説明

画像形成装置及びその画像形成装置の情報出力方法

【課題】 外部記憶装置を接続して画像形成装置内の情報を出力させる際、その情報の出力を容易かつ短時間にすることができる画像形成装置及びその画像形成装置の情報出力方法を提供する。
【解決手段】 MFPは、USBインタフェースに外部記憶装置が接続されたことを検知すると(ST1)、その外部記憶装置から所定の暗証情報と出力させる情報を指定するための指定情報とを取得し(ST2)、その取得した暗証情報と予め記憶している暗証情報とが一致するか否かを判断し(ST3)、暗証情報が一致していると判断したならば、指定情報に基づいて外部記憶装置へ内部に設けられた各装置に関する動作状態を示す動作状態情報を出力する(ST4)。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、内部に設けられた各装置の動作状態に関する情報を外部へ出力可能な画像形成装置及びその画像形成装置の情報出力方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置、例えば電子写真装置において、オペレータが外部記憶装置を接続した後、オペレーションパネルから所定の操作を行うことにより、不揮発性メモリー内の情報を外部記憶装置へ出力させることができるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平4−50957号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
特許文献1に記載されたものでは、外部記憶装置を画像形成装置に接続した後、オペレータがオペレーションパネルに所定の操作を行わなければ、画像形成装置内の情報を外部記憶装置へ出力させることができない。また、画像形成装置内に記憶される情報は、例えば、内部に設けられるスキャナやプリンタ等の各装置の状態に関する情報や、故障等の情報等である。このため、フィールドサービスを行うサービスマンが画像形成装置の設置場所である顧客先へ赴き、画像形成装置を特別なモードで立ち上げた後コンピュータ装置等を用いて上記情報を取得し、不具合等の解析等を行う本部に取得した情報を持ち帰る場合もある。このように、画像形成装置内の情報を外部記憶装置へ出力させるためには、オペレーションパネルを使用して特別な操作を行うことが必要であり、オペレータ(サービスマン)にとって時間もかかり、煩雑な作業なものとなっていた。
【0004】
また、上述のように外部記憶装置を接続して画像形成装置内の情報を出力させる際、画像形成装置内の情報を前回取得したときの日時がわからず、また、画像形成装置から外部記憶装置へ出力する情報を指定することができないため全ての情報を出力させる必要があった。このため、本来必要でない情報まで画像形成装置から外部記憶装置へ出力させることになり、情報の出力に時間がかかってしまい時間のロスを生じていた。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、外部記憶装置を接続して画像形成装置内の情報を出力させる際、その情報の出力を容易かつ短時間にすることができる画像形成装置及びその画像形成装置の情報出力方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、外部記憶装置と通信可能であることを検知すると、その外部記憶装置から所定の暗証情報と出力させる情報を指定するための指定情報とを取得し、その取得した暗証情報と予め記憶している暗証情報とが一致するか否かを判断し、暗証情報が一致していると判断したならば、指定情報に基づいて外部記憶装置へ内部に設けられた各装置に関する動作状態を示す動作状態情報を出力するものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によると、外部記憶装置を接続して画像形成装置内の情報を出力させる際、その情報の出力を容易かつ短時間にすることができる画像形成装置及びその画像形成装置の情報出力方法を提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は画像形成装置であるMFP1(マルチ・ファンクション・ペリフェラルズ)1の内部構成を概略的に示す図である。MFP1は、スキャナ機能、ネットワークプリンタ機能、コピー機能、ファックス機能等を有する多機能の画像形成装置である。このように本発明を多機能のMFP1に適用した場合で説明するが、多機能でなくともプリンタ機能を有する画像形成装置であれば良い。なお、MFP1がこれらの各機能を実現するための構成については従来よりあるものと同様であるため詳細な説明は省略する。
【0009】
MFP1の構成を、図1に示すように、システムハードウェア層2、デバイスドライバ層3、オペレーティングシステム層4、アプリケーション層5のように階層分けして説明する。
【0010】
システムハードウェア層2は、通信手段としてのUSBインタフェース21のみ図示しているが、上述のスキャナ機能、ネットワークプリンタ機能、コピー機能、ファクシミリ機能等の各種機能を実現するために必要な各ハードウェア(各装置)を有している。
デバイスドライバ層3は、システムハードウェア層2の各ハードウェアの動作を制御するためのドライバを記憶する。例えば、USBインタフェース21に外部記憶装置100が接続されたか否かを検出する。
