立体画像表示方法及び立体画像表示方法により立体画像を表示する表示装置
【課題】立体画像のクロストークを改善するための立体画像表示方法及び立体画像表示方法により立体画像を表示する表示装置を提供すること。
【解決手段】立体画像表示方法は第N(Nは、自然数)フレームの間、k(kは、2以上の自然数)個の表示ブロックに分割した表示パネルに左眼画像を出力し、各表示ブロックに該当する左眼画像の出力が完了した時点から第1設定時間が経過した時点に各表示ブロックに光を照射し、第N+1フレームの間、表示パネルに右眼画像を出力し、各表示ブロックに該当する右眼画像の出力が完了した時点から第2設定時間が経過した時点に各表示ブロックに光を照射する。
【解決手段】立体画像表示方法は第N(Nは、自然数)フレームの間、k(kは、2以上の自然数)個の表示ブロックに分割した表示パネルに左眼画像を出力し、各表示ブロックに該当する左眼画像の出力が完了した時点から第1設定時間が経過した時点に各表示ブロックに光を照射し、第N+1フレームの間、表示パネルに右眼画像を出力し、各表示ブロックに該当する右眼画像の出力が完了した時点から第2設定時間が経過した時点に各表示ブロックに光を照射する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は立体画像表示方法及び立体画像表示方法により立体画像を表示する表示装置に関し、より詳細にシャッタメガネ方式の立体画像表示方法及び立体画像表示方法により立体画像を表示する表示装置に関する。
【0002】
一般的に液晶表示装置は2次元平面画像を表示する。最近ゲーム、映画などのような分野で3次元立体画像に対する需要が増加し、液晶表示装置を利用して3次元立体画像を表示する。
【0003】
通常、立体画像は、人の両目を通じての両眼時差(binocular parallax)の原理を利用して立体画像を表示する。例えば、人の両眼は、一定程度離れているので、それぞれの目で異なる角度で観察した画像が、脳内に入力される。立体画像表示装置は、こうした両眼時差を利用している。
【0004】
両眼時差を利用する立体画像表示装置の方式としては、メガネ方式と非メガネ方式(autostereoscopic)がある。メガネ方式には、両眼にそれぞれ異なる偏光軸を有する偏光フィルタによる受動的(passive)偏光メガネ(Polarized Glasses)方式と、時間分割して左眼画像と右眼画像を周期的に表示し、この周期に同期された左眼シャッタと右眼シャッタを開閉する眼鏡をかける能動的(active)シャッタメガネ(Shutter Glasses)方式などがある。シャッタメガネ方式は、左眼または右眼画像が表示パネルに表示された後、垂直ブランキング区間の間、左眼シャッタまたは右眼シャッタを開いて表示パネルに表示された左眼画像または右眼画像を視認する。
【0005】
一方、一般60Hz級の液晶表示装置で3次元立体画像を表示する場合、左眼画像及び右眼画像が各々30Hzで提供されるので、左眼画像から右眼画像に、または、右眼画像から左眼画像に転換される過程が観察者の目に視認されるという問題が発生する。また、60Hzより高周波数で駆動される120Hz級の液晶表示装置で3次元立体画像を表示する場合、両眼に左眼及び右眼画像が各々60Hzで提供されるので60Hz級に比べてほぼ正確に視認されるが、相変らず左眼画像及び右眼画像が混在してクロストークが発生することになる。
【0006】
120Hz級液晶表示装置で視認区間を増やすために垂直ブランキング区間を1フレームの約30%まで拡大させ駆動させる方式が開発された。しかし、液晶表示装置はプログレッシブスキャン(Progressive Scan)方式で駆動されるので、液晶表示装置の複数の水平ラインにラインデータが印加される時間が異なり、液晶の応答速度も異なる。このような液晶表示装置の駆動特性によって3次元立体画像の表示のために表示パネルに左眼画像と右眼画像を交互に表示する時、左眼画像と画像が混在してクロストークが発生することになる。特に、表示パネルの上部から下部に行くほど応答速度が遅くなるので表示パネルの上部側より下部側においてクロストークがひどく発生することになる。このようなクロストークによって立体画像の品質が低下するという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】米国特許6,448,952号明細書
【特許文献2】米国特許出願公開第2008/0084519号明細書
【特許文献3】特開2002−101427号公報
【特許文献4】米国特許出願公開第2010/0157032号明細書
【特許文献5】特開2007−227234号公報
【特許文献6】韓国特許出願公開第2010−0068730号明細書
【特許文献7】韓国特許出願公開第2009−0088775号明細書
【特許文献8】米国特許7,724,211号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
そこで、本発明は上記従来における問題に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、立体画像のクロストークを改善するための立体画像表示方法を提供することにある。
【0009】
本発明の他の目的は、立体画像表示方法により立体画像を表示する表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一実施形態に係る立体画像表示方法は、第N(Nは、自然数)フレームの間、k(kは、2以上の自然数)個の表示ブロックに分割した表示パネルに左眼画像を出力する。続いて、各表示ブロックに該当する左眼画像の出力が完了した時点から各表示ブロックに対応して設定時間が経過した時点に前記各表示ブロックに光を照射する。続いて、第M(Mは、Nより大きい自然数)フレームの間、前記表示パネルに右眼画像を出力する。続いて、前記各表示ブロックに該当する右眼設定時間が経過画像の出力が完了した時点に各表示ブロックに光を照射することを特徴とする。
【0011】
前記各表示ブロックに表示された前記左眼画像または前記右眼画像に対応してシャッタメガネの左眼シャッタ及び右眼シャッタの開閉時間を調節してもよい。
【0012】
前記左眼シャッタ及び前記右眼シャッタの開閉時間の調整は、前記左眼画像に表示された前記k個の表示ブロックに前記光が各々照射される間、前記シャッタメガネの前記左眼シャッタを開き、前記シャッタメガネの右眼シャッタを閉じる。前記右眼画像に表示された前記k個の表示ブロックに前記光が各々照射される間、前記シャッタメガネの前記右眼シャッタを開き、前記シャッタメガネの前記左眼シャッタを閉じてもよい。
【0013】
前記左眼画像及び右眼画像は60Hzまたはその倍数のフレーム周波数で表示されてもよい。
【0014】
前記各表示ブロックに対応して設定された時間は、前記表示パネルに含まれた液晶の応答速度に基づいて設定されてもよい。
【0015】
前記各表示ブロックに対応して設定された時間は、前記液晶がサチュレーション(saturation)される時の輝度の60%に該当する輝度に到達するのにかかる時間と同一または長くてもよい。
【0016】
前記各表示ブロックに対応して設定された時間は同一であってもよい。
【0017】
前記各表示ブロックに前記光が照射される時間は、前記第N及び第Mフレームのそれぞれの周期において前記各表示ブロックに対応して設定された時間を引いた時間と同一または短くてもよい。
【0018】
前記左眼画像及び前記右眼画像は、アクティブ区間及びブランキング区間を含む垂直同期信号に同期されて出力され、前記ブランキング区間が増加するほど前記光が照射される時間が増加してもよい。
【0019】
本発明の一実施形態に係る表示装置は、光源部、表示パネル及び光源駆動部を含み、前記光源部はk(kは、2以上の自然数)個の発光ブロックを含み、光を照射する。前記表示パネルは前記k個の発光ブロックに対応してk個の表示ブロックに分割され、左眼画像及び右眼画像を周期的に表示する。前記光源駆動部は前記各表示ブロックに該当左眼画像の出力が完了した時点から各表示ブロックに対応して設定された時間が経過した時点及び前記各表示ブロックに該当する右眼画像の出力が完了した時点から各表示ブロックに対応して設定された時間が経過した時点に前記各表示ブロックに前記光を照射するように前記光源部を制御することを特徴とする。
【0020】
前記表示装置はシャッタメガネをさらに含んでもよい。前記シャッタメガネは左眼シャッタ及び右眼シャッタを含み、前記表示パネルに表示される画像に従って前記左眼シャッタと前記右眼シャッタを選択的に開閉してもよい。
【0021】
前記シャッタメガネは、前記左眼画像が表示された前記k個の表示ブロックに前記光が照射される間、前記左眼シャッタを開き、前記右眼シャッタを閉じて、前記右眼画像が表示された前記k個の表示ブロックに前記光が照射される間、前記右眼シャッタを開き、前記左眼シャッタを閉じてもよい。
【0022】
前記表示パネルは前記左眼及び右眼画像を60Hzまたはその倍数のフレーム周波数で表示されてもよい。
【0023】
前記各表示ブロックに対応して設定された時間は、前記表示パネルに含まれた液晶の応答速度に基づいて設定されてもよい。
【0024】
前記各表示ブロックに対応して設定された時間は前記液晶がサチュレーション(saturation)される時の輝度の60%に該当する輝度に到達するのに所要される時間と同一または大きくてもよい。
【0025】
前記表示装置は前記表示パネルに表示される前記左眼画像及び前記右眼画像に基づいて前記k個の発光ブロック及び前記シャッタメガネの駆動タイミングを制御するタイミング制御部及び前記タイミング制御部の制御により前記表示パネルを駆動するパネル駆動部をさらに含んでもよい。
【0026】
前記光源駆動部は前記各表示ブロックに前記光が照射される時間を前記第N及び第Mフレームのそれぞれの周期で前記各表示ブロックに対応して設定された時間を引いた時間と同一または短く設定してもよい。
【0027】
前記k個の発光ブロックの各々は少なくとも一つの光源を含み、前記光源は線光源または、点光源であってもよい。
【0028】
前記表示装置は前記光源部の一側面に配置されて前記光源部から発生した光を前記表示パネルにガイドする導光板をさらに含んでもよい。
【0029】
前記光源部は前記表示パネルの下部に配置されてもよい。
【0030】
本発明の一実施形態に係る立体画像表示方法は、画像が表示されるスキャン方向により配列された第1〜第k(kは、自然数)発光ブロックによって第1〜第k表示ブロックが定義された表示パネルに、左眼用または右眼用画像に対応するデータを出力する。フレーム区間のうち、全体オフ区間に前記第1〜第k発光ブロックを全部消灯する。前記フレーム区間のうち、前記全体オフ区間後に、順次オン区間に前記第1〜第k発光ブロックを順次に発光する。前記全体オフ区間内に、前記表示パネルに表示された前記左眼用または前記右眼用画像に対応してシャッタメガネに含まれた左眼用シャッタ及び右眼用シャッタの開閉動作を開始する。
【0031】
前記第1〜第k発光ブロックを順次発光することは、前記第1〜第k発光ブロックのうち少なくとも一つは、以前の発光ブロックの発光区間と重なるオーバーラップ区間を有してもよい。
【0032】
前記第1〜第k発光ブロックを順次発光することは、前記第1〜第k発光ブロックのうち少なくとも一つは、以前の発光ブロックの発光区間と離隔区間ほど離隔された発光区間を有してもよい。
【0033】
前記第1の発光ブロックは前記表示パネルに前記左眼用または前記右眼用データの出力が開始される時点から既に設定された設定時間以後に第1の発光区間の間に発光してもよい。
【0034】
前記シャッタメガネに含まれた左眼用シャッタ及び右眼用シャッタの開閉動作を開始することは、前記左眼用シャッタ及び前記右眼用シャッタのうち前記表示パネルに表示された画像に対応する一つのシャッタを先に開くこと及び以後、前記左眼用シャッタ及び前記右眼用シャッタのうち他の一つのシャッタを閉じることを含んでもよい。
【発明の効果】
【0035】
本発明によれば、左眼画像及び右眼画像の各々が複数の画像に時分割して視認されるように表示パネルに光を照射する光源部を複数個の発光ブロックに分割し、発光ブロックの発光タイミングを制御して表示パネルの表示ブロックが、左眼画像または右眼画像が完全に表示された状態で視認されるようにすることによって、左眼画像及び右眼画像が混在されてクロストークが発生することを防止することができる。
【0036】
また、本発明によれば、各発光ブロックの発光区間を隣接した発光ブロックの発光区間に基づいて個別的に制御することによってシャッタメガネのシャッタ開閉する時間を十分に確保して左眼3次元画像のクロストーク(3Dクロストーク)を改善することができ、また、隣接した発光ブロックの漏洩光による3Dクロストーク及び輝度不均一性を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明の一実施形態に係る表示装置を示すブロック図である。
【図2】図1の表示装置による立体画像表示方法の例を示すタイミング図である。
【図3】図1の表示装置による立体画像表示方法の例を示すタイミング図である。
【図4】図1の表示装置による立体画像表示方法の例を示すタイミング図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る光供給ユニットを示す平面図である。
【図6】本発明の他の実施形態に係る光供給ユニットを示す平面図である。
【図7】本発明の他の実施形態に係る表示装置を示すブロック図である。
【図8】本発明の一実施形態に係る立体画像表示方法の例を示すタイミング図である。
【図9】本発明の一実施形態に係る立体画像表示方法の例を示すタイミング図である。
【図10】本発明の一実施形態に係る立体画像表示方法の例を示すタイミング図である。
【図11】本発明の一実施形態に係る立体画像表示方法の例を示すタイミング図である。
【図12】本発明のまた他の実施形態に係る表示装置を示すブロック図である。
【図13】図12の表示装置による立体画像表示方法の第1の例を示す駆動信号のタイミング図である。
【図14】図12の表示装置による立体画像表示方法の第2の例を示す駆動信号のタイミング図である。
【図15】図12の表示装置による立体画像表示方法の第3の例を示す駆動信号のタイミング図である。
【図16】図12の表示装置による立体画像表示方法の第4の例を示す駆動信号のタイミング図である。
【図17】図12の表示装置による立体画像表示方法の第5の例を示す駆動信号のタイミング図である。
【図18】本発明の実施形態に係るクロストーク値を示すグラフである。
【図19】図12の表示装置による立体画像表示方法の第6の例を示す駆動信号のタイミング図である。
【図20】図12の表示装置による立体画像表示方法の第7の例を示す駆動信号のタイミング図である。
【図21】図12の表示装置による立体画像表示方法の第8の例を示す駆動信号のタイミング図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0038】
以下、図面を参照して本発明の表示装置の望ましい実施形態をより詳細に説明する。
【0039】
図1は本発明の一実施形態に係る表示装置を示すブロック図である。図1を参照すれば、表示装置は表示パネル100、パネル駆動部200、タイミング制御部300、光供給ユニット400、光源駆動部500、及び一対のシャッタメガネ600を含む。
【0040】
表示パネル100は画像を表示する複数の画素Pを含む。例えば、各画素は互いに交差するゲートGLとデータラインDLに電気的に接続されたスイッチング素子TRと、スイッチング素子TRに接続された液晶キャパシタCLC及びストレージキャパシタCSTを含む。表示パネル100は互いに対向する二つの基板と二つの基板の間に配置された液晶を含む。
【0041】
パネル駆動部200はゲート駆動部210及びデータ駆動部230を含む。ゲート駆動部210はゲートGLを駆動するためのゲート信号を生成してゲートGLに供給する。データ駆動部230はタイミング制御部300から受信した画像信号をデータ電圧に変換する。データ駆動部230はデータ電圧をデータラインDLに供給する。
【0042】
タイミング制御部300は外部装置(図示せず)から受信した同期信号に基づいて表示装置の全般的な駆動タイミングを制御する。例えば、タイミング制御部300は外部装置から受信、または、タイミング制御部300から生成した3次元画像信号をデータ駆動部230に供給する。3次元画像信号は左眼画像及び右眼画像を含む。タイミング制御部300は表示パネル100に表示される画像に基づいて光源駆動部500の駆動を制御する。また、タイミング制御部300は表示パネル100に表示される画像に基づいてシャッタメガネ600の駆動を制御する。
【0043】
光供給ユニット400は導光板410及び光源部420を含む。
【0044】
導光板410は光源部420の一側面に配置され、光源部420から発生する光を表示パネル100に照射する。
【0045】
光源部420は表示装置に光を照射する。光源部420は第1の発光ブロック420a及び第2の発光ブロック420bを含む。第1の発光ブロック420a及び第2の発光ブロック420bの各々は一つ以上の光源422(図示せず)を含む。光源422は蛍光ランプまたは発光ダイオードであってもよい。表示パネル100は、第1の発光ブロック420a及び第2の発光ブロック420bに対応して第1表示ブロックDB1及び第2表示ブロックDB2に分割してもよい。第1の発光ブロック420aは第1表示ブロックDB1に光を照射し、第2の発光ブロック420bは第2表示ブロックDB2に光を照射する。
【0046】
一方、図1に示さなかったが、光源部420は第1の発光ブロック420aと対向する第3発光ブロック及び第2の発光ブロック420bと対向する第4発光ブロックをさらに含んでもよい。この場合、対向する第1発光ブロック420a及び第3発光ブロックは互いに同期して駆動してもよい。また、第2発光ブロック420b及び第4発光ブロックは互いに同期して駆動してもよい。
【0047】
また、光供給ユニット400は光遮断部材(図示せず)をさらに含んでもよい。光遮断部材は、第1発光ブロック420a及び第2発光ブロック420bの間に配置され、第1の発光ブロック420aから第2の発光ブロック420bに、または、第2の発光ブロック420bから第1の発光ブロック420aに光が漏れることを縮小、或いは、遮断することができる。
【0048】
光源駆動部500は第1発光ブロック420a及び第2発光ブロック420bの駆動を制御する。例えば、光源駆動部500は第1の発光ブロック420aが発光されれば第2の発光ブロック420bは消灯されるように制御し、第2の発光ブロック420bが発光されれば第1の発光ブロック420aは消灯されるように処理する。光源駆動部500は、第1表示ブロックDB1に第1左眼画像の出力が完了した時点から第1の左眼設定時間が経過した時点に第1の発光ブロック420aが発光するように制御する。光源駆動部500は第2表示ブロックDB2に第2左眼画像の出力が完了した時点から第2の左眼設定時間が経過した時点に第2の発光ブロック420bが発光するように制御する。第1の左眼設定時間と第2の左眼設定時間は実質的に同一であってもよい。第1左眼設定時間及び第2左眼設定時間は液晶の応答速度に基づいて設定される。例えば、第1左眼設定時間及び第2の左眼設定時間は液晶がサチュレーション(saturation)される時の輝度の約60%に該当する輝度に到達するのに所要される時間と実質的に同一またはより大きいこともある。一方、光源駆動部500は第1表示ブロックDB1に、第1右眼画像の出力が完了した時点から第1の右眼設定時間が経過した時点に第1の発光ブロック420aが発光するように制御する。光源駆動部500は第2表示ブロックDB2に、第2右眼画像の出力が完了した時点から第2の右眼設定時間が経過した時点に第2の発光ブロック420bが発光するように制御する。第1の右設定時間と第2の右設定時間は、実質的に同一であってもよい。第1の左眼設定時間と第1の右眼設定時間は、実質的に同一であってもよく、第2の左眼設定時間と第2の右眼設定時間は実質的に同一であってもよい。第1左眼設定時間及び第2の左眼設定時間と第1右眼設定時間及び第2の右眼設定時間とが、実質的に全部同一であってもよい。
【0049】
シャッタメガネ600は左眼シャッタ610及び右眼シャッタ620を含む。シャッタメガネ600はタイミング制御部300などから受信されるシャッタ制御信号に応答して左眼シャッタ610及び右眼シャッタ620を選択的に開閉させる。例えば、シャッタメガネ600は第1左眼画像及び第2左眼画像に対応して第1表示ブロックDB1及び第2表示ブロックDB2に光が照射される間、左眼シャッタ610を開き、右眼シャッタ620を閉じる。一方、シャッタメガネ600は第1右眼画像及び第2右眼画像に対応して第1表示ブロックDB1及び第2表示ブロックDB2に光が照射される間、右眼シャッタ620を開き、左眼シャッタ610を閉じる。
【0050】
図2、図3、及び図4は、図1の表示装置による立体画像表示方法を示すタイミング図である。
【0051】
図1〜図4を参照すれば、第N(Nは、自然数)フレーム(F(N))の間、左眼画像L1が出力される。左眼画像L1は、垂直同期信号VSYNCに基づいて出力される。第Nフレームは、アクティブ区間ACI及びブランキング区間VBIを含む。左眼画像L1は、第Nフレームのアクティブ区間ACIに出力され、ブランキング区間VBI間、維持される。ブランキング区間VBIは、一般的な場合と同様に1フレーム周期の約10%以下になるように設定される。また、例えば、ブランキング区間VBIは、1フレーム周期の10%超過になるように設定してもよく、この時、約30%以上になるように設定してもよい。
【0052】
左眼画像L1は、表示パネル100の第1表示ブロックDB1に表示される第1左眼画像LI1及び第2表示ブロックDB2に表示される第2左眼画像LI2に分けられる。例えば、表示パネル100が1920×1080の解像度を有する場合、第1表示ブロックDB1及び第2表示ブロックDB2は、各々1920×540の解像度を有する。この場合、左眼画像L1は1920×1080個の画像データを有してもよく、第1左眼画像LI1及び第2左眼画像LI2は、各々1920×540個の画像データを有してもよい。表示パネル100は1920×1080の解像度を有するフレーム画像を60Hz、または、その倍数のフレーム周波数で表示してもよい。
【0053】
光源駆動部500は第1の発光制御信号BLC1に基づいて第1の発光ブロック420aを駆動し、第2の発光制御信号BLC2に基づいて第2の発光ブロック420bを駆動する。第1の発光制御信号BLC1及び第2の発光制御信号BLC2は、一つの配線によって転送されてもよく、各々別途の配線によって転送されてもよい。例えば、第1の発光ブロック420aは、ハイレベルの第1の発光制御信号BLC1に応答して発光してもよく、ローレベルの第1の発光制御信号BLC1に応答して消灯してもよい。第2の発光ブロック420bは、例えばハイレベルの第2の発光制御信号BLC2に応答して発光してもよく、ローレベルの第2の発光制御信号BLC2に応答して消灯してもよい。第1の発光ブロック420aは第1表示ブロックDB1に第1左眼画像LI1の出力が完了した時点から第1の左設定時間TL1が経過した時点で発光される。第2の発光ブロック420bは第2表示ブロックDB2に第2左眼画像LI2の出力が完了した時点から第2の左設定時間TL2が経過した時点で発光される。第1の左眼設定時間TL1または第2の左眼設定時間TL2は、表示パネル100に含まれた液晶の応答速度に基づいて設定される。例えば、第1の左設定時間TL1または第2の左設定時間TL2は、液晶がサチュレーション(saturation)される時の輝度の約60%に該当する輝度に到達するのに所要される時間と実質的に同一またはより大きいこともある。第1の左眼設定時間TL1または第2の左眼設定時間TL2は、1フレームの周期を第1発光ブロック420a及び第2の発光ブロック420bに分けた時間に基づいて設定される。例えば、第1の左眼設定時間TL1は、1フレームの周期を第1発光ブロック420a及び第2の発光ブロック420bに分けた時間より大きく設定する。シャッタメガネ600は第1シャッタ制御信号LSSに基づいて左眼シャッタ610の開閉を制御し、第2シャッタ制御信号RSSに基づいて右眼シャッタ620の開閉を制御する。シャッタメガネ600はハイレベルの第1シャッタ制御信号LSSに応答して左眼シャッタ610を開き、ローレベルの第1シャッタ制御信号LSSに応答して左眼シャッタ610を閉じる。また、シャッタメガネ600は、ハイレベルの第2シャッタ制御信号RSSに応答して右眼シャッタ620を開けて、ローレベルの第2シャッタ制御信号RSSに応答して右眼シャッタ620を閉じる。シャッタメガネ600は第1発光ブロック420a及び第2の発光ブロック420bが発光される間、左眼シャッタ610を開き、右眼シャッタ620を閉じる。
【0054】
観察者は第1の発光ブロック420aが発光される間、左眼シャッタ610を通じて第1表示ブロックDB1に表示された第1左眼画像を視認し、第2の発光ブロック420bが発光される間、左眼シャッタ610を通じて第2表示ブロックDB2に表示された第2左眼画像を視認する。
【0055】
また、第M(Mは、Nより大きい自然数)フレーム(F(M))間、表示パネル100に右眼画像RIが出力される。図2では、MはN+1の場合を例として示し、図3及び図4では、MがN+1より大きい場合を例として示した。図3及び図4に示したように第Nフレーム(F(N))間、表示パネル100に左眼画像L1が出力され、連続する第N+1フレーム(F(N+1))から右眼画像RIが表示パネル100に出力される第Mフレームの直前フレームである第M−1フレーム(F(M−1))まで各々フレームに左眼画像L1が出力される。第N+1フレーム(F(N+1))から第M−1フレーム(F(M−1))まで出力される左眼画像L1は、第Nフレームの左眼画像L1と同一、または、第Nフレームの左眼画像L1に基づいて生成される画像でもある。第N+1フレーム(F(N+1))から第M−1フレーム(F(M−1))まで出力される左眼画像L1は、実質的にブラック階調に対応する画像でもある。また、これと同様に第Mフレーム(F(M))間、表示パネル100に右眼画像RIが出力され、連続する第M+1フレーム(F(M+1)から左眼画像L1が表示パネル100に出力される第2M−Nフレームの直前フレームである第2M−N−1フレーム(F(2M−N−1))まで、各々フレームに右眼画像RIが出力される。第M+1フレーム(F(M+1))から第2M−N−1フレーム(F(2M−N−1))まで出力される右眼画像RIは、第Mフレームの右眼画像RIと同一または、第Mフレームの右眼画像RIに基づいて生成される画像でもある。第M+1フレーム(F(M+1))から第2M−N−1フレーム(F(2M−N−1))まで出力される右眼画像RIは、実質的にブラック階調に対応する画像でもある。
【0056】
図2〜図4を参照すれば、右眼画像RIは第Mフレームのアクティブ区間ACIに出力され、ブランキング区間VBI間、維持される。右眼画像RIは表示パネル100の第1表示ブロックDB1に表示される第1右眼画像RI1及び第2表示ブロックDB2に表示される第2右眼画像RI2に分けられる。
【0057】
第1の発光ブロック420aは、ハイレベルの第1の発光制御信号BLC1に応答して発光され、ローレベルの第1の発光制御信号BLC1に応答して消灯される。第1の発光ブロック420aは第1表示ブロックDB1に第1右眼画像RI1の出力が完了した時点から第1の右設定時間TR1が経過した時点で発光される。第2の発光ブロック420bは、ハイレベルの第2の発光制御信号BLC2に応答して発光され、ローレベルの第2の発光制御信号BLC2に応答して消灯される。第2の発光ブロック420bは第2表示ブロックDB2に第2右眼画像RI2の出力が完了した時点から第2の右眼設定時間TR2が経過した時点で発光する。第1の右眼設定時間TR1または第2の右眼設定時間TR2は、液晶の応答速度に基づいて設定される。例えば、第1の右眼設定時間TR1または第2の右眼設定時間TR2は、液晶がサチュレーションされる時の輝度の約60%に該当する輝度に到達するのに所要される時間と実質的に同一またはより大きいこともある。第1の左眼設定時間TL1と第1の右眼設定時間TR1は、実質的に同一であってもよく、第2の左眼設定時間TL2と第2の右眼設定時間TR2は、実質的に同一であってもよい。第1左眼設定時間TL1及び第2の左眼設定時間TL2と第1右眼設定時間TR1及び第2の右設定時間TR2と実質的に全部同一であってもよい。第1の右眼設定時間TR1または第2の右眼設定時間TR2は、1フレームの周期を第1の発光ブロック420a及び第2の発光ブロック420bに分けた時間より大きく設定される。
【0058】
シャッタメガネ600は、右眼画像RIが表示された表示パネル100に第1発光ブロック420a及び第2の発光ブロック420bから発生した光が照射される間、右眼シャッタ620を開き、左眼シャッタ610を閉じる。第1の発光ブロック420aが発光される時間は、1フレームの周期で第1の左眼設定時間TL1または第1の右眼設定時間TR1を引いた時間と実質的に同一または小さいこともある。第2の発光ブロック420bが発光される時間は1フレームの周期で第2の左眼設定時間TL2または第2の右眼設定時間TR2を引いた時間と実質的に同一または小さいこともある。
【0059】
観察者は第1の発光ブロック420aが発光される間、右眼シャッタ620を通じて第1表示ブロックDB1に表示される第1右眼画像RI1を視認し、第2の発光ブロック420bが発光される間、右眼シャッタ620を通じて第2表示ブロックDB2に表示される第2右眼画像を視認する。
【0060】
本実施形態によれば、左眼画像LI及び右眼画像RIの各々が二つの画像で時分割して視認されるように光源部420を第1の発光ブロック420a及び第2の発光ブロック420bに分割し、第1の発光ブロック420a及び第2の発光ブロック420bの発光タイミングを制御して表示パネル100の表示ブロックに左眼画像または右眼画像が完全に表示された状態で視認することによって、左眼及び右眼画像が混在してクロストークが発生することを防止できる。
【0061】
図5は本発明の一実施形態に係る光供給ユニットを示す平面図である。本実施形態に係る表示装置は光供給ユニット401を除いては図1に示した表示装置と実質的に同一であるため、光供給ユニット401を除いた残り構成に対しては図1を参照して説明する。また、本実施形態に係る立体画像表示方法は、図2〜図4を参照して説明した立体画像表示方法と実質的に同一であるため、繰り返される説明は省略する。
【0062】
図1及び図5を参照すれば、本実施形態に係る光供給ユニット401は、第1の発光ブロック432及び第2の発光ブロック434を含む。第1発光ブロック432及び第2の発光ブロック434の各々は複数の光源431を含む。光源431は発光ダイオードであってもよい。第1発光ブロック432及び第2の発光ブロック434は、表示パネル100の下部に配置される。一方、図1及び図5に示さないが、光供給ユニット401は第1発光ブロック432及び第2の発光ブロック434の間に配置され、第1の発光ブロック432から第2の発光ブロック434に、または、第2の発光ブロック434から第1の発光ブロック432に光が流出することを縮小、或いは、遮断する光遮断部材を含む。
【0063】
第1発光ブロック432及び第2の発光ブロック434は、表示パネル100の下部に配置され、第1発光ブロック442及び第2の発光ブロック444から発生した光は表示パネル100に照射される。
【0064】
図6は本発明の一実施形態に係る光供給ユニットを示す平面図である。本実施形態に係る表示装置は光供給ユニット402を除いては図1に示した表示装置と実質的に同一であるため、光供給ユニット402を除いた残り構成に対しては図1を参照して説明する。また、本実施形態に係る立体画像表示方法は図2〜図4を参照して説明した立体画像表示方法と実質的に同一であるため、繰り返される説明は省略する。
【0065】
図1及び図6を参照すれば、光供給ユニット402は第1の発光ブロック442及び第2の発光ブロック444を含む。第1発光ブロック442及び第2の発光ブロック444の各々は少なくとも一つの光源441を含む。光源441は蛍光灯(fluorescent lamp)であってもよい。第1発光ブロック442及び第2の発光ブロック444は、表示パネル100の下部に配置される。一方、図1及び図6に示さないが、光供給ユニット402は第1発光ブロック442及び第2の発光ブロック444の間に配置され、第1の発光ブロック442から第2の発光ブロック444に、または、第2の発光ブロック444から第1の発光ブロック442に光が流出することを縮小、或いは、遮断する光遮断部材を含む。
