説明

画像形成装置

【課題】中間転写体表面の未転写の黒色トナーとその他の色のトナーとを分別回収できるようにする。
【解決手段】中間転写ベルト53表面の2次転写前の黒色トナーの平均帯電量の絶対値を、それ以外の色のトナーの平均帯電量の絶対値よりも低くする。そして、2次転写ローラ55の印加電圧を調整し、2次転写後に中間転写ベルト53表面に残留する黒色トナーに、黒色以外の色のトナー帯電極性と逆極性のトナーを発生させる。クリーニングブラシ11に、黒色以外の色のトナー帯電極性と同極性の電圧を印加することにより、モノクロ画像形成時のみならずカラー画像形成時にも中間転写ベルト53表面の未転写の黒色トナーをその他の色のトナーを分別して回収する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複写機やプリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置に関し、より詳細には中間転写ベルトなどの中間転写体上の未転写トナーをクリーニング手段で除去する画像形成装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
中間転写ベルトなどの中間転写体上に各色のトナー画像を重ね合わせてフルカラーのトナー画像とし、用紙等に転写する画像形成装置では、トナー画像を用紙等に転写した後にも中間転写体上に未転写トナーが残留する。このため、転写領域よりも中間転写体回転方向下流側にクリーニング手段を設けて、未転写トナーを中間転写体から除去し回収している。
【0003】
例えば、特許文献1では、2つのクリーニングブレードを設けて、モノクロ画像形成時は、一方のクリーニングブレードによって中間転写体から未転写の黒色トナーを除去回収しリサイクルし、カラー画像形成時は、他方のクリーニングブレードで中間転写体から未転写トナーを除去回収し廃トナーとして収容する技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平11-133696号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年、環境に対する意識の高まりを受けて未転写トナーのリサイクル率の向上が市場要求として増してきている。
【0006】
そこで、本発明の目的は、モノクロ画像形成時のみならずカラー画像形成時にも中間転写体上の未転写の黒色トナーをその他の色のトナーを分別して回収できる画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者等は前記目的を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、トナー帯電量を転写手段の印加電圧で変動させることができるという驚くべき知見を得、本発明に至った。すなわち、本発明に係る画像形成装置は、トナーの帯電極性と逆極性の電圧を印加する1次転写手段によって黒色及びその他の色のトナー画像を回転自在の中間転写体上に転写し重ね合わせてカラートナー画像とした後、トナーの帯電極性と逆極性の電圧を印加する2次転写手段によって前記カラートナー画像を前記中間転写体から被転写材にさらに転写するとともに、前記被転写材に転写せずに前記中間転写体上に残留した未転写トナーをクリーニング手段で除去する画像形成装置であって、前記クリーニング手段は、回転自在のクリーニングブラシを有する第1クリーニング部材と、第1クリーニング部材よりも前記中間転写ベルトの回転方向下流側に設けた第2クリーニング部材とを備え、前記中間転写体上の2次転写前の黒色トナーの平均帯電量の絶対値を、それ以外の色のトナーの平均帯電量の絶対値よりも低くするとともに、2次転写手段の印加電圧を調整し、2次転写後に前記中間転写体上に残留する黒色トナーに、黒色以外の色のトナー帯電極性と逆極性のトナーを発生させ、前記クリーニングブラシに、黒色以外の色のトナー帯電極性と同極性の電圧を印加して、第1クリーニング部材によって黒トナーの少なくとも一部を除去・回収するとともに、第2クリーニング部材によって残りの未転写トナーを除去・回収することを特徴とする。
【0008】
ここで、黒色トナー画像を中間転写体上に転写する際に1次転写手段に印加する電圧を、その他の色のトナー画像を中間転写体上に転写する際に1次転写手段に印加する電圧よりも高くして、前記中間転写体上の2次転写前の黒色トナーの平均帯電量の絶対値を、それ以外の色のトナーの平均帯電量の絶対値よりも低くするようにしてもよい。あるいは、トナー画像を形成する前の、黒色トナーの平均帯電量の絶対値を、その他の色のトナーの平均帯電量の絶対値よりも低くして、前記中間転写体上の2次転写前の黒色トナーの平均帯電量の絶対値を、それ以外の色のトナーの平均帯電量の絶対値よりも低くするようにしてもよい。
【0009】
また、中間転写体上に1次転写されたトナー画像が黒色トナーのみからなる場合は、2次転写手段の印加電圧を、第1クリーニング部材によって黒トナーのすべてを除去・回収できる電圧にするのが好ましい。
