説明

無線通信システム

【課題】ユーザーが車両から降車する際に、自動的に車載通信端末側から携帯通信端末側へ電話機能を移行できるようにする。
【解決手段】無線通信システム1は携帯電話装置2と車載通信装置4と基地局5とを備えている。車載通信装置4には車両3からの搭乗者降車を示すイグニッションオフ信号が与えられる。車載通信装置4が電話機能を保有しているときにおいて前記オフ信号が与えられると、近距離通信部15、9を介して携帯電話装置2に電話機能切替通知を送信し、携帯電話装置2は、当該携帯通信端末自身へ電話機能を移行させるための要求指令を、基地局5に対して送信が確立するまで送信する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、同一の電話番号での電話機能を携帯通信端末と車両に搭載された車載通信端末とに選択的に移行できる無線通信システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、同一の電話番号での電話機能を携帯通信端末と車両に搭載された車載通信端末とに選択的に移行できる無線通信システムが提供されている。このものでは、携帯通信端末例えば携帯電話装置と、車載通信端末例えば車載通信装置とを選択的に同一の電話番号の電話機としてで使用できるようにしている。この場合、携帯電話装置に電話機能が移行されている状態から、その電話機能を車載通信装置に移行する場合には、例えば携帯電話装置において特定キー操作をすることにより、電話機能を移行させるための要求指令を基地局に送信するようにしている。
【0003】
そして、この基地局では、電話機能を移行させるための要求指令を受けると、携帯電話装置の電話機能を無効化し、且つ車載通信装置に当該電話機能を設定して該車載通信装置を使用可能とする。
なお、逆に車載通信装置から携帯電話装置へ電話機能を移行する場合には、例えば当該携帯電話装置を特定キー操作して、電話機能を移行させるための要求指令を基地局に送信し、基地局では、車載通信装置の電話機能を無効化し、且つ携帯電話装置に当該電話機能を設定するようにしている。
【0004】
なお、特許文献1には、二つの携帯電話装置間での転送や盗難時の不正使用禁止を図るために、当該二つの携帯電話装置間で、基地局を介さずに直接無線通信する構成が開示されている。ただし、この特許文献1に記載の構成は、同一電話番号での電話機能を携帯通信端末と車載通信端末との間で切り替えるものではない。
【特許文献1】特開2005−12265
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述した従来の構成において、携帯電話装置側に電話機能が設定されていた状態で、ユーザーが車両に乗り込み、電話機能を車載通信装置へ移行した場合、車載通信装置では、いわゆるハンズフリー通話が可能である。このような状況でユーザー(搭乗者)が車を降りる時には、電話機能を携帯電話装置側へ移行させる操作を行なうものである。
この場合に、ユーザーが電話機能移行操作を忘れて降車すると、携帯電話装置側で電話機能移行操作を行なうことになるが、車両が基地局との通信が圏外(例えば立体駐車場など)であると、携帯電話装置が圏内であっても、電話機能移行ができず、ユーザーは車両まで戻って車両を圏内に移動し、そこで、電話機能移行のための操作をして、再度車両をもとの駐車位置まで戻さなければならないといった面倒がある。また、ユーザーが降車の際に電話機能移行操作を忘れなくても、車両が通信圏外にあるときには、車両をわざわざ圏内に走行移動させてその操作をし、そして再度車両をもとの駐車位置まで走行移動させる面倒があった。
【0006】
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザーが車両から降車する際に、自動的に車載通信端末側から携帯通信端末側へ電話機能を移行でき、しかも、基地局との通信圏外であってもこの電話機能の移行を確実に行うことができる無線通信システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1の発明は、携帯通信端末と、車両に搭載され前記携帯通信端末と同一の電話番号での電話機能が設定される車載通信端末と、これら携帯通信端末及び車載通信端末と無線通信可能で、当該携帯通信端末あるいは車載通信端末から電話機能移行のための要求指令を受けて前記同一の電話番号での電話機能を当該携帯通信端末及び車載通信端末のいずれかに択一的に設定する基地局とを備えた無線通信システムであって、前記携帯通信端末と前記車載通信端末とに、相互に直接無線通信が可能な端末間通信手段を設け、前記車載通信端末に、前記車両からの搭乗者降車を示す車両情報を入力する構成とし、前記車載通信端末に、当該車載通信端末が前記電話機能を保有しているときにおいて前記車両情報が与えられると、当該車載通信端末から前記端末間通信手段を介して前記携帯通信端末に電話機能切替通知を送信する切替通知送信手段を設け、前記携帯通信端末に、当該電話機能切替通知を受けたとき、当該携帯通信端末自身に電話機能を移行させるための要求指令を前記基地局に対して送信が確立するまで送信する自動要求手段を設け、前記基地局は、この自動要求手段から前記要求指令を受けたときには前記車載通信端末との通信状態に関係なく前記携帯通信端末に電話機能を設定するところに特徴を有する。