【0066】
第1発光ブロック442及び第2の発光ブロック444は、表示パネル100の下部に配置され、第1発光ブロック432及び第2の発光ブロック434から発生した光は表示パネル100に照射される。
【0067】
図7は本発明の一実施形態に係る表示装置を示すブロック図である。図7を参照すれば、表示装置は表示パネル100、パネル駆動部200、タイミング制御部300、光供給ユニット403、光源駆動部500、及び一対のシャッタメガネ600を含む。
【0068】
表示パネル100は画像を表示する複数の画素Pを含む。各画素Pは互いに交差するゲートGLとデータラインDLに電気的に接続されたスイッチング素子TRと、スイッチング素子TRに接続された液晶キャパシタCLCと、ストレージャパシタCSTを含む。表示パネル100は互いに対向する二つの基板と二つの基板の間に配置された液晶を含む。
【0069】
パネル駆動部200はゲート駆動部210及びデータ駆動部230を含む。ゲート駆動部210はゲートGLを駆動するためのゲート信号を生成してゲートGLに供給する。データ駆動部230はタイミング制御部300から受信した画像信号をデータ電圧に変換する。データ駆動部230はデータ電圧をデータラインDLに供給する。
【0070】
タイミング制御部300は外部装置(図示せず)から受信した制御信号に基づいて表示装置の全般的な駆動タイミングを制御する。タイミング制御部300は外部装置から受信されるか、または、タイミング制御部300で生成した3次元画像信号をデータ駆動部230に供給する。3次元画像信号は左眼画像及び右眼画像を含む。タイミング制御部300は表示パネル100に表示される画像に基づいて光源駆動部500の駆動を制御する。また、タイミング制御部300は表示パネル100に表示される画像に基づいてシャッタメガネ600の駆動を制御する。
【0071】
光供給ユニット403は、導光板410及び光源部450を含む。導光板410は、光源部450の一側面に配置され、光源部450から発生する光を表示パネル100に供給する。
【0072】
光源部450は光を表示パネル100に照射する。光源部450はk(kは、3以上の自然数)個の発光ブロックを含む。例えば、光源部450は、図6に図示したように、第1発光ブロック450a、第2発光ブロック450b、第3発光ブロック450c及び第4発光ブロック450dを含む。第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dの各々は、少なくとも一つの光源(図示せず)を含む。光源は発光ダイオードであってもよい。また、光源452は蛍光灯であってもよい。
【0073】
表示パネル100は第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dに対応して第1、第2、第3及び第4表示ブロックDB1、DB2、DB3、DB4に分割する。第1の発光ブロック450aは第1表示ブロックDB1に光を照射し、第2の発光ブロック450bは第2表示ブロックDB2に光を照射する。第3発光ブロック450cは第3表示ブロックDB3に光を照射し、第4発光ブロック450dは第4表示ブロックDB4に光を照射する。また、光供給ユニット403は、隣接した発光ブロックの間に配置され、該当ブロック外に光が漏れることを縮小、或いは、遮断するための光遮断部材(図示せず)をさらに含む。光遮断部材は、第1発光ブロック450a及び第2の発光ブロック450bの間、第2及び第3発光ブロック450b、450c、及び第3及び第4発光ブロック450c、450dの間に配置される。また、図7に示さないが、光源部450は第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dと対向する第5、第6、第7及び第8発光ブロックをさらに含んでもよい。この場合、互いに対向する発光ブロックは互いに同期して駆動される。
【0074】
一方、本実施形態では光源部450が、導光板410の側面に配置され、導光板410を通じて表示パネル100に光が照射されるエッジ型(edge type)で構成された場合を例として説明したが、これに限定されるのではない。即ち、光源部450は第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dが表示パネル100の下部に配置され、表示パネル100に直接光を照射する直下型(direct type)で形成してもよい。
【0075】
光源駆動部500は第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dを駆動するための発光制御信号を生成する。光源駆動部500は各表示ブロックに左眼画像または右眼画像の出力が完了した時点から第1〜第4の左眼設定時間、または、第1〜第4の右眼設定時間が経過した時点で各発光ブロックが発光するように制御する。例えば、光源駆動部500は第1表示ブロックDB1に該当する左眼画像の出力が完了した時点から第1の左眼設定時間が経過した時点で第1の発光ブロック450aが発光するように制御し、第2表示ブロックDB2に該当する左眼画像の出力が完了した時点から第2の左眼設定時間が経過した時点で第2の発光ブロック450bが発光するように制御する。このような方式で、光源駆動部500は第1表示ブロックDB1に該当する右眼画像の出力が完了した時点から第1の右眼設定時間が経過した時点で第1の発光ブロック450aが発光するように制御する。第1〜第4の左眼設定時間、または、第1〜第4の右眼設定時間は、表示パネル100に含まれた液晶の応答速度に基づいて設定する。例えば、第1〜第4の左眼設定時間、または、第1〜第4の右眼設定時間は、液晶がサチュレーションされる時の輝度の約60%に該当する輝度に到達するのに所要される時間と実質的に同一またはより大きいこともある。一方、第1〜第4の左眼設定時間、または、第1〜第4の右眼設定時間の各々は、1フレームの周期を第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dの個数に分けた時間に基づいて設定される。例えば、第1〜第4の左眼設定時間、または、第1〜第4の右眼設定時間の各々は、1フレームの周期を第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dの個数に分けた時間より大きく設定される。
【0076】
シャッタメガネ600は、左眼シャッタ610及び右眼シャッタ620を含む。シャッタメガネ600はタイミング制御部300などから受信されるシャッタ制御信号に応答して左眼シャッタ610及び右眼シャッタ620を選択的に開閉させる。例えば、シャッタメガネ600は、左眼画像が表示された第1〜第4表示ブロックDB1、DB2、DB3、DB4に光が照射される間、左眼シャッタ610を開き、右眼シャッタ620を閉じる。一方、シャッタメガネ600は、右眼画像が表示された第1〜第4表示ブロックDB1、DB2、DB3、DB4に光が照射される間、右眼シャッタ620を開き、左眼シャッタ610を閉じる。
【0077】
図8、図9、及び図10は、図7の表示装置による立体画像表示方法を示すタイミング図である。
【0078】
図7〜図9を参照すれば、第N(Nは、自然数)フレーム(F(N))の間、表示パネル100には左眼画像L1が出力される。左眼画像L1は、垂直同期信号VSYNCに基づいて出力される。第Nフレームはアクティブ区間ACI及びブランキング区間VBIを含む。左眼画像L1は、第Nフレームのアクティブ区間ACIに出力され、ブランキング区間VBI間、維持される。ブランキング区間VBIは1フレーム周期の約10%以下になるように設定される。例えば、ブランキング区間VBIは1フレーム周期の約5〜6%程度と設定される。
【0079】
左眼画像L1は、表示パネル100の第1〜第4表示ブロックDB1、DB2、DB3、DB4に対応して第1、第2、第3及び第4左眼画像LI1、LI2、LI3、LI4に分けられる。例えば、表示パネル100が1920×1080の解像度を有する場合、第1〜第4表示ブロックDB1、DB2、DB3、DB4は、各々1920×270の解像度を有する。この場合、左眼画像L1は、1920×1080個の画像データを有してもよく、第1〜第4左眼画像LI1、LI2、LI3、LI4は、各々1920×270個の画像データを有してもよい。表示パネル100は、1920×1080の解像度を有するフレーム画像を60Hz、または、その倍数のフレーム周波数で表示してもよい。
【0080】
光源駆動部500は第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dを駆動するために第1、第2、第3及び第4発光制御信号BLC1、BLC2、BLC3、BLC4を生成する。第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dの各々は、ハイレベルの発光制御信号に応答して発光され、ローレベルの発光制御信号に応答して消灯される。
【0081】
第1の発光ブロック450aは、第1表示ブロックDB1に第1左眼画像LI1の出力が完了した時点から第1の左設定時間TL1が経過した時点で発光される。第2の発光ブロック450bは、第2表示ブロックDB2に第2左眼画像LI2の出力が完了した時点から第2の左眼設定時間TL2が経過した時点で発光される。第3発光ブロック450cは、第3表示ブロックDB3に第3左眼画像LI3の出力が完了した時点から第3の左眼設定時間TL3が経過した時点で発光される。第4発光ブロック450dは、第4表示ブロックDB4に第4左眼画像LI4の出力が完了した時点から第4の左眼設定時間TL4が経過した時点で発光される。第1〜第4の左設定時間TL1〜TL4は実質的に同一であってもよい。また、第1〜第4の左眼設定時間TL1、TL2、TL3、TL4は、液晶がサチュレーションされる時の輝度の約60%に該当する輝度に到達することに所要される時間と実質的に同一またはより大きいこともある。
【0082】
シャッタメガネ600は第1シャッタ制御信号LSSに基づいて左眼シャッタ610の開閉を制御し、第2シャッタ制御信号RSSに基づいて右眼シャッタ620の開閉を制御する。シャッタメガネ600は、ハイレベルの第1シャッタ制御信号LSSに応答して左眼シャッタ610を開き、ローレベルの第1シャッタ制御信号LSSに応答して左眼シャッタ610を閉じる。また、シャッタメガネ600はハイレベルの第2シャッタ制御信号RSSに応答して右眼シャッタ620を開き、ローレベルの第2シャッタ制御信号RSSに応答して右眼シャッタ620を閉じる。シャッタメガネ600は、左眼画像が表示された第1〜第4表示ブロックDB1、DB2、DB3、DB4に第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dから発生した光が照射される間、左眼シャッタ610を開き、右眼シャッタ620を閉じる。この時、第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dの各々が発光される時間は1フレームの周期で各発光ブロックに対応する第1〜第4の左眼設定時間TL1、TL2.TL3、TL4を各々引いた時間と実質的に同一または小さいこともある。
【0083】
観察者は第1の発光ブロック450aが発光される間、左眼シャッタ610を通じて第1表示ブロックDB1に表示された第1左眼画像LI1を視認し、第2の発光ブロック450bが発光される間、左眼シャッタ610を通じて第2表示ブロックDB2に表示された第2左眼画像LI2を視認する。観察者は第3発光ブロック450cが発光される間、左眼シャッタ610を通じて第3表示ブロックDB3に表示された第3左眼画像LI3を視認し、第4発光ブロック450dが発光する間、左眼シャッタ610を通じて第4表示ブロックDB4に表示された第4左眼画像LI4を視認する。
【0084】
また、第M(Mは、Nより大きい自然数)フレーム(F(M))の間、表示パネル100に右眼画像RIが出力される。図8においては、MはN+1の場合を例として示し、図9及び図10においては、MがN+1より大きい場合を例として示した。図9及び図10に示したように、第Nフレーム(F(N))の間、表示パネル100に左眼画像L1が出力され、すぐ連続する第N+1フレーム(F(N+1))から右眼画像RIが表示パネル100に出力される第Mフレームの直前フレームである第M−1フレーム(F(M−1))まで各々のフレームに左眼画像L1が出力される。第N+1フレーム(F(N+1))から第M−1フレーム(F(M−1))まで出力される左眼画像L1は、第Nフレームの左眼画像L1と同一、または、第Nフレームの左眼画像L1に基づいて生成される画像でもあってもよい。第N+1フレーム(F(N+1))から第M−1フレーム(F(M−1))まで出力される左眼画像L1は、実質的にブラック階調に対応する画像でもあってもよい。また、これと同様に、第Mフレーム(F(M))の間、表示パネル100に右眼画像RIが出力され、すぐ連続する第M+1フレーム(F(M+1))から左眼画像L1が表示パネル100に出力される第2M−Nフレームの直前フレームである第2M−N−1フレーム(F(2M−N−1))まで各々のフレームに右眼画像RIが出力される。第M+1フレーム(F(M+1))から第2M−N−1フレーム(F(2M−N−1))まで出力される右眼画像RIは第Mフレームの右眼画像RIと同一であるか、または、第Mフレームの右眼画像RIに基づいて生成される画像でもあってもよい。第M+1フレーム(F(M+1))から第2M−N−1フレーム(F(2M−N−1))まで出力される右眼画像RIは実質的にブラック階調に対応する画像でもあってもよい。
【0085】
図8〜図10を参照すれば、右眼画像RIは第Mフレームのアクティブ区間ACIに出力され、ブランキング区間VBIの間、維持される。右眼画像RIは、表示パネル100の第1〜第4表示ブロックDB1、DB2、DB3、DB4に対応して第1、第2、第3及び第4右眼画像RI1、RI2、RI3、RI4に分けられる。
【0086】
第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dの各々は、ハイレベルの発光制御信号に応答して発光され、ローレベルの発光制御信号に応答して消灯される。第1の発光ブロック450aは、第1表示ブロックDB1に第1右眼画像RI1の出力が完了した時点から第1の右眼設定時間TR1が経過した時点で発光される。第2の発光ブロック450bは、第2表示ブロックDB2に第2右眼画像RI2の出力が完了した時点から第2の右眼設定時間TR2が経過した時点で発光される。第3発光ブロック450cは、第3表示ブロックDB3に第3右眼画像RI3の出力が完了した時点から第3の右眼設定時間TR3が経過した時点で発光される。第4発光ブロック450dは、第4表示ブロックDB4に第4右眼画像RI4の出力が完了した時点から第4の右眼設定時間TR4が経過した時点で発光される。第1〜第4の右眼設定時間TR1〜TR4は実質的に同一であってもよい。また、第1〜第4の右眼設定時間TR1、TR2、TR3、TR4は、液晶がサチュレーションされる時の輝度の約60%に該当する輝度に到達するのに所要される時間と実質的に同一またはより大きいこともある。また、第1の左眼設定時間TL1と第1の右眼設定時間TR1、第2の左眼設定時間TL2と第2の右眼設定時間TR2、第3の左眼設定時間TL3と第3の右眼設定時間TR3、第4の左眼設定時間TL4と第4の右眼設定時間TR4は、各々実質的に同一であってもよく、第1〜第4の左眼設定時間TL1〜TL4と、第1〜第4の右眼設定時間TR1〜TR4共に実質的に同一であってもよい。
【0087】
シャッタメガネ600は、右眼画像が表示された第1〜第4表示ブロックDB1、DB2、DB3、DB4に第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dから発生した光が照射される間、右眼シャッタ620を開き、左眼シャッタ610を閉じる。この時、第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dの各々が発光される時間は、1フレームの周期で各発光ブロックに対応する第1〜第4の右眼設定時間TR1、TR2、TR3、TR4を引いた時間と実質的に同一または小さいこともある。
【0088】
観察者は第1の発光ブロック450aが発光される間、右眼シャッタ620を通じて第1表示ブロックDB1に表示された第1右眼画像RI1を視認し、第2の発光ブロック450bが発光される間、右眼シャッタ620を通じて第2表示ブロックDB2に表示された第2右眼画像RI2を視認する。観察者は第3発光ブロック450cが発光される間、右眼シャッタ620を通じて第3表示ブロックDB3に表示された第3右眼画像RI3を視認し、第4発光ブロック450dが発光される間、右眼シャッタ620を通じて第4表示ブロックDB4に表示された第4右眼画像LI4を視認する。
【0089】
本実施形態によれば、左眼画像と右眼画像を各々4つの画像に時分割し視認されるように処理することによって、左眼画像及び右眼画像が混在してクロストークが発生することを効率的に防止できる。従って、3次元画像の表示品質を向上させることができる。
【0090】
図7〜図10に示した本実施形態は表示ブロック及びこれに対応する発光ブロックの個数が各々4つの例示であるだけで、表示ブロック及び発光ブロックの個数は3または5以上であってもよい。
【0091】
図11は本発明の一実施形態に係る立体画像表示方法の一例を示すタイミング図である。
【0092】
本実施形態に係る表示装置はタイミング制御部300に印加される垂直同期信号VSYNCを除けば、図7〜図10を参照して説明した実施形態に係る表示装置と実質的に同一であるため、表示装置の構成に対しては図6を参照して説明する。また、本実施形態に係る立体画像表示方法は、垂直同期信号VSYNC、第1、第2、第3、及び第4発光制御信号BLC1、BLC2、BLC3、BLC4、並びに、第1及び第2シャッタ制御信号LSS、RSSを除いては、図8〜図10を参照して説明した表示装置立体画像表示方法と実質的に同一であるため、繰り返される説明は省略する。
【0093】
図7及び図11を参照すれば、第N(Nは、自然数)フレーム(F(N))の間、表示パネル100には左眼画像L1が出力される。左眼画像L1は、垂直同期信号VSYNCに基づいて出力される。左眼画像L1は垂直同期信号VSYNCのアクティブ区間ACIに出力され、ブランキング区間VBIの間、維持される。ブランキング区間VBIは1フレーム周期の約10%以上に設定され、この時、約30%以上になるように設定する。例えば、ブランキング区間VBIは1フレーム周期の約32%程度と設定される。
【0094】
表示パネル100は第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dに対応して第1〜第4表示ブロックDB1、DB2、DB3、DB4に分割する。左眼画像L1は第1〜第4表示ブロックDB1、DB2、DB3、DB4に対応して第1、第2、第3及び第4左眼画像LI1、LI2、LI3、LI4に分けられる。
【0095】
第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dの各々はハイレベルの発光制御信号に応答して発光され、ローレベルの発光制御信号に応答して消灯される。例えば、第1の発光ブロック450aは表示パネルの第1表示ブロックDB1に第1左眼画像LI1の出力が完了した時点から第1の左眼設定時間TL1が経過した時点で発光される。第2の発光ブロック450bは、第2表示ブロックDB2に第2左眼画像LI2の出力が完了した時点から第2の左眼設定時間TL2が経過した時点で発光される。第3発光ブロック450cは第3表示ブロックDB3に第3左眼画像LI3の出力が完了した時点から第3の左眼設定時間TL3が経過した時点で発光される。第4発光ブロック450dは第4表示ブロックDB4に第4左眼画像LI4の出力が完了した時点から第4の左眼設定時間TL4が経過した時点で発光される。第1〜第4の左眼設定時間TL1、TL2、TL3、TL4は、液晶の応答速度LCに基づいて設定される。例えば、第1〜第4の左眼設定時間TL1、TL2、TL3、TL4は、液晶がサチュレーションされる時の輝度の約60%に該当する輝度に到達するのに所要される時間と実質的に同一またはより大きいこともある。
【0096】
シャッタメガネ600は、左眼画像が表示された第1〜第4表示ブロックDB1、DB2、DB3、DB4に、第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dから発生した光が照射される間、左眼シャッタ610を開き、右眼シャッタ620を閉じる。左眼シャッタ610は左眼画像L1に対応して第1の発光ブロック450aが発光される時点に開き、右眼画像RIに対応して第1の発光ブロック450aが発光される前の時点で閉じられる。
【0097】
観察者は第1の発光ブロック450aが発光される間、左眼シャッタ610を通じて第1左眼画像LI1を視認し、第2の発光ブロック450bが発光される間、左眼シャッタ610を通じて第2左眼画像LI2を視認する。また、観察者は第3発光ブロック450cが発光される間、左眼シャッタ610を通じて第3左眼画像LI3を視認し、第4発光ブロック450dが発光する間、左眼シャッタ610を通じて第4左眼画像LI4を視認する。
【0098】
また、第M(Mは、Nより大きい自然数)フレーム(F(M))の間、表示パネル100に右眼画像RIが出力される。図11では、MはN+1の場合を例として示した。右眼画像RIは、第1〜第4表示ブロックDB1、DB2、DB3、DB4に対応して第1、第2、第3及び第4右眼画像RI1、RI2、RI3、RI4に分けられる。
【0099】
第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dの各々はハイレベルの発光制御信号に応答して発光され、ローレベルの発光制御信号に応答して消灯される。例えば、第1の発光ブロック450aは第1表示ブロックDB1に第1右眼画像RI1の出力が完了した時点から第1の右眼設定時間TR1が経過した時点で発光される。第2の発光ブロック450bは、第2表示ブロックDB2に第2右眼画像RI2の出力が完了した時点から第2の右設定時間TR2が経過した時点で発光される。第3発光ブロック450cは第3表示ブロックDB3に第3右眼画像RI3の出力が完了した時点から第3の右眼設定時間TR3が経過した時点で発光される。第4発光ブロック450dは第4表示ブロックDB4に、第4右眼画像RI4の出力が完了した時点から第4の右設定時間TR4が経過した時点で発光される。第1〜第4の右眼設定時間TR1、TR2、TR3、TR4は、液晶がサチュレーションされる時の輝度の約60%に該当する輝度に到達するのに所要される時間と実質的に同一またはより大きいこともある。また、第1の左眼設定時間TL1と第1の右眼設定時間TR1、第2の左眼設定時間TL2と第2の右眼設定時間TR2、第3の左眼設定時間TL3と第3の右眼設定時間TR3、第4の左眼設定時間TL4と第4の右眼設定時間TR4は、各々実質的に同一であり、第1〜第4の左設定時間TL1〜TL4と、第1〜第4の右眼設定時間TR1〜TR4と共に実質的に同一である。
【0100】
シャッタメガネ600は右眼画像が表示された第1〜第4表示ブロックDB1、DB2、DB3、DB4に、第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dから発生した光が照射される間、右眼シャッタ620を開き、左眼シャッタ610を閉じる。左眼シャッタ610は右眼画像RIに対応して第1の発光ブロック450aが発光される時点で開き、右眼画像RIに対応して第1の発光ブロック450aが発光される前の時点で閉じられる。
【0101】
観察者は第1の発光ブロック450aが発光される間、左眼シャッタ610を通じて第1左眼画像LI1を視認し、第2の発光ブロック450bが発光される間、左眼シャッタ610を通じて第2左眼画像LI2を視認する。また、観察者は第3発光ブロック450cが発光される間、左眼シャッタ610を通じて第3左眼画像LI3を視認し、第4発光ブロック450dが発光する間、左眼シャッタ610を通じて第4左眼画像LI4を視認する。
【0102】
本実施形態によれば、垂直同期信号VSYNCのブランキング区間VBIが、図8に示した垂直同期信号VSYNCのブランキング区間VBIに比べて相対的に拡張された状態であるため、左眼画像L1または右眼画像RIを表示するためのアクティブ区間が短くなる。これによって、光源部450の駆動マージンを確保することができる。即ち、図8に示す立体画像表示方法に比べて対応する第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dの発光デューティ幅を増加させる。このように、第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dの発光デューティ幅を増加させる場合、表示パネル100の輝度が向上されるので、3次元立体画像の表示品質を向上させることができる。
【0103】
図11に示した本実施形態は表示ブロック及びこれに対応する発光ブロックの個数が各々4つの例示であるのみであって、表示ブロック及び発光ブロックの個数は、3または5以上でもあってもよい。
【0104】
図12は本発明のまた他の実施形態に係る表示装置を示すブロック図である。図12参照すれば、表示装置は表示パネル100、パネル駆動部200、タイミング制御部300、光供給ユニット400、光源駆動部500及び一対のシャッタメガネ600を含む。図7と同一構成要素に対しては同一図面符号を与え、その詳細な説明は省略する。
【0105】
導光板410は表示パネル100の下に配置される。光源部450は画像がスキャンされるスキャニング方向に配列され、スキャニング方向に順次に駆動する複数の第1〜第k発光ブロック(kは、自然数)を含む。以下においては光源部450が第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dを含むことを例として説明する。第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dを含み、各発光ブロックは光を発生する光源を含む。例えば、図12に示すように、第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dは、導光板410の一側のエッジに配置される。または、第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dは対向する導光板410の両側のエッジに配置される。または、光源部450は導光板410を省略し、表示パネル100の下に直下型構造にて直接配置される。直下型構造の場合、光源は蛍光ランプまたは発光ダイオードであってもよい。
【0106】
光源駆動部500は表示パネル100に表示される画像に従って光源部450の第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dの発光及び消灯を制御して、第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dを順次駆動する。光源駆動部500は第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dの各々の発光区間を個別的に制御する。これによって、フレーム周期のうち第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dが共に消灯される全体オフ区間及び第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dを順次に発光する順次オン区間を有する。
【0107】
シャッタメガネ600は、液晶シャッタの左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620を含む。シャッタメガネ600はタイミング制御部300から供給されたシャッタ制御信号に基づいて左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620を選択的に開閉させる。シャッタ制御信号は、左眼用シャッタ610を開閉する左眼用オープン信号及びクローズ信号と、右眼用シャッタ620を開閉する右眼用オープン信号及びクローズ信号とを含む。シャッタ制御信号はライジング時間よりフォーリング時間が短い液晶応答速度を考慮して左眼用オープン信号、右眼用クローズ信号、右眼用オープン信号及び左眼用クローズ信号を順次配列される。
【0108】
例えば、第N(Nは、自然数)フレームは、表示パネル100に左眼用データフレームが出力されると、タイミング制御部300は第Nフレーム内の全体オフ区間内に左眼用オープン信号及び右眼用クローズ信号を順次供給する。第N+1フレームは表示パネル100に右眼用データフレームが出力されると、タイミング制御部300は第N+1フレーム内の全体オフ区間内に右眼用オープン信号及び左眼用クローズ信号を順次供給する。従って、シャッタメガネ600はタイミング制御部300から供給された左眼用オープン信号、右眼用クローズ信号、右眼用オープン信号及び左眼用クローズ信号に基づいて左眼用シャッタ610の開閉を制御する左眼用シャッタ信号及び右眼用シャッタ620の開閉を制御する右眼用シャッタ信号を生成して、左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620を駆動する。
【0109】
シャッタメガネ600は、全体オフ区間内でシャッタメガネ600の開閉動作を開始することによって、シャッタメガネ600の液晶応答速度によりシャッタ610、620が完全に開き、閉じられる前に視認される左眼画像と右眼画像との間のクロストーク(3Dクロストーク)を防止できる。全体オフ区間はシャッタメガネ600の液晶応答速度と同じかあるいは長くてもよい。
【0110】
以下においては、第1、第2、第3及び第4発光ブロック450a、450b、450c、450dの各々が対応する表示パネル100の第1、第2、第3及び第4表示ブロックDB1、DB2、DB3、DB4の各々に光を照射することを例として説明し、左眼用データフレームは、ホワイトデータであり、右眼用データフレームはブラックデータであることを例として説明する。
【0111】
図13は図12の表示装置による立体画像表示方法の第1の例を示す駆動信号のタイミング図である。図12及び図13を参照すれば、垂直同期信号VSYNCに基づいて1フレームはアクティブ区間ACTIVE及びブランキング区間VBIを含む。アクティブ区間ACTIVEは、実質的にデータが表示パネル100に出力される区間であり、ブランキング区間VBIはデータが維持される区間である。ブランキング区間VBIは1フレーム周期の約5%〜約6%程度で設定される。
【0112】
第Nフレーム(F(N))の間、パネル駆動部200は表示パネル100に左眼用データフレームを出力する。左眼用データフレームは左眼用第1、第2、第3及び第4データブロックLI1、LI2、LI3、LI4を含む。データフレームは、920×1080解像度に対応するデータであってもよく、各データブロックは920×270解像度に対応するデータであってもよい。
【0113】
第Nフレーム(F(N))の第1区間I11の間、左眼用第1データブロックLI1を水平ライン単位で順次出力し、第Nフレーム(F(N))の第2区間I12の間、左眼用第2データブロックLI2を水平ライン単位で順次出力し、第Nフレーム(F(N))の第3区間I13の間、左眼用第3データブロックLI3を水平ライン単位で順次出力し、第Nフレーム(F(N))の第4区間I14の間、左眼用第4データブロックLI4を水平ライン単位で順次出力する。例えば、液晶応答速度LC_RSに従って第1表示ブロックDB1は第2区間I2の中期以後に、左眼用第1データブロックLI1の最初のラインデータに該当する画像を表示し、また、液晶応答速度LC_RSに従って第1表示ブロックDB1は第3区間I3の中期以後に、左眼用第1データブロックLI1の最後のラインデータに該当する画像を表示する。
【0114】
