説明

書込制御装置

【課題】画像データの配列変換のための回路規模を小さくすることのできる書込制御装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置の書込光源を制御する書込制御装置であって、予め設定された規則に従い、カウント値を生成する複数のアドレスカウンタ103、104、105と、複数のアドレスカウンタ103、104,105それぞれにより生成されたカウント値を加算して、画像データをメモリに書き込むライトアドレスを生成する加算器106と、ライトアドレスにより指定される領域に画像データを書き込む書込手段と、メモリのアドレス順に、画像データをメモリから読み出すリードアドレスを生成するリードアドレス生成部107と、リードアドレスにしたがいメモリから画像データを読み出す読出手段とを備えた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置の書込光源を制御する書込制御装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、電子写真方式を利用した画像形成装置においては、書込光源としてLED(Ligh Emitting Diode)等の発光素子をアレイ状に配列した発光素子アレイ方式が知られている。このように、複数のLEDを有するLEDヘッドを用いた画像形成装置としては、例えば、一走査ラインごとにLED素子列を副走査方向に2m回(例えば、2×4回)点灯可能な制御回路を実現する目的で、アドレスカウンタで生成したアドレスにしたがって、メモリ(SRAM)に画像データを書き込む技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、複数のLED素子からなるLEDヘッドへ転送する画像データの配列変換は複雑であり、変換配列を行うための回路規模が大きくなりコストアップに繋がるという問題があった。
【0004】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、画像データの配列変換のための回路規模を小さくすることのできる書込制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、画像形成装置の書込光源を制御する書込制御装置であって、予め設定された規則に従い、カウント値を生成する複数のアドレスカウンタと、前記複数のアドレスカウンタそれぞれにより生成されたカウント値を加算して、画像データをメモリに書き込むライトアドレスを生成するライトアドレス生成手段と、前記ライトアドレスにより指定される領域に前記画像データを書き込む書込手段と、前記メモリのアドレス順に、前記画像データを前記メモリから読み出すリードアドレスを生成するアドレス生成手段と、前記リードアドレスにしたがい前記メモリから前記画像データを読み出す読出手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】
また、本発明の他の形態は、画像形成装置の書込光源を制御する書込制御装置であって、画像データをメモリのアドレス順に前記メモリに書き込む書込手段と、予め設定された規則に従い、カウント値を生成する複数のアドレスカウンタと、前記複数のアドレスカウンタそれぞれにより生成されたカウント値を加算して、前記画像データを前記メモリから読み出すリードアドレスを生成するリードアドレス生成手段と、前記リードアドレスにより指定される領域から前記画像データを読み出す読出手段とを備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、画像データの配列変換のための回路規模を小さくすることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】図1は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置20の構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、画像書込制御部100の機能構成を示す図である。
【図3】図3は、加算器106により生成されるアドレス配列を示す図である。
【図4】図4は、第1アドレスカウンタ103が生成するカウント値を説明するための図である。
【図5】図5は、第2アドレスカウンタ104が生成するカウント値を説明するための図である。
【図6】図6は、第3アドレスカウンタ105が生成するカウント値を説明するための図である。
【図7】図7は、第2の実施の形態にかかる画像書込制御部120の機能構成を示すブロック図である。
