説明

筐体のカバー取付構造及びそれを備えた携帯端末

【課題】カバーを取り外すときの変形を規制してカバーを容易に取り外すことができるようにする。
【解決手段】弾性体よりなるカバー10に複数の係合用爪を突設し、各係合用爪に隣り合わせて変形防止用突部15を突設する。筐体本体20に各係合用爪に対応させて複数の係合用凹部を凹陥し、各変形防止用突部15に対応させて変形防止用凹部25を凹陥する。カバー10を引き剥がすときに、変形防止用突部15の外側当接面15aを変形防止用凹部25の内面(内側当接面25a)に当接させて係合用爪の係合用凹部に食い込む方向の変形を規制する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、筐体を覆うカバーの取付構造及びそれを備えた携帯電話機などの携帯端末に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、携帯端末の電池等を覆うカバーの取付構造が知られている。例えば、特許文献1のように、筺体に電池を収納する収納凹部を設け、この収納凹部に設けた弾性係合片に電池を係合させ、収納凹部を電池蓋で覆った電池収納構造が知られている。この電池収納構造では、筐体の互いに対向する側壁に互いに対向する2対の突起が突設され、この2対の突起に対応するように、カバーの互いに対向する一対の側壁に係入孔が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2000−260405号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の筐体のカバー取付構造では、カバーの一辺に設けた引っ掛け部に指を掛けてカバーを引き上げようとすると、樹脂製のカバーが、突起が係入孔にさらに食い込む方向に撓んで突起が外れにくくなってしまい、無理にカバーを外そうとすると、カバー等が破損するという問題があった。
【0005】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、カバーを取り外すときの変形を規制してカバーを容易に取り外すことができるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するために、この発明では、係合爪の周辺にカバーの変形を防止する部分を設けた。
【0007】
具体的には、第1の発明では、
筐体本体にカバーを脱着可能に設けた筐体のカバー取付構造において、
上記カバーは弾性体よりなり、
上記カバーに突設した複数の係合用爪と、
上記筐体本体に上記各係合用爪に対応させて凹陥した複数の係合用凹部と、
上記カバーに上記各係合用爪に隣り合わせて突設した変形防止用突部と、
上記筐体本体に上記各変形防止用突部に対応させて凹陥した変形防止用凹部とを備え、
上記カバーを引き剥がすときに、上記変形防止用突部が上記変形防止用凹部の内面に当接して上記係合用爪の上記係合用凹部に食い込む方向の変形を規制するように構成されている。
【0008】
第2の発明では、上記前提において、
筐体本体にカバーを脱着可能に設けた筐体のカバー取付構造において、
上記カバーは弾性体よりなり、
上記カバーに凹陥した複数の係合用凹部と、
上記筐体本体に上記各係合用凹部に対応させて突設した複数の係合用爪と、
上記カバーに上記各係合用凹部に隣り合わせて凹陥した変形防止用凹部と、
上記筐体本体に上記各変形防止用凹部に対応させて突設した変形防止用突部とを備え、
上記カバーを引き剥がすときに、上記変形防止用凹部の内面が上記変形防止用突部に当接して上記係合用凹部の上記係合用突部に食い込む方向の変形を規制するように構成されている。
【0009】
これらの構成によると、弾性体よりなるカバーを筐体本体から取り外すときに、カバーが撓んでも、変形防止用突部が変形防止用凹部の内面に当接して係合用爪の係合用凹部に食い込む方向の変形を規制するので、カバーが容易に外れる。
【0010】
第3の発明では、第1又は第2の発明において、
上記カバーは略矩形状であり、
上記カバーの一辺には、該一辺側から他辺側に向かって上記筐体から引き剥がす際に引っ掛ける引っ掛け部が形成され、
上記係合用爪又は係合用凹部は、上記カバーの一辺に垂直な一対の側辺に離散して配置されている。
【0011】
上記の構成によると、引っ掛け部に指等を掛けてカバーを筐体本体から引き剥がす方向に力を加えると、弾性体よりなるカバーが変形するが、変形防止用突部が変形防止用凹部の内面に当接して係合用爪が係合用凹部に食い込む方向の変形を規制するので、離散して設けた係合用爪が順番に係合用凹部から外れ、カバーが容易に外れる。
【0012】
第4の発明では、第3の発明において、
上記係合用爪は、上記側辺が互いに向き合う係合方向へ延びる鉤部を有し、