このような方式でパネル駆動部200は、第Nフレーム(F(N))の間、左眼用データフレームを表示パネル100に出力し、表示パネル100は第Nフレーム(F(N))の開始点に対して液晶応答速度ほど遅延されて左眼画像を表示する。
【0115】
第N+1フレーム(F(N+1))の間、パネル駆動部200は表示パネル100に右眼用データフレームを出力する。右眼用データフレームは、右眼用第1、第2、第3及び第4データブロックRI1、RI2、RI3、RI4を含む。パネル駆動部200は第N+1フレーム(F(N+1))の第1区間I21の間、右眼用第1データブロックRI1を水平ライン単位で順次出力し、第N+1フレーム(F(N+1))の第2区間I22の間、右眼用第2データブロックRI2を水平ライン単位で順次出力し、第N+1フレーム(F(N+1))の第3区間I23の間、右眼用第3データブロックRI3を水平ライン単位で順次出力し、第N+1フレーム(F(N+1))の第4区間I24の間、右眼用第4データブロックRI4を水平ライン単位で順次出力する。
【0116】
このような方式でパネル駆動部200は第N+1フレーム(F(N+1))の間、右眼用データフレームを表示パネル100に出力し、表示パネル100は第N+1フレーム(F(N+1))の開始点に対して液晶応答速度LC_RSほど遅延されて右眼画像を表示する。
【0117】
一方、光源駆動部500は液晶応答速度LC_RSによる表示パネル100の駆動マージン時間を考慮して1フレームの開始点に対して設定時間Rt以後から第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dを順次駆動する。設定時間Rtは表示パネル100の液晶応答速度より少なくとも長い時間であってもよい。
【0118】
例えば、光源駆動部500は光源部450、即ち、第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dを駆動するために第1、第2、第3及び第4発光制御信号BLC1、BLC2、BLC3、BLC4を生成する。第1、第2、第3及び第4発光制御信号BLC1、BLC2、BLC3、BLC4の各々は、フレーム周期Tで各発光ブロックを発光するハイレベルを有する発光区間と各発光ブロックを消灯するローレベルを有する消灯区間が繰り返される。
【0119】
第1の発光ブロック450aは、第1の発光制御信号BLC1に応答して発光及び消灯する。第1の発光制御信号BLC1は第1の発光区間OP11を有し、第1の発光区間OP11は、表示パネル100の液晶応答速度によって第Nフレーム(F(N))の開始点より設定時間Rtが経過した時点から始まる。
【0120】
第1の発光ブロック450aは第1の発光制御信号BLC1に応答して第1の発光区間OP1の間発光する。図13に示すように、第1の発光ブロック450aは第1の発光制御信号BLC1に応答し、左眼用第3データブロックLI3の最後のラインデータの出力が完了する時点から第1の発光区間OP1の間発光する。第1の発光区間OP11はフレーム周期Tの約1/5倍であってもよい。第1の発光区間OP11に、第1表示ブロックDB1は、左眼用第1データブロックLI1に対応する左眼用第1ブロック画像が完成され、第2、第3及び第4表示ブロックDB2、DB3、DB4は、液晶応答速度によって左眼用第2、第3及び第4ブロック画像が未完成される。結果的に第1の発光ブロック450aは、第1表示ブロックDB1に左眼用第1ブロック画像が完成され維持された区間で発光する。
【0121】
第2の発光ブロック450bは第2の発光制御信号BLC2に応答して発光及び消灯する。第2の発光制御信号BLC2は第2の発光区間OP12を有する。第2の発光ブロック450bは第2の発光制御信号BLC2に応答して第1の発光区間OP11の直後にターンオンされて第2の発光区間OP12の間発光する。第2の発光区間OP12はフレーム周期Tの約1/5倍であってもよい。第2の発光区間OP12に、第2表示ブロックDB2は、左眼用第2データブロックLI2に対応する左眼用第2ブロック画像が完成される。一方、第1表示ブロックDB1は右眼用第1データブロックRI1が供給されることによって、左眼用第1ブロック画像と右眼用第1ブロック画像が混在される。また、第3表示ブロックDB3及び第4表示ブロックDB4は、液晶応答速度によって左眼用第3ブロック画像及び第4ブロック画像が未完成される。結果的に、第2の発光ブロック450bは、第2表示ブロックDB2に左眼用第2ブロック画像が完成され維持された区間で発光する。
【0122】
第3発光ブロック450cは第3発光制御信号BLC3に応答して発光及び消灯する。第3発光制御信号BLC3は第3発光区間OP13を有する。第3発光ブロック450cは、第3発光制御信号BLC3に応答して第2の発光区間OP12の直後にターンオンされ第3発光区間OP13の間発光する。第3発光区間OP13はフレーム周期Tの約1/5倍であってもよい。第3発光区間OP13に、第3表示ブロックDB3は、左眼用第3データブロックLI3に対応する左眼用第3ブロック画像が完成される。一方、第1表示ブロックDB1には右眼用第1ブロック画像が表示され、第2表示ブロックDB2は、左眼用第2ブロック画像と右眼用第2ブロック画像が混在された混在画像になる。また、第4表示ブロックDB4は左眼用第4ブロック画像が未完成される。結果的に、第3発光ブロック450cは、第3表示ブロックDB3に左眼用第3ブロック画像が完成され維持された区間で発光する。
【0123】
第4発光ブロック450dは、第4発光制御信号BLC4に応答して第3発光区間OP13の直後にターンオンされて第4発光区間OP14の間発光する。第4発光区間OP14は、フレーム周期Tの約1/5に対応する。第4発光区間OP14に、第4表示ブロックDB4は、左眼用第4データブロックLI4に対応する左眼用第4ブロック画像が完成される。一方、第1表示ブロックDB1には右眼用第1ブロック画像が表示され、第2表示ブロックDB2には左眼用第2ブロック画像と右眼用第2ブロック画像が混在され、第3表示ブロックDB3には、左眼用第3ブロック画像と右眼用第3ブロック画像が混在される。結果的に第4発光ブロック450dは、第4表示ブロックDB4に左眼用第4ブロック画像が完成され維持された区間で発光する。
【0124】
図13に示すように、光源部450は第Nフレーム(F(N))の開始点に対して遅延差Dtを有し、フレーム周期Tで動作を繰り返す。光源部450の動作周期は、第1、第2、第3及び第4発光ブロック450a、450b、450c、450dが、順次発光する約4T/5区間に対応する順次オン区間SQ_ON1を有し、第1の発光ブロック450aが発光される前に約T/5区間に対応して第1、第2、第3及び第4発光ブロック450a、450b、450c、450dが全部消灯される全体オフ区間ALL_OFF1を有する。
【0125】
一方、シャッタメガネ600は、左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620を駆動するために左眼用シャッタ信号LSS及び右眼用シャッタ信号RSSを生成する。左眼用シャッタ信号LSS及び右眼用シャッタ信号RSSの各々は、ハイレベルのシャッタ信号に応答してシャッタが開かれてローレベルのシャッタ信号に応答してシャッタが閉じられる。
【0126】
シャッタメガネ600は、左眼用シャッタ信号LSS及び右眼用シャッタ信号RSSに応答して左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620を開閉する。
【0127】
表示パネル100と光源部450の動作に従って、表示パネル100は、第1の発光区間OP11から第4発光区間OP14まで左眼画像を表示する。左眼用シャッタ信号LSSは、第1〜第4発光区間OP11、OP12、OP13、OP14に対応するオープン区間OPPを有し、オープン区間OPPに応答して左眼用シャッタ610は開かれる。一方、右眼用シャッタ信号RSSは第1〜第4発光区間OP11、OP12、OP13、OP14に対応するクローズ区間CLPを有し、クローズ区間CLPに応答して右眼用シャッタ620は閉じられる。オープン区間OPP及びクローズ区間CLPの各々の初期は、第1、第2、第3及び第4発光ブロック450a、450b、450c、450dが全部消灯される全体オフ区間ALL_OFF1を含む。
【0128】
全体オフ区間ALL_OFF1内に左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620の開閉動作が開始されることによって左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620の液晶応答速度SLC_RSによる液晶マージン時間を確保する。全体オフ区間ALL_OFF1は、シャッタメガネ600の液晶応答速度より長いこともある。従って、実質的に左眼画像(または、右眼画像)が維持される区間に左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620が完全に開かれて閉じられること(または、閉じられて開かれること)によって3Dクロストークを防止できる。
【0129】
また、シャッタメガネ600の液晶応答速度によりライジング時間よりフォーリング時間が長い特性を考慮し、左眼用シャッタ信号LSSのライジング時点を右眼用シャッタ信号RSSのフォーリング時点より先に具現することによって、シャッタメガネ600の駆動遅延時間を減らすことができる。従って、左眼用シャッタ信号LSS及び右眼用シャッタ信号RSSの各々のオープン区間OPPは、クロージング区間CLPより長い。
【0130】
従って、シャッタメガネ600の液晶応答速度SLC_RSによる左眼画像と右眼画像との間のクロストーク現象を防止できる。
【0131】
以下においては、上述した実施形態と同じ構成要素に対しては同じ図面符号を付し、繰り返される説明は簡略にするか、または、省略する。
【0132】
図14は図12の表示装置による立体画像表示方法の第2の例を示す駆動信号のタイミング図である。図12及び図14を参照すれば、パネル駆動部200は図13で示したように、第Nフレーム(F(N))の間、表示パネル100に左眼用データフレームLI1、LI2、LI3、LI4を出力し、第N+1フレーム(F(N+1))の間、表示パネル100に右眼用データフレームRI1、RI2、RI3、RI4を出力する。
【0133】
光源駆動部500は、液晶応答速度による表示パネル100の液晶マージン時間を考慮して1フレームの開始点より設定時間Rtが経過した時点から第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dを順次に駆動する。
【0134】
第1の発光ブロック450aは、第1の発光制御信号BLC1に応答して発光及び消灯する。第1の発光制御信号BLC1は、第1の発光区間OP11を有し、第1の発光区間OP11は表示パネル100の液晶応答速度によって第Nフレーム(F(N))の開始点より設定時間Rtが経過した時点から始まる。第1の発光ブロック450aは、第1の発光制御信号BLC1に応答し、第3左眼データブロックLI3の最後のラインデータの出力が完了する時点から発光区間OP11の間発光する。第1の発光区間OP11はフレーム周期Tの約1/5倍であってもよい。結果的に、第1の発光ブロック450aは、第1表示ブロックDB1に左眼用第1ブロック画像が完成され維持された区間で発光する。
【0135】
第2の発光ブロック450bは、第2の発光制御信号BLC2に応答して発光及び消灯する。第2の発光制御信号BLC2は第2の発光区間OP12を有し、第2の発光区間OP12は、第1の発光区間OP11の後期と重なった第1オーバーラップ区間OV1を有する。第1オーバーラップ区間OV1は、第1の発光区間OP11の約1/4倍であってもよい。第2の発光ブロック450bは、第2の発光制御信号BLC2に応答して第1オーバーラップ区間OV1に対応する第1の発光区間OP11の後期にターン−オンし第2の発光区間OP12の間発光する。第2の発光区間OP12はフレーム周期Tの約1/5倍であってもよい。第2の発光区間OP12に、第2表示ブロックDB2は、左眼用第2データブロックLI2に対応する左眼用第2ブロック画像が完成される。これに従って、第2の発光ブロック450bは、第2表示ブロックDB2に左眼用第2ブロック画像が完成され維持された区間で発光する。
【0136】
第1オーバーラップ区間OV1は多様に設定する。即ち、第1オーバーラップ区間OV11は、液晶応答速度に従って第1の発光区間OP11のうち、第2表示ブロックDB2に左眼用第2ブロック画像が完成された時点から第1の発光区間OP11が終了する時点内で多様に設定する。第1オーバーラップ区間OV11は、フレーム周期Tの約1/20倍であってもよい。
【0137】
第3発光ブロック450cは、第3発光制御信号BLC3に応答して発光及び消灯する。第3発光制御信号BLC3は、第3発光区間OP13を有し、第3発光区間OP13は、第2の発光区間OP12の後期と重なった第2オーバーラップ区間OV12を有する。第2オーバーラップ区間OV12は、フレーム周期Tの約1/20倍であってもよい。第3発光ブロック450cは、第3発光制御信号BLC3に応答して第2オーバーラップ区間OV12に対応する第2の発光区間OP12の後期にターンオンされて第3発光区間OP13の間発光する。第3発光区間OP13は、フレーム周期Tの約1/5倍であってもよい。第3発光区間OP13に、第3表示ブロックDB3は、左眼用第3データブロックLI3に対応する左眼用第3ブロック画像が完成される。これに従って、第3発光ブロック450cは、第3表示ブロックDB3に左眼用第3ブロック画像が完成されて維持される区間で発光する。
【0138】
第2オーバーラップ区間OV12は、多様に設定する。即ち、第2オーバーラップ区間OV12は、液晶応答速度に従って第2の発光区間OP12のうち、第3表示ブロックDB3に左眼用第3ブロック画像が完成された時点から第2の発光区間OP12が終了する時点内で多様に設定する。
【0139】
第4発光ブロック450dは、第4発光制御信号BLC4に応答して発光及び消灯する。第4発光制御信号BLC4は、第4発光区間OP14を有し、第4発光区間OP14は、第3発光区間OP13の後期と重なった第3オーバーラップ区間OV13を有する。第3オーバーラップ区間OV13は、フレーム周期Tの約1/20倍であってもよい。第4発光ブロック450dは、第4発光制御信号BLC4に応答して第3オーバーラップ区間OV13に対応する第3発光区間OP13の後期にターンオンされて第4発光区間OP14の間発光する。第4発光区間OP14はフレーム周期Tの約1/5倍であってもよい。第4発光区間OP14に、第4表示ブロックDB4は左眼用第4データブロックLI4に対応する左眼用第4ブロック画像が完成される。これに従って、第4発光ブロック450dは第4表示ブロックDB4に左眼用第4ブロック画像が完成され維持される区間で発光する。
【0140】
第3オーバーラップ区間OV13は多様に設定する。即ち、第3オーバーラップ区間OV13は液晶応答速度に従って第3発光区間OP31のうち、第4表示ブロックDB4に左眼用第4ブロック画像が完成された時点から第3発光区間OP13が終了する時点内で多様に設定する。また、第1、第2及び第3オーバーラップ区間OV11、OV12、OV13は互いに異なるように設定する。
【0141】
図14に示すように、光源部450は第Nフレーム(F(N))の開始点に対して、遅延差Dtを有し、フレーム周期Tで動作を繰り返す。光源部450の動作周期は、第1、第2、第3及び第4発光ブロック450a、450b、450c、450dが順次発光する約3T/5区間に対応する順次オン区間SQ_ON2を有し、第1、第2及び第3オーバーラップ区間OV12、OV12、OV13により第1の発光ブロック450aが発光される約2T/5区間に対応して第1、第2、第3及び第4発光ブロック450a、450b、450c、450dが共に消灯される全体オフ区間ALL_OFF2を有する。
【0142】
全体オフ区間ALL_OFF2内に左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620の開閉動作が始まることによって、左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620の液晶応答速度SLC_RSによる液晶マージン時間を確保する。従って、実質的に左眼画像(または、右眼画像)が維持される区間に、左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620が完全に開かれて閉じられること(または閉じられて開かれること)によって3Dクロストークを防止する。全体オフ区間ALL_OFF2は、シャッタメガネ600の液晶応答速度より長いこともある。全体オフ区間ALL_OFF2は、図13で説明した実施形態と比べる時、シャッタメガネ600の液晶駆動時間を十分に確保する。
【0143】
従って、シャッタメガネ600の液晶応答速度SLC_RSによる左眼画像と右眼画像間のクロストーク現象を防止できる。
【0144】
図15は図12の表示装置による立体画像表示方法の第3の例を示す駆動信号のタイミング図である。
【0145】
図12及び図15を参照すれば、パネル駆動部200は図13に示したように、第Nフレーム(F(N))の間、表示パネル100に左眼用データフレームLI1、LI2、LI3、LI4を出力し、第N+1フレーム(F(N+1))の間、表示パネル100に右眼用データフレームRI1、RI2、RI3、RI4を出力する。
【0146】
光源駆動部500は、液晶応答速度による表示パネル100の駆動マージン時間を考慮して1フレームの開始点に対して設定時間Rtが経過した時点から第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dを順次駆動する。
【0147】
上述した図14に比べると、本実施形態に係る第1、第2、第3及び第4発光制御信号BLC1、BLC2、BLC3、BLC4の第1、第2、第3及び第4発光区間OP21、OP22、OP23、OP24の各々は、第1、第2、第3及び第4発光区間OP11、OP12、OP13、OP14の各々より長い。
【0148】
第1の発光制御信号BLC1は第Nフレーム(F(N))の開始点に対して、設定時間Rtが経過した時点から第1の発光区間OP21を有する。第1の発光ブロック450aは、第1の発光制御信号BLC1に応答して設定時間Rt以後、第1の発光区間OP21の間発光する。第1の発光区間OP21は、フレーム周期Tの約1/4倍であってもよい。
【0149】
第2の発光ブロック450bは、第2の発光制御信号BLC2に応答して発光及び消灯する。第2の発光制御信号BLC2は、第2の発光区間OP22を有し、第2の発光区間OP22は、第1の発光区間OP1の後期と重なった第1オーバーラップ区間OV21を有する。第1オーバーラップ区間OV21は、フレーム周期Tの約1/20倍であってもよい。第1オーバーラップ区間OV21は、多様に設定する。即ち、第1オーバーラップ区間OV21は液晶応答速度に従って第1の発光区間OP21のうち、第2表示ブロックDB2に左眼用第2ブロック画像が完成された時点から第1の発光区間OP21が終了する時点内で多様に設定する。
【0150】
第3発光制御信号BLC3は、第3発光区間OP23を有し、第3発光区間OP23は第2の発光区間OP22の後期と重なった第2オーバーラップ区間OV12を有する。第2オーバーラップ区間OV12はフレーム周期Tの約1/20倍であってもよい。第2オーバーラップ区間OV12は多様に設定する。即ち、第2オーバーラップ区間OV12は液晶応答速度に従って第2の発光区間OP22のうち、第3表示ブロックDB3に左眼用第3ブロック画像が完成された時点から第2の発光区間OP22が終了する時点内で多様に設定する。
【0151】
第4発光制御信号BLC4は第4発光区間OP24を有し、第4発光区間OP24は第3発光区間OP23の後期と重なった第3オーバーラップ区間OV13を有する。第3オーバーラップ区間OV13はフレーム周期Tの約1/20倍であってもよい。第3オーバーラップ区間OV13は多様に設定する。即ち、第3オーバーラップ区間OV13は、液晶応答速度に従って第3発光区間OP23のうち、第4表示ブロックDB4に左眼用第4ブロック画像が完成された時点から第3発光区間OP23が終了する時点内で多様に設定する。また、第1、第2及び第3オーバーラップ区間OV11、OV12、OV13は互いに異なるように設定する。
【0152】
図15示すように、光源部450は第Nフレーム(F(N))の開始点に対して遅延差Dtを有し、フレーム周期Tで動作を繰り返す。光源部450の動作周期は第1、第2、第3及び第4発光ブロック450a、450b、450c、450dが順次発光する約17T/20区間に対応する順次オン区間SQ_ON3を有し、第1、第2及び第3オーバーラップ区間OV21、OV22、OV23により第1の発光ブロック450aが発光される約3T/20区間に対応して第1、第2、第3及び第4発光ブロック450a、450b、450c、450dが共に消灯される全体オフ区間ALL_OFF3を有する。
【0153】
全体オフ区間ALL_OFF3内に左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620の開閉動作が始まることによって左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620の液晶応答速度SLC_RSによる液晶マージン時間を確保する。全体オフ区間ALL_OFF3はシャッタメガネ600の液晶応答速度より長いこともある。従って、実質的に左眼画像(または、右眼画像)が維持される区間に左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620が完全に開かれて閉じられること(または閉じられて開かれること)で3Dクロストークを防止できる。
【0154】
従って、シャッタメガネ600の液晶応答速度SLC_RSによる左眼画像と右眼画像間のクロストーク現象を防止できる。また、本実施形態によれば、上述した図13及び図14に比べて発光区間が長いので表示装置の輝度特性を向上させることができる。
【0155】
図16は図12の表示装置による立体画像表示方法の第4の例を示す駆動信号のタイミング図である。図12及び図16を参照すれば、パネル駆動部200は図13で示した第Nフレーム(F(N))の間、表示パネル100に左眼用データフレームLI1、LI2、LI3、LI4を出力し、第N+1フレーム(F(N+1))の間、表示パネル100に右眼用データフレームRI1、RI2、RI3、RI4を出力する。
【0156】
光源駆動部500は光源部450、即ち、第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dを駆動するために第1、第2、第3及び第4発光制御信号BLC1、BLC2、BLC3、BLC4を生成する。
【0157】
第1の発光ブロック450aは第1の発光制御信号BLC1に応答して発光及び消灯する。第1の発光制御信号BLC1は第1の発光区間OP11を有し、第1の発光区間OP11は表示パネル100の液晶応答速度により第Nフレーム(F(N))の開始点より設定時間Rtが経過した時点から始まる。設定時間Rtはフレーム周期Tの約3/4倍であってもよい。第1の発光区間OP11はフレーム周期Tの約1/5倍に対応する。
【0158】
図16に示すように、第1の発光ブロック450aは第1の発光制御信号BLC1に応答し、左眼用第3データブロックLI3の最後のラインデータの出力が完了するということ時点から発光区間OP11の間発光する。第1の発光区間OP11に、第1表示ブロックDB1は左眼用第1データブロックLI1に対応する左眼用第1ブロック画像が完成される。結果的に第1の発光ブロック450aは、第1表示ブロックDB1に左眼用第1ブロック画像が完成されて維持された区間で発光する。
【0159】
第2の発光ブロック450bは第2の発光制御信号BLC2に応答して発光及び消灯する。第2の発光制御信号BLC2は第2の発光区間OP12を有し、第2の発光区間OP12は、第1の発光区間OP11の後期と重なった第1オーバーラップ区間OV11を有する。第1オーバーラップ区間OV11はフレーム周期Tの約1/20倍であってもよい。第2の発光ブロック450bは第2の発光制御信号BLC2に応答して第1オーバーラップ区間OV11に対応する第1の発光区間OP11の後期にターンオンされて第2の発光区間OP12の間発光する。第2の発光区間OP12はフレーム周期Tの約1/5倍であってもよい。第2の発光区間OP12に、第2表示ブロックDB2は、左眼用第2データブロックLI2に対応する左眼用第2ブロック画像が完成される。これに従って、第2の発光ブロック450bは第2表示ブロックDB2に左眼用第2ブロック画像が完成され維持された区間で発光する。
【0160】
第1オーバーラップ区間OV11は多様に設定する。即ち、第1オーバーラップ区間OV11は液晶応答速度に従って第1の発光区間OP11のうち、第2表示ブロックDB2に左眼用第2ブロック画像が完成された時点から第1の発光区間OP11が終了する時点内で多様に設定する。
【0161】
第3発光ブロック450cは第3発光制御信号BLC3に応答して発光及び消灯する。第3発光制御信号BLC3は第3発光区間OP13を有し、第3発光区間OP13は第2の発光区間OP12の終了点から離隔区間A1ほど経過した後に始まる。離隔区間A1は、フレーム周期Tの約1/10倍であってもよい。第3発光ブロック450cは、第3発光制御信号BLC3に応答して離隔区間A1以後、第3発光区間OP13の間発光する。即ち、離隔区間A1内には光源部450は、全体的に発光しない。第3発光区間OP13は、フレーム周期Tの約1/5倍であってもよい。第3発光区間OP13に、第3表示ブロックDB3は左眼用第3データブロックLI3に対応する左眼用第3ブロック画像が完成される。これに従って、第3発光ブロック450cは、第3表示ブロックDB3に左眼用第3ブロック画像が完成され維持される区間で発光する。
【0162】
第4発光ブロック450dは第4発光制御信号BLC4に応答して発光及び消灯する。第4発光制御信号BLC4は第4発光区間OP14を有し、第4発光区間OP14は第3発光区間OP13の後期と重なった第2オーバーラップ区間OV12を有する。第2オーバーラップ区間OV12はフレーム周期Tの約1/20倍であってもよい。第4発光ブロック450dは第4発光制御信号BLC4に応答して第2オーバーラップ区間OV12に対応する第3発光区間OP13の後期にターンオンされて第4発光区間OP14の間発光する。第4発光区間OP14はフレーム周期Tの約1/5倍であってもよい。第4発光区間OP14に、第4表示ブロックDB4は左眼用第4データブロックLI4に対応する左眼用第4ブロック画像が完成される。これに従って、第4発光ブロック450dは第4表示ブロックDB4に左眼用第4ブロック画像が完成されて維持される区間で発光する。
【0163】
離隔区間A1は液晶応答速度及び第1オーバーラップ区間OV11及び第2オーバーラップ区間OV12に従って第3表示ブロックDB3に左眼用第3ブロック画像が維持される区間を考慮して多様に設定する。第1オーバーラップ区間OV11及び第2オーバーラップ区間OV12は互いに異なるように設定する。
【0164】
図16に示すように、光源部450は第Nフレーム(F(N))の開始点に対して遅延差Dtを有し、フレーム周期Tで動作を繰り返す。光源部450の動作周期は順次オン区間SQ_ON4及び全体オフ区間ALL_OFFを有する。
【0165】
約4T/5区間に対応する順次オン区間SQ_ON4の間、第2の発光ブロック450bは第1オーバーラップ区間OV11に対応して第1の発光ブロック450aと重なって順次発光し、第3発光ブロック450cは離隔区間A1以後に発光し、第4発光ブロック450dは第2オーバーラップ区間OV12に対応して第3発光ブロック450cと重なって順次発光する。第1の発光ブロック450aが発光される前に、約T/5区間に対応する全体オフ区間ALL_OFF4の間、第1、第2、第3及び第4発光ブロック450a、450b、450c、450dは全部消灯する。
【0166】
全体オフ区間ALL_OFF4内に左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620の開閉動作が始まることによって左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620の液晶応答速度SLC_RSによる液晶マージン時間を確保する。全体オフ区間ALL_OFF4はシャッタメガネ600の液晶応答速度より長いこともある。従って、実質的に左眼画像(または、右眼画像)が維持される区間に左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620が完全に開かれて閉じられること(または閉じられて開かれること)で3Dクロストークを防止できる。
【0167】
本実施形態によれば、隣接した発光ブロックから漏洩した光によって3Dクロストーク及び輝度不均一性を改善することができる。例えば、第2の発光ブロック450bが発光する場合、第2の発光ブロック450bは第2表示ブロックDB2に光を照射し、第2表示ブロックDB2と隣接した第1及び第3表示ブロックDB1、DB3には第2の発光ブロック450bの漏洩光が照射される。従って、第1及び第3表示ブロックDB1、DB3に表示された3Dクロストークが視認され、また、第1及び第3表示ブロックDB1、DB3が相対的に第2表示ブロックDB2より高い輝度を有することができる。本実施形態によれば、発光ブロックが順次発光する区間の中間区間に発光ブロックを全部消灯する離隔区間A1を用意することによって、漏洩した光による3Dクロストーク及び輝度不均一性を改善できる。
【0168】
図17は図12の表示装置による立体画像表示方法の第5の例を示す駆動信号のタイミング図である。図12及び図17を参照すれば、パネル駆動部200は図13で示したように、第Nフレーム(F(N))の間、表示パネル100に左眼用データフレームLI1、LI2、LI3、LI4を出力し、第N+1フレーム(F(N+1))の間、表示パネル100に右眼用データフレームRI1、RI2、RI3、RI4を出力する。
【0169】
光源駆動部500は光源部450、即ち、第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dを駆動するために第1、第2、第3及び第4発光制御信号BLC1、BLC2、BLC3、BLC4を生成する。
【0170】
第1の発光制御信号BLC1は第1の発光区間OP11を有し、第1の発光区間OP11は表示パネル100の液晶応答速度により第Nフレーム(F(N))の開始点より設定時間Rtが経過した時点から始まる。設定時間Rtはフレーム周期Tの約3/4倍でありうる。第1の発光区間OP11はフレーム周期Tの約1/5倍に対応する。
【0171】
第2の発光制御信号BLC2は第2の発光区間OP12を有し、第2の発光区間OP12は第1の発光区間OP11の後期と重なった第1オーバーラップ区間OV21を有する。第1オーバーラップ区間OV21は図16の第1オーバーラップ区間OV11より長いこともある。例えば、第1オーバーラップ区間OV21はフレーム周期Tの約1/10倍であってもよい。
【0172】
第3発光制御信号450cは第2の発光区間OP12と離隔区間A2ほど離隔された第3発光区間OP13を有する。離隔区間A2は図16の離隔区間A1より長いこともある。例えば、離隔区間A2はフレーム周期Tの約1/5倍であってもよい。
【0173】
第4発光制御信号BLC4は第4発光区間OP14を有し、第4発光区間OP14は第3発光区間OP13の後期と重なった第2オーバーラップ区間OV22を有する。第2オーバーラップ区間OV22は図16の第2オーバーラップ区間OV12より長いこともある。例えば、第2オーバーラップ区間OV22は第3発光区間OP13の1/2倍であってもよい。
【0174】
このように、第1及び第2オーバーラップ区間OV21、OV22を長くして離隔区間A2を増加させる。離隔区間A2は液晶応答速度及び第1及び第2オーバーラップ区間OV21、OV22に従って第3表示ブロックDB3に左眼用第3ブロック画像が維持される区間を考慮して多様に設定する。
【0175】
