説明

樹脂成形品及び該樹脂成形品で形成された収納本体を備えたキャビネット

【課題】樹脂成形品である補助収納部の表面部に成形時に発生するヒケを目立たなくするとともに、積極的に意匠性を向上させる。
【解決手段】樹脂成形品である補助収納部1の収納本体8は、その前面壁11における化粧面となる表面部23と一体で成形されるリブ部20及び底部13を備えており、リブ部20の下端部22に対応する表面部23の略鉛直方向の立面の位置、及び底部13に対応して表面部の鉛直方向から奥側へ所定角度傾斜した立面26の位置に、成形時に発生するヒケを目立たなくする溝部28、33が形成されており、溝部28、33は、略水平方向に形成される上面部29、34と、上面部29、34から表面部23、立面26に連成する傾斜面部30、35とからなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、樹脂成形品及び該樹脂成形品で形成された収納本体を備えたキャビネットに関し、特に、裏面リブに対応する表面のヒケ発生部に、正面視略水平方向の溝を形成して成る樹脂成形品の収納本体に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、キッチンのシンク部前方であって天板下に補助的な収納部を設ける構成は、知られている。例えば、流し台の前方に収納兼サポート用幕板が配設された構成が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
しかし、このような従来例(特許文献1)は、あくまでも、天板下に収納部を設ける構成であり、それ以上収納スペースをより拡大して利用することは難しい。そこで、収納部を天板下だけではなく、さらに前方の空間を活用して、収納量を拡大し、使い勝手の良い収納を可能とするために、本願の出願人は、天板の下方で収納部の前側に位置する補助収納部を備え、補助収納部の上面に蓋部材を備えた発明をすでに先願発明として出願している(特願2007−295667号参照)。
【0004】
また、一般的には、樹脂成型品の製造技術において、樹脂成形品のリブに対応した部分にヒケが発生することは、知られている(特許文献2、3参照)。
【0005】
【特許文献1】特開2007−162号公報
【特許文献2】特開平9−156430号公報
【特許文献3】特公平1−36766号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記先願発明において、樹脂成形品である補助収納部の成形時に、使用者に正面側から対面する表面部と一体で成形されるリブ部に対応する位置に、ヒケが発生し、これにより見栄えが悪くなるという問題が生じていた。本願発明は、このような問題を解決することを目的とするものであり、樹脂成形品である補助収納部の表面部に成形時に発生するヒケを目立たなくするとともに、積極的に意匠性を向上させる構成を実現とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は上記課題を解決するために、化粧面となる表面部と、表面部と一体で成形されるリブ部とを備え、表面部のリブ部に対応する位置に、成形時に発生するヒケを目立たなくする溝部が形成された樹脂成形品であって、溝部が表面部の略鉛直方向の立面に位置しているとともに、溝部は略水平方向に形成される上面部と、上面部から表面部につながる傾斜面部とからなることを特徴とする樹脂成形品を提供する。
【0008】
本発明は上記課題を解決するために、化粧面となる表面部と、表面部と一体で成形されるリブ部とを備え、表面部のリブ部に対応する位置に、成形時に発生するヒケを目立たなくする溝部が形成された樹脂成形品であって、溝部が表面部の鉛直方向から奥側へ所定角度傾斜した立面に位置しているとともに、溝部は略水平方向に形成される上面部と、上面部から表面部につながる傾斜面部とからなることを特徴とする樹脂成形品を提供する。
【0009】
上記上面部は成形時に発生が想定されるヒケの上端より上方に位置していることが好ましい。
【0010】
上記樹脂成形品は、樹脂成形が押出成形であることが好ましい。
【0011】
上記溝部は、長手方向に直線状に形成されていることが好ましい。
【0012】
本発明は上記課題を解決するために、上記樹脂成形品で収納本体を形成し、前記収納本体を備えたことを特徴とするキャビネットを提供する。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、樹脂成形品の表面部に、成形時に発生するヒケを目立たなくする溝部を形成したので、ヒケにより見栄えが悪くなることはなく、この溝部により、意匠性を向上させることも可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明に係る樹脂成形品及び該樹脂成形品で形成された収納本体を備えたキャビネットを実施するための最良の形態を実施例に基づき図面を参照して、以下説明する。
