説明

精密成形加工における無鉛含リン酸塩ガラスの使用

【課題】本発明は赤外域(IR域)において光を吸収する無鉛含リン酸塩ガラス、好ましくは着色ガラス及びフィルターガラスの精密成形加工における使用に関する。好ましくはガラス中のフッ素含量は低くされる。
【解決手段】例えばデジタルカメラ用のレンズ等の光学部品を仕上げ処理を行うことなく有利に製造することができる。本発明方法を用いることにより、同等な技術的目的に直接用いられる他の光学部品も製造することができる。精密成形によって製造される光学部品は撮像、投影、遠距離通信、光通信光学及びレーザ技術の分野において有利に用いられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、精密成形加工における無鉛・含リン酸塩ガラス、好ましくは赤外域(IR域)内において光を吸収する着色ガラス及びフィルターガラスの使用に関する。
【背景技術】
【0002】
例えばデジタルカメラ用レンズ等の光学部品は、仕上げ作業なしで製造可能である。本発明に従った使用によれば、同等な技術用途へ直接使用可能な他の光学部品をさらに製造することが可能である。精密成形によって製造された光学部品は撮像、投影、遠距離通信、光通信工学及びレーザ技術等の分野に有利に利用可能である。
【0003】
近年、光学及びオプトエレクトロニクス技術(撮像、投影、遠距離通信、光通信工学及びレーザ技術の用途分野)双方の市場においては益々小型化の傾向にある。かかる傾向は最終製品がより小型化していることで示され、これにより当然ながら最終製品に用いる個々の部品及び要素の小型化も要求されている。光学ガラスの製造者にとってかかる発展は、たとえ最終製品バッチの増加があっても原料ガラスの需要量の減少に繋がるものである。同時に、かかる小規模業者によるブロック及び/またはインゴットガラスからの製造中に製造される製品に起因する廃棄物の比率がずっと高くなり、またこのように極めて小さな部品の加工にはより大きな部品に比べてより多くの労力が要求されるため、仕上げ業者からのガラス製造者に対する価格的圧力も増している。
【0004】
今日まで通例とされてきた光学部品用のブロックあるいはインゴットガラスからガラス部分を取り除く代わりに、ガラス溶融物からほぼ最終形状をした塊りあるいは球体等のピルをそれぞれ予備成形した直後にそれぞれの形状寸法を得ることが可能な製造方法がより重要となっている。例えば、「精密塊」と呼ばれる再成形用のほぼ最終形状寸法をもつピルに対する仕上げ業者の要求が増大している。通常、「精密塊」は、好ましくは既に分割されている半独立あるいは独立な形状をもち、かつ光学部品の最終形状に近い形状寸法をもつ完全に火炎研磨されたガラス部分である。
【0005】
この精密塊は、利点として、所謂精密成形(精密加圧成形とも呼ばれる)によってレンズ、非球面レンズ等の光学素子へ加工することが可能である。この加工後の表面研磨等による形状あるいは表面のさらなる加工は必要とされない。この方法を通して、短い設定時間で(小片材料の大きなバッチへ振り分けられる)ガラス溶融物の少量容積を取り扱う柔軟な方法が見出された。しかしながら、バッチそれぞれのサイクル数が比較的少なく、また形状寸法が通常小さいため、材料自体の価値によってはこの方法の付加価値は得られない。従って、製品を「システム中において使用準備完了」状態で成形機から取り出すことができなければならず、これによってコストの掛かる仕上げ、冷却及び/または低温加工が省略可能である。
【0006】
かかる加圧成形方法では、形状寸法に高度な正確性が要求されるため、高品質な精密設備、従って高価な成形材料の使用が必要とされる。そのため、製造される製品及び/または材料の収益性は成形型の有効耐用期間によって著しく影響される。成形型の長期に亘る有効耐用期間にとって極めて重要な要因は操作温度が可能な限り低いことであるが、該温度を下げることができるのは、加圧成形の対象となる材料の粘度が加圧成形加工条件を猶十分満たす操作温度までである。従って、加工温度、該加工温度を用いた時の加工されるガラスの転移温度Tg、並びに加圧成形加工の利益性との間には直接の因果関係がある。
【0007】
ガラスの転移温度が低ければ低いほど、成形型の有効耐用期間が長くなり、また本方法による収益性も高くなる。
【0008】
かかる因果関係から、溶融温度及び転位温度が低いガラス、すなわち可能な限り低温での加工に十分適応できる粘度を持つガラス、所謂「低転移温度ガラス」に対する要求度が高まっている。
【0009】
さらに、精密成形では、IR域において光を吸収する特性をもち、かつ鉛を含まないガラスの使用が望まれている。
【0010】
溶融物のプロセス工学的観点からの要求として、比較的小さな温度変化で特定の粘度範囲が変化する粘性をもつガラスである「ショート(short)」ガラスの必要性の増大が報告されている。溶融プロセスにおいては、かかる性質には熱成形回数、すなわち成形型を閉じる回数を減らせるという利点がある。これにより、一方においては収率が増加し、すなわちサイクル数が減少する。また他方において、前述したように、製造総コストに有利な影響を与える成形型材料についても考慮が払われる。前記「ショート」ガラスにはさらに、より粘度の高いガラスに比較してより速い冷却ができるので、結晶化する傾向の強いガラスの加工も可能となるという利点もある。後続する二次熱成形工程において問題を生ずる可能性のある核の事前形成は避けられるべきである。