図17に示すように、光源部450は第Nフレーム(F(N))の開始点に対して遅延差Dtを有し、フレーム周期Tで動作を繰り返す。光源部450の動作周期は順次オン区間SQ_ON5及び全体オフ区間ALL_OFF5を有する。約4T/5区間に対応する順次オン区間SQ_ON5の間、第2の発光ブロック450bは第1オーバーラップ区間OV21に対応して第1の発光ブロック450aと重なって順次発光し、第3発光ブロック450cは離隔区間A2以後に発光し、第4発光ブロック450dは第2オーバーラップ区間OV22に対応して第3発光ブロック450cと重なって順次発光する。第1の発光ブロック450aが発光される前、約T/5区間に対応する全体オフ区間ALL_OFF5の間、第1、第2、第3及び第4発光ブロック450a、450b、450c、450dは全部消灯される。
【0176】
全体オフ区間ALL_OFF5内で左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620が開閉されることによって、左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620の液晶応答速度SLC_RSによる液晶駆動時間を確保する。全体オフ区間ALL_OFF5は、シャッタメガネ600の液晶応答速度より長いこともある。全体オフ区間ALL_OFF5内で左眼用シャッタ610を完全に開かれて右眼用シャッタ620が完全に閉じられることによって、実質的に左眼画像が維持される区間にシャッタメガネ600を通じて左眼画像を視認する。
【0177】
上述した図16に比べて、第1及び第2オーバーラップ区間OV21、OV22を利用して離隔区間A2を長く表示することによって隣接した発光ブロックから漏洩した光によって3Dクロストーク及び輝度不均一性をより一層効果的に改善することができる。反面、各発光ブロックの発光区間が同一であるため表示装置の全体輝度は実質的に同一であってもよい。
【0178】
図18は本発明の実施形態に係るクロストーク値を示すグラフである。図13〜18を参照すれば、表示パネル100の第1、第2、第3及び第4表示ブロックDB1、DB2、DB3、DB4に対応する第1、第2、第3及び第4の測定ポイント1、2、3、4における3Dクロストーク値を測定した。
【0179】
先ず、図13で説明した立体画像表示方法によれば、第3の測定ポイント3の3Dクロストーク値が一番小さく、次の第2、第1及び第4の測定ポイント2、1、4の順に3Dクロストーク値が増加した。第1、第2、第3及び第4の測定ポイント1、2、3、4の3Dクロストーク値が多少差はあったが、全部許容値より小さいか、または、近接する水準であった。
【0180】
図14で示した立体画像表示方法によれば、第2の測定ポイント2の3Dクロストーク値が一番小さく、次の第1、第3及び第4の測定ポイント1、3、4順に3Dクロストーク値が増加した。第4の測定ポイントの3Dクロストーク値が多少大きいことはあったが、その他の第1、第2及び第3の測定ポイント1、2、3の3Dクロストーク値は全部許容値より小さいか、または、近接する水準であった。
【0181】
図16で示した立体画像表示方法によれば、第3の測定ポイント3の3Dクロストーク値が一番小さく、第1、第2及び第4の測定ポイント1、2、4順に3Dクロストーク値が増加した。第1、第2、第3及び第4の測定ポイント1、2、3、4の3Dクロストーク値が多少差はあったが全部許容値より小さいか、または、近接する水準であった。
【0182】
図17で示した立体画像表示方法によれば、第3の測定ポイント3の3Dクロストーク値が一番小さく、第1、第4及び第2の測定ポイント1、4、2順に3Dクロストーク値が増加した。第1、第2、第3及び第4の測定ポイント1、2、3、4の3Dクロストーク値が多少差はあったが全部許容値より小さいか、または、近接する水準であった。
【0183】
このように、本発明の実施形態に係る表示装置の3Dクロストーク値は良好な特性を有していることが確認できる。
【0184】
図19は図12の表示装置による立体画像表示方法の第6の例を示す駆動信号のタイミング図である。図12及び図19を参照すれば、パネル駆動部200は図13で示した通り、第Nフレーム(F(N))の間、表示パネル100に左眼用データフレームLI1、LI2、LI3、LI4を出力し、第N+1フレーム(F(N+1))の間、表示パネル100に右眼用データフレームRI1、RI2、RI3、RI4を出力する。
【0185】
光源駆動部500は光源部450、即ち、第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dを駆動するために第1、第2、第3及び第4発光制御信号BLC1、BLC2、BLC3、BLC4を生成する。
【0186】
第1の発光ブロック450aは第1の発光制御信号BLC1に応答して発光及び消灯する。第1の発光制御信号BLC1は第1の発光区間OP31を有し、第1の発光区間OP31は表示パネル100の第Nフレーム(F(N))の開始点に対して設定時間Rtが経過した時点から始まる。設定時間Rtはフレーム周期Tの約3/4ことである。第1の発光区間OP31はフレーム周期Tの約1/5倍であってもよい。
【0187】
図19に示すように、第1の発光ブロック450aは第1の発光制御信号BLC1に応答して、左眼用第3データブロックLI3の最後のラインデータの出力が完了される時点から第1の発光区間OP31間発光する。第1の発光区間OP31に、第1表示ブロックDB1は左眼用第1データブロックLI1に対応する左眼用第1ブロック画像が完成される。結果的に、第1の発光ブロック450aは第1表示ブロックDB1に左眼用第1ブロック画像が完成して維持された区間で発光する。
【0188】
第2の発光ブロック450bは第2の発光制御信号BLC2に応答して発光及び消灯する。第2の発光制御信号BLC2は第2の発光区間OP32を有し、第2の発光区間OP32は第1の発光区間OP31の終了した以後に位置する。第2の発光ブロック450bは第2の発光制御信号BLC2に応答して第2の発光区間OP32間発光する。第2の発光区間OP32は、フレーム周期Tの約3/20倍であってもよい。第2の発光区間OP32に、第2表示ブロックDB2は左眼用第2データブロックLI2に対応する左眼用第2ブロック画像が完成される。これに従って、第2の発光ブロック450bは第2表示ブロックDB2に左眼用第2ブロック画像が完成され維持された区間で発光する。
【0189】
第3発光ブロック450cは第3発光制御信号BLC3に応答して発光及び消灯する。第3発光制御信号BLC3は第3発光区間OP33を有し、第3発光区間OP33は、第2の発光区間OP32の終了点から離隔区間A3ほど経過した後に開始する。離隔区間A3はフレーム周期Tの1/10倍であってもよい。第3発光ブロック450cは第3発光制御信号BLC3に応答して離隔区間A3以後第3発光区間OP33間発光する。即ち、離隔区間A3間、光源部450は光を発生しない。第3発光区間OP33はフレーム周期Tの約1/5倍であってもよい。第3発光区間OP33に、第3表示ブロックDB3は左眼用第3データブロックLI3に対応する左眼用第3ブロック画像が完成される。これに従って、第3発光ブロック450cは第3表示ブロックDB3に左眼用第3ブロック画像が完成され維持される区間で発光する。
【0190】
第4発光ブロック450dは第4発光制御信号BLC4に応答して発光及び消灯する。第4発光制御信号BLC4は第4発光区間OP34を有し、第4発光区間OP34は第3発光区間OP33の終了点後に位置する。第4発光ブロック450dは第4発光制御信号BLC4に応答して第4発光区間OP34間発光する。第4発光区間OP34はフレーム周期Tの約3/20倍であってもよい。第4発光区間OP34に、第4表示ブロックDB4は左眼用第4データブロックLI4に対応する左眼用第4ブロック画像が完成される。これに従って、第4発光ブロック450dは第4表示ブロックDB4に左眼用第4ブロック画像が完成され維持される区間で発光する。
【0191】
離隔区間A3は液晶応答速度に従って第3表示ブロックDB3に左眼用第3ブロック画像が維持される区間を考慮して多様に設定する。
【0192】
図19に示すように、光源部450は第Nフレーム(F(N))の開始点に対して遅延差Dtを有し、フレーム周期Tで動作を繰り返す。光源部450の動作周期は順次オン区間SQ_ON6及び全体オフ区間ALL_OFF6を有する。約4T/5区間に対応する順次オン区間SQ_ON6の間、第1及び第2の発光ブロック450a、450bは順次発光し、第3及び第4発光ブロック450c、450dは離隔区間A3以後、順次発光する。また、第1の発光ブロック450aが発光される前、約T/5区間に対応する全体オフ区間ALL_OFF6の間、第1、第2、第3及び第4発光ブロック450a、450b、450c、450dは全部消灯する。
【0193】
全体オフ区間ALL_OFF6内に左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620の開閉動作が始まることによって左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620の液晶応答速度SLC_RSによる液晶マージン時間を確保する。全体オフ区間ALL_OFF6は、シャッタメガネ600の液晶応答速度より長いこともある。従って、実質的に左眼画像(または、右眼画像)が維持される区間に、左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620が完全に開かれて閉じられること(または閉じられて開かれること)で3Dクロストークを防止できる。
【0194】
また、シャッタメガネ600の液晶応答速度によりライジング時間よりフォーリング時間が長い特性を考慮して、左眼用シャッタ信号LSSのライジング時点を右眼用シャッタ信号RSSのフォーリング時点より先に具現することによって、シャッタメガネ600の駆動遅延時間を減らすことができる。従って、左眼及び右眼用シャッタ信号LSS、RSSの各々のオープン区間OPPはクルロジン区間CLPより長いこともある。
【0195】
従って、シャッタメガネ600の液晶応答速度SLC_RSによる左眼画像と右眼画像間のクロストーク現象を防止することができる。また、発光ブロックが順次に発光する区間の中間区間に発光ブロックを全部消灯する離隔区間A1を用意することによって、漏洩した光による3Dクロストーク及び輝度不均一性を改善することができる。
【0196】
図20は図12の表示装置による立体画像表示方法の第7の例を示す駆動信号のタイミング図である。
【0197】
図12及び図20を参照すれば、パネル駆動部200は図13で示すように、第Nフレーム(F(N))の間、表示パネル100に左眼用データフレームLI1、LI2、LI3、LI4を出力し、第N+1フレーム(F(N+1))の間、表示パネル100に右眼用データフレームRI1、RI2、RI3、RI4を出力する。
【0198】
光源駆動部500は光源部450、即ち、第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dを駆動するために第1、第2、第3及び第4発光制御信号BLC1、BLC2、BLC3、BLC4を生成する。
【0199】
第1の発光ブロック450aは第1の発光制御信号BLC1に応答して発光及び消灯する。第1の発光制御信号BLC1は、第1の発光区間OP31を有し、第1の発光区間OP31は表示パネル100の第Nフレーム(F(N))の開始点に対して設定時間Rtが経過した時点から始まる。設定時間Rtはフレーム周期Tの3/4倍であってもよい。第1の発光区間OP31はフレーム周期Tの1/5倍であってもよい。
【0200】
第2の発光ブロック450bは第2の発光制御信号BLC2に応答して発光及び消灯する。第2の発光制御信号BLC2は第2の発光区間OP32を有し、第2の発光区間OP32は第1の発光区間OP31の終了点から第1離隔区間A41ほど経過した後に開始する。第1離隔区間A41はフレーム周期Tの1/20倍であってもよい。第2の発光区間OP32はフレーム周期Tの約3/20倍であってもよい。
【0201】
第3発光ブロック450cは第3発光制御信号BLC3に応答して発光及び消灯する。第3発光制御信号BLC3は第3発光区間OP33を有し、第3発光区間OP33は第2の発光区間OP32の終了点後に位置する。第3発光区間OP33はフレーム周期Tの約3/20倍であってもよい。
【0202】
第4発光ブロック450dは第4発光制御信号BLC4に応答して発光及び消灯する。第4発光制御信号BLC4は第4発光区間OP34を有し、第4発光区間OP34は第3発光区間OP33の終了点から第2離隔区間A42ほど経過した後始まる。第2離隔区間A42はフレーム周期Tの1/20倍であってもよい。第4発光区間OP34はフレーム周期Tの約1/5倍であってもよい。
【0203】
第1離隔区間A41は液晶応答速度に従って第2表示ブロックDB2に左眼用第2ブロック画像が維持される区間を考慮して多様に設定する。また、第2離隔区間A42は液晶応答速度に従って第4表示ブロックDB4に左眼用第2ブロック画像が維持される区間を考慮して多様に設定する。
【0204】
図20に示すように、光源部450は第Nフレーム(F(N))の開始点に対して遅延差Dtを有し、フレーム周期Tで動作を繰り返す。光源部450の動作周期は順次オン区間SQ_ON7及び全体オフ区間ALL_OFF7を有する。約4/5区間に対応する順次オン区間SQ_ON7の間、第2の発光ブロック450bは第1の発光ブロック450aが発光し、第1離隔区間A41以後に発光し、第3発光ブロック450cは第2の発光ブロック450b直後に発光し、第4発光ブロック450dは第3発光ブロック450cが発光し、第2離隔区間A42以後に発光する。第1及び第2離隔区間A41、42により隣接した発光ブロックの漏洩光による輝度不均一性を改善する。
【0205】
また、第1の発光ブロック450aが発光される前薬T/5区間に対応する全体オフ区間ALL_OFF7の間、第1、第2、第3及び第4発光ブロック450a、450b、450c、450dは全部消灯する。
【0206】
全体オフ区間ALL_OFF7内に左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620の開閉動作が開始することによって左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620の液晶応答速度SLC_RSによる液晶マージン時間を確保する。全体オフ区間ALL_OFF7はシャッタメガネ600の液晶応答速度より長いこともある。従って、実質的に左眼画像(または、右眼画像)が維持される区間に左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620が完全に開かれて閉じられること(または、閉じられて開かれること)で3Dクロストークを防止できる。
【0207】
従って、シャッタメガネ600の液晶応答速度SLC_RSによる左眼画像と右眼画像間のクロストーク現象を防止できる。また、発光区間の間に第1及び第2離隔区間A41、A42を用意することによって隣接した発光ブロックから漏洩した光によって3Dクロストーク及び輝度不均一性を改善する。
【0208】
図21は図12の表示装置による立体画像表示方法の第8の例を示す駆動信号のタイミング図である。図12及び図21を参照すれば、パネル駆動部200は図13で示した通り、第Nフレーム(F(N))の間、表示パネル100に左眼用データフレームLI1、LI2、LI3、LI4を出力し、第N+1フレーム(F(N+1))の間、表示パネル100に右眼用データフレームRI1、RI2、RI3、RI4を出力する。
【0209】
光源駆動部500は光源部450、即ち、第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dを駆動するために第1、第2、第3及び第4発光制御信号BLC1、BLC2、BLC3、BLC4を生成する。
【0210】
第1の発光ブロック450aは第1の発光制御信号BLC1に応答して発光及び消灯する。第1の発光制御信号BLC1は第1の発光区間OP31を有し、第1の発光区間OP31は表示パネル100の第Nフレーム(F(N))の開始点に対して設定時間Rtが経過した時点から始まる。設定時間Rtはフレーム周期Tの3/4倍でありうる。第1の発光区間OP31はフレーム周期Tの約1/5倍でありうる。
【0211】
第2の発光ブロック450bは第2の発光制御信号BLC2に応答して発光及び消灯する。第2の発光制御信号BLC2は第2の発光区間OP32を有し、第2の発光区間OP32は第1の発光区間OP31の後期と重なった第1オーバーラップ区間OV31を有する。第1オーバーラップ区間OV31はフレーム周期Tの約1/20倍であってもよい。第2の発光区間OP32はフレーム周期Tの3/20倍であってもよい。
【0212】
第3発光ブロック450cは第3発光制御信号BLC3に応答して発光及び消灯する。第3発光制御信号BLC3は第3発光区間OP33を有し、第3発光区間OP33は第2の発光区間OP32の終了点から離隔区間A5ほど経過した後開始する。離隔区間A5はフレーム周期Tの1/5倍でありうる。第3発光区間OP33はフレーム周期Tの約3/20倍でありうる。
【0213】
第4発光ブロック450dは第4発光制御信号BLC4に応答して発光及び消灯する。第4発光制御信号BLC4は第4発光区間OP34を有し、第4発光区間OP34は第3発光区間OP33の後期と重なった第2オーバーラップ区間OV32を有する。第2オーバーラップ区間OV32はフレーム周期Tの約1/20倍であってもよい。第4発光区間OP34はフレーム周期Tの1/5倍であってもよい。
【0214】
離隔区間A5は液晶応答速度及び第1及び第2オーバーラップ区間OV31、OV32に従って第3表示ブロックDB3に左眼用第3ブロック画像が維持される区間を考慮して多様に設定する。
【0215】
図21に示すように、光源部450は第Nフレーム(F(N))の開始点に対して遅延差Dtを有し、フレーム周期Tで動作を繰り返す。光源部450の動作周期は順次オン区間SQ_ON8及び全体オフ区間ALL_OFF8を有する。約4/5区間に対応する順次オン区間SQ_ON8の間、第2の発光ブロック450bは第1オーバーラップ区間OV31に対応する第1の発光ブロック450aと重なって順次に発光し、第3発光ブロック450cは第2の発光ブロック450bが発光して離隔区間A5以後に発光し、第4発光ブロック450dは第2オーバーラップ区間OV32に対応して第3発光ブロック450cと重なって順次発光する。
【0216】
第1の発光ブロック450aが発光される前に、約T/5区間に対応する全体オフ区間ALL_OFF8の間、第1、第2、第3及び第4発光ブロック450a、450b、450c、450dは全部消灯する。
【0217】
全体オフ区間ALL_OFF8内に左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620の開閉されることによって左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620の液晶応答速度SLC_RSによる液晶駆動時間を確保する。全体オフ区間ALL_OFF8はシャッタメガネ600の液晶応答速度より長いこともある。全体オフ区間ALL_OFF4内で左眼用シャッタ610を完全に開かれて右眼用シャッタ620が完全に閉じることによって実質的に左眼画像が維持される区間にシャッタメガネ600を通じて左眼画像を視認する。
【0218】
従って、シャッタメガネ600の液晶応答速度SLC_RSによる左眼画像と右眼画像間のクロストーク現象を防止できる。また、第1及び第2オーバーラップ区間OV31、OV32を利用して離隔区間A5を長く具現することによって隣接した発光ブロックから漏洩した光によって3Dクロストーク及び輝度不均一性をより一層効果的に改善することができる。
【0219】
以上、実施形態では3次元画像を左眼用画像と右眼用画像に分割して120Hzで表示することを例としたが、3次元画像を左眼用複数の画像と右眼用複数の画像に分割して120Hz以上の周波数で3次元画像を表示することができる。また、左眼用画像と右眼用画像との間にブラック画像を挿入して120Hz以上の周波数で3次元画像を表示することができる。ブラック画像は少なくとも1フレーム区間に挿入することができる。上述のように、120Hz以上の周波数で3次元画像を表示する場合、シャッタメガネのオープン区間及びクローズ区間の各々は、左眼用画像または右眼用画像が表示される複数のフレームに対応する長さを有することができる。
【0220】
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものとされる。
【産業上の利用可能性】
【0221】
以上、説明のように、本発明の実施形態によれば、左眼及び右眼画像の各々が複数の画像に時分割されて視認されるように表示パネルに光を照射する光源部を複数個の発光ブロックに分割し、発光ブロックの発光タイミングを制御して表示パネルが左眼画像または右眼画像が完全に表示された状態で視認されるようにすることによって、左眼画像及び右眼画像が混在してクロストークが発生することを防止できる。
【0222】
また、垂直ブランキング区間を拡張させなくても、一般的な120Hz駆動周波数を利用して3次元立体画像を表示できる。さらに、垂直ブランキング区間が拡張された構造を利用する場合、光源部の駆動マージンを確保できるので、3次元立体画像の表示品質を向上させる。
【符号の説明】
【0223】
100…表示パネル、200…パネル駆動部、300…タイミング制御部、400…光供給ユニット、420a…第1の発光ブロック、420b…第2の発光ブロック、500…光源駆動部、600…シャッタメガネ、610…左眼シャッタ、620…右眼シャッタ。
【技術分野】
【0001】
本発明は立体画像表示方法及び立体画像表示方法により立体画像を表示する表示装置に関し、より詳細にシャッタメガネ方式の立体画像表示方法及び立体画像表示方法により立体画像を表示する表示装置に関する。
【0002】
一般的に液晶表示装置は2次元平面画像を表示する。最近ゲーム、映画などのような分野で3次元立体画像に対する需要が増加し、液晶表示装置を利用して3次元立体画像を表示する。
【0003】
通常、立体画像は、人の両目を通じての両眼時差(binocular parallax)の原理を利用して立体画像を表示する。例えば、人の両眼は、一定程度離れているので、それぞれの目で異なる角度で観察した画像が、脳内に入力される。立体画像表示装置は、こうした両眼時差を利用している。
【0004】
両眼時差を利用する立体画像表示装置の方式としては、メガネ方式と非メガネ方式(autostereoscopic)がある。メガネ方式には、両眼にそれぞれ異なる偏光軸を有する偏光フィルタによる受動的(passive)偏光メガネ(Polarized Glasses)方式と、時間分割して左眼画像と右眼画像を周期的に表示し、この周期に同期された左眼シャッタと右眼シャッタを開閉する眼鏡をかける能動的(active)シャッタメガネ(Shutter Glasses)方式などがある。シャッタメガネ方式は、左眼または右眼画像が表示パネルに表示された後、垂直ブランキング区間の間、左眼シャッタまたは右眼シャッタを開いて表示パネルに表示された左眼画像または右眼画像を視認する。
【0005】
一方、一般60Hz級の液晶表示装置で3次元立体画像を表示する場合、左眼画像及び右眼画像が各々30Hzで提供されるので、左眼画像から右眼画像に、または、右眼画像から左眼画像に転換される過程が観察者の目に視認されるという問題が発生する。また、60Hzより高周波数で駆動される120Hz級の液晶表示装置で3次元立体画像を表示する場合、両眼に左眼及び右眼画像が各々60Hzで提供されるので60Hz級に比べてほぼ正確に視認されるが、相変らず左眼画像及び右眼画像が混在してクロストークが発生することになる。
【0006】
120Hz級液晶表示装置で視認区間を増やすために垂直ブランキング区間を1フレームの約30%まで拡大させ駆動させる方式が開発された。しかし、液晶表示装置はプログレッシブスキャン(Progressive Scan)方式で駆動されるので、液晶表示装置の複数の水平ラインにラインデータが印加される時間が異なり、液晶の応答速度も異なる。このような液晶表示装置の駆動特性によって3次元立体画像の表示のために表示パネルに左眼画像と右眼画像を交互に表示する時、左眼画像と画像が混在してクロストークが発生することになる。特に、表示パネルの上部から下部に行くほど応答速度が遅くなるので表示パネルの上部側より下部側においてクロストークがひどく発生することになる。このようなクロストークによって立体画像の品質が低下するという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】米国特許6,448,952号明細書
【特許文献2】米国特許出願公開第2008/0084519号明細書
【特許文献3】特開2002−101427号公報
【特許文献4】米国特許出願公開第2010/0157032号明細書
【特許文献5】特開2007−227234号公報
【特許文献6】韓国特許出願公開第2010−0068730号明細書
【特許文献7】韓国特許出願公開第2009−0088775号明細書
【特許文献8】米国特許7,724,211号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
そこで、本発明は上記従来における問題に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、立体画像のクロストークを改善するための立体画像表示方法を提供することにある。
【0009】
本発明の他の目的は、立体画像表示方法により立体画像を表示する表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一実施形態に係る立体画像表示方法は、第N(Nは、自然数)フレームの間、k(kは、2以上の自然数)個の表示ブロックに分割した表示パネルに左眼画像を出力する。続いて、各表示ブロックに該当する左眼画像の出力が完了した時点から各表示ブロックに対応して設定時間が経過した時点に前記各表示ブロックに光を照射する。続いて、第M(Mは、Nより大きい自然数)フレームの間、前記表示パネルに右眼画像を出力する。続いて、前記各表示ブロックに該当する右眼設定時間が経過画像の出力が完了した時点に各表示ブロックに光を照射することを特徴とする。
【0011】
前記各表示ブロックに表示された前記左眼画像または前記右眼画像に対応してシャッタメガネの左眼シャッタ及び右眼シャッタの開閉時間を調節してもよい。
【0012】
前記左眼シャッタ及び前記右眼シャッタの開閉時間の調整は、前記左眼画像に表示された前記k個の表示ブロックに前記光が各々照射される間、前記シャッタメガネの前記左眼シャッタを開き、前記シャッタメガネの右眼シャッタを閉じる。前記右眼画像に表示された前記k個の表示ブロックに前記光が各々照射される間、前記シャッタメガネの前記右眼シャッタを開き、前記シャッタメガネの前記左眼シャッタを閉じてもよい。
【0013】
前記左眼画像及び右眼画像は60Hzまたはその倍数のフレーム周波数で表示されてもよい。
【0014】
前記各表示ブロックに対応して設定された時間は、前記表示パネルに含まれた液晶の応答速度に基づいて設定されてもよい。
【0015】
前記各表示ブロックに対応して設定された時間は、前記液晶がサチュレーション(saturation)される時の輝度の60%に該当する輝度に到達するのにかかる時間と同一または長くてもよい。
【0016】
前記各表示ブロックに対応して設定された時間は同一であってもよい。
【0017】
前記各表示ブロックに前記光が照射される時間は、前記第N及び第Mフレームのそれぞれの周期において前記各表示ブロックに対応して設定された時間を引いた時間と同一または短くてもよい。
【0018】
前記左眼画像及び前記右眼画像は、アクティブ区間及びブランキング区間を含む垂直同期信号に同期されて出力され、前記ブランキング区間が増加するほど前記光が照射される時間が増加してもよい。
【0019】
本発明の一実施形態に係る表示装置は、光源部、表示パネル及び光源駆動部を含み、前記光源部はk(kは、2以上の自然数)個の発光ブロックを含み、光を照射する。前記表示パネルは前記k個の発光ブロックに対応してk個の表示ブロックに分割され、左眼画像及び右眼画像を周期的に表示する。前記光源駆動部は前記各表示ブロックに該当左眼画像の出力が完了した時点から各表示ブロックに対応して設定された時間が経過した時点及び前記各表示ブロックに該当する右眼画像の出力が完了した時点から各表示ブロックに対応して設定された時間が経過した時点に前記各表示ブロックに前記光を照射するように前記光源部を制御することを特徴とする。
【0020】
前記表示装置はシャッタメガネをさらに含んでもよい。前記シャッタメガネは左眼シャッタ及び右眼シャッタを含み、前記表示パネルに表示される画像に従って前記左眼シャッタと前記右眼シャッタを選択的に開閉してもよい。
【0021】
前記シャッタメガネは、前記左眼画像が表示された前記k個の表示ブロックに前記光が照射される間、前記左眼シャッタを開き、前記右眼シャッタを閉じて、前記右眼画像が表示された前記k個の表示ブロックに前記光が照射される間、前記右眼シャッタを開き、前記左眼シャッタを閉じてもよい。
【0022】
前記表示パネルは前記左眼及び右眼画像を60Hzまたはその倍数のフレーム周波数で表示されてもよい。
【0023】
前記各表示ブロックに対応して設定された時間は、前記表示パネルに含まれた液晶の応答速度に基づいて設定されてもよい。
【0024】
前記各表示ブロックに対応して設定された時間は前記液晶がサチュレーション(saturation)される時の輝度の60%に該当する輝度に到達するのに所要される時間と同一または大きくてもよい。
【0025】
前記表示装置は前記表示パネルに表示される前記左眼画像及び前記右眼画像に基づいて前記k個の発光ブロック及び前記シャッタメガネの駆動タイミングを制御するタイミング制御部及び前記タイミング制御部の制御により前記表示パネルを駆動するパネル駆動部をさらに含んでもよい。
【0026】
前記光源駆動部は前記各表示ブロックに前記光が照射される時間を前記第N及び第Mフレームのそれぞれの周期で前記各表示ブロックに対応して設定された時間を引いた時間と同一または短く設定してもよい。
【0027】
前記k個の発光ブロックの各々は少なくとも一つの光源を含み、前記光源は線光源または、点光源であってもよい。
【0028】
前記表示装置は前記光源部の一側面に配置されて前記光源部から発生した光を前記表示パネルにガイドする導光板をさらに含んでもよい。
【0029】
前記光源部は前記表示パネルの下部に配置されてもよい。
【0030】
本発明の一実施形態に係る立体画像表示方法は、画像が表示されるスキャン方向により配列された第1〜第k(kは、自然数)発光ブロックによって第1〜第k表示ブロックが定義された表示パネルに、左眼用または右眼用画像に対応するデータを出力する。フレーム区間のうち、全体オフ区間に前記第1〜第k発光ブロックを全部消灯する。前記フレーム区間のうち、前記全体オフ区間後に、順次オン区間に前記第1〜第k発光ブロックを順次に発光する。前記全体オフ区間内に、前記表示パネルに表示された前記左眼用または前記右眼用画像に対応してシャッタメガネに含まれた左眼用シャッタ及び右眼用シャッタの開閉動作を開始する。
【0031】
前記第1〜第k発光ブロックを順次発光することは、前記第1〜第k発光ブロックのうち少なくとも一つは、以前の発光ブロックの発光区間と重なるオーバーラップ区間を有してもよい。
【0032】
前記第1〜第k発光ブロックを順次発光することは、前記第1〜第k発光ブロックのうち少なくとも一つは、以前の発光ブロックの発光区間と離隔区間ほど離隔された発光区間を有してもよい。
【0033】
前記第1の発光ブロックは前記表示パネルに前記左眼用または前記右眼用データの出力が開始される時点から既に設定された設定時間以後に第1の発光区間の間に発光してもよい。
【0034】
前記シャッタメガネに含まれた左眼用シャッタ及び右眼用シャッタの開閉動作を開始することは、前記左眼用シャッタ及び前記右眼用シャッタのうち前記表示パネルに表示された画像に対応する一つのシャッタを先に開くこと及び以後、前記左眼用シャッタ及び前記右眼用シャッタのうち他の一つのシャッタを閉じることを含んでもよい。
【発明の効果】
【0035】
本発明によれば、左眼画像及び右眼画像の各々が複数の画像に時分割して視認されるように表示パネルに光を照射する光源部を複数個の発光ブロックに分割し、発光ブロックの発光タイミングを制御して表示パネルの表示ブロックが、左眼画像または右眼画像が完全に表示された状態で視認されるようにすることによって、左眼画像及び右眼画像が混在されてクロストークが発生することを防止することができる。
