説明

目の状態のセンサ

眼の表面から反射された光を測定するステップと測定された光を基準と比較するステップを含む、対象の目の状態を検出する方法。上述の目の状態を検出するステップと目が開いていると検出される時のみ物質が供給されるように、目に物質が提供されるべきか否かを制御するステップを含む、対象の目を治療する方法。目の状態を検出する装置(100)は、対象の目に光を向ける光源(110)、及び、眼の表面から反射された光を測定するセンサ(104)を含む。対象の目を治療する装置(200)は、上述の目の状態を検出する装置、眼に物質を供給するアプリケータ(202)、及び、目が開いていると検出装置が検出するときに物質の供給を許容し、目が閉じていると検出装置が検出するときに物質の供給を妨げる制御システム、を含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、目の状態、すなわち、目が開いているのか閉じているのか、を検出する方法及び装置に関連する。とりわけ、本発明は、眼に関する状態、障害、病気の診断、予防、治療に必要な眼への介入のタイミングを制御する方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
眼に関する薬については、開いた目に物質を直接に投与すること、又は、開いた目を治療することが、しばしば望まれる。そのような投与や治療(ここでは、一般的に、眼への介入と呼ぶ)の成功は、しばしば、介入の間又は介入の瞬間に目が閉じていないことを確実なものとすることに依存する。
【0003】
意図的であろうがなかろうが、まばたきという行為、すなわち、すばやく目を閉じて開けること、は、眼への介入についての特別の問題を提示する。人間の目の通常のまばたき速度は、1分あたり、約12回から約20回の閉鎖であり、まばたきの平均的な時間は、約0.25秒である。まばたき速度は、心配事やストレス、目の怪我や病気によって、増加しうる。さらに、眼への介入という行為(例えば、物質の目への供給)それ自体が、意図的でないまばたき反応を引き起こし、目に供給することを意図した物質の全部又は一部が、そうならずに、まぶたの外表面に堆積したり、まつげに捕捉されたりする。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従って、薬や他の物質の投与などの眼への介入の正確なタイミングを制御でき、当該介入がまばたきの間又はその他の目の閉鎖の間に起きなくすることができるとすれば、大変有利である。
(発明を解決しようとする手段)
【0005】
対象の目の状態を検出する方法がここに提供され、当該方法は、眼の表面から反射された光を測定し、当該測定された光を基準と比較することを含む。ここで、「眼の表面」とは、目又はその付帯する構造物による入射光に提示される最も外側の表面をいい、目の状態によっては、例えば、目自体の角膜の表面であり、また、まつげの外表面である。
【0006】
一以上の基準が、当該方法において、比較対照として用いることができる。典型的には、基準は、開いた目又は閉じた目から反射された光の測定に由来する、保存されたデータ・ポイント又はデータ・セットである。好ましくは、当該基準は、患者自身の片目又は両目から反射された測定光に関連する。
【0007】
また、対象の目を治療する方法がここに提供され、当該方法は、上述の目の状態を検出すること、及び、目が開いていると検出されるときのみ物質が目に供給されるように、目に当該物質が供給されるかを制御すること、を含む。
【0008】
また、対象の目の状態を検出する装置がここに提供される。そのような装置は、対象の眼の表面に光を指向させる光源、及び、当該眼の表面から反射された光を測定するセンサを含む。さらに、当該装置は、センサの位置合わせ及び方向合わせをするスタンドオフ、及び、目から所定の距離にあり、目への所定の角度にある、任意選択による光源を含むことができる。
【0009】
さらに、対象の目を治療する装置がここに提供される。この装置は、上述の目の状態を検出する装置、目に物質を供給するアプリケータ、及び、当該検出器が目が開いていると検出するときに当該物質の供給を許し、当該検出器が目が閉じていると検出するときに当該物質の供給を妨げる制御システムを含む。
【0010】
目を治療する方法における検出するステップ及び制御するステップ、及び、目を治療する装置における検出装置及び制御システムは、まばたきを検出すること、及び、少なくとも当該まばたきの間物質の供給をロックアウトすることを可能にするように構成されることが、強く望まれる。実際には、そのような構成は、少なくとも約20Hz、好ましくは少なくとも約50Hz、より好ましくは少なくとも約100Hzのサンプリング抽出の頻度、すなわち、反射光の測定の頻度を要求する。
【0011】
