炎症により特徴付けられる疾患の治療
本発明は部分的には免疫学的経路をモジュレートするための方法及び組成物を提供する。本発明は部分的には細胞への分子の送達に関する。細胞はインビトロ又はインビボであってよい。本発明の一部の実施形態は補体経路、例えば古典的、レクチン、又は代替経路をモジュレートすることに関する。本発明は部分的には、補体経路のような経路をモジュレートするために使用できる方法、核酸、ベクター、蛋白及び結合分子を提供する。これらの方法及び組成物はとりわけ、補体経路に関連する種々の状態又は疾患の試験及び/又は治療のために利用できる。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記成分:
(i)補体活性を抑制又は低減する補体因子B類縁体;
(ii)補体因子B類縁体をコードするベクター;
(iii)補体活性を抑制又は低減する補体因子D類縁体;または、
(iv)補体因子D類縁体をコードするベクター;
を含む医薬組成物を治療の必要な患者に投与することを含む補体媒介疾患を治療する方法。
【請求項2】
前記ベクターがレトロウィルスベクター、レンチウィルスベクター、アデノウィルスベクター、ヘルペスウィルスベクター、肝炎ウィルスベクター、SV40ベクター又はEBVベクターである請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記レンチウィルスがHIV、EIAV、SIV又はFIVである請求項2記載の方法。
【請求項4】
前記レンチウィルスがBIVである請求項2記載の方法。
【請求項5】
前記ベクターがアデノ関連ウィルス(AAV)ベクターである請求項1記載の方法。
【請求項6】
前記補体因子B類縁体がネイティブの補体因子Bと比較して増大したC3b結合親和性;及び、
(i)ネイティブの補体因子Bと比較して減衰したプロテアーゼ活性;又は
(ii)ネイティブの補体因子Bと比較して減衰した因子Dにより切断される能力;
を含む請求項1記載の方法。
【請求項7】
前記補体因子B類縁体がネイティブの補体因子Bと比較して減衰したプロテアーゼ活性を有し、そしてネイティブの補体因子Bと比較してC3bに対して有意に増大した親和性を有さない請求項1記載の方法。
【請求項8】
前記補体因子B類縁体がC3b結合ドメインにおける改変を含む請求項1記載の方法。
【請求項9】
C3b結合ドメインにおける前記改変が下記:
(i)アスパラギン酸、アスパラギン又は両方の置換又は欠失;又は、
(ii)前記アスパラギン酸又は前記アスパラギンに隣接する挿入;
を含み、
ここで前記アスパラギン酸は配列番号2のアミノ酸279に相当し;そして、
ここで前記アスパラギンは配列番号2のアミノ酸285に相当する、請求項8記載の方法。
【請求項10】
前記アスパラギン酸、前記アスパラギン又は両方が別のアミノ酸で置換されている請求項9記載の方法。
【請求項11】
前記アスパラギン酸がグリシン、アラニン又はアスパラギンで置換されている請求項9記載の方法。
【請求項12】
前記アスパラギンがグリシン、アラニン又はアスパラギン酸で置換されている請求項9記載の方法。
【請求項13】
前記置換が前記アスパラギン酸をグリシンで、そして前記アスパラギンをアスパラギン酸で置き換えることを含む請求項9記載の方法。
【請求項14】
前記補体因子B類縁体が因子D切断部位における改変を含む請求項6記載の方法。
【請求項15】
因子D切断部位における前記改変が下記:
(i)リジン少なくとも1つ又はアルギニン少なくとも1つの置換又は欠失;又は;
(ii)前記リジン少なくとも1つ又は前記アルギニン少なくとも1つに隣接する挿入;
を含み、
ここで前記リジン少なくとも1つは配列番号2のアミノ酸258又は260に相当し;そして、
ここで前記アスパラギン少なくとも1つは配列番号2のアミノ酸259に相当する、請求項14記載の方法。
【請求項16】
前記改変がリジン少なくとも1つ、アルギニン少なくとも1つ又は両方の置換を含む請求項15記載の方法。
【請求項17】
前記置換が前記リジン少なくとも1つをアラニンで、そして前記アルギニン少なくとも1つをアラニンで置き換えることを含む請求項15記載の方法。
【請求項18】
