疼痛を処置するための方法
抗炎症性サイトカイン、炎症誘発性サイトカインアンタゴニストおよび炎症誘発性サイトカインの作用を軽減または防止するように作用する因子の神経系に対する送達によって疼痛を処置する方法が記載される。これらの因子は遺伝子治療技術を用いて送達され得る。あるいは、この因子は、タンパク質組成物中で送達され得る。詳細には、本発明は、抗炎症性サイトカインおよび炎症誘発性サイトカインアンタゴニスト、例えばIL−10およびIL−1raの遺伝子送達が、温熱性痛覚過敏および機械誘発性異痛症を含む疼痛、例えば、病理的な疼痛および神経障害性疼痛を、熱刺激または機械的刺激に対する基礎的な疼痛応答性に影響することなく、防止および逆転するという受容可能な疼痛モデルにおいて示されている。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
抗炎症性サイトカイン、炎症誘発性サイトカインアンタゴニストおよび炎症性サイトカインの作用を軽減または防止するように作用する因子からなる群より選択される因子をコードするポリヌクレオチドを、発現制御エレメントに作動可能に連結されて含む組み換えベクターの使用であって、インビボにおいて該ポリヌクレオチドの発現を生じる条件下で、脊椎動物被験体における疼痛を、該被験体の神経系に対して該ベクターを投与する工程によって処置する方法における、使用。
【請求項2】
前記ポリヌクレオチドが抗炎症性サイトカインをコードする、請求項1に記載の使用。
【請求項3】
前記因子がインターロイキン−10(IL−10)、インターロイキン−1レセプターアンタゴニスト(IL−1ra)、インターロイキン−4(IL−4)、インターロイキン−13(IL−13)、腫瘍壊死因子可溶性レセプター(TNFsr)、α−MSHおよびトランスフォーミング成長因子β1(TGF−β1)からなる群より選択される、請求項1に記載の使用。
【請求項4】
前記抗炎症性サイトカインがIL−10である、請求項2に記載の使用。
【請求項5】
前記IL−10がIgGのFc部分に融合される、請求項4に記載の使用。
【請求項6】
前記脊椎動物被験体がヒトであり、かつ前記抗炎症性サイトカインがヒトIL−10である、請求項2に記載の使用。
【請求項7】
前記組み換えベクターが組み換えウイルスである、請求項1〜6のいずれかに記載の使用。
【請求項8】
前記組み換えウイルスが組み換えアデノウイルスである、請求項7に記載の使用。
【請求項9】
前記組み換えウイルスが組み換えアデノ随伴ビリオンである、請求項7に記載の使用。
【請求項10】
前記組み換えベクターがプラスミドDNAである、請求項1に記載の使用。
【請求項11】
前記投与が実質内送達による、請求項1〜10のいずれかに記載の使用。
【請求項12】
前記投与がクモ膜下送達による、請求項1〜10のいずれかに記載の使用。
【請求項13】
前記投与が硬膜外送達による、請求項1〜10のいずれかに記載の使用。
【請求項14】
前記疼痛が神経障害性疼痛である、請求項1に記載の使用。
【請求項15】
請求項1〜10のいずれかに記載の使用であって、組み換えベクターが初回投与後5日以内に引き続いて投与され、該組み換えベクターが、抗炎症性サイトカイン、炎症誘発性サイトカインアンタゴニスト、および炎症性サイトカインの作用を軽減または防止するように作用する因子からなる群より選択される因子をコードするポリヌクレオチドを、発現制御エレメントに作動可能に連結されて含む、疼痛の軽減を維持するようにインビボで該ポリヌクレオチドの発現を生じる条件下での、使用。
【請求項16】
請求項1〜10のいずれかに記載の使用であって、治療上有効な量の組成物が、初回投与後5日以内に引き続いて投与され、該組成物が、抗炎症性サイトカイン、炎症誘発性サイトカインアンタゴニスト、および炎症性サイトカインの作用を軽減または防止するように作用する因子からなる群より選択される因子を含む、疼痛の軽減を維持するための、使用。
【請求項17】
請求項1〜10のいずれかに記載の使用であって、組み換えベクターが、初回投与後5日以内に引き続いて投与され、該組み換えベクターが、IL−10をコードするポリヌクレオチドを、発現制御エレメントに作動可能に連結されて含む使用であって、疼痛の軽減を維持するようにインビボで該ポリヌクレオチドの発現を生じる条件下での、使用。
【請求項18】
請求項1〜10のいずれかに記載の使用であって、IL−10を含む治療上有効な量の組成物が、疼痛の軽減を維持するように、初回投与後5日以内に引き続いて投与される、使用。
【請求項19】
抗炎症性サイトカイン、炎症誘発性サイトカインアンタゴニスト、および炎症性サイトカインの作用を軽減または防止するように作用する因子からなる群より選択される因子の使用であって、脊椎動物被験体における既存の疼痛を、該被験体に対して治療上有効な量のベクターをクモ膜下腔内に投与する工程によって処置する方法における、使用。