【0008】
この請求項1の発明によれば、ユーザー(搭乗者)が降車するときには、このユーザー降車を示す車両情報が車載通信端末から携帯通信端末に端末間通信手段を介して(基地局を介さず)与えられ、携帯通信端末が有する自動要求手段は、当該携帯通信端末自身への電話機能移行のための要求指令を前記基地局に対して送信が確立するまで送信する。従って、車両の駐車位置が基地局との通信圏外であっても、ユーザーが携帯する携帯通信端末が通信圏内となると、基地局と携帯通信端末との通信が確立して自動要求手段から電話機能を移行させるための要求指令が送信される。そして基地局はこの自動要求手段から前期要求指令を受けると、車載通信端末との通信状態に関係なく携帯通信端末に電話機能を移行する。
【0009】
従って、ユーザーが車両を降りると、自動的に、以後、携帯通信端末は電話機能を受けるための通信を基地局と行なうから、車両の駐車位置が基地局との通信圏外であって、その駐車位置で電話機能移行ができなくても、あるいはユーザーが電話機能移行操作を忘れたとしても、最終的に携帯通信端末に電話機能を自動的に移行できる。
この場合、前記車両情報は、車両スイッチのオフ信号としても良い(請求項2の発明)。ユーザーが降車する場合には車両スイッチ(例えばイグニッションスイッチであるとか、ACCスイッチ)がオフされることが行なわれるから、この車両スイッチのオフ信号をユーザーの降車検出信号として取り扱うことができる。従って、ユーザーの降車を自動検出して電話機能の移行を行なうことができる。
また、車両情報は携帯型ロック装置からのドアロック信号としても良い(請求項3の発明)。これによれば、携帯型ロック装置は車外から操作されるから、この携帯型ロック装置からのドアロック信号はユーザーが降車したと判断でき、従って、ユーザーの降車を自動検出して電話機能の移行を行なうことができる。
【0010】
さらに前記端末間通信手段は、近距離無線通信手段としても良く(請求項4)。これによれば、端末間の通信距離は少なくて良いので、近距離無線通信手段で十分である。
また、前記自動要求手段は、基地局との通信が圏内か否かを判断し、圏内となったときに前記要求指令を基地局に送信するようにしても良い(請求項5の発明)。これによれば、ユーザーが降車したときに圏外であっても、携帯通信端末が圏内になり次第、電話機能の移行を完了できる。
【0011】
この場合、前記自動要求手段は、前記基地局との通信が確立するまで、前記要求指令を所定の時間間隔で基地局に送信するようにしても良く(請求項6の発明)、このようにすると、速やかに電話機能移行ができるようになる。
また、報知手段を備え、携帯通信端末への電話機能移行が完了したときには、前記報知手段に完了通知を報知させるようにしても良い。このようにすると、携帯通信端末を携帯するユーザーが電話機能移行を素早く知ることができて便利である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下本発明の一実施例について図面を参照して説明する。図1に示す無線通信システム1は、通信端末たる携帯電話装置2と、車両3に搭載された車載通信端末4と基地局5とを備えている。
携帯電話装置2は、制御部6と、操作部7と、携帯通信部8と、端末間通信手段及び近距離無線通信手段たる近距離通信部9と、マイク10と、スピーカ11、報知手段たる表示器18とを備えている。
【0013】
前記制御部6は、自動要求手段に相当するものであり、図示しないが周知のCPU、ROM、RAM、入出力インターフェイスなどを備えている。操作部7は多数のキーなどを備えて構成されている。携帯通信部8は基地局5と図示しない電話網を介して無線通信する。近距離通信部9は、車載通信装置4の近距離通信部15と前記基地局5を介さずに直接通信する。
車載通信装置4は、制御部12と、操作部13と、車載通信部14と、端末間通信手段及び近距離無線通信手段たる近距離通信部15と、マイク16と、スピーカ17とを備えている。
【0014】
車載通信装置4の前記制御部12は、図示しないが周知のCPU、ROM、RAM、入出力インターフェイスなどを備えている。操作部13は多数のキーなどを備えて構成されている。車載通信部14は基地局5と図示しない電話網を介して無線通信する。近距離通信部15は、携帯通信装置2の近距離通信部15と前記基地局5を介さずに直接無線通信する。マイク16及びスピーカ17はハンズフリーにおいて通話するためのものである。
【0015】
前記近距離通信部9、15は例えばBluetooth(登録商標)から構成されている。
