説明

操作表示装置及び操作表示装置の操作表示方法

【課題】 どの入力部を操作すればどこの表示領域に、対応する情報が表示されるのかを認識させる。
【解決手段】 スキャン枚数を表示する小表示エリア62Aと、スキャン枚数を入力するためのテンキー12とを、図形50Aにより線で結ぶ。これにより、スキャン枚数をテンキー12により入力することを認識することができる。同様に、送信先を表示する表示部62Bと、送信先を入力するための宛先指定パネル22とを図形50Bにより線で結ぶ。これにより、送信先を、宛先指定パネル22を介して入力すると認識することができる。よって、スキャン枚数として送信先を入力したり、送信先としてスキャン枚数を入力する等の誤操作を防止することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、操作表示装置及び操作表示装置の操作表示方法にかかり、特に、操作されることにより各々異なる複数種類の情報を入力する、固定された位置に配置された複数の入力部と、操作された入力部に対応する情報を表示する表示領域を備えた表示手段と、を備えた操作表示装置及び操作表示装置の該操作表示方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、スキャン機能、ファックス機能、Eメール機能等の複数の機能を備えたデジタル複合機における表示パネルには、固定された位置に配置された押しボタン式のテンキーや、アドレスを指定するためのフリップカード等と、これらのテンキーやフリップカードにより入力された情報を表示する表示エリア等を備えている。例えば、スキャン及びEメール等の機能が選択された場合には、スキャン枚数として、入力部からスキャン枚数を入力し、宛先として、フリップカードからスキャンされたイメージデータを送信するアドレスとを入力する。スキャン枚数や送信先のアドレスが入力されると、各々の入力された情報を表示するための表示エリアに、入力された情報を表示するようにしている。
【0003】
なお、関連する技術としては、GUIパネルとキャラクタ表示パネルの併用で操作性を向上するものもある(特許文献1参照)。
【0004】
ここで、スキャン枚数や送信先の情報をいずれの入力装置から入力していいのか分からない場合には、スキャン枚数としてアドレスが入力されたり、送信先としてスキャン枚数が入力されたりする。従って、データを適正に入力することができない。
【特許文献1】特開平8-8542号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は上記事実に鑑み成されたもので、どの入力部を操作すればどこの表示領域に、対応する情報が表示されるのかを認識させることが可能な操作表示装置及び操作表示装置の操作表示方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、操作されることにより各々異なる複数種類の情報を入力する、固定された位置に配置された複数の入力部と、操作された入力部に対応する情報を表示する表示領域を備えた表示手段と、を備えた操作表示装置であって、前記入力部と、該入力部に対応する情報を表示する表示領域とが対応して認識されるように補助する認識補助手段を備えたことを特徴とする。
【0007】
請求項9記載の発明は、操作されることにより各々異なる複数種類の情報を入力する、固定された位置に配置された複数の入力部と、操作された入力部に対応する情報を表示する表示領域を備えた表示手段と、を備えた操作表示装置の操作表示方法であって、前記表示手段により前記表示領域を表示する第1のステップと、前記力部と、該入力に対応する情報を表示する表示領域とが対応して認識されうように補助する第2のステップと、前記入力部が操作された場合、前記表示手段により、該入力部に対応する情報を表示領域に表示させる第3のステップと、を備えたことを特徴とする。
【0008】
本発明の操作表示装置は、複数の入力部を備えている。複数の入力部各々は、固定された位置に配置されている。なお、入力部は、物理的構成(押しボタン式)である。即ち、複数の入力部各々は、表示されてなるものではない。そして、複数の入力部は、操作されることにより各々異なる複数種類の情報を入力する。
【0009】
ここで、本発明の操作表示装置を、所定の処理を実行する実行装置に接続するようにしてもよい。この場合、複数の入力部は、複数種類の情報として、上記所定の処理の内容を指示する情報を入力する。
【0010】
表示手段は表示領域を備え、この表示領域は、操作された入力部に対応する情報を表示する。なお、表示領域の近くに、当該表示領域に表示されるべき情報を示す情報を表示するようにしもよい。
【0011】
本発明では、表示手段は、上記表示領域を表示する(第1のステップ)。