【0010】
そしてまた、前記第2クリーニング部材はクリーニングブレード及びクリーニングブラシの少なくとも一方を有するのが好ましい。
【発明の効果】
【0011】
本発明に係る画像形成装置では、中間転写体上の2次転写前の黒色トナーの平均帯電量の絶対値を、それ以外の色のトナーの平均帯電量の絶対値よりも低くするとともに、2次転写手段の印加電圧を調整し、2次転写後に中間転写体上に残留する黒色トナーに、黒色以外の色のトナー帯電極性と逆極性のトナーを発生させ、クリーニングブラシに、黒色以外の色のトナー帯電極性と同極性の電圧を印加することにより、モノクロ画像形成時のみならずカラー画像形成時にも中間転写体上の未転写の黒色トナーをその他の色のトナーを分別して回収できる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一例を示す構成断面図。
【図2】黒色トナーとその他の色のトナーとの、各段階における帯電量分布を示す図である。
【図3】モノクロ画像形成時の、2次転写前後の中間転写ベルト表面の黒色トナーの帯電量分布の一例を示す図である。
【図4】モノクロ画像形成時の、2次転写前後の中間転写ベルト表面の黒色トナーの帯電量分布の他の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明に係る画像形成装置について図に基づいて詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態に何ら限定されるものではない。
【0014】
図1に、本発明に係る画像形成装置の一例を示す概説図を示す。画像形成装置の装置本体Dは、主に原稿画像を読み取るイメージリーダ部10と、読み取った画像を印刷するプリンタ部20とから構成される。イメージリーダ部10は、不図示の原稿ガラス板の上に載置された原稿を、スキャナを移動して読み取る公知のものである。原稿画像は、赤(R)・緑(G)・青(B)の三色に色分解されて、不図示のCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサにより電気信号に変換され、R・G・Bの画像データが得られる。
【0015】
イメージリーダ部10で得られた各色成分ごとの画像データは、制御部30において各種処理が行われた上、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各再現色の画像データに変換される。
【0016】
画像データは、制御部30内の画像メモリ32に各再現色ごとに記憶され、位置ズレ補正のための補正を受けた後、記録シートの供給と同期して1走査ラインごとに読み出され、発光ダイオードの駆動信号となる。
【0017】
記録シート(被転写材)Pは、給紙トレイ61から一枚づつ給紙ローラ62で取り出され、中間転写ベルト53とタイミングを合わせて送られる。
【0018】
中間転写ベルト53は、駆動ローラ51と従動ローラ52の間に張設され、従動ローラ52が不図示のスプリングで図1の左方向へ付勢されることにより、中間転写ベルト53に張力が与えられている。そして、装置本体制御部31で制御される転写モータ54によって駆動ローラ51が反時計方向に回転する。中間転写ベルト53にはポリカーボネート、ポリイミド、ポリイミドアミドなどの樹脂材料が使用される。
【0019】
中間転写ベルト53の下方には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の作像部41Y、41M、41C、41K(以下、「作像部41」と記す総称する)が所定間隔で配置されている。そして、各作像部の感光体ドラムと、中間転写ベルト53を挟んで対向する位置に、1次転写ローラ(1次転写手段)42Y、42M、42C、42Kが配置されている。感光体ドラム表面に形成されたトナー像は、中間転写ベルト53が感光体ドラムと1次転写ローラとの間を通過する時に中間転写ベルト53上に1次転写される。そして、給紙トレイ61から引き出された記録シートPが、破線Aで示す搬送経路を通って、中間転写ベルト53と2次転写ローラ(2次転写手段)55とのニップ部を通過する際に、中間転写ベルト53のトナー像が記録シートP上に2次転写される。その後、記録シートPは定着部63へ搬送され、ここで加熱・加圧されてトナー像が記録シートPに定着される。
【0020】
また、従動ローラ52の外周部分には、クリーニング装置(クリーニング手段)1が設けられている。クリーニング装置1は、回転自在で先端部が中間転写ベルト53に接触するクリーニングブラシ11と、中間転写ベルト53を摺擦するクリーニングブレード12とを有する。クリーニングブラシ11には高圧電源から直流電圧が印加され、印加電圧は可変制御される。後述するように、記録シートPに転写されず中間転写ベルト53表面に残留した未転写の黒色トナーの少なくとも一部をクリーニングブラシ11で中間転写ベルト53から除去・回収し、残りの未転写トナーをクリーニングブレード12で除去・回収する。