前記基地局5は、携帯電話装置2と車載通信装置4とに択一的に同一の電話番号での電話機能を設定するためのものである。携帯電話装置2に電話機能が移行されている状態から、その電話機能を車載通信装置4に移行する場合には、例えば携帯電話装置2において特定キー操作をすることにより、電話機能を移行させるための要求指令を基地局5に送信するようにしている。そして、この基地局5では、前記要求指令を受けると、携帯電話装置2の電話機能を無効化し、且つ車載通信装置に当該電話機能を設定して該車載通信装置を使用可能(アクティブ状態)とする。この場合、車載通信装置4側で電話機能移行操作を行なうようにしても良い。
【0016】
なお、逆に車載通信装置4から携帯電話装置2へ電話機能を移行する場合には、例えば当該携帯電話装置2を特定キー操作して、電話機能移行のための要求指令を基地局に送信し、基地局では、車載通信装置4の電話機能を無効化し、且つ携帯電話装置2に当該電話機能を設定(アクティブ化)するようにしている。この場合も、車載通信装置4側で電話機能移行操作を行なうようにしても良い。
【0017】
前記車載通信端末4には、前記車両3からの搭乗者降車を示す車両情報としてイグニッションキーのオフ信号が入力される構成となっている。
また、前記車載通信端末4の制御部12は切替通知送信手段として機能するものであり、この切替通知送信手段として機能は、当該車載通信端末4が前記電話機能を保有しているときにおいて前記車両情報であるイグニッションキーのオフ信号が与えられると、当該車載通信装置4から前記近距離通信部9、15を介して前記携帯電話装置2に電話機能切替通知を送信するものである。
【0018】
また、前記携帯電話装置2の制御部6には、自動要求手段としての機能が備えられており、この機能は、車載通信装置4から当該電話機能切替通知を受けたとき、当該携帯電話装置2へ電話機能を移行させるための要求指令を前記基地局5に対して送信が確立するまで送信するものである。
前記基地局5は、この自動要求手段から電話機能を移行させるための要求指令を受けたときには前記車載通信装置4との通信状態に関係なく(車載通信装置4が圏外であっても)前記携帯電話装置4に電話機能を設定する。
【0019】
さて、上記構成の作用について説明する。なお、前提設定条件として、車載通信装置4がどの携帯電話装置2に電話機能を切り替えるかは、同じ電話番号を有する端末同士で、SIM(Subscriber Identity Module)情報やFeliCa(登録商標)などを用いて予め同一電話番号を使用する紐付け情報を、事前に設定記憶しておくものとする。
図4の状態では、ユーザーが車両3に登場しており、車載通信装置4に電話機能が移行されている状態を示している。この場合、図2に示すように、車載通信装置4と携帯電話装置2とは、それぞれ同一番号保有情報を取得しており、また、車載通信装置4は電話機能を保有している(使用可能状態となっている)(ステップS1)。携帯電話装置2には電話機能がない(ステップS2)。
【0020】
ユーザーが車両を適宜の駐車場所に停車し、イグニッションキーをオフすると、車両3からイグニッションのオフ信号が出力される(図3のステップQ1)。これにて、車載通信装置4の制御部12がこのオフ信号を取得する(ステップS3)。すると、車載通信装置4の制御部12は、電話機能切替通知を、近距離無線通信部15及び9を介して携帯電話装置2に送信する(ステップS4、Q2)。
【0021】
携帯電話装置2においては、この電話機能切替通知を受ける(ステップ5)と、当該携帯電話装置2は、当該携帯電話装置2自身へ電話機能を移行させるための要求指令を前記基地局5に対して送信が確立するまで送信する(ステップ6及びステップ7、Q3)。すなわち、携帯電話装置2は自装置が基地局5に対して圏内か圏外かを判断し、圏内であることが判断されると、前記要求指令を送信する(ステップS8)。
【0022】
基地局5では前記要求指令があると(図3のシーケンスのステップQ3)、車載通信装置4との通信状態に関係なく携帯電話装置2に電話機能を移行する(ステップQ4)。
携帯電話装置2では基地局5から電話機能移行完了の通知があると(ステップS9)と、電話機能が当該携帯電話装置2に切り替わったことを表示器18に表示(報知)する(ステップS10、Q5)。
【0023】
このように本実施例によれば、ユーザーが降車するときに、イグニッションスイッチのオフ信号が車載通信装置4に与えられると、この車載通信装置4から携帯電話装置2に近距離無線通信部15、9を介して(基地局5を介さず)、電話機能切替通知を送信し、当該携帯電話装置2が当該携帯電話装置2へ電話機能を移行させるための要求指令を前記基地局5に対して送信が確立するまで送信する。従って、携帯電話装置2と基地局5とが通信圏内になったときに、基地局5から当該携帯電話装置2に電話機能が移行される。
【0024】
従って、ユーザーが車両3を降りると、自動的に、以後、携帯電話装置2は電話機能を受けるための通信を基地局5と行なうから、車両3の駐車位置が基地局5との通信圏外であって、その駐車位置で電話機能移行ができなくても、あるいはユーザーが電話機能移行操作を忘れたとしても、最終的に携帯電話装置2に電話機能を自動的に移行でき、ユーザーが車両3から降車する際に、自動的に車載通信装置4側から携帯電話装置2側へ電話機能を移行できる。