【0036】
また、本発明によれば、各発光ブロックの発光区間を隣接した発光ブロックの発光区間に基づいて個別的に制御することによってシャッタメガネのシャッタ開閉する時間を十分に確保して左眼3次元画像のクロストーク(3Dクロストーク)を改善することができ、また、隣接した発光ブロックの漏洩光による3Dクロストーク及び輝度不均一性を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明の一実施形態に係る表示装置を示すブロック図である。
【図2】図1の表示装置による立体画像表示方法の例を示すタイミング図である。
【図3】図1の表示装置による立体画像表示方法の例を示すタイミング図である。
【図4】図1の表示装置による立体画像表示方法の例を示すタイミング図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る光供給ユニットを示す平面図である。
【図6】本発明の他の実施形態に係る光供給ユニットを示す平面図である。
【図7】本発明の他の実施形態に係る表示装置を示すブロック図である。
【図8】本発明の一実施形態に係る立体画像表示方法の例を示すタイミング図である。
【図9】本発明の一実施形態に係る立体画像表示方法の例を示すタイミング図である。
【図10】本発明の一実施形態に係る立体画像表示方法の例を示すタイミング図である。
【図11】本発明の一実施形態に係る立体画像表示方法の例を示すタイミング図である。
【図12】本発明のまた他の実施形態に係る表示装置を示すブロック図である。
【図13】図12の表示装置による立体画像表示方法の第1の例を示す駆動信号のタイミング図である。
【図14】図12の表示装置による立体画像表示方法の第2の例を示す駆動信号のタイミング図である。
【図15】図12の表示装置による立体画像表示方法の第3の例を示す駆動信号のタイミング図である。
【図16】図12の表示装置による立体画像表示方法の第4の例を示す駆動信号のタイミング図である。
【図17】図12の表示装置による立体画像表示方法の第5の例を示す駆動信号のタイミング図である。
【図18】本発明の実施形態に係るクロストーク値を示すグラフである。
【図19】図12の表示装置による立体画像表示方法の第6の例を示す駆動信号のタイミング図である。
【図20】図12の表示装置による立体画像表示方法の第7の例を示す駆動信号のタイミング図である。
【図21】図12の表示装置による立体画像表示方法の第8の例を示す駆動信号のタイミング図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0038】
以下、図面を参照して本発明の表示装置の望ましい実施形態をより詳細に説明する。
【0039】
図1は本発明の一実施形態に係る表示装置を示すブロック図である。図1を参照すれば、表示装置は表示パネル100、パネル駆動部200、タイミング制御部300、光供給ユニット400、光源駆動部500、及び一対のシャッタメガネ600を含む。
【0040】
表示パネル100は画像を表示する複数の画素Pを含む。例えば、各画素は互いに交差するゲートGLとデータラインDLに電気的に接続されたスイッチング素子TRと、スイッチング素子TRに接続された液晶キャパシタCLC及びストレージキャパシタCSTを含む。表示パネル100は互いに対向する二つの基板と二つの基板の間に配置された液晶を含む。
【0041】
パネル駆動部200はゲート駆動部210及びデータ駆動部230を含む。ゲート駆動部210はゲートGLを駆動するためのゲート信号を生成してゲートGLに供給する。データ駆動部230はタイミング制御部300から受信した画像信号をデータ電圧に変換する。データ駆動部230はデータ電圧をデータラインDLに供給する。
【0042】
タイミング制御部300は外部装置(図示せず)から受信した同期信号に基づいて表示装置の全般的な駆動タイミングを制御する。例えば、タイミング制御部300は外部装置から受信、または、タイミング制御部300から生成した3次元画像信号をデータ駆動部230に供給する。3次元画像信号は左眼画像及び右眼画像を含む。タイミング制御部300は表示パネル100に表示される画像に基づいて光源駆動部500の駆動を制御する。また、タイミング制御部300は表示パネル100に表示される画像に基づいてシャッタメガネ600の駆動を制御する。
【0043】
光供給ユニット400は導光板410及び光源部420を含む。
【0044】
導光板410は光源部420の一側面に配置され、光源部420から発生する光を表示パネル100に照射する。
【0045】
光源部420は表示装置に光を照射する。光源部420は第1の発光ブロック420a及び第2の発光ブロック420bを含む。第1の発光ブロック420a及び第2の発光ブロック420bの各々は一つ以上の光源422(図示せず)を含む。光源422は蛍光ランプまたは発光ダイオードであってもよい。表示パネル100は、第1の発光ブロック420a及び第2の発光ブロック420bに対応して第1表示ブロックDB1及び第2表示ブロックDB2に分割してもよい。第1の発光ブロック420aは第1表示ブロックDB1に光を照射し、第2の発光ブロック420bは第2表示ブロックDB2に光を照射する。
【0046】
一方、図1に示さなかったが、光源部420は第1の発光ブロック420aと対向する第3発光ブロック及び第2の発光ブロック420bと対向する第4発光ブロックをさらに含んでもよい。この場合、対向する第1発光ブロック420a及び第3発光ブロックは互いに同期して駆動してもよい。また、第2発光ブロック420b及び第4発光ブロックは互いに同期して駆動してもよい。
【0047】
また、光供給ユニット400は光遮断部材(図示せず)をさらに含んでもよい。光遮断部材は、第1発光ブロック420a及び第2発光ブロック420bの間に配置され、第1の発光ブロック420aから第2の発光ブロック420bに、または、第2の発光ブロック420bから第1の発光ブロック420aに光が漏れることを縮小、或いは、遮断することができる。
【0048】
光源駆動部500は第1発光ブロック420a及び第2発光ブロック420bの駆動を制御する。例えば、光源駆動部500は第1の発光ブロック420aが発光されれば第2の発光ブロック420bは消灯されるように制御し、第2の発光ブロック420bが発光されれば第1の発光ブロック420aは消灯されるように処理する。光源駆動部500は、第1表示ブロックDB1に第1左眼画像の出力が完了した時点から第1の左眼設定時間が経過した時点に第1の発光ブロック420aが発光するように制御する。光源駆動部500は第2表示ブロックDB2に第2左眼画像の出力が完了した時点から第2の左眼設定時間が経過した時点に第2の発光ブロック420bが発光するように制御する。第1の左眼設定時間と第2の左眼設定時間は実質的に同一であってもよい。第1左眼設定時間及び第2左眼設定時間は液晶の応答速度に基づいて設定される。例えば、第1左眼設定時間及び第2の左眼設定時間は液晶がサチュレーション(saturation)される時の輝度の約60%に該当する輝度に到達するのに所要される時間と実質的に同一またはより大きいこともある。一方、光源駆動部500は第1表示ブロックDB1に、第1右眼画像の出力が完了した時点から第1の右眼設定時間が経過した時点に第1の発光ブロック420aが発光するように制御する。光源駆動部500は第2表示ブロックDB2に、第2右眼画像の出力が完了した時点から第2の右眼設定時間が経過した時点に第2の発光ブロック420bが発光するように制御する。第1の右設定時間と第2の右設定時間は、実質的に同一であってもよい。第1の左眼設定時間と第1の右眼設定時間は、実質的に同一であってもよく、第2の左眼設定時間と第2の右眼設定時間は実質的に同一であってもよい。第1左眼設定時間及び第2の左眼設定時間と第1右眼設定時間及び第2の右眼設定時間とが、実質的に全部同一であってもよい。
【0049】
シャッタメガネ600は左眼シャッタ610及び右眼シャッタ620を含む。シャッタメガネ600はタイミング制御部300などから受信されるシャッタ制御信号に応答して左眼シャッタ610及び右眼シャッタ620を選択的に開閉させる。例えば、シャッタメガネ600は第1左眼画像及び第2左眼画像に対応して第1表示ブロックDB1及び第2表示ブロックDB2に光が照射される間、左眼シャッタ610を開き、右眼シャッタ620を閉じる。一方、シャッタメガネ600は第1右眼画像及び第2右眼画像に対応して第1表示ブロックDB1及び第2表示ブロックDB2に光が照射される間、右眼シャッタ620を開き、左眼シャッタ610を閉じる。
【0050】
図2、図3、及び図4は、図1の表示装置による立体画像表示方法を示すタイミング図である。
【0051】
図1〜図4を参照すれば、第N(Nは、自然数)フレーム(F(N))の間、左眼画像L1が出力される。左眼画像L1は、垂直同期信号VSYNCに基づいて出力される。第Nフレームは、アクティブ区間ACI及びブランキング区間VBIを含む。左眼画像L1は、第Nフレームのアクティブ区間ACIに出力され、ブランキング区間VBI間、維持される。ブランキング区間VBIは、一般的な場合と同様に1フレーム周期の約10%以下になるように設定される。また、例えば、ブランキング区間VBIは、1フレーム周期の10%超過になるように設定してもよく、この時、約30%以上になるように設定してもよい。
【0052】
左眼画像L1は、表示パネル100の第1表示ブロックDB1に表示される第1左眼画像LI1及び第2表示ブロックDB2に表示される第2左眼画像LI2に分けられる。例えば、表示パネル100が1920×1080の解像度を有する場合、第1表示ブロックDB1及び第2表示ブロックDB2は、各々1920×540の解像度を有する。この場合、左眼画像L1は1920×1080個の画像データを有してもよく、第1左眼画像LI1及び第2左眼画像LI2は、各々1920×540個の画像データを有してもよい。表示パネル100は1920×1080の解像度を有するフレーム画像を60Hz、または、その倍数のフレーム周波数で表示してもよい。
【0053】
光源駆動部500は第1の発光制御信号BLC1に基づいて第1の発光ブロック420aを駆動し、第2の発光制御信号BLC2に基づいて第2の発光ブロック420bを駆動する。第1の発光制御信号BLC1及び第2の発光制御信号BLC2は、一つの配線によって転送されてもよく、各々別途の配線によって転送されてもよい。例えば、第1の発光ブロック420aは、ハイレベルの第1の発光制御信号BLC1に応答して発光してもよく、ローレベルの第1の発光制御信号BLC1に応答して消灯してもよい。第2の発光ブロック420bは、例えばハイレベルの第2の発光制御信号BLC2に応答して発光してもよく、ローレベルの第2の発光制御信号BLC2に応答して消灯してもよい。第1の発光ブロック420aは第1表示ブロックDB1に第1左眼画像LI1の出力が完了した時点から第1の左設定時間TL1が経過した時点で発光される。第2の発光ブロック420bは第2表示ブロックDB2に第2左眼画像LI2の出力が完了した時点から第2の左設定時間TL2が経過した時点で発光される。第1の左眼設定時間TL1または第2の左眼設定時間TL2は、表示パネル100に含まれた液晶の応答速度に基づいて設定される。例えば、第1の左設定時間TL1または第2の左設定時間TL2は、液晶がサチュレーション(saturation)される時の輝度の約60%に該当する輝度に到達するのに所要される時間と実質的に同一またはより大きいこともある。第1の左眼設定時間TL1または第2の左眼設定時間TL2は、1フレームの周期を第1発光ブロック420a及び第2の発光ブロック420bに分けた時間に基づいて設定される。例えば、第1の左眼設定時間TL1は、1フレームの周期を第1発光ブロック420a及び第2の発光ブロック420bに分けた時間より大きく設定する。シャッタメガネ600は第1シャッタ制御信号LSSに基づいて左眼シャッタ610の開閉を制御し、第2シャッタ制御信号RSSに基づいて右眼シャッタ620の開閉を制御する。シャッタメガネ600はハイレベルの第1シャッタ制御信号LSSに応答して左眼シャッタ610を開き、ローレベルの第1シャッタ制御信号LSSに応答して左眼シャッタ610を閉じる。また、シャッタメガネ600は、ハイレベルの第2シャッタ制御信号RSSに応答して右眼シャッタ620を開けて、ローレベルの第2シャッタ制御信号RSSに応答して右眼シャッタ620を閉じる。シャッタメガネ600は第1発光ブロック420a及び第2の発光ブロック420bが発光される間、左眼シャッタ610を開き、右眼シャッタ620を閉じる。
【0054】
観察者は第1の発光ブロック420aが発光される間、左眼シャッタ610を通じて第1表示ブロックDB1に表示された第1左眼画像を視認し、第2の発光ブロック420bが発光される間、左眼シャッタ610を通じて第2表示ブロックDB2に表示された第2左眼画像を視認する。
【0055】
また、第M(Mは、Nより大きい自然数)フレーム(F(M))間、表示パネル100に右眼画像RIが出力される。図2では、MはN+1の場合を例として示し、図3及び図4では、MがN+1より大きい場合を例として示した。図3及び図4に示したように第Nフレーム(F(N))間、表示パネル100に左眼画像L1が出力され、連続する第N+1フレーム(F(N+1))から右眼画像RIが表示パネル100に出力される第Mフレームの直前フレームである第M−1フレーム(F(M−1))まで各々フレームに左眼画像L1が出力される。第N+1フレーム(F(N+1))から第M−1フレーム(F(M−1))まで出力される左眼画像L1は、第Nフレームの左眼画像L1と同一、または、第Nフレームの左眼画像L1に基づいて生成される画像でもある。第N+1フレーム(F(N+1))から第M−1フレーム(F(M−1))まで出力される左眼画像L1は、実質的にブラック階調に対応する画像でもある。また、これと同様に第Mフレーム(F(M))間、表示パネル100に右眼画像RIが出力され、連続する第M+1フレーム(F(M+1)から左眼画像L1が表示パネル100に出力される第2M−Nフレームの直前フレームである第2M−N−1フレーム(F(2M−N−1))まで、各々フレームに右眼画像RIが出力される。第M+1フレーム(F(M+1))から第2M−N−1フレーム(F(2M−N−1))まで出力される右眼画像RIは、第Mフレームの右眼画像RIと同一または、第Mフレームの右眼画像RIに基づいて生成される画像でもある。第M+1フレーム(F(M+1))から第2M−N−1フレーム(F(2M−N−1))まで出力される右眼画像RIは、実質的にブラック階調に対応する画像でもある。
【0056】
図2〜図4を参照すれば、右眼画像RIは第Mフレームのアクティブ区間ACIに出力され、ブランキング区間VBI間、維持される。右眼画像RIは表示パネル100の第1表示ブロックDB1に表示される第1右眼画像RI1及び第2表示ブロックDB2に表示される第2右眼画像RI2に分けられる。
【0057】
第1の発光ブロック420aは、ハイレベルの第1の発光制御信号BLC1に応答して発光され、ローレベルの第1の発光制御信号BLC1に応答して消灯される。第1の発光ブロック420aは第1表示ブロックDB1に第1右眼画像RI1の出力が完了した時点から第1の右設定時間TR1が経過した時点で発光される。第2の発光ブロック420bは、ハイレベルの第2の発光制御信号BLC2に応答して発光され、ローレベルの第2の発光制御信号BLC2に応答して消灯される。第2の発光ブロック420bは第2表示ブロックDB2に第2右眼画像RI2の出力が完了した時点から第2の右眼設定時間TR2が経過した時点で発光する。第1の右眼設定時間TR1または第2の右眼設定時間TR2は、液晶の応答速度に基づいて設定される。例えば、第1の右眼設定時間TR1または第2の右眼設定時間TR2は、液晶がサチュレーションされる時の輝度の約60%に該当する輝度に到達するのに所要される時間と実質的に同一またはより大きいこともある。第1の左眼設定時間TL1と第1の右眼設定時間TR1は、実質的に同一であってもよく、第2の左眼設定時間TL2と第2の右眼設定時間TR2は、実質的に同一であってもよい。第1左眼設定時間TL1及び第2の左眼設定時間TL2と第1右眼設定時間TR1及び第2の右設定時間TR2と実質的に全部同一であってもよい。第1の右眼設定時間TR1または第2の右眼設定時間TR2は、1フレームの周期を第1の発光ブロック420a及び第2の発光ブロック420bに分けた時間より大きく設定される。
【0058】
シャッタメガネ600は、右眼画像RIが表示された表示パネル100に第1発光ブロック420a及び第2の発光ブロック420bから発生した光が照射される間、右眼シャッタ620を開き、左眼シャッタ610を閉じる。第1の発光ブロック420aが発光される時間は、1フレームの周期で第1の左眼設定時間TL1または第1の右眼設定時間TR1を引いた時間と実質的に同一または小さいこともある。第2の発光ブロック420bが発光される時間は1フレームの周期で第2の左眼設定時間TL2または第2の右眼設定時間TR2を引いた時間と実質的に同一または小さいこともある。
【0059】
観察者は第1の発光ブロック420aが発光される間、右眼シャッタ620を通じて第1表示ブロックDB1に表示される第1右眼画像RI1を視認し、第2の発光ブロック420bが発光される間、右眼シャッタ620を通じて第2表示ブロックDB2に表示される第2右眼画像を視認する。
【0060】
本実施形態によれば、左眼画像LI及び右眼画像RIの各々が二つの画像で時分割して視認されるように光源部420を第1の発光ブロック420a及び第2の発光ブロック420bに分割し、第1の発光ブロック420a及び第2の発光ブロック420bの発光タイミングを制御して表示パネル100の表示ブロックに左眼画像または右眼画像が完全に表示された状態で視認することによって、左眼及び右眼画像が混在してクロストークが発生することを防止できる。
【0061】
図5は本発明の一実施形態に係る光供給ユニットを示す平面図である。本実施形態に係る表示装置は光供給ユニット401を除いては図1に示した表示装置と実質的に同一であるため、光供給ユニット401を除いた残り構成に対しては図1を参照して説明する。また、本実施形態に係る立体画像表示方法は、図2〜図4を参照して説明した立体画像表示方法と実質的に同一であるため、繰り返される説明は省略する。
【0062】
図1及び図5を参照すれば、本実施形態に係る光供給ユニット401は、第1の発光ブロック432及び第2の発光ブロック434を含む。第1発光ブロック432及び第2の発光ブロック434の各々は複数の光源431を含む。光源431は発光ダイオードであってもよい。第1発光ブロック432及び第2の発光ブロック434は、表示パネル100の下部に配置される。一方、図1及び図5に示さないが、光供給ユニット401は第1発光ブロック432及び第2の発光ブロック434の間に配置され、第1の発光ブロック432から第2の発光ブロック434に、または、第2の発光ブロック434から第1の発光ブロック432に光が流出することを縮小、或いは、遮断する光遮断部材を含む。
【0063】
第1発光ブロック432及び第2の発光ブロック434は、表示パネル100の下部に配置され、第1発光ブロック442及び第2の発光ブロック444から発生した光は表示パネル100に照射される。
【0064】
図6は本発明の一実施形態に係る光供給ユニットを示す平面図である。本実施形態に係る表示装置は光供給ユニット402を除いては図1に示した表示装置と実質的に同一であるため、光供給ユニット402を除いた残り構成に対しては図1を参照して説明する。また、本実施形態に係る立体画像表示方法は図2〜図4を参照して説明した立体画像表示方法と実質的に同一であるため、繰り返される説明は省略する。
【0065】
図1及び図6を参照すれば、光供給ユニット402は第1の発光ブロック442及び第2の発光ブロック444を含む。第1発光ブロック442及び第2の発光ブロック444の各々は少なくとも一つの光源441を含む。光源441は蛍光灯(fluorescent lamp)であってもよい。第1発光ブロック442及び第2の発光ブロック444は、表示パネル100の下部に配置される。一方、図1及び図6に示さないが、光供給ユニット402は第1発光ブロック442及び第2の発光ブロック444の間に配置され、第1の発光ブロック442から第2の発光ブロック444に、または、第2の発光ブロック444から第1の発光ブロック442に光が流出することを縮小、或いは、遮断する光遮断部材を含む。
【0066】
第1発光ブロック442及び第2の発光ブロック444は、表示パネル100の下部に配置され、第1発光ブロック432及び第2の発光ブロック434から発生した光は表示パネル100に照射される。
【0067】
図7は本発明の一実施形態に係る表示装置を示すブロック図である。図7を参照すれば、表示装置は表示パネル100、パネル駆動部200、タイミング制御部300、光供給ユニット403、光源駆動部500、及び一対のシャッタメガネ600を含む。
【0068】
表示パネル100は画像を表示する複数の画素Pを含む。各画素Pは互いに交差するゲートGLとデータラインDLに電気的に接続されたスイッチング素子TRと、スイッチング素子TRに接続された液晶キャパシタCLCと、ストレージャパシタCSTを含む。表示パネル100は互いに対向する二つの基板と二つの基板の間に配置された液晶を含む。
【0069】
パネル駆動部200はゲート駆動部210及びデータ駆動部230を含む。ゲート駆動部210はゲートGLを駆動するためのゲート信号を生成してゲートGLに供給する。データ駆動部230はタイミング制御部300から受信した画像信号をデータ電圧に変換する。データ駆動部230はデータ電圧をデータラインDLに供給する。
【0070】
タイミング制御部300は外部装置(図示せず)から受信した制御信号に基づいて表示装置の全般的な駆動タイミングを制御する。タイミング制御部300は外部装置から受信されるか、または、タイミング制御部300で生成した3次元画像信号をデータ駆動部230に供給する。3次元画像信号は左眼画像及び右眼画像を含む。タイミング制御部300は表示パネル100に表示される画像に基づいて光源駆動部500の駆動を制御する。また、タイミング制御部300は表示パネル100に表示される画像に基づいてシャッタメガネ600の駆動を制御する。
【0071】
光供給ユニット403は、導光板410及び光源部450を含む。導光板410は、光源部450の一側面に配置され、光源部450から発生する光を表示パネル100に供給する。
【0072】
光源部450は光を表示パネル100に照射する。光源部450はk(kは、3以上の自然数)個の発光ブロックを含む。例えば、光源部450は、図6に図示したように、第1発光ブロック450a、第2発光ブロック450b、第3発光ブロック450c及び第4発光ブロック450dを含む。第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dの各々は、少なくとも一つの光源(図示せず)を含む。光源は発光ダイオードであってもよい。また、光源452は蛍光灯であってもよい。
【0073】
表示パネル100は第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dに対応して第1、第2、第3及び第4表示ブロックDB1、DB2、DB3、DB4に分割する。第1の発光ブロック450aは第1表示ブロックDB1に光を照射し、第2の発光ブロック450bは第2表示ブロックDB2に光を照射する。第3発光ブロック450cは第3表示ブロックDB3に光を照射し、第4発光ブロック450dは第4表示ブロックDB4に光を照射する。また、光供給ユニット403は、隣接した発光ブロックの間に配置され、該当ブロック外に光が漏れることを縮小、或いは、遮断するための光遮断部材(図示せず)をさらに含む。光遮断部材は、第1発光ブロック450a及び第2の発光ブロック450bの間、第2及び第3発光ブロック450b、450c、及び第3及び第4発光ブロック450c、450dの間に配置される。また、図7に示さないが、光源部450は第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dと対向する第5、第6、第7及び第8発光ブロックをさらに含んでもよい。この場合、互いに対向する発光ブロックは互いに同期して駆動される。
【0074】
一方、本実施形態では光源部450が、導光板410の側面に配置され、導光板410を通じて表示パネル100に光が照射されるエッジ型(edge type)で構成された場合を例として説明したが、これに限定されるのではない。即ち、光源部450は第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dが表示パネル100の下部に配置され、表示パネル100に直接光を照射する直下型(direct type)で形成してもよい。
【0075】
光源駆動部500は第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dを駆動するための発光制御信号を生成する。光源駆動部500は各表示ブロックに左眼画像または右眼画像の出力が完了した時点から第1〜第4の左眼設定時間、または、第1〜第4の右眼設定時間が経過した時点で各発光ブロックが発光するように制御する。例えば、光源駆動部500は第1表示ブロックDB1に該当する左眼画像の出力が完了した時点から第1の左眼設定時間が経過した時点で第1の発光ブロック450aが発光するように制御し、第2表示ブロックDB2に該当する左眼画像の出力が完了した時点から第2の左眼設定時間が経過した時点で第2の発光ブロック450bが発光するように制御する。このような方式で、光源駆動部500は第1表示ブロックDB1に該当する右眼画像の出力が完了した時点から第1の右眼設定時間が経過した時点で第1の発光ブロック450aが発光するように制御する。第1〜第4の左眼設定時間、または、第1〜第4の右眼設定時間は、表示パネル100に含まれた液晶の応答速度に基づいて設定する。例えば、第1〜第4の左眼設定時間、または、第1〜第4の右眼設定時間は、液晶がサチュレーションされる時の輝度の約60%に該当する輝度に到達するのに所要される時間と実質的に同一またはより大きいこともある。一方、第1〜第4の左眼設定時間、または、第1〜第4の右眼設定時間の各々は、1フレームの周期を第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dの個数に分けた時間に基づいて設定される。例えば、第1〜第4の左眼設定時間、または、第1〜第4の右眼設定時間の各々は、1フレームの周期を第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dの個数に分けた時間より大きく設定される。
【0076】
シャッタメガネ600は、左眼シャッタ610及び右眼シャッタ620を含む。シャッタメガネ600はタイミング制御部300などから受信されるシャッタ制御信号に応答して左眼シャッタ610及び右眼シャッタ620を選択的に開閉させる。例えば、シャッタメガネ600は、左眼画像が表示された第1〜第4表示ブロックDB1、DB2、DB3、DB4に光が照射される間、左眼シャッタ610を開き、右眼シャッタ620を閉じる。一方、シャッタメガネ600は、右眼画像が表示された第1〜第4表示ブロックDB1、DB2、DB3、DB4に光が照射される間、右眼シャッタ620を開き、左眼シャッタ610を閉じる。
【0077】
図8、図9、及び図10は、図7の表示装置による立体画像表示方法を示すタイミング図である。
【0078】
図7〜図9を参照すれば、第N(Nは、自然数)フレーム(F(N))の間、表示パネル100には左眼画像L1が出力される。左眼画像L1は、垂直同期信号VSYNCに基づいて出力される。第Nフレームはアクティブ区間ACI及びブランキング区間VBIを含む。左眼画像L1は、第Nフレームのアクティブ区間ACIに出力され、ブランキング区間VBI間、維持される。ブランキング区間VBIは1フレーム周期の約10%以下になるように設定される。例えば、ブランキング区間VBIは1フレーム周期の約5〜6%程度と設定される。
【0079】
左眼画像L1は、表示パネル100の第1〜第4表示ブロックDB1、DB2、DB3、DB4に対応して第1、第2、第3及び第4左眼画像LI1、LI2、LI3、LI4に分けられる。例えば、表示パネル100が1920×1080の解像度を有する場合、第1〜第4表示ブロックDB1、DB2、DB3、DB4は、各々1920×270の解像度を有する。この場合、左眼画像L1は、1920×1080個の画像データを有してもよく、第1〜第4左眼画像LI1、LI2、LI3、LI4は、各々1920×270個の画像データを有してもよい。表示パネル100は、1920×1080の解像度を有するフレーム画像を60Hz、または、その倍数のフレーム周波数で表示してもよい。
【0080】
光源駆動部500は第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dを駆動するために第1、第2、第3及び第4発光制御信号BLC1、BLC2、BLC3、BLC4を生成する。第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dの各々は、ハイレベルの発光制御信号に応答して発光され、ローレベルの発光制御信号に応答して消灯される。
【0081】
第1の発光ブロック450aは、第1表示ブロックDB1に第1左眼画像LI1の出力が完了した時点から第1の左設定時間TL1が経過した時点で発光される。第2の発光ブロック450bは、第2表示ブロックDB2に第2左眼画像LI2の出力が完了した時点から第2の左眼設定時間TL2が経過した時点で発光される。第3発光ブロック450cは、第3表示ブロックDB3に第3左眼画像LI3の出力が完了した時点から第3の左眼設定時間TL3が経過した時点で発光される。第4発光ブロック450dは、第4表示ブロックDB4に第4左眼画像LI4の出力が完了した時点から第4の左眼設定時間TL4が経過した時点で発光される。第1〜第4の左設定時間TL1〜TL4は実質的に同一であってもよい。また、第1〜第4の左眼設定時間TL1、TL2、TL3、TL4は、液晶がサチュレーションされる時の輝度の約60%に該当する輝度に到達することに所要される時間と実質的に同一またはより大きいこともある。
【0082】
シャッタメガネ600は第1シャッタ制御信号LSSに基づいて左眼シャッタ610の開閉を制御し、第2シャッタ制御信号RSSに基づいて右眼シャッタ620の開閉を制御する。シャッタメガネ600は、ハイレベルの第1シャッタ制御信号LSSに応答して左眼シャッタ610を開き、ローレベルの第1シャッタ制御信号LSSに応答して左眼シャッタ610を閉じる。また、シャッタメガネ600はハイレベルの第2シャッタ制御信号RSSに応答して右眼シャッタ620を開き、ローレベルの第2シャッタ制御信号RSSに応答して右眼シャッタ620を閉じる。シャッタメガネ600は、左眼画像が表示された第1〜第4表示ブロックDB1、DB2、DB3、DB4に第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dから発生した光が照射される間、左眼シャッタ610を開き、右眼シャッタ620を閉じる。この時、第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dの各々が発光される時間は1フレームの周期で各発光ブロックに対応する第1〜第4の左眼設定時間TL1、TL2.TL3、TL4を各々引いた時間と実質的に同一または小さいこともある。
【0083】
観察者は第1の発光ブロック450aが発光される間、左眼シャッタ610を通じて第1表示ブロックDB1に表示された第1左眼画像LI1を視認し、第2の発光ブロック450bが発光される間、左眼シャッタ610を通じて第2表示ブロックDB2に表示された第2左眼画像LI2を視認する。観察者は第3発光ブロック450cが発光される間、左眼シャッタ610を通じて第3表示ブロックDB3に表示された第3左眼画像LI3を視認し、第4発光ブロック450dが発光する間、左眼シャッタ610を通じて第4表示ブロックDB4に表示された第4左眼画像LI4を視認する。
【0084】
