説明

画像処理装置及び方法

【課題】画像に合成用画像を合成してなる印刷データを生成するに際して、用紙サイズや画像の向きに柔軟に対応できるとともに、データ容量が肥大化することがないようにする。
【解決手段】一つのフレームを複数のフレーム部品からなるものとして扱い、画像にフレームを合成してなるプリントデータを生成する際に、各フレーム部品の合成条件を設定することができる。例えば「★A HAPPY NEW YEAR」という文字列を含むフレームが、「★」、「A HAPPY」、「NEW YEAR」という3つのフレーム部品からなるものとして扱い、各フレーム部品「★」、「A HAPPY」、「NEW YEAR」の有無、用紙上の位置、角度を設定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像に合成用画像を合成してなる印刷データを生成するプリンタ等に用いて好適な画像処理装置、方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のプリンタには、外部表示装置又はプリンタに備えた表示部によりフレームを選択し、プリントする画像に合成できるようにしたものがある。例えば特許文献1には、ラベル生成を行う際にフレームを設定し、文字列長に応じてフレームを変化させるラベルプリンタが開示されている。
【0003】
【特許文献1】特開平7−156497号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の例では、多数の用紙サイズに対応するために計算で設定される単純な形状のフレームしか利用することができない、又は、用紙サイズ別にデータを用意しなければならずデータ容量が肥大化してしまう、という欠点があった。
【0005】
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、画像に合成用画像を合成してなる印刷データを生成するに際して、用紙サイズや画像の向きに柔軟に対応できるとともに、データ容量が肥大化することがないようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の画像処理装置は、画像に合成用画像を合成してなる印刷データを生成する画像処理装置であって、一つの合成用画像を複数の画像部品からなるものとして扱い、前記各画像部品の合成条件を変更可能であることを特徴とする。
本発明の画像処理方法は、画像に合成用画像を合成する画像処理方法であって、一つの合成用画像を複数の画像部品からなるものとして扱い、画像に前記合成用画像を合成する際に、前記各画像部品の合成条件を変更する変更工程と、変更された合成条件に基づいて合成用画像と画像を合成する合成工程とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、一つの合成用画像を複数の画像部品からなるものとして扱い、各画像部品の合成条件(例えば、用紙上の位置等)を設定可能とした。これにより、画像に合成用画像を合成してなる印刷データを生成するに際して、用紙サイズや画像の向きに柔軟に対応することができる。また、用紙サイズや画像の向き別に合成用画像のデータを用意しなくてもよいので、データ容量が肥大化することがない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
図1は、本発明を適用した実施形態に係るプリンタ及びプリンタまわりの構成を示すブロック図である。1は本発明の画像処理装置として機能するプリンタである。2はプリンタ1に装着されたメモリカードである。3はダイレクトプリントに対応したデジタルカメラである。
【0009】
プリンタ1において、11はCPUであり、プリンタ1の全体を制御し、各種データ演算を行う。12はRAMであり、CPU11が動作中に各種データを格納する。13はROMであり、CPU11が実行するプログラムや各種データを予め格納しておく。14はユーザインターフェースモジュールであり、ユーザが操作するためのボタンの状態を読み取る。15はI/Oポートであり、デジタルカメラ3や不図示パーソナルコンピュータ等と接続し、データ送受信を行う。16はプリントモジュールであり、プリントヘッドや給排紙モータ等を備え、例えばデジタルカメラ3から送信された画像データを印刷する。17はビデオモジュールであり、LCD等の表示手段に画像等を表示する。18はメモリカードインターフェースであり、外部メモリカード2と接続する。19は電源であるバッテリである。
【0010】
本実施形態のプリンタ1では、画像に合成用画像(フレーム)を合成してなる印刷データ(プリントデータ)を生成することができる。そして、一つのフレームを複数のフレーム部品(画像部品)からなるものとして扱い、プリントデータを生成する際に、各フレーム部品の合成条件(本実施形態では、各フレーム部品の有無、用紙上の位置、角度)を設定する。
【0011】
