説明

携帯端末機器

【課題】薄型化してもドームスイッチを確実に操作できるキーシートを提供する。
【解決手段】キーシートを備えた携帯端末機器は、キートップシートと、前記キートップシートの厚み方向に沿った片側に配置されたプッシャーシートと、前記プッシャーシートにおける前記キートップシートとは反対側の面に設けられた押し子とを備え、前記押し子が、前記プッシャーシートに接触する基端面と、前記基端面に対して平行、かつ、前記基端面とは反対側の方向を向く先端面とを有し、前記基端面の面積が前記先端面の面積より大きい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、キーシートを備えた携帯端末機器に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、携帯電話等の携帯端末機器は、デザイン性及び携帯性の観点から薄型化が求められている。薄型化の要求に対して、操作部としてキーシートが採用された携帯端末機器が提案されている(例えば特許文献1、2参照)。
【0003】
図4(a)にキーシート651を示す。
図4(a)に示すように、キーシート651は、キートップシート616と、プッシャーシート619を張り合わせた構成となっている。プッシャーシート619には押し子620が設けられており、キー回路基板604の上に配置されている。
【0004】
キートップシート616は、使用者が文字、数字、記号等を視認可能な印刷等が施されている印刷部616aを備えている。
押し子620は、略柱形状とされ、その軸線がキートップシート616及びプッシャーシート619の厚み方向に沿うように、一方の基端面(図4(a)中、上端面)がプッシャーシート619に接触して固定されている。
キー回路基板604は、ドームスイッチを構成するダイアフラム605が実装されている。押し子620は、他方の先端面(図4(a)中、下端面)がダイアフラム605の頂部に接触するように設けられている。また、図4(a)に示すように、押し子620の基端面は、先端面とほぼ同じ面積である。
【0005】
ここで、使用者がキートップシート616の印刷部616aを指で押すと、キートップシート616は、キー回路基板604に向かって湾曲変形する。その変形に伴い、プッシャーシート619及び押し子620を介して頂部が陥没するようにダイアフラム605が変形する。そのため、ドームスイッチの接点が接触して導通が得られる。
以上のようなキーシート651は、ダイアフラム605の頂部が陥没するように変形することにより使用者がクリック感を得られ、使用者が印刷部616aを押す指の力を緩めると、ダイアフラム605が初期形状に復帰しようとする弾性力により、使用者が再びクリック感を得られる。
【0006】
【特許文献1】特開2001−296958号公報
【特許文献2】特開2007−48602号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、前述したキーシート651は、携帯端末機器をさらに薄型化するために一定以下に薄型化すると、キートップシート及びプッシャーシートの剛性が低くなる。
そして、キーシート651は、使用者の指とキートップシート616との接触面積に比較して、プッシャーシート619と押し子620の基端面との接触面積が小さい。そのため、図6(b)に示すように、使用者が指で印刷部616aを押すと、使用者の指からキートップシートに加えられる力の一部が、キートップシート616及びプッシャーシート619における押し子620の周辺をダイアフラム605に向かって変形させるために用いられる。そのため、使用者の指の力が押し子620に対して確実に伝達され難い。
【0008】
従って、キーシート651を薄型化すると、ドームスイッチが確実に動作しない可能性がある。
【0009】
本発明の目的は、薄型化してもドームスイッチを確実に操作できるキーシートを備えた携帯端末機器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、キートップシートと、前記キートップシートの厚み方向に沿った片側に配置されたプッシャーシートと、前記プッシャーシートにおける前記キートップシートとは反対側の面に設けられた押し子とを備え、前記押し子が、前記プッシャーシートに接触する基端面と、前記基端面に対して平行、かつ、前記基端面とは反対側の方向を向く先端面とを有し、前記基端面の面積が前記先端面の面積より大きいキーシートを備えた携帯端末機器を提供する。
【0011】
ここで、押し子としては、例えば段付柱形状、錐形状や、あるいはプッシャーシートに接触する平板状の部材の任意位置に柱部材を立設させた形状等を例示できる。
また、基端面及び先端面としては、形状が任意であり、互いに相似形状である必要はない。
【0012】
本発明においては、押し子における基端面の面積が先端面の面積より大きいため、基端面の面積と先端面の面積とが等しい押し子を採用した場合に比較して、使用者の指の力を押し子が大面積で受けることになる。
すなわち、本発明においては、キートップシート及びプッシャーシーが薄型化に伴って剛性が低くなっても、使用者の指の力がキートップシート及びプッシャーシートにおける押し子の周辺を変形させるために用いられるという力の損失が従来に比較して少なくなり、例えばドームスイッチ等が押し子により確実に動作することになる。
