説明

紙葉類集積繰出装置

【課題】
サイズの異なる紙葉類を整列させて集積し、紙葉類の繰り出し時にはスキュー等の異常な搬送を防止する。
【解決手段】
搬送部を介して搬送された紙葉類を集積部に落下させて集積する集積機構と、集積部に集積された紙葉類を搬送部へ繰出す繰出機構と、搬送部と集積部の連結部近傍に備えられ、紙葉類の摩擦係数よりも高い摩擦係数の部材で構成された複数の片20bを有する回転部材20とを有する。紙葉類の集積時に回転部材の片20bで紙葉類を叩いて、紙葉類を落下させながら搬送方向の手前側に移動させることにより、搬送方向に対する長さの異なる複数の紙葉類の端面を整列して集積する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば現金自動取引装置(ATM)における入金処理で紙幣を搬送路から集積部に集積し、また出金処理で紙幣を集積部から搬送路へ繰出すような紙葉類集積繰出装置に係り、特に搬送方向の幅サイズが異なる複数種の紙葉類を堆積収納するのに好適な紙葉類取扱装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、単一の幅サイズの紙葉類のみを処理する紙葉類処理装置としては、例えば、図7に示すような構成の装置がある。すなわち、内部空間91を有する有底箱形の集積部92を設け、この集積部92の上部一側に内部空間91と連通するように入口部93を開口形成し、この入口部93の直前には集積ローラ94と羽根車95とを上下に配設して集積機能を構成する一方、これら各要素94,95の搬送上流側としての前位部には対設ローラ96,97を上下に配設したものである。
【0003】
ここで、羽根車95は、ローラ95aと、ローラ95aの外周部から径方向外方へ延びる複数の羽根95bとを有する。この従来の紙葉類処理装置によれば、集積部92の内部空間91の奥行き寸法Lbは紙葉類98の搬送方向の長さLaに所定寸法nを加算した値つまりLb=La+nに設定されている。集積ローラ94と羽根車95との間から入口部93を介して内部空間91へ突入させた紙葉類98の前端は集積部92の縦壁92aに一旦衝突させ、この紙葉類98の後端を羽根車95の羽根95bで下方に叩き落とし、紙葉類98を集積方向へ落下させると共に、後続の紙葉類の突入空間を確保して、連続集積を可能とすることができる。
ここで、集積部92の内部に堆積した紙葉類は、奥行き寸法Lbの範囲に整列する。そのため紙葉類はスキューすることなく入口部93から搬送路へ繰出すことを可能としている。
【0004】
従来、複数の異なる幅サイズの紙葉類を取扱う紙葉類集積装置に関しては、例えば、特開2001−316010号公報(特許文献1)に開示されたものが知られている。この集積装置は、幅サイズの異なる多種の紙葉類を堆積収納するため、集積側へ紙葉類を付勢する手段を追加したものである。
また、特開2004−107079号公報(特許文献2)には、幅サイズの異なる多種の紙葉類を堆積収納するため、集積ベルトと、集積ベルトに略等間隔で配置され、一端を固定し、他端を開放した片持状の複数の挟持羽根とを備え、搬送された紙幣を、集積ベルトと挟持羽根との間に更に挟持して搬送し、収納箱に集積して収納する紙葉類集積装置が開示されている。
【0005】
また、特開2005−247497号公報(特許文献3)には、片を長く設定することが容易に行え、長時間の稼動や頻繁な稼動に強い紙葉類集積繰出装置及び回転部材、ガイド部材が開示されている。
【0006】
【特許文献1】特開2001−316010号公報
【特許文献2】特開2004−107079号公報
【特許文献3】特開2005−247497号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記のような従来の装置においては、例えば単一の幅サイズの紙葉類のみを処理する紙葉類集積繰出装置においては、図7の集積部内部空間91の奥行き寸法Lbに対して紙葉類98の長さLaが過小な場合には、羽根車95の羽根95bで紙葉類98の後端を叩き落とすことが不可能となり、当該紙葉類と後続の紙葉類とが衝突するという問題がある。紙葉類98の長さLaが過小な紙葉類と最適な紙葉類を同時に集積部に集積すると、長さLaが過小な紙葉類に顕著にこの問題が発生する。
【0008】
またサイズの異なる紙葉類を同時に集積した後、搬入口から集積した紙葉類を繰出す場合、長さLaが過小な紙葉類は集積部内部空間に規制されず自由な向きで堆積し、紙葉類端面が整列しない。この紙葉類を集積部から搬送路へ繰出し搬送すると、紙葉類はスキュー、空出し、2枚出し、連れ出し、連鎖などが発生する。このような状態の紙葉類は搬送路途中で紙葉類詰まりの原因となる可能性がある。
【0009】
上記の特許文献1と特許文献2に示される従来技術は、単一サイズ用紙葉類集積繰出装置の課題を解決するための付随装置が必要であり、構造が複雑になるという問題がある。
