説明

放電表面処理用電極

【課題】焼結処理することなしに製造することができ、且つ高熱抵抗及び低電気抵抗である放電表面処理用電極を提供する。
【解決手段】合金粉末と導電性粉末とを含む混合粉末の加圧成形体からなる放電表面処理用電極であって、前記合金粉末が、Co−Cr系合金、Ni−Cr系合金及びFe−Cr系合金からなる群から選択される1種類以上の粉末であり、前記導電性粉末が、Ni、Co、Fe、W、Mo及びCからなる群から選択される1種類以上の粉末であり、前記合金粉末に対する前記導電性粉末の平均粒径比が、0.2以下であることを特徴とする放電表面処理用電極とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、放電表面処理用電極に関するものである。詳細には、本発明は、電極と被加工物との間にパルス状の放電を発生させ、その放電エネルギにより被加工物の表面に電極材料から成る被膜を形成する放電表面処理において使用される電極に関するものである。
【背景技術】
【0002】
放電表面処理では、電極と被加工物との間にパルス状の放電を発生させるため、該電極には高熱抵抗及び低電気抵抗であることが要求される。そこで、従来の放電表面処理用電極では、該電極を構成する材料に金属微粉末又は合金微粉末を用いることにより熱抵抗を確保し、また、これらの微粉末を加圧成形した後、焼結することにより低電気抵抗を確保している。
このような放電表面処理用電極としては、例えば、耐摩耗合金、耐熱合金及び耐食合金等として知られているCo−Cr系、Ni−Cr系及びFe−Cr系の合金粉末を材料とするものがある(例えば、特許文献1参照)。かかる放電表面処理用電極では、電気抵抗の高いCr酸化膜が該合金の表面に存在するので、焼結熱処理して粉末粒子を拡散結合させることにより電気抵抗を低下させている。
【0003】
【特許文献1】国際公開第2004/011696号パンフレット(7頁24〜30行)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の放電表面処理用電極は、高熱抵抗であるものの、電気抵抗を低下させるのに焼結処理が必要であり、かかる放電表面処理用電極を製造する際に多大な時間及びコストを要するという問題があった。
従って、本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、焼結処理することなしに製造することができ、且つ高熱抵抗及び低電気抵抗(具体的には、電極に必要な10Ωcm以下の低電気抵抗率を有する)である放電表面処理用電極を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
そこで、本発明者らは上記のような問題を解決すべく鋭意研究した結果、特定の合金粉末と特定の導電性粉末との平均粒径比を所定の範囲とすることで、上記のような問題を解決することができることに想到し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、合金粉末と導電性粉末とを含む混合粉末の加圧成形体からなる放電表面処理用電極であって、前記合金粉末が、Co−Cr系合金、Ni−Cr系合金及びFe−Cr系合金からなる群から選択される1種類以上の粉末であり、前記導電性粉末が、Ni、Co、Fe、W、Mo及びCからなる群から選択される1種類以上の粉末であり、前記合金粉末に対する前記導電性粉末の平均粒径比が、0.2以下であることを特徴とする放電表面処理用電極である。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、合金粉末の間に導電性粉末が連続的に分布し、導電性粉末同士が接触・連結してネットワークを形成するので、焼結処理することなく、高熱抵抗及び低電気抵抗(具体的には、電極に必要な10Ωcm以下の低電気抵抗率を有する)の放電表面処理用電極を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
実施の形態1.
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態における放電表面処理用電極の断面図である。図1において、放電表面処理用電極は、合金粉末1と導電性粉末2とを含む混合粉末の加圧成形体であり、合金粉末1と、この合金粉末1の間に連続的に分布している導電性粉末2とから構成されている。
ここで、合金粉末1に対する導電性粉末2の平均粒径比は、0.2以下であり、0.02〜0.1であることが好ましい。かかる範囲の平均粒径比であれば、放電表面処理用電極において、導電性粉末2同士が接触・連結してネットワークを形成することが可能となる。そうすると、導電性粉末2のネットワークを通じて電気が流れるようになり、放電表面処理用電極全体としての電気抵抗が低下する。かかる平均粒径比が0.2を超えると、図2に示すように、合金粉末1の間に導電性粉末2が連続的に分布せず、導電性粉末2同士のネットワークが形成されないため、放電表面処理用電極全体としての電気抵抗が低下しない。
【0008】
合金粉末1は、Co−Cr系合金、Ni−Cr系合金及びFe−Cr系合金からなる群から選択される1種類以上の粉末である。かかる合金粉末1は、耐熱性、耐摩耗性及び耐食性に優れている。Co−Cr系合金は、その他の成分として、Mo、Ni、Fe、Si、W及びC等を含むことができる。また、Ni−Cr系合金は、その他の成分として、Mo、Co、Al及びFe等を含むことができる。さらに、Fe−Cr系合金は、その他の成分として、Mo、Ni、Mn、Si及びC等を含むことができる。これら合金における各元素の割合は、特に限定されることはなく、所望の特性に応じて適宜調整すればよい。
また、合金粉末1の平均粒径は、10μm以下であることが好ましく、0.5〜5μmであることがより好ましい。このような範囲の平均粒径を有する合金粉末1であれば、粉末の凝着性が高くなり、成形体の強度を高めることができる。かかる合金粉末1の平均粒径が10μmを超えると、成形体の強度が低下してしまうことがあるので好ましくない。
【0009】