本発明の第1の態様は、対象の目の状態を検出する、すなわち、目が開いているか閉じているかを検出する、方法及び装置に関連する。対象は好ましくは哺乳動物であり、もっとも好ましくは人間である。当該方法によると、眼の表面から反射された可視光及び赤外光(ここでは集合的に「光」という)を含む、好ましくは約400から約10000nmの波長の、電磁放射線をセンサにより測定する。当該センサは、好ましくは、個々の波長の反射光の強度、又は、狭い範囲又は広い範囲の波長に渡る反射光の強度を測定するように、選択され、整備され、調整され、調節される。反射光の光源は、周囲光、例えば太陽光、であっても、人工光であってもよいが、好ましくは、装置の部分として提供される、白熱、蛍光、電子発光の光源などの人工光源である。そして、本発明の好ましい方法は、光源からの光を眼の表面に投影することをさらに含む。特に好ましい光源は、発光ダイオード(LED)である。センサは、好ましくは、光源から放出される特定の波長又は特定の波長範囲に調節される。
【0012】
測定される光は、可視スペクトル(約400nmから約750nm)又は赤外スペクトル(約700nmから約100μm)又は両者である。本発明者は、赤色光(約630nmから約750nm)又は赤外光(約2.5μmから約25μm)を用いて優れた結果を得たが、適切に選択されたセンサを用いて、他の光の波長においても満足のいく結果を得ることもできる。
【0013】
本発明は、開いた目の反射力は閉じた目の反射力よりも小さく、かつ、驚くことに、開いた目と閉じた目の反射力の違いは目の色におしなべて依存しない、という発見に、部分的には由来する。こうして、ほとんどの対象において、反射された光の強度を用いて、目が開いているか閉じているかを検出することができる。本発明によると、目の状態を決定するために、対象の眼の表面からの反射光の強度は、少なくともひとつの基準と比較される。当該少なくともひとつの基準は、開いた状態にある、又は、閉じた状態にある目の反射力の標準化された値でありうる。あるいは、開いた目の反射力の標準化された値と閉じた目の反射力の標準化された値を意味する二つの基準を用いることができる。
【0014】
開いた状態にある目の反射力も閉じた状態にある目の反射力も、対象間において異なる。この理由により、目の状態を検出される患者についての特定の分類に関連する基準を選択することが好ましくありえる。発明者は、例えば、目の大きさ及び形は反射力に影響を与える重要な要因であることを割り出した。従って、基準は、年齢、性別、人種、又は、他の容易に決定できる要因に基づいて選択することができる。基準は、また、個々の対象に関して特別に選択することができる。目が開いているとき、及び/又は、目が閉じているときの反射力の基準値を測定及び使用して、後における反射光の測定が、目が開いていること又は閉じていることを示すかを決定するのに用いることができる。
【0015】
目の状態を検出する装置の図示が、図1において模式的に示されている。装置100は、ハウジング102を含み、ハウジング102は、その上に、対象の目から反射された光の強度を測定するセンサ104を搭載する。当該センサは、マイクロプロセッサ106に接続し、当該マイクロプロセッサは、さらに、表示装置、例えば液晶表示装置108に接続される。図示される装置100は、センサ104の近くに搭載され、対象の目に光を指向させる光源、例えば、LED110をさらに含む。センサ104は、ハウジング102の上に搭載され、光源110とセンサ104との間に置かれたシールド112によって光源110による直接の照射からシールドされる。シールド112は、少なくともセンサ104によって検出される光の波長又は波長範囲に対して、実質的に不透明である。装置の動作のための電気エネルギは、都合の良いどのような外部的な又は内部的な手段によっても供給することができるが、図示された実施態様では、ハウジング102の中に取り外し可能に置かれているバッテリ114によって供給される。
【0016】
図1に図示される装置100の動作は、2つの作動手段、例えば、図示されているようにプッシュボタン制御器によって制御される。第一のプッシュボタン116を用いて、目が開いている時又は閉じている時の反射力の基準値を測定しマイクロプロセッサ106のメモリ・ユニットに保存することにより、装置を較正することができる。第二のプッシュボタン118を用いて、装置を動作させ、目の反射力を測定し、これを保存された基準値と比較し、そして、目が開いているか閉じているかを検出する。プッシュボタン116又は118の一つを押し下げることにより、LED110が照明し、センサ104は反射光を検出し測定する。
【0017】