【0021】
図2に、黒色トナーとその以外のトナーの帯電量分布の各段階における変化を示す。図2(a)は、各作像部41における感光体表面のトナーの帯電量を示す図である。この図から理解されるように、感光体表面では、黒色トナーとその他の色のトナーとの帯電量分布に差はない。次に、同図(b)は、感光体から中間転写ベルト53に1次転写された後の、中間転写ベルト53上のトナーの帯電量を示す図である。この図から理解されるように、中間転写ベルト53上では、黒色トナーの帯電量分布は、その他の色のトナーとの帯電量分布に比べてプラス側に移動する。この図では、黒色以外のトナーの平均帯電量が−40μc/gであるのに対し、黒色トナーの平均帯電量は−20μc/gとなり、平均帯電量の絶対値は黒色トナーがその他の色のトナーより低くなっている。
【0022】
このように黒色トナーの平均帯電量の絶対値を、その他の色のトナーの平均帯電量の絶対値よりも低くするには、例えば1次転写ローラ42に印加する電圧を調整すればよい。すなわち、1次転写ローラ42には、トナーの帯電極性と逆極性の電圧を印加して、トナー像を中間転写ベルト53に転写させるところ、1次転写ローラ42に印加する電圧を高くするほど、中間転写ベルト53に転写した後のトナー帯電量は帯電極性と逆極性側に移動する。したがって、黒色トナーを1次転写させる際に1次転写ローラ42に印加する電圧を、黒色以外のトナーを1次転写する際に1次転写ローラ42に印加する電圧よりも高くすることによって、黒色トナーの平均帯電量の絶対値を、その他の色のトナーの平均帯電量の絶対値よりも低くできる。1次転写ローラ42に印加する電圧としては、通常、500V〜3,000Vの範囲が好ましい。
【0023】
あるいはまた、感光体にトナー画像を形成する前の現像装置内における黒色トナーの帯電量を他の色のトナー帯電量よりも低くすると共に、1次転写ローラ42の印加電圧を全色トナーで同じとし、中間転写ベルト53に1次転写された後の、黒色トナーの平均帯電量の絶対値を、その他の色のトナーの平均帯電量の絶対値よりも低くするようにしてもよい。現像装置内におけるトナーの帯電量を調整するには、例えば、トナー表面に付着させる添加剤の種類や量、トナーを構成する結着樹脂の種類、キャリアの種類などを選択・調整すればよい。
【0024】
図2(c)に、中間転写ベルト53から記録シートPにトナー画像が2次転写された後の、中間転写ベルト53上に残留した未転写トナーの帯電量を示す図である。2次転写ローラ55には、1次転写ローラ42と同様に、トナーの帯電極性と逆極性の電圧が印加され、トナー像は中間転写ベルト53から記録シートPに転写される。2次転写ローラ55にトナーの帯電極性と逆極性の電圧が印加されることによって、1次転写の場合と同様に、トナー帯電量はその帯電極性と逆極性側に移動する。より詳細には、黒色トナーの少なくとも一部の帯電量が逆極性側に移動し、且つ他の色のトナーの帯電極性は逆極性側までは移動しないようにする。ここで、2次転写ローラ55に印加する電圧としては、通常、300V〜5,000Vの範囲が好ましい。
【0025】
この状態で、中間転写ベルト53の回転によって、未転写トナーはクリーニング装置1に搬送される。図1に示すように、クリーニング装置1には、中間転写ベルト53の回転方向上流側から順にクリーニングブラシ11とクリーニングブレード12とが設けられている。そして、クリーニングブラシ11には高圧電源から、黒色以外のトナーの帯電極性と同極性の直流電圧が印加される。これにより、中間転写ベルト53表面の、逆極性に帯電している黒色トナー(図2(c)の斜線領域のトナー)が選択的にクリーニングブラシ11に付着して中間転写ベルト53から除去され、不図示の廃トナーボックスに搬送され・回収される。回収された黒色トナーは再使用される。一方、中間転写ベルト53表面に残る黒色トナーの一部及び他の色のトナーは、クリーニングブレード12によって一括して中間転写ベルト53から除去され不図示の廃トナーボックスに回収される。
【0026】
クリーニングブラシ11に印加する電圧は、逆極性に帯電した黒色トナーの帯電量等から適宜決定すればよいが、通常、絶対値で300V〜5,000Vの範囲が好ましい。また、クリーニングブラシ11の回転数は、中間転写ベルト53の周速度等を考慮して適宜決定すればよい。
【0027】
次に、中間転写ベルト53上に1次転写されたトナー画像が黒色トナーのみからなるモノクロ画像の場合について説明する。モノクロ画像を形成する場合には、他の色のトナーが中間転写ベルト53表面に存在しないので、中間転写ベルト53表面に残留した未転写の黒色トナーの帯電極性をすべて同極性にしておく。この場合、2次転写後に中間転写ベルト53表面に残留する黒色トナーの帯電量を、図3に示すような2次転写前と同極性とする形態と、図4に示すような2次転写前と逆極性とする形態とが考えられる。かかる形態の違いは、前述のように、2次転写ローラ55に印加する電圧によって調整できる。すなわち、2次転写ローラ55に印加する電圧を低くすれば、図3に示すように未転写黒色トナーの帯電は2次転写前の極性と同極性となり、反対に、2次転写ローラ55に印加する電圧を高くすれば、図4に示すように未転写黒色トナーの帯電は2次転写前の極性と逆極性となる。いずれの場合も、未転写黒色トナーの帯電極性をすべて同極性にすることが重要である。