導電性粉末2は、Ni、Co、Fe、W、Mo及びCからなる群から選択される1種類以上である。かかる導電性粉末2は、導電性のみならず耐熱性にも優れている。
また、導電性粉末2の平均粒径は、2μm以下であることが好ましく、0.02〜0.5μmであることがより好ましい。このような範囲の平均粒径を有する導電性粉末2であれば、粉末の凝着性が高くなり、成形体の強度を高めることができる。かかる導電性粉末2の平均粒径が2μmを超えると、成形体の強度が低下してしまうことがあるので好ましくない。
【0010】
合金粉末1と導電性粉末2との重量比は、60:40〜92:8が好ましく、75:25〜90:10がより好ましい。合金粉末1と導電性粉末2との混合粉末において導電性粉末2が8重量%以上であれば導電性粉末2同士のネットワークが確実に形成され、また、かかる混合粉末において合金粉末1が60重量%以上であれば成形体中の合金粉末1同士の間隔が一定の範囲内となり、放電表面処理の際に形成される被膜の組成が均一となる。
【0011】
本発明の放電表面処理用電極では、加圧成型時における金型と混合粉末との摩擦抵抗を低減する観点から、ステアリン酸系の潤滑材を混合粉末に含有させることができる。
かかるステアリン酸系の潤滑材の例としては、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛等を挙げることができる。
かかるステアリン酸系の潤滑材を用いる場合、その配合量は、合金粉末1と導電性粉末2との混合粉末100重量部あたり、0.1〜2重量部が好ましく、0.2〜0.7重量部がより好ましい。かかる潤滑材の配合量が0.1重量部以上であれば、加圧成形時における金型と混合粉末との摩擦抵抗を低減する効果が確実に得られ、また、潤滑材の配合量が2重量部以下であれば、成形体に必要な強度が得られる。
【0012】
本発明の放電表面処理用電極は、合金粉末1及び導電性粉末2を混合して混合粉末を調製し、該混合粉末を加圧成形することによって製造することができる。また、ステアリン酸系の潤滑材を用いる場合は、合金粉末1と、導電性粉末2と、ステアリン酸系の潤滑材とを混合して混合粉末を調製すればよい。かかる混合の順序は、特に限定されることはなく、例えば、合金粉末1と導電性粉末2とを混合して混合粉末を調製した後、該混合粉末にステアリン酸系の潤滑材を加えてさらに混合すればよい。
【0013】
各材料の混合方法としては、特に限定されることはなく、従来公知の方法に従い、撹拌混合させればよい。
また、混合粉末の加圧成形の方法としては、特に制限されることはなく、従来公知の押出成形、圧縮成形等を行うことができる。ここで、加圧成形における負荷圧力としては、50〜500MPaが好ましい。負荷圧力が50MPa未満であると、所望の成形体の強度が得られないことがある。一方、負荷圧力が500MPaを超えると、成形体の密度が高くなりすぎて熱抵抗が大きく低下し、放電表面処理の際に電極がうまく溶けずに被膜が形成できないことがある。
【0014】
このような本発明の放電表面処理用電極の製造方法によれば、合金粉末1及び導電性粉末2を含む混合粉末を加圧成形するだけで、合金粉末1の間に導電性粉末2が連続的に分布し、導電性粉末2同士が接触・連結してネットワークが形成され、放電表面処理用電極の低電気抵抗を確保することができる。よって、本発明の放電表面処理用電極の製造では、焼結処理が要求されない。
【実施例】
【0015】
以下、実施例により本発明の詳細を説明するが、これらによって本発明が限定されるものではない。
[実施例1]
実施例1では、合金粉末に対する導電性粉末の平均粒径比を0.02〜1の間で変化させた際の放電表面処理用電極の電気抵抗率の変化を調べた。
平均粒径が5μmのCo−Cr系合金粉末(組成:30重量%Cr−8重量%W−62重量%Co)と、0.1〜5μmの種々の平均粒径を有するNi粉末とを92:8の重量比で撹拌混合して混合粉末を調製した。次いで、得られた混合粉末を金型内に入れ、100MPaの圧力で加圧することによって、20mm×10mm×板厚1〜2mmの放電表面処理用電極を作製した。
このようにして得られた放電表面処理用電極の電気抵抗率を四探針法により測定した。その結果を図3に示す。なお、かかる実施例で用いたCo−Cr系合金粉末の電気抵抗率は6×10Ωcm、及びNi粉末の電気抵抗率は2×10−5Ωcmであった。
【0016】
図3に示されているように、合金粉末に対する導電性粉末の平均粒径比が0.2以下になると、放電表面処理用電極の電気抵抗率が著しく低下した。これは、図1に示すように、導電性粉末が連続的に繋がったネットワークが合金粉末の間に形成され、該ネットワークを通じて電気が流れることにより、放電表面処理用電極全体としての電気抵抗率が低下することに起因していると考えられる。
一方、合金粉末に対する導電性粉末の平均粒径比が0.2を超えると、平均粒径比が0.2以下のものと比べて放電表面処理用電極の電気抵抗率が2桁以上高かった。これは、図2に示すように導電性粉末が合金粉末に対して非連続的に分布することに起因していると考えられる。
【0017】
[実施例2]
表1に示す組成及び平均粒径のCo−Cr系合金粉末と、表1に示す平均粒径のCo粉末とを、9:1の重量比で撹拌混合して混合粉末を調製した。次いで、得られた混合粉末を金型内に入れ、100MPaの圧力で加圧することによって、20mm×10mm×板厚1〜2mmの放電表面処理用電極(本発明品1〜10)を作製した。
[比較例1]
比較例1では、従来の焼結法により放電表面処理用電極を作製した。
表1に示す組成及び粒径のCo−Cr系合金粉末を金型内に入れ、100MPaの圧力で加圧した後、600℃で2時間焼結させることによって、20mm×10mm×板厚1〜2mmの放電表面処理用電極(比較品1)を作製した。
実施例2及び比較例1で得られた放電表面処理用電極の電気抵抗率を四探針法により測定した。その結果を表1に示す。なお、かかる実施例及び比較例で用いたCo−Cr系合金粉末の電気抵抗率は5〜10×10Ωcm、及びCo粉末の電気抵抗率は1×10−4Ωcmであった。
【0018】
【表1】