上記変形防止用突部と上記変形防止用凹部とは、それぞれ上記係合方向に対向する当接面を有する。
【0013】
上記の構成によると、カバーを引き剥がすときにカバーが撓んで鉤部が互いに近付く方向へ移動しようとしても、変形防止用突部が変形防止用凹部の内面に当接して係合用爪の係合用凹部に食い込む方向の変形を規制するので、鉤部が係合用凹部に食い込んで外れにくくなることはない。
【0014】
第5の発明では、第4の発明において、
上記カバーを上記筐体本体に装着した状態で、上記鉤部の先端と該先端に向かい合う上記係合用凹部の内面との隙間は、上記変形防止用突部の当接面と上記変形防止用凹部の当接面との隙間よりも広い。
【0015】
上記の構成によると、カバーを取り外すときにカバーが撓んでも、まず変形防止用突部の当接面と変形防止用凹部の当接面とが当接してそれ以上鉤部の先端が係合用凹部の内面に近付かないので、係合用爪が係合用凹部に食い込む方向の変形が効果的に防止される。
【0016】
第6の発明では、第3乃至第5のいずれか1つの発明において、
上記変形防止用突部は、上記各係合用爪を挟み込むように上記一対の側辺に沿って配置され、
上記変形防止用凹部は、上記各係合用凹部を挟み込むように上記変形防止用突部に対応させて配置されている。
【0017】
上記の構成によると、各係合用爪及び係合用凹部を挟み込むように一対の側片に沿って変形防止用突部及び凹部を設けたので、カバーを取り外すときにそれぞれの係合用爪が係合用凹部に食い込むのが確実に防止され、カバーが容易に取り外される。
【0018】
第7の発明の携帯端末は、第1乃至第5のいずれか1つの発明のカバー取付構造を有し、上記カバーは、電池を覆う電池蓋とする。
【0019】
すなわち、比重の高い電池を覆う電池蓋においては、係合用爪と係合用凹部との係合強度をある程度高くする必要があるが、上記の構成によると、カバーの取り外し時には必要以上に係合用爪が係合用凹部に食い込まないので、カバーの取り外しが容易である。
【発明の効果】
【0020】
以上説明したように、本発明によれば、カバーを引き剥がすときに、変形防止用突部が変形防止用凹部の内面に当接して係合用爪の係合用凹部に食い込む方向の変形を規制するので、カバーを容易に取り外すことができ、カバーが開けられなかったり、カバーが損傷したりするのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明の実施形態のカバー取付構造を有する背面キャビネットの分解斜視図である。
【図2】筐体本体からカバーを取り外す様子を示す斜視図であり、(a)がカバーの取り外し前を示し、(b)がカバーの取り外し後を示す。
【図3】カバーを示す斜視図である。
【図4】筐体本体を示す斜視図である。
【図5】背面キャビネットを示す正面図である。
【図6】図5のVI−VI線断面図及びその一部拡大断面図である。
【図7】図5のVII−VII線断面図及びその一部拡大断面図である。
【図8】図5のVIII−VIII線断面図及びその一部拡大断面図である。
【図9】従来のカバー構造を示す図6相当図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0023】
図1及び図2は、本発明の実施形態に係るカバー10及び筐体本体20を示す。詳しくは図示しないが、このカバー10及び筐体本体20は、例えば、携帯端末としての携帯電話機の背面側を覆う背面キャビネット1を構成するもので、正面側に表示部(図示せず)が設けられるようになっている。
【0024】
図3に示すように、カバー10は、弾性を有する四隅が丸められた略矩形板状の樹脂成形品よりなる。例えば、粘りのあるABS樹脂が適している。また、図4に示すように、筐体本体20の一方側には、3Dカメラ部21が設けられ、その近傍に電池としての充電池(図示せず)を収納する正面視矩形状の電池収納部22が凹陥されている。筐体本体20は、剛性を必要とするので、例えばポリアミド強化繊維プラスチック等が適している。3Dカメラ部21に合わせてカバー10の長手方向の一方側に長手方向に沿って幅方向中心にカメラ窓11等が開口されている。カバー10は、電池収納部22に収納された充電池(図示せず)を覆う電池蓋の役割も果たしている。カバー10のカメラ窓11と反対側端部の幅方向中心には、引っ掛け部12が切り欠かれている。この引っ掛け部12は、カバー10を引っ掛け部12側からカメラ窓11側に向かって筐体本体20から引き剥がすときに指等を引っ掛けるためのものとなっている。
【0025】
