説明

画像通信装置、その制御方法及びプログラム

【課題】 簡易な操作により宛先データを入力することができる画像通信装置、その制御方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】 操作部10により宛先入力を行っている途中で、宛先データの入力画面以外の画面に遷移した場合に、操作部10の宛先入力用キーから宛先データを入力すると、遷移前の宛先入力画面を表示部12に表示する。また、表示制御部14は、入力途中の宛先データを記憶部18から取得し、操作部10から新たに入力されたデータを上記入力途中の宛先データに続けて表示部12に表示する

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像データを所望の宛先に送信する機能を有する画像通信装置、その制御方法及びプログラムの改良に関する。
【背景技術】
【0002】
ファクシミリ等の画像データを所望の宛先に送信する機能を有する画像通信装置においては、送信先を特定するための宛先データを入力する必要がある。このため、画像通信装置には、従来より宛先データを入力するための入力画面が備えられるのが一般的である。
【0003】
例えば、特許文献1には、宛先データを入力する際に、ダイアル表示モードと登録番号表示モードの宛先入力画面を切替制御し、電話回線を用いて相互通信を行う画像通信装置が開示されている。
【特許文献1】特開平2−151174号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記従来の技術においては、画像通信装置の機能の高度化、複雑化に伴い、入力画面に設定、表示する機能、項目が増加している。この結果、宛先データを入力する際にダイアル表示モードや登録番号表示モードの宛先入力画面を表示させるために必要な操作が複雑化し、操作性が低下するという問題があった。
【0005】
本発明は、上記従来の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、簡易な操作により宛先データを入力することができる画像通信装置、その制御方法及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明は、画像データを所望の宛先に送信する機能を有する画像通信装置であって、前記宛先を指定する宛先データを入力するための宛先入力手段と、前記宛先データの入力画面を表示するための表示手段と、前記宛先入力手段が操作されたことを検知する操作検知手段と、前記操作検知手段の検知出力に応じて、前記表示手段に宛先データの入力画面を表示させる表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0007】
ここで、上記宛先データの入力画面は、画像通信装置の動作指示データ入力用画面の一要素として宛先データ入力欄が設定される基本入力画面と、宛先データの入力専用に構成された特別入力画面とで構成され、前記操作検知手段の検知出力に応じて、前記表示制御手段が前記表示手段に選択表示することを特徴とする。また、上記宛先データの入力画面には、前記宛先入力手段から入力された宛先データが表示されるのが好適である。
【0008】
また、上記表示制御手段は、所定条件が成立していない場合に前記表示手段への宛先データの入力画面の表示を制限することを特徴とする。
【0009】
また、上記画像通信装置は、さらに入力途中の宛先データを記憶する記憶手段を備え、宛先データの入力途中で前記宛先データの入力画面以外の画面に遷移した場合に、前記操作検知手段が前記宛先入力手段の操作を検知すると、前記表示制御手段が、前記宛先データの入力画面を前記表示手段に再表示するとともに、前記記憶手段から入力途中の宛先データを取得し、このデータに新たに宛先入力手段から入力されたデータを続けて前記宛先データの入力画面に表示することを特徴とする。
【0010】
ここで、上記記憶手段は入力途中の宛先データがフルダイヤルデータであるか事前登録した短縮番号データであるかの入力状態も記憶しており、宛先データの入力途中で前記宛先データの入力画面以外の画面に遷移した場合に、前記操作検知手段が前記宛先入力手段の操作を検知すると、前記表示制御手段が前記記憶手段から前記入力状態を取得し、取得した入力状態に応じた形式の宛先データの入力画面を前記表示手段に再表示することを特徴とする。
【0011】