【0019】
表1に示されているように、本発明品1〜10の放電表面処理用電極の電気抵抗率はいずれも10Ωcm以下であり、放電表面処理用電極として良好な電気抵抗率を有していた。また、本発明品1〜5の放電表面処理用電極は、焼結法により作製した比較品1の放電表面処理用電極と同程度に電気抵抗率が低かった。
【0020】
[実施例3]
表2に示す組成及び平均粒径のNi−Cr系合金粉末と、表2に示す平均粒径のNi粉末とを、9:1の重量比で撹拌混合して混合粉末を調製した。次いで、得られた混合粉末を金型内に入れ、100MPaの圧力で加圧することによって、20mm×10mm×板厚1〜2mmの放電表面処理用電極(本発明品11〜18)を作製した。
このようにして得られた放電表面処理用電極の電気抵抗率を四探針法により測定した。その結果を表2に示す。なお、かかる実施例で用いたNi−Cr系合金粉末の電気抵抗率は3〜8×10Ωcm、及びNi粉末の電気抵抗率は2×10−5Ωcmであった。
【0021】
【表2】

【0022】
表2に示されているように、本発明品11〜18の放電表面処理用電極の電気抵抗率はいずれも1Ωcm以下であり、放電表面処理用電極として優れた電気抵抗率を有していた。
【0023】
[実施例4]
表3に示す組成及び平均粒径のFe−Cr系合金粉末と、表3に示す平均粒径のFe粉末とを、9:1の重量比で撹拌混合して混合粉末を調製した。次いで、得られた混合粉末を金型内に入れ、100MPaの圧力で加圧することによって、20mm×10mm×板厚1〜2mmの放電表面処理用電極(本発明品19〜24)を作製した。
このようにして得られた放電表面処理用電極の電気抵抗率を四探針法により測定した。その結果を表3に示す。なお、かかる実施例で用いたFe−Cr系合金粉末の電気抵抗率は5〜10×10Ωcm、及びFe粉末の電気抵抗率は5×10−4Ωcmであった。
【0024】
【表3】

