説明

歩行シミュレーション装置

【課題】 小型の表示部を用いて、解像度を上げることなく、歩行コース状の現在位置を把握しやすいように表示すること。
【解決手段】 表示部104は、歩行距離に関するデータを表示するため、歩行コース全体を示す全体表示領域601と前記歩行コース上の一部区間の詳細を示す詳細表示領域602とを有している。全体表示領域601では、歩行コースの起点603から終点604に至るコース全体を複数のセグメントA1〜A8に分割して次の地点が含まれるセグメントが解るように表示する。詳細表示領域602のゲージ表示領域605では、次の地点が含まれるセグメントをコマゲージB1〜B7で表示し、既に歩いた地点や次の地点が解るような態様で各コマゲージB1〜B7を表示する。詳細表示領域602の地点名表示領域606には次の地点の地点名表示し、距離表示領域607には、現在位置から次の地点までの距離を表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、使用者の腕や腰等の身体に装着して、あるいは、使用者が携帯するバッグ等に収納して使用し、前記使用者の歩行に対応する歩行信号を検出して、所定コースの歩行シミュレーションを行う歩行シミュレーション装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、使用者の歩行に対応する歩行信号を検出して、所定コースの歩行シミュレーションを行う歩行シミュレーション装置が開発されている。例えば特許文献1の発明にように、歩行するコースと、その歩行コースの途中の地点に関する情報をもち、ユーザによる歩行信号から得られる歩行距離情報をもとに歩行コースを仮想的に進むようにした発明が開発されている。前記特許文献1記載の発明では、ユーザに対して行う表示として、起点〜終点の情報表示、途中の地点〜次の地点の情報表示が行われるように構成されている。
【0003】
前記特許文献1記載の発明における表示方法では、歩行コース設定が長距離かつ途中の地点が非常に多数ある場合は、単にバーグラフ程度の表示ではユーザが全体的な歩行コース上の現在位置がわかりにくく表示の変化も乏しいため面白みにかけるという問題がある。
また、次の地点まで距離表示をとってみても単に地点名と残り距離のみの表示では前記同様に変化が乏しく、歩行コース上を着実に進んでいるという実感を得にくく面白みに欠けるという問題がある。
【0004】
前記特許文献1に記載された技術等によってこれらの問題を解決するには、次の地点に到着した際にユーザが変化を視認できるような高精細かつ大画面な表示部を搭載する等すると、歩行シミュレーション装置の大型化や高コスト化となってしまい、携帯性に劣るという問題がある。
また、表示を切り換えることによって多様な表示を時系列的に行うようにすることも考えられるが、表示の切り換えが煩雑であり又、複数の情報が同時に表示されないため見難いという問題がある。
【0005】
【特許文献1】特開平7−139964号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、前記問題に鑑み成されたもので、小型の表示部を用いて、解像度を上げることなく、歩行コース状の現在位置を把握しやすいように表示することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によれば、歩行を検出して対応する歩行信号を出力する検出手段と、前記検出手段からの歩行信号に基づいて歩行距離に関連するデータを算出する算出手段と、表示手段とを備え、前記表示手段は、一の表示領域内に歩行コース全体を示す全体表示領域と前記歩行コース上の一部区間の詳細を示す詳細表示領域とを有し、前記全体表示領域及び詳細表示領域に、前記算出手段が算出した歩行距離に関連するデータを表示することを特徴とする歩行シミュレーション装置が提供される。
表示手段は、一の表示領域内に歩行コース全体を示す全体表示領域と前記歩行コース上の一部区間の詳細を示す詳細表示領域とを有し、前記全体表示領域及び詳細表示領域に、前記算出手段が算出した歩行距離に関連するデータを表示する。
【0008】
ここで、歩行コースの起点から終点に至るコース全体を各々複数の地点を含む複数のセグメントに分割し、前記表示手段は前記全体表示領域に、前記起点と終点を表示すると共に、既に歩いた前記セグメント、次の地点が含まれるセグメントおよび未だ歩いていないセグメントを各々異なる態様で表示するように構成してもよい。
また、前記表示手段は、前記全体表示領域に、前記起点と終点を表示すると共に、既に歩いた前記セグメントを第1態様で表示、次の地点が含まれるセグメントを第2態様で表示、未だ歩いていないセグメントは表示しないように構成してもよい。
【0009】
また、前記表示手段は、前記詳細表示領域に、次の地点が含まれる前記セグメントに関する詳細表示として、前記セグメントに含まれる地点数に相当する数のコマゲージで表示すると共に、既に歩いた地点に対応するコマゲージ、次の地点のコマゲージおよび未だ歩いていない地点のコマゲージを各々異なる態様で表示するように構成してもよい。