光源110とセンサ104が目からの適切な距離に位置し、かつ、目に直接的に向きを合わせられているように、対象の目と相対的に装置の位置を常に定めるのを助けるためのスタンドオフを、図1に図示される装置100はさらに含む。装置が置かれている、目との相対的な位置及び距離は、センサによる反射光の測定に重大な影響を与える、ということを発明者は見出した。図示された好ましい実施態様においては、スタンドオフは、目から所定の距離にセンサ104とLED110を位置合わせと方向合わせをするために対象の目の周りの顔の表面に接するのに適した、末端の縁122を有する目カップ120を含む。センサ104、光源110、及び、シールド112は、全て、目カップ120の近接した周囲に位置し、目カップ120のハウジング102への取り付け位置を規定する。目カップ120は、好ましくは、対象の大多数にとって目から概ね所定の距離を得るように、設計される。図示される実施態様のように、装置が内臓の光源を有する場合、目カップ120は、好ましくは、対象の目からの反射光の測定に周囲光が干渉しないように、センサ104によって検出される波長又は波長範囲に対して実質的に不透明な材料により形成される。
【0018】
センサ104は、反射光を単一の時点において測定することもできるし、又は、好ましくは、サンプリング抽出の間、複数の時点での反射光の測定を行うようにマイクロプロセッサを介してプログラムすることもできる。約100Hzのサンプリング抽出の頻度が好ましいことが分かったが、これより大きな、又は、これより小さな頻度を、所望により用いることもできる。マイクロプロセッサ106は、センサ104から受け取る信号の流れを処理することができ、信号の変化に基づいて、いつ目が開いていて、いつ目が閉じているかを決定することができる。光の赤色波長及び赤外波長を用いた実験データによって、開いた目の反射力は約10%から約57%であり、閉じた目の反射力よりも小さいことがわかった。
【0019】
本発明の方法及び装置は、図1の装置100によって図示されるように、目の状態を決定するいかなる目的にも有益であるが、とりわけ、いつ目を治療し、いつ目を治療しないかを決定する際の助けとして有益である。例えば、眼に関する状態、障害、病気の診断のための目への物質の投与の場合には、本方法及び装置は、目が開いているときのみ物質の供給を許すことができる。他の場合には、目が開いている場合には、ある行為をとらないことが望まれることもあり、本発明の方法及び装置は、目が開いていると装置が検出する場合には、そのような行為を防ぐために、目の状態を監視することができる。
【0020】
本発明のさらなる実施態様は、図2に模式的に示される。図2の装置200は、構成において、図1の装置100に類似し、対応する部材は、対応する参照番号によって特定される。しかしながら、装置200は、リザーバ206から管路204を経て供給される物質のアプリケータ202をさらに含む。リザーバ206は装置に対して外付けのものであってもよいが、図示されるように、好ましくは、装置のハウジング102に、補充可能な容器、又は、最も好ましくは、交換可能なカートリッジとして内臓される。追加の作動手段、例えば、プッシュボタン制御器208は、アプリケータを動作させるための引き金として作用する。マイクロプロセッサ106は、ロックアウトを提供するようにプログラムされ、センサ104が目が開いていると検出しない限り、プッシュボタン208はアプリケータを作動させない。このように、物質を対象の目に供給することが望まれるとき、ユーザ(対象又はその他の人)は、例えば目カップ120を使って装置の位置合わせと方向あわせをすることにより、対象の目の上に装置を位置させ、プッシュボタン208を動作させる。ロックアウトにより、目が開いていなければ、物質はアプリケータ202によって物質は供給されない。図2に示されるように、アプリケータ202又はそのノズルは、シールド112に有益に組み込むことができるが、他の配置も可能である。
【0021】
いかなる適切なアプリケータを使用することもできる。例えば、以下に個々に引用され、本明細書に参照として組み込まれる、いずれの特許に開示されるスプレー又は小滴生成装置であってもよい。
McKennaに付与された米国特許第4834728号。
Kirkhamに付与された米国特許第5201726号。
Cornishに付与された米国特許第5578021号。
Hutoson及びDemangusに付与された米国特許第5588564号。
Vogesに付与された米国特許第5894841号。
Cornishに付与された米国特許第6033389号。
【0022】
また、アプリケータは、以下に個々に引用され、本明細書に参照として組み込まれる、文献に開示される単位用量容器であってもよい。
国際公開WO96/06581。
国際公開WO97/23177。
国際公開WO99/16467。
国際公開WO02/62488。
【0023】
また、アプリケータは、電気容器、例えば、Boothらに付与され、本明細書に参照として組み込まれる、米国特許第4952212号に開示されたものであってもよい。
【0024】
また、アプリケータは、バブルジェット容器、例えば、Berteraに付与され、本明細書に参照として組み込まれる、米国特許第5368582号に開示されたものであってもよい。
【0025】
