説明

画像形成装置及びプログラム

【課題】一旦選択された画質優先モード及び速度優先モードを適宜切り換えることが可能な画像形成装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】操作部13のUIが、速度優先モードが選択されている場合に、画質調整処理を実行するか否かをユーザに選択させ(S10)、画質優先モードが選択されている場合に、画質調整処理を中止するか否かをユーザに選択させる(S6)。コントローラ11は、画質調整処理を実行することが選択された場合に、速度優先モードを画質優先モードに切り換え(S11)、画質調整処理を中止することが選択された場合に、画質優先モードを速度優先モードに切り換える(S7)。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、マイクロコントローラユニットが、画像形成装置の電源投入時又は省エネモードからの復帰時に画像出力を速度優先にするか又は画質優先にするかを選択できる画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2003−345180号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、一旦選択された画質優先モード及び速度優先モードを適宜切り換えることが可能な画像形成装置及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記目的を達成するため、請求項1の画像形成装置は、画質調整処理を実行しない速度優先モードが選択されている場合に、前記画質調整処理を実行するか否かをユーザに選択させる第1選択手段と、前記画質調整処理を実行する画質優先モードが選択されている場合に、前記画質調整処理を中止するか否かをユーザに選択させる第2選択手段と、前記第1選択手段により前記画質調整処理を実行することが選択された場合に、前記速度優先モードを前記画質優先モードに切り換え、前記第2選択手段により前記画質調整処理を中止することが選択された場合に、前記画質優先モードを前記速度優先モードに切り換える切換手段とを備えることを特徴とする。
【0005】
請求項2の画像形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記第1選択手段は、前回の画質調整処理後の累積の印刷枚数、1ジョブあたりの印刷枚数、前記画像形成装置の内部又は周辺の温度又は湿度、前記画像形成装置のフロントカバーの開閉、消耗品の磨耗状態、及び消耗品の交換のいずれか1つに応じた前記画質調整処理の必要度を表示することを特徴とする。
【0006】
請求項3の画像形成装置は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、前記画質調整処理の実行の可否、前記画質調整処理の実行タイミング及び前記画質調整処理の内容を、前記画像形成装置の機能及び印刷方式毎に規定するテーブルデータを記憶する記憶手段と、予め選択された画像形成装置の機能及び印刷方式と、前記テーブルデータとに基づいて、前記画質調整処理の実行の可否、前記画質調整処理の実行タイミング及び前記画質調整処理の内容を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
【0007】
請求項4の画像形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置において、ユーザ識別情報と前記速度優先モード又は前記画質優先モードとの対応関係を示すデータを記憶する記憶手段と、入力されたユーザ識別情報と、前記記憶手段に記憶されたデータとに基づいて、前記速度優先モード又は前記画質優先モードのいずれかを自動選択する第3選択手段とをそなえることを特徴とする。
【0008】
請求項5のプログラムは、画像形成装置を、画質調整処理を実行しない速度優先モードが選択されている場合に、前記画質調整処理を実行するか否かをユーザに選択させる第1選択手段、前記画質調整処理を実行する画質優先モードが選択されている場合に、前記画質調整処理を中止するか否かをユーザに選択させる第2選択手段、及び前記第1選択手段により前記画質調整処理を実行することが選択された場合に、前記速度優先モードを前記画質優先モードに切り換え、前記第2選択手段により前記画質調整処理を中止することが選択された場合に、前記画質優先モードを前記速度優先モードに切り換える切換手段として機能させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
請求項1の発明によれば、一旦選択された画質優先モード及び速度優先モードを適宜切り換えることができる。
【0010】
請求項2の発明によれば、ユーザは、前回の画質調整処理後の累積の印刷枚数、1ジョブあたりの印刷枚数、画像形成装置の内部又は周辺の温度又は湿度、画像形成装置のフロントカバーの開閉、消耗品の磨耗状態、及び消耗品の交換のいずれか1つに応じた画質調整処理の必要度を見て、画質調整処理を実行するか否かを判断することができる。
【0011】
請求項3の発明によれば、画質調整処理の実行の可否、画質調整処理の実行タイミング及び画質調整処理の内容を、画像形成装置の機能及び印刷方式毎に制御することができる。
【0012】
請求項4の発明によれば、ユーザ毎に最適な優先モードを自動選択することができる。
【0013】