【請求項20】
前記被験体が抗炎症性サイトカインを投与される、請求項19に記載の使用。
【請求項21】
請求項19に記載の使用であって、前記因子がインターロイキン−10(IL−10)、インターロイキン−1レセプターアンタゴニスト(IL−1ra)、インターロイキン−4(IL−4)、インターロイキン−13(IL−13)、腫瘍壊死因子可溶性レセプター(TNFsr)、α−MSHおよびトランスフォーミング成長因子β1(TGF−β1)からなる群より選択される1つ以上の因子である、使用。
【請求項22】
前記抗炎症性サイトカインがIL−10である、請求項20に記載の使用。
【請求項23】
前記IL−10が、IgGのFc部分に融合される、請求項22に記載の使用。
【請求項24】
前記脊椎動物被験体がヒトであり、かつ前記抗炎症性サイトカインがヒトIL−10である、請求項22に記載の使用。
【請求項25】
請求項19〜24のいずれかに記載の使用であって、組み換えベクターが初回投与後5日以内に引き続いて投与され、該組み換えベクターが、抗炎症性サイトカイン、炎症誘発性サイトカインアンタゴニストおよび炎症性サイトカインの作用を軽減または防止するように作用する因子からなる群より選択される因子をコードするポリヌクレオチドを、発現制御エレメントに作動可能に連結されて含む、疼痛の軽減を維持するようにインビボで該ポリヌクレオチドの発現を生じる条件下での、使用。
【請求項26】
請求項19〜24のいずれかに記載の使用であって、治療上有効な量の組成物が、初回投与後5日以内に引き続いて投与され、該組成物が、抗炎症性サイトカイン、炎症誘発性サイトカインアンタゴニスト、および炎症性サイトカインの作用を軽減または防止するように作用する因子からなる群より選択される因子を含み、疼痛の軽減を維持するための、使用。
【請求項27】
請求項25または26のいずれかに記載の使用であって、前記引き続く投与が、初回投与後3日以内に行なわれる、使用。
【請求項28】
脊椎動物被験体において、既存の疼痛を処置する方法でのインターロイキン−10(IL−10)の使用であって、該方法は、以下:
(a)治療上有効な量のIL−10を含有する第一の組成物を、該被験体の神経系に投与する工程、および
(b)治療上有効な量のIL−10を含有する第二の組成物を、該被験体の神経系に対して初回投与後5日以内に投与する工程、
を包含する、使用。
【請求項29】
前記第一の組成物および前記第二の組成物が同じである、請求項28に記載の使用。
【請求項30】
前記第一の組成物および前記第二の組成物が異なる、請求項28に記載の使用。
【請求項31】
前記第一の組成物および/または前記第二の成分におけるIL−10がIgGのFc部分に融合される、請求項28に記載の使用。
【請求項32】
前記脊椎動物被験体がヒトであり、かつ前記第一の組成物および/または前記第二の組成物におけるIL−10がヒトIL−10である、請求項28に記載の使用。
【請求項33】
前記第二の組成物が前記第一の組成物の後3日以内に投与される、請求項28〜32のいずれかに記載の使用。
【請求項34】
脊椎動物被験体における既存の疼痛を処置する方法でのインターロイキン−10(IL−10)の使用であって、該方法は、以下:
(a)治療上有効な量のインターロイキン−10(IL−10)を含有する第一の組成物を該被験体の神経系に投与する工程、および
(b)IL−10をコードするポリヌクレオチドを発現制御エレメントに作動可能に連結されて含む組み換えベクターを含有する第二の組成物を、インビボにおいて該ポリヌクレオチドの発現を生じる条件下で、該被験体の神経系に投与する工程であって、該第二の組成物は、第一の組成物が投与された後5日以内に投与される工程、
を包含する、使用。
【請求項35】
前記第一の組成物および/または前記第二の組成物におけるIL−10がIgGのFc部分に融合される、請求項34に記載の使用。
【請求項36】
前記脊椎動物被験体がヒトであり、かつ前記第一の組成物および/または前記第二の組成物におけるIL−10がヒトIL−10である、請求項34に記載の使用。
【請求項37】
前記第二の組成物が前記第一の組成物の後3日以内に投与される、請求項34〜36のいずれかに記載の使用。
【請求項38】
脊椎動物被験体において、既存の疼痛を処置する方法でのインターロイキン−10(IL−10)ポリペプチドを含有する、組成物の使用。
【請求項39】
前記IL−10ポリペプチドがIgGのFc部分に融合される、請求項38に記載の使用。
【請求項40】
前記脊椎動物被験体がヒトであり、かつ前記IL−10がヒトIL−10である、請求項38に記載の使用。
【請求項41】