【図8】図8は、第3の実施の形態にかかる画像書込制御部140の機能構成を示すブロック図である。
【図9】図9は、第4の実施の形態にかかる画像書込制御部200の機能構成を示すブロック図である。
【図10】図10は、第5の実施の形態にかかる画像書込制御部220の機能構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる書込制御装置の一実施の形態を詳細に説明する。
【0010】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる書込制御装置を備えた画像形成装置20の構成を示すブロック図である。転写ベルト5に沿って各色の画像形成部が並べられた構成のものであり、タンデムタイプと呼ばれるものである。すなわち、転写ベルト5に沿って、この転写ベルト5の進行方向の上流側から順に、複数の画像形成部6BK、6M、6C、6Yが配列されている。これら複数の画像形成部6BK、6M、6C、6Yは形成するトナー画像の色が異なるだけで内部構成は共通である。画像形成部6BKはブラックの画像を、画像形成部6Mはマゼンタの画像を、画像形成部6Cはシアンの画像を、画像形成部6Yはイエローの画像をそれぞれ形成する。
【0011】
以下、画像形成部6BKの構成について具体的に説明するが、他の画像形成部6M、6C、6Yの構成は、画像形成部6BKと同様である。
【0012】
転写ベルト5は、回転駆動される駆動ローラ7と従動ローラ15とに巻回されたベルトである。この駆動ローラ7は、図示していない駆動モータにより回転駆動させられ、この駆動モータと、駆動ローラ7と、従動ローラ15とが転写ベルト5を移動させる駆動手段として機能する。
【0013】
画像形成部6BKは感光体としての感光体ドラム8BK、この感光体ドラム8BKの周囲に配置された帯電器9BK、LED(Light Emitting Diode)ヘッド10BK、現像器11BK、感光体クリーナ(図示せず)、除電器12BK等を備えている。LEDヘッド10BKは、各画像形成部6BKが形成する画像色、すなわちブラックに対応する光を照射する。
【0014】
画像形成においては、感光体ドラム8BKの外周面は暗中にて帯電器9BKにより一様に帯電された後、LEDヘッド10BKからブラックの画像に対応した光により露光され、静電潜像が形成される。現像器11BKは、この静電潜像をブラックトナーにより可視像化し、感光体ドラム8BK上にブラックのトナー画像を形成する。このトナー画像は、感光体ドラム8BKと転写ベルト5が接する位置で転写ベルト5に転写される。トナー画像の転写が終了した感光体ドラム8BKは、外周面に残留した不要なトナーを感光体クリーナにより払拭された後、除電器12BKにより除電され、次の画像形成のために待機する。
【0015】
転写ベルト5は、さらに次の画像をベルト上に形成するために、次の画像形成部6Mに移動する。画像形成部6Mでは、画像形成部6BKでの画像形成プロセスと同様のプロセスにより感光体ドラム8M上にマゼンタのトナー画像を形成する。形成されたトナー画像は転写ベルト5上に形成されたブラックの画像に重畳されて転写される。
【0016】
転写ベルト5は、さらに次の画像形成部6C、6Yへと移動し、同様の動作により、感光体ドラム8C上に形成されたシアンのトナー画像と、感光体ドラム8Y上に形成されたイエローのトナー画像とが、転写ベルト5上に重畳されて転写される。こうして、転写ベルト5上にフルカラーの画像が形成される。
【0017】
給紙トレイ1から給紙ローラ2と分離ローラ3とにより分離給紙される用紙4に、転写ベルト5と用紙4が接する部分で転写ベルト5上のフルカラーのトナー画像が転写され、用紙4上にフルカラートナー画像が形成される。このフルカラーの重ね画像が形成された用紙4は、定着器14にて画像を定着された後、画像形成装置20の外部に排紙される。
【0018】
図2は、画像書込制御部100の機能構成を示す図である。画像書込制御部100は、LEDヘッド10BKによる画像書込を制御する。LEDヘッド10BKは、アレイ状に配列された複数のLED素子を有している。このため、入力されたビデオデータ等の画像データを、各LED素子に送信するため、画像データの配列変換を行う必要がある。画像書込制御部100は、この画像データの配列変換を行う。
【0019】
なお、図2に示す画像書込制御部100は、LEDヘッド10BK、10M、10C、10Yそれぞれに対して設けられている。画像書込制御部100は、速度変換部101と、SRAM制御部102と、配列変換SRAM110とを備えている。SRAM制御部102は、第1アドレスカウンタ103と、第2アドレスカウンタ104と、第3アドレスカウンタ105と、加算器106と、リードアドレス生成部107と、WE(Write Enable)生成部108とを有している。