【0013】
また、本発明は、前記押し子の基端面の中心と、前記押し子の先端面の中心とが、前記キートップシート及び前記プッシャーシートの厚み方向に沿った同一線上に配置されているキーシートを備えた携帯端末機器を提供する。
【0014】
ここで、基端面の中心及び先端面の中心としては、例えば基端面あるいは先端面が円形である場合は円弧中心であり、基端面あるいは先端面が矩形状である場合は対角線の交点を例示できる。
【0015】
本発明においては、基端面の中心及び先端面の中心がキートップシート及びプッシャーシートの厚み方向に沿った同一線上に配置されている。このため、同一線上に例えばドームスイッチを構成するダイアフラムの頂部が配置されていれば、基端面の中心及び先端面の中心が、キートップシート及びプッシャーシートの厚み方向に沿った同一線上に配置されていない場合に比較して、ダイアフラムの頂部に対して使用者の指による力が直線的に伝達される。したがって、ドームスイッチを確実に操作できることになる。
【0016】
さらに、本発明は、前記キートップシートと前記プッシャーシートとの間に介装されたスライドシートを有し、前記キートップシート及び前記プッシャーシートに対して前記スライドシートが面方向に沿って移動可能なキーシートを備えた携帯端末機器を提供する。
【発明の効果】
【0017】
本発明に係るキーシートを備えた携帯端末機器によれば、薄型化してもドームスイッチを確実に操作できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0019】
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係るキーシートを、携帯端末機器の一例である折り畳み式携帯電話機100に適用した場合について、図1〜図2を参照して説明する。図1は、折り畳み式携帯電話機100の使用状態を示しており、図1(a)は、第二の筐体102を第一の筐体101に対して開いた状態を示す図であり、図1(b)は、第一の筐体101を第一の筐体102に対して開いた状態を示す図である。
【0020】
図1(a)を参照し、折り畳み式携帯電話機100の構成を説明する。
第一の筐体101は、操作部を構成するキーシート151を備え、図示しない軸受部で、第一回動軸109を回転可能に支持している。
第二の筐体102は、第二回動軸110に回動自在に取り付けられている。
連結部103は、軸保持部103a、103bにより、第一回動軸109を連結部103に一体に固定している。また、連結部103の片隅には、第二回動軸110(図中破線)が、第一回動軸109に直交するように設けてある。
キートップシート116は、第一の筐体101の上面に位置するキーシート151に設けられている。キートップシート116には透明な表示窓116aと不透明な部分116bを設けて、表示窓116aから操作用の文字や記号が見えるように構成している。
液晶表示部152は、例えば、表示窓116aから使用者が操作用の文字や記号を押した場合、その文字や記号を表示する。
【0021】
ここで、図1(a)に示すように、折り畳み式携帯電話機100では、第二の筐体102を第一の筐体101に対して第一回動軸を回転させることにより開くと、キーシート151のテンキーの数字については、電話機として使えるように、規格で定められた電話機用のテンキー配列で、第1の方向を上下とする向きで表示される。
また、図1(b)に示すように、折り畳み式携帯電話機100では、第一の筐体101を第一の筐体102に対して第二回動軸を回転させることにより開くと、キーシート151のテンキーの数字については、テレビ放送受信機として使いやすいように、第一列目は左から「1」、「2」、「3」、「4」と並んでいる。第二列目は左から「5」、「6」、「7」、「8」と並んでいる。そして、第三列目は「9」、「10」、「11」、「12」と並んでいる。数字の向きも筐体の第2の方向を上下とする向きで表示される。なお、第一の筐体101に対して連結部3は閉じている。
【0022】
上述のように、折り畳み式携帯電話機100では、第二の筐体102が第一の筐体101に対して第一回動軸を回転させることにより開いた場合、あるいは第二回同軸を回転させた場合、それぞれにおいて、液晶表示部152の表示の向きに適した向きで操作部151の印字文字が見えるようにしている。
【0023】
次に、図2を用いて、キーシート151に加えられた使用者の指の力が、押し子120にどのように伝わるかを説明する。図2(a)は、図1(b)のII−II断面図であり、キーシート151の部分断面図である。図2(b)は、キーシート151のテンキー部分のキートップシート116の表示窓116aを指で押した状態を示す図である。
【0024】
図2(a)を参照して、実施の形態1に係るキーシート151の構成を説明する。
キーシート151は、キートップシート116と、スライドシート113及びプッシャーシート119を張り合わせた構成となっている。プッシャーシート119には、押し子120が設けられており、キー回路基板104の上に配置されている。
【0025】
キートップシート116は、使用者がスライドシート113に表記されている文字、数字、記号等を視認可能な表示窓116aが設けられている。
【0026】