【0012】
ところで、複数の入力部が固定された位置に配置され、表示手段が上記表示領域を表示しても、入力部と該入力部に対応する情報を表示する表示領域との対応が外部からは認識されにくい。即ち、どの情報を、どの入力部を介して入力してよいのか外部から認識されにくい。
【0013】
そこで、本発明の認識補助手段は、入力部と、該入力部に対応する情報を表示する表示領域とが対応して認識されるように補助する(第2のステップ)。
【0014】
このように、入力部と、該入力部に対応する情報を表示する表示領域とが対応して認識されるように補助するので、どの入力部を操作すれば、どこの表示領域に、対応する情報が表示されるのかを認識させることができる。
【0015】
このように、どの入力部を操作すれば、どこの表示領域に、対応する情報が表示されるのかを認識させることができるので、必要な入力部が操作される。そして、このように入力部が操作された場合、表示手段により、該入力部に対応する情報を表示させる(第3のステップ)。
【0016】
なお、入力部が操作されて表示手段により表示される情報として、操作された入力部により入力された情報又は該入力部の操作を補助するための情報である。
【0017】
ところで、認識補助手段は、請求項2のように、前記入力部と前記表示領域とが対応するように視覚的に認識させたり、請求項6のように、聴覚的に認識させたり、してもよい。
【0018】
次に、認識補助手段が、前記入力部と前記表示領域とが対応して認識されるように視覚的に補助する場合を説明する。
【0019】
認識補助手段は、請求項3のように、入力部と表示領域とを対応させて認識させる表示がされるように表示手段を制御する。この場合、認識補助手段は、請求項4のように、入力部と表示領域とを対応させて認識させる図柄が表示され、又は、入力部の近くに、該入力部に対応する表示領域が位置するように、表示手段を制御する。即ち、入力部に対応する表示領域を他の入力部より当該入力部の近くに表示する。
【0020】
ここで、図柄としては、例えば、入力部側と表示領域側とを結ぶ線、表示領域の近くに表示される、該表示領域に対応する入力部を図案化した図形(例えば、アイコン等)等である。
【0021】
また、認識補助手段を請求項5のように、前記入力部又は該入力部の周囲で発光する発光手段と、前記入力部に対応する情報を表示する表示領域への接触を検知する検知手段と、前記検知手段により前記表示領域への接触が検知された場合、前記発光手段を発光制御する制御手段と、により構成するようにしてもよい。
【0022】
なお、認識補助手段は、前記入力部と前記表示領域とが対応するように聴覚的に認識させる場合には、例えば、表示領域に対応する入力部の位置や名称を説明するメッセージを発声する。
【発明の効果】
【0023】
以上説明したように本発明によれば、入力部と、該入力部に対応する情報を表示する表示領域とが対応して認識されるように補助するので、どの入力部を操作すれば、どこの表示領域に、対応する情報が表示されるのかを認識させることができる、という効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。
【0025】
図1に示すように、本実施の形態に係る操作表示装置は、図示しないデジタル複合機に接続されている。操作表示装置は、デジタル複合機に対して、複数の処理、例えば、スキャン機能、コピー機能、スキャン及びEメール機能、及び、スキャン及びファックス機能のそれぞれの処理の内容を指示するための情報を入力するための複数の入力部としてのテンキー12、及び宛先指定パネル(フリップカード)22等を備えている。
【0026】
なお、操作表示装置は、この他に、クリアーキー14、ヘルプキー16、ストップキー18、スタートキー20を備えている。また、操作表示装置は、テンキー12や宛先指定パネル22により指定された情報を表示する表示手段としての、タッチパネル式の表示部10を備えている。
【0027】
図2に示すように、本実施の形態に係る操作表示装置の制御系は、前述したテンキー12や宛先指定パネル22からのデータを入力し、表示部10を制御する制御部28を備えている。具体的には、制御部28は、表示部10を制御する表示制御部を介して制御する。なお、表示部10の表示エリアをカバーするように、表示部10の接触を検知する検知手段としてのタッチパネル24が設けられている。
【0028】
次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0029】