【0020】
コントローラ部(図示せず)から出力された画像データとしてのビデオデータは、速度変換部101において周波数変換され、画像データ(ライトデータ)として、配列変換SRA110に出力される。配列変換SRAM110から、配列変換後の画像データ(リードデータ)が出力され、LEDヘッド10BKに送られる。
【0021】
配列変換SRAM110は、ライトアドレス端子111およびリードアドレス端子112を有し、ライトアドレスとリードアドレスをそれぞれ別々の信号線により指定することができるものである。ライトアドレスおよびリードアドレスの指定は、SRAM制御部102により行われる。
【0022】
SRAM制御部102の3つのアドレスカウンタ103、104、105は、それぞれ所定の規則に従いカウント値を生成し、加算器106に出力する。加算器106は、3つのアドレスカウンタ103、104、105から入力された3つのカウント値を加算し、配列変換SRAM110のライトアドレスを生成する。
【0023】
図3は、加算器106により生成されるアドレス配列を示す図である。このように、加算器106により生成されるアドレス配列は、「start」の24からはじまり、「end」の26まで特定の規則にしたがって、1クロックごとに変化させる4992カウント分のアドレスである。なお、このアドレス配列に含まれる1〜4992までのアドレスに1ライン分の画像データが記憶される。
【0024】
図2のリードアドレス生成部107は、アドレス1から4992までカウントアップするリードアドレスを生成する。なお、リードアドレス生成部107は、他のLEDヘッドの制御信号のタイミングに合わせてリードアドレスを生成する。WE生成部108は、WE信号を生成する。
【0025】
以上の構成において、画像データは、SRAM制御部102において生成されたライトアドレスおよびWE信号によって、ライトアドレスにより指定された領域に記憶される。1ライン分の画像データが記憶されると、配列変換SRAM110の画像データは、LEDヘッド10BKに出力すべく、配列変換SRAM110からリードされる。リード時には、リードアドレス生成部107により生成されたリードアドレスにより指定された領域から順に画像データが読み出される。すなわち、アドレス1からアドレス4992の領域から順に画像データが読み出される。
【0026】
画像データは、配列変換SRAM110へのライト時に配列変換され、リード時には、アドレス順にリードされる。これにより、配列変換SRAM110は、配列変換された画像データをLED10BKに出力することができる。
【0027】
このように、配列変換された画像データをLEDヘッド10BK出力するので、LEDヘッド10BKのドライバ回路は、配列変換された画像データに対して、正常にLED素子を点灯させることができる。
【0028】
図4は、第1アドレスカウンタ103が生成するカウント値を説明するための図である。第1アドレスカウンタ103は、192クロック毎にカウント値を変更する。カウント値は0から始まり、192クロック毎に+384していき4608までカウントアップする。4608まで達すると、続いて−384していき0までカウントダウンする。以上の動作が1ライン分であり、この動作をライン毎に繰り返す。
【0029】
図5は、第2アドレスカウンタ104が生成するカウント値を説明するための図である。第2アドレスカウンタ104は、8クロック毎にカウント値を変更する。カウント値は24から始まり8クロック毎に−2していき2までカウントダウンする。2まで達すると、1に変化し、続いて+2していき23までカウントアップする。23まで達すると、続いて−2して、1までカウントダウンする。1まで達すると、2に変化し、続いて+2していき24までカウントアップする。
【0030】
以上の動作を1セットとして6セット繰り返す。6セット終了後は24に変化し、24から−2していき2までカウントダウンする。2まで達すると、1に変化し、続いて+2していき23までカウントアップする。
【0031】
次に、25から始まり+2していき47までカウントアップする。47まで達すると、48に変化し、−2していき26までカウントダウンする。26まで達すると、+2していき48までカウントアップする。48まで達すると、47に変化し、続いて−2していき25までカウントダウンする。以上の動作を1セットとして6セット繰り返す。
【0032】
6セット終了後は25に変化し、25から+2していき47までカウントアップする。47まで達すると、48に変化し、−2していき26までカウントダウンする。以上の動作で1ライン分が完了する。