また、上記宛先入力手段としてのテンキーによる宛先データの入力途中で前記宛先データの入力画面以外の画面に遷移した場合に、前記操作検知手段がテンキー以外の宛先入力手段の操作を検知すると、前記表示制御手段が当該テンキー以外の宛先入力手段の操作の受付を制限することを特徴とする。
【0012】
さらに、上記画像通信装置は、宛先データの入力が完了すると、前記表示制御手段が、前記宛先入力手段の操作を次宛先の入力として受け付けることを特徴とする。
【0013】
また、本発明は、画像データを所望の宛先に送信する機能を有する画像通信装置の制御方法であって、前記宛先を指定する宛先データを入力するステップと、前記宛先データが入力されたことを検知するステップと、前記宛先データが入力されたことを検知した場合に、表示手段に前記宛先データの入力画面を表示させるステップと、を備えることを特徴とする。
【0014】
また、本発明は、画像データを所望の宛先に送信する機能を有する画像通信装置の制御プログラムであって、前記宛先を指定する宛先データを入力し、前記宛先データが入力されたことを検知し、前記宛先データが入力されたことを検知した場合に、表示手段に前記宛先データの入力画面を表示させる処理を画像通信装置に実行させることを特徴とする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態という)を、図面に従って説明する。
【0016】
図1には、本発明にかかる画像通信装置の一実施形態の構成のブロック図が示される。図1において、画像通信装置は、操作部10、表示部12、表示制御部14、操作検知部16及び記憶部18を含んで構成されている。
【0017】
操作部10は、キーボード、マウス等のポインティングデバイス、タッチパネル等の入力装置を含み、ユーザが画像通信装置に各種データを入力するために使用する。このデータには、画像通信装置が画像データを送信する宛先を指定する宛先データも含まれる。
【0018】
表示部12は、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、発光ダイオード(LED)等で構成され、上記宛先データ、通信モード等の画像通信装置の動作指示データ等を表示する。
【0019】
表示制御部14は、上記動作指示データ等を表示部12に表示する動作を制御し、特に宛先データの入力画面を表示部12が表示する動作を制御する。この宛先データの入力画面には、画像通信装置の動作指示データ入力用画面の一要素として宛先データ入力欄が設定される基本入力画面と、宛先データの入力専用に構成された特別入力画面とがある。これらの宛先データの入力画面については後述する。
【0020】
操作検知部16は、操作部10に備えられたテンキー、短縮キー等の宛先入力用の入力装置がユーザにより操作されたことを検知し、検知出力を発生する処理を実行する。
【0021】
記憶部18は、例えばCPUの作業用のRAM、不揮発性メモリとしてのフラッシュメモリ、磁気記憶媒体等で構成されており、宛先データ、入力途中の宛先データがフルダイヤルデータであるか事前登録した短縮番号データであるかの入力状態等のデータ及びプログラムが記憶される。
【0022】
なお、上述した画像通信装置は、CPUを中心として構成されたコンピュータであってよく、この場合、ハードディスクその他の媒体に格納されたプログラムをCPUが実行することで画像通信装置の各機能が実現される。
【0023】
図2には、表示部12に表示される上記宛先データの入力画面の内の基本入力画面の例が示される。図2において、基本入力画面20には、宛先データを操作部10のテンキーによりフルダイヤルデータとして入力するためのテンキー入力欄22と、事前登録した短縮番号データ、グループ番号データ等を入力するための事前登録データ入力欄24とが宛先データ入力欄として設定されている。また、基本入力画面20には、G3ファクシミリ、G4ファクシミリ等の区別を設定する通信モード設定欄26、片面原稿、両面原稿等の区別を設定する原稿設定欄28、文字、写真等の区別を設定する原稿画質設定欄30、送信画像の解像度等を設定する送信画質設定欄32等が動作指示データ入力用画面として設定されており、上記テンキー入力欄22及び事前登録データ入力欄24は、これらの動作指示データ入力用画面の一要素として設定されている。なお、図2に示された基本入力画面20では、テンキー入力欄22に、テンキーにより画像データを送信する宛先のファクシミリ番号として045−985−123まで途中入力されている。
