移動する方向に直列に配置されており、ストライカ全体のコンパクトさにも欠け、合理的で効率的なレイアウトを妨害することになるという問題がある。
【0005】
本発明は、前記従来技術の課題を解決することを目的とするものであって、コンパクトで収納スペースを圧迫しないストライカを備えた見栄えのよい容器装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための本発明の第1発明は、請求項1に記載された通りの容器装置であり、次のようなものである。
容器本体部と、進退または回動可能に設けられる可動体と、容器本体部または可動体に設置されて可動体の進退動作または回動動作の作動限を規制するストライカを備えた容器装置において、ストライカは、内周に筒状のガイド部を有する無蓋開口した有底のハウジングと、ハウジング内に収容されガイド部に摺接案内されてハウジング底部に向かって進退可能に支持される可動子と、可動子を後退方向に付勢する弾性付勢体とを備え、可動子とハウジングには可動子の後退限を相互に規制する規制手段が設けられ、容器本体部または可動体にハウジングの無蓋開口側で係合して埋め込むように取り付けられる構成である。
【0007】
上記課題を解決するための本発明の第2発明は、請求項2に記載された通りの容器装置であり、次のようなものである。
対向部を有する容器本体部と、対向部に向かって進退または回動可能に設けられる可動体と、容器本体部の対向部に設置されて可動体の進退動作または回動動作の作動限を規制するストライカを備えた容器装置において、ストライカは、内周に筒状のガイド部を有する無蓋開口した有底のハウジングと、ハウジング内に収容されガイド部に摺接案内されてハウジング底部に向かって進退可能に支持される可動子と、可動子を後退方向に付勢する弾性付勢体とを備え、対向部にハウジングを埋没させるように取り付けられ、可動子とハウジングには可動子の後退限を相互に規制する規制手段が設けられ、可動子の後部が対向部から可動体に向かって膨出する構成である。
【0008】
上記課題を解決するための本発明の第3発明は、請求項3に記載された通りの容器装置であり、次のようなものである。
請求項2に記載の発明に加えて、ハウジングの後部端末が対向部の表面に略単一面を形成するフランジを有する構成である。
【0009】
上記課題を解決するための本発明の第4発明は、請求項4に記載された通りの容器装置であり、次のようなものである。
請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の発明に加えて、ハウジングには、可動子の周面に対向する摺接ガイド部と、内方に弾性変形可能な係合片とが設けられ、可動子には、摺接ガイド部に対向する被ガイド部と、後退限における位置で、変形時に内方に偏倚する係合片を受け入れる凹部が設けられる構成である。
【0010】
上記課題を解決するための本発明の第5発明は、請求項5に記載された通りの容器装置であり、次のようなものである。
請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の発明に加えて、可動子は、変形時に内方に偏倚する係合片を当接して規制する偏倚制限部が設けられる構成である。
【0011】
上記課題を解決するための本発明の第6発明は、請求項6に記載された通りの容器装置であり、次のようなものである。
請求項4または請求項5に記載の発明に加えて、可動子には、ハウジングのガイド部内周面に沿った先端縁部を有する可動子フランジ部が、凹部に対して進退方向の後側又は前側の少なくとも一方に形成される構成である。
【発明の効果】
【0012】
本発明に係る容器装置は、上記説明のような構成であるので、以下に記載する効果を奏する。
(1)コンパクトで収納スペースを圧迫しないストライカを提供することができる。
(2)容器装置の見栄えが良くなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
容器本体部と、進退または回動可能に設けられる可動体と、容器本体部または可動体に設置されて可動体の進退動作または回動動作の作動限を規制するストライカを備えた容器装置において、ストライカは、内周に筒状のガイド部を有する無蓋開口した有底のハウジングと、ハウジング内に収容されガイド部に摺接案内されてハウジング底部に向かって進退可能に支持される可動子と、可動子を後退方向に付勢する弾性付勢体とを備え、可動子とハウジングには可動子の後退限を相互に規制する規制手段が設けられ、容器本体部または可動体にハウジングの無蓋開口側で係合して埋め込むように取り付けられる容器装置である。
【実施例】
【0014】
以下、本発明の一実施例を添付図面で詳細に説明する。
図1は、本発明の容器装置の1例としてのコンソールボックスを示す概略斜視図、図2は、本発明の容器装置のストライカのユニットを示す単体正面図、図3は、本発明の容器装置のストライカのユニットを示す分解斜視図、図4は、本発明の容器装置における(a)ストライカの組付け状態を示す断面図、(b)ストライカの作用説明図である。
【0015】
先ず、本発明の特徴であるストライカ1について図面に基づいて説明する。