また、第M(Mは、Nより大きい自然数)フレーム(F(M))の間、表示パネル100に右眼画像RIが出力される。図8においては、MはN+1の場合を例として示し、図9及び図10においては、MがN+1より大きい場合を例として示した。図9及び図10に示したように、第Nフレーム(F(N))の間、表示パネル100に左眼画像L1が出力され、すぐ連続する第N+1フレーム(F(N+1))から右眼画像RIが表示パネル100に出力される第Mフレームの直前フレームである第M−1フレーム(F(M−1))まで各々のフレームに左眼画像L1が出力される。第N+1フレーム(F(N+1))から第M−1フレーム(F(M−1))まで出力される左眼画像L1は、第Nフレームの左眼画像L1と同一、または、第Nフレームの左眼画像L1に基づいて生成される画像でもあってもよい。第N+1フレーム(F(N+1))から第M−1フレーム(F(M−1))まで出力される左眼画像L1は、実質的にブラック階調に対応する画像でもあってもよい。また、これと同様に、第Mフレーム(F(M))の間、表示パネル100に右眼画像RIが出力され、すぐ連続する第M+1フレーム(F(M+1))から左眼画像L1が表示パネル100に出力される第2M−Nフレームの直前フレームである第2M−N−1フレーム(F(2M−N−1))まで各々のフレームに右眼画像RIが出力される。第M+1フレーム(F(M+1))から第2M−N−1フレーム(F(2M−N−1))まで出力される右眼画像RIは第Mフレームの右眼画像RIと同一であるか、または、第Mフレームの右眼画像RIに基づいて生成される画像でもあってもよい。第M+1フレーム(F(M+1))から第2M−N−1フレーム(F(2M−N−1))まで出力される右眼画像RIは実質的にブラック階調に対応する画像でもあってもよい。
【0085】
図8〜図10を参照すれば、右眼画像RIは第Mフレームのアクティブ区間ACIに出力され、ブランキング区間VBIの間、維持される。右眼画像RIは、表示パネル100の第1〜第4表示ブロックDB1、DB2、DB3、DB4に対応して第1、第2、第3及び第4右眼画像RI1、RI2、RI3、RI4に分けられる。
【0086】
第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dの各々は、ハイレベルの発光制御信号に応答して発光され、ローレベルの発光制御信号に応答して消灯される。第1の発光ブロック450aは、第1表示ブロックDB1に第1右眼画像RI1の出力が完了した時点から第1の右眼設定時間TR1が経過した時点で発光される。第2の発光ブロック450bは、第2表示ブロックDB2に第2右眼画像RI2の出力が完了した時点から第2の右眼設定時間TR2が経過した時点で発光される。第3発光ブロック450cは、第3表示ブロックDB3に第3右眼画像RI3の出力が完了した時点から第3の右眼設定時間TR3が経過した時点で発光される。第4発光ブロック450dは、第4表示ブロックDB4に第4右眼画像RI4の出力が完了した時点から第4の右眼設定時間TR4が経過した時点で発光される。第1〜第4の右眼設定時間TR1〜TR4は実質的に同一であってもよい。また、第1〜第4の右眼設定時間TR1、TR2、TR3、TR4は、液晶がサチュレーションされる時の輝度の約60%に該当する輝度に到達するのに所要される時間と実質的に同一またはより大きいこともある。また、第1の左眼設定時間TL1と第1の右眼設定時間TR1、第2の左眼設定時間TL2と第2の右眼設定時間TR2、第3の左眼設定時間TL3と第3の右眼設定時間TR3、第4の左眼設定時間TL4と第4の右眼設定時間TR4は、各々実質的に同一であってもよく、第1〜第4の左眼設定時間TL1〜TL4と、第1〜第4の右眼設定時間TR1〜TR4共に実質的に同一であってもよい。
【0087】
シャッタメガネ600は、右眼画像が表示された第1〜第4表示ブロックDB1、DB2、DB3、DB4に第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dから発生した光が照射される間、右眼シャッタ620を開き、左眼シャッタ610を閉じる。この時、第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dの各々が発光される時間は、1フレームの周期で各発光ブロックに対応する第1〜第4の右眼設定時間TR1、TR2、TR3、TR4を引いた時間と実質的に同一または小さいこともある。
【0088】
観察者は第1の発光ブロック450aが発光される間、右眼シャッタ620を通じて第1表示ブロックDB1に表示された第1右眼画像RI1を視認し、第2の発光ブロック450bが発光される間、右眼シャッタ620を通じて第2表示ブロックDB2に表示された第2右眼画像RI2を視認する。観察者は第3発光ブロック450cが発光される間、右眼シャッタ620を通じて第3表示ブロックDB3に表示された第3右眼画像RI3を視認し、第4発光ブロック450dが発光される間、右眼シャッタ620を通じて第4表示ブロックDB4に表示された第4右眼画像LI4を視認する。
【0089】
本実施形態によれば、左眼画像と右眼画像を各々4つの画像に時分割し視認されるように処理することによって、左眼画像及び右眼画像が混在してクロストークが発生することを効率的に防止できる。従って、3次元画像の表示品質を向上させることができる。
【0090】
図7〜図10に示した本実施形態は表示ブロック及びこれに対応する発光ブロックの個数が各々4つの例示であるだけで、表示ブロック及び発光ブロックの個数は3または5以上であってもよい。
【0091】
図11は本発明の一実施形態に係る立体画像表示方法の一例を示すタイミング図である。
【0092】
本実施形態に係る表示装置はタイミング制御部300に印加される垂直同期信号VSYNCを除けば、図7〜図10を参照して説明した実施形態に係る表示装置と実質的に同一であるため、表示装置の構成に対しては図6を参照して説明する。また、本実施形態に係る立体画像表示方法は、垂直同期信号VSYNC、第1、第2、第3、及び第4発光制御信号BLC1、BLC2、BLC3、BLC4、並びに、第1及び第2シャッタ制御信号LSS、RSSを除いては、図8〜図10を参照して説明した表示装置立体画像表示方法と実質的に同一であるため、繰り返される説明は省略する。
【0093】
図7及び図11を参照すれば、第N(Nは、自然数)フレーム(F(N))の間、表示パネル100には左眼画像L1が出力される。左眼画像L1は、垂直同期信号VSYNCに基づいて出力される。左眼画像L1は垂直同期信号VSYNCのアクティブ区間ACIに出力され、ブランキング区間VBIの間、維持される。ブランキング区間VBIは1フレーム周期の約10%以上に設定され、この時、約30%以上になるように設定する。例えば、ブランキング区間VBIは1フレーム周期の約32%程度と設定される。
【0094】
表示パネル100は第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dに対応して第1〜第4表示ブロックDB1、DB2、DB3、DB4に分割する。左眼画像L1は第1〜第4表示ブロックDB1、DB2、DB3、DB4に対応して第1、第2、第3及び第4左眼画像LI1、LI2、LI3、LI4に分けられる。
【0095】
第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dの各々はハイレベルの発光制御信号に応答して発光され、ローレベルの発光制御信号に応答して消灯される。例えば、第1の発光ブロック450aは表示パネルの第1表示ブロックDB1に第1左眼画像LI1の出力が完了した時点から第1の左眼設定時間TL1が経過した時点で発光される。第2の発光ブロック450bは、第2表示ブロックDB2に第2左眼画像LI2の出力が完了した時点から第2の左眼設定時間TL2が経過した時点で発光される。第3発光ブロック450cは第3表示ブロックDB3に第3左眼画像LI3の出力が完了した時点から第3の左眼設定時間TL3が経過した時点で発光される。第4発光ブロック450dは第4表示ブロックDB4に第4左眼画像LI4の出力が完了した時点から第4の左眼設定時間TL4が経過した時点で発光される。第1〜第4の左眼設定時間TL1、TL2、TL3、TL4は、液晶の応答速度LCに基づいて設定される。例えば、第1〜第4の左眼設定時間TL1、TL2、TL3、TL4は、液晶がサチュレーションされる時の輝度の約60%に該当する輝度に到達するのに所要される時間と実質的に同一またはより大きいこともある。
【0096】
シャッタメガネ600は、左眼画像が表示された第1〜第4表示ブロックDB1、DB2、DB3、DB4に、第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dから発生した光が照射される間、左眼シャッタ610を開き、右眼シャッタ620を閉じる。左眼シャッタ610は左眼画像L1に対応して第1の発光ブロック450aが発光される時点に開き、右眼画像RIに対応して第1の発光ブロック450aが発光される前の時点で閉じられる。
【0097】
観察者は第1の発光ブロック450aが発光される間、左眼シャッタ610を通じて第1左眼画像LI1を視認し、第2の発光ブロック450bが発光される間、左眼シャッタ610を通じて第2左眼画像LI2を視認する。また、観察者は第3発光ブロック450cが発光される間、左眼シャッタ610を通じて第3左眼画像LI3を視認し、第4発光ブロック450dが発光する間、左眼シャッタ610を通じて第4左眼画像LI4を視認する。
【0098】
また、第M(Mは、Nより大きい自然数)フレーム(F(M))の間、表示パネル100に右眼画像RIが出力される。図11では、MはN+1の場合を例として示した。右眼画像RIは、第1〜第4表示ブロックDB1、DB2、DB3、DB4に対応して第1、第2、第3及び第4右眼画像RI1、RI2、RI3、RI4に分けられる。
【0099】
第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dの各々はハイレベルの発光制御信号に応答して発光され、ローレベルの発光制御信号に応答して消灯される。例えば、第1の発光ブロック450aは第1表示ブロックDB1に第1右眼画像RI1の出力が完了した時点から第1の右眼設定時間TR1が経過した時点で発光される。第2の発光ブロック450bは、第2表示ブロックDB2に第2右眼画像RI2の出力が完了した時点から第2の右設定時間TR2が経過した時点で発光される。第3発光ブロック450cは第3表示ブロックDB3に第3右眼画像RI3の出力が完了した時点から第3の右眼設定時間TR3が経過した時点で発光される。第4発光ブロック450dは第4表示ブロックDB4に、第4右眼画像RI4の出力が完了した時点から第4の右設定時間TR4が経過した時点で発光される。第1〜第4の右眼設定時間TR1、TR2、TR3、TR4は、液晶がサチュレーションされる時の輝度の約60%に該当する輝度に到達するのに所要される時間と実質的に同一またはより大きいこともある。また、第1の左眼設定時間TL1と第1の右眼設定時間TR1、第2の左眼設定時間TL2と第2の右眼設定時間TR2、第3の左眼設定時間TL3と第3の右眼設定時間TR3、第4の左眼設定時間TL4と第4の右眼設定時間TR4は、各々実質的に同一であり、第1〜第4の左設定時間TL1〜TL4と、第1〜第4の右眼設定時間TR1〜TR4と共に実質的に同一である。
【0100】
シャッタメガネ600は右眼画像が表示された第1〜第4表示ブロックDB1、DB2、DB3、DB4に、第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dから発生した光が照射される間、右眼シャッタ620を開き、左眼シャッタ610を閉じる。左眼シャッタ610は右眼画像RIに対応して第1の発光ブロック450aが発光される時点で開き、右眼画像RIに対応して第1の発光ブロック450aが発光される前の時点で閉じられる。
【0101】
観察者は第1の発光ブロック450aが発光される間、左眼シャッタ610を通じて第1左眼画像LI1を視認し、第2の発光ブロック450bが発光される間、左眼シャッタ610を通じて第2左眼画像LI2を視認する。また、観察者は第3発光ブロック450cが発光される間、左眼シャッタ610を通じて第3左眼画像LI3を視認し、第4発光ブロック450dが発光する間、左眼シャッタ610を通じて第4左眼画像LI4を視認する。
【0102】
本実施形態によれば、垂直同期信号VSYNCのブランキング区間VBIが、図8に示した垂直同期信号VSYNCのブランキング区間VBIに比べて相対的に拡張された状態であるため、左眼画像L1または右眼画像RIを表示するためのアクティブ区間が短くなる。これによって、光源部450の駆動マージンを確保することができる。即ち、図8に示す立体画像表示方法に比べて対応する第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dの発光デューティ幅を増加させる。このように、第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dの発光デューティ幅を増加させる場合、表示パネル100の輝度が向上されるので、3次元立体画像の表示品質を向上させることができる。
【0103】
図11に示した本実施形態は表示ブロック及びこれに対応する発光ブロックの個数が各々4つの例示であるのみであって、表示ブロック及び発光ブロックの個数は、3または5以上でもあってもよい。
【0104】
図12は本発明のまた他の実施形態に係る表示装置を示すブロック図である。図12参照すれば、表示装置は表示パネル100、パネル駆動部200、タイミング制御部300、光供給ユニット400、光源駆動部500及び一対のシャッタメガネ600を含む。図7と同一構成要素に対しては同一図面符号を与え、その詳細な説明は省略する。
【0105】
導光板410は表示パネル100の下に配置される。光源部450は画像がスキャンされるスキャニング方向に配列され、スキャニング方向に順次に駆動する複数の第1〜第k発光ブロック(kは、自然数)を含む。以下においては光源部450が第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dを含むことを例として説明する。第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dを含み、各発光ブロックは光を発生する光源を含む。例えば、図12に示すように、第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dは、導光板410の一側のエッジに配置される。または、第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dは対向する導光板410の両側のエッジに配置される。または、光源部450は導光板410を省略し、表示パネル100の下に直下型構造にて直接配置される。直下型構造の場合、光源は蛍光ランプまたは発光ダイオードであってもよい。
【0106】
光源駆動部500は表示パネル100に表示される画像に従って光源部450の第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dの発光及び消灯を制御して、第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dを順次駆動する。光源駆動部500は第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dの各々の発光区間を個別的に制御する。これによって、フレーム周期のうち第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dが共に消灯される全体オフ区間及び第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dを順次に発光する順次オン区間を有する。
【0107】
シャッタメガネ600は、液晶シャッタの左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620を含む。シャッタメガネ600はタイミング制御部300から供給されたシャッタ制御信号に基づいて左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620を選択的に開閉させる。シャッタ制御信号は、左眼用シャッタ610を開閉する左眼用オープン信号及びクローズ信号と、右眼用シャッタ620を開閉する右眼用オープン信号及びクローズ信号とを含む。シャッタ制御信号はライジング時間よりフォーリング時間が短い液晶応答速度を考慮して左眼用オープン信号、右眼用クローズ信号、右眼用オープン信号及び左眼用クローズ信号を順次配列される。
【0108】
例えば、第N(Nは、自然数)フレームは、表示パネル100に左眼用データフレームが出力されると、タイミング制御部300は第Nフレーム内の全体オフ区間内に左眼用オープン信号及び右眼用クローズ信号を順次供給する。第N+1フレームは表示パネル100に右眼用データフレームが出力されると、タイミング制御部300は第N+1フレーム内の全体オフ区間内に右眼用オープン信号及び左眼用クローズ信号を順次供給する。従って、シャッタメガネ600はタイミング制御部300から供給された左眼用オープン信号、右眼用クローズ信号、右眼用オープン信号及び左眼用クローズ信号に基づいて左眼用シャッタ610の開閉を制御する左眼用シャッタ信号及び右眼用シャッタ620の開閉を制御する右眼用シャッタ信号を生成して、左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620を駆動する。
【0109】
シャッタメガネ600は、全体オフ区間内でシャッタメガネ600の開閉動作を開始することによって、シャッタメガネ600の液晶応答速度によりシャッタ610、620が完全に開き、閉じられる前に視認される左眼画像と右眼画像との間のクロストーク(3Dクロストーク)を防止できる。全体オフ区間はシャッタメガネ600の液晶応答速度と同じかあるいは長くてもよい。
【0110】
以下においては、第1、第2、第3及び第4発光ブロック450a、450b、450c、450dの各々が対応する表示パネル100の第1、第2、第3及び第4表示ブロックDB1、DB2、DB3、DB4の各々に光を照射することを例として説明し、左眼用データフレームは、ホワイトデータであり、右眼用データフレームはブラックデータであることを例として説明する。
【0111】
図13は図12の表示装置による立体画像表示方法の第1の例を示す駆動信号のタイミング図である。図12及び図13を参照すれば、垂直同期信号VSYNCに基づいて1フレームはアクティブ区間ACTIVE及びブランキング区間VBIを含む。アクティブ区間ACTIVEは、実質的にデータが表示パネル100に出力される区間であり、ブランキング区間VBIはデータが維持される区間である。ブランキング区間VBIは1フレーム周期の約5%〜約6%程度で設定される。
【0112】
第Nフレーム(F(N))の間、パネル駆動部200は表示パネル100に左眼用データフレームを出力する。左眼用データフレームは左眼用第1、第2、第3及び第4データブロックLI1、LI2、LI3、LI4を含む。データフレームは、920×1080解像度に対応するデータであってもよく、各データブロックは920×270解像度に対応するデータであってもよい。
【0113】
第Nフレーム(F(N))の第1区間I11の間、左眼用第1データブロックLI1を水平ライン単位で順次出力し、第Nフレーム(F(N))の第2区間I12の間、左眼用第2データブロックLI2を水平ライン単位で順次出力し、第Nフレーム(F(N))の第3区間I13の間、左眼用第3データブロックLI3を水平ライン単位で順次出力し、第Nフレーム(F(N))の第4区間I14の間、左眼用第4データブロックLI4を水平ライン単位で順次出力する。例えば、液晶応答速度LC_RSに従って第1表示ブロックDB1は第2区間I2の中期以後に、左眼用第1データブロックLI1の最初のラインデータに該当する画像を表示し、また、液晶応答速度LC_RSに従って第1表示ブロックDB1は第3区間I3の中期以後に、左眼用第1データブロックLI1の最後のラインデータに該当する画像を表示する。
【0114】
このような方式でパネル駆動部200は、第Nフレーム(F(N))の間、左眼用データフレームを表示パネル100に出力し、表示パネル100は第Nフレーム(F(N))の開始点に対して液晶応答速度ほど遅延されて左眼画像を表示する。
【0115】
第N+1フレーム(F(N+1))の間、パネル駆動部200は表示パネル100に右眼用データフレームを出力する。右眼用データフレームは、右眼用第1、第2、第3及び第4データブロックRI1、RI2、RI3、RI4を含む。パネル駆動部200は第N+1フレーム(F(N+1))の第1区間I21の間、右眼用第1データブロックRI1を水平ライン単位で順次出力し、第N+1フレーム(F(N+1))の第2区間I22の間、右眼用第2データブロックRI2を水平ライン単位で順次出力し、第N+1フレーム(F(N+1))の第3区間I23の間、右眼用第3データブロックRI3を水平ライン単位で順次出力し、第N+1フレーム(F(N+1))の第4区間I24の間、右眼用第4データブロックRI4を水平ライン単位で順次出力する。
【0116】
このような方式でパネル駆動部200は第N+1フレーム(F(N+1))の間、右眼用データフレームを表示パネル100に出力し、表示パネル100は第N+1フレーム(F(N+1))の開始点に対して液晶応答速度LC_RSほど遅延されて右眼画像を表示する。
【0117】
一方、光源駆動部500は液晶応答速度LC_RSによる表示パネル100の駆動マージン時間を考慮して1フレームの開始点に対して設定時間Rt以後から第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dを順次駆動する。設定時間Rtは表示パネル100の液晶応答速度より少なくとも長い時間であってもよい。
【0118】
例えば、光源駆動部500は光源部450、即ち、第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dを駆動するために第1、第2、第3及び第4発光制御信号BLC1、BLC2、BLC3、BLC4を生成する。第1、第2、第3及び第4発光制御信号BLC1、BLC2、BLC3、BLC4の各々は、フレーム周期Tで各発光ブロックを発光するハイレベルを有する発光区間と各発光ブロックを消灯するローレベルを有する消灯区間が繰り返される。
【0119】
第1の発光ブロック450aは、第1の発光制御信号BLC1に応答して発光及び消灯する。第1の発光制御信号BLC1は第1の発光区間OP11を有し、第1の発光区間OP11は、表示パネル100の液晶応答速度によって第Nフレーム(F(N))の開始点より設定時間Rtが経過した時点から始まる。
【0120】
第1の発光ブロック450aは第1の発光制御信号BLC1に応答して第1の発光区間OP1の間発光する。図13に示すように、第1の発光ブロック450aは第1の発光制御信号BLC1に応答し、左眼用第3データブロックLI3の最後のラインデータの出力が完了する時点から第1の発光区間OP1の間発光する。第1の発光区間OP11はフレーム周期Tの約1/5倍であってもよい。第1の発光区間OP11に、第1表示ブロックDB1は、左眼用第1データブロックLI1に対応する左眼用第1ブロック画像が完成され、第2、第3及び第4表示ブロックDB2、DB3、DB4は、液晶応答速度によって左眼用第2、第3及び第4ブロック画像が未完成される。結果的に第1の発光ブロック450aは、第1表示ブロックDB1に左眼用第1ブロック画像が完成され維持された区間で発光する。
【0121】
第2の発光ブロック450bは第2の発光制御信号BLC2に応答して発光及び消灯する。第2の発光制御信号BLC2は第2の発光区間OP12を有する。第2の発光ブロック450bは第2の発光制御信号BLC2に応答して第1の発光区間OP11の直後にターンオンされて第2の発光区間OP12の間発光する。第2の発光区間OP12はフレーム周期Tの約1/5倍であってもよい。第2の発光区間OP12に、第2表示ブロックDB2は、左眼用第2データブロックLI2に対応する左眼用第2ブロック画像が完成される。一方、第1表示ブロックDB1は右眼用第1データブロックRI1が供給されることによって、左眼用第1ブロック画像と右眼用第1ブロック画像が混在される。また、第3表示ブロックDB3及び第4表示ブロックDB4は、液晶応答速度によって左眼用第3ブロック画像及び第4ブロック画像が未完成される。結果的に、第2の発光ブロック450bは、第2表示ブロックDB2に左眼用第2ブロック画像が完成され維持された区間で発光する。
【0122】
第3発光ブロック450cは第3発光制御信号BLC3に応答して発光及び消灯する。第3発光制御信号BLC3は第3発光区間OP13を有する。第3発光ブロック450cは、第3発光制御信号BLC3に応答して第2の発光区間OP12の直後にターンオンされ第3発光区間OP13の間発光する。第3発光区間OP13はフレーム周期Tの約1/5倍であってもよい。第3発光区間OP13に、第3表示ブロックDB3は、左眼用第3データブロックLI3に対応する左眼用第3ブロック画像が完成される。一方、第1表示ブロックDB1には右眼用第1ブロック画像が表示され、第2表示ブロックDB2は、左眼用第2ブロック画像と右眼用第2ブロック画像が混在された混在画像になる。また、第4表示ブロックDB4は左眼用第4ブロック画像が未完成される。結果的に、第3発光ブロック450cは、第3表示ブロックDB3に左眼用第3ブロック画像が完成され維持された区間で発光する。
【0123】
第4発光ブロック450dは、第4発光制御信号BLC4に応答して第3発光区間OP13の直後にターンオンされて第4発光区間OP14の間発光する。第4発光区間OP14は、フレーム周期Tの約1/5に対応する。第4発光区間OP14に、第4表示ブロックDB4は、左眼用第4データブロックLI4に対応する左眼用第4ブロック画像が完成される。一方、第1表示ブロックDB1には右眼用第1ブロック画像が表示され、第2表示ブロックDB2には左眼用第2ブロック画像と右眼用第2ブロック画像が混在され、第3表示ブロックDB3には、左眼用第3ブロック画像と右眼用第3ブロック画像が混在される。結果的に第4発光ブロック450dは、第4表示ブロックDB4に左眼用第4ブロック画像が完成され維持された区間で発光する。
【0124】
図13に示すように、光源部450は第Nフレーム(F(N))の開始点に対して遅延差Dtを有し、フレーム周期Tで動作を繰り返す。光源部450の動作周期は、第1、第2、第3及び第4発光ブロック450a、450b、450c、450dが、順次発光する約4T/5区間に対応する順次オン区間SQ_ON1を有し、第1の発光ブロック450aが発光される前に約T/5区間に対応して第1、第2、第3及び第4発光ブロック450a、450b、450c、450dが全部消灯される全体オフ区間ALL_OFF1を有する。
【0125】
一方、シャッタメガネ600は、左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620を駆動するために左眼用シャッタ信号LSS及び右眼用シャッタ信号RSSを生成する。左眼用シャッタ信号LSS及び右眼用シャッタ信号RSSの各々は、ハイレベルのシャッタ信号に応答してシャッタが開かれてローレベルのシャッタ信号に応答してシャッタが閉じられる。
【0126】
シャッタメガネ600は、左眼用シャッタ信号LSS及び右眼用シャッタ信号RSSに応答して左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620を開閉する。
【0127】
表示パネル100と光源部450の動作に従って、表示パネル100は、第1の発光区間OP11から第4発光区間OP14まで左眼画像を表示する。左眼用シャッタ信号LSSは、第1〜第4発光区間OP11、OP12、OP13、OP14に対応するオープン区間OPPを有し、オープン区間OPPに応答して左眼用シャッタ610は開かれる。一方、右眼用シャッタ信号RSSは第1〜第4発光区間OP11、OP12、OP13、OP14に対応するクローズ区間CLPを有し、クローズ区間CLPに応答して右眼用シャッタ620は閉じられる。オープン区間OPP及びクローズ区間CLPの各々の初期は、第1、第2、第3及び第4発光ブロック450a、450b、450c、450dが全部消灯される全体オフ区間ALL_OFF1を含む。
【0128】
全体オフ区間ALL_OFF1内に左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620の開閉動作が開始されることによって左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620の液晶応答速度SLC_RSによる液晶マージン時間を確保する。全体オフ区間ALL_OFF1は、シャッタメガネ600の液晶応答速度より長いこともある。従って、実質的に左眼画像(または、右眼画像)が維持される区間に左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620が完全に開かれて閉じられること(または、閉じられて開かれること)によって3Dクロストークを防止できる。
【0129】
また、シャッタメガネ600の液晶応答速度によりライジング時間よりフォーリング時間が長い特性を考慮し、左眼用シャッタ信号LSSのライジング時点を右眼用シャッタ信号RSSのフォーリング時点より先に具現することによって、シャッタメガネ600の駆動遅延時間を減らすことができる。従って、左眼用シャッタ信号LSS及び右眼用シャッタ信号RSSの各々のオープン区間OPPは、クロージング区間CLPより長い。
【0130】
従って、シャッタメガネ600の液晶応答速度SLC_RSによる左眼画像と右眼画像との間のクロストーク現象を防止できる。
【0131】
以下においては、上述した実施形態と同じ構成要素に対しては同じ図面符号を付し、繰り返される説明は簡略にするか、または、省略する。
【0132】
図14は図12の表示装置による立体画像表示方法の第2の例を示す駆動信号のタイミング図である。図12及び図14を参照すれば、パネル駆動部200は図13で示したように、第Nフレーム(F(N))の間、表示パネル100に左眼用データフレームLI1、LI2、LI3、LI4を出力し、第N+1フレーム(F(N+1))の間、表示パネル100に右眼用データフレームRI1、RI2、RI3、RI4を出力する。
【0133】
光源駆動部500は、液晶応答速度による表示パネル100の液晶マージン時間を考慮して1フレームの開始点より設定時間Rtが経過した時点から第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dを順次に駆動する。
【0134】
第1の発光ブロック450aは、第1の発光制御信号BLC1に応答して発光及び消灯する。第1の発光制御信号BLC1は、第1の発光区間OP11を有し、第1の発光区間OP11は表示パネル100の液晶応答速度によって第Nフレーム(F(N))の開始点より設定時間Rtが経過した時点から始まる。第1の発光ブロック450aは、第1の発光制御信号BLC1に応答し、第3左眼データブロックLI3の最後のラインデータの出力が完了する時点から発光区間OP11の間発光する。第1の発光区間OP11はフレーム周期Tの約1/5倍であってもよい。結果的に、第1の発光ブロック450aは、第1表示ブロックDB1に左眼用第1ブロック画像が完成され維持された区間で発光する。
【0135】
第2の発光ブロック450bは、第2の発光制御信号BLC2に応答して発光及び消灯する。第2の発光制御信号BLC2は第2の発光区間OP12を有し、第2の発光区間OP12は、第1の発光区間OP11の後期と重なった第1オーバーラップ区間OV1を有する。第1オーバーラップ区間OV1は、第1の発光区間OP11の約1/4倍であってもよい。第2の発光ブロック450bは、第2の発光制御信号BLC2に応答して第1オーバーラップ区間OV1に対応する第1の発光区間OP11の後期にターン−オンし第2の発光区間OP12の間発光する。第2の発光区間OP12はフレーム周期Tの約1/5倍であってもよい。第2の発光区間OP12に、第2表示ブロックDB2は、左眼用第2データブロックLI2に対応する左眼用第2ブロック画像が完成される。これに従って、第2の発光ブロック450bは、第2表示ブロックDB2に左眼用第2ブロック画像が完成され維持された区間で発光する。