【0028】
そして、同極性に帯電した未転写黒色トナーが、中間転写ベルト53の回転によってクリーニング装置1に搬送されてくると、未転写黒色トナーの帯電極性と逆極性の電圧をクリーニングブラシ11に印加し、中間転写ベルト53表面の未転写黒色トナーをすべて中間転写ベルト53から除去・回収して再使用する。
【0029】
クリーニングブラシ11及びクリーニングブレード12は、中間転写ベルト53に対して離接自在に設けてもよいし、常時接触するように設けてもよい。また、クリーニングブレード12に代えて、クリーニングブラシやクリーニングローラなど従来公知のクリーニング部材を用いても構わないが、通常、第2クリーニング部材としては、クリーニングブレード及びクリーニングブラシ11が好適である。
【産業上の利用可能性】
【0030】
本発明の画像形成装置では、モノクロ画像形成時のみならずカラー画像形成時にも中間転写体上の未転写の黒色トナーをその他の色のトナーを分別して回収でき有用である。
【符号の説明】
【0031】
1 クリーニング装置(クリーニング手段)
D 画像形成装置
P 記録シート(被転写材)
11 クリーニングブラシ
12 クリーニングブレード(第2クリーニング部材)
42 1次転写ローラ(1次転写手段)
53 中間転写ベルト(中間転写体)
55 2次転写ローラ(2次転写手段)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
トナーの帯電極性と逆極性の電圧を印加する1次転写手段によって黒色及びその他の色のトナー画像を回転自在の中間転写体上に転写し重ね合わせてカラートナー画像とした後、トナーの帯電極性と逆極性の電圧を印加する2次転写手段によって前記カラートナー画像を前記中間転写体から被転写材にさらに転写するとともに、前記被転写材に転写せずに前記中間転写体上に残留した未転写トナーをクリーニング手段で除去する画像形成装置であって、
前記クリーニング手段は、回転自在のクリーニングブラシを有する第1クリーニング部材と、第1クリーニング部材よりも前記中間転写ベルトの回転方向下流側に設けた第2クリーニング部材とを備え、
前記中間転写体上の2次転写前の黒色トナーの平均帯電量の絶対値を、それ以外の色のトナーの平均帯電量の絶対値よりも低くするとともに、2次転写手段の印加電圧を調整し、2次転写後に前記中間転写体上に残留する黒色トナーに、黒色以外の色のトナー帯電極性と逆極性のトナーを発生させ、
前記クリーニングブラシに、黒色以外の色のトナー帯電極性と同極性の電圧を印加して、第1クリーニング部材によって黒トナーの少なくとも一部を除去・回収するとともに、第2クリーニング部材によって残りの未転写トナーを除去・回収することを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
黒色トナー画像を中間転写体上に転写する際に1次転写手段に印加する電圧を、その他の色のトナー画像を中間転写体上に転写する際に1次転写手段に印加する電圧よりも高くして、前記中間転写体上の2次転写前の黒色トナーの平均帯電量の絶対値を、それ以外の色のトナーの平均帯電量の絶対値よりも低くする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
トナー画像を形成する前の、黒色トナーの平均帯電量の絶対値を、その他の色のトナーの平均帯電量の絶対値よりも低くして、前記中間転写体上の2次転写前の黒色トナーの平均帯電量の絶対値を、それ以外の色のトナーの平均帯電量の絶対値よりも低くする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項4】
中間転写体上に1次転写されたトナー画像が黒色トナーのみからなる場合は、2次転写手段の印加電圧を、第1クリーニング部材によって黒トナーのすべてを除去・回収できる電圧にする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記第2クリーニング部材がクリーニングブレード及びクリーニングブラシの少なくとも一方を有する請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−118435(P2012−118435A)
【公開日】平成24年6月21日(2012.6.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−270107(P2010−270107)
【出願日】平成22年12月3日(2010.12.3)
【出願人】(303000372)コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 (12,802)
【Fターム(参考)】