【0011】
前記要求される光学特性をもつ他に、ガラスが可能な限り安価な成分から作製できかつ耐薬品性であることも要求される。
【0012】
従来技術において類似の光学的状態を備えるガラスが加圧成形法によって加工されていることは事実であるが、これらのガラスには50重量%未満のリン酸塩しか含有されてない(本出願の優先日後に公開されたJP−11−268927A及びJP2005−82406参照)。リン酸塩含量が低いために、他の任意に選択されるより高価で望ましくない成分の添加が必要とされ、かかる添加によってガラスの精密成形加工における使用が始めて可能となっている。
【0013】
JP2004−327978においても精密成形加工に関する記載があるが、この出願(本出願の優先日後に公開されている)において言及されているガラスは極めて高含量のフッ素(フッ素量として25〜48%)を含むフルオロリン酸塩ガラスである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0014】
本発明は、精密成形における使用に適する、リン酸塩含量が高いと同時に無鉛であるガラス、特に着色ガラス及びフィルターガラスを提供することを目的とする。そのようなガラスは、簡単な方法で溶融及び加工することができ、また十分な結晶化安定性が備えられていなければならない。そのようなガラスは前記精密成形によって精密性等に関する要求を満たす光学部品が得られるものでなければならず、また得られた光学部品はさらなる仕上げ加工を必要とせずに直接所望の技術用途に使用できなければならない。従って、そのようなガラスは、例えば簡略かつ安価な精密成形加工により、直接レンズとして使用できる例えばデジタルカメラ用の光学着色ガラス及びフィルターガラスから成るレンズを作製できるものであることが望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0015】
驚くべきことに、高比率でリン酸塩を含むと同時に無鉛であり、さらに赤外域において光を吸収する光学着色ガラス及びフィルターガラスが精密成形に適することが見出された。本発明に従って使用される前記ガラスにおけるリン酸塩の比率は少なくとも50重量%、好ましくは55重量%以上、さらに好ましくは60重量%以上であり、さらに前記比率を65重量%、70重量%、75重量%、及び77重量%までとすることも可能である。
【0016】
本発明に従った前記使用のためのガラスは、良好な溶融性及びプロセス性、プロセス及び原料コストの低減化に基づく低生産コスト性、さらに良好な環境適合性によって特徴付けられる。
【0017】
既に上述したように、これらガラスを精密成形加工において用いることにより、極めて優れた結果をもってレンズ、非球面レンズ、光学素子構造体等の光学部品及び素子を得ることができる。成形装置中において製品を使用準備完了状態で成形機から取り出すことができるため、コストの掛かる仕上げ、冷却及び/または低温加工が省略可能である。
【0018】
本発明に従った加圧成形によるガラスの使用により、その有利な特徴として、作業温度を低温にすることが可能である。高度な形状寸法精度をもつ高品質な精密設備が要求されるため、加圧成形方法には高価な成形型材料を使用しなければならないことから、作業温度の低温化は光学素子の製造コストに関して必要不可欠な要素である。従って、作製された製品及び/または材料の収益性は前記成形型の有効耐用期間によって強く影響される。しかしながら、前記成形型の有効耐用期間にとって極めて重要な要因は、既に上述したように、特に本発明に従った着色及びフィルターガラスそれぞれの使用における可能な限り低温な作業温度である。
【0019】
この加圧成形期間中の温度を、加圧成形される材料の粘度が加圧成形に猶十分適する温度まで下げられることは興味深いことである。本発明に係るガラスを用いる場合、該ガラスの転移温度が低いため(図3参照)、成形型の有効耐用期間を延長させることが可能である。従って、本発明に従った使用方法は一つの経済的に有利な方法である。本発明に従った各ガラスを使用することにより、該使用の有利な特徴として、これら着色ガラス及びフィルターガラスの透過率は図2から分かるように加圧成形処理前後においても同一である。
【0020】
本発明に従って使用可能なガラスの基本ガラス系は意図された特性に適する基礎成分を本来的に含むアルカリリン酸塩系である。
【0021】
前記ガラスに含まれるPの含量は、少なくとも50重量%、好ましくは少なくとも55重量%、より好ましくは少なくとも60重量%、さらにより好ましくは少なくとも65重量%、特に好ましくは少なくとも70重量%、そして猶特に好ましくは少なくとも75重量%であり、かかる含量とすることにより前記ガラスは溶融性の良好な低Tg性ガラスとなる。但し、リン酸塩の含量は多くても77重量%とされる。