【0033】
図6は、第3アドレスカウンタ105が生成するカウント値を説明するための図である。第3アドレスカウンタ105は、1クロック毎にカウント値を変更する。カウント値は0から始まり1クロック毎に+48していき336までカウントアップする。336まで達すると−48していき0までカウントダウンする。このような動作を1セットとして312セット繰り返す。以上の動作で1ライン分が完了する。
【0034】
所定のLEDヘッドに対応した画像データの配列変換は、所定の規則にしたがっている。そこで、この規則を実現するために、複数のアドレスカウンタを用意し、各アドレスカウンタにより生成されたカウント値を加算することとした。これにより、複雑な配列変換を実現することが可能である。すなわち、本実施の形態にかかる画像書込制御部100は、複数のアドレスカウンタにより生成されたカウント値を加算してライトアドレスを生成することにより、比較的小さい回路規模で、効率的に画像データの配列変換を行うことができる。
【0035】
(第2の実施の形態)
図7は、第2の実施の形態にかかる画像書込制御部120の機能構成を示すブロック図である。画像書込制御部120のSRAM制御部122は、セレクタ123を備えている。また、配列変換SRAM124は、同一の信号線によりライトアドレスとリードアドレスを指定可能なものである。加算器106から出力されたライトアドレスおよびリードアドレス生成部107から出力されたリードアドレスは、セレクタ123にて、それぞれライトおよびリードのタイミングによって切り替えられて、配列変換SRAM124に出力される。
【0036】
なお、第2の実施の形態にかかる画像書込制御部120を含む画像形成装置のこれ以外の構成および処理は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置20の構成および処理と同様である。
【0037】
(第3の実施の形態)
図8は、第3の実施の形態にかかる画像書込制御部140の機能構成を示すブロック図である。画像書込制御部140は、配列変換SRAMを備えず、配列変換SRAM142は、画像書込制御部140と独立して設けられている。この場合にも、配列変換SRAM142には、速度変換部101から画像データが入力され、SRAM制御部102からライトアドレス、リードアドレスおよびWE信号が入力される。また、画像データは、配列変換SRAM142からLEDヘッド10BKに送られる。
【0038】
なお、第3の実施の形態にかかる画像書込制御部140を含む画像形成装置のこれ以外の構成および処理は、他の実施の形態にかかる画像形成装置の構成および処理と同様である。
【0039】
また、他の例としては、第3の実施の形態にかかる画像書込制御部140においても、SRAM制御部102は、セレクタをさらに有し、同一の信号線によりライトアドレスとリードアドレスを指定してもよい。
【0040】
(第4の実施の形態)
図9は、第4の実施の形態にかかる画像書込制御部200の機能構成を示すブロック図である。画像書込制御部200のSRAM制御部202は、3つのアドレスカウンタ203、204、205および加算器206によりリードアドレスを生成する。
【0041】
なお、3つのアドレスカウンタ203、204、205および加算器206の構成および処理は、他の実施の形態にかかる3つのアドレスカウンタ103、104、105および加算器106の構成および処理と同様である。すなわち、各アドレスカウンタ203、204、205により生成されるカウント値は、第1の実施の形態において図4から図6を参照しつつ説明したカウント値と同一であり、加算器206により生成されるアドレス配列は、図3に示すアドレス配列と同一である。このアドレス配列がリードアドレスとして配列変換SRAM110に出力される。なお、リードアドレスは、他のLEDヘッドへの制御信号のタイミングに合わせて生成される。一方、ライトアドレス生成部207は、アドレス1から4992までカウントアップするライトアドレスを生成する。
【0042】
第4の実施の形態にかかる画像書込制御部200は、以上の構成により、速度変換部101から出力された画像データの配列変換SRAM110へのライト時には、配列変換SRAM110のアドレス1から4992に沿って順に画像データを記憶し、リード時に、加算器206により得られた図3に示すアドレス配列に沿って、配列変換SRAM110の各アドレスに記憶されている画像データを出力する。これにより、アドレス変換された画像データをLEDヘッド10BKに送ることができる。
【0043】