【実施例】
【0015】
本発明に係る樹脂成形品及び該樹脂成形品で形成された収納本体を備えたキャビネットの実施例を、図1〜4において説明する。この実施例では、キャビネット2の収納部は、キャビネット2の天板3の下方に設けられており、その前面側に補助収納部1が取り付けられている。
【0016】
収納部は、補助収納部1に対して主収納部として機能するものである。この実施例では、収納部として引き出し収納部4を備えている。この引き出し収納部4は、図1(b)に示すように、前面部5、左右両側の側板6、底板7及び背板(図示せず。)とを備えている。
【0017】
そして、補助収納部1は、天板3の下方で引き出し収納部4の前側に位置するように設けられる。この補助収納部1は、引き出し収納部4の前面部5の上部に、少なくともその一部が、天板3の前端より前方に位置するように取り付けられている。
【0018】
補助収納部1は、引き出し収納部4と連通し、一体の収納スペースを形成している。この実施例では、図1(a)、(b)に示すように、補助収納部1は、収納本体8を備えており、この収納本体8の長手方向の両端部のそれぞれの側面10(図1、図2参照)に、サイドキャップ9が装着される。この実施例では、本発明に係る樹脂成形品は、補助収納部1の収納本体8である。
【0019】
収納本体8は、引き出し収納部4と同じ左右方向の横幅を有する長尺状の部材で、押出成形で成形されたものであり、その長手方向の両端部のそれぞれの側面10は開口している。収納本体8の一端から長手方向に一部を切り取った部分の斜視図を図2(a)に示し、また、その側面図を図3(a)に示す。
【0020】
この図2(a)、図3(a)に示すように、収納本体8は、前面壁11と、前面壁11の下部に連成する傾斜壁12と、傾斜壁12に連成する底壁13と、背面壁14とを備えている。使用者が補助収納部1に正面側から対面すると、前面壁11の正面側の化粧面となる表面部23が視認可能となる。
【0021】
前面壁11の上端には、略断面円形の厚肉部11’が形成されており、この厚肉部11’の側面には、ビス孔15が形成されている。底壁13の側面10にもビス孔16が形成されている。これらのビス孔15、16は、サイドキャップ9を収納本体8の長手方向の両端に取り付けるためのビスを挿通する孔として使用される。
【0022】
底壁13の下部には、下方に向けて凹部17が形成されている。この凹部17は、補助収納部1の左右方向の横幅方向の全長にわたって、凹状の溝として形成されており、引き出し収納部4の取手として機能し、引き出し収納部4及び収納本体8を前方に引くときに使用者が手を掛けることができる。
【0023】
背面壁14は、引き出し収納部4の前面部5の裏面にネジ止めされて固定され、これにより、補助収納部1が引き出し収納部4の前面部5に取り付けられる。背面壁14の上端は、底壁13より若干上方に位置するように形成されている。
【0024】
図2(a)、(b)、図3(a)に示すように、収納本体8の前面壁11の背面側に、厚肉部11’から前面壁11に間隔をおいて沿うように下方に伸びたリブ部20が形成されている。このリブ部20は、その上下方向の中間部21及び下端部22で前面壁11と一体に連成するように形成されている。リブ部20の中間部21は薄肉であるが、下端部22は厚肉に形成されている。
【0025】
図5は、本願発明の補助収納部1とほぼ同様の構成であるが、本願発明の特徴とする後記する溝部28、33を形成しない場合の構成を示している。この図5を参照して説明すると、収納本体8を押し出し成形する際に、リブ部20の下端部22が前面壁11と連成する箇所では、リブ部20の下端部22が厚肉であることにより、前面壁11の樹脂が厚肉の下端部22側に引き込まれ、図5(a)、(b)に示すように、リブ部20の下端部22に対応する位置であって、前面壁11の化粧面となる表面部23の略鉛直方向の立面に、下端部22の長手方向に沿い、乱れた形状でヒケ(へこみ)24が生じてしまう。
【0026】
同様の現象が、図5(a)、(b)に示すように、傾斜壁12に底壁13が連成する箇所である底壁前端部25に対応する傾斜壁12の表面側の位置にも生じる。即ち、表面部23の鉛直方向から奥側へ所定角度傾斜した立面26における底壁前端部25に対応する箇所にも、リブ部20に対応する位置と同様に直線状のヒケ27が生じてしまう。
【0027】
これらヒケ24、27が生じる現象は、リブ部20の下端部22及び底壁13が比較的厚肉であり、押し出し成形の際の引き込まれる量が多いから生じるのであり、リブ部20の中間部21は薄肉であるから、中間部21に対応する前面壁11の立面には、ヒケは生じにくく、生じるとしても、きわめて少なく目立たない。
【0028】