また、アプリケータは、電気化学容器又は電気音響容器、例えば、Humberstoneらに付与され、本明細書に参照として組み込まれる、米国特許第5518179号に開示されたものであってもよい。
【0026】
また、アプリケータは、電気機械容器、例えば、Newcombeらに付与され、本明細書に参照として組み込まれる、米国特許第5838350号に開示されたものであってもよい。
【0027】
どのような適切なアプリケータであっても、本発明の目の状態のセンサと組み合わせて上述の目を治療する装置を提供することができるが、特に望ましいのは、目の状態のセンサからの信号にとても急速に反応することができるアプリケータを用いることである。そのようなアプリケータを用いることにより、意図的でないまばたきの効果を打ち消すことができる。例えば、まばたきの終了後、直ちに、例えば、0.5秒以内、好ましくは0.25秒後以内、より好ましくは0.1秒後以内に、アプリケータを作動するように、装置をプログラムすることにより、それにより、アプリケータによる物質の供給の間に次のまばたきが生じる可能性を最小限にすることができる。別の例としては、目の状態のセンサが開いている目を検出するいかなるときにもアプリケータの手動による作動を許し、まばたきが生じるときにはアプリケータの動作を少なくもとまばたきの間中断し、そして、まばたき後、あらかじめプログラムされた物質の投与量が完全には供給されていない場合にはアプリケータの動作を再び開始する、ように装置をプログラムすることができる。
【0028】
好ましいアプリケータの種類は、例えば印刷技術において用いられるような、電気的にエネルギーを与えられる小滴生成装置であり、もっとも好ましくは熱抵抗バブルジェット装置である。
【0029】
図3は、1秒間に100回のサンプリング抽出を行った対象の目の反射力のグラフである。この特定の対象は、縮尺された数値にして約140という開いた目の反射力を示し、縮尺された数値にして約220という閉じた目の反射力を示す。そのようなデータを与える装置の説明については、以下の実施例1を参照のこと。開いた目と閉じた目を区別することは、十分に信号処理技術の能力の範囲内であることが、図3から明らかである。反射力の縮尺された値、値の変化、及び/又は、値の変化の速さ、に基づいて、まばたきの開始と終了を直ちに認識するように、マイクロプロセッサをプログラムすることができる。
【0030】
図3において記録されたまばたきの総時間は、約250ミリ秒である。約50ミリ秒の最初の期間は、反射力は低いレベルから高いレベルへの増加し、これは目が閉じることを示唆した。約120ミリ秒の第2の期間は、反射力は高いレベルに維持され、これは、そのような期間、目が閉じたままであることを示唆した。約120ミリ秒の第3の期間は、反射力は最初の期間よりも前のレベルと同様の低いレベルへ低下し、目が再び開くことを示唆した。
【0031】
本発明の目を治療する装置は、好ましくは、まばたきの全期間において、すなわち、図3の例でいうと、最初の期間の開始から第3の期間の終了まで、アプリケータの動作を自動的にロックアウトする。
【0032】
アプリケータがバブルジェット装置である本発明の装置のさらなる図示は、模式的に図4に示される。
【0033】
図4の装置400は、スタンドオフを有する中空のハウジング402を含み、これには、スタンドオフ、例えば、目の周りの表面に係止するように構成された縁406を有する目カップ404、が取り付けられている。ハウジング22の中に設置されたバブルジェット装置408は、目カップ404のほぼ中心の位置においてハウジングから突出し、かつ、目カップの縁406が目の周りの表面に係止する場合にノズル410から出る小滴が目に向けられるように方向合わせされたノズル410を有する。バブルジェット装置408は、ハウジング402の中に設置され取り外し可能なカバー(図示せず)を有するハウジングの開口部を介してアクセスが可能な、補充又は交換が可能な容器414から、管路412を介して、供給される。バブルジェット装置408は、ハウジング402の中に設置され取り外し可能なカバー(図示せず)を有するハウジングの開口部を介してアクセスが可能なバッテリ416によって電気的にエネルギーを与えられる。バッテリ416は、オン/オフのスイッチ、例えばプッシュボタンスイッチ418、を有する回路を介して、バブルジェット装置408に電気的に接続される。バブルジェット装置408を制御すべくマイクロプロセッサ420は調整され、その結果、施される液体の量、速さ、及び/又は、スプレー・パターンは、可変である。光源、例えばLED422、及び、目から反射された光を測定するセンサ424は、ノズル410に近接した目カップ404の中に位置する。不透明なシールド426は、LED422からの光が直接にセンサ424にぶつかるのを防ぐ。センサ424とLED422は、マイクロプロセッサ420と機能的に接続されている。制御インターフェイス、例えばタッチパッド428は、所望の態様において、LED、センサ、バブルジェット装置を動作させるためにマイクロプロセッサをプログラムすべく提供される。任意のデータ表示装置、例えば液晶表示装置430は、センサの設定、バブルジェット装置、及び/又は、他の情報を表示する。また、マイクロプロセッサ420の外部コンピュータへの接続を可能にする電気的なインターフェイス432も任意に提供される。