ハウジング10は、例えば、ポリアセタール樹脂製(ポリプラスチック社製ジュラコン)射出成形で得るものである。ハウジング10に設けられたフランジ部11は、段差部112に収まり、表面がフラットに連続するようにアッセンブリされる(図4(a)参照)。また図3に示すように、周面には等間隔で(120度刻み)矩形開口15が3つ設けられ、その間に3つの弾性片13が底部17側を基部として撓み変形可能で先端部突起部14がある。容体部12の内周16は筒面を形成し、可動子20を案内するように設けられている。
可動子20は、後部端に二色成形で一体に成形したクッション部21(熱可塑性エラストマ、例えば東洋紡製ペルプレン)を持ち、本体部22はハウジング10と同じポリアセタール樹脂の射出成形によることで得られ、後部側に内傾する凹部27、後部側を基部とする弾性片23が形成され、前端側に突起24がある。前端には全周にわたる横リブ25があり、後部側の横リブ28とが縦リブ26で連結される。また、本体部22の内部は空洞で、ピン29(図4(a)参照)が前方に向かって立ててあるものである。
【0016】
次に、本発明の特徴であるストライカ1の組み立てについて図3、図4(a)に基づいて説明する。
ピン29にスプリング30を挿して、ハウジング10の無蓋開口18に図3の矢印X方向に挿入する。図4(a)に示すように、矩形開口15内に突起24が入り、横リブ25の前端縁が底部17に当たるまで進退可能になる。上昇限は図4(a)の状態であって、突起24が矩形開口15の後端縁に当たって止まっている。この際、ピン29でスプリング30が蛇行しないようになっているので、弾発力が安定的かつ確実に得ることができる。
【0017】
ここで、本発明のストライカ1の作用について図4に基づいて説明する。
フランジ102の通孔111にハウジング10を嵌め込むとき、凹部27があるので、弾性片13が内方へ容易に偏倚できる。しかも、凹部27に底当りして、それ以上偏倚しない。よって、通孔111の径よりも幾らかプラス寸法までしか変形できないように規制しつつ、強制嵌合させることができ、降伏点まで至らずに規制できるので弾性片13が割れたり白化することなく、弾性力を失うまたは低下することが防げる(図4(b)左半部参照)。
すなわち、突起部14がしっかり係合するので、通常のボックス開閉操作程度では不意に外れることはない。リッドの内面109が当接すると、可動子20が下降する。上記のようにピン29の支えにより蛇行することなく圧縮される。なお、ゴムの場合と違って大きな圧縮ストロークで使用しても反力の急激な上昇はないものである。矩形開口15内を突起24が後退し、それに伴い、横リブ28が弾性片13に重なる位置となる。もはや弾性片13が内側に偏倚できなくなり、突起14が少なくとも内方に偏倚することなくフランジ11とで段差部112をしっかり保持しガタを生じない(図4(b)右半部参照)。
容体部12はいくつものスリットが入れられかつ開口が設けられており、変形しやすいが後退する可動子20のリブ25、28によって異形に変形することなく内側から略真円のまま保持されるので、一時的または恒久的変形により脱落しやすくなることがない。しかもストライカ1は通常リッド104が閉じられた状態で保持され、温度の日単位及び季節単位で上下変化する環境に置かれる車両内にあるので、荷重を受けたままで温度変化による影響を受ける。そこで、そのような状態で変形が生ずると、リッド104を開けて圧縮荷重が開放された場合に、保持力が低下してしまって緩い状態で取り付いているか、極端な場合、ハウジング10や可動子20が抜ける惧れもあるところ、本発明のストライカ1の構造にすることにより、形状がしっかり保持され決して抜ける等の問題は起きない。
【0018】
次に、本発明の容器装置のストライカ1の他の実施例について図8に基づいて説明する。
本発明の特徴であるストライカ1の構造については、種々のモディファイが可能である。
例えば、図8(a)のように、ハウジング10’側にフック33を設け、可動子20’のガイド通孔34の寸法範囲で進退可能に規制する、あるいは図8(b)のように、ハウジング10”の底部からピン35を立てスプリング30に差し込むように支えてもよい。可動子20”の後端にはエラストマに代えてループ構造36により当接時の衝撃緩和と当接音の低減を図ってもよい。
【0019】
以上は、リッドタイプのグローブボックスを例として説明したが、ボックスタイプまたはバケットタイプとも称されるグローブボックス、コインケース(図6の40)等にも利用できる。また、コンソールボックスの蓋、引き出しタイプの収容装置(図7の50、51)、トランクやミニバンの床下収納スペースを開閉可能に覆うフロアパネルを受けるストライカなどにも利用できる。
本発明のストライカ1は突起物を含めた全体サイズを非常に小さくまとめることも可能である。
したがって、従来広い空間を割く必要があったものが、狭い場所や奥まった場所にも設定できるので、全体としてコンパクトにでき、限られた範囲で収納スペースの拡大が可能である。
しかも、ユニット化できるので、比較的狭いスペースにおいても必要な通孔を設けておくだけで、その通孔に一方から差し込んで組付けができ、組立ラインにおける作業性も非常によい。また、部品を規格化、共通化などして大量生産によるコスト効果を得ることもできる。例えば、上記引出し式収容装置であれば、可動箱部の奥側にストライカを配置し、本体の奥の内壁にストライカを当てて緩衝効果を出すことも可能になる。したがって、そのような使い方ではストライカの外観そのものが隠され、見栄えが向上することができるものである。
【産業上の利用可能性】
【0020】
