説明

照明器用電子バラスト回路

【課題】トライアックによる電力の位相制御入力によって、電力変換部の出力に接続される負荷に所望の制御された電力を高精度に供給する。
【解決手段】トライアックで位相制御された交流電圧を入力する整流器と、前記整流器の出力端に接続される抵抗素子及び容量素子からなるフィルタと、前記フィルタの出力端に接続される電力変換部とを有する電子バラスト回路が開示される。前記フィルタに入力される電流は共振を生じないので、所望の電力供給調整を高精度に行うことが出来る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、照明器用電子バラスト回路(以下、電子バラストと略称する)に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のトライアックで位相制御された交流電圧を入力電圧とするLEDランプ用電子バラスト回路100を図1に示す。このLEDランプ用電子バラスト回路100は、交流を直流に変換する整流器120、整流された電源から電流を消費する抵抗性のダミー負荷130、電力変換部のノイズを抑制するコイル141とコンデンサ142とからなるフィルタ140、及び電力変換部としてDC−DCコンバータ150を有する。
【0003】
図1に示した回路の各構成要素の動作を以下に示す。トライアック110はACラインの片側線に挿入され、AC周波数の位相に同期して通過電力を流通角幅で断続することで、トライアック110の負荷側への電力供給を調整する。整流器120はACを整流して、LEDランプ160を点灯させるための直流入力を供給する。ダミー負荷130はトライアック110の点弧を継続するための最小動作電流を保つ機能を担う。図1の回路においては、トライアック110によって位相制御された電力が整流器120、フィルタ140、DC−DCコンバータ150を通過して負荷としてのLEDランプ160に供給されることで、LEDランプ160の調光がなされる。従って、トライアックの電力供給量に応じてLEDランプは調光されることになる。この回路においては、ダミー負荷130の消費電力がLEDランプ160の点灯消費電力に比べて小さい時にはトライアック110の供給電力はLEDの光量に凡そ比例する。
【0004】
なお、コイル141とコンデンサ142からなるフィルタ140は、DC−DCコンバータのスイッチング素子により発生するノイズや高調波電流を交流入力側に還流することを抑制するために設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2004−327152号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述の従来の電子バラスト回路のフィルタ140はコイル141とコンデンサ142からなるため、トライアック側から見て共振周波数を有する回路となっている。この共振周波数は、トライアックの保持電流に影響を生じさせ、流通角幅を乱すので、トライアックによる位相制御が理想通りに動作しなくなる。結果として、LEDランプ160に流れる電流の精度の悪化を招来し、調光を不安定なものとする。本発明が解決しようとする課題は、この調光の不安定さを解決することである。
【0007】
[従来回路の問題点]
まず問題点である調光不安定動作を説明する前に、トライアックによる供給電力調整が正常に行われる例を、図2、3を用いて説明する。
【0008】
図2は、図1からフィルタ140、DC−DCコンバータ150、LEDランプ160を除いた回路であり、トライアックによる電力調整が正常に行われる場合を説明するための図である。図2の他の構成要素、即ち、交流電源、トライアック210、整流器220、及びダミー負荷230は図1と同じであるので、各構成要素の動作についての説明は省略する。図2において、Ib1はダミー負荷230に流れる電流を、Id1,Ie1はトライアックに流れる電流を、Va1は整流器220の出力電圧を示す。
【0009】
図3に、図2の回路において交流電源から入力される交流電圧をトライアック210で例として位相角90度(流通角90度)に制御値を設定して、トライアック210を点弧したときの、整流器220の出力部の電圧波形Va1、ダミー負荷230に流れる電流波形Ib1、トライアック210に流れる電流波形Id1,Ie1を示す。ここで、Va1,Ib1,Id1の波形は、トライアックの点弧後の流通を保持させるための一定値以上の電流(以下、最小保持電流と略称する)を考慮せず、トライアックに流れる電流がゼロになっても流通角の保持が出来るものと仮定した場合の電流波形であり、Ie1の波形は、トライアックの最小保持電流を考慮した場合の実際の電流波形である。
【0010】
整流器220の出力部の電圧波形Va1は、交流電源から出力された交流電圧がトライアックで位相角90度に制御値を設定し点弧され、整流器で負電圧を正電圧に変換されるため、図3のVa1で示した正弦波の1/4部分が並んだ波形となる。
【0011】
ダミー負荷230に流れる電流波形Ib1は、整流器の出力電圧をダミー負荷の抵抗値で割った値となるのでVa1に比例した波形となり、図3のIb1で示した波形となる。
【0012】
トライアック210に流れる電流波形Id1は、Ib1が整流器によって変換される前の電流であり、Ib1を180度ごとに正負にした波形となるので、図3のId1で示した波形となる。