【0034】
本発明の目の治療方法が有用である、診断、予防、治療のための眼に関する病気及び障害には、以下のものが含まれるがこれらに限定されない。すなわち、アレルギー性眼疾患(例えば、アレルギー性結膜炎、春季角結膜炎、眼瞼浮腫);眼乾燥症(ドライアイ);角膜軟化症;眼および隣接組織の外傷(結膜異物および角膜異物による損傷、眼球内異物による損傷、眼瞼の挫傷および裂傷、前房出血、並びに、角膜、結膜および眼瞼の熱傷および化学火傷を含む);眼窩蜂巣炎;慢性結膜炎;上強膜炎;強膜炎;点状表層角膜炎;フリクテン性角結膜炎;角膜実質炎;角膜潰瘍(周辺部潰瘍性角膜炎を含む);ブドウ膜炎(虹彩炎、毛様体炎、脈絡膜炎、網膜炎およびそのいずれかの合併症を含む、また、強直性脊椎炎、ライター症候群、若年性関節リウマチ、トキソプラスマ症、サイトメガロウイルス、トキソカラ症、ヒストプラスマ症、サルコイドーシス、結核症、および梅毒に起因するブドウ膜炎を含む);ベーチェット症候群;交感性眼炎;眼内炎;眼球突出症;水疱性角膜症;涙道狭窄;急性および慢性涙嚢炎;旋毛虫症;目の感染症(例えば、潰瘍性および脂漏性の細菌性(例えば、ブドウ球菌性)眼瞼炎、細菌性およびウイルス性結膜炎(トラコーマおよび封入体結膜炎を含む)、単純ヘルペス性角膜炎、並びに、麦粒腫);急性網膜壊死;霰粒腫;眼瞼内反症および外反症;腫瘍性疾患(眼瞼腫瘍、眼内腫瘍、脈絡膜悪性黒色腫を含む);白内障;嚢胞様黄斑浮腫;散弾状脈絡膜症;細網肉腫;血管性網膜症(例えば、動脈硬化性網膜症、高血圧性網膜症);糖尿病性網膜症(非増殖型および増殖型を含む);黄斑変性(萎縮型および滲出型を含む);網膜剥離;色素性網膜炎;緑内障(原発性成人型緑内障(例えば、慢性開放隅角緑内障、急性および慢性閉塞隅角緑内障、ポスナーシュロスマン症候群)、先天性(小児)緑内障、先在する目の疾患(ブドウ膜炎、眼内腫瘍、白内障など)に起因する続発性緑内障を含む);視神経乳頭浮腫;乳頭炎;球後視神経炎;中毒性弱視;視神経萎縮;老視;眼球運動障害(脳神経麻痺を含む)、である。
【0035】
本発明の目の治療方法によって送達され得る眼科薬には、以下のものが含まれるがこれらに限定されない。すなわち、粘滑薬;抗真菌剤、抗菌剤、抗ウイルス薬およびその他抗感染症薬;ステロイド剤、NSAID、シクロオキシゲナーゼ2選択的阻害剤およびその他の抗炎症薬;アセチルコリン遮断薬;アドレナリン作用薬、β遮断薬、炭酸脱水酵素阻害薬、プロスタグランジンおよびその他の抗緑内障薬;抗高血圧薬;抗ヒスタミン薬;抗白内障薬;局所麻酔薬、である。
【0036】
本発明の目の治療方法によって送達され得る特定の薬の実例は以下の通りである。すなわち、アセブトロール、アセクリジン、アセチルサリチル酸(アスピリン)、N−アセチルスルフィソキサゾール、アルクロフェナク、アルプレノロール、アンフェナク、アミカシン、アミロライド、アミノカプロン酸、p−アミノクロニジン、アミノゾラミド(aminozolamide)、アニシンジオン、アパファント、アテノロール、アジスロマイシン、バシトラシン、ベノキサプロフェン(benoxaprofen)、ベノキシネート、ベンゾフェナク(benzofenac)、ベパファント(bepafant)、ベタメタゾン、ベタキソロール、ベタネコール、ブリモニジン、ブロムフェナク、ブロムヘキシン、ブクロキシン酸(bucloxic acid)、ブピバカイン、ブチブフェン(butibufen)、カルバコール、カルプロフェン、セフィキシム、セフォペラゾン、セフォタキシム、セフタジジム、セフチゾキシム、セフトリアキソン、セレコキシブ、セファレキシン、クロラムフェニコール、クロルジアゼポキシド、クロロプロカイン、クロルプロパミド、クロルテトラサイクリン、シクロプロフェン(cicloprofen)、シンメタシン(cinmetacin)、シプロフロキサシン、クリダナク、クリンダマイシン、クロニジン、クロニキシン(clonixin)、クロピラク(clopirac)、コカイン、コリスチン、クロモリン、シクロペントレート、シプロヘプタジン、デメカリウム、デキサメタゾン、ジブカイン、ジクロフェナク、ジフルシナール(diflusinal)、ジピベフリン、ドメクロサイクリン(domeclocycline)、ドルゾラミド、ドキシサイクリン、エノキサシン、エピネフリン、エリスロマイシン、エゼリン、エストラジオール、エタクリン酸、エチドカイン、エトドラク、エトリコキシブ、フェンブフェン、フェンクロフェナク、フェンクロラク(fenclorac)、フェノプロフェン、フェンチアザク、フルフェナム酸、フルフェニサル(flufenisal)、フルノキサプロフェン(flunoxaprofen)、フルオロシノロン(fluorocinolone)、フルオロメトロン、フルルビプロフェンおよびそのエステル類、プロピオン酸フルチカゾン、フラプロフェン(furaprofen)、フロブフェン(furobufen)、フロフェナク(furofenac)、フロセミド、ガンシクロビル、ゲンタマイシン、グラミシジン、ヘキシルカイン、ホマトロピン、ヒドロコルチゾン、イブフェナク、イブプロフェンおよびそのエステル類、イドクスウリジン、インドメタシン、インドプロフェン、インターフェロン類、イソブチルメチルキサンチン、イソフルオロフェート(isofluorophate)、イソプロテレノール、イソキセパク(isoxepac)、ケトプロフェン、ケトロラク、ラベトロール(labetolol)、ラクトロラク(lactorolac)、ラタノプロスト、レボブノロール、リドカイン、ロナゾラク(lonazolac)、ロテプレドノール、マフェナイド、メクロフェナメート(meclofenamate)、メドリゾン、メフェナム酸、メピバカイン、メタプロテレノール、メタサイクリン、メタナミン、メチルプレドニゾロン、メチアジニク(metiazinic)、メトプロロール、メトロニダゾール、ミノサイクリン、ミノパファント(minopafant)、ミロプロフェン(miroprofen)、モジパファント(modipafant)、ナブメトーム(nabumetome)、ナドロール、ナモキシレート(namoxyrate)、ナファゾリン、ナプロキセンおよびそのエステル類、ネオマイシン、ネパフェナク(nepafenac)、ニトログリセリン、ノルエピネフリン、ノルフロキサシン、ヌパファント(nupafant)、オルフロキサシン(olfloxacin)、オロパタジン、オキサプロジン、オキセピナク(oxepinac)、オキシフェンブタゾン、オクスプレノロール、オキシテトラサイクリン、パレコキシブ、ペニシリン類、ペルフロキサシン(perfloxacin)、フェナセチン、フェナゾピリジン、フェニラミン、フェニルブタゾン、フェニレフリン、フェニルプロパノールアミン、ホスホリン、ピロカルピン、ピンドロール、ピラゾラク(pirazolac)、ピロキシカム、ピルプロフェン(pirprofen)、ポリミキシン、ポリミキシンB、プレドニゾロン、プリロカイン、プロベネシド、プロカイン、プロパラカイン、プロチジン酸、ピリメタミン、リメキソロン(rimexolone)、ロフェコキシブ、サルブタモール、スコポラミン、スルファジアジン銀、ソタロール、スルファセタミド、スルファニル酸、スルフィソキサゾール、スリンダク、スプロフェン、テノキシカム、テルブタリン、テトラカイン、テトラサイクリン、テオフィラミン(theophyllamine)、チモロール、トブラマイシン、トルメチン、トラボプロスト、トリアムシノロン、トリメトプリム、トロスペクトマイシン(trospectomycin)、ウノプロストン、バルデコキシブ、バンコマイシン、ビダラビン、ビタミンA、ワルファリン、ゾメピラク、および、薬理学的に許容し得るその塩類、エステル類、プロドラッグ類である。
【0037】
本発明の目の治療方法は、実例としては、ベータ遮断薬、炭酸脱水酵素阻害薬、及び、プロスタグランジン、より好ましくはPGF2α誘導体などの、一又は複数の抗緑内障薬を目に投与するのに特別の有用性を有する。ベータ遮断薬の実例としては、ベタキソロール、チモロール、及び、それらの塩が挙げられる。ドルゾラミド及びその塩は、炭酸脱水酵素阻害薬の実例である。PGF2α誘導体の実例としては、ラタノプロスト、トラボプロスト、及び、ウノプロストンが含まれる。本発明の目の治療方法は、そのようなPGF2α誘導体を単独で、又は、一又は複数の他の薬と組み合わせて、投与するのに有用である。とりわけ、ラタノプロストなどのPGF2α誘導体とチモロールなどのベータ遮断薬との組み合わせを、本発明の目の治療方法によって有用に投与することができる。
【0038】
そのような抗緑内障薬は、典型的には、緑内障であると明示されているか否かにかかわらず、眼内圧を下げるのに有効な高眼圧薬である。それらは、また、緑内障又は他の苦痛から生じる神経への進行性の傷害を止める又は遅らせる神経保護薬でありうる。本発明の目の治療方法によって投与されるそのような薬の適用は、非限定的に以下を含む。すなわち、
(a)手術又はレーザー・トラブレクトミィ(trabectomy)後の高眼圧発作を含む高眼圧症;
(b)先天性緑内障;
(c)開放隅角緑内障;
(d)急性閉塞隅角緑内障;
(e)慢性閉塞隅角緑内障;
(f)先在する眼の疾患(例えば、前眼部の炎症性疾患、ブドウ膜炎、眼内腫瘍、肥大型(enlarged)白内障、網膜中心静脈閉塞症、外傷、手術方法、眼内出血)に起因する続発性緑内障;
(g)網膜血管及び脈絡膜血管の血管拡張を含む網膜血管疾患;
(h)糖尿病性網膜症;及び、
(i)非緑内障性虚血。
【0039】