配列番号2のアミノ酸258〜260に相当する前記アミノ酸が各々アラニンで置き換えられている請求項15記載の方法。
【請求項19】
補体因子B類縁体が下記:
(i)配列番号4又は配列番号4のアミノ酸26〜764;
(ii)配列番号6又は配列番号6のアミノ酸26〜764;又は、
(iii)配列番号8又は配列番号8のアミノ酸26〜764;
を含む請求項1記載の方法。
【請求項20】
前記補体因子D類縁体がネイティブの補体因子Dと比較して低減された因子Bを切断する能力を含む請求項1記載の方法。
【請求項21】
前記補体因子D類縁体がネイティブの補体因子Dのセリンプロテアーゼ触媒ドメインにおいて改変を含む請求項20記載の方法。
【請求項22】
ネイティブの補体因子Dのセリンプロテアーゼ触媒ドメインにおける前記改変が下記:
(i)配列番号27のHis66、Asp114、又はSer208に相当するアミノ酸の置換又は欠失;又は、
(ii)配列番号27のHis66、Asp114、又はSer208に相当するアミノ酸に隣接するアミノ酸少なくとも1つの挿入;
を含む、請求項21記載の方法。
【請求項23】
(i)His66に相当するアミノ酸が中性、負荷電又は非極性であるアミノ酸少なくとも1つで置換されているか;
(ii)Asp114に相当するアミノ酸が中性、正荷電又は非極性であるアミノ酸少なくとも1つで置換されているか;又は、
(iii)Ser208に相当するアミノ酸が荷電されているか非極性であるアミノ酸少なくとも1つで置換されている;
請求項22記載の方法。
【請求項24】
前記補体因子D類縁体がネイティブの補体因子Dと比較してN末端において追加的アミノ酸1つ以上を含む請求項20記載の方法。
【請求項25】
追加的アミノ酸1つ以上がグリシン及びアルギニンを含む請求項24記載の方法。
【請求項26】
補体媒介疾患が眼の疾患である請求項1記載の方法。
【請求項27】
医薬組成物が眼に送達される請求項26記載の方法。
【請求項28】
医薬組成物が硝子体内注射、網膜下注射、前眼房内への注射、角膜への注射又は局所適用、結膜下注射、テノン下注射、又は点眼により送達される請求項27記載の方法。
【請求項29】
疾患が黄斑変性、加齢関連黄斑変性(AMD)、地図状委縮、湿性AMD、心筋梗塞、乾性AMD、結晶腔形成、卒中、虚血再灌流傷害、糖尿病性網膜症、硝子体網膜症、外傷性臓器傷害、角膜炎症、ブドウ膜炎、高眼圧症又は緑内障である請求項1記載の方法。
【請求項30】
医薬組成物の投与の前、同時、又は後に補体抑制因子又は抗血管形成因子を患者に投与することを更に含む請求項1記載の方法。
【請求項31】
前記補体抑制因子が因子H、因子H様1、MCP、DAF、又はMCPの可溶性形態よりなる群から選択される請求項30記載の方法。
【請求項32】
医薬組成物の投与の前、同時、又は後に抗炎症剤を投与する請求項1記載の方法。
【請求項33】
前記抗炎症剤が、下記:
(i)医薬組成物と同時に投与されるか、又は、
(ii)医薬組成物が抗炎症剤を含む、
請求項32記載の方法。
【請求項34】
前記抗炎症剤を眼に投与する請求項32記載の方法。
【請求項35】
前記抗炎症剤がデキサメタゾン、デキサメタゾンナトリウムメタスルホベンゾエート、デキサメタゾンナトリウムホスフェート、フルオロメトロン、ブロムフェナク、プラノプロフェン、RESTASISTM、シクロスポリン眼科用乳液、ナプロキセン、糖質コルチコイド、ケトロラック、イブプロフェン、トルメチン、非ステロイド抗炎症剤、ステロイド抗炎症剤、ジクロフェナク、フルルビプロフェン、インドメタシン、及びスプロフェンよりなる群から選択される請求項32記載の方法。
【請求項36】
前記ベクターがウィルスベクターであり、そして該ウィルスベクターが崩壊加速因子を含む請求項1記載の方法。
【請求項37】
補体因子B類縁体をコードするウィルスベクターであって、ここで該補体因子B類縁体は補体活性を抑制又は低減する、ベクター。
【請求項38】
前記補体因子B類縁体がネイティブの補体因子Bと比較して増大したC3b結合親和性;及び
(i)ネイティブの補体因子Bと比較して減衰したプロテアーゼ活性;または
(ii)ネイティブの補体因子Bと比較して減衰した因子Dにより切断される能力;