【0024】
図3には、表示部12に表示される宛先データの入力画面以外の画面の例が示される。なお、図3では、予め登録されたフォルダまたはメールアドレス等に画像データを送信する(以後、本明細書では親展通信という)ための画面が例示されているが、これに限られるものではない。操作部10に設けられたキーを操作して上記親展通信用の画面へ遷移させると、図2に示された基本入力画面20から図3の親展通信用画面34に遷移することができる。
【0025】
図4には、表示部12に表示される上記宛先データの入力画面の内の特別入力画面の例が示される。図4において、特別入力画面36は、宛先データの入力専用に構成されており、上記親展通信用画面34等の他の画面の上にポップアップ表示される。なお、特別入力画面36は、他の画面上へのポップアップ表示に限られず、例えば上記親展通信用画面34の上下左右の適宜な領域を消去し、消去した領域に宛先データの入力欄を表示するようにしてもよい。
【0026】
ここで、上記図3では、3桁の入力が必要な「相手のボックス番号」の欄に3桁のデータ「123」が既に入力された状態が示されている。この状態から操作部10のテンキーを操作すると、操作検知部16がこの操作を宛先入力用の入力装置の操作として検知し、検知出力を発生する。表示制御部14では、この検知出力を受け取り、宛先データの入力画面を表示部12に表示する。この場合、図2に示された基本入力画面20を再表示してもよいし、図4に示された特別入力画面36を表示してもよい。基本入力画面20を再表示するときには、テンキー入力欄22をハイライト表示するように構成するのが好適である。
【0027】
なお、図3の親展通信用画面34が表示されているときに、テンキー以外の宛先入力用の入力装置の操作を操作検知部16が検知しても、表示制御部14は、テンキー以外の宛先入力用の入力装置の操作の受付を制限するように構成するのが好適である。これにより、入力途中の宛先データと異なる種類のデータの入力等を禁止して、宛先データの入力の混乱を回避できる。例えば、入力途中の宛先データがフルダイヤルデータである場合には、短縮番号データの入力等が禁止される。上記操作の受付の制限の例としては、当該入力装置の宛先入力以外の機能のみを受け付けたり、全ての機能の受付を行わないこと等がある。
【0028】
また、表示制御部14は、表示部12に表示された宛先データの入力画面に、テンキーから入力されたデータを既に入力済の宛先データに続けて表示する。すなわち、図2に示されるように、テンキー入力欄22には既に「045−985−123」までが入力済であり、この状態から図3に示される親展通信用画面34に遷移していたが、テンキーから「4」というデータが入力され、例えば図4の特別入力画面36が表示部12に表示されたときには、宛先データが「045−985−1234」と表示される。上記入力済の宛先データは記憶部18に記憶しておき、表示制御部14が取得して表示するように構成する。
【0029】
さらに、宛先データの入力画面から、図3の親展通信用画面34等の宛先データの入力画面以外の画面に遷移する前に、入力状態がテンキーによるフルダイヤルデータの入力ではなく、短縮キーによる事前登録した短縮番号データの入力が行われていた場合には、操作検知部16が短縮キーによる操作を検知すると、表示制御部14が記憶部18から入力状態に関するデータを取得し、これに応じて再表示された基本入力画面20の事前登録データ入力欄24がハイライト表示されるように構成しておく。上記入力状態は記憶部18に記憶しておき、表示制御部14が取得して何れの入力画面を表示すべきか判断するためのデータとするように構成する。
【0030】
なお、図3において、「相手のボックス番号」の欄への3桁の入力が完了していない等の所定の条件が成立していないときにテンキーから「4」というデータが入力された場合には、表示制御部14が表示部12への宛先データの入力画面の表示を制限する。すなわち、操作検知部16が宛先入力用の入力装置であるテンキーの操作を検知しても、表示制御部14が表示部12への宛先データの入力画面の表示を行わないように制御する。この場合は、表示制御部14が現在表示中の画面である親展通信用画面34への通常入力と判断し、「相手のボックス番号」の欄へのデータの入力として処理する。なお、上記所定の条件は、「相手のボックス番号」の欄への入力等、現在開いている画面を閉じることができるための条件である。
【0031】