図2は、各フレーム部品の有無、用紙上の位置、角度を設定するためのフレーム構造記述データの例を示す図である。フレームID41で示されるフレーム4は、部品ID42、45、46、・・・で示される複数のフレーム部品から構成される。具体例として、後述するように「★A HAPPY NEW YEAR」という文字列を含むフレームが、「★」というマーク、「A HAPPY」という文字列、「NEW YEAR」という文字列の3つのフレーム部品からなるとする。
【0012】
例えば部品ID42で示される第1のフレーム部品は、用紙上の配置情報(座標情報)43で示される位置に、回転角44で示される角度で合成される。同様に、部品ID45で示されるフレーム部品及び部品ID46で示されるフレーム部品も配置情報及び回転角をそれぞれ有する。なお、配置情報43及び回転角44の他に、縮小・拡大率のようにフレーム部品の大きさを変化させるための情報を付加してもよい。
【0013】
部品ID42、45、46は実際のフレーム部品データ(フレーム部品の実体)と関連付けられており、フレーム部品の実体はROM13や外部メモリカード2、デジタルカメラ3等に存在する。すなわち、フレーム構造記述データをフレーム部品の実体と別に管理している。
【0014】
このように複数のフレーム部品の組み合わせで一つのフレームを構成することで、少ないデータ量で多くの種類のフレームを作成することができ、また、用紙サイズや画像の向きに応じてフレームを柔軟に変化させることができる。
【0015】
図3は、プリンタ1において、印刷対象の画像にフレームを合成して生成されるプリントデータをプリントモジュール16で印刷する前に、画像にフレームを合成してなるプリントデータを生成するプリントデータ生成シーケンスを示すフローチャートである。ステップS1001で、プリントモジュール16により画像を印刷用紙に印刷する際の印刷設定を参照し、印刷用紙サイズを判定する。ステップS1002で画像データのヘッダ部分を参照し、画像の向き(縦横)を判定する。
【0016】
次に、ステップS1003で、ステップS1001、S1002において得られた用紙サイズ及び画像の縦横の情報からROM13に格納されているフレーム配置テーブルを検索し、各フレーム部品の配置等を決定する。ここで、決定されたフレーム配置にしたがって各フレーム部品を予め合成して1つのフレームデータを生成しておく。
【0017】
その後、ステップS1004で、プリント対象の画像の画像データを取得する。そして、ステップS1005で、S1003で生成したフレームデータをS1004で取得したプリント対象の画像データに合成し、合成画像データを生成する。そして、この合成画像データをプリントデータに変換し、プリントデータを生成する。ステップS1006では、生成されたプリントデータに基づいてプリントモジュール16で合成画像の印刷が実行される。
【0018】
ここでは、各フレーム部品から構成されるフレームと印刷対象の画像とを合成し印刷する場合のプリントシーケンスについて説明した。しかし、本発明はプリントする場合だけでなく、各フレーム部品から構成されるフレームと合成対象の画像を合成し、プリンタ1のLCD等の表示手段に表示する場合にも適応可能である。その場合、ステップS1005では、合成語の画像データをプリントデータに変換するのではなく、ビデオモジュール17において表示用データに変換し、表示手段に表示する。合成後の画像を表示させることにより各フレーム部品がどのように配置されるのかを確認することができる。
【0019】
また、上記のシーケンスにおいて、一度各フレーム部品を合成して1つのフレームデータを生成してから合成対象の画像と合成したが、ステップS1003においてフレームデータを生成せずに、ステップS1005において一度に各フレーム部材と合成対象画像とを合成しても良い。
【0020】
図4〜図11は、プリントする画像に対して同じフレームを選択した際の、用紙サイズ及び画像の向きによって該フレームを変化させるためのフレーム構造記述データとプリントイメージを示したものである。
【0021】
図4は、フレーム「★A HAPPY NEW YEAR」をポストカードサイズの横画像に合成する場合のフレーム構造記述データを示す図である。図5に示すように、ポストカードサイズの用紙では、長辺にフレーム部品「★」、「A HAPPY」、「NEW YEAR」を一列に並べる十分な大きさがある。そこで、プリント用紙の上部にフレーム部品を並べて配置する構造となっている。
【0022】
図6は、フレーム「★A HAPPY NEW YEAR」をポストカードサイズの縦画像に合成する場合のフレーム構造記述データを示す図である。図7に示すように、ポストカードサイズの用紙では、短辺にフレーム部品「★」、「A HAPPY」、「NEW YEAR」を一列に並べる十分な大きさが確保できない。そこで、第1のフレーム部品「★」、第2のフレーム部材「A HAPPY」を画像の左上から並べて配置し、第3のフレーム部品「NEW YEAR」を第1、2のフレーム部品「★」、「A HAPPY」の下に配置する構造となっている。この場合、図7に示すように、「A HAPPY NEW YEAR」という文字列が改行されることになり、同じフレームでも全体の印象が大きく変わる。また、縦画像に対応するために、各フレーム部品「★」、「A HAPPY」、「NEW YEAR」を90度回転させる構造となっている。