オペレーティングシステム層4は、MFP1を動作させる基本動作システムであるオペレーティングシステムを記憶する。
【0011】
アプリケーション層5は、システムハードウェア層2の各ハードウェアの動作を制御するためのコンピュータ・プログラムである動作モジュールを記憶する。このアプリケーション層5は、動作モジュールが階層構造をなして構成されている。例えば図示のように、システムハードウェア層2の各インタフェース(図示しないが、例えばLAN,シリアル,パラレル等のインタフェース)と接続された外部装置との通信を制御するネットワーク制御部51は、上位階層として、複数の動作モジュール、例えばUSBインタフェース21に外部装置が接続されたか否かをデバイスドライバ層3を監視することにより検出するUSB検出部51a、…、詳細は図3のフローチャートを参照して後述する情報出力制御部51b等を有している。また、システムハードウェア層2の各ハードウェアの機構(図示しないが、例えば、プリンタ機構)を制御する機構制御部52は上位階層として複数の動作モジュールを有している。すなわち、MFP1が図示しないコントロールパネルや外部装置の指示により動作するときは、その動作に対応したアプリケーション層5の各階層の動作モジュールが動作し、オペレーティングシステム層4を介して、デバイスドライバ層3に命令を伝え、システムハードウェア層2のハードウェアを動作させて実行する。なお、説明を簡略化するためアプリケーション層5の動作モジュールは、2層構造の場合で説明しているが3層以上の構造であっても勿論良い。
【0012】
動作状態情報記憶手段としての動作状態情報記憶部5aは、MFP1内の各ハードウェアがどのような動作状態となっているかを動作モジュール毎に記憶する記憶部である。具体的には、動作状態情報記憶部5aには、アプリケーション層5の各階層の動作モジュールが動作したときに、モジュール毎にその動作状態を示す動作状態情報がその動作を行った日時を示す情報と関連付けて記憶される。例えば、MFP1が複写機能を実行したのであれば複写機能を実行するための各階層の動作モジュールが、それぞれ動作したことを各階層の動作モジュール毎に日時と関連付けて記憶し、故障等により複写機能が実行できなかったのであれば複写機能を実行するための各階層の動作モジュールのうち、動作した動作モジュールは動作したことを、動作しなかった動作モジュールは動作しなかったこと及びその原因等を各階層の動作モジュール毎に日時と関連付けて記憶する。
【0013】
暗証情報記憶手段としての暗証コード記憶部5bは、動作状態情報記憶部5aに記憶された動作モジュール毎の動作状態情報を外部装置へ出力して良いか否かを判断するための暗証コードを記憶する。
【0014】
外部記憶装置100は、MFP1のUSBインタフェース21に接続可能なインタフェースを備えており、記憶手段としての記憶部101を有している。
【0015】
図2は外部記憶装置100の記憶部101を概念的に示す図である。外部記憶装置100の記憶部101には、暗証コード記憶部102、指定情報記憶部103、動作状態情報記憶部104を有している。
【0016】
暗証コード記憶部102は、MFP1に、動作状態情報記憶部5aに記憶された動作モジュール毎の動作状態情報を出力して良いことを認識させるための暗証コードを記憶する。したがって、動作状態情報を読み取るMFP1に記憶された暗証コードと対応する暗証コードを記憶している。
【0017】
指定情報記憶部103は、MFP1から出力させる動作状態情報を指定するための指定情報を記憶する記憶部であり、日時情報記憶部103aと選択情報記憶部103bとを有している。日時情報記憶部103aは前回MFP1に動作状態情報を出力させた日時を示す日時情報を指定情報として記憶し、選択情報記憶部103bは、MFP1の動作状態情報記憶部5aに記憶された動作モジュール毎の動作状態情報のうち出力させる動作モジュールの動作状態情報を選択する選択情報を指定情報として記憶する。
【0018】
以下では、日時情報記憶部103aに日時情報が記憶されており、選択情報記憶部103bに選択情報が記憶されていない場合(すなわち、日時情報が指定情報である場合)で説明するが、この場合に限るものではなく、日時情報記憶部103aに日時情報が記憶されておらず、選択情報記憶部103bに選択情報が記憶されている場合(すなわち、選択情報が指定情報である場合)であっても良いし、日時情報記憶部103aに日時情報が記憶されているとともに選択情報記憶部103bに選択情報が記憶されている場合(すなわち、日時情報と選択情報とが指定情報である場合)であっても良い。
【0019】
この指定情報記憶部103の指定情報を変更する際には、例えば、外部記憶装置100をMFP1のUSBインタフェース21に接続後、MFP1の図示しないコントロールパネルを用いて指定情報を変更するためのモードを呼出し、所定の操作がなされて行われる。また、指定情報が日時情報の場合は動作状態情報がMFP1から出力されたときに、MFP1の指示により、その動作状態情報を新たに出力した日時となるように変更(更新)される。
【0020】
図3はMFP1が指定情報に基づいて外部記憶装置100へ動作状態情報を出力する情報出力制御部51bの処理の要部を示すフローチャートである。
【0021】