【0025】
表3に示されているように、本発明品19〜24の放電表面処理用電極の電気抵抗率はいずれも10Ωcm以下であり、放電表面処理用電極として良好な電気抵抗率を有していた。
【0026】
[実施例5]
表4に示す組成及び平均粒径のCo−Cr系合金粉末と、表4に示す平均粒径のW粉末とを、9:1の重量比で撹拌混合して混合粉末を調製した。次いで、得られた混合粉末を金型内に入れ、100MPaの圧力で加圧することによって、20mm×10mm×板厚1〜2mmの放電表面処理用電極(本発明品25)を作製した。
【0027】
[実施例6]
表4に示す組成及び平均粒径のCo−Cr系合金粉末と、表4に示す平均粒径のMo粉末とを、9:1の重量比で撹拌混合して混合粉末を調製した。次いで、得られた混合粉末を金型内に入れ、100MPaの圧力で加圧することによって、20mm×10mm×板厚1〜2mmの放電表面処理用電極(本発明品26)を作製した。
【0028】
[実施例7]
表4に示す組成及び平均粒径のCo−Cr系合金粉末と、表4に示す平均粒径のC粉末とを、97:3の重量比で撹拌混合して混合粉末を調製した。次いで、得られた混合粉末を金型内に入れ、100MPaの圧力で加圧することによって、20mm×10mm×板厚1〜2mmの放電表面処理用電極(本発明品27)を作製した。
実施例5〜7で得られた放電表面処理用電極の電気抵抗率を四探針法により測定した。その結果を表4に示す。なお、かかる実施例5〜7で用いたCo−Cr系合金粉末の電気抵抗率は7×10Ωcm、W粉末の電気抵抗率は4×10−4Ωcm、Mo粉末の電気抵抗率は3×10−4Ωcm、及びC粉末の電気抵抗率は4×10−5Ωcmであった。
【0029】
【表4】

【0030】
表4に示されているように、本発明品25〜27の放電表面処理用電極の電気抵抗率はいずれも10Ωcm以下であり、放電表面処理用電極として良好な電気抵抗率を有していた。
【0031】
[実施例8]
表5に示す組成及び平均粒径の各合金粉末と、表5に示す平均粒径のNi粉末とを、9:1の重量比で撹拌混合して合金粉末及びNi粉末を含む混合粉末を調製した。次いで、該混合粉末100重量部あたり0.5重量部の、表5に示すステアリン酸系の潤滑材を加えてさらに撹拌混合し、合金粉末、Ni粉末及びステアリン酸系の潤滑材を含む混合粉末を調製した。次いで、得られた混合粉末を押出機に導入し、100MPaの圧力で押出すことによって、10mm×10mm×長さ100mmの放電表面処理用電極(本発明品28〜31)を作製した。
このようにして得られた放電表面処理用電極の電気抵抗率を四探針法により測定した。その結果を表5に示す。なお、本発明品28で用いた合金粉末の電気抵抗率は5×10Ωcm、本発明品29で用いた合金粉末の電気抵抗率は6×10Ωcm、本発明品30で用いた合金粉末の電気抵抗率は7×10Ωcm、本発明品31で用いた合金粉末の電気抵抗率は6×10Ωcm、及び本発明品28〜31で用いたNi粉末の電気抵抗率は1×10−4Ωcmであった。
【0032】
【表5】

【0033】
表5に示されているように、本発明品28〜31の放電表面処理用電極の電気抵抗率はいずれも1Ωcm以下であり、放電表面処理用電極として優れた電気抵抗率を有していた。
以上のことからわかるように、本発明の放電表面処理用電極は、焼結処理することなしに製造することができ、且つ高熱抵抗及び低電気抵抗である。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明の実施の形態における放電表面処理用電極の断面図である。
【図2】従来の放電表面処理用電極の断面図である。
【図3】合金粉末に対する導電性粉末の平均粒径比と放電表面処理用電極の電気抵抗率との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
【0035】
1 合金粉末、2 導電性粉末。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
合金粉末と導電性粉末とを含む混合粉末の加圧成形体からなる放電表面処理用電極であって、
前記合金粉末が、Co−Cr系合金、Ni−Cr系合金及びFe−Cr系合金からなる群から選択される1種類以上の粉末であり、前記導電性粉末が、Ni、Co、Fe、W、Mo及びCからなる群から選択される1種類以上の粉末であり、前記合金粉末に対する前記導電性粉末の平均粒径比が、0.2以下であることを特徴とする放電表面処理用電極。
【請求項2】
前記合金粉末の平均粒径が、10μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の放電表面処理用電極。
【請求項3】
前記混合粉末が、ステアリン酸、ステアリン酸亜鉛及びステアリン酸カルシウムからなる群から選択される1種類以上の潤滑材をさらに含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の放電表面処理用電極。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2008−88497(P2008−88497A)
【公開日】平成20年4月17日(2008.4.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−270664(P2006−270664)
【出願日】平成18年10月2日(2006.10.2)
【出願人】(000006013)三菱電機株式会社 (33,312)
【Fターム(参考)】