【0013】
上記Va1,Ib1,Id1の波形については、トライアックの最小保持電流を考慮せず、トライアックに流れる電流がゼロであっても流通角を保持できる場合(以下、保持電流を無視した場合と表現する)を仮定して説明した。しかし実際には、トライアックを動作させるためには、トライアックには最小保持電流以上の電流が流れることが必要となる。このことを図3を用いて説明する。図3のId1には最小保持電流を考慮しない場合のトライアックから出力される電流波形(実線)、トライアックを動作させるための最小保持電流の値(+−側にそれぞれ破線で示される)、及びこの電流波形と最小保持電流値との交点(黒丸部)が記載されている。電流値の絶対値が最小保持電流の絶対値を下回ると、トライアックの流通角は終了し、次のサイクルの90度位相で位相角が開始する。よって、トライアックから出力される実際の電流波形は、図3のIe1に実線で示すような波形となる。
【0014】
なお、Va1,Ib1の実際の波形もトライアックから出力される電流の絶対値が必要保持電流の絶対値を下回っている区間においてゼロとなるが、図3のVa1,Ib1においてはこのゼロとなる区間を省略している。
【0015】
上記のように、最小保持電流を必要とするトライアックでは位相角180度付近では180度より若干早めに流通角が終わることになる。しかしながら、180度付近の交流の谷は電力が少ない箇所であるので大きな問題は生じない。このように負荷としてのLEDランプ160に対してトライアックの位相角設定によって流通角の幅に比例した電力供給調整を行うことが出来る。
【0016】
次に調光不安定状態が発生する状況、即ちコイルとコンデンサからなるLC回路フィルタを図2の整流器の出力に接続し、このLC回路フィルタの出力にDC−DCコンバータを接続した場合の動作について図4,5を用いて説明する。
【0017】
図4の各構成要素は、図1と同様であるので詳細な説明は省略する。また、図2と同様に、図4において、Ib2はダミー負荷430に流れる電流を、Ic2はフィルタ440に流れる電流を、Id2,Ie2はトライアック410に流れる電流を示す。
【0018】
LC回路フィルタに入力される電流Ic2は、フィルタ部がコイルとコンデンサを含むリアクタンス回路であるために、トライアック点弧時に過渡電流によりリアクタンス特性に内在する共振周波数で共振が生じる。
【0019】
図5において、整流器420の出力部の電圧波形Va2、ダミー負荷430に流れる電流波形Ib2、トライアック410に流れる電流波形Id2,Ie2を示す。また、図5においてIc2は、LC回路フィルタに入力される電流波形を示す。図5におけるVa2,Ib2,Ic2,Id2は、図3と同様に最小保持電流を無視した場合の波形であり、Ie2は最小保持電流を考慮した場合の波形である。
【0020】
Va2及びIb2は、図3に示した波形と同様の波形を示す。
【0021】
共振電流Ic2の波形は、図5に示すように、DC−DCコンバータに流れる電流の大きさと共振周波数のリップルとが重畳されたものになる。この共振電流のリップル振幅は、フィルタのリアクタンスのインピーダンス特性や、DC−DCコンバータの処理電力次第で変化する。特にリアクタンスの共振インピーダンスが低い時やDC−DCコンバータへの消費電流が多い場合、リップルの谷は深くなる。
【0022】
整流器の出力側にはIb2とIc2が加算された電流が流れる。従って、トライアックの出力電流Id2は、図5に示すように、Ib2とIc2を加算した電流を180度ごとに正負にした電流波形となる。
【0023】
図5のId2には、図3のId1と同様に、最小保持電流を考慮しない場合のトライアックから出力される電流波形(実線)と、トライアックを動作させるための最小保持電流の値(+−側にそれぞれ破線で示される)、及びこの電流波形と最小保持電流値との交点(黒丸部)を記載した。
【0024】
図5のId2からも明らかな通り、この電流波形と最小保持電流値との交点は、トライアックが流通動作に入った直後に存在するので、トライアックの流通角の設定値よりも大幅に少ない流通角にて流通動作が終了することとなる。また動作終了後180度位相角内でトライアックが再点弧されることがあっても、上記と同じ電流波形が発生するので、わずかな流通角で流通動作が終了してしまうことを繰り返す。いずれにしても、位相角で点弧し180度直前で流通終了するという所望のトライアックの電力供給調整を行うことができない。
【0025】
以上の通り、従来の電子バラスト回路では、流通動作に入った直後に流通動作を終了する現象が生じ、DC−DCコンバータの出力側に接続される負荷に所望の電流を精度良く供給することが出来なかった。
【課題を解決するための手段】
【0026】
上述した従来技術の課題を解決するべく鋭意研究を行った結果、整流器の出力と電力変換部の入力との間に抵抗素子及び容量素子からなるリアクタンス回路のフィルタを設置することにより、上記の課題を達成し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0027】
即ち本発明は以下の通りである。
【0028】