外部記憶装置接続検知処理により、USBインタフェース21に外部記憶装置100が接続されたか否かを検知する。この検知は、オペレーティングシステム層4を介してデバイスドライバ層3を、例えば、30秒のような所定の間隔でUSBインタフェース21に外部記憶装置100が接続されたか否かを示す情報が得られるか否かを監視することにより行う。この際、接続されている外部記憶装置100があると検知したならば、その外部記憶装置100が前回の検知時から継続して接続しているか否かも合わせて判断することにより、外部記憶装置100への不意の上書きを回避することができる(ST1,検知手段)。
【0022】
続いて、USBインタフェース21に外部記憶装置100が接続されたことを検知するとともにその外部記憶装置100が前回の検知時から継続して接続されたものでない場合には、情報取得処理により、外部記憶装置100の暗証コード記憶部102に記憶された暗証コード及び日時情報記憶部103aに記憶された日時情報を指定情報として取得する(ST2,情報取得手段)。
【0023】
ステップST2において、外部記憶装置100から取得した暗証コードと、暗証コード記憶部5bに記憶された暗証コードとが一致するか否かを、記憶装置認証処理により判断する(ST3,暗証情報認証手段)。この処理によりUSBインタフェース21に接続された外部記憶装置100が動作状態情報を出力して良い外部記憶装置100であることを認証することができる。この判断で暗証コードが一致しないと判断した場合及びステップST2で暗証コードの取得ができなかった場合は、いずれの場合も動作状態情報を出力して良い外部記憶装置とは認められないので、ステップST1の処理へ戻る。
【0024】
ステップST3において、暗証コードが一致すると判断した場合には、動作状態情報出力処理により、外部記憶装置100から取得した日時情報が示す日時より後の日時に動作状態情報記憶部5aに記憶された動作状態情報をオペレーティングシステム層4を介して取得し、その取得した動作状態情報をオペレーティングシステム層4、デバイスドライバ層3、USBインタフェース21を介して、外部記憶装置100へ出力する(情報出力手段)とともに、外部記憶装置100の日時情報記憶部103aに記憶されている日時情報を、新たに動作状態情報を出力した日時を示す日時情報に更新する(ST4)。したがって、外部記憶装置100の動作状態情報記憶部104に動作状態情報は記憶されるとともに日時情報記憶部103aに記憶されている日時情報は更新される。
【0025】
さらに、暗号化処理により、外部記憶装置100の動作状態情報記憶部104に記憶された動作状態情報を所定の暗号に暗号化する処理を行う(ST5,暗号化手段)。これにより、外部記憶装置100の動作状態情報記憶部104には、暗号化された動作状態情報が記憶される。この暗号化された動作状態情報は、例えば、オペレータ(フィールドサービスマン)が外部記憶装置100を、不具合の解析等を行う本部に持ち帰り、その本部に設置されるコンピュータ装置にて暗号化された動作状態情報が読み取られた後、解読される。
【0026】
この暗号化処理を行った後、終了処理により、動作状態情報を出力するために使用したハードウェア、ソフトウェア資源を解放してこの処理を終了する(ST6)。この処理が終了すると、ステップST1へ戻る。
【0027】
続いて、このように構成されたMFP1のUSBインタフェース21に外部記憶装置100を接続した場合の作用について説明する。
オペレータは、故障等の不具合が発生した場合に、又は定期的にMFP1がどのような状態となっているか調べるためにMFP1から動作状態情報を取得する際には、外部記憶装置100をUSBインタフェース21に接続する。MFP1は、USBインタフェース21に外部記憶装置100が接続されたことを検知すると、外部記憶装置100の暗証コードと指定情報である日時情報を取得し、その取得した暗証コードと暗証コード記憶部5bに記憶された暗証コードとが一致する場合には、取得した日時情報が示す日時より後の日時に対応する動作状態情報を外部記憶装置100へ出力するとともに外部記憶装置100の日時情報記憶部103aの日時情報を更新し、外部記憶装置100の動作状態情報記憶部104に記憶された動作状態情報を暗号化する。
【0028】
したがって、この実施の形態のMFP1によると、外部記憶装置100をUSBインタフェース21に接続するだけで、自動的にMFP1の動作状態情報記憶部5aに記憶された動作状態情報を外部記憶装置100へ出力することができるので、オペレータはコントロールパネル等の操作を一切必要とせずに、容易に動作状態情報を取得することができる。
【0029】
このようにオペレータは動作状態情報を取得する際に、コントロールパネル等の操作を必要としないため、コントロールパネルに不具合が生じた場合にも動作状態情報を容易に取得することができ、その動作状態情報に基づいて不具合の調整を行うことができる。
【0030】
また、MFP1は、前回動作状態情報を出力した日時、すなわち、外部記憶装置100の日時情報記憶部103aに記憶した日時情報が示す日時により後の日時に対応する動作状態情報記憶部5aに記憶された動作状態情報のみを外部記憶装置100へ出力し、動作状態情報記憶部5aに記憶している全ての動作状態情報を出力しないため、動作状態情報を出力する時間を短くすることができる。
【0031】