【0010】
本発明の目的は、サイズの異なる紙葉類を整列させて集積し、また紙葉類の繰り出し時には紙葉類の異常な搬送を防止することができる紙葉類集積繰出装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明は、好ましくは、搬送部を介して搬送された、搬送方向に対する長さの異なる複数の紙葉類を集積部に落下させて集積する集積機構と、集積部に集積された紙葉類を搬送部へ繰出す繰出機構とを有する紙葉類集積繰出装置において、集積機構は、搬送部と集積部の間に備えられ、紙葉類の摩擦係数よりも高い摩擦係数の部材で構成された複数の片を有する回転部材と、を有し、紙葉類の集積時に回転部材の片で紙葉類を叩いて、紙葉類を落下させながら搬送方向の手前側に移動させて紙葉類の端面を整列して集積する紙葉類集積繰出装置として構成される。
好ましい例では、前記回転部材の片の長さを、集積部に放出された紙葉類の先端が入出口と対向する集積部の壁面に到達した位置にあっても紙葉類の後端に接触可能な長さに構成される。
また、好ましくは、前記回転部材は、第1及び第2の片を含む複数の片を有し、集積部に放出される紙葉類が落下して堆積するまでの間(期間)に、第1の片で紙葉類を1回以上叩き、かつ期間に、第2の片で既に堆積された紙葉類を1回以上叩くように、回転軸を中心に同芯状に配置される。
また、好ましくは、紙葉類を積載しかつ昇降可能な昇降台を集積部内に備え、紙葉類の集積時には昇降部材を、昇降部材に積載した紙葉類が前記回転部材の片に接触可能な位置に移動させるように構成される。
また、好ましい例では、搬送路と集積部との間には紙葉類を搬送するフィードローラが配置され、更に、前記回転部材は、フィードローラの外周に接触可能に配置される円柱部と、回転部材を所定の軸を中心にして回動させるリンク部を有し、紙葉類の集積時には、リンク部を回動させて円柱部をフィードローラに接触させ、紙葉類の繰り出し時には円柱部をフィードローラから離して所定の位置に回転部材を保持しておくようにリンク部材を駆動するように構成される。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、サイズの異なる紙葉類を整列させて集積することができる。そのため、紙葉類の繰り出し時にはスキュー等の異常な搬送を防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態を説明する。
まず、図1、図2、図3および図4に示す紙葉類集積繰出装置1の各部位の構成について説明する。図1は紙葉類集積繰出装置1の上方から見た構成図であり、図2は紙葉類集積繰出装置1の繰出動作時の側面から見た構成図、図3は紙葉類集積繰出装置1の集積動作時の側面から見た構成図、図4は後述するフィード軸15、ゲート軸16、軸23で構成する紙葉類集積繰出装置1の正面構成図である。
【0014】
これらの図において、紙葉類集積繰出装置1は搬送方向奥行き寸法Lbの集積空間11を有する。Lbは処理すべき複数サイズの紙葉類搬送方向寸法(紙葉類の短手方向幅)Laの最大値に所定寸法nを加算した値とする。集積空間11は紙葉類入出口10を有すガイド13、ガイド13と対向する壁面12e、紙葉類長手方向の空間を規制する壁面ガイド12b、12cによりボックス状に形成される。集積空間11の底部には昇降板30を備える。紙葉類Aは昇降板30の上に水平に積み重なる。昇降板30は、軸34に沿って、例えばステッピングモーターのような正逆転モータ(図示省略)により駆動されてベルト31を介して上下動する。
【0015】
紙葉類集積繰出装置1の上部には、フィード軸15を横方向に架設して軸受し、フィード軸15に略円柱形の2個のフィードローラ17を所定間隔に隔てて装着する。フィード軸15は歯車(図示省略)を装着しており、その歯車を介して正逆転モータ(図示省略)の回転力を駆動力として得る。なお、正逆転モータは通常知られた制御手段(図示省略)によって制御され正逆転する。
フィードローラ17の後方にはベルト62を張架したピックアップローラ61、プーリ63を備える。ピックアップローラ61は集積動作時と繰出動作時で奥側のプーリ63を中心に制御手段により正逆転モータを駆動して上下揺動する。ピックアップローラ61はプーリ63、ベルト62を介して正逆転モータ(図示省略)の回転力を駆動力として得る。フィードローラ17の下方には2本ゲート軸16を横方向に架設して軸受し、ゲート軸16に略円柱形のゲートローラ18がそれぞれ装着される。
【0016】
搬送ガイド13の内部に軸23を横方向に架設する。軸23にはリンク部22を2個装着する。リンク部22の先端には軸21を架設して軸受し、回転部材20を装着する。回転部材20はリンク部22を介して集積動作時と繰出動作時で軸23を中心に正逆転モータにより上下揺動する。