図4に示すように、本実施の形態の操作表示装置の表示部10における初期画面では、デジタル複合機の複数の機能を指定するための表示エリア62〜68が表示されている。例えば、表示エリア62は、原稿をスキャン(Scan)した後、スキャンにより得られたイメージデータを電子メール(E-mail)送信することを示すScan to E−Mail の機能を表示し、表示エリア64は、原稿をスキャン(Scan)した後、スキャンにより得られたイメージデータをファック送信することを示すScan to Fax を表示し、表示エリア66は、スキャンを表示し、表示エリア68は、コピーを表示している。
【0030】
このような状態で、例えば、ユーザが、デジタル複合機にS can to E−Mail機能を指示しようとする場合には、ユーザは、S can to E−Mailを表示する表示エリア62を指でタッチする。このように、表示エリア62〜68の何れかがユーザによりタッチされたとタッチパネルが検知した場合には、図4に示す処理内容指定処理プログラムがスタートし、ステップ32で、図5に示すように、タッチされた表示エリアに対応する処理の内容を指定するための処理内容指定画面を表示する。図5は、Scan to E−Mailを表示する表示エリア62がタッチされたと検知された場合に表示される、Scan to E−Mailの処理内容指定画面が示されている。本実施の形態では、この処理内容指定画面には、スキャン枚数及び送信先を表示する表示領域としての小表示エリア62A、62Bが表示されている。
【0031】
このとき、スキャン枚数及び送信先(アドレス)のデータをいずれの入力部から入力していいのか認識できない場合がある。従って、スキャン枚数として送信先や、送信先としてスキャン枚数が入力される場合がある。そこで、本実施の形態では、ステップ34で、図6に示すように、各入力部と各表示部とを対応して認識させるための図形を表示する。即ち、例えば、図6に示すように、スキャン枚数を表示する表示部62Aと、スキャン枚数を入力するためのテンキー12とを線で結ぶ図形50Aを表示し、送信先を表示する表示部62Bと、送信先を入力するための宛先指定パネル22とを線で結ぶ図形50Bとを表示する。このように、スキャン枚数を表示する表示部62Aと、スキャン枚数を入力するためのテンキー12とが、図形50Aにより線で結ばれているので、スキャン枚数をテンキー12により入力することを認識することができる。同様に、送信先を表示する表示部62Bと、送信先を入力するための宛先指定パネル22とが図形50Bにより線で結ばれているので、送信先を宛先指定パネル22を介して入力すると認識することができる。よって、スキャン枚数として送信先を入力したり、送信先としてスキャン枚数を入力する等の誤操作を防止することができる。
【0032】
次のステップ36で、入力部が操作されたか否かを判断し、入力部が操作されていないと判断された場合には、ステップ38で、入力部とヘルプキー16とが同時に操作されたか否かを判断し、同時に操作されていないと判断された場合には、ステップ40で、スタートキー20がONとなったか否かをを判断し、スタートキー20がONとなっていないと判断された場合には、ストップキー18がONされたか否かを判断する。ストップキー18がONされていないと判断された場合には、ステップ36に戻る。
【0033】
入力部が操作されたと判断された場合には、ステップ36が肯定判定され、ステップ44で、入力部を介して入力された情報を、入力部に対応する小表示エリアに表示する。即ち、例えば、テンキー12が操作され、図6に示すように、スキャン枚数として14が入力された場合には、テンキー12に対応する小表示エリア62Aに、入力されたデータ(14)を表示する。そして、処理はステップ36に戻る。また、例えば、宛先指定パネル22のAさん用のボタン22AがONされた場合には、送信先の小表示エリア62Bに、Aさんが表示される。なお、Aさんのアドレスが設定される。
【0034】
また、入力部とヘルプキー16とが同時に操作された場合、例えば、宛先指定パネル22とヘルプキー16とが同時に操作された場合には、ステップ38が肯定判定され、ステップ46で、図7に示すように、宛先指定パネル22に対応するヘルプメッセ−ジを、操作された入力部、即ち、この場合には、宛先指定パネル22の近傍に表示する。即ち、図7に示すように宛先指定パネル22の近傍の小表示エリア52に、所定のヘルプメッセージを表示する。次に、処理はステップ36に戻る。
【0035】
スタートキー20がONされた場合には、ステップ40が肯定判定され、ステップ48で、入力部により入力された処理内容を指定するデータを、デジタル複合機本体に送信することにより処理実行を指示する。
【0036】
なお、ストップキー18がONされた場合には、本プログラムを終了する。
【0037】