スライドシート113は、キートップシート116とプッシャーシート119との間に介装され、キートップシート116及びプッシャーシート119に対して、面方向に沿って移動可能に構成されている。スライドシート113は、折り畳み式携帯電話機100の各筐体101、102が開いている向きに応じて、文字、数字、記号等が表示窓116aから見えるように構成されている。
【0027】
プッシャーシート119は、キートップシート116あるいはスライドシート113とは反対側の面に、押し子120を備えている。
【0028】
押し子120は、略柱形状の大径部120a及び小径部120bから構成される。その軸線がキートップシート116及びプッシャーシート119の厚み方向に沿うように、大径部120aの基端面(図2(a)中、上端面)がプッシャーシート119に接触して固定され、小径部120bの先端面(図2(a)中、下端面)がダイアフラム105の頂部に接触するように設けられている。大径部120aの基端面の面積は、小径部120bの先端面の面積より大きい。大径部120aの基端面の中心と、小径部120bの先端面の中心とが、キートップシート116及びプッシャーシート119の厚み方向に沿った同一線上に配置されている。
なお、実施の形態1の押し子120の大径部120a及び小径部120bは、一体に形成されているが、別体として形成されてもよい。
【0029】
キー回路基板104は、ドームスイッチを構成するダイアフラム105が実装されている。
【0030】
ここで、図2(b)に示すように、使用者がキートップシート116の表示窓116aを指で押すと、キートップシート116は、キー回路基板104に向かって変形する。そして、スライドシート113、プッシャーシート119、及び押し子120を介して、頂部が陥没するようにダイアフラム105が変形する。
その際、キートップシート116を指で押した力は、スライドシート113との隙間をつぶしながら、スライドシート113を変形させる。さらに、キートップシート116を指で押した力は、押し子120の基端面が広いため、プッシャーシート119の局所的な変形を抑えることで、押し子120の基端面を保ちながら、押し子120を押すことになる。そのため、ダイアフラム105を反転させてクリック感を発生させるための力のロスが少なくなり、容易に、ダイアフラム105のドームスイッチの接点が、キー回路基板上104上の接点と接触して導通が得られる。
【0031】
上述のように、実施の形態1のキーシート151は、ダイアフラム105の頂部が陥没するように変形することにより、使用者がクリック感を得られる。そして、使用者が表示窓216aを押す指の力を緩めると、ダイアフラム105が初期形状に復帰しようとする弾性力により使用者が再びクリック感を得られる。
【0032】
また、実施の形態1の押し子120は、略柱形状の大径部120a及び小径部120bからなる多段で構成されているが、これに限定するものではない。押し子120としては、例えば段付柱形状、錐形状や、あるいはプッシャーシートに接触する平板状の部材の任意位置に柱部材を立設させた形状等を例示できる。また、基端面及び先端面としては、形状が任意であり、互いに相似形状である必要はない。
また、押し子120を2つの部品に分け、一部をプッシャーシート側に取り付け残りの部分をダイアフラム105に貼り付ける構成にしても同様の効果が得られる。
【0033】
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2に係るキーシートを説明する。
ここで、実施の形態2におけるキーシート251が、実施の形態1におけるキーシート151と異なる点は、キーシートの一部を構成するスライドシートがない点である。そのため、実施の形態2におけるキーシート251は、キートップシート216、プッシャーシート219及び押し子220から構成される。
【0034】
図3を用いて、使用者の指の力が、キーシート251の押し子220にどのように伝わるかを説明する。図3(a)は、キーシート251の部分断面図である。図3(b)は、キーシート251のテンキー部分のキートップシート216の印刷部216aを指で押した状態を示す図である。
【0035】
図3(a)を参照して、実施の形態2に係るキーシート251の構成を説明する。
図3(a)に示すように、キーシート251は、キートップシート216と、キープッシャーシート219を張り合わせた構成となっている。プッシャーシート219には、押し子220が設けられており、キー回路基板204の上に配置されている。
【0036】
キートップシート216は、使用者が文字、数字、記号等を視認可能な印刷等が施されている印刷部216aを備えている。
【0037】
プッシャーシート219は、キートップシート216とは反対側の面に、押し子220を備える。
【0038】
押し子220は、略柱形状の大径部220a及び小径部220bから構成される。とされ、その軸線がキートップシート216及びプッシャーシート219の厚み方向に沿うように、大径部220aの基端面(図3(a)中、上端面)がプッシャーシート219に接触して固定され、小径部220bの先端面(図3(a)中、下端面)がダイアフラム205の頂部に接触するように設けられている。押し子220の基端面の面積は、先端面の面積より大きい。また、大径部220aの基端面の中心と、小径部220bの先端面の中心とが、キートップシート216及びプッシャーシート219の厚み方向に沿った同一線上に配置されている。