図3、図6〜図8に示すように、カバー10は、断面が緩やかに湾曲した形状を有し、カバー10の幅方向の一対の側辺13には、複数の(本実施形態では例えば三対の)係合用爪14が突設されている。各側辺13に設けた3つの係合用爪14は、所定の間隔をあけて離散して配置されている。その間隔は特に限定されず、同じ間隔でもよいし、異なっていてもよい。図7に一部拡大して示すように、係合用爪14(ハッチングで示す)は、側辺13の互いに向き合う係合方向(図7の水平方向)へ延びる鉤部14aを有する。カバー10の一対の側辺13には、各係合用爪14に隣り合わせて長手方向に所定間隔をあけて一対の変形防止用突部15が突設されている。つまり、カバー10全体で6対の変形防止用突部15(ハッチングで示す)が突設されている。図6及び図8にも拡大して示すように、各変形防止用突部15は、カバー10の厚さ方向に延びる外側当接面15aを有する。
【0026】
一方、図4に示すように、筐体本体20には、各係合用爪14に対応させて3対の係合用凹部24が凹陥されている。また、筐体本体20には、各変形防止用突部15に対応させて合計6対の変形防止用凹部25が凹陥されている。変形防止用凹部25は、各係合用凹部24を挟み込むように変形防止用突部15に対応させて配置されている。図7に一部拡大して示すように、係合用凹部24は、係合用爪14の鉤部14aが引っ掛かるように水平方向へ凹陥され、その背面側が角部24aに鉤部14aが係合することで、落下時等に意図せずカバー10が開かないようになっている。そして、図6及び図8に一部拡大して示すように、変形防止用凹部25の幅方向内側には、厚さ方向に延び、外側当接面15aに対向する内側当接面25aが形成されている。
【0027】
カバー10と筐体本体20とは、外観上表面の高さがそろっており、しかも、鉤部14aが係合用凹部24の角部24aにしっかりと係合しているので、カバー10が比重の高い電池を覆う電池蓋であっても落下時等に容易にカバーが外れることはない。
【0028】
一方で、引っ掛け部12に爪を掛けてカバー10を引き剥がすときには、変形防止用突部15の外側当接面15aが変形防止用凹部25の内側当接面25aに当接して係合用爪14の係合用凹部24に食い込む方向の変形を規制するように構成されている。
【0029】
また、図6及び図7に示すように、カバー10を筐体本体20に装着した状態で、鉤部14aの先端面14bと係合用凹部24の内面24bとの隙間c1は、変形防止用突部15の外側当接面15aと変形防止用凹部25の内側当接面25aとの隙間c2よりも広くなっている(c1<c2)。
【0030】
−作用−
次に、本実施形態に係る筐体のカバー取付構造の作用について説明する。
(1)比較例
図9に従来の変形防止用突部15及び変形防止用凹部25のないカバー110及び筐体本体120の断面を示す。図9に白抜き矢印で示すように、引っ掛け部12に爪を掛けて筐体本体120から引き剥がす方向に力を加えると、弾性体よりなるカバー110の中央部分が撓み、係合用爪114が白抜き矢印に示すように係合用凹部124へ食い込んでいく。すると、係合用爪114及びその周辺が撓んで係合用凹部124の角部124aから外れない限り、カバー110が取り外せない。このため、カバー110が開かなかったり、係合用爪114が折れてしまったりするという問題が発生する。
(2)実施例
上記実施形態のカバー取付構造では、上述したように、カバー10の取付状態において、鉤部14aの先端面14bと係合用凹部24の内面24bとの隙間c1は、変形防止用突部15の外側当接面15aと変形防止用凹部25の内側当接面25aとの隙間c2よりも広くなっている。
【0031】
そして、図2(a)のように引っ掛け部12に爪を引っ掛けてカバー10を上向きに取り外そうとすると、上記比較例のようにカバー10が撓む前に、図6及び図8に示すように、外側当接面15aと内側当接面25aとが当接し、外側当接面15aがさらに幅方向内側へ変形しようとしても、筐体本体20は剛性の高いポリアミド強化繊維プラスチック等で成形されているので、内側当接面25aに押し返されてそれ以上変形することはない。このため比較例のように鉤部14aが係合用凹部24に食い込むことはないので、図2(b)に示すように、カバー10が容易に取り外される。
【0032】
したがって、本実施形態に係る筐体のカバー10取付構造によると、カバー10を引き剥がすときに、変形防止用突部15の外側当接面15aが変形防止用凹部25の内側当接面25aに当接して係合用爪14の係合用凹部24に食い込む方向の変形を規制するので、カバー10を容易に取り外すことができ、カバー10が開かなかったり、カバー10が損傷したりするのを防止することができる。
【0033】
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
【0034】