【0022】
前記ガラスにおけるAl含量は少なくとも1重量%、好ましくは少なくとも2重量%、特に好ましくは少なくとも3重量%である。このAl含量は多くても15重量%、好ましくは多くても13重量%、特に好ましくは多くても10重量%までに制限され、この15重量%の含量上限を超えてはならない。もしこの上限を超えると、Alの網状構造形成特性によって前記ガラスの特性である107.6〜1013dPasの範囲内にある「ショート性」が失われるからである。しかしながら他方において、下限含量としてAlは1重量%以上含有されていなければならない。この下限未満の含量では前記ガラスの耐薬品性(耐酸性)が著しく低下するからである。
【0023】
好ましくは、P及びAl含量の総和は少なくとも65重量%、好ましくは少なくとも70重量%、特に好ましくは72重量%である。これら成分の総和含量が低ければ、前記ガラスの結晶化傾向が高くなる。
【0024】
前記ガラス中のアルカリ金属酸化物MO含量の総和は2〜20重量%の範囲内である。前記ガラス中のMO含量は少なくとも2重量%、好ましくは少なくとも3重量%、特に好ましくは少なくとも3.5重量%である。前記アルカリ金属酸化物MOの上限含量は、多くても16重量%、特に好ましくは多くても15重量%、最も好ましくは多くても14重量%である。前記ガラスの耐薬品性が低下し、またその膨張係数が極めて高くなり加圧成形によるガラスの加工に不利となるため、MOの総和は16重量%を超えてはならない。アルカリ金属酸化物の添加により燃焼反応の最適化が助長される。すなわち、これら金属酸化物は融剤として機能する。さらに金属酸化物はTgの低下に寄与し、特に本発明においてはNaOの添加が好ましい。
【0025】
前記ガラス中のNaO含量は好ましくは少なくとも0.3重量%、より好ましくは少なくとも0.4重量%、最も好ましくは少なくとも0.5重量%である。前記ガラス中におけるNaOの含量上限は多くても9重量%、好ましくは多くても7重量%、より好ましくは多くても6重量%、特に好ましくは多くても5重量%である。
【0026】
必要な場合、前記ガラス中へKOを好ましくは少なくとも1重量%、より好ましくは少なくとも2.5重量%、最も好ましくは少なくとも3重量%の割合で含ませることが可能である。但し、KOの含量は多くても8重量%までであり、好ましくは6重量%、最も好ましくは4.5重量%を超えてはならない。
【0027】
さらに必要な場合、前記ガラス中へLiOを好ましくは少なくとも0.3重量%、より好ましくは少なくとも0.4重量%、最も好ましくは少なくとも0.5重量%の割合で含ませることが可能である。但し、LiOの含量は多くても9重量%までであり、好ましくは7重量%、より好ましくは6重量%、最も好ましくは5重量%を超えてはならない。
【0028】
前記ガラスにはさらに、BaO、CaO、MgO及びZnOから選択される1または2以上の成分MO、及び任意的にアルカリ土金属酸化物が含まれる。MOの含量の総和は多くても20重量%、好ましくは多くても19重量%、最も好ましくは多くても18重量%である。またMO含量は総和として少なくとも3重量%、好ましくは少なくとも4重量%、最も好ましくは少なくとも4.5重量%必要である。
【0029】
前記ガラスには酸化亜鉛が含量として0.2重量%以上かつ好ましくは多くても7重量%、特に好ましくは0.3重量%以上、最も好ましくは少なくとも4.5重量%含まれる。前記ガラスに含まれる酸化亜鉛の上限は多くても7重量%、好ましくは多くても6重量%、特に好ましくは多くても5重量%である。ZnOは107.6〜1013dPasの粘度範囲内における望ましい粘度温度特性(「ショート」ガラス)に寄与する。
【0030】
前記ガラスには、任意であるが、アルカリ土金属酸化物であるBaO、SrO、MgO及び/またはCaOを含ませることができる。これらアルカリ土金属酸化物は互いに独立して単一成分として多くても10重量%、好ましくは多くても9重量%、最も好ましくは多くても8.5重量%の割合で含ませることができる。必要な場合における前記ガラスに含ませる上記アルカリ土金属酸化物含量の下限は、好ましくは少なくとも3重量%、より好ましくは少なくとも4重量%、最も好ましくは少なくとも4.5重量%である。
前記アルカリ土金属酸化物MOを用いてリン酸塩等価体を結合させることができる。
【0031】
前記ガラスにはさらに、TiO及び/またはZrO等の付加的成分を好ましくは2重量%より低い割合で含ませることができる。上記両成分は屈折率の調整に補助的に働く。
【0032】
前記ガラスにはBが6重量%より低い割合、好ましくは多くても5重量%の割合で含まれる。Bの強い網状構造形成特性により、前記ガラスの結晶化に対する安定性及び耐薬品性が増大される。しかしながら、前記割合は6重量%以上であってはならない。これは、この割合を超えると、ガラスの網状構造が過剰に固化してガラスのTg及び溶融温度が望ましくない程度まで増大し、本発明にとって又好ましくないところの「ロング(long)」ガラスとなるためである。
【0033】