各種自動車内に設けられる容器装置の全てで利用することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明の容器装置の1例としてのコンソールボックスを示す概略斜視図である。
【図2】本発明の容器装置のストライカのユニットを示す単体正面図である。
【図3】本発明の容器装置のストライカのユニットを示す分解斜視図である。
【図4】本発明の容器装置における(a)ストライカの組付け状態を示す断面図、(b)ストライカの作用説明図である。
【図5】従来の容器装置のストライカのユニット単体を示す断面図である。
【図6】本発明の容器装置をボックスタイプまたはバケットタイプとも称されるグローブボックスに使用した例を示す概略斜視図である。
【図7】本発明の容器装置をコンソールボックスの蓋、引き出しタイプの収容装置に利用した例を示す概略斜視図である。
【図8】本発明の容器装置におけるストライカの他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
【0022】
1・・・・ストライカ 10・・・・ハウジング
10´・・・・ハウジング 10´´・・・・ハウジング
11・・・・フランジ部 12・・・・容体部
13・・・・弾性片 14・・・・突起部
15・・・・矩形開口 16・・・・ガイド部
17・・・・底部 18・・・・無蓋開口
20・・・・可動子 20´・・・・可動子
20´´・・・・可動子 21・・・・クッション部
22・・・・本体部 23・・・・弾性片
24・・・・突起 25・・・・横リブ
26・・・・縦リブ 27・・・・凹部
28・・・・横リブ 29・・・・ピン
30・・・・スプリング 33・・・・フック
34・・・・ガイド通孔 35・・・・ピン
36・・・・ループ構造 40・・・・コインケース
50・・・・コンソールボックスの蓋 51・・・・引き出しタイプの収納装置
100・・・・容器本体部 101・・・・ガイドアーム
102・・・・フランジ 103・・・・開口部
104・・・・リッド 105・・・・ヒンジ
106・・・・切り欠き 107・・・・ロック爪
109・・・・リッドの内面 111・・・・通孔
112・・・・段差部 200・・・・ストライカ
201・・・・端部
d・・・・ストライカの取付面との寸法

【特許請求の範囲】
【請求項1】
容器本体部と、進退または回動可能に設けられる可動体と、容器本体部または可動体に設置されて可動体の進退動作または回動動作の作動限を規制するストライカを備えた容器装置において、ストライカは、内周に筒状のガイド部を有する無蓋開口した有底のハウジングと、ハウジング内に収容されガイド部に摺接案内されてハウジング底部に向かって進退可能に支持される可動子と、可動子を後退方向に付勢する弾性付勢体とを備え、可動子とハウジングには可動子の後退限を相互に規制する規制手段が設けられ、容器本体部または可動体にハウジングの無蓋開口側で係合して埋め込むように取り付けられることを特徴とする容器装置。
【請求項2】
対向部を有する容器本体部と、対向部に向かって進退または回動可能に設けられる可動体と、容器本体部の対向部に設置されて可動体の進退動作または回動動作の作動限を規制するストライカを備えた容器装置において、ストライカは、内周に筒状のガイド部を有する無蓋開口した有底のハウジングと、ハウジング内に収容されガイド部に摺接案内されてハウジング底部に向かって進退可能に支持される可動子と、可動子を後退方向に付勢する弾性付勢体とを備え、対向部にハウジングを埋没させるように取り付けられ、可動子とハウジングには可動子の後退限を相互に規制する規制手段が設けられ、可動子の後部が対向部から可動体に向かって膨出することを特徴とする容器装置。
【請求項3】
ハウジングの後部端末が対向部の表面に略単一面を形成するフランジを有することを特徴とする請求項2に記載の容器装置。
【請求項4】
ハウジングには、可動子の周面に対向する摺接ガイド部と、内方に弾性変形可能な係合片とが設けられ、可動子には、摺接ガイド部に対向する被ガイド部と、後退限における位置で、変形時に内方に偏倚する係合片を受け入れる凹部が設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の容器装置。
【請求項5】
可動子は、変形時に内方に偏倚する係合片を当接して規制する偏倚制限部が設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の容器装置。
【請求項6】
可動子には、ハウジングのガイド部内周面に沿った先端縁部を有する可動子フランジ部が、凹部に対して進退方向の後側又は前側の少なくとも一方に形成されることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の容器装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2008−143250(P2008−143250A)
【公開日】平成20年6月26日(2008.6.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−330403(P2006−330403)
【出願日】平成18年12月7日(2006.12.7)
【出願人】(000229955)日本プラスト株式会社 (740)
【Fターム(参考)】