そこで、本願発明では、次のような特徴的な構成を採用した。即ち、リブ部20の下端部22に対応する前面壁11の表面部23の略鉛直方向の立面に位置し、図2(a)、(b)、図3(a)、(b)、(d)に示すように、補助収納部1の長手方向に直線状に水平に伸びるような溝部28に形成した。この溝部28は、図3(d)にその断面を拡大して示すように、略水平方向に形成される上面部29と、上面部29から表面部23につながる傾斜面部30とからなり、断面略直角三角形として形成する。
【0029】
このような溝部28を形成するには、押出成形の成形型の内面に、上記形状の溝部が形成されるような三角形状の突起部を形成しておけばよい。なお、射出成形で樹脂成形品を成形する場合は、ヒケを目立たなくするために表面部にシボを形成することも可能であるが、押出成形の場合、そのようなシボを形成することができないため、本発明のような溝部を形成することが有効である。
【0030】
ところで、使用者が補助収納部1を前面(正面側)から見る際には、通常は、図3(d)に示すように、その正面のやや上方から下方に見下ろすこととなる。このように使用者が見下ろすと、溝部28は、上記のとおり、断面が略直角三角形に形成されているので、上面部29の直線状の表面側の上縁31がはっきりと見えるが、溝部28の傾斜面部30は、前面壁11の表面部23と同化したかのようになって目立つことがなく、全体としては、溝部28は上縁31のすっきりした直線のみがよく見えて、見栄えが良くなる。
【0031】
溝部28は、その上面部29は成形時に発生が想定されるヒケ24の範囲32(図3(d)参照)の上端より上方に位置するように形成すれば、上面部29の直線状の前縁31が表面部23に明瞭に形成され意匠的にも、すっきりとした効果が生じる。
【0032】
その理由は、仮に、上面部29を成形時に発生が想定されるヒケ24の上端より下方に位置させるように形成すると、上面部23の直線状の前縁31より上方にヒケ24の少なくとも一部が表出してしまい、折角の上面部29の前縁31の直線的な意匠上の効果が大きく低減してしまうのである。
【0033】
なお、溝部28の傾斜面部30についても、その下端がヒケの下端より下方に位置させることで、発生が想定されるヒケの範囲32を上下方向において完全にカバーするように形成することが好ましい。
【0034】
しかし、傾斜面部30は、そのテーパ面によって徐々に表面部23に近づいて連成しているので、仮にその下端がヒケ24の下端より若干、上方に形成され、部分的にヒケ24が傾斜面部30の下端より下方に表出しても、上面部29の直線状の前縁31より上方にヒケ24の一部が表出する場合に較べて、意匠的な効果の低減度合いはそれほどでもない。
【0035】
このような溝部28の形状については、断面略直角三角形以外に、図3(e)〜(g)に示すように、いろいろな形状が考えられるが、図3(e)〜(g)に示す溝部の形状では、溝部の上縁及び下縁により、上下2本の直線状の縁部が見えてしまい、図3(c)に示す断面略直角三角形の溝部に較べて、見栄えは必ずしも良くない。
【0036】
また本発明ではヒケ発生に関して、リブ部20に相当する底壁13に対応する位置にも溝部を形成する。即ち、底壁前端部25(傾斜壁12に底壁13が連成する箇所)に対応する傾斜壁12の表面側の位置(請求項2の表面部のリブ部に対応する位置に相当する)であって、表面部23の鉛直方向から奥側へ所定角度傾斜した立面26にも、前面壁11の表面部23と同様に、長手方向に直線状の溝部33を形成する。この溝部33も、略水平方向に形成される上面部34と、上面部から傾斜壁12の表面部につながる傾斜面部35とからなる。
【0037】
なお、サイドキャップ9は、キャップ本体18(図4(a)、(b)参照)とキャップカバー19(図4(c)参照)とから成る。キャップ本体18は、補助収納部1の収納本体8の長手方向の両端部のそれぞれの側面10に当接してビスで固定して取り付けられ、補助収納部1の長手方向の両端部における開口を閉じるものである。
【0038】
キャップカバー19は、キャップ本体18をカバーするように外側から嵌め込み、キャップ本体18の係止爪36とキャップカバー19の二条の係合片37とを係合し、さらにキャップ本体18の下縁をキャップカバー19の係合突起38に係合することで固定される。この結果、図4(d)に示すようにサイドキャップ9が、収納本体8の長手方向の両端部のそれぞれの側面10に取り付けられる。
【0039】
また、図1(a)、(b)に示すように、補助収納部1の上方であって天板3の下方に、キャビネット2の左右両側の側板6の前端から前方に張り出し、補助収納部1の上面開口を閉じるサポートバー39が設けられている。
【0040】
このサポートバー39は、水平部40と凭れ部41とから成る。水平部40の基端部がキャビネット2の両側の左右の側板42に固定され、サポートバー39がキャビネット2に取り付けられている。サポートバー39は、補助収納部1の上面開口を閉じるとともに、使用者が凭れることのできる凭れバーとしての二つの機能を有する。
【0041】