請求項5の発明によれば、一旦選択された画質優先モード及び速度優先モードを適宜切り換えることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0015】
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。
【0016】
図1の画像形成装置1は、コピー機能、プリント機能、ファクシミリ機能及び診断機能を有する複合機(Multi Function Peripheral)で構成されている。画像形成装置1は、装置全体を制御するコントローラ11(切換手段、制御手段、第3選択手段)、不揮発性のメモリ又はハードディスクなどで構成されるメモリ12(記憶手段)、タッチパネルで構成され、操作指示の入力やモードの表示及び選択を行うための操作部13(第1選択手段、第2選択手段)、原稿を読み取るスキャン部14、及び用紙に画像を形成する画像形成部15を備えている。
【0017】
画像形成部15は、感光体16、感光体16に電荷を帯電させる帯電器17、トナーを用いて感光体16上にトナー像を形成する現像器18、中間転写ベルトを備え、トナー像を中間転写ベルトを介して用紙に転写する転写部19、中間転写ベルトに転写されたトナー像の濃度を検出したり、カラー画像形成時に中間転写ベルトに転写された複数のトナー像の位置ずれを検出するセンサ20、及び用紙又はフィルム等の記憶媒体を供給する給紙部21を備えている。尚、画像形成装置は、複数の感光体16、帯電器17、現像器18、転写部19、センサ20、及び給紙部21を備えていてもよい。
【0018】
コントローラ11は、各構成要素に接続されており、印刷枚数をカウントする。操作部13は、ユーザに提供する情報を表示する。
【0019】
メモリ12は、図2に示すような、モード毎に実行される画質調整の内容を規定した画質調整用テーブルデータを備えている。画像形成装置1では、セットアップ処理(即ち、画質調整処理)が実行される。セットアップ処理は、センサ20で検出されたトナー像の濃度に基づいて、転写部19がトナー像の濃度を調整するプロセスコントロールと、センサ20で検出された複数のトナー像の位置ずれに基づいて、転写部19が複数のトナー像の位置ずれを調整するレジストレーションコントロールとを含む。
【0020】
図2の画質調整用テーブルデータでは、操作部13でコピー機能が設定されて、カラー印刷が実行される場合には、セットアップ処理としてプロセスコントロール及びレジストレーションコントロールがジョブ実行前及びジョブ実行中に実行される。操作部13でコピー機能が設定されて、白黒印刷が実行される場合には、プロセスコントロールのみがジョブ実行後に実行される。操作部13でプリント機能が設定されて、カラー印刷が実行される場合には、プロセスコントロール及びレジストレーションコントロールがジョブ実行前及びジョブ実行中に実行され、白黒が実行される場合には、プロセスコントロールがジョブ実行前及びジョブ実行中に実行される。
【0021】
操作部13でファクシミリ機能が設定されて、カラー印刷又は白黒が実行される場合には、プロセスコントロール及びレジストレーションコントロールは実行されない。操作部13で診断機能が設定されて、カラー印刷が実行される場合には、セットアップ処理としてレジストレーションコントロールのみがジョブ実行前に実行される。操作部13で診断機能が設定されて、白黒印刷が実行される場合には、プロセスコントロール及びレジストレーションコントロールは実行されない。
【0022】
尚、この画質調整用テーブルデータは、操作部13を介して編集可能である。
【0023】
図3は、ユーザIDと初期モードとの関係を示すデータの例を示す図である。
【0024】
このデータは、メモリ12に格納されている。ユーザが操作部13からユーザIDを入力したときに、コントローラ11は、図3のデータをメモリ2から読み出し、入力されたユーザID及び図3のデータに基づいて、画質優先モード、第1速度優先モード又は第2速度優先モードのいずれかを選択する。ここで、画質優先モードは、セットアップ処理を実行するモードであり、第1速度優先モードはセットアップ処理を実行しないモードであり、第2速度優先モードは、前回のセットアップ処理後の累積の印刷枚数又は1ジョブあたりの印刷枚数に応じてセットアップ処理を実行するか否かをユーザに選択させるモードである。第1速度優先モードは、ユーザの選択時間がないので、第2速度優先モードよりも印刷処理全体にかかる時間が短くなる。尚、前回のセットアップ処理後の累積の印刷枚数又は1ジョブあたりの印刷枚数は、コントローラ11のカウント機能により判断される。
【0025】
図4は、画像形成装置1で実行される処理を示すフローチャートであり、図5(A)〜(D)は、操作部13に表示されるユーザインターフェース(UI)の例を示す図である。
【0026】
まず、コントローラ11は、図5(A)に示すユーザインターフェース(UI)で画像優先モード又は速度優先モードのいずれが選択されたかを判別する(ステップS1)。
【0027】
ステップS1において、速度優先モードが選択されると、操作部13に図5(B)のUIが表示される。次に、コントローラ11は、図5(B)のUIで第1速度優先モード又は第2速度優先モードのいずれが選択されたかを判別する(ステップS2)。
【0028】
ステップS2において、第1速度優先モードが選択された場合には、コントローラ11は、特別な処理を実行せずに(ステップS3)、画像形成部15に印刷を実行させて(ステップS4)、本処理を終了する。