図5には、本発明にかかる画像通信装置の動作例のフローが示される。図5において、操作部10に備えられたテンキー等の宛先入力用の入力装置により宛先入力を行っている途中で(S1)、所定のキー操作等により上記親展通信用画面34等の宛先データの入力画面以外の画面に遷移した場合に(S2)、宛先入力用の入力装置を操作すると(S3)、表示制御部14が表示部12に現在表示している画面を閉じることができるか否かを判断する(S4)。この判断には、前述したように、親展通信用画面34の「相手のボックス番号」の欄へのデータ入力の有無等の所定の条件が成立しているか否かにより行う。また、上記入力途中の宛先データは、画面が遷移する際に記憶部18に記憶される。
【0032】
現在表示している画面を閉じることができない場合には、表示制御部14が操作部10の操作を現在表示している画面への通常入力として扱う(S5)。
【0033】
また、現在表示している画面を閉じることができる場合には、操作された宛先入力用の入力装置が、S2で画面が遷移する前の入力状態で使用されていたものと同種類のものであるか否かを表示制御部14が判断する(S6)。ここで、入力状態とは、上記入力装置により入力される宛先データが、フルダイヤルデータの状態であるか事前登録した短縮番号データの状態であるかを言い、宛先データの入力が行われる都度記憶部18に記憶される。S6で表示制御部14が入力装置の判断を行う場合には、記憶部18から入力状態を取得する。なお、フルダイヤルデータの入力で使用される入力装置は通常テンキーであり、短縮番号データの入力で使用される入力装置は通常特別に登録された短縮キーであるので、表示制御部14により区別することができる。
【0034】
上記入力装置が画面遷移前の入力状態で使用されていたものと同種類でない場合には、表示制御部14が、当該入力装置による操作入力の受付を制限する(S7)。この制限には、前述したように、当該入力装置の宛先入力以外の機能のみを受け付けたり、全ての機能の受付を行わないこと等がある。
【0035】
また、上記入力装置が画面遷移前の入力状態で使用されていたものと同種類である場合には、表示制御部14が、入力途中の宛先データがあるか否かを確認する(S8)。入力途中の宛先データがある場合には、表示制御部14が記憶部18からS2で画面が遷移する前の入力状態を取得し、この入力状態に応じた形式の宛先データの入力画面を表示部12に表示する(S9)。なお、この場合、現在表示している画面を閉じないで、図4に示された特別入力画面36をポップアップ表示してもよい。
【0036】
次に、表示制御部14は、記憶部18から入力途中の宛先データを取得し、S3で宛先入力用の入力装置により入力されたデータを上記入力途中の宛先データに続けて表示部12に表示する(S10)。
【0037】
またS8において、入力途中の宛先データがない場合、すなわち画面遷移前に宛先データの入力が完了している場合には、次の宛先データの入力を受け付けるためにS1からの動作を繰り返す。
【0038】
以上の構成によれば、宛先データの入力装置を操作するだけで、適切な入力画面が表示されるので、簡易な操作により宛先データを入力することができる。
【0039】
なお、以上に説明した本発明は、単体の機器、複数の機器からなるシステム、LAN(構内通信網)やWAN(広域通信網)等のネットワークを介して接続され処理が行われるシステム等の何れにも適用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明にかかる画像通信装置の一実施形態の構成のブロック図である。
【図2】基本入力画面の例を示す図である。
【図3】宛先データの入力画面以外の画面の例を示す図である。
【図4】特別入力画面の例を示す図である。
【図5】本発明にかかる画像通信装置の動作例のフロー図である。
【符号の説明】
【0041】
10 操作部、12 表示部、14 表示制御部、16 操作検知部、18 記憶部、20 基本入力画面、22 テンキー入力欄、24 事前登録データ入力欄、26 通信モード設定欄、28 原稿設定欄、30 原稿画質設定欄、32 送信画質設定欄、34 親展通信用画面、36 特別入力画面。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像データを所望の宛先に送信する機能を有する画像通信装置であって、
前記宛先を指定する宛先データを入力するための宛先入力手段と、
前記宛先データの入力画面を表示するための表示手段と、