を含む、請求項35記載のウィルスベクター。
【請求項39】
請求項38のウィルスベクターを生産する細胞。
【請求項40】
補体因子D類縁体をコードするウィルスベクターであって、ここで該補体因子D類縁体は補体活性を抑制又は低減する、ベクター。
【請求項41】
請求項40のウィルスベクターを生産する細胞。
【請求項42】
減衰したプロテアーゼ活性及び改変されたC3b結合親和性を含む補体因子B類縁体を含む医薬組成物。
【請求項43】
ネイティブの補体因子Dと比較して低減した補体因子Bを切断する能力を含む補体因子D類縁体。
【請求項44】
補体因子B類縁体及び/又は補体因子D類縁体を含む組成物であって、ここで該因子B類縁体又は該因子D類縁体は少なくとも95%〜99%純粋である組成物。
【請求項45】
請求項43の補体因子D類縁体を含む医薬組成物。
【請求項46】
ヒスチジン、MgCl2、トレハロース、ポリソルベート、ポリソルベート20及びNaClよりなる群から選択される成分少なくとも1つを含む、請求項42又は45記載の医薬組成物。
【請求項47】
下記成分:
(i)補体活性を抑制又は低減する補体因子B類縁体;
(ii)補体因子B類縁体をコードするベクター;
(iii)補体活性を抑制又は低減する補体因子D類縁体;または、
(iv)補体因子D類縁体をコードするベクター;
を含む医薬組成物。
【請求項1】
下記成分:
(i)補体活性を抑制又は低減する補体因子B類縁体;
(ii)補体因子B類縁体をコードするベクター;
(iii)補体活性を抑制又は低減する補体因子D類縁体;または、
(iv)補体因子D類縁体をコードするベクター;
を含む医薬組成物を治療の必要な患者に投与することを含む補体媒介疾患を治療する方法。
【請求項2】
前記ベクターがレトロウィルスベクター、レンチウィルスベクター、アデノウィルスベクター、ヘルペスウィルスベクター、肝炎ウィルスベクター、SV40ベクター又はEBVベクターである請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記レンチウィルスがHIV、EIAV、SIV又はFIVである請求項2記載の方法。
【請求項4】
前記レンチウィルスがBIVである請求項2記載の方法。
【請求項5】
前記ベクターがアデノ関連ウィルス(AAV)ベクターである請求項1記載の方法。
【請求項6】
前記補体因子B類縁体がネイティブの補体因子Bと比較して増大したC3b結合親和性;及び、
(i)ネイティブの補体因子Bと比較して減衰したプロテアーゼ活性;又は
(ii)ネイティブの補体因子Bと比較して減衰した因子Dにより切断される能力;
を含む請求項1記載の方法。
【請求項7】
前記補体因子B類縁体がネイティブの補体因子Bと比較して減衰したプロテアーゼ活性を有し、そしてネイティブの補体因子Bと比較してC3bに対して有意に増大した親和性を有さない請求項1記載の方法。
【請求項8】
前記補体因子B類縁体がC3b結合ドメインにおける改変を含む請求項1記載の方法。
【請求項9】
C3b結合ドメインにおける前記改変が下記:
(i)アスパラギン酸、アスパラギン又は両方の置換又は欠失;又は、
(ii)前記アスパラギン酸又は前記アスパラギンに隣接する挿入;
を含み、
ここで前記アスパラギン酸は配列番号2のアミノ酸279に相当し;そして、
ここで前記アスパラギンは配列番号2のアミノ酸285に相当する、請求項8記載の方法。
【請求項10】
前記アスパラギン酸、前記アスパラギン又は両方が別のアミノ酸で置換されている請求項9記載の方法。
【請求項11】
前記アスパラギン酸がグリシン、アラニン又はアスパラギンで置換されている請求項9記載の方法。
【請求項12】
前記アスパラギンがグリシン、アラニン又はアスパラギン酸で置換されている請求項9記載の方法。
【請求項13】
前記置換が前記アスパラギン酸をグリシンで、そして前記アスパラギンをアスパラギン酸で置き換えることを含む請求項9記載の方法。
【請求項14】
前記補体因子B類縁体が因子D切断部位における改変を含む請求項6記載の方法。
【請求項15】
因子D切断部位における前記改変が下記:
(i)リジン少なくとも1つ又はアルギニン少なくとも1つの置換又は欠失;又は;