なお、第4の実施の形態にかかる画像書込制御部200を含む画像形成装置のこれ以外の構成および処理は、他の実施の形態にかかる画像形成装置の構成および処理と同様である。
【0044】
(第5の実施の形態)
図10は、第5の実施の形態にかかる画像書込制御部220の機能構成を示すブロック図である。画像書込装置220のSRAM制御部222は、セレクタ223を備えている。また、配列変換SRAM224は、同一の信号線によりライトアドレスとリードアドレスを指定可能なものである。加算器206から出力されたライトアドレスおよびライトアドレス生成部207から出力されたリードアドレスは、セレクタ223にて、それぞれライトおよびリードのタイミングによって切り替えられて、配列変換SRAM224に出力される。
【0045】
なお、第5の実施の形態にかかる画像書込制御部220を含む画像形成装置のこれ以外の構成および処理は、他の実施の形態にかかる画像形成装置の構成および処理と同様である。
【0046】
また、他の例としては、第4および第5の実施の形態にかかる画像形成装置においても、第3の実施の形態において説明したように、配列変換SRAMを画像書込制御部と独立して設けてもよい。
【0047】
なお、上記実施の形態にかかる画像形成装置は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機であってもよく、複写機、プリンタ、スキャナ装置、ファクシミリ装置等の画像形成装置であればいずれにも適用することができる。
【符号の説明】
【0048】
20 画像形成装置
100 画像書込制御部
101 速度変換部
102 SRAM制御部
103 第1アドレスカウンタ
104 第2アドレスカウンタ
105 第3アドレスカウンタ
106 加算器
107 リードアドレス生成部
108 WE生成部
110 配列変換SRAM
111 ライトアドレス端子
112 リードアドレス端子
【先行技術文献】
【特許文献】
【0049】
【特許文献1】特開平7−89128号公報

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像形成装置の書込光源を制御する書込制御装置であって、
予め設定された規則に従い、カウント値を生成する複数のアドレスカウンタと、
前記複数のアドレスカウンタそれぞれにより生成されたカウント値を加算して、画像データをメモリに書き込むライトアドレスを生成するライトアドレス生成手段と、
前記ライトアドレスにより指定される領域に前記画像データを書き込む書込手段と、
前記メモリのアドレス順に、前記画像データを前記メモリから読み出すリードアドレスを生成するアドレス生成手段と、
前記リードアドレスにしたがい前記メモリから前記画像データを読み出す読出手段と
を備えたことを特徴とする書込制御装置。
【請求項2】
画像形成装置の書込光源を制御する書込制御装置であって、
画像データをメモリのアドレス順に前記メモリに書き込む書込手段と、
予め設定された規則に従い、カウント値を生成する複数のアドレスカウンタと、
前記複数のアドレスカウンタそれぞれにより生成されたカウント値を加算して、前記画像データを前記メモリから読み出すリードアドレスを生成するリードアドレス生成手段と、
前記リードアドレスにより指定される領域から前記画像データを読み出す読出手段と
を備えたことを特徴とする書込制御装置。
【請求項3】
前記メモリをさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の書込制御装置。
【請求項4】
前記メモリは、ライトアドレス端子およびリードアドレス端子を有し、
前記ライトアドレスは、前記ライトアドレス端子から入力され、
前記リードアドレスは、前記リードアドレス端子から入力されることを特徴とする請求項3に記載の書込制御装置。
【請求項5】
前記ライトアドレスまたは前記リードアドレスを選択するセレクタをさらに備え、
前記メモリに、前記セレクタにより選択された前記ライトアドレスまたは前記リードアドレスが入力されることを特徴とする請求項3に記載の書込制御装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2011−194661(P2011−194661A)
【公開日】平成23年10月6日(2011.10.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−62640(P2010−62640)
【出願日】平成22年3月18日(2010.3.18)
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)
【Fターム(参考)】