また、前記表示手段は、既に歩いた地点に対応するコマゲージは第3態様で表示し、次の地点のコマゲージは第4態様で表示し、未だ歩いていない地点のコマゲージは第5態様で表示するように構成してもよい。
【0010】
また、前記表示手段は、更に、前記詳細表示領域に、次の地点の地名を表示するように構成してもよい。
また、前記表示手段は、更に、前記詳細表示領域に、現在位置から前記次の地点までの距離を表示するように構成してもよい。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、小型の表示部を用いて、解像度を上げることなく、歩行コース状の現在位置を把握しやすいように表示することが可能になる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
図1は、本発明の実施の形態に係る歩行シミュレーション装置のブロック図である。
本歩行シミュレーション装置は、使用者の腕や腰等の身体に装着して、あるいは、使用者が携帯するバッグ等に収納して使用される。
図1において、歩行シミュレーション装置は、使用者の歩行(走行も含む)を検出して対応する歩行信号を出力する体動センサ101、歩行信号を検出してデジタル信号に変換して出力する歩行信号検出部102、歩行信号検出部102からの歩行信号に基づいて、歩数の計数や歩行距離の算出等の歩行距離に関連するデータの算出処理等を行う処理部103、表示部104、記憶部105を備えている。
【0013】
体動センサ101は加速度センサによって構成されている。記憶部105には、使用者の歩幅情報(ユーザー歩幅情報)、歩行するコースのコースデータ、処理部103が歩数と歩幅との積から算出した歩行距離情報、次の地点番号情報が記憶される。ユーザー歩幅情報は、使用者が図示しない操作部から入力して登録することができる。
ここで、体動センサ101及び歩行信号検出部102は検出手段を構成している。処理部103は算出手段を構成し、表示部104は表示手段を構成し、記憶部105は記憶手段を構成している。
【0014】
図2は前記コースデータを示すテーブルで、東海道53次の例を示している。図2に示すように、コースデータは、起点(図2では日本橋)から終点(図2では京都)までの地点番号、各地点の地点名、起点から各地点の距離を表す地点距離を含んでいる。
また、起点から終点までのコース全体を複数のセグメント(本実施の形態では8個のセグメント)に分割した構成としており、前記コースデータには、複数の地点が含まれるセグメントの番号であるマップセグメント番号(本実施の形態ではA1〜A8)が含まれている。
【0015】
また、前記コースデータには、各セグメントに含まれる地点数を表すゲージコマ数、各セグメントに含まれる地点のゲージ番号が含まれている。例えば、マップセグメント番号A1のセグメントでは、ゲージコマ番号B1〜B7のゲージ(即ち地点)が7個である。
尚、地点番号1(地点名が品川)〜地点番号53(地点名が大津)は、歩行コース途中の到着点である。
【0016】
図3及び図4は、本実施の形態に係る歩行シミュレーション装置の処理を示すフローチャートで、主として処理部103が記憶部105に記憶したプログラムを実行することによって行う処理である。
図5は、記憶部105に記憶されている歩行距離情報と次の地点番号情報の初期値を示す図である。歩行距離情報の初期値は、歩行していないため0となっている。また、次の地点番号情報の初期値は、現在の地点番号が0(日本橋)であるため、1(品川)となっている。
【0017】
図6は、表示部104の表示内容を示す図である。
図6において、表示部104は、一の表示領域内に歩行コース全体を示す全体表示領域601と前記歩行コース上の一部区間の詳細を示す詳細表示領域602とを有している。全体表示領域601及び詳細表示領域602に、歩行距離に関連するデータ(特に、次の地点が解るようなデータ)を表示するように構成されている。
歩行コースの起点603から終点604に至るコース全体を各々複数の地点を含む複数のセグメントA1〜A8に分割し、表示部104は全体表示領域601に、起点603と終点604を表示すると共に、既に歩いた前記セグメント、次の地点が含まれるセグメントおよび未だ歩いていないセグメントを各々異なる態様で表示する。
【0018】
即ち、表示部104には、歩行コース全体における現在位置を概略把握できるような表示が行われる。本実施の形態では、起点603と終点604は表示し、セグメントA1〜A8の中の既に歩いたセグメントを第1態様(例えば点灯)で表示、現在位置の次の地点が含まれるセグメントを第2態様表示(例えば点滅)、未だ歩いていないセグメントは表示しないようにしている。
【0019】
図6では、次の地点である掛川を含むセグメントA3が点滅し、既に歩いたセグメントA1、A2は点灯し、未だ歩いていないセグメントA4〜A8は消灯するように表示得る。
また、詳細表示領域602に、次の地点が含まれるセグメントに関する詳細表示として、前記セグメントに含まれる地点数に相当する数のコマゲージで表示すると共に、既に歩いた地点に対応するコマゲージ、次の地点のコマゲージおよび未だ歩いていない地点のコマゲージを各々異なる態様で表示するように構成されている。
【0020】