【0023】
図8は、フレーム「★A HAPPY NEW YEAR」をLサイズの横画像に合成する場合のフレーム構造記述データを示す図である。図9に示すように、Lサイズの用紙では、長辺にもフレーム部品「★」、「A HAPPY」、「NEW YEAR」を一列に並べる十分な大きさが確保できない。この場合も、第1のフレーム部品「★」、第2のフレーム部材「A HAPPY」を画像の左上から並べて配置し、第3のフレーム部品「NEW YEAR」を第1、2のフレーム部品「★」、「A HAPPY」の下に配置する構造となっている。
【0024】
図10は、フレーム「★A HAPPY NEW YEAR」をカードサイズの画像に合成する場合のフレーム構造記述データを示す図である。図11に示すように、フレーム部品「★」、「A HAPPY」、「NEW YEAR」を全て配置すると、画像をプリントする面積が不足してしまう。そこで、第1のフレーム部品「★」の配置情報は「NO USE」として使用せず、第2のフレーム部品「A HAPPY」、第3のフレーム部材「NEW YEAR」の2つだけ使用する。そして、第2のフレーム部品「A HAPPY」を画像の左上に配置し、第3のフレーム部品「NEW YEAR」を画像の右下に配置する構造となっている。
【0025】
以上の4つのプリント例において、プリントに必要とするフレームデータは全て同一のものを使用している。すなわち、一つのフレームを複数のフレーム部品からなるものとして扱い、フレーム構造記述データを用いて各フレーム部品の有無、用紙上の位置、角度の3つを制御することでフレームのパターンを増やし、各種プリント用紙サイズ及び画像の向きに対して最適なフレームを構築する。したがって、プリントパターン毎にフレームデータを保持するのに比べて、大幅に必要データ量を削減することができる。
【0026】
また、同じフレーム部品を複数配置することにより、用紙サイズにかかわらず最小のデータ容量で用紙の縁全体を覆うようなフレームを作成することもできる。これにより、同じROM容量であれば多くのフレームを備え、また同じフレーム数であればよりコストを低減させることができる。
【0027】
上記実施形態では、用紙サイズ及び画像の向きに応じて、各フレーム部品の合成条件が自動に変更される例(本発明でいう変更手段による処理例)を説明したが、それに限られるものではない。例えばフレームが合成された画像をLCD等の表示手段に表示し、それを見ながら、ユーザが各フレーム部品の合成条件を任意に設定できるようにしてもよい。この場合に、プリントデータを生成してからそれを表示用データに変換するようにしてもよい。また、各フレーム部品に対応する表示用フレームデータを別途用意しておき、解像度に応じてフレーム構造記述データを変換してから表示用フレームデータに適用することで表示用データを生成するようにしてもよい。
【0028】
また、例えばフレームが合成された画像をLCD等の表示手段に表示し、ユーザがLCDに表示された画像を見ながら操作ボタン等により画像の回転操作を行う場合は、回転操作に応じて自動的に画像の向きに適した合成条件に変更してもよい。この場合、回転操作により回転の指示が入力されるたびに、合成条件が変更される。そして、回転操作されるたびに、変更された合成条件で生成されたフレームと画像を合成しLCDに表示することにより変更後のフレームを確認することができる。
【0029】
また、上記実施形態では、プリンタ単体で本発明を実施する場合について説明したが、プリンタとプリンタに接続されたパーソナルコンピュータ、デジタルカメラ等の画像処理装置とのシステムにおいて実現しても良い。
【0030】
なお、本発明の目的は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システム或いは装置に供給することによっても達成される。この場合、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。
【0031】
この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
【0032】
プログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0033】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけに限らない。例えば、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現されてもよい。