本発明は、照明器に供給される電力を制御する電子バラスト回路であって、トライアックで位相制御された交流電圧を入力する整流器と、整流器の出力端に接続され、抵抗素子及び容量素子からなるフィルタと、フィルタの出力端に接続される電力変換部とを有することを特徴とする。
【0029】
本発明の一実施形態は、抵抗性分流回路が、整流器とフィルタの間に並列に、又は整流器の入力側に接続されることを特徴とする。
【0030】
本発明の一実施形態は、照明器が、LEDランプ、白色電球、又は蛍光放電管のうちの何れかであることを特徴とする。
【0031】
本発明の一実施形態は、フィルタが、RC直列回路又はRC直列多段回路であることを特徴とする。
【0032】
本発明の一実施形態は、電力変換部が、DC−DCコンバータ又はDC−ACインバータであることを特徴とする。
【0033】
本発明の一実施形態は、抵抗性分流回路が、抵抗素子からなる回路または定電流回路であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0034】
本発明によれば、トライアックによる電力の位相制御入力によって、電力変換部の出力に接続される負荷(例えばLEDランプ)に所望の制御された電力を高精度に供給することを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】従来の電子バラスト回路を説明するための回路図である。
【図2】図1からフィルタ、DC−DCコンバータ、LEDランプを除いた回路図である。
【図3】図2の回路の各点における電流、電圧波形を示す図である。
【図4】従来の電子バラスト回路を説明するための回路図である。
【図5】図4の回路の各点における電流、電圧波形を示す図である。
【図6】本発明の実施形態に係る電子バラスト回路を説明するための回路図である。
【図7】図6の回路の各点における電流、電圧波形を示す図である。
【図8】本発明の実施形態に係る電子バラスト回路で使用するフィルタの構成例を示す図である。
【図9】本発明の実施形態に係る電子バラスト回路で使用する抵抗性分流回路の構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0036】
以下、本発明を実施するための形態(以下、「本実施形態」と言う。)について図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明は以下の記載に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々変形して実施することができる。
【0037】
[電子バラスト回路]
図6は、本実施形態に係る電子バラスト回路600、トライアック610、電子バラスト回路600の出力側に接続される負荷としてのLEDランプ660、及びトライアック610の入力側に接続された交流電源からなる回路図である。電子バラスト回路600は、トライアック610で位相制御された交流電圧が入力される整流器620と、整流器620の出力端に接続される抵抗641及びコンデンサ642からなるRC回路フィルタ640と、整流器620とフィルタ640の間に接続される抵抗性分流回路630と、フィルタ640の出力端に接続される電力変換部として機能するDC−DCコンバータ650とから構成される。図6において、Ib3は抵抗性分流回路630に流れる電流を、Ic3はフィルタ640に流れる電流を、Id3,Ie3はトライアック610に流れる電流を示す。
【0038】
本実施形態の電子バラスト回路の各構成要素を以下に説明する。
【0039】
[フィルタ]
本実施形態で用いるフィルタは抵抗素子及び容量素子からなるフィルタであれば特に制限されず、図8に示すRC回路や、RC回路の直列多段回路などが使用できる。電力供給調整を高精度に行う観点から抵抗素子及び容量素子のみからなるフィルタであり、誘導素子を有さないフィルタであることが好ましい。
【0040】
[抵抗性分流回路]
本実施形態で用いる抵抗性分流回路は整流器の入力側に接続されるトライアックの誤動作を防ぐために用いられ、トライアックから見て抵抗成分として認識されるものであれば特に制限されず、図9に示す抵抗素子からなる回路や定電流回路などが使用できる。また、抵抗性分流回路が接続される位置はトライアックから見て抵抗成分として認識されるものであれば良く、整流器とフィルタの間や、整流器の入力側に接続されることが好ましく、回路構成を単純にする観点から整流器とフィルタの間に接続されることがより好ましい。
【0041】
[電力変換部]
本実施形態で用いる電力変換部としては、DC−DCコンバータやDC−ACインバータを使用することができ、接続される負荷が直流電力により動作するものであればDC−DCコンバータを用いることが好ましく、接続される負荷が交流電力により動作するものであればDC−ACインバータを用いることが好ましい。
【0042】
[負荷]
図6では、負荷としてLEDランプ660が示されているが、電力変換部(図6では、DC−DCコンバータ650)から出力される電力により動作するものであれば特に制限されず、白色電球、蛍光放電管なども使用することができる。高精度な電流供給が必要とされる観点から、本実施形態に係る電子バラスト回路により、LEDランプ、蛍光放電管を好適に使用できる。LEDランプは直流で動作する負荷の代表例であり、蛍光放電管は交流で動作する負荷の代表例である。