前記宛先入力手段が操作されたことを検知する操作検知手段と、
前記操作検知手段の検知出力に応じて、前記表示手段に宛先データの入力画面を表示させる表示制御手段と、
を備えることを特徴とする画像通信装置。
【請求項2】
請求項1記載の画像通信装置において、前記宛先データの入力画面は、画像通信装置の動作指示データ入力用画面の一要素として宛先データ入力欄が設定される基本入力画面と、宛先データの入力専用に構成された特別入力画面とで構成され、前記操作検知手段の検知出力に応じて、前記表示制御手段が前記表示手段に選択表示することを特徴とする画像通信装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2記載の画像通信装置において、前記宛先データの入力画面には、前記宛先入力手段から入力された宛先データが表示されることを特徴とする画像通信装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか一項記載の画像通信装置において、前記表示制御手段は、所定条件が成立していない場合に前記表示手段への宛先データの入力画面の表示を制限することを特徴とする画像通信装置。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか一項記載の画像通信装置が、さらに入力途中の宛先データを記憶する記憶手段を備え、宛先データの入力途中で前記宛先データの入力画面以外の画面に遷移した場合に、前記操作検知手段が前記宛先入力手段の操作を検知すると、前記表示制御手段が、前記宛先データの入力画面を前記表示手段に再表示するとともに、前記記憶手段から入力途中の宛先データを取得し、このデータに新たに宛先入力手段から入力されたデータを続けて前記宛先データの入力画面に表示することを特徴とする画像通信装置。
【請求項6】
請求項5記載の画像通信装置において、前記記憶手段は入力途中の宛先データがフルダイヤルデータであるか事前登録した短縮番号データであるかの入力状態も記憶しており、宛先データの入力途中で前記宛先データの入力画面以外の画面に遷移した場合に、前記操作検知手段が前記宛先入力手段の操作を検知すると、前記表示制御手段が前記記憶手段から前記入力状態を取得し、取得した入力状態に応じた形式の宛先データの入力画面を前記表示手段に再表示することを特徴とする画像通信装置。
【請求項7】
請求項1から請求項6のいずれか一項記載の画像通信装置において、前記宛先入力手段としてのテンキーによる宛先データの入力途中で前記宛先データの入力画面以外の画面に遷移した場合に、前記操作検知手段がテンキー以外の宛先入力手段の操作を検知すると、前記表示制御手段が当該テンキー以外の宛先入力手段の操作の受付を制限することを特徴とする画像通信装置。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれか一項記載の画像通信装置において、宛先データの入力が完了すると、前記表示制御手段は、前記宛先入力手段の操作を次宛先の入力として受け付けることを特徴とする画像通信装置。
【請求項9】
画像データを所望の宛先に送信する機能を有する画像通信装置の制御方法であって、
前記宛先を指定する宛先データを入力するステップと、
前記宛先データが入力されたことを検知するステップと、
前記宛先データが入力されたことを検知した場合に、表示手段に前記宛先データの入力画面を表示させるステップと、
を備えることを特徴とする画像通信装置の制御方法。
【請求項10】
画像データを所望の宛先に送信する機能を有する画像通信装置の制御プログラムであって、
前記宛先を指定する宛先データを入力し、
前記宛先データが入力されたことを検知し、
前記宛先データが入力されたことを検知した場合に、表示手段に前記宛先データの入力画面を表示させる処理を画像通信装置に実行させることを特徴とする制御プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2006−270288(P2006−270288A)
【公開日】平成18年10月5日(2006.10.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−83030(P2005−83030)
【出願日】平成17年3月23日(2005.3.23)
【出願人】(000005496)富士ゼロックス株式会社 (21,908)
【Fターム(参考)】