なお、実施の形態2の押し子220の大径部220a及び小径部220bは、一体に形成されているが、別体として形成されてもよい。
【0039】
キー回路基板204は、ドームスイッチを構成するダイアフラム205が実装されている。
【0040】
ここで、図3(b)に示すように、使用者がキートップシート216の印刷部216aを指で押すと、キートップシート216は、キー回路基板204に向かって変形する。そして、プッシャーシート219及び押し子220を介して、頂部が陥没するようにダイアフラム205が変形する。
その際、キートップシート216を指で押した力は、プッシャーシート219に設けられている押し子220の基端面が広いため、プッシャーシート219の局所的な変形を抑えつつ、直接ダイアフラム205を変形させることができる。そのため、ダイアフラム205のドームスイッチの接点が、キー回路基板上204上の接点と容易に接触して導通が得られる。
【0041】
上述のように、実施の形態2のキーシート251は、ダイアフラム205の頂部が陥没するように変形することにより、使用者がクリック感を得られる。そして、使用者が表示窓216aを押す指の力を緩めると、ダイアフラム205が初期形状に復帰しようとする弾性力により使用者が再びクリック感を得られる。
【0042】
また、実施の形態2の押し子220は、略柱形状の大径部220a及び小径部220bからなる多段で構成されているが、これに限定するものではない。押し子220としては、例えば段付柱形状、錐形状や、あるいはプッシャーシートに接触する平板状の部材の任意位置に柱部材を立設させた形状等を例示できる。また、基端面及び先端面としては、形状が任意であり、互いに相似形状である必要はない。
また、押し子220を2つの部品に分け、一部をプッシャーシート側に取り付け残りの部分をダイアフラム105に貼り付ける構成にしても、同様の効果が得られる。
【産業上の利用可能性】
【0043】
本発明に係るキーシートを備えた携帯端末機器は、薄型化してもドームスイッチを確実に操作できるので、携帯端末機器に有用である。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】本発明の実施の形態1に係るキーシートを折り畳み式携帯電話機100に適用した図であり、図1(a)は、折り畳み式携帯電話機100の第二の筐体102を第一の筐体101に対して開いた状態を示す図であり、図1(b)は、折り畳み式携帯電話機100の第一の筐体101を第一の筐体102に対して開いた状態を示す図
【図2】図2(a)は、図1(b)のII−II断面図、図2(b)は、本発明の実施の形態1に係るキーシートを指で押した状態を示す図
【図3】図3(a)は、本発明の実施の形態2に係るキーシートの部分断面図、図3(b)は、本発明の実施の形態2に係るキーシートを指で押した状態を示す図
【図4】図4(a)は、従来例のおけるキーシートの部分断面図であり、図4(b)は、従来例のおけるキーシートを指で押した状態を示す図
【符号の説明】
【0045】
100 折り畳み式携帯電話機
101 第一の筐体
102 第二の筐体
103 連結部
103a、103b 軸保持部
104、204 キー回路基板
105、205 ダイアフラム(ドームスイッチ)
109 第一回動軸
110 第二回動軸
113 スライドシート
116、216、616 キートップシート
116a、216a、616a 透明な表示窓
616b 不透明な部分
119、219、619 プッシャーシート
120、220、620 押し子
151、251、651 キーシート(操作部)
152 表示部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
キートップシートと、
前記キートップシートの厚み方向に沿った片側に配置されたプッシャーシートと、
前記プッシャーシートにおける前記キートップシートとは反対側の面に設けられた押し子とを備え、
前記押し子が、前記プッシャーシートに接触する基端面と、前記基端面に対して平行、かつ、前記基端面とは反対側の方向を向く先端面とを有し、
前記基端面の面積が前記先端面の面積より大きいキーシートを備えた携帯端末機器。
【請求項2】
請求項1に記載のキーシートであって、
前記押し子の基端面の中心と、前記押し子の先端面の中心とが、前記キートップシート及び前記プッシャーシートの厚み方向に沿った同一線上に配置されているキーシートを備えた携帯端末機器。
【請求項3】
請求項1及び請求項2のうちのいずれかに記載のキーシートであって、
前記キートップシートと前記プッシャーシートとの間に介装されたスライドシートを有し、
前記キートップシート及び前記プッシャーシートに対して前記スライドシートが面方向に沿って移動可能なキーシートを備えた携帯端末機器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2010−80208(P2010−80208A)
【公開日】平成22年4月8日(2010.4.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−246087(P2008−246087)
【出願日】平成20年9月25日(2008.9.25)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】