すなわち、上記実施形態では、カバー10側に係合用爪14と変形防止用突部15とを設けたが、カバー10側に係合用凹部24と変形防止用凹部25とを設け、筐体本体20側に係合用爪14と変形防止用突部15とを設けるようにしてもよい。この場合も、カバー10を引き剥がすときに、変形防止用凹部25の内側当接面25aが変形防止用突部15の外側当接面15aに当接して係合用凹部24の上記係合用突部に食い込む方向の変形を規制することができる。
【0035】
上記実施形態では、携帯端末は、携帯電話機としたが、PHS(Personal Handy-phone System )、PDA(Personal Digital Assistant)、スマートフォン、パソコン、モバイルツール、電子辞書、電卓、ゲーム機等であってもよい。
【0036】
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
【符号の説明】
【0037】
10 カバー
12 引っ掛け部
13 側辺
14 係合用爪
14a 鉤部
15 変形防止用突部
15a 外側当接面
20 筐体本体
24 係合用凹部
25 変形防止用凹部
25a 内側当接面(内面)
32 電池収納部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
筐体本体にカバーを脱着可能に設けた筐体のカバー取付構造において、
上記カバーは弾性体よりなり、
上記カバーに突設した複数の係合用爪と、
上記筐体本体に上記各係合用爪に対応させて凹陥した複数の係合用凹部と、
上記カバーに上記各係合用爪に隣り合わせて突設した変形防止用突部と、
上記筐体本体に上記各変形防止用突部に対応させて凹陥した変形防止用凹部とを備え、
上記カバーを引き剥がすときに、上記変形防止用突部が上記変形防止用凹部の内面に当接して上記係合用爪の上記係合用凹部に食い込む方向の変形を規制するように構成されている
ことを特徴とする筐体のカバー取付構造。
【請求項2】
筐体本体にカバーを脱着可能に設けた筐体のカバー取付構造において、
上記カバーは弾性体よりなり、
上記カバーに凹陥した複数の係合用凹部と、
上記筐体本体に上記各係合用凹部に対応させて突設した複数の係合用爪と、
上記カバーに上記各係合用凹部に隣り合わせて凹陥した変形防止用凹部と、
上記筐体本体に上記各変形防止用凹部に対応させて突設した変形防止用突部とを備え、
上記カバーを引き剥がすときに、上記変形防止用凹部の内面が上記変形防止用突部に当接して上記係合用凹部の上記係合用突部に食い込む方向の変形を規制するように構成されている
ことを特徴とする筐体のカバー取付構造。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の筐体のカバー取付構造において、
上記カバーは略矩形状であり、
上記カバーの一辺には、該一辺側から他辺側に向かって上記筐体から引き剥がす際に引っ掛ける引っ掛け部が形成され、
上記係合用爪又は係合用凹部は、上記カバーの一辺に垂直な一対の側辺に離散して配置されている
ことを特徴とする筐体のカバー取付構造。
【請求項4】
請求項3に記載の筐体のカバー取付構造において、
上記係合用爪は、上記側辺が互いに向き合う係合方向へ延びる鉤部を有し、
上記変形防止用突部と上記変形防止用凹部とは、それぞれ上記係合方向に対向する当接面を有する
ことを特徴とする筐体のカバー取付構造。
【請求項5】
請求項4に記載の筐体のカバー取付構造において、
上記カバーを上記筐体本体に装着した状態で、上記鉤部の先端と該先端に向かい合う上記係合用凹部の内面との隙間は、上記変形防止用突部の当接面と上記変形防止用凹部の当接面との隙間よりも広い
ことを特徴とする筐体のカバー取付構造。
【請求項6】
請求項3乃至5のいずれか1つに記載の筐体のカバー取付構造において、
上記変形防止用突部は、上記各係合用爪を挟み込むように上記一対の側辺に沿って配置され、
上記変形防止用凹部は、上記各係合用凹部を挟み込むように上記変形防止用突部に対応させて配置されている
ことを特徴とする筐体のカバー取付構造。
【請求項7】
請求項1乃至6のいずれか1つに記載の筐体のカバー取付構造を備えた携帯端末であって、
上記カバーは、電池を覆う電池蓋である
ことを特徴とする携帯端末。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−234944(P2012−234944A)
【公開日】平成24年11月29日(2012.11.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−101878(P2011−101878)
【出願日】平成23年4月28日(2011.4.28)
【出願人】(000005049)シャープ株式会社 (33,933)
【Fターム(参考)】