前記ガラスには従来用いられている精製剤を少量含ませることができる。添加する精製剤の総量は多くても2.0重量%、より多くても1.0重量%である。下記成分の少なくとも1種が精製剤として前記ガラス中へ混入される(重量%表示)。
Sb 0−2及び/または
As 0−2及び/または
SnO 0−2及び/または
SO2− 0−2及び/または
0−2
【0034】
前記溶融及び燃焼中にはフッ素及び含フッ素化合物が蒸発し易いため、これらの蒸発によってガラス組成物の正確な調節が複雑化される。それゆえ、好ましくは前記ガラス中のフッ素含量は0〜2重量%、好ましくは0〜1重量%の範囲内とし、また最も好ましくは前記ガラス中にフッ素を全く含ませない。
【0035】
本発明に従って、好ましくはリン酸塩が錯リン酸塩として前記混合物中へ添加される。そのための好ましい前記リン酸塩の含量は多くても77重量%である。これは、もし前記含量が高いと、「錯リン酸塩」の割合が「遊離」POの方を選んで減少し、これにより溶融反応の制御ができなくなり、蒸発及びダストによる影響が明らかに増加されるとともに内部品質の低下が起こるからである。さらに、遊離リン酸塩、すなわち非錯体のリン酸塩の割合が増加すると、生産工程においてより高度な安全技術が要求されるため製造コストが上昇する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0036】
本発明に従った使用方法について説明する、本発明範囲を限定するものではない下記実施例から分かるように、本発明に従った使用方法を用いることにより前記ガラスはすべての要求を満たす。
【実施例】
【0037】
以下において説明する加圧成形処理においては実施例用ガラス4及び5が用いられた。
成形型中へ予備成形品を挿入し、成形型全体(成形型底部、成形型上部、成形型リング)を膨張試験による軟化点(約107.6dPas)より高い粘度まで等温的に加熱する。このとき、前記成形型底部と同上部との間に約1mmの間隔ができる。前記成形型と予備成形品の安定した加熱を確保するため、加熱は粘度が約10dPasとなる温度において約5分間実施する。次いで加圧成形を開始し、前記予備成形品が光学部品へ完全に変形されるまで成形型底部へ約3kNの圧力を加える。前記変形が完了し光学部品がその最終形状にまで至ったら、冷却処理を開始する。
【0038】
容積の収縮を補完するため、光学部品はTg(約1013.3dPas)に対応する温度値以下となる温度まで圧力を低めて加圧される。Tgが得られた後、成形型は光学部品を取り外せるまで素早く冷却される。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本発明に従った加工処理を図式にして示した図である。
【図2】加圧成形前後の純透過率曲線を示した図である。本図から精密成形によってガラスの透過性に何ら影響がないことが分かる。
【図3】本発明に従って好ましく使用されるガラスの例及びそれらの特性を示した表である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
リン酸塩(P)を少なくとも50重量%含み、かつ赤外域において光を吸収する無鉛ガラスの精密成形による光学部品製造のための使用。
【請求項2】
前記ガラスにフッ素が0〜2%含まれることを特徴とする請求項1項記載の使用。
【請求項3】
前記ガラスにフッ素が0〜1重量%含まれることを特徴とする請求項1項記載の使用。
【請求項4】
前記ガラスにフッ素が含まれないことを特徴とする請求項1項記載の使用。
【請求項5】
前記ガラスが着色ガラス及びフィルターガラスであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の使用。
【請求項6】
前記光学部品がレンズであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の使用。
【請求項7】
前記レンズが非球面であることを特徴とする請求項6項記載の使用。
【請求項8】
レンズがデジタルカメラ中に直接用いられることを特徴とする請求項6項記載の使用。
【請求項9】
前記ガラス中のリン酸塩含量が少なくとも67重量%であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の使用。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2006−76880(P2006−76880A)
【公開日】平成18年3月23日(2006.3.23)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2005−260071(P2005−260071)
【出願日】平成17年9月8日(2005.9.8)
【出願人】(504299782)ショット アクチエンゲゼルシャフト (346)
【氏名又は名称原語表記】Schott AG
【住所又は居所原語表記】Hattenbergstr.10,D−55122 Mainz,Germany
【Fターム(参考)】