このように、スキャン枚数を表示する表示部62Aと、スキャン枚数を入力するためのテンキー12とが、図形50Aにより線で結ばれているので、スキャン枚数をテンキー12により入力することを認識することができる。同様に、送信先を表示する表示部62Bと、送信先を入力するための宛先指定パネル22とが図形50Bにより線で結ばれているので、送信先を、宛先指定パネル22を介して入力すると認識することができる。よって、スキャン枚数として送信先を入力したり、送信先としてスキャン枚数を入力する等の誤操作を防止することができる。
【0038】
また、宛先指定パネル22とヘルプキー16とが同時に操作された場合には、宛先指定パネル22に対応するヘルプメッセ−ジを、宛先指定パネル22の近傍に表示するのでヘルプメッセージが宛先指定パネルのものであることを認識することができる。
【0039】
前述した実施の形態では、表示部と入力部とを線で結ぶ図形を表示するようにしているが、本発明はこれに限定されるものでなく、入力部の近傍に、該入力部により入力されたデータを表示する表示部を表示するようにしても良い。即ち、例えば、図8に示すように、テンキー12の近傍に、スキャン枚数を表示する小表示エリア54Aを配置し、宛先指定パネル2の近傍に、送信先を表示する小表示エリア54Bを表示させる。
【0040】
また、小表示エリアと入力部とを線で結ぶことに限定されるものでなく、入力部を図案化した図形を、この入力部に対応する小表示エリアの近傍に表示するようにしても良い。即ち、例えば、図9に示すように、テンキーを図案化したアイコン56Aを、テンキーを介して入力されたデータを表示する小表示エリア62Aの近傍に表示する。また、宛先指定パネル22を図案化したアイコン56Bを、宛先指定パネル22より入力された宛先を表示する小表示エリア62Bの近傍に表示するようにしても良い。
【0041】
次に本実施の変形例を説明する。
【0042】
第1の変形例は、前述した実施の形態に更に、図10に示すように、各入力部の回りに発光部70A、70Bを備えている。発光部70A、70Bは、LEDにより構成されている。なお、入力部が発光するようにしてもよい。
【0043】
なお、発光部70A、70Bは、図11に示すように、制御部28に接続されている。
【0044】
本変形例では、図12に示すように、前述した実施の形態の処理とほぼ同様の処理を実行するが、ステップ36に代えて、ステップ72で、小表示エリア62A、62Bがタッチされたか否かを判断する。小表示エリアがタッチされたと判断された場合には、ステップ74で、タッチされた小表示エリアに表示するデータを入力するための入力部に対応するLEDを点灯する。例えば、小表示エリア62Aがタッチされたと判断された場合には、表示部62Aは、スキャン枚数を表示するエリアであり、スキャン枚数は、テンキー12により入力するものであるので、本ステップ74では、テンキー12に対応する発光部70Aを点灯する。これにより、スキャン枚数は発光部70Aにより示されたテンキー12を介して、入力することが認識される。よって、ユーザは、テンキー12を用いてスキャン枚数を入力する。これにより、ステップ44で、入力部を介して入力された情報を表示部に表示する。即ち、スキャン枚数として14がテンキー12を介して入力された場合には、テンキー12に対応する小表示エリア62Aに、入力されたデータ(14)を表示する。
【0045】
次に、第2の変形例を説明する。本変形例では、図13に示すように、前述した実施の形態に、更に、スピーカ80を備えている。このスピーカ80は、図14に示すように、制御部28に接続されている。
【0046】
次に、本変形例の作用を説明する。本変形例では、前述した実施の形態の処理とほぼ同様の処理を実行するが、ステップ36に代えてステップ82で、小表示エリアがタッチされたか否かを判断し、小表示エリア部がタッチされたと判断された場合には、ステップ84で、タッチされた小表示エリアに対応して定められた音声をスピーカ80を介して発生する。例えば、小表示エリア62Aがタッチされたと判断された場合には、小表示エリア62Aは、スキャン枚数を表示するエリアであり、スキャン枚数はテンキー12により入力するものであるので、本ステップ74では、テンキーからスキャン枚数を入力するように促す音声や、テンキーの位置を示す音声を発生する。
【0047】
そして、ステップ44に代えて、ステップ86で、入力部を介して入力された情報を表示部に表示する。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】操作表示装置の正面図である。
【図2】操作表示装置のブロック図である。
【図3】操作表示装置の表示部の初期画面を示す図である。
【図4】処理内容否定プログラムを示すフローチャートである。
【図5】Scan to E−Mailの処理内容否定画面を表示する図である。
【図6】小表示エリアと入力部とを対応して認識されるように線で結ぶ図形を表示した図である。