【0136】
第1オーバーラップ区間OV1は多様に設定する。即ち、第1オーバーラップ区間OV11は、液晶応答速度に従って第1の発光区間OP11のうち、第2表示ブロックDB2に左眼用第2ブロック画像が完成された時点から第1の発光区間OP11が終了する時点内で多様に設定する。第1オーバーラップ区間OV11は、フレーム周期Tの約1/20倍であってもよい。
【0137】
第3発光ブロック450cは、第3発光制御信号BLC3に応答して発光及び消灯する。第3発光制御信号BLC3は、第3発光区間OP13を有し、第3発光区間OP13は、第2の発光区間OP12の後期と重なった第2オーバーラップ区間OV12を有する。第2オーバーラップ区間OV12は、フレーム周期Tの約1/20倍であってもよい。第3発光ブロック450cは、第3発光制御信号BLC3に応答して第2オーバーラップ区間OV12に対応する第2の発光区間OP12の後期にターンオンされて第3発光区間OP13の間発光する。第3発光区間OP13は、フレーム周期Tの約1/5倍であってもよい。第3発光区間OP13に、第3表示ブロックDB3は、左眼用第3データブロックLI3に対応する左眼用第3ブロック画像が完成される。これに従って、第3発光ブロック450cは、第3表示ブロックDB3に左眼用第3ブロック画像が完成されて維持される区間で発光する。
【0138】
第2オーバーラップ区間OV12は、多様に設定する。即ち、第2オーバーラップ区間OV12は、液晶応答速度に従って第2の発光区間OP12のうち、第3表示ブロックDB3に左眼用第3ブロック画像が完成された時点から第2の発光区間OP12が終了する時点内で多様に設定する。
【0139】
第4発光ブロック450dは、第4発光制御信号BLC4に応答して発光及び消灯する。第4発光制御信号BLC4は、第4発光区間OP14を有し、第4発光区間OP14は、第3発光区間OP13の後期と重なった第3オーバーラップ区間OV13を有する。第3オーバーラップ区間OV13は、フレーム周期Tの約1/20倍であってもよい。第4発光ブロック450dは、第4発光制御信号BLC4に応答して第3オーバーラップ区間OV13に対応する第3発光区間OP13の後期にターンオンされて第4発光区間OP14の間発光する。第4発光区間OP14はフレーム周期Tの約1/5倍であってもよい。第4発光区間OP14に、第4表示ブロックDB4は左眼用第4データブロックLI4に対応する左眼用第4ブロック画像が完成される。これに従って、第4発光ブロック450dは第4表示ブロックDB4に左眼用第4ブロック画像が完成され維持される区間で発光する。
【0140】
第3オーバーラップ区間OV13は多様に設定する。即ち、第3オーバーラップ区間OV13は液晶応答速度に従って第3発光区間OP31のうち、第4表示ブロックDB4に左眼用第4ブロック画像が完成された時点から第3発光区間OP13が終了する時点内で多様に設定する。また、第1、第2及び第3オーバーラップ区間OV11、OV12、OV13は互いに異なるように設定する。
【0141】
図14に示すように、光源部450は第Nフレーム(F(N))の開始点に対して、遅延差Dtを有し、フレーム周期Tで動作を繰り返す。光源部450の動作周期は、第1、第2、第3及び第4発光ブロック450a、450b、450c、450dが順次発光する約3T/5区間に対応する順次オン区間SQ_ON2を有し、第1、第2及び第3オーバーラップ区間OV12、OV12、OV13により第1の発光ブロック450aが発光される約2T/5区間に対応して第1、第2、第3及び第4発光ブロック450a、450b、450c、450dが共に消灯される全体オフ区間ALL_OFF2を有する。
【0142】
全体オフ区間ALL_OFF2内に左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620の開閉動作が始まることによって、左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620の液晶応答速度SLC_RSによる液晶マージン時間を確保する。従って、実質的に左眼画像(または、右眼画像)が維持される区間に、左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620が完全に開かれて閉じられること(または閉じられて開かれること)によって3Dクロストークを防止する。全体オフ区間ALL_OFF2は、シャッタメガネ600の液晶応答速度より長いこともある。全体オフ区間ALL_OFF2は、図13で説明した実施形態と比べる時、シャッタメガネ600の液晶駆動時間を十分に確保する。
【0143】
従って、シャッタメガネ600の液晶応答速度SLC_RSによる左眼画像と右眼画像間のクロストーク現象を防止できる。
【0144】
図15は図12の表示装置による立体画像表示方法の第3の例を示す駆動信号のタイミング図である。
【0145】
図12及び図15を参照すれば、パネル駆動部200は図13に示したように、第Nフレーム(F(N))の間、表示パネル100に左眼用データフレームLI1、LI2、LI3、LI4を出力し、第N+1フレーム(F(N+1))の間、表示パネル100に右眼用データフレームRI1、RI2、RI3、RI4を出力する。
【0146】
光源駆動部500は、液晶応答速度による表示パネル100の駆動マージン時間を考慮して1フレームの開始点に対して設定時間Rtが経過した時点から第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dを順次駆動する。
【0147】
上述した図14に比べると、本実施形態に係る第1、第2、第3及び第4発光制御信号BLC1、BLC2、BLC3、BLC4の第1、第2、第3及び第4発光区間OP21、OP22、OP23、OP24の各々は、第1、第2、第3及び第4発光区間OP11、OP12、OP13、OP14の各々より長い。
【0148】
第1の発光制御信号BLC1は第Nフレーム(F(N))の開始点に対して、設定時間Rtが経過した時点から第1の発光区間OP21を有する。第1の発光ブロック450aは、第1の発光制御信号BLC1に応答して設定時間Rt以後、第1の発光区間OP21の間発光する。第1の発光区間OP21は、フレーム周期Tの約1/4倍であってもよい。
【0149】
第2の発光ブロック450bは、第2の発光制御信号BLC2に応答して発光及び消灯する。第2の発光制御信号BLC2は、第2の発光区間OP22を有し、第2の発光区間OP22は、第1の発光区間OP1の後期と重なった第1オーバーラップ区間OV21を有する。第1オーバーラップ区間OV21は、フレーム周期Tの約1/20倍であってもよい。第1オーバーラップ区間OV21は、多様に設定する。即ち、第1オーバーラップ区間OV21は液晶応答速度に従って第1の発光区間OP21のうち、第2表示ブロックDB2に左眼用第2ブロック画像が完成された時点から第1の発光区間OP21が終了する時点内で多様に設定する。
【0150】
第3発光制御信号BLC3は、第3発光区間OP23を有し、第3発光区間OP23は第2の発光区間OP22の後期と重なった第2オーバーラップ区間OV12を有する。第2オーバーラップ区間OV12はフレーム周期Tの約1/20倍であってもよい。第2オーバーラップ区間OV12は多様に設定する。即ち、第2オーバーラップ区間OV12は液晶応答速度に従って第2の発光区間OP22のうち、第3表示ブロックDB3に左眼用第3ブロック画像が完成された時点から第2の発光区間OP22が終了する時点内で多様に設定する。
【0151】
第4発光制御信号BLC4は第4発光区間OP24を有し、第4発光区間OP24は第3発光区間OP23の後期と重なった第3オーバーラップ区間OV13を有する。第3オーバーラップ区間OV13はフレーム周期Tの約1/20倍であってもよい。第3オーバーラップ区間OV13は多様に設定する。即ち、第3オーバーラップ区間OV13は、液晶応答速度に従って第3発光区間OP23のうち、第4表示ブロックDB4に左眼用第4ブロック画像が完成された時点から第3発光区間OP23が終了する時点内で多様に設定する。また、第1、第2及び第3オーバーラップ区間OV11、OV12、OV13は互いに異なるように設定する。
【0152】
図15示すように、光源部450は第Nフレーム(F(N))の開始点に対して遅延差Dtを有し、フレーム周期Tで動作を繰り返す。光源部450の動作周期は第1、第2、第3及び第4発光ブロック450a、450b、450c、450dが順次発光する約17T/20区間に対応する順次オン区間SQ_ON3を有し、第1、第2及び第3オーバーラップ区間OV21、OV22、OV23により第1の発光ブロック450aが発光される約3T/20区間に対応して第1、第2、第3及び第4発光ブロック450a、450b、450c、450dが共に消灯される全体オフ区間ALL_OFF3を有する。
【0153】
全体オフ区間ALL_OFF3内に左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620の開閉動作が始まることによって左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620の液晶応答速度SLC_RSによる液晶マージン時間を確保する。全体オフ区間ALL_OFF3はシャッタメガネ600の液晶応答速度より長いこともある。従って、実質的に左眼画像(または、右眼画像)が維持される区間に左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620が完全に開かれて閉じられること(または閉じられて開かれること)で3Dクロストークを防止できる。
【0154】
従って、シャッタメガネ600の液晶応答速度SLC_RSによる左眼画像と右眼画像間のクロストーク現象を防止できる。また、本実施形態によれば、上述した図13及び図14に比べて発光区間が長いので表示装置の輝度特性を向上させることができる。
【0155】
図16は図12の表示装置による立体画像表示方法の第4の例を示す駆動信号のタイミング図である。図12及び図16を参照すれば、パネル駆動部200は図13で示した第Nフレーム(F(N))の間、表示パネル100に左眼用データフレームLI1、LI2、LI3、LI4を出力し、第N+1フレーム(F(N+1))の間、表示パネル100に右眼用データフレームRI1、RI2、RI3、RI4を出力する。
【0156】
光源駆動部500は光源部450、即ち、第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dを駆動するために第1、第2、第3及び第4発光制御信号BLC1、BLC2、BLC3、BLC4を生成する。
【0157】
第1の発光ブロック450aは第1の発光制御信号BLC1に応答して発光及び消灯する。第1の発光制御信号BLC1は第1の発光区間OP11を有し、第1の発光区間OP11は表示パネル100の液晶応答速度により第Nフレーム(F(N))の開始点より設定時間Rtが経過した時点から始まる。設定時間Rtはフレーム周期Tの約3/4倍であってもよい。第1の発光区間OP11はフレーム周期Tの約1/5倍に対応する。
【0158】
図16に示すように、第1の発光ブロック450aは第1の発光制御信号BLC1に応答し、左眼用第3データブロックLI3の最後のラインデータの出力が完了するということ時点から発光区間OP11の間発光する。第1の発光区間OP11に、第1表示ブロックDB1は左眼用第1データブロックLI1に対応する左眼用第1ブロック画像が完成される。結果的に第1の発光ブロック450aは、第1表示ブロックDB1に左眼用第1ブロック画像が完成されて維持された区間で発光する。
【0159】
第2の発光ブロック450bは第2の発光制御信号BLC2に応答して発光及び消灯する。第2の発光制御信号BLC2は第2の発光区間OP12を有し、第2の発光区間OP12は、第1の発光区間OP11の後期と重なった第1オーバーラップ区間OV11を有する。第1オーバーラップ区間OV11はフレーム周期Tの約1/20倍であってもよい。第2の発光ブロック450bは第2の発光制御信号BLC2に応答して第1オーバーラップ区間OV11に対応する第1の発光区間OP11の後期にターンオンされて第2の発光区間OP12の間発光する。第2の発光区間OP12はフレーム周期Tの約1/5倍であってもよい。第2の発光区間OP12に、第2表示ブロックDB2は、左眼用第2データブロックLI2に対応する左眼用第2ブロック画像が完成される。これに従って、第2の発光ブロック450bは第2表示ブロックDB2に左眼用第2ブロック画像が完成され維持された区間で発光する。
【0160】
第1オーバーラップ区間OV11は多様に設定する。即ち、第1オーバーラップ区間OV11は液晶応答速度に従って第1の発光区間OP11のうち、第2表示ブロックDB2に左眼用第2ブロック画像が完成された時点から第1の発光区間OP11が終了する時点内で多様に設定する。
【0161】
第3発光ブロック450cは第3発光制御信号BLC3に応答して発光及び消灯する。第3発光制御信号BLC3は第3発光区間OP13を有し、第3発光区間OP13は第2の発光区間OP12の終了点から離隔区間A1ほど経過した後に始まる。離隔区間A1は、フレーム周期Tの約1/10倍であってもよい。第3発光ブロック450cは、第3発光制御信号BLC3に応答して離隔区間A1以後、第3発光区間OP13の間発光する。即ち、離隔区間A1内には光源部450は、全体的に発光しない。第3発光区間OP13は、フレーム周期Tの約1/5倍であってもよい。第3発光区間OP13に、第3表示ブロックDB3は左眼用第3データブロックLI3に対応する左眼用第3ブロック画像が完成される。これに従って、第3発光ブロック450cは、第3表示ブロックDB3に左眼用第3ブロック画像が完成され維持される区間で発光する。
【0162】
第4発光ブロック450dは第4発光制御信号BLC4に応答して発光及び消灯する。第4発光制御信号BLC4は第4発光区間OP14を有し、第4発光区間OP14は第3発光区間OP13の後期と重なった第2オーバーラップ区間OV12を有する。第2オーバーラップ区間OV12はフレーム周期Tの約1/20倍であってもよい。第4発光ブロック450dは第4発光制御信号BLC4に応答して第2オーバーラップ区間OV12に対応する第3発光区間OP13の後期にターンオンされて第4発光区間OP14の間発光する。第4発光区間OP14はフレーム周期Tの約1/5倍であってもよい。第4発光区間OP14に、第4表示ブロックDB4は左眼用第4データブロックLI4に対応する左眼用第4ブロック画像が完成される。これに従って、第4発光ブロック450dは第4表示ブロックDB4に左眼用第4ブロック画像が完成されて維持される区間で発光する。
【0163】
離隔区間A1は液晶応答速度及び第1オーバーラップ区間OV11及び第2オーバーラップ区間OV12に従って第3表示ブロックDB3に左眼用第3ブロック画像が維持される区間を考慮して多様に設定する。第1オーバーラップ区間OV11及び第2オーバーラップ区間OV12は互いに異なるように設定する。
【0164】
図16に示すように、光源部450は第Nフレーム(F(N))の開始点に対して遅延差Dtを有し、フレーム周期Tで動作を繰り返す。光源部450の動作周期は順次オン区間SQ_ON4及び全体オフ区間ALL_OFFを有する。
【0165】
約4T/5区間に対応する順次オン区間SQ_ON4の間、第2の発光ブロック450bは第1オーバーラップ区間OV11に対応して第1の発光ブロック450aと重なって順次発光し、第3発光ブロック450cは離隔区間A1以後に発光し、第4発光ブロック450dは第2オーバーラップ区間OV12に対応して第3発光ブロック450cと重なって順次発光する。第1の発光ブロック450aが発光される前に、約T/5区間に対応する全体オフ区間ALL_OFF4の間、第1、第2、第3及び第4発光ブロック450a、450b、450c、450dは全部消灯する。
【0166】
全体オフ区間ALL_OFF4内に左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620の開閉動作が始まることによって左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620の液晶応答速度SLC_RSによる液晶マージン時間を確保する。全体オフ区間ALL_OFF4はシャッタメガネ600の液晶応答速度より長いこともある。従って、実質的に左眼画像(または、右眼画像)が維持される区間に左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620が完全に開かれて閉じられること(または閉じられて開かれること)で3Dクロストークを防止できる。
【0167】
本実施形態によれば、隣接した発光ブロックから漏洩した光によって3Dクロストーク及び輝度不均一性を改善することができる。例えば、第2の発光ブロック450bが発光する場合、第2の発光ブロック450bは第2表示ブロックDB2に光を照射し、第2表示ブロックDB2と隣接した第1及び第3表示ブロックDB1、DB3には第2の発光ブロック450bの漏洩光が照射される。従って、第1及び第3表示ブロックDB1、DB3に表示された3Dクロストークが視認され、また、第1及び第3表示ブロックDB1、DB3が相対的に第2表示ブロックDB2より高い輝度を有することができる。本実施形態によれば、発光ブロックが順次発光する区間の中間区間に発光ブロックを全部消灯する離隔区間A1を用意することによって、漏洩した光による3Dクロストーク及び輝度不均一性を改善できる。
【0168】
図17は図12の表示装置による立体画像表示方法の第5の例を示す駆動信号のタイミング図である。図12及び図17を参照すれば、パネル駆動部200は図13で示したように、第Nフレーム(F(N))の間、表示パネル100に左眼用データフレームLI1、LI2、LI3、LI4を出力し、第N+1フレーム(F(N+1))の間、表示パネル100に右眼用データフレームRI1、RI2、RI3、RI4を出力する。
【0169】
光源駆動部500は光源部450、即ち、第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dを駆動するために第1、第2、第3及び第4発光制御信号BLC1、BLC2、BLC3、BLC4を生成する。
【0170】
第1の発光制御信号BLC1は第1の発光区間OP11を有し、第1の発光区間OP11は表示パネル100の液晶応答速度により第Nフレーム(F(N))の開始点より設定時間Rtが経過した時点から始まる。設定時間Rtはフレーム周期Tの約3/4倍でありうる。第1の発光区間OP11はフレーム周期Tの約1/5倍に対応する。
【0171】
第2の発光制御信号BLC2は第2の発光区間OP12を有し、第2の発光区間OP12は第1の発光区間OP11の後期と重なった第1オーバーラップ区間OV21を有する。第1オーバーラップ区間OV21は図16の第1オーバーラップ区間OV11より長いこともある。例えば、第1オーバーラップ区間OV21はフレーム周期Tの約1/10倍であってもよい。
【0172】
第3発光制御信号450cは第2の発光区間OP12と離隔区間A2ほど離隔された第3発光区間OP13を有する。離隔区間A2は図16の離隔区間A1より長いこともある。例えば、離隔区間A2はフレーム周期Tの約1/5倍であってもよい。
【0173】
第4発光制御信号BLC4は第4発光区間OP14を有し、第4発光区間OP14は第3発光区間OP13の後期と重なった第2オーバーラップ区間OV22を有する。第2オーバーラップ区間OV22は図16の第2オーバーラップ区間OV12より長いこともある。例えば、第2オーバーラップ区間OV22は第3発光区間OP13の1/2倍であってもよい。
【0174】
このように、第1及び第2オーバーラップ区間OV21、OV22を長くして離隔区間A2を増加させる。離隔区間A2は液晶応答速度及び第1及び第2オーバーラップ区間OV21、OV22に従って第3表示ブロックDB3に左眼用第3ブロック画像が維持される区間を考慮して多様に設定する。
【0175】
図17に示すように、光源部450は第Nフレーム(F(N))の開始点に対して遅延差Dtを有し、フレーム周期Tで動作を繰り返す。光源部450の動作周期は順次オン区間SQ_ON5及び全体オフ区間ALL_OFF5を有する。約4T/5区間に対応する順次オン区間SQ_ON5の間、第2の発光ブロック450bは第1オーバーラップ区間OV21に対応して第1の発光ブロック450aと重なって順次発光し、第3発光ブロック450cは離隔区間A2以後に発光し、第4発光ブロック450dは第2オーバーラップ区間OV22に対応して第3発光ブロック450cと重なって順次発光する。第1の発光ブロック450aが発光される前、約T/5区間に対応する全体オフ区間ALL_OFF5の間、第1、第2、第3及び第4発光ブロック450a、450b、450c、450dは全部消灯される。
【0176】
全体オフ区間ALL_OFF5内で左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620が開閉されることによって、左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620の液晶応答速度SLC_RSによる液晶駆動時間を確保する。全体オフ区間ALL_OFF5は、シャッタメガネ600の液晶応答速度より長いこともある。全体オフ区間ALL_OFF5内で左眼用シャッタ610を完全に開かれて右眼用シャッタ620が完全に閉じられることによって、実質的に左眼画像が維持される区間にシャッタメガネ600を通じて左眼画像を視認する。
【0177】
上述した図16に比べて、第1及び第2オーバーラップ区間OV21、OV22を利用して離隔区間A2を長く表示することによって隣接した発光ブロックから漏洩した光によって3Dクロストーク及び輝度不均一性をより一層効果的に改善することができる。反面、各発光ブロックの発光区間が同一であるため表示装置の全体輝度は実質的に同一であってもよい。
【0178】
図18は本発明の実施形態に係るクロストーク値を示すグラフである。図13〜18を参照すれば、表示パネル100の第1、第2、第3及び第4表示ブロックDB1、DB2、DB3、DB4に対応する第1、第2、第3及び第4の測定ポイント1、2、3、4における3Dクロストーク値を測定した。
【0179】
先ず、図13で説明した立体画像表示方法によれば、第3の測定ポイント3の3Dクロストーク値が一番小さく、次の第2、第1及び第4の測定ポイント2、1、4の順に3Dクロストーク値が増加した。第1、第2、第3及び第4の測定ポイント1、2、3、4の3Dクロストーク値が多少差はあったが、全部許容値より小さいか、または、近接する水準であった。
【0180】
図14で示した立体画像表示方法によれば、第2の測定ポイント2の3Dクロストーク値が一番小さく、次の第1、第3及び第4の測定ポイント1、3、4順に3Dクロストーク値が増加した。第4の測定ポイントの3Dクロストーク値が多少大きいことはあったが、その他の第1、第2及び第3の測定ポイント1、2、3の3Dクロストーク値は全部許容値より小さいか、または、近接する水準であった。
【0181】
図16で示した立体画像表示方法によれば、第3の測定ポイント3の3Dクロストーク値が一番小さく、第1、第2及び第4の測定ポイント1、2、4順に3Dクロストーク値が増加した。第1、第2、第3及び第4の測定ポイント1、2、3、4の3Dクロストーク値が多少差はあったが全部許容値より小さいか、または、近接する水準であった。
【0182】
図17で示した立体画像表示方法によれば、第3の測定ポイント3の3Dクロストーク値が一番小さく、第1、第4及び第2の測定ポイント1、4、2順に3Dクロストーク値が増加した。第1、第2、第3及び第4の測定ポイント1、2、3、4の3Dクロストーク値が多少差はあったが全部許容値より小さいか、または、近接する水準であった。
【0183】
このように、本発明の実施形態に係る表示装置の3Dクロストーク値は良好な特性を有していることが確認できる。
【0184】
図19は図12の表示装置による立体画像表示方法の第6の例を示す駆動信号のタイミング図である。図12及び図19を参照すれば、パネル駆動部200は図13で示した通り、第Nフレーム(F(N))の間、表示パネル100に左眼用データフレームLI1、LI2、LI3、LI4を出力し、第N+1フレーム(F(N+1))の間、表示パネル100に右眼用データフレームRI1、RI2、RI3、RI4を出力する。
【0185】
光源駆動部500は光源部450、即ち、第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dを駆動するために第1、第2、第3及び第4発光制御信号BLC1、BLC2、BLC3、BLC4を生成する。
【0186】
第1の発光ブロック450aは第1の発光制御信号BLC1に応答して発光及び消灯する。第1の発光制御信号BLC1は第1の発光区間OP31を有し、第1の発光区間OP31は表示パネル100の第Nフレーム(F(N))の開始点に対して設定時間Rtが経過した時点から始まる。設定時間Rtはフレーム周期Tの約3/4ことである。第1の発光区間OP31はフレーム周期Tの約1/5倍であってもよい。
【0187】
図19に示すように、第1の発光ブロック450aは第1の発光制御信号BLC1に応答して、左眼用第3データブロックLI3の最後のラインデータの出力が完了される時点から第1の発光区間OP31間発光する。第1の発光区間OP31に、第1表示ブロックDB1は左眼用第1データブロックLI1に対応する左眼用第1ブロック画像が完成される。結果的に、第1の発光ブロック450aは第1表示ブロックDB1に左眼用第1ブロック画像が完成して維持された区間で発光する。
【0188】
第2の発光ブロック450bは第2の発光制御信号BLC2に応答して発光及び消灯する。第2の発光制御信号BLC2は第2の発光区間OP32を有し、第2の発光区間OP32は第1の発光区間OP31の終了した以後に位置する。第2の発光ブロック450bは第2の発光制御信号BLC2に応答して第2の発光区間OP32間発光する。第2の発光区間OP32は、フレーム周期Tの約3/20倍であってもよい。第2の発光区間OP32に、第2表示ブロックDB2は左眼用第2データブロックLI2に対応する左眼用第2ブロック画像が完成される。これに従って、第2の発光ブロック450bは第2表示ブロックDB2に左眼用第2ブロック画像が完成され維持された区間で発光する。
【0189】
第3発光ブロック450cは第3発光制御信号BLC3に応答して発光及び消灯する。第3発光制御信号BLC3は第3発光区間OP33を有し、第3発光区間OP33は、第2の発光区間OP32の終了点から離隔区間A3ほど経過した後に開始する。離隔区間A3はフレーム周期Tの1/10倍であってもよい。第3発光ブロック450cは第3発光制御信号BLC3に応答して離隔区間A3以後第3発光区間OP33間発光する。即ち、離隔区間A3間、光源部450は光を発生しない。第3発光区間OP33はフレーム周期Tの約1/5倍であってもよい。第3発光区間OP33に、第3表示ブロックDB3は左眼用第3データブロックLI3に対応する左眼用第3ブロック画像が完成される。これに従って、第3発光ブロック450cは第3表示ブロックDB3に左眼用第3ブロック画像が完成され維持される区間で発光する。
【0190】
第4発光ブロック450dは第4発光制御信号BLC4に応答して発光及び消灯する。第4発光制御信号BLC4は第4発光区間OP34を有し、第4発光区間OP34は第3発光区間OP33の終了点後に位置する。第4発光ブロック450dは第4発光制御信号BLC4に応答して第4発光区間OP34間発光する。第4発光区間OP34はフレーム周期Tの約3/20倍であってもよい。第4発光区間OP34に、第4表示ブロックDB4は左眼用第4データブロックLI4に対応する左眼用第4ブロック画像が完成される。これに従って、第4発光ブロック450dは第4表示ブロックDB4に左眼用第4ブロック画像が完成され維持される区間で発光する。
【0191】
離隔区間A3は液晶応答速度に従って第3表示ブロックDB3に左眼用第3ブロック画像が維持される区間を考慮して多様に設定する。
【0192】
図19に示すように、光源部450は第Nフレーム(F(N))の開始点に対して遅延差Dtを有し、フレーム周期Tで動作を繰り返す。光源部450の動作周期は順次オン区間SQ_ON6及び全体オフ区間ALL_OFF6を有する。約4T/5区間に対応する順次オン区間SQ_ON6の間、第1及び第2の発光ブロック450a、450bは順次発光し、第3及び第4発光ブロック450c、450dは離隔区間A3以後、順次発光する。また、第1の発光ブロック450aが発光される前、約T/5区間に対応する全体オフ区間ALL_OFF6の間、第1、第2、第3及び第4発光ブロック450a、450b、450c、450dは全部消灯する。
【0193】
全体オフ区間ALL_OFF6内に左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620の開閉動作が始まることによって左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620の液晶応答速度SLC_RSによる液晶マージン時間を確保する。全体オフ区間ALL_OFF6は、シャッタメガネ600の液晶応答速度より長いこともある。従って、実質的に左眼画像(または、右眼画像)が維持される区間に、左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620が完全に開かれて閉じられること(または閉じられて開かれること)で3Dクロストークを防止できる。
【0194】
また、シャッタメガネ600の液晶応答速度によりライジング時間よりフォーリング時間が長い特性を考慮して、左眼用シャッタ信号LSSのライジング時点を右眼用シャッタ信号RSSのフォーリング時点より先に具現することによって、シャッタメガネ600の駆動遅延時間を減らすことができる。従って、左眼及び右眼用シャッタ信号LSS、RSSの各々のオープン区間OPPはクルロジン区間CLPより長いこともある。
【0195】
従って、シャッタメガネ600の液晶応答速度SLC_RSによる左眼画像と右眼画像間のクロストーク現象を防止することができる。また、発光ブロックが順次に発光する区間の中間区間に発光ブロックを全部消灯する離隔区間A1を用意することによって、漏洩した光による3Dクロストーク及び輝度不均一性を改善することができる。
【0196】
図20は図12の表示装置による立体画像表示方法の第7の例を示す駆動信号のタイミング図である。
【0197】
図12及び図20を参照すれば、パネル駆動部200は図13で示すように、第Nフレーム(F(N))の間、表示パネル100に左眼用データフレームLI1、LI2、LI3、LI4を出力し、第N+1フレーム(F(N+1))の間、表示パネル100に右眼用データフレームRI1、RI2、RI3、RI4を出力する。
【0198】
光源駆動部500は光源部450、即ち、第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dを駆動するために第1、第2、第3及び第4発光制御信号BLC1、BLC2、BLC3、BLC4を生成する。
【0199】
第1の発光ブロック450aは第1の発光制御信号BLC1に応答して発光及び消灯する。第1の発光制御信号BLC1は、第1の発光区間OP31を有し、第1の発光区間OP31は表示パネル100の第Nフレーム(F(N))の開始点に対して設定時間Rtが経過した時点から始まる。設定時間Rtはフレーム周期Tの3/4倍であってもよい。第1の発光区間OP31はフレーム周期Tの1/5倍であってもよい。
【0200】
第2の発光ブロック450bは第2の発光制御信号BLC2に応答して発光及び消灯する。第2の発光制御信号BLC2は第2の発光区間OP32を有し、第2の発光区間OP32は第1の発光区間OP31の終了点から第1離隔区間A41ほど経過した後に開始する。第1離隔区間A41はフレーム周期Tの1/20倍であってもよい。第2の発光区間OP32はフレーム周期Tの約3/20倍であってもよい。
【0201】
第3発光ブロック450cは第3発光制御信号BLC3に応答して発光及び消灯する。第3発光制御信号BLC3は第3発光区間OP33を有し、第3発光区間OP33は第2の発光区間OP32の終了点後に位置する。第3発光区間OP33はフレーム周期Tの約3/20倍であってもよい。