前記投与がクモ膜下送達による、請求項38〜40のいずれかに記載の使用。
【請求項42】
前記投与が硬膜外送達による、請求項38〜40のいずれかに記載の使用。
【請求項43】
前記疼痛が神経障害性疼痛である、請求項38〜40のいずれかに記載の使用。
【請求項44】
請求項38〜40のいずれかに記載の使用であって、組み換えベクターが初回投与後5日以内に引き続いて投与され、該組み換えベクターが、抗炎症性サイトカイン、炎症誘発性サイトカインアンタゴニストおよび炎症性サイトカインの作用を軽減または防止するように作用する因子からなる群より選択される因子をコードするポリヌクレオチドを、発現制御エレメントに作動可能に連結されて含む、疼痛の軽減を維持するようにインビボで該ポリヌクレオチドの発現を生じる条件下での、使用。
【請求項45】
請求項38〜40のいずれかに記載の使用であって、治療上有効な量の組成物が、初回投与後5日以内に引き続いて投与され、該組成物が、疼痛の軽減を維持するために、抗炎症性サイトカイン、炎症誘発性サイトカインアンタゴニスト、および炎症性サイトカインの作用を軽減または防止するように作用する因子からなる群より選択される因子を含有する、使用。
【請求項46】
請求項44または45のいずれかに記載の使用であって、前記引き続く投与が、初回投与後3日以内に行なわれる、使用。
【請求項1】
抗炎症性サイトカイン、炎症誘発性サイトカインアンタゴニストおよび炎症性サイトカインの作用を軽減または防止するように作用する因子からなる群より選択される因子をコードするポリヌクレオチドを、発現制御エレメントに作動可能に連結されて含む組み換えベクターの使用であって、インビボにおいて該ポリヌクレオチドの発現を生じる条件下で、脊椎動物被験体における疼痛を、該被験体の神経系に対して該ベクターを投与する工程によって処置する方法における、使用。
【請求項2】
前記ポリヌクレオチドが抗炎症性サイトカインをコードする、請求項1に記載の使用。
【請求項3】
前記因子がインターロイキン−10(IL−10)、インターロイキン−1レセプターアンタゴニスト(IL−1ra)、インターロイキン−4(IL−4)、インターロイキン−13(IL−13)、腫瘍壊死因子可溶性レセプター(TNFsr)、α−MSHおよびトランスフォーミング成長因子β1(TGF−β1)からなる群より選択される、請求項1に記載の使用。
【請求項4】
前記抗炎症性サイトカインがIL−10である、請求項2に記載の使用。
【請求項5】
前記IL−10がIgGのFc部分に融合される、請求項4に記載の使用。
【請求項6】
前記脊椎動物被験体がヒトであり、かつ前記抗炎症性サイトカインがヒトIL−10である、請求項2に記載の使用。
【請求項7】
前記組み換えベクターが組み換えウイルスである、請求項1〜6のいずれかに記載の使用。
【請求項8】
前記組み換えウイルスが組み換えアデノウイルスである、請求項7に記載の使用。
【請求項9】
前記組み換えウイルスが組み換えアデノ随伴ビリオンである、請求項7に記載の使用。
【請求項10】
前記組み換えベクターがプラスミドDNAである、請求項1に記載の使用。
【請求項11】
前記投与が実質内送達による、請求項1〜10のいずれかに記載の使用。
【請求項12】
前記投与がクモ膜下送達による、請求項1〜10のいずれかに記載の使用。
【請求項13】
前記投与が硬膜外送達による、請求項1〜10のいずれかに記載の使用。
【請求項14】
前記疼痛が神経障害性疼痛である、請求項1に記載の使用。
【請求項15】
請求項1〜10のいずれかに記載の使用であって、組み換えベクターが初回投与後5日以内に引き続いて投与され、該組み換えベクターが、抗炎症性サイトカイン、炎症誘発性サイトカインアンタゴニスト、および炎症性サイトカインの作用を軽減または防止するように作用する因子からなる群より選択される因子をコードするポリヌクレオチドを、発現制御エレメントに作動可能に連結されて含む、疼痛の軽減を維持するようにインビボで該ポリヌクレオチドの発現を生じる条件下での、使用。
【請求項16】
請求項1〜10のいずれかに記載の使用であって、治療上有効な量の組成物が、初回投与後5日以内に引き続いて投与され、該組成物が、抗炎症性サイトカイン、炎症誘発性サイトカインアンタゴニスト、および炎症性サイトカインの作用を軽減または防止するように作用する因子からなる群より選択される因子を含む、疼痛の軽減を維持するための、使用。
【請求項17】
請求項1〜10のいずれかに記載の使用であって、組み換えベクターが、初回投与後5日以内に引き続いて投与され、該組み換えベクターが、IL−10をコードするポリヌクレオチドを、発現制御エレメントに作動可能に連結されて含む使用であって、疼痛の軽減を維持するようにインビボで該ポリヌクレオチドの発現を生じる条件下での、使用。