以上、本発明に係る樹脂成形品及び該樹脂成形品で形成された収納本体を備えたキャビネットを実施するための最良の形態を実施例に基づいて説明したが、本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範囲内でいろいろな実施例があることは言うまでもない。
【産業上の利用可能性】
【0042】
本発明に係る樹脂成形品及び該樹脂成形品で形成された収納本体を備えたキャビネットは、上記のような構成であり、キッチンのキャビネットだけでなく、洗面用のキャビネット、作業用のキャビネット等、収納部の前面に補助収納部を備えたキャビネット等に適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】本発明に係るキャビネットの実施例の構成を説明する図であり、(a)はキャビネットの斜視図であり、(b)は要部の斜視図である。
【図2】本発明に係る補助収納部の収納本体を説明する図であり、(a)は一端から長手方向に適宜長さで一部を切り取った部分の斜視図であり、(b)、(c)は、それぞれ(a)の一部拡大図であり、溝部を説明するための斜視図である。
【図3】本発明に係る補助収納部の収納本体を説明する図であり、(a)は側面図であり、(b)、(c)はそれぞれ(a)の一部拡大図であり、(d)〜(g)は溝部の形状について説明する断面図である。
【図4】本発明に係る樹脂成形品の側面に被せられるサイドキャップを説明する図であり、(a)はキャップ本体、(b)はその一部、(c)はキャップカバー、(d)は補助収納部にサイドキャップを装着した状態をそれぞれ説明する図である。
【図5】本発明のような樹脂成形の溝部を形成しない場合に生じるヒケを説明する図であり、(a)は一端から長手方向に適宜長さで一部を切り取った部分の斜視図であり、(b)は補助収納部の収納本体の側面図である。
【符号の説明】
【0044】
1 補助収納部
2 キャビネット
3 天板
4 引き出し収納部
5 前面部
6 左右両側の側板
7 底板
8 補助収納部の収納本体
9 サイドキャップ
10 収納本体の両端部の側面
11 収納本体の前面壁
11’ 前面壁の上端の厚肉部
12 収納本体の傾斜壁
13 収納本体の底壁
14 収納本体の背面壁
15、16 ビス孔
17 収納本体の底壁の凹部
18 キャップ本体
19 キャップカバー
20 収納本体の前面壁のリブ部
21 リブ部の中間部
22 リブ部の下端部
23 前面壁の化粧面となる表面部
24、27 ヒケ(へこみ)
25 収納本体の底壁前端部
26 傾斜壁の傾斜した立面
28、33 溝部
29、34 溝部の上面部
30、35 溝部の傾斜面部
31 上面部の表面側の上縁
32 発生が想定されるヒケの範囲
36 キャップ本体の係止爪
37 キャップカバーの係合片
38 キャップカバーの係合突起
39 サポートバー
40 サポートバーの水平部
41 サポートバーの凭れ部
42 キャビネットの側板

【特許請求の範囲】
【請求項1】
化粧面となる表面部と、表面部と一体で成形されるリブ部とを備え、表面部のリブ部に対応する位置に、成形時に発生するヒケを目立たなくする溝部が形成された樹脂成形品であって、溝部が表面部の略鉛直方向の立面に位置しているとともに、溝部は略水平方向に形成される上面部と、上面部から表面部につながる傾斜面部とからなることを特徴とする樹脂成形品。
【請求項2】
化粧面となる表面部と、表面部と一体で成形されるリブ部とを備え、表面部のリブ部に対応する位置に、成形時に発生するヒケを目立たなくする溝部が形成された樹脂成形品であって、溝部が表面部の鉛直方向から奥側へ所定角度傾斜した立面に位置しているとともに、溝部は略水平方向に形成される上面部と、上面部から表面部につながる傾斜面部とからなることを特徴とする樹脂成形品。
【請求項3】
請求項1または2記載の樹脂成形品であって、上面部は成形時に発生が想定されるヒケの上端より上方に位置していることを特徴とする樹脂成形品。
【請求項4】
請求項1から3のいずれかに記載の樹脂成形品であって、樹脂成形が押出成形であることを特徴とする樹脂成形品。
【請求項5】
請求項4記載の樹脂成形品であって、溝部は長手方向に直線状に形成されていることを特徴とする樹脂成形品。
【請求項6】
請求項1から5のいずれかに記載の樹脂成形品で収納本体を形成し、前記収納本体を備えたことを特徴とするキャビネット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−160851(P2009−160851A)
【公開日】平成21年7月23日(2009.7.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−1614(P2008−1614)
【出願日】平成20年1月8日(2008.1.8)
【出願人】(000004709)株式会社ノーリツ (1,293)
【Fターム(参考)】