(ii)前記リジン少なくとも1つ又は前記アルギニン少なくとも1つに隣接する挿入;
を含み、
ここで前記リジン少なくとも1つは配列番号2のアミノ酸258又は260に相当し;そして、
ここで前記アスパラギン少なくとも1つは配列番号2のアミノ酸259に相当する、請求項14記載の方法。
【請求項16】
前記改変がリジン少なくとも1つ、アルギニン少なくとも1つ又は両方の置換を含む請求項15記載の方法。
【請求項17】
前記置換が前記リジン少なくとも1つをアラニンで、そして前記アルギニン少なくとも1つをアラニンで置き換えることを含む請求項15記載の方法。
【請求項18】
配列番号2のアミノ酸258〜260に相当する前記アミノ酸が各々アラニンで置き換えられている請求項15記載の方法。
【請求項19】
補体因子B類縁体が下記:
(i)配列番号4又は配列番号4のアミノ酸26〜764;
(ii)配列番号6又は配列番号6のアミノ酸26〜764;又は、
(iii)配列番号8又は配列番号8のアミノ酸26〜764;
を含む請求項1記載の方法。
【請求項20】
前記補体因子D類縁体がネイティブの補体因子Dと比較して低減された因子Bを切断する能力を含む請求項1記載の方法。
【請求項21】
前記補体因子D類縁体がネイティブの補体因子Dのセリンプロテアーゼ触媒ドメインにおいて改変を含む請求項20記載の方法。
【請求項22】
ネイティブの補体因子Dのセリンプロテアーゼ触媒ドメインにおける前記改変が下記:
(i)配列番号27のHis66、Asp114、又はSer208に相当するアミノ酸の置換又は欠失;又は、
(ii)配列番号27のHis66、Asp114、又はSer208に相当するアミノ酸に隣接するアミノ酸少なくとも1つの挿入;
を含む、請求項21記載の方法。
【請求項23】
(i)His66に相当するアミノ酸が中性、負荷電又は非極性であるアミノ酸少なくとも1つで置換されているか;
(ii)Asp114に相当するアミノ酸が中性、正荷電又は非極性であるアミノ酸少なくとも1つで置換されているか;又は、
(iii)Ser208に相当するアミノ酸が荷電されているか非極性であるアミノ酸少なくとも1つで置換されている;
請求項22記載の方法。
【請求項24】
前記補体因子D類縁体がネイティブの補体因子Dと比較してN末端において追加的アミノ酸1つ以上を含む請求項20記載の方法。
【請求項25】
追加的アミノ酸1つ以上がグリシン及びアルギニンを含む請求項24記載の方法。
【請求項26】
補体媒介疾患が眼の疾患である請求項1記載の方法。
【請求項27】
医薬組成物が眼に送達される請求項26記載の方法。
【請求項28】
医薬組成物が硝子体内注射、網膜下注射、前眼房内への注射、角膜への注射又は局所適用、結膜下注射、テノン下注射、又は点眼により送達される請求項27記載の方法。
【請求項29】
疾患が黄斑変性、加齢関連黄斑変性(AMD)、地図状委縮、湿性AMD、心筋梗塞、乾性AMD、結晶腔形成、卒中、虚血再灌流傷害、糖尿病性網膜症、硝子体網膜症、外傷性臓器傷害、角膜炎症、ブドウ膜炎、高眼圧症又は緑内障である請求項1記載の方法。
【請求項30】
医薬組成物の投与の前、同時、又は後に補体抑制因子又は抗血管形成因子を患者に投与することを更に含む請求項1記載の方法。
【請求項31】
前記補体抑制因子が因子H、因子H様1、MCP、DAF、又はMCPの可溶性形態よりなる群から選択される請求項30記載の方法。
【請求項32】
医薬組成物の投与の前、同時、又は後に抗炎症剤を投与する請求項1記載の方法。
【請求項33】
前記抗炎症剤が、下記:
(i)医薬組成物と同時に投与されるか、又は、
(ii)医薬組成物が抗炎症剤を含む、
請求項32記載の方法。
【請求項34】
前記抗炎症剤を眼に投与する請求項32記載の方法。
【請求項35】
前記抗炎症剤がデキサメタゾン、デキサメタゾンナトリウムメタスルホベンゾエート、デキサメタゾンナトリウムホスフェート、フルオロメトロン、ブロムフェナク、プラノプロフェン、RESTASISTM、シクロスポリン眼科用乳液、ナプロキセン、糖質コルチコイド、ケトロラック、イブプロフェン、トルメチン、非ステロイド抗炎症剤、ステロイド抗炎症剤、ジクロフェナク、フルルビプロフェン、インドメタシン、及びスプロフェンよりなる群から選択される請求項32記載の方法。