【0202】
第4発光ブロック450dは第4発光制御信号BLC4に応答して発光及び消灯する。第4発光制御信号BLC4は第4発光区間OP34を有し、第4発光区間OP34は第3発光区間OP33の終了点から第2離隔区間A42ほど経過した後始まる。第2離隔区間A42はフレーム周期Tの1/20倍であってもよい。第4発光区間OP34はフレーム周期Tの約1/5倍であってもよい。
【0203】
第1離隔区間A41は液晶応答速度に従って第2表示ブロックDB2に左眼用第2ブロック画像が維持される区間を考慮して多様に設定する。また、第2離隔区間A42は液晶応答速度に従って第4表示ブロックDB4に左眼用第2ブロック画像が維持される区間を考慮して多様に設定する。
【0204】
図20に示すように、光源部450は第Nフレーム(F(N))の開始点に対して遅延差Dtを有し、フレーム周期Tで動作を繰り返す。光源部450の動作周期は順次オン区間SQ_ON7及び全体オフ区間ALL_OFF7を有する。約4/5区間に対応する順次オン区間SQ_ON7の間、第2の発光ブロック450bは第1の発光ブロック450aが発光し、第1離隔区間A41以後に発光し、第3発光ブロック450cは第2の発光ブロック450b直後に発光し、第4発光ブロック450dは第3発光ブロック450cが発光し、第2離隔区間A42以後に発光する。第1及び第2離隔区間A41、42により隣接した発光ブロックの漏洩光による輝度不均一性を改善する。
【0205】
また、第1の発光ブロック450aが発光される前薬T/5区間に対応する全体オフ区間ALL_OFF7の間、第1、第2、第3及び第4発光ブロック450a、450b、450c、450dは全部消灯する。
【0206】
全体オフ区間ALL_OFF7内に左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620の開閉動作が開始することによって左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620の液晶応答速度SLC_RSによる液晶マージン時間を確保する。全体オフ区間ALL_OFF7はシャッタメガネ600の液晶応答速度より長いこともある。従って、実質的に左眼画像(または、右眼画像)が維持される区間に左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620が完全に開かれて閉じられること(または、閉じられて開かれること)で3Dクロストークを防止できる。
【0207】
従って、シャッタメガネ600の液晶応答速度SLC_RSによる左眼画像と右眼画像間のクロストーク現象を防止できる。また、発光区間の間に第1及び第2離隔区間A41、A42を用意することによって隣接した発光ブロックから漏洩した光によって3Dクロストーク及び輝度不均一性を改善する。
【0208】
図21は図12の表示装置による立体画像表示方法の第8の例を示す駆動信号のタイミング図である。図12及び図21を参照すれば、パネル駆動部200は図13で示した通り、第Nフレーム(F(N))の間、表示パネル100に左眼用データフレームLI1、LI2、LI3、LI4を出力し、第N+1フレーム(F(N+1))の間、表示パネル100に右眼用データフレームRI1、RI2、RI3、RI4を出力する。
【0209】
光源駆動部500は光源部450、即ち、第1〜第4発光ブロック450a、450b、450c、450dを駆動するために第1、第2、第3及び第4発光制御信号BLC1、BLC2、BLC3、BLC4を生成する。
【0210】
第1の発光ブロック450aは第1の発光制御信号BLC1に応答して発光及び消灯する。第1の発光制御信号BLC1は第1の発光区間OP31を有し、第1の発光区間OP31は表示パネル100の第Nフレーム(F(N))の開始点に対して設定時間Rtが経過した時点から始まる。設定時間Rtはフレーム周期Tの3/4倍でありうる。第1の発光区間OP31はフレーム周期Tの約1/5倍でありうる。
【0211】
第2の発光ブロック450bは第2の発光制御信号BLC2に応答して発光及び消灯する。第2の発光制御信号BLC2は第2の発光区間OP32を有し、第2の発光区間OP32は第1の発光区間OP31の後期と重なった第1オーバーラップ区間OV31を有する。第1オーバーラップ区間OV31はフレーム周期Tの約1/20倍であってもよい。第2の発光区間OP32はフレーム周期Tの3/20倍であってもよい。
【0212】
第3発光ブロック450cは第3発光制御信号BLC3に応答して発光及び消灯する。第3発光制御信号BLC3は第3発光区間OP33を有し、第3発光区間OP33は第2の発光区間OP32の終了点から離隔区間A5ほど経過した後開始する。離隔区間A5はフレーム周期Tの1/5倍でありうる。第3発光区間OP33はフレーム周期Tの約3/20倍でありうる。
【0213】
第4発光ブロック450dは第4発光制御信号BLC4に応答して発光及び消灯する。第4発光制御信号BLC4は第4発光区間OP34を有し、第4発光区間OP34は第3発光区間OP33の後期と重なった第2オーバーラップ区間OV32を有する。第2オーバーラップ区間OV32はフレーム周期Tの約1/20倍であってもよい。第4発光区間OP34はフレーム周期Tの1/5倍であってもよい。
【0214】
離隔区間A5は液晶応答速度及び第1及び第2オーバーラップ区間OV31、OV32に従って第3表示ブロックDB3に左眼用第3ブロック画像が維持される区間を考慮して多様に設定する。
【0215】
図21に示すように、光源部450は第Nフレーム(F(N))の開始点に対して遅延差Dtを有し、フレーム周期Tで動作を繰り返す。光源部450の動作周期は順次オン区間SQ_ON8及び全体オフ区間ALL_OFF8を有する。約4/5区間に対応する順次オン区間SQ_ON8の間、第2の発光ブロック450bは第1オーバーラップ区間OV31に対応する第1の発光ブロック450aと重なって順次に発光し、第3発光ブロック450cは第2の発光ブロック450bが発光して離隔区間A5以後に発光し、第4発光ブロック450dは第2オーバーラップ区間OV32に対応して第3発光ブロック450cと重なって順次発光する。
【0216】
第1の発光ブロック450aが発光される前に、約T/5区間に対応する全体オフ区間ALL_OFF8の間、第1、第2、第3及び第4発光ブロック450a、450b、450c、450dは全部消灯する。
【0217】
全体オフ区間ALL_OFF8内に左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620の開閉されることによって左眼用シャッタ610及び右眼用シャッタ620の液晶応答速度SLC_RSによる液晶駆動時間を確保する。全体オフ区間ALL_OFF8はシャッタメガネ600の液晶応答速度より長いこともある。全体オフ区間ALL_OFF4内で左眼用シャッタ610を完全に開かれて右眼用シャッタ620が完全に閉じることによって実質的に左眼画像が維持される区間にシャッタメガネ600を通じて左眼画像を視認する。
【0218】
従って、シャッタメガネ600の液晶応答速度SLC_RSによる左眼画像と右眼画像間のクロストーク現象を防止できる。また、第1及び第2オーバーラップ区間OV31、OV32を利用して離隔区間A5を長く具現することによって隣接した発光ブロックから漏洩した光によって3Dクロストーク及び輝度不均一性をより一層効果的に改善することができる。
【0219】
以上、実施形態では3次元画像を左眼用画像と右眼用画像に分割して120Hzで表示することを例としたが、3次元画像を左眼用複数の画像と右眼用複数の画像に分割して120Hz以上の周波数で3次元画像を表示することができる。また、左眼用画像と右眼用画像との間にブラック画像を挿入して120Hz以上の周波数で3次元画像を表示することができる。ブラック画像は少なくとも1フレーム区間に挿入することができる。上述のように、120Hz以上の周波数で3次元画像を表示する場合、シャッタメガネのオープン区間及びクローズ区間の各々は、左眼用画像または右眼用画像が表示される複数のフレームに対応する長さを有することができる。
【0220】
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものとされる。
【産業上の利用可能性】
【0221】
以上、説明のように、本発明の実施形態によれば、左眼及び右眼画像の各々が複数の画像に時分割されて視認されるように表示パネルに光を照射する光源部を複数個の発光ブロックに分割し、発光ブロックの発光タイミングを制御して表示パネルが左眼画像または右眼画像が完全に表示された状態で視認されるようにすることによって、左眼画像及び右眼画像が混在してクロストークが発生することを防止できる。
【0222】
また、垂直ブランキング区間を拡張させなくても、一般的な120Hz駆動周波数を利用して3次元立体画像を表示できる。さらに、垂直ブランキング区間が拡張された構造を利用する場合、光源部の駆動マージンを確保できるので、3次元立体画像の表示品質を向上させる。
【符号の説明】
【0223】
100…表示パネル、200…パネル駆動部、300…タイミング制御部、400…光供給ユニット、420a…第1の発光ブロック、420b…第2の発光ブロック、500…光源駆動部、600…シャッタメガネ、610…左眼シャッタ、620…右眼シャッタ。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第N(Nは、自然数)フレームの間、k(kは、2以上の自然数)個の表示ブロックに分割した表示パネルに左眼画像を出力し、
前記各表示ブロックに該当する前記左眼画像の出力が完了した時点から前記k個の表示ブロックに対応する第1〜第kの左眼設定時間が経過した時点に前記各表示ブロックに光を照射し、
第M(Mは、Nより大きい自然数)フレームの間、前記表示パネルに右眼画像を出力し、
前記各表示ブロックに該当する前記右眼画像の出力が完了した時点から前記k個の表示ブロックに対応する第1〜第kの右眼設定時間が経過した時点に前記各表示ブロックに光を照射することを特徴とする立体画像表示方法。
【請求項2】
前記各表示ブロックに表示された前記左眼画像または前記右眼画像に対応してシャッタメガネの左眼シャッタ及び右眼シャッタの開閉時間を調節することを特徴とする請求項1に記載の立体画像表示方法。
【請求項3】
前記左眼シャッタ及び右眼シャッタの開閉時間の調節は、
前記左眼画像に表示された前記k個の表示ブロックに前記光が各々照射される間、前記シャッタメガネの前記左眼シャッタを開き、前記シャッタメガネの前記右眼シャッタを閉じ、
前記右眼画像に表示された前記k個の表示ブロックに前記光が各々照射される間、前記シャッタメガネの前記右眼シャッタを開き、前記シャッタメガネの前記左眼シャッタを閉じることを特徴とする請求項2に記載の立体画像表示方法。
【請求項4】
前記左眼画像及び前記右眼画像は、60Hzまたはその倍数のフレーム周波数で表示されることを特徴とする請求項1に記載の立体画像表示方法。
【請求項5】
前記第1〜第k左眼設定時間及び第1〜第k右眼設定時間のうち、少なくとも1つ以上は、前記表示パネルに含まれた液晶の応答速度に基づいて設定されたことを特徴とする請求項1に記載の立体画像表示方法。
【請求項6】
前記第1〜第k左眼設定時間及び第1〜第k右眼設定時間のうち、少なくとも1つ以上は、前記液晶がサチュレーションされる時の輝度の60%に該当する輝度に到達するのにかかる時間と同一または長いことを特徴とする請求項5に記載の立体画像表示方法。
【請求項7】
前記第1〜第k左眼設定時間は実質的に同一であることを特徴とする請求項5に記載の立体画像表示方法。
【請求項8】
第Nフレームの直後フレームである第N+1フレームから第Mフレームの直前フレームである第M−1フレームまで左眼画像を出力することを特徴とする請求項1に記載の立体画像表示方法。
【請求項9】
前記第N+1フレームから前記M−1フレームまで表示される左眼画像は、前記Nフレームの左眼画像と同一であるか、または、前記Nフレームの左眼画像に基づいて生成される画像であることを特徴とする請求項8に記載の立体画像表示方法。
【請求項10】
前記第N+1フレームから前記第M−1フレームまで表示される左眼映像は実質的にブラック階調に対応する映像であることを特徴とする請求項8に記載の立体画像表示方法。
【請求項11】
前記第Mフレームの直後フレームである第M+1フレームから第2M−Nフレームの直前フレームである第2M−N−1フレームまで右眼画像を出力することを特徴とする請求項1に記載の立体画像表示方法。
【請求項12】
前記第M+1フレームから前記第2N−M−1フレームまで表示される右眼画像は、前記第Mフレームの右眼画像と同一であるか、または、前記第Mフレームの右眼画像に基づいて生成される映像であることを特徴とする請求項11に記載の立体画像表示方法。
【請求項13】
前記第M+1フレームから前記第2N−M−1フレームまで表示される右眼画像は実質的にブラック階調に対応する映像であることを特徴とする請求項11に記載の立体画像表示方法。
【請求項14】
k(kは、2以上の自然数)個の発光ブロックを含み、光を照射する光源部と、
前記k個の発光ブロックに対応してk個の表示ブロックに分割され、左眼画像及び右眼画像を周期的に表示する表示パネルと、
第N(Nは自然数)フレームの間、k個の表示ブロックに分割された表示パネルに左眼映像を出力し、前記各表示ブロックに該当する左眼映像の出力が完了した時点から前記k個の表示ブロックに各々対応する第1〜第k左眼設定時間が経過した時点に前記各表示ブロックに前記光を照射し、第M(MはNより大きい自然数)フレームの間、k個の表示ブロックに分割された表示パネルに右眼画像を出力し、前記各表示ブロックに該当する右眼画像の出力が完了した時点から前記k個の表示ブロックに対応する第1〜第k左眼設定時間が経過した時点に前記各表示ブロックに前記光を照射するように前記光源部を制御する光源駆動部と、を含むことを特徴とする表示装置。
【請求項15】
左眼シャッタ及び右眼シャッタを含み、前記表示パネルに表示される映像によって前記左眼シャッタと前記右眼シャッタを選択的に開閉するシャッタメガネをさらに含むことを特徴とする請求項14に記載の表示装置。
【請求項16】
前記シャッタメガネは、前記左眼映像が表示された前記k個の表示ブロックに前記光が照射される間、前記左眼シャッタを開き、前記右眼シャッタを閉じ、
前記右眼画像が表示された前記k個の表示ブロックに前記光が照射される間、前記右眼シャッタを開き、前記左眼シャッタを閉じることを特徴とする請求項15に記載の表示装置。
【請求項17】
前記表示パネルは前記左眼及び右眼画像を60Hzまたはその倍数のフレーム周波数で表示することを特徴とする請求項15に記載の表示装置。
【請求項18】
前記第1〜第k左眼設定時間及び第1〜第k右眼設定時間のうち、少なくとも一つ以上は前記表示パネルに含まれた液晶の応答速度に基づいて設定されることを特徴とする請求項15に記載の表示装置。
【請求項19】
前記第1〜第k左眼設定時間及び第1〜第k右眼設定時間のうち、少なくとも一つ以上は前記液晶がサチュレーションされる時の輝度の60%に該当する輝度に到達するのにかかる時間と同一または長いことを特徴とする請求項18に記載の表示装置。
【請求項20】
前記表示パネルに表示される前記左眼映像及び前記右眼画像に基づいて前記k個の発光ブロック及び前記シャッタメガネの駆動タイミングを制御するタイミング制御部と、
前記タイミング制御部の制御により前記表示パネルを駆動するパネル駆動部と、をさらに含むことを特徴とする請求項15に記載の表示装置。
【請求項21】
前記光源駆動部は、前記各表示ブロックに前記光が照射される時間を前記第Nフレームの周期で前記各表示ブロックに対応する前記第1〜第k左眼設定期間を除いた時間と同一または短く設定することを特徴とする請求項15に記載の表示装置。
【請求項22】
前記光源駆動部は、前記各表示ブロックに前記光が照射される時間を前記第Mフレームの周期で前記各表示ブロックに対応する前記第1〜第k右眼設定期間を除いた時間と同一または短く設定することを特徴とする請求項15に記載の表示装置。
【請求項23】
隣接した前記発光ブロックの間に配置され、該当ブロック外に光がもれることを縮小または遮断する光遮断部材をさらに含むことを特徴とする請求項15に記載の表示装置。
【請求項24】
前記k個の発光ブロックの各々は少なくとも一つの光源を含み、前記光源は線光源または点光源であることを特徴とする請求項15に記載の表示装置。
【請求項25】
前記光源部は前記表示パネルの少なくとも一つの側面部に配置されることを特徴とする請求項24に記載の表示装置。
【請求項26】
前記光源部は前記表示パネルの下部に配置されることを特徴とする請求項24に記載の表示装置。
【請求項27】
映像が表示されるスキャン方向に沿って配列された第1〜第k(kは自然数)発光ブロックによって第1〜第k表示ブロックが定義された表示パネルに左眼用映像または右眼用映像に対応するデータを出力し、
フレーム区間中、全体オフ区間に前記第1〜第k発光ブロックを全部消灯させ、
前記フレーム区間中、前記全体オフ区間後に順次オン区間に前記第1〜第k発光ブロックを順次に発光し、
前記全体オフ区間内に前記表示パネルに表示された前記左眼用映像または前記右眼用映像に対応してシャッタメガネに含まれた左眼用シャッタ及び右眼用シャッタの開閉動作を始めることを特徴とする立体映像表示方法。
【請求項28】
前記第1〜第k発光ブロックを順次に発光することは、
前記第1〜第k発光ブロックのうち少なくとも一つは、他の長さの発光区間を有することを特徴とする請求項27に記載の立体映像表示方法。
【請求項29】
前記第1〜第k発光ブロックを順次に発光し、
前記第1〜第k発光ブロックは互いに同じ長さの発光区間を有することを特徴とする請求項27に記載の立体映像表示方法。
【請求項30】
前記第1〜第k発光ブロックを順次に発光し、
前記第1〜第k発光ブロックのうち少なくとも一つは以前発光ブロックの発光区間と重なるオーバーラップ区間を有することを特徴とする請求項27に記載の立体映像表示方法。
【請求項31】
各発光区間に含まれた前記オーバーラップ区間は、互いに同じ長さを有することを特徴とする請求項30に記載の立体映像表示方法。
【請求項32】
各発光区間に含まれた前記オーバーラップ区間は互いに異なる長さを有することを特徴とする請求項30に記載の立体映像表示方法。
【請求項33】
前記第1〜第k発光ブロックを順次に発光し、
前記第1〜第k発光ブロックのうち、少なくとも一つは以前の発光ブロックの発光区間と離隔区間ほど離隔された発光区間を有することを特徴とする請求項27に記載の立体映像表示方法。
【請求項34】
前記順次オン区間内の前記離隔区間は互いに同じ長さを有することを特徴とする請求項33に記載の立体映像表示方法。
【請求項35】
前記順次オン区間内の前記離隔区間は互いに異なる長さを有することを特徴とする請求項33に記載の立体映像表示方法。
【請求項36】
前記第1〜第k発光ブロックのうち、第1発光ブロックは第1表示ブロックの最初のラインデータが出力される時点から既設定された設定時間以後に第1発光区間の間発光することを特徴とする請求項27に記載の立体映像表示方法。
【請求項37】
前記設定時間は、前記表示パネルの液晶応答速度より長いことを特徴とする請求項36に記載の立体映像表示方法。
【請求項38】
前記設定時間は第1表示ブロックの第1番目ラインデータから第k−1表示ブロックの最後ラインデータまで出力されるのにかかる時間であることを特徴とする請求項36に記載の立体映像表示方法。
【請求項39】
前記全体オフ区間は前記シャッタメガネの液晶応答速度より長いことを特徴とする請求項27に記載の立体映像表示方法。
【請求項40】
前記左眼用シャッタ及び前記右眼用シャッタの開閉動作を始めることは、
前記左眼用シャッタ及び前記右眼用シャッタのうち、前記表示パネルに表示された映像に対応する一つのシャッタを先に開き、
以後、前記左眼用シャッタ及び前記右眼用シャッタのうち、他の一つのシャッタを閉じることを特徴とする請求項39に記載の立体映像表示方法。
【請求項41】
前記シャッタメガネの前記シャッタが開かれたオープン区間は、前記シャッタが閉じられたクローズ区間より長いことを特徴とする請求項40に記載の立体映像表示方法。
【請求項1】
第N(Nは、自然数)フレームの間、k(kは、2以上の自然数)個の表示ブロックに分割した表示パネルに左眼画像を出力し、
前記各表示ブロックに該当する前記左眼画像の出力が完了した時点から前記k個の表示ブロックに対応する第1〜第kの左眼設定時間が経過した時点に前記各表示ブロックに光を照射し、
第M(Mは、Nより大きい自然数)フレームの間、前記表示パネルに右眼画像を出力し、
前記各表示ブロックに該当する前記右眼画像の出力が完了した時点から前記k個の表示ブロックに対応する第1〜第kの右眼設定時間が経過した時点に前記各表示ブロックに光を照射することを特徴とする立体画像表示方法。
【請求項2】
前記各表示ブロックに表示された前記左眼画像または前記右眼画像に対応してシャッタメガネの左眼シャッタ及び右眼シャッタの開閉時間を調節することを特徴とする請求項1に記載の立体画像表示方法。
【請求項3】
前記左眼シャッタ及び右眼シャッタの開閉時間の調節は、
前記左眼画像に表示された前記k個の表示ブロックに前記光が各々照射される間、前記シャッタメガネの前記左眼シャッタを開き、前記シャッタメガネの前記右眼シャッタを閉じ、
前記右眼画像に表示された前記k個の表示ブロックに前記光が各々照射される間、前記シャッタメガネの前記右眼シャッタを開き、前記シャッタメガネの前記左眼シャッタを閉じることを特徴とする請求項2に記載の立体画像表示方法。
【請求項4】
前記左眼画像及び前記右眼画像は、60Hzまたはその倍数のフレーム周波数で表示されることを特徴とする請求項1に記載の立体画像表示方法。
【請求項5】
前記第1〜第k左眼設定時間及び第1〜第k右眼設定時間のうち、少なくとも1つ以上は、前記表示パネルに含まれた液晶の応答速度に基づいて設定されたことを特徴とする請求項1に記載の立体画像表示方法。
【請求項6】
前記第1〜第k左眼設定時間及び第1〜第k右眼設定時間のうち、少なくとも1つ以上は、前記液晶がサチュレーションされる時の輝度の60%に該当する輝度に到達するのにかかる時間と同一または長いことを特徴とする請求項5に記載の立体画像表示方法。
【請求項7】
前記第1〜第k左眼設定時間は実質的に同一であることを特徴とする請求項5に記載の立体画像表示方法。
【請求項8】
第Nフレームの直後フレームである第N+1フレームから第Mフレームの直前フレームである第M−1フレームまで左眼画像を出力することを特徴とする請求項1に記載の立体画像表示方法。
【請求項9】
前記第N+1フレームから前記M−1フレームまで表示される左眼画像は、前記Nフレームの左眼画像と同一であるか、または、前記Nフレームの左眼画像に基づいて生成される画像であることを特徴とする請求項8に記載の立体画像表示方法。
【請求項10】
前記第N+1フレームから前記第M−1フレームまで表示される左眼映像は実質的にブラック階調に対応する映像であることを特徴とする請求項8に記載の立体画像表示方法。
【請求項11】
前記第Mフレームの直後フレームである第M+1フレームから第2M−Nフレームの直前フレームである第2M−N−1フレームまで右眼画像を出力することを特徴とする請求項1に記載の立体画像表示方法。
【請求項12】
前記第M+1フレームから前記第2N−M−1フレームまで表示される右眼画像は、前記第Mフレームの右眼画像と同一であるか、または、前記第Mフレームの右眼画像に基づいて生成される映像であることを特徴とする請求項11に記載の立体画像表示方法。
【請求項13】
前記第M+1フレームから前記第2N−M−1フレームまで表示される右眼画像は実質的にブラック階調に対応する映像であることを特徴とする請求項11に記載の立体画像表示方法。
【請求項14】
k(kは、2以上の自然数)個の発光ブロックを含み、光を照射する光源部と、
前記k個の発光ブロックに対応してk個の表示ブロックに分割され、左眼画像及び右眼画像を周期的に表示する表示パネルと、
第N(Nは自然数)フレームの間、k個の表示ブロックに分割された表示パネルに左眼映像を出力し、前記各表示ブロックに該当する左眼映像の出力が完了した時点から前記k個の表示ブロックに各々対応する第1〜第k左眼設定時間が経過した時点に前記各表示ブロックに前記光を照射し、第M(MはNより大きい自然数)フレームの間、k個の表示ブロックに分割された表示パネルに右眼画像を出力し、前記各表示ブロックに該当する右眼画像の出力が完了した時点から前記k個の表示ブロックに対応する第1〜第k左眼設定時間が経過した時点に前記各表示ブロックに前記光を照射するように前記光源部を制御する光源駆動部と、を含むことを特徴とする表示装置。
【請求項15】
左眼シャッタ及び右眼シャッタを含み、前記表示パネルに表示される映像によって前記左眼シャッタと前記右眼シャッタを選択的に開閉するシャッタメガネをさらに含むことを特徴とする請求項14に記載の表示装置。
【請求項16】
前記シャッタメガネは、前記左眼映像が表示された前記k個の表示ブロックに前記光が照射される間、前記左眼シャッタを開き、前記右眼シャッタを閉じ、
前記右眼画像が表示された前記k個の表示ブロックに前記光が照射される間、前記右眼シャッタを開き、前記左眼シャッタを閉じることを特徴とする請求項15に記載の表示装置。
【請求項17】
前記表示パネルは前記左眼及び右眼画像を60Hzまたはその倍数のフレーム周波数で表示することを特徴とする請求項15に記載の表示装置。
【請求項18】
前記第1〜第k左眼設定時間及び第1〜第k右眼設定時間のうち、少なくとも一つ以上は前記表示パネルに含まれた液晶の応答速度に基づいて設定されることを特徴とする請求項15に記載の表示装置。
【請求項19】
前記第1〜第k左眼設定時間及び第1〜第k右眼設定時間のうち、少なくとも一つ以上は前記液晶がサチュレーションされる時の輝度の60%に該当する輝度に到達するのにかかる時間と同一または長いことを特徴とする請求項18に記載の表示装置。
【請求項20】
前記表示パネルに表示される前記左眼映像及び前記右眼画像に基づいて前記k個の発光ブロック及び前記シャッタメガネの駆動タイミングを制御するタイミング制御部と、
前記タイミング制御部の制御により前記表示パネルを駆動するパネル駆動部と、をさらに含むことを特徴とする請求項15に記載の表示装置。
【請求項21】
前記光源駆動部は、前記各表示ブロックに前記光が照射される時間を前記第Nフレームの周期で前記各表示ブロックに対応する前記第1〜第k左眼設定期間を除いた時間と同一または短く設定することを特徴とする請求項15に記載の表示装置。
【請求項22】
前記光源駆動部は、前記各表示ブロックに前記光が照射される時間を前記第Mフレームの周期で前記各表示ブロックに対応する前記第1〜第k右眼設定期間を除いた時間と同一または短く設定することを特徴とする請求項15に記載の表示装置。
【請求項23】
隣接した前記発光ブロックの間に配置され、該当ブロック外に光がもれることを縮小または遮断する光遮断部材をさらに含むことを特徴とする請求項15に記載の表示装置。
【請求項24】
前記k個の発光ブロックの各々は少なくとも一つの光源を含み、前記光源は線光源または点光源であることを特徴とする請求項15に記載の表示装置。
【請求項25】
前記光源部は前記表示パネルの少なくとも一つの側面部に配置されることを特徴とする請求項24に記載の表示装置。
【請求項26】
前記光源部は前記表示パネルの下部に配置されることを特徴とする請求項24に記載の表示装置。
【請求項27】
映像が表示されるスキャン方向に沿って配列された第1〜第k(kは自然数)発光ブロックによって第1〜第k表示ブロックが定義された表示パネルに左眼用映像または右眼用映像に対応するデータを出力し、
フレーム区間中、全体オフ区間に前記第1〜第k発光ブロックを全部消灯させ、
前記フレーム区間中、前記全体オフ区間後に順次オン区間に前記第1〜第k発光ブロックを順次に発光し、
前記全体オフ区間内に前記表示パネルに表示された前記左眼用映像または前記右眼用映像に対応してシャッタメガネに含まれた左眼用シャッタ及び右眼用シャッタの開閉動作を始めることを特徴とする立体映像表示方法。
【請求項28】
前記第1〜第k発光ブロックを順次に発光することは、
前記第1〜第k発光ブロックのうち少なくとも一つは、他の長さの発光区間を有することを特徴とする請求項27に記載の立体映像表示方法。
【請求項29】
前記第1〜第k発光ブロックを順次に発光し、
前記第1〜第k発光ブロックは互いに同じ長さの発光区間を有することを特徴とする請求項27に記載の立体映像表示方法。
【請求項30】
前記第1〜第k発光ブロックを順次に発光し、
前記第1〜第k発光ブロックのうち少なくとも一つは以前発光ブロックの発光区間と重なるオーバーラップ区間を有することを特徴とする請求項27に記載の立体映像表示方法。
【請求項31】
各発光区間に含まれた前記オーバーラップ区間は、互いに同じ長さを有することを特徴とする請求項30に記載の立体映像表示方法。
【請求項32】
各発光区間に含まれた前記オーバーラップ区間は互いに異なる長さを有することを特徴とする請求項30に記載の立体映像表示方法。
【請求項33】
前記第1〜第k発光ブロックを順次に発光し、
前記第1〜第k発光ブロックのうち、少なくとも一つは以前の発光ブロックの発光区間と離隔区間ほど離隔された発光区間を有することを特徴とする請求項27に記載の立体映像表示方法。
【請求項34】
前記順次オン区間内の前記離隔区間は互いに同じ長さを有することを特徴とする請求項33に記載の立体映像表示方法。
【請求項35】
前記順次オン区間内の前記離隔区間は互いに異なる長さを有することを特徴とする請求項33に記載の立体映像表示方法。
【請求項36】
前記第1〜第k発光ブロックのうち、第1発光ブロックは第1表示ブロックの最初のラインデータが出力される時点から既設定された設定時間以後に第1発光区間の間発光することを特徴とする請求項27に記載の立体映像表示方法。
【請求項37】
前記設定時間は、前記表示パネルの液晶応答速度より長いことを特徴とする請求項36に記載の立体映像表示方法。
【請求項38】
前記設定時間は第1表示ブロックの第1番目ラインデータから第k−1表示ブロックの最後ラインデータまで出力されるのにかかる時間であることを特徴とする請求項36に記載の立体映像表示方法。
【請求項39】
前記全体オフ区間は前記シャッタメガネの液晶応答速度より長いことを特徴とする請求項27に記載の立体映像表示方法。
【請求項40】
前記左眼用シャッタ及び前記右眼用シャッタの開閉動作を始めることは、
前記左眼用シャッタ及び前記右眼用シャッタのうち、前記表示パネルに表示された映像に対応する一つのシャッタを先に開き、
以後、前記左眼用シャッタ及び前記右眼用シャッタのうち、他の一つのシャッタを閉じることを特徴とする請求項39に記載の立体映像表示方法。
【請求項41】
前記シャッタメガネの前記シャッタが開かれたオープン区間は、前記シャッタが閉じられたクローズ区間より長いことを特徴とする請求項40に記載の立体映像表示方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【公開番号】特開2012−103694(P2012−103694A)
【公開日】平成24年5月31日(2012.5.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−242498(P2011−242498)
【出願日】平成23年11月4日(2011.11.4)
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】416,Maetan−dong,Yeongtong−gu,Suwon−si,Gyeonggi−do,Republic of Korea
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年5月31日(2012.5.31)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年11月4日(2011.11.4)
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】416,Maetan−dong,Yeongtong−gu,Suwon−si,Gyeonggi−do,Republic of Korea
【Fターム(参考)】
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