【0043】
[電子バラスト回路の動作]
図6に示した本実施形態の電子バラスト回路を含む回路の動作について、図3及び図5と同様に交流電源から入力される交流電圧をトライアックで位相角90度(流通角90度)に制御値を設定し、点弧したときの例を、図7を用いて説明する。図7において、Va3,Ib3,Ic3,Id3,Ie3は、図3及び図5と同様に、図6でそれぞれ示した箇所における電圧又は電流の波形である。図3及び図5と同様に、Va3,Ib3,Ic3,Id3は最小保持電流を無視した場合の波形であり、Ie3は最小保持電流を考慮した場合の波形である。
【0044】
Va3及びIb3については、図3及び図5に示した波形と同様の波形を示す。
【0045】
Ic3については、フィルタ640が抵抗素子として抵抗641及び容量素子としてコンデンサ642から構成されており、そのリアクタンス特性からトライアック点弧直後に過度の電流の増大は発生するものの、図5のIc2で見られた共振リップルの谷は発生せず、トライアックが流通動作に入ることに伴い瞬時に増大し、その後滑らかに減衰している。この波形は、抵抗素子と容量素子から成るフィルタからのステップパルス応答にDC−DCコンバータへの入力電流が重畳したものである。
【0046】
Id3については、図5の場合と同様にIb3とIc3を加算した電流を180度ごとに正負にした電流波形となり、トライアックに流れる電流Id3の絶対値はトライアックが流通動作に入ることに伴い瞬時に増大し、その後滑らかに減少する。
【0047】
Ie3については、トライアックが流通動作に入ることに伴い、トライアックに流れる電流Id3の絶対値が瞬時に増大し、その後滑らかに減少するので、図3のIe1に示したフィルタを含まない回路の場合と同様に、電流波形と最小保持電流の値との交点における角度は、トライアックの設定値(図7の例においては180度)の直前となる。このように、図6の回路によれば、フィルタ640に入力される電流が共振を生じないので、所望の電力供給調整を高精度に行うことが出来る。
【0048】
図6に基づいて説明した電子バラスト回路は、接続する負荷としてLEDランプを、電力変換部としてDC−DCコンバータを用いたが、接続する負荷を蛍光放電管とし、電力変換部をDC−ACインバータとした構成においてもトライアックによる高精度な位相制御点灯が可能である。DC−DCとDC−ACの入力特性がトライアック側から見て同一特性になるからである。
【産業上の利用可能性】
【0049】
本発明は、入力にトライアックで制御された電力を、出力に照明用ランプ負荷を接続する電子バラスト回路に適用する。特に入力電源として商用AC電源を用いる場合や負荷としてLEDランプや蛍光放電管を用いる場合の電子バラスト回路に好適である。
【符号の説明】
【0050】
100、400、600:電子バラスト回路
110、210、410、610:トライアック
120、220、420、620:整流器
130、230、430:ダミー負荷
630:抵抗性分流回路
140、440、640:フィルタ
141、441:コイル
641:抵抗
142、442、642:コンデンサ
150、450、650:DC−DCコンバータ
160、460、660:LEDランプ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
照明器に供給される電力を制御する電子バラスト回路であって、
トライアックで位相制御された交流電圧を入力する整流器と、
前記整流器の出力端に接続され、抵抗素子及び容量素子からなるフィルタと、
前記フィルタの出力端に接続される電力変換部と
を有することを特徴とする電子バラスト回路。
【請求項2】
抵抗性分流回路が、前記整流器と前記フィルタの間に並列に、又は前記整流器の入力側に接続されることを特徴とする請求項1に記載の電子バラスト回路。
【請求項3】
前記照明器は、LEDランプ、白色電球、又は蛍光放電管のうちの何れかであることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子バラスト回路。
【請求項4】
前記フィルタは、RC直列回路又はRC直列多段回路であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電子バラスト回路。
【請求項5】
前記電力変換部は、DC−DCコンバータ又はDC−ACインバータであることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の電子バラスト回路。
【請求項6】
前記抵抗性分流回路は、抵抗素子からなる回路または定電流回路であることを特徴とする請求項2乃至5の何れかに記載の電子バラスト回路。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2011−150930(P2011−150930A)
【公開日】平成23年8月4日(2011.8.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−12205(P2010−12205)
【出願日】平成22年1月22日(2010.1.22)
【出願人】(303046277)旭化成エレクトロニクス株式会社 (840)
【Fターム(参考)】