【請求項36】
前記ベクターがウィルスベクターであり、そして該ウィルスベクターが崩壊加速因子を含む請求項1記載の方法。
【請求項37】
補体因子B類縁体をコードするウィルスベクターであって、ここで該補体因子B類縁体は補体活性を抑制又は低減する、ベクター。
【請求項38】
前記補体因子B類縁体がネイティブの補体因子Bと比較して増大したC3b結合親和性;及び
(i)ネイティブの補体因子Bと比較して減衰したプロテアーゼ活性;または
(ii)ネイティブの補体因子Bと比較して減衰した因子Dにより切断される能力;
を含む、請求項35記載のウィルスベクター。
【請求項39】
請求項38のウィルスベクターを生産する細胞。
【請求項40】
補体因子D類縁体をコードするウィルスベクターであって、ここで該補体因子D類縁体は補体活性を抑制又は低減する、ベクター。
【請求項41】
請求項40のウィルスベクターを生産する細胞。
【請求項42】
減衰したプロテアーゼ活性及び改変されたC3b結合親和性を含む補体因子B類縁体を含む医薬組成物。
【請求項43】
ネイティブの補体因子Dと比較して低減した補体因子Bを切断する能力を含む補体因子D類縁体。
【請求項44】
補体因子B類縁体及び/又は補体因子D類縁体を含む組成物であって、ここで該因子B類縁体又は該因子D類縁体は少なくとも95%〜99%純粋である組成物。
【請求項45】
請求項43の補体因子D類縁体を含む医薬組成物。
【請求項46】
ヒスチジン、MgCl2、トレハロース、ポリソルベート、ポリソルベート20及びNaClよりなる群から選択される成分少なくとも1つを含む、請求項42又は45記載の医薬組成物。
【請求項47】
下記成分:
(i)補体活性を抑制又は低減する補体因子B類縁体;
(ii)補体因子B類縁体をコードするベクター;
(iii)補体活性を抑制又は低減する補体因子D類縁体;または、
(iv)補体因子D類縁体をコードするベクター;
を含む医薬組成物。
【図5】
【図6】
【図7】
【図11】
【図13】
【図16A】
【図16B】
【図25A】
【図25B】
【図1】
【図2】
【図8】
【図9】
【図10】
【図12】
【図14】
【図15】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29A】
【図29B】
【図29C】
【図29D】
【図29E】
【図6】
【図7】
【図11】
【図13】
【図16A】
【図16B】
【図25A】
【図25B】
【図1】
【図2】
【図8】
【図9】
【図10】
【図12】
【図14】
【図15】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29A】
【図29B】
【図29C】
【図29D】
【図29E】
【公表番号】特表2010−520224(P2010−520224A)
【公表日】平成22年6月10日(2010.6.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−551874(P2009−551874)
【出願日】平成20年2月29日(2008.2.29)
【国際出願番号】PCT/US2008/055498
【国際公開番号】WO2008/106644
【国際公開日】平成20年9月4日(2008.9.4)
【出願人】(509241890)アドバンスド ビジョン セラピーズ, インコーポレイテッド (1)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成22年6月10日(2010.6.10)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年2月29日(2008.2.29)
【国際出願番号】PCT/US2008/055498
【国際公開番号】WO2008/106644
【国際公開日】平成20年9月4日(2008.9.4)
【出願人】(509241890)アドバンスド ビジョン セラピーズ, インコーポレイテッド (1)
【Fターム(参考)】
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