【0017】
回転部材22は、6箇所の均等な位置にある回転片20bと基部20aと円柱部20cから成り、処理する紙葉類の表面摩擦係数より高い摩擦係数を持つ、好ましくはゴム材で一体成型して構成される。回転片20bの長さは集積動作時、処理すべき複数サイズの紙葉類搬送方向長さLaの最小値より、回転片20bの先端から壁面12eまでの距離Lcが小さくなる長さとする。
【0018】
以上の構成から成る装置において、集積時及び繰出時には以下のように動作する。
まず、集積時の動作について説明する。
図3に示すように、集積時にはピックアップローラ61は集積空間11の上方へ移動しており、集積空間11に入ってくる紙葉類には接触しないようになっている。
回転部材20はリンク部22を介し、上方へ移動し、円柱部20aがフィードローラ17の円周に接触する位置とする。これにより、回転部材20はフィードローラ17から駆動力を与えられ回転する。
【0019】
入出口10から搬入された紙葉類3はフィードローラ17の搬送力によって集積空間11に放出される。放出された紙葉類3は壁面12eに衝突した後、昇降板11上に堆積する。紙葉類3が昇降板に堆積する間、回転する回転片20bによりその後端を叩かれる。回転片20bと紙葉類3が接触した際、図5に示すように、両者の間に発生する摩擦により、回転片20bの回転に沿い、紙葉類3の後端はガイド13側に引き寄せられる。
【0020】
このように、放出された紙葉類の後端をガイド13側に引き寄せ、後端面をガイド13に一致させることにより紙葉類の端面を整列さながら集積することができる。さらに、昇降板30に上に紙葉類が堆積した紙葉類4は、紙葉類3が落下するまでの間、図6のように、回転片20bが紙葉類4を叩いているので、堆積後に紙葉類4の端面(ガイド13側の端面)がずれることが防げる。
昇降台30は集積された紙葉類の堆積した高さに応じて適宜の制御により、表面に堆積した紙葉類4と片20bが接触する位置に移動する。このように、1つの集積空間11に異なる搬送方向サイズの紙葉類を順次に集積させても、紙葉類端面をガイド13に一致させることができる。
なお、回転部材20の回転する駆動力はフィードローラ17からではなく、別段の駆動手段を用いても良い。別段の駆動手段を用いる場合、円柱部20cは構成しなくても良い。
【0021】
次に、紙葉類の繰り出し動作について説明する。
図2に示すように、繰り出し時には、リンク機構22の駆動により回転部材20は下方へ移動し、回転片20bは搬送ガイド13の内側(集積空間11の外側)へ退避する。このように、回転部材20が搬送ガイド13の内側へ移動して退避するので、紙葉類が入出口10まで搬送される際、紙葉類が回転片20bに衝突して搬送の障害になることが防げる。
【0022】
紙葉類を繰り出すためのピックアップローラ61は下った状態に移動し、また、昇降板30が駆動されて上方向へ移動する。この時、昇降台30に集積したピックアップ直前の紙葉類2の前方の端面は、紙葉類の幅サイズに関わらずガイド13に一致し整列している。
この状態で、ピックアップローラ61を回転駆動させると、平積みされている紙葉類2はピックアップローラ61により1枚ずつピックアップされて、入出口10に送り出される。
【0023】
以上のような構成及び動作により、搬送されて来る紙葉類を、回転部材の片により下方へ叩き落とし、かつ回転部材の表面と紙葉類との間に生じる摩擦によりガイド13側に手繰り寄せるようにして、幅サイズの異なる複数の紙葉類を同じ集積部に整列して集積させることができる。また、紙葉類の繰り出し時には、スキュー空出し、2枚出し、連鎖、連れ出し等の異常搬送が生じることなく、その先端がガイド13に整列して集積した紙葉類を安定して繰り出すことができる。
また、従来のような付随機構を必要としないので、紙葉類集積繰出装置の部品点数を減少して設計および製造時間を短縮することができ、コストダウンを図ることができる。
【0024】
なお、本実施例は上記実施例に限定されずに種々変形して実施しえる。
例えば、上記回転片20bは6枚に限らず、1枚又は複数枚で形成してもよい。また、上記実施例では、回転部材20は紙葉類の長手方向に2つ設置されているが、これに限らず複数又は1つ設置する構成でもよい。
また、上記実施例では、繰り出し時に回転部材20を移動させて、回転片20bを退避しているが、回転部材20を移動させず、カバー部材(図示省略)を移動させて回転片20bを湾曲させて搬送ガイド13の内側へ隠すようにしてもよい。また、紙葉類としては、紙幣に限らず、カード、紙、印刷された紙の集積及び繰出しにも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】一実施例における紙葉類集積繰出装置の上方から見た構成図、