【0029】
上記ステップS1において、画質優先モードが選択されると、コントローラ11は転写部19にセットアップ処理を開始させる(ステップS5)。具体的には、コントローラ11は、メモリ12に格納されている図2の画質調整用テーブルデータを読み出し、この画質調整用テーブルデータ、予め選択されている白黒印刷又はカラー印刷の設定、並びに予め選択されているコピー、プリント、ファクシミリ及び診断のいずれかのモード設定に従って、セットアップ処理を開始する。また、このとき、操作部13には、図5(C)に示すUIが表示される。このUIは、セットアップ処理が実行中である旨を表示する。
【0030】
次いで、コントローラ11は、セットアップ処理を中止する指示を入力したか、即ち図5(C)のUIのYESボタンが押下されたか否かを判別する(ステップS6)。
【0031】
ステップS6でYESの場合には、コントローラ11は、セットアップ処理を中止し、画質優先モードを第1速度優先モードに切り換えて(ステップS7)、ステップS3に進む。これにより、画質優先モードの場合よりも早く印刷出力が取得される。
【0032】
ステップS6でNOの場合には、コントローラ11は、セットアップ処理を継続し(ステップS8)、セットアップ処理の終了後にステップS4に進む。
【0033】
上記ステップS2において、第2速度優先モードが選択された場合には、コントローラ11は、前回のセットアップ処理後の累積の印刷枚数又は1ジョブあたりの印刷枚数に応じたセットアップ処理の必要度を操作部13のUIに表示する(ステップS9)。セットアップ処理の必要度とは、セットアップ処理の必要性を示す情報であり、例えば、図5(D)に示すような、「セットアップ処理をお薦めします」→「セットアップ処理を実行してください」→「セットアップ処理を実行しないと印刷できません」である。尚、セットアップ処理の必要度は、図5(D)のような文章に限定されず、例えば、10%、50%、100%のような数値であってもよい。また、図5(D)では、セットアップ処理の必要度は、多段階(3段階)に設定されている。
【0034】
次いで、コントローラ11は、セットアップ処理を実行する指示を入力したか、即ち図5(D)のいずれかのUIのYESボタンが押下されたか否かを判別する(ステップS10)。ステップS10でYESの場合には、コントローラ11は、第2速度優先モードを画質優先モードに切り換えて(ステップS11)、ステップS5に進む。これにより、次のジョブの実行中であっても、ジョブの実行が中断されてセットアップ処理が実行され、画質の調整された画像が出力される。ステップS10でNOの場合には、ステップS4に進む。
【0035】
上記ステップS9では、コントローラ11は、前回のセットアップ処理後の累積の印刷枚数又は1ジョブあたりの印刷枚数に応じたセットアップ処理の必要度を操作部13のUIに表示しているが、画像形成装置1の内部又は周辺の温度又は湿度、画像形成装置1のフロントカバーの開閉、消耗品の磨耗状態、及び消耗品(トナー、感光体10など)の交換のいずれか1つに応じたセットアップ処理の必要度を操作部13のUIに表示してもよい。この場合、画像形成装置1は、画像形成装置1の内部又は周辺の温度又は湿度を測定する測定器、フロントカバーの開閉を検出するセンサー、又は消耗品の取り外しを検出するセンサーを備えている。
【0036】
また、第2速度優先モードは、前回のセットアップ処理後の累積の印刷枚数又は1ジョブあたりの印刷枚数に応じてセットアップ処理を実行するか否かをユーザに選択させるモードであるが、画像形成装置1の内部又は周辺の温度又は湿度、画像形成装置1のフロントカバーの開閉、消耗品の磨耗状態、及び消耗品(トナー、感光体10など)の交換のいずれか1つに応じてセットアップ処理を実行するか否かをユーザに選択させるモードであってもよい。
【0037】
図6は、図4の処理の変形例を示すフローチャートである。ここでは、図4の処理と異なる行程のみ説明する。
【0038】
まず、コントローラ11は、操作部13からユーザIDの入力を受信する(ステップS21)。次に、コントローラ11は、図3のユーザIDと初期モードとの関係を示すデータをメモリ2から読み出し、入力されたユーザID及び図3のデータに基づいて、画質優先モード、第1速度優先モード又は第2速度優先モードのいずれかを選択する(ステップS22)。
【0039】
ステップS22で画質優先モードが選択された場合には、ステップS5に進み、ステップS22で第1速度優先モードが選択された場合には、ステップS3に進み、ステップS22で第2速度優先モードが選択された場合には、ステップS9に進む。
【0040】
このように、ユーザIDと初期モードとの関係を示すデータと入力されたユーザIDとに基づいて、画質優先モード、第1速度優先モード又は第2速度優先モードが自動的に選択されてもよい。
【0041】
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、操作部13のUIが、速度優先モードが選択されている場合に、画質調整処理を実行するか否かをユーザに選択させ、画質優先モードが選択されている場合に、画質調整処理を中止するか否かをユーザに選択させる。コントローラ11は、画質調整処理を実行することが選択された場合に、速度優先モードを画質優先モードに切り換え、画質調整処理を中止することが選択された場合に、画質優先モードを速度優先モードに切り換える。よって、一旦選択された画質優先モード及び速度優先モードがその後のユーザの選択により適宜切り換えられる。