さらに、外部記憶装置100の動作状態情報記憶部104には、動作状態情報が暗号化されて記憶されるため、オペレータが外部記憶装置100を顧客先から不具合の内容を解析等する本部まで持ち帰る際に、紛失等の事態が生じたとしても第三者にその内容を容易に解読されることはないため、顧客情報の保護の強化を図ることができる。
【0032】
なお、上記実施の形態では、外部記憶装置100は、動作状態情報の取得をUSBインタフェース21を介して行う場合で説明したが、これに限るものではなく、他のインタフェースであっても良い。また、MFP1と外部記憶装置100とは無線通信を行い、MFP1は、指定情報に基づいて外部記憶装置100へ無線通信により動作状態情報を出力するようにしても良い。
【0033】
また、選択情報が指定情報の場合、日時情報及び指定情報がともに指定情報の場合でも日時情報が指定情報である場合で説明した上記実施の形態と同様な効果を得ることができる。
【0034】
本発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できるものである。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本発明の実施の形態における画像形成装置の内部構成を概略的に示す図。
【図2】同実施の形態における外部記憶装置の記憶部を概念的に示す図。
【図3】同実施の形態における動作状態情報を出力する処理の要部を示すフローチャート。
【符号の説明】
【0036】
1…MFP,5a…動作状態情報記憶部,5b…暗証コード記憶部,21…USBインタフェース,51…ネットワーク制御部,51a…USB検出部,51b…情報出力制御部,52…機構制御部,52a,52b…動作モジュール,100…外部記憶装置,101…記憶部,102…暗証コード記憶部,103…指定情報記憶部,103a…日時情報記憶部,103b…選択情報記憶部,104…動作状態情報記憶部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の暗証情報と出力させる情報を指定する指定情報とを記憶する記憶手段を有する外部記憶装置と通信を行う通信手段と、
内部に設けられた各装置を動作させる動作モジュールの動作状態を示す動作状態情報を記憶する動作状態情報記憶手段と、
前記動作状態情報の出力が許可された外部記憶装置であるか否かを判断するための暗証情報を記憶する暗証情報記憶手段と、
前記通信手段を介して前記外部記憶装置と通信可能であるか否かを検知する検知手段と、
前記検知手段で外部記憶装置と通信可能であることを検知した場合に、前記外部記憶装置から前記所定の暗証情報及び前記指定情報を取得する情報取得手段と、
前記情報取得手段で取得した所定の暗証情報と前記暗証情報記憶手段に記憶された暗証情報とが一致するか否かを判断する暗証情報認証手段と、
前記暗証情報認証手段で暗証情報が一致すると判断したならば、前記外部記憶装置に、前記指定情報に基づいて前記動作状態情報記憶手段に記憶された動作状態情報を前記通信手段を介して出力する情報出力手段とを具備することを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記指定情報は前回動作状態情報を出力された日時を示す日時情報であり、前記動作状態情報記憶手段には動作状態情報が記憶された日時を示す情報と関連付けて記憶してあり、前記情報出力手段は前記日時情報が示す日時より後の日時に対応する動作状態情報のみを出力することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記指定情報は前記各装置に関する動作状態情報のうちから出力させる動作状態情報を選択する選択情報であり、前記情報出力手段は前記選択情報が示す動作状態情報のみを出力することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記情報出力手段により前記外部記憶装置へ出力した動作状態情報を暗号化する暗号化手段を具備したことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項5】
内部に設けられた各装置に関する動作状態を示す動作状態情報を外部記憶装置へ出力する画像形成装置の情報出力方法において、
前記外部記憶装置が通信可能であることを検知すると、前記外部記憶装置から所定の暗証情報と出力させる情報を指定するための指定情報とを取得し、その取得した暗証情報と予め記憶している暗証情報とが一致するか否かを判断し、暗証情報が一致していると判断したならば、前記指定情報に基づいて前記外部記憶装置へ動作状態情報を出力することを特徴とする画像形成装置の情報出力方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2006−18660(P2006−18660A)
【公開日】平成18年1月19日(2006.1.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−196913(P2004−196913)
【出願日】平成16年7月2日(2004.7.2)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【出願人】(000003562)東芝テック株式会社 (5,631)
【Fターム(参考)】