【図7】操作指定パネルのヘルプメッセージを操作指定パネルの近傍の表示エリアに表示した例を示す図である。
【図8】図形に代えて小表示エリアを入力部の近傍に表示する例を示した図である。
【図9】入力部を図案化したアイコンを小表示エリアの近傍に表示する例を示した図である。
【図10】第1の変形例に係る操作表示装置の表面図である。
【図11】第1の変形例に係る操作表示装置のブロック図である。
【図12】第1の変形例に係る処理内容指定プログラムを示すフローチャートである。
【図13】第2の変形例にかかる操作表示装置の正面図である。
【図14】第2の変形例にかかる操作表示装置のブロック図である。
【図15】第2の変形例にかかる操作表示装置の処理内容指定プログラムを示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0049】
10 表示部(タッチパネル式)
12 テンキー
14 クリアキー
16 ヘルプキー
18 ストップキー
20 スタートキー
22 宛先指定パネル
24 タッチパネル
26 表示制御部
28 制御部
50A 図形
50B 図形
52 ヘルプメッセージ
56A テンキーアイコン
56B 宛先指定パネルアイコン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
操作されることにより各々異なる複数種類の情報を入力する、固定された位置に配置された複数の入力部と、
操作された入力部に対応する情報を表示する表示領域を備えた表示手段と、
を備えた操作表示装置であって、
前記入力部と、該入力部に対応する情報を表示する表示領域とが対応して認識されるように補助する認識補助手段を備えた
ことを特徴とする操作表示装置。
【請求項2】
前記認識補助手段は、視覚的に補助することを特徴とする請求項1記載の操作表示装置。
【請求項3】
前記認識補助手段は、前記入力部と前記表示領域とを対応して認識させる表示がされるように前記表示手段を制御することを特徴とする請求項2記載の操作表示装置。
【請求項4】
前記認識補助手段は、前記入力部と前記表示領域とを対応して認識させる図柄が表示され、又は、前記入力部の近くに、該入力部に対応する前記表示領域が位置するように、前記表示手段を制御することを特徴とする請求項3記載の操作表示装置。
【請求項5】
前記認識補助手段は、
前記入力部又は該入力部の周囲で発光する発光手段と、
前記入力部に対応する情報を表示する表示領域への接触を検知する検知手段と、
前記検知手段により前記表示領域への接触が検知された場合、前記発光手段を発光制御する制御手段と、
により構成されたことを特徴とする請求項2乃至請求項4の何れか1項に記載の操作表示装置。
【請求項6】
前記認識補助手段は、聴覚的に補助することを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の操作表示装置。
【請求項7】
前記表示手段は、前記情報として、前記操作された入力部により入力された情報又は該入力部の操作を補助するための情報を表示することを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の操作表示装置。
【請求項8】
前記操作表示装置は、所定の処理を実行する実行装置に接続され、
前記複数の入力部は、前記複数種類の情報として、前記処理の内容を指示する情報を入力する、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の操作表示装置。
【請求項9】
操作されることにより各々異なる複数種類の情報を入力する、固定された位置に配置された複数の入力部と、
操作された入力部に対応する情報を表示する表示領域を備えた表示手段と、
を備えた操作表示装置の操作表示方法であって、
前記表示手段により前記表示領域を表示する第1のステップと、
前記力部と、該入力に対応する情報を表示する表示領域とが対応して認識されうように補助する第2のステップと、
前記入力部が操作された場合、前記表示手段により、該入力部に対応する情報を表示させる第3のステップと、
を備えたことを特徴とする操作表示装置の操作表示方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公開番号】特開2006−155016(P2006−155016A)
【公開日】平成18年6月15日(2006.6.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−342044(P2004−342044)
【出願日】平成16年11月26日(2004.11.26)
【出願人】(000005496)富士ゼロックス株式会社 (21,908)
【Fターム(参考)】