即ち、詳細表示領域602には、次の地点を詳細に表示するように構成している。本実施の形態においては、詳細表示領域602のゲージ表示領域605では、次の地点が含まれるセグメントを、前記セグメントに含まれる地点数に相当する数のコマゲージB1〜B7で表示し、既に歩いた地点に対応するコマゲージ(図6ではコマゲージB1〜B5)は第3態様(例えば点灯)で表示し、次の地点のコマゲージ(図6ではB6)は第4態様(例えば点滅)で表示し、未だ歩いていない地点のコマゲージ(図6ではB7)は第5態様(消灯)で表示するようにしている。このようにして、図6では、現在、コマゲージB6に含まれる複数の地点のいずれかに向かって歩いていることが表示されている。
【0021】
また更に、詳細表示領域602の地点名表示領域606に、次の地点の地点名(図6では掛川)を表示するようにしている。即ち、現在、コマゲージB6に含まれる到着点である掛川に向かって歩いていることが表示されている。
また更に、詳細表示領域602の距離表示領域607に、現在位置から次の地点(図6では掛川)までの距離(図6では2.5km)が表示される。
【0022】
以下、図1〜図6を用いて、以上のように構成された歩行シミュレーション装置の動作を説明する。
処理部103は、先ず、記憶部105から次の地点番号情報を読み込む(ステップS301)。初期状態では図5に示すように、次の地点番号は1であるため、地点番号として1を読み込む。
【0023】
次に、処理部103は、記憶部105から図2のコースデータを読み込み(ステップS302)、表示部104を制御して全体表示領域601において、セグメントA1〜A8のうち、次の地点番号が属するマップセグメント番号に該当する表示要素(セグメント)を点滅し(ステップS303)、前記マップセグメント番号未満のセグメントを点灯し(ステップS304)、前記マップセグメント番号を超えるセグメントを消灯させる(ステップS305)。
【0024】
また、処理部103は、表示部104を制御して詳細表示領域602内のゲージ表示領域605において、コマゲージB1〜B7のうち、ゲージコマ数に相当するゲージ表示要素(コマゲージ)を点灯し(ステップS306)、次の地点番号が属するゲージコマ番号に相当するコマゲージを点滅し(ステップS307)、前記ゲージコマ番号未満のコマゲージを点灯し(ステップS308)、前記ゲージコマ番号を超えるコマゲージを消灯させる(ステップS309)。
【0025】
次に、処理部103は、表示部104を制御して、詳細表示領域602内の地点名表示領域606に次の地点名を表示する(ステップS310)。また、処理部103は、現在の地点と次の地点までの距離を計算した後、表示部104を制御して、詳細表示領域602内の距離表示領域607に前記距離を表示する(ステップS311)。
次に、処理部103は、歩行を検出して歩行距離を算出するように各構成要素を制御する。
【0026】
即ち、体動センサ101は使用者の歩行を検出して対応する歩行信号を出力する。歩行信号検出部102は、体動センサ101からの歩行信号を検出しデジタル信号に変換して出力する。処理部103は、体動センサ101からの歩行信号を検出し(ステップS312)、歩行信号ありと判断すると(ステップS313)、今までの累積歩行距離に1歩分の歩行距離(即ち、歩幅)を加算して現時点の歩行距離を算出する(ステップS314)。
処理ステップS313において、歩行信号無しと判断した場合には処理ステップS312に戻る。
【0027】
次に、処理部103は、次の地点までの距離を算出し、距離表示領域607に前記距離を表示して距離表示領域607の表示を更新する(ステップS315)。
次に、処理部103は、次の地点の地点距離と現在の累積歩行距離とを比較して(ステップS316)、現在の累積歩行距離が前記地点距離を超えたと判断すると(ステップS317)、現在の地点番号に1加算して次の地点の地点番号を算出した後、処理ステップS301に戻り、以後前記処理を繰り返す(ステップS318)。
処理ステップS317において、現在の累積歩行距離が前記地点距離を超えていないと判断した場合には処理ステップS312に戻って前記処理を繰り返す。
【0028】
以上述べたように、本実施の形態に係る歩行シミュレーション装置によれば、表示部104は、歩行距離に関するデータを表示するため、歩行コース全体を示す全体表示領域601と前記歩行コース上の一部区間の詳細を示す詳細表示領域602とを有している。
全体表示領域601では、歩行コースの起点603から終点604に至るコース全体を複数のセグメントA1〜A8に分割して次の地点が含まれるセグメントが解るように表示する。
【0029】
詳細表示領域602のゲージ表示領域605では、次の地点が含まれるセグメントをコマゲージB1〜B7で表示し、既に歩いた地点や次の地点が解るような態様で各コマゲージB1〜B7を表示する。詳細表示領域602の地点名表示領域606には次の地点の地点名表示し、距離表示領域607には、現在位置から次の地点までの距離を表示する。
したがって、コース全体の表示において、コースを示す表示要素の数を実際の地点の数よりも小さくすることができ、表示解像度を下げることで大画面構成際な表示部が不要となり低コスト化が可能になる。