【0042】
上記実施の形態では、画像形成装置1は複合機であるが、本実施の形態は、コピー機、プリンター、又はファクシミリなどにも適用可能である。
【0043】
画像形成装置1の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムが記録されている記録媒体を、画像形成装置1に供給し、コントローラ11が記憶媒体に格納されたプログラムを読み出し実行することによっても、上記実施の形態と同様の効果を奏する。プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、CD−ROM、DVD、又はSDカードなどがある。
【0044】
画像形成装置1のコントローラ11が、画像形成装置1の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムを実行することによっても、上記実施の形態と同様の効果を奏する。
【0045】
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。
【図2】画質調整用テーブルデータの一例を示す図である。
【図3】ユーザIDと初期モードとの関係を示すデータの例を示す図である。
【図4】画像形成装置1で実行される処理を示すフローチャートである。
【図5】(A)〜(D)は、操作部13に表示されるユーザインターフェース(UI)の例を示す図である。
【図6】図4の処理の変形例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0047】
1 画像形成装置
11 コントローラ
12 メモリ
13 操作部
14 スキャン部
15 画像形成部
16 感光体
17 帯電器
18 現像器
19 転写部
20 センサ
21 給紙部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画質調整処理を実行しない速度優先モードが選択されている場合に、前記画質調整処理を実行するか否かをユーザに選択させる第1選択手段と、
前記画質調整処理を実行する画質優先モードが選択されている場合に、前記画質調整処理を中止するか否かをユーザに選択させる第2選択手段と、
前記第1選択手段により前記画質調整処理を実行することが選択された場合に、前記速度優先モードを前記画質優先モードに切り換え、前記第2選択手段により前記画質調整処理を中止することが選択された場合に、前記画質優先モードを前記速度優先モードに切り換える切換手段と
を備えることを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記第1選択手段は、前回の画質調整処理後の累積の印刷枚数、1ジョブあたりの印刷枚数、前記画像形成装置の内部又は周辺の温度又は湿度、前記画像形成装置のフロントカバーの開閉、消耗品の磨耗状態、及び消耗品の交換のいずれか1つに応じた前記画質調整処理の必要度を表示することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記画質調整処理の実行の可否、前記画質調整処理の実行タイミング及び前記画質調整処理の内容を、前記画像形成装置の機能及び印刷方式毎に規定するテーブルデータを記憶する記憶手段と、
予め選択された画像形成装置の機能及び印刷方式と、前記テーブルデータとに基づいて、前記画質調整処理の実行の可否、前記画質調整処理の実行タイミング及び前記画質調整処理の内容を制御する制御手段とを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
ユーザ識別情報と前記速度優先モード又は前記画質優先モードとの対応関係を示すデータを記憶する記憶手段と、
入力されたユーザ識別情報と、前記記憶手段に記憶されたデータとに基づいて、前記速度優先モード又は前記画質優先モードのいずれかを自動選択する第3選択手段とをそなえることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
画像形成装置を、
画質調整処理を実行しない速度優先モードが選択されている場合に、前記画質調整処理を実行するか否かをユーザに選択させる第1選択手段、
前記画質調整処理を実行する画質優先モードが選択されている場合に、前記画質調整処理を中止するか否かをユーザに選択させる第2選択手段、及び
前記第1選択手段により前記画質調整処理を実行することが選択された場合に、前記速度優先モードを前記画質優先モードに切り換え、前記第2選択手段により前記画質調整処理を中止することが選択された場合に、前記画質優先モードを前記速度優先モードに切り換える切換手段
として機能させることを特徴とするプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−134129(P2010−134129A)
【公開日】平成22年6月17日(2010.6.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−309146(P2008−309146)
【出願日】平成20年12月3日(2008.12.3)
【出願人】(000005496)富士ゼロックス株式会社 (21,908)
【Fターム(参考)】