構造化有機薄膜前駆体を経由する、SOFの製造法
SOF前駆体の反応による、共有結合性有機骨格として配列した複数のセグメントと複数の連結基とを含む構造化有機薄膜(SOF)の製造法であって、構造化有機薄膜は、複数セグメントの厚さの構造化有機薄膜とすることができる。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
構造化有機薄膜(SOF)の製造法であって、
前記製造法は、
(a)それぞれが1つのセグメントといくつかの官能基とを含む、複数の分子構成要素を含んでいる、液体を含む反応混合物を調製する工程と、
(b)前記反応混合物中でSOF前駆体を生成する工程と、
(c)前記反応混合物をウェットフィルムとして堆積する工程と、
(d)前記ウェットフィルムの変化を促進し、乾燥SOFを生成する工程と、
を含むことを特徴とする、構造化有機薄膜の製造法。
【請求項2】
前記反応混合物は触媒を更に含むことを特徴とする、請求項1に記載の製造法。
【請求項3】
前記触媒は、ブレンステッド酸、ルイス酸、ブレンステッド塩基、ルイス塩基、遊離基開始剤、遷移金属錯体から成る群より選ばれることを特徴とする、請求項2に記載の製造法。
【請求項4】
前記分子構成要素の総重量で除した前記触媒の重量は、約0.0001から約0.25までであることを特徴とする、請求項2に記載の製造法。
【請求項5】
前記SOF前駆体生成工程は、触媒存在下で前記反応混合物を加熱する工程を含むことを特徴とする、請求項1に記載の製造法。
【請求項6】
前記触媒は、前記乾燥SOF中に存在しないことを特徴とする、請求項2に記載の製造法。
【請求項7】
前記触媒は、前記乾燥SOF中に存在することを特徴とする、請求項2に記載の製造法。
【請求項8】
前記SOF前駆体生成工程は、前記反応混合物の沸点よりも低い温度で前記反応混合物を加熱する工程を含むことを特徴とする、請求項1に記載の製造法。
【請求項9】
前記SOF前駆体生成工程は、前記反応混合物をUV線に曝露する工程を含むことを特徴とする、請求項1に記載の製造法。
【請求項10】
前記SOF前駆体生成工程の継続時間は、約10秒間から約48時間までであることを特徴とする、請求項1に記載の製造法。
【請求項11】
前記乾燥SOFは、実質的に欠陥のない薄膜であることを特徴とする、請求項1に記載の製造法。
【請求項12】
複合材構造化有機薄膜(SOF)の製造法であって、
前記製造法は、
(a)二次的成分と、
それぞれが1つのセグメントといくつかの官能基とを含む、複数の分子構成要素と、
を含んでいる、液体を含む反応混合物を調製する工程と、
(b)前記反応混合物中でSOF前駆体を生成する工程と、
(c)前記反応混合物をウェットフィルムとして堆積する工程と、
(d)前記ウェットフィルムの変化を促進し、前記二次的成分を組み込んだ乾燥SOFを生成する工程と、
を含むことを特徴とする、複合材構造化有機薄膜の製造法。
【請求項13】
前記SOF前駆体生成工程は、触媒存在下で前記反応混合物を加熱する工程を含むことを特徴とする、請求項12に記載の製造法。
【請求項14】
前記乾燥SOFは、実質的に欠陥のない薄膜であることを特徴とする、請求項12に記載の製造法。
【請求項15】
構造化有機薄膜(SOF)の製造法であって、
前記製造法は、
(a)第1の溶媒と、
第2の溶媒と、
それぞれがセグメントと官能基とを含む、複数の分子構成要素と、
を含んでいる、液体を含む反応混合物を調製する工程と、
(b)SOF前駆体を生成する工程と、
(c)前記反応混合物をウェットフィルムとして堆積する工程と、
(d)前記ウェットフィルムの変化を促進し、乾燥SOFを生成する工程と、
を含むことを特徴とする、構造化有機薄膜の製造法。
【請求項16】
前記SOF前駆体生成工程は、触媒存在下で前記反応混合物を加熱する工程を含むことを特徴とする、請求項15に記載の製造法。
【請求項17】
前記乾燥SOFは、実質的に欠陥のない薄膜であることを特徴とする、請求項15に記載の製造法。
【請求項18】
追加された機能性を持つ構造化有機薄膜の製造法であって、
前記製造法は、
(a)液体を含む反応混合物を調製する工程と、
(b)前記反応混合物中でSOF前駆体を生成する工程と、
(c)前記反応混合物をウェットフィルムとして基材上に堆積する工程と、
(d)前記ウェットフィルムの変化を促進し、追加機能性を持つ乾燥SOFを生成する工程と、
を含み、
前記反応混合物は、それぞれがセグメントと官能基とを含む、複数の分子構成要素を含んでおり、前記分子構成要素は、SOF内で追加機能性を生じるよう選択されている、
ことを特徴とする、構造化有機薄膜の製造法。
【請求項19】
前記SOF前駆体生成工程は、触媒存在下で前記反応混合物を加熱する工程を含むことを特徴とする、請求項18に記載の製造法。
【請求項20】
前記乾燥SOFは、実質的に欠陥のない薄膜であることを特徴とする、請求項18に記載の製造法。
【請求項1】
構造化有機薄膜(SOF)の製造法であって、
前記製造法は、
(a)それぞれが1つのセグメントといくつかの官能基とを含む、複数の分子構成要素を含んでいる、液体を含む反応混合物を調製する工程と、
(b)前記反応混合物中でSOF前駆体を生成する工程と、
(c)前記反応混合物をウェットフィルムとして堆積する工程と、
(d)前記ウェットフィルムの変化を促進し、乾燥SOFを生成する工程と、
を含むことを特徴とする、構造化有機薄膜の製造法。
【請求項2】
前記反応混合物は触媒を更に含むことを特徴とする、請求項1に記載の製造法。
【請求項3】