【0030】
また、コース全体を示す表示要素が少なくても、一つの表示要素に含まれる地点数と次の地点位置を示すコマにより、使用者は自己の現在位置を容易に把握することが可能になる。
また、歩数計と一体化しているため、携帯型のコンパクトな歩行シミュレーション装置を構築することが可能になる。
【0031】
尚、前述した実施の形態は種々の変更が可能である。例えば、全体表示領域601におけるセグメントA1〜A8の表示態様、詳細表示領域602におけるコマゲージB1〜B7の表示態様は、次の地点、既に歩行完了した地点、現在歩行している位置等を把握できるような表示であればよく、種々の変更が可能である。
また、詳細表示領域602には、地点名表示領域606や距離表示領域607は省略するような構成とすることができる。
【産業上の利用可能性】
【0032】
使用者の歩行に対応する歩行信号を検出して所定コースの歩行シミュレーションを行う歩行シミュレーション装置に利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明の実施の形態に係る歩行シミュレーション装置のブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態で使用するコースデータを示す図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る歩行シミュレーション装置のフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態に係る歩行シミュレーション装置のフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態で使用する歩行距離情報と次の地点番号情報の初期値を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態における表示内容を示す図である。
【符号の説明】
【0034】
101・・・体動センサ
102・・・歩行信号検出部
103・・・処理部
104・・・表示部
105・・・記憶部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
歩行を検出して対応する歩行信号を出力する検出手段と、前記検出手段からの歩行信号に基づいて歩行距離に関連するデータを算出する算出手段と、表示手段とを備え、
前記表示手段は、一の表示領域内に歩行コース全体を示す全体表示領域と前記歩行コース上の一部区間の詳細を示す詳細表示領域とを有し、前記全体表示領域及び詳細表示領域に、前記算出手段が算出した歩行距離に関連するデータを表示することを特徴とする歩行シミュレーション装置。
【請求項2】
歩行コースの起点から終点に至るコース全体を各々複数の地点を含む複数のセグメントに分割し、前記表示手段は前記全体表示領域に、前記起点と終点を表示すると共に、既に歩いた前記セグメント、次の地点が含まれるセグメントおよび未だ歩いていないセグメントを各々異なる態様で表示することを特徴とする請求項1記載の歩行シミュレーション装置。
【請求項3】
前記表示手段は、前記全体表示領域に、前記起点と終点を表示すると共に、既に歩いた前記セグメントを第1態様で表示、次の地点が含まれるセグメントを第2態様で表示、未だ歩いていないセグメントは表示しないことを特徴とする請求項2記載の歩行シミュレーション装置。
【請求項4】
前記表示手段は、前記詳細表示領域に、次の地点が含まれる前記セグメントに関する詳細表示として、前記セグメントに含まれる地点数に相当する数のコマゲージで表示すると共に、既に歩いた地点に対応するコマゲージ、次の地点のコマゲージおよび未だ歩いていない地点のコマゲージを各々異なる態様で表示することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の歩行シミュレーション装置。
【請求項5】
前記表示手段は、既に歩いた地点に対応するコマゲージは第3態様で表示し、次の地点のコマゲージは第4態様で表示し、未だ歩いていない地点のコマゲージは第5態様で表示することを特徴とする請求項4記載の歩行シミュレーション装置。
【請求項6】
前記表示手段は、更に、前記詳細表示領域に、次の地点の地名を表示することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載の歩行シミュレーション装置。
【請求項7】
前記表示手段は、更に、前記詳細表示領域に、現在位置から前記次の地点までの距離を表示することを特徴とする請求項6記載の歩行シミュレーション装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2009−180586(P2009−180586A)
【公開日】平成21年8月13日(2009.8.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−18951(P2008−18951)
【出願日】平成20年1月30日(2008.1.30)
【出願人】(000002325)セイコーインスツル株式会社 (3,629)
【Fターム(参考)】