【請求項18】
請求項1〜10のいずれかに記載の使用であって、IL−10を含む治療上有効な量の組成物が、疼痛の軽減を維持するように、初回投与後5日以内に引き続いて投与される、使用。
【請求項19】
抗炎症性サイトカイン、炎症誘発性サイトカインアンタゴニスト、および炎症性サイトカインの作用を軽減または防止するように作用する因子からなる群より選択される因子の使用であって、脊椎動物被験体における既存の疼痛を、該被験体に対して治療上有効な量のベクターをクモ膜下腔内に投与する工程によって処置する方法における、使用。
【請求項20】
前記被験体が抗炎症性サイトカインを投与される、請求項19に記載の使用。
【請求項21】
請求項19に記載の使用であって、前記因子がインターロイキン−10(IL−10)、インターロイキン−1レセプターアンタゴニスト(IL−1ra)、インターロイキン−4(IL−4)、インターロイキン−13(IL−13)、腫瘍壊死因子可溶性レセプター(TNFsr)、α−MSHおよびトランスフォーミング成長因子β1(TGF−β1)からなる群より選択される1つ以上の因子である、使用。
【請求項22】
前記抗炎症性サイトカインがIL−10である、請求項20に記載の使用。
【請求項23】
前記IL−10が、IgGのFc部分に融合される、請求項22に記載の使用。
【請求項24】
前記脊椎動物被験体がヒトであり、かつ前記抗炎症性サイトカインがヒトIL−10である、請求項22に記載の使用。
【請求項25】
請求項19〜24のいずれかに記載の使用であって、組み換えベクターが初回投与後5日以内に引き続いて投与され、該組み換えベクターが、抗炎症性サイトカイン、炎症誘発性サイトカインアンタゴニストおよび炎症性サイトカインの作用を軽減または防止するように作用する因子からなる群より選択される因子をコードするポリヌクレオチドを、発現制御エレメントに作動可能に連結されて含む、疼痛の軽減を維持するようにインビボで該ポリヌクレオチドの発現を生じる条件下での、使用。
【請求項26】
請求項19〜24のいずれかに記載の使用であって、治療上有効な量の組成物が、初回投与後5日以内に引き続いて投与され、該組成物が、抗炎症性サイトカイン、炎症誘発性サイトカインアンタゴニスト、および炎症性サイトカインの作用を軽減または防止するように作用する因子からなる群より選択される因子を含み、疼痛の軽減を維持するための、使用。
【請求項27】
請求項25または26のいずれかに記載の使用であって、前記引き続く投与が、初回投与後3日以内に行なわれる、使用。
【請求項28】
脊椎動物被験体において、既存の疼痛を処置する方法でのインターロイキン−10(IL−10)の使用であって、該方法は、以下:
(a)治療上有効な量のIL−10を含有する第一の組成物を、該被験体の神経系に投与する工程、および
(b)治療上有効な量のIL−10を含有する第二の組成物を、該被験体の神経系に対して初回投与後5日以内に投与する工程、
を包含する、使用。
【請求項29】
前記第一の組成物および前記第二の組成物が同じである、請求項28に記載の使用。
【請求項30】
前記第一の組成物および前記第二の組成物が異なる、請求項28に記載の使用。
【請求項31】
前記第一の組成物および/または前記第二の成分におけるIL−10がIgGのFc部分に融合される、請求項28に記載の使用。
【請求項32】
前記脊椎動物被験体がヒトであり、かつ前記第一の組成物および/または前記第二の組成物におけるIL−10がヒトIL−10である、請求項28に記載の使用。
【請求項33】
前記第二の組成物が前記第一の組成物の後3日以内に投与される、請求項28〜32のいずれかに記載の使用。
【請求項34】
脊椎動物被験体における既存の疼痛を処置する方法でのインターロイキン−10(IL−10)の使用であって、該方法は、以下:
(a)治療上有効な量のインターロイキン−10(IL−10)を含有する第一の組成物を該被験体の神経系に投与する工程、および
(b)IL−10をコードするポリヌクレオチドを発現制御エレメントに作動可能に連結されて含む組み換えベクターを含有する第二の組成物を、インビボにおいて該ポリヌクレオチドの発現を生じる条件下で、該被験体の神経系に投与する工程であって、該第二の組成物は、第一の組成物が投与された後5日以内に投与される工程、
を包含する、使用。
【請求項35】
前記第一の組成物および/または前記第二の組成物におけるIL−10がIgGのFc部分に融合される、請求項34に記載の使用。
【請求項36】
前記脊椎動物被験体がヒトであり、かつ前記第一の組成物および/または前記第二の組成物におけるIL−10がヒトIL−10である、請求項34に記載の使用。
【請求項37】
前記第二の組成物が前記第一の組成物の後3日以内に投与される、請求項34〜36のいずれかに記載の使用。