【0034】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる形態でもよい。この場合メモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本発明を適用した実施形態に係るプリンタ及びプリンタまわりの構成を示すブロック図である。
【図2】フレーム構造記述データの例を示す図である。
【図3】本実施形態に係るプリンタにおけるプリントデータ生成シーケンスを示すフローチャートである。
【図4】フレーム構造記述データの例を示す図である。
【図5】図4のフレーム構造記述データでプリントした画像を示す図である。
【図6】フレーム構造記述データの例を示す図である。
【図7】図6のフレーム構造記述データでプリントした画像を示す図である。
【図8】フレーム構造記述データの例を示す図である。
【図9】図8のフレーム構造記述データでプリントした画像を示す図である。
【図10】フレーム構造記述データの例を示す図である。
【図11】図10のフレーム構造記述データでプリントした画像を示す図である。
【符号の説明】
【0036】
1 プリンタ
2 メモリカード
3 デジタルカメラ
11 CPU
12 RAM
13 ROM
14 ユーザインターフェースモジュール
15 I/Oポート
16 プリントモジュール
17 ビデオモジュール
18 メモリカードインターフェース
19 バッテリ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像に合成用画像を合成してなる印刷データを生成する画像処理装置であって、
一つの合成用画像を複数の画像部品からなるものとして扱い、前記各画像部品の合成条件を変更可能であることを特徴とする画像処理装置。
【請求項2】
前記合成条件は、前記画像部品の有無、配置、角度、大きさのうち少なくともいずれか一つを含むことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記各画像部品の合成条件を記述したデータを、前記各画像部品の実体とは別に管理することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
用紙サイズを判定するサイズ判定手段と、
前記判定手段により判定された用紙サイズに応じて、前記各画像部品の合成条件を変更する変更手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
【請求項5】
合成用画像を合成する対象となる画像の向きを判定する判定手段と、
前記判定手段により判定された画像の向きに応じて、前記各画像部品の合成条件を変更する変更手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
【請求項6】
合成用画像が合成された画像を表示する表示手段を備え、
前記各画像部品の合成条件がユーザの指示により設定可能であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
【請求項7】
合成対象の画像の回転を指示する操作手段を備え、
前記操作手段により画像の回転が指示されたことに応じて、前記合成条件を変更することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
【請求項8】
画像に合成用画像を合成する画像処理方法であって、
一つの合成用画像を複数の画像部品からなるものとして扱い、画像に前記合成用画像を合成する際に、前記各画像部品の合成条件を変更する変更工程と、
変更された合成条件に基づいて合成用画像と画像を合成する合成工程とを有することを特徴とする画像処理方法。
【請求項9】
前記合成した画像を印刷用紙に印刷するための制御を行う制御工程と、
印刷用紙サイズを判定するサイズ判定工程とを有し、前記各画像部品の合成条件を変更することを特徴とする請求項8に記載の画像処理方法。
【請求項10】
前記合成用画像を合成する対象となる画像の向きを判定する判定工程を有し、
前記画像の向きに応じて、前記各画像部品の合成条件を変更することを特徴とする請求項8又は9に記載の画像処理方法。
【請求項11】
請求項8〜10のいずれか1項に記載の画像処理方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【請求項12】
請求項11に記載のプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2009−105674(P2009−105674A)
【公開日】平成21年5月14日(2009.5.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−275631(P2007−275631)
【出願日】平成19年10月23日(2007.10.23)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】