従って、好ましい態様においては、本発明の目の治療方法によって投与される物質は、高眼圧症、先天性緑内障、開放隅角緑内障、急性閉塞隅角緑内障、慢性閉塞隅角緑内障、先在する眼の疾患に起因する続発性緑内障、糖尿病性網膜症、非緑内障性虚血の治療又は予防に有効な投与量の抗緑内障薬(例えばプラスタグランジン、実例としてはラタノプラスト)を含む組成物である。
【0040】
本発明の治療方法によって送達される薬剤は、先ず、液体組成物として製剤化され、これは、所望により、二以上の薬剤を含むことができる。液体組成物には、溶液、懸濁液、及び、溶液/懸濁液を含む。ここで「液体」という語は、本明細書において考慮されるアプリケータによって投与され得るいかなる流動性のある組成物を含むことが、理解される。薬剤は、本発明の目の治療方法に有用な組成物を形成するにあたり眼科的に許容できる、キャリアとなる液体に溶解、及び/又は、懸濁される。
【実施例】
【0041】
実施例1
コンピュータ制御の実験装置を作った。実験装置は、対象の目を光を向かわせることのできるLEDという形態の光源及び目から反射された光を受けることのできる受信ダイオードの形態のセンサを含み、パソコン(PC)に接続されたマイクロコントローラによって、制御され電源を供給された。
【0042】
眼の表面から反射されたLEDからの光の輝度は、センサによって受信され電圧に変換された。供給された電圧は、アナログ信号であり、バックグラウンドのノイズを減少させるためにフィルタリングされ、増幅器を経て、マイクロコントローラ内のアナログ/デジタル(A/D)変換器へと向けられた。A/D変換器は、電圧を0から255の間の不連続な数値へと変換した。この値はPCへと向けられ、PC画面に表示された。装置の校正を行う為、増幅器における5つの抵抗器をマイクロコントローラを介して制御し、選択的にこれらの抵抗器を作動させることにより、増幅率を調整した。
【0043】
実験装置は、装置のアナログとデジタルの部分に別々の電圧を供給するための2つの電圧制御器を備えた9Vのパワーサプライを有したが、他のパワーサプライや分電回路を用いることもできた。実験装置は、LEDとセンサを目の瞳孔の中心から約10mm離れた状態で、目とLED又はセンサとの距離を標準化するための目カップを有した。
【0044】
実験装置を作り、異なるスペクトルの光(青、緑、黄、赤、赤外)を放出する、異なるLEDを各々有する5つのバージョンを配備した。センサは、赤外LEDを有するバージョンを除き(この場合センサは赤外受信ダイオードである)、可視光の受信ダイオードであった。閉じた目からの反射力の高い数値を得るために、各装置を調整した。
【0045】
灰色、緑色、青色、茶色の目を有する各々二人を含む8人の対象を選択した。全ての5つのバージョンの装置を各対象の目について試験した。開いた目の状態で、100Hzの頻度で、10回にわたる一連の測定を行った。さらに、閉じた目の状態で、100Hzの頻度で、10回にわたる一連の測定を行った。さらに、100Hzの頻度で、100回にわたる測定を行った。全ての対象が同じ結果を示した。すなわち、赤色及び赤外のスペクトルの光を用いた場合には、試験された他の色を用いた場合よりも、反射力のより大きな違いが見られた。これはこれらの光の色に対してセンサの感度が乏しいことに起因したかもしれない。目の色がこの結果に影響してないようであるが、反射力の違いは目の大きさと形の違いに起因するようであった。
【0046】
実施例2
赤色LED及び可視光センサを有する実施例1の装置、及び、赤外LED及び赤外センサを有する実施例1の装置を、実施例1と同じ8人の対象について試験した。各8個人について、連続する3日において、両方の装置を用いて、開いた目と閉じた目の反射力の測定を行った。赤色光を用いた結果を表1に示し、赤外光を用いた結果を表2に示す。
【表1】

【表2】

【0047】
試験装置は、赤色光と赤外光の両方を用いて、各対象について開いた目と閉じた目との間の相違を測定した。
【0048】
さらなる試験の結果、センサの位置が重要であり、目との相対的な位置の変化に起因する反射力の相違は、目の状態による相違よりも、より大きいものでありえることが分かった。このように、本発明の原理に従って、目との相対的なセンサの位置の変化を最小限にする装置を作ることが所望される。従って、ここで図示された装置に与えられる、スタンドオフ、例えば目カップは、重要な部材である。スタンドオフを用いる場合でさえ、使用する度毎に装置を校正することは所望されうる。
【0049】
また、試験により、装置を揺らしたり動かしたりすることは、確度に影響することが分かった。しかしながら、測定された強度における小さな変化は、フィルタリングにより消されるかもしれない。目を閉じること又は開けることによる反射力の変化は、装置の動きによる変化と、図3に示されるようなまばたきに伴う急な変化に基づいて、容易に区別することができる。
【0050】