【請求項38】
脊椎動物被験体において、既存の疼痛を処置する方法でのインターロイキン−10(IL−10)ポリペプチドを含有する、組成物の使用。
【請求項39】
前記IL−10ポリペプチドがIgGのFc部分に融合される、請求項38に記載の使用。
【請求項40】
前記脊椎動物被験体がヒトであり、かつ前記IL−10がヒトIL−10である、請求項38に記載の使用。
【請求項41】
前記投与がクモ膜下送達による、請求項38〜40のいずれかに記載の使用。
【請求項42】
前記投与が硬膜外送達による、請求項38〜40のいずれかに記載の使用。
【請求項43】
前記疼痛が神経障害性疼痛である、請求項38〜40のいずれかに記載の使用。
【請求項44】
請求項38〜40のいずれかに記載の使用であって、組み換えベクターが初回投与後5日以内に引き続いて投与され、該組み換えベクターが、抗炎症性サイトカイン、炎症誘発性サイトカインアンタゴニストおよび炎症性サイトカインの作用を軽減または防止するように作用する因子からなる群より選択される因子をコードするポリヌクレオチドを、発現制御エレメントに作動可能に連結されて含む、疼痛の軽減を維持するようにインビボで該ポリヌクレオチドの発現を生じる条件下での、使用。
【請求項45】
請求項38〜40のいずれかに記載の使用であって、治療上有効な量の組成物が、初回投与後5日以内に引き続いて投与され、該組成物が、疼痛の軽減を維持するために、抗炎症性サイトカイン、炎症誘発性サイトカインアンタゴニスト、および炎症性サイトカインの作用を軽減または防止するように作用する因子からなる群より選択される因子を含有する、使用。
【請求項46】
請求項44または45のいずれかに記載の使用であって、前記引き続く投与が、初回投与後3日以内に行なわれる、使用。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12A】
【図12B】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21−1】
【図21−2】
【図22A】
【図22B】
【図23A】
【図23B】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29A】
【図29B】
【図29C】
【図30A】
【図30B】
【図31】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12A】
【図12B】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21−1】
【図21−2】
【図22A】
【図22B】
【図23A】
【図23B】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29A】
【図29B】
【図29C】
【図30A】
【図30B】
【図31】
【公表番号】特表2007−525467(P2007−525467A)
【公表日】平成19年9月6日(2007.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−517161(P2006−517161)
【出願日】平成16年5月28日(2004.5.28)
【国際出願番号】PCT/US2004/016894
【国際公開番号】WO2005/000215
【国際公開日】平成17年1月6日(2005.1.6)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Macintosh
【出願人】(505466664)ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ コロラド (5)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成19年9月6日(2007.9.6)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年5月28日(2004.5.28)
【国際出願番号】PCT/US2004/016894
【国際公開番号】WO2005/000215
【国際公開日】平成17年1月6日(2005.1.6)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Macintosh
【出願人】(505466664)ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ コロラド (5)
【Fターム(参考)】
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