前記触媒は、ブレンステッド酸、ルイス酸、ブレンステッド塩基、ルイス塩基、遊離基開始剤、遷移金属錯体から成る群より選ばれることを特徴とする、請求項2に記載の製造法。
【請求項4】
前記分子構成要素の総重量で除した前記触媒の重量は、約0.0001から約0.25までであることを特徴とする、請求項2に記載の製造法。
【請求項5】
前記SOF前駆体生成工程は、触媒存在下で前記反応混合物を加熱する工程を含むことを特徴とする、請求項1に記載の製造法。
【請求項6】
前記触媒は、前記乾燥SOF中に存在しないことを特徴とする、請求項2に記載の製造法。
【請求項7】
前記触媒は、前記乾燥SOF中に存在することを特徴とする、請求項2に記載の製造法。
【請求項8】
前記SOF前駆体生成工程は、前記反応混合物の沸点よりも低い温度で前記反応混合物を加熱する工程を含むことを特徴とする、請求項1に記載の製造法。
【請求項9】
前記SOF前駆体生成工程は、前記反応混合物をUV線に曝露する工程を含むことを特徴とする、請求項1に記載の製造法。
【請求項10】
前記SOF前駆体生成工程の継続時間は、約10秒間から約48時間までであることを特徴とする、請求項1に記載の製造法。
【請求項11】
前記乾燥SOFは、実質的に欠陥のない薄膜であることを特徴とする、請求項1に記載の製造法。
【請求項12】
複合材構造化有機薄膜(SOF)の製造法であって、
前記製造法は、
(a)二次的成分と、
それぞれが1つのセグメントといくつかの官能基とを含む、複数の分子構成要素と、
を含んでいる、液体を含む反応混合物を調製する工程と、
(b)前記反応混合物中でSOF前駆体を生成する工程と、
(c)前記反応混合物をウェットフィルムとして堆積する工程と、
(d)前記ウェットフィルムの変化を促進し、前記二次的成分を組み込んだ乾燥SOFを生成する工程と、
を含むことを特徴とする、複合材構造化有機薄膜の製造法。
【請求項13】
前記SOF前駆体生成工程は、触媒存在下で前記反応混合物を加熱する工程を含むことを特徴とする、請求項12に記載の製造法。
【請求項14】
前記乾燥SOFは、実質的に欠陥のない薄膜であることを特徴とする、請求項12に記載の製造法。
【請求項15】
構造化有機薄膜(SOF)の製造法であって、
前記製造法は、
(a)第1の溶媒と、
第2の溶媒と、
それぞれがセグメントと官能基とを含む、複数の分子構成要素と、
を含んでいる、液体を含む反応混合物を調製する工程と、
(b)SOF前駆体を生成する工程と、
(c)前記反応混合物をウェットフィルムとして堆積する工程と、
(d)前記ウェットフィルムの変化を促進し、乾燥SOFを生成する工程と、
を含むことを特徴とする、構造化有機薄膜の製造法。
【請求項16】
前記SOF前駆体生成工程は、触媒存在下で前記反応混合物を加熱する工程を含むことを特徴とする、請求項15に記載の製造法。
【請求項17】
前記乾燥SOFは、実質的に欠陥のない薄膜であることを特徴とする、請求項15に記載の製造法。
【請求項18】
追加された機能性を持つ構造化有機薄膜の製造法であって、
前記製造法は、
(a)液体を含む反応混合物を調製する工程と、
(b)前記反応混合物中でSOF前駆体を生成する工程と、
(c)前記反応混合物をウェットフィルムとして基材上に堆積する工程と、
(d)前記ウェットフィルムの変化を促進し、追加機能性を持つ乾燥SOFを生成する工程と、
を含み、
前記反応混合物は、それぞれがセグメントと官能基とを含む、複数の分子構成要素を含んでおり、前記分子構成要素は、SOF内で追加機能性を生じるよう選択されている、
ことを特徴とする、構造化有機薄膜の製造法。
【請求項19】
前記SOF前駆体生成工程は、触媒存在下で前記反応混合物を加熱する工程を含むことを特徴とする、請求項18に記載の製造法。
【請求項20】
前記乾燥SOFは、実質的に欠陥のない薄膜であることを特徴とする、請求項18に記載の製造法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【公表番号】特表2012−519585(P2012−519585A)
【公表日】平成24年8月30日(2012.8.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−553089(P2011−553089)
【出願日】平成22年3月3日(2010.3.3)
【国際出願番号】PCT/US2010/026100
【国際公開番号】WO2010/102043
【国際公開日】平成22年9月10日(2010.9.10)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.テフロン
【出願人】(596170170)ゼロックス コーポレイション (1,961)
【氏名又は名称原語表記】XEROX CORPORATION
【Fターム(参考)】
【公表日】平成24年8月30日(2012.8.30)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年3月3日(2010.3.3)
【国際出願番号】PCT/US2010/026100
【国際公開番号】WO2010/102043
【国際公開日】平成22年9月10日(2010.9.10)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.テフロン
【出願人】(596170170)ゼロックス コーポレイション (1,961)
【氏名又は名称原語表記】XEROX CORPORATION
【Fターム(参考)】
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