【0025】
また本実施例によれば、基地局5との通信が圏内か否かを判断し、圏内となったときに前記要求指令を基地局5に送信するようにしたから、ユーザーが降車したときに圏外であっても、携帯電話装置2が圏内になり次第、電話機能の移行を完了できる。
また本実施例によれば、報知手段として表示器18を備え、携帯電話装置2への電話機能移行が完了したときには、前記表示器に完了通知を報知させるようにしたから、携帯電話装置2を携帯するユーザーが電話機能移行を素早く知ることができて便利である。なお、報知手段としては、スピーカ11からの音声ガイダンス出力でも良い。
【0026】
なお、本発明上記実施例に限定されず、次のように変更して実施しても良い。例えば、ステップ6、ステップ7で示したように、携帯電話装置2と基地局5とが通信圏内になることを待って前記要求指令を基地局5に送信するようにしたが、携帯電話装置2と基地局5との通信が確立するまで、前記要求指令を所定の時間間隔で基地局5に送信するようにしても良い。このようにすると、速やかに電話機能移行ができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明の一実施例を示す電気的構成のブロック図
【図2】作用説明のためのフローチャート
【図3】作用説明のためのシーケンス
【図4】携帯電話装置が車両内にある状態の概略図
【符号の説明】
【0028】
図面中、1は無線通信システム、2は携帯電話装置(携帯通信端末)、3は車両、4は車載通信装置(車載通信端末)、5は基地局、6は制御部(自動要求手段)、9は近距離無線通信手段(端末間通信手段)、12は制御部(切替通知送信手段)、15は近距離無線通信手段(端末間通信手段)、18は表示器(報知手段)を示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯通信端末と、車両に搭載され前記携帯通信端末と同一の電話番号での電話機能が設定される車載通信端末と、これら携帯通信端末及び車載通信端末と無線通信可能で、当該携帯通信端末あるいは車載通信端末から電話機能移行のための要求指令を受けて前記同一の電話番号での電話機能を当該携帯通信端末及び車載通信端末のいずれかに択一的に設定する基地局とを備えた無線通信システムであって、
前記携帯通信端末と前記車載通信端末とに、相互に直接無線通信が可能な端末間通信手段を設け、
前記車載通信端末に、前記車両からの搭乗者降車を示す車両情報を入力する構成とし、
前記車載通信端末に、当該車載通信端末が前記電話機能を保有しているときにおいて前記車両情報が与えられると、当該車載通信端末から前記端末間通信手段を介して前記携帯通信端末に電話機能切替通知を送信する切替通知送信手段を設け、
前記携帯通信端末に、当該電話機能切替通知を受けたとき、当該携帯通信端末自身に電話機能を移行させるための要求指令を前記基地局に対して送信が確立するまで送信する自動要求手段を設け、
前記基地局は、この自動要求手段から前記要求指令を受けたときには前記車載通信端末との通信状態に関係なく前記携帯通信端末に電話機能を設定することを特徴とする無線通信システム。
【請求項2】
請求項1に記載の無線通信システムにおいて、
前記車両情報は車両スイッチのオフ信号であることを特徴とする無線通信システム。
【請求項3】
請求項1に記載の無線通信システムにおいて、
前記車両情報は携帯型ロック装置からのドアロック信号であることを特徴とする無線通信システム。
【請求項4】
請求項1ないし3のいずれかに記載の無線通信システムにおいて、
前記端末間通信手段は、近距離無線通信手段であることを特徴とする無線通信システム。
【請求項5】
請求項1ないし4のいずれかに記載の無線通信システムにおいて、
前記自動要求手段は、基地局との通信が圏内か否かを判断し、圏内となったときに前記要求指令を基地局に送信することを特徴とする無線通信システム。
【請求項6】
請求項1ないし4のいずれかに記載の無線通信システムにおいて、
前記自動要求手段は、前記基地局との通信が確立するまで、前記要求指令を所定の時間間隔で基地局に送信することを特徴とする無線通信システム。
【請求項7】
請求項1ないし6に記載の無線通信システムにおいて、
報知手段を備え、
携帯通信端末への電話機能移行が完了したときには、前記報知手段に完了通知を報知させることを特徴とする無線通信システム。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2007−235841(P2007−235841A)
【公開日】平成19年9月13日(2007.9.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−57884(P2006−57884)
【出願日】平成18年3月3日(2006.3.3)
【出願人】(000004260)株式会社デンソー (27,639)
【Fターム(参考)】