【図2】一実施例における紙葉類集積繰出装置の繰出動作時の側面図、
【図3】一実施例における紙葉類集積繰出装置の集積動作時の側面図、
【図4】一実施例における紙葉類集積繰出装置の正面図、
【図5】一実施例における紙葉類集積繰出装置の集積動作時の様子を示す側面図、
【図6】一実施例における紙葉類集積繰出装置の集積動作時の様子を示す側面図、
【図7】従来の紙葉類集積繰出装置を示す側面図。
【符号の説明】
【0026】
A:紙葉類 1:紙葉類集積繰出装置 11:集積空間 12:壁面 17:フィードローラ 18:ゲートローラ 20:回転部材 20b:回転片 30:昇降板

【特許請求の範囲】
【請求項1】
搬送部を介して搬送された、搬送方向に対する長さの異なる複数の紙葉類を集積部に落下させて集積する集積機構と、該集積部に集積された紙葉類を該搬送部へ繰出す繰出機構とを有する紙葉類集積繰出装置において、
該集積機構は、該搬送部と該集積部の間に備えられ、紙葉類の摩擦係数よりも高い摩擦係数の部材で構成された複数の片を有する回転部材と、を有し、紙葉類の集積時に該回転部材の該片で紙葉類を叩いて、紙葉類を落下させながら該搬送方向の手前側に移動させて紙葉類の端面を整列して集積することを特徴とする紙葉類集積繰出装置。
【請求項2】
前記回転部材の片の長さを、該集積部に放出された紙葉類の先端が入出口と対向する該集積部の壁面に到達した位置にあっても紙葉類の後端に接触可能な長さに構成したことを特徴とする請求項1記載の紙葉類集積繰出装置。
【請求項3】
前記回転部材は、第1及び第2の片を含む複数の片を有し、該集積部に放出される紙葉類が落下して堆積するまでの間(期間)に、該第1の片で該紙葉類を1回以上叩き、かつ該期間に、該第2の片で既に堆積された紙葉類を1回以上叩くように、回転軸を中心に同芯状に配置されることを特徴とする請求項1又は2記載の紙葉類集積繰出装置。
【請求項4】
紙葉類を積載しかつ昇降可能な昇降台を該集積部内に備え、紙葉類の集積時には昇降部材を、該昇降部材に積載した紙葉類が前記回転部材の該片に接触可能な位置に移動させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の紙葉類集積繰出装置。
【請求項5】
該搬送路と該集積部との間には紙葉類を搬送するフィードローラが配置され、更に、前記回転部材は、該フィードローラの外周に接触可能に配置される円柱部と、該回転部材を所定の軸を中心にして回動させるリンク部を有し、
紙葉類の集積時には、該リンク部を回動させて該円柱部を該フィードローラに接触させ、紙葉類の繰り出し時には該円柱部を該フィードローラから離して所定の位置に該回転部材を保持しておくように該リンク部材を駆動することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の紙葉類集積繰出装置。
【請求項6】
搬送部を介して搬送された、搬送方向に対する長さの異なる複数の紙葉類を集積部に落下させて集積する集積機構と、該集積部に集積された紙葉類を該搬送部へ繰出す繰出機構とを有する紙葉類集積繰出装置において、
該集積部は、集積される紙葉類を載せる昇降部材を上下方向に移動させる機構と、該紙葉類の搬送方向の後方端側を揃えるガイドとを有し、
該集積機構は、紙葉類を搬送するフィードローラと、該フィードローラの回転に関係して回転する円柱部と、紙葉類の摩擦係数よりも高い摩擦係数の部材で構成された複数の片を有する回転部材と、該回転部材を所定の軸を中心にして回動させるリンク部とを有し、紙葉類の集積時には該リンク部は該回転部材を回動させて該円柱部を該フィードローラに係合させて該回転部材を回転させるように位置付け、該回転部材の該片で紙葉類を叩いて紙葉類を落下させながら該紙葉類の端部を該ガイドに接触させるように整列して集積し、紙葉類の繰り出し時には、該リンク部は該回転部材を回動させて該片を該集積部の該ガイドから回避させるように位置付け、
該繰出機構は、集積された該紙葉類を搬送して繰り出すピックアップローラと、該ピックアップローラを最上面の紙葉類に接触させるように該ピックアップローラを回動させる駆動手段と、を有することを特徴とする紙葉類集積繰出装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−290850(P2007−290850A)
【公開日】平成19年11月8日(2007.11.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−123533(P2006−123533)
【出願日】平成18年4月27日(2006.4.27)
【出願人】(504373093)日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 (1,225)
【Fターム(参考)】