集束LEDは、性能を向上させうるが、装置を、装置の位置に変化により影響を受けやすいものとしうる、と考えられる。LEDによって放出される特定のLED波長に合せて調整されたセンサ、外部からの光からセンサを遮断すること、及び、他の光源から目を遮断することは、また、性能を向上させうる。周囲光からの効果的な遮断が無い場合には、薄あかりの環境下において、又は、センサの感度がよくない波長の光において、装置を使用することが所望される。
【図面の簡単な説明】
【0051】
【図1】目の状態を検出する装置の模式図である。
【図2】目を治療する装置の模式図であり、当該装置は目の状態を検出する装置を含む。
【図3】1秒間に渡る、100Hzのサンプリング抽出の頻度における目の反射力のグラフである。
【図4】本発明によって目に薬を供給するのに便利なまばたき回避容器を図示する断面の模式図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
対象の目の状態を検出する方法であって、当該方法は、眼の表面から反射した光を測定するステップ、及び、測定した光を基準と比較するステップを含むことを特徴とする方法。
【請求項2】
請求項1に記載の方法であって、光源からの光を眼の表面に投影するステップをさらに含むことを特徴とする方法。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の方法であって、測定される光が赤色光または赤外光であることを特徴とする方法。
【請求項4】
対象の目を治療する方法であって、当該方法は、請求項1ないし3のいずれかに記載の方法によって眼の状態を検出するステップ、及び、目が開いていると検出される時のみ物質が供給されるように、目に物質が供給されるかを制御するステップを含むことを特徴とする方法。
【請求項5】
請求項4に記載の方法であって、当該検出ステップと当該制御ステップは、まばたきを検出すること、及び、少なくとも当該まばたきの間物質の供給をロックアウトすることを可能にするように構成されることを特徴とする方法。
【請求項6】
請求項5に記載の方法であって、眼の表面から反射された光が、少なくとも約20Hz、好ましくは50Hz、より好ましくは100Hzのサンプリング抽出の頻度で測定されることを特徴とする方法。
【請求項7】
請求項4ないし6のいずれかに記載の方法であって、供給される物質が少なくとも一つの抗緑内障薬を含むことを特徴とする方法。
【請求項8】
請求項7に記載の方法であって、当該少なくとも一つの抗緑内障薬がPGF2α誘導体であることを特徴とする方法。
【請求項9】
請求項8に記載の方法であって、当該PGF2α誘導体が、ラタノプロスト、トラボプロスト、ウノプロストンからなる群から選択されることを特徴とする方法。
【請求項10】
請求項4ないし6のいずれかに記載の方法であって、供給される物質が、PGF2α誘導体以外の少なくとも一つの薬と組み合わされたPGF2α誘導体を含むことを特徴とする方法。
【請求項11】
請求項10に記載の方法であって、当該PGF2α誘導体以外の少なくとも一つの薬が、ベータ遮断薬であることを特徴とする方法。
【請求項12】
請求項11に記載の方法であって、当該PGF2α誘導体がラタノプロストであって、当該ベータ遮断薬がチモロールであることを特徴とする方法。
【請求項13】
対象の目を治療する装置であって、当該装置は、目の状態を検出する装置、目に物質を供給するアプリケータ、及び、当該検出器が目が開いていると検出するときに当該物質の供給を許し、当該検出器が目が閉じていると検出するときに当該物質の供給を妨げる制御システムを含み、当該検出装置は、対象の眼の表面に光を指向させる光源と眼の表面から反射した光を測定するセンサとを含むことを特徴とする装置。
【請求項14】
請求項13に記載の装置であって、眼から所定の距離に、及び、眼への所定の角度に、センサの位置合わせ、及び、方向合わせをするスタンドオフをさらに含むことを特徴とする装置。
【請求項15】
請求項13に記載の装置であって、当該検出装置及び当該制御システムは、まばたきを検出すること、及び、少なくとも当該まばたきの間物質の供給をロックアウトすることを可能にするように構成されることを特徴とする装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公表番号】特表2006−501891(P2006−501891A)
【公表日】平成18年1月19日(2006.1.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−540126(P2004−540126)
【出願日】平成15年9月23日(2003.9.23)
【国際出願番号】PCT/US2003/029565
【国際公開番号】WO2004/028421
【国際公開日】平成16年4月8日(2004.4.8)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
バブルジェット
【出願人】(304048436)ファルマシア コーポレーション (21)
【Fターム(参考)】