説明

細胞壊死インヒビター

【課題】化合物および薬学的調製物、ならびに細胞死と関連する外傷、虚血、発作および変性疾患を予防または処置する治療におけるそれらの使用を提供すること。
【解決手段】本発明の方法および組成物は、特に、細胞壊死と関連する神経系疾患の処置において有用である。本発明のさらなる局面は、外傷、虚血、発作、心筋梗塞、感染および敗血症を含む壊死細胞疾患を処置するための上記化合物の使用に関する。好ましい実施形態では、壊死細胞疾患は、パーキンソン病、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン病およびHIV関連痴呆のような神経変性疾患である。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下式の化合物:
【化1】

、その立体異性体形態、あるいは該化合物またはその立体異性体形態の薬学的に受容可能な酸付加塩または塩基付加塩であって;ここで
Yは、NRを表し;
Gは、NRを表し;
、R、およびRは、独立してH、OH、OR、F、Cl、Br、I、N(R、COOH、CO、NO、NHC(O)R、低級アルキル、置換低級アルキル、またはアリールを表し;
は、独立してOH、OR、F、Cl、Br、I、N(R、COOH、CO、NO、NHC(O)R、メチル、メトキシ、低級アルキル、置換低級アルキル、アリール、またはアミンを表し;
およびRは、独立してHまたは低級アルキルを表し;
は、低級アルキルを表し;
各Rは、独立してH、低級アルキル、置換低級アルキル、アリール、置換アリール、アリールアルキル、アルケニル、またはアルキニルを表し;
、R10、R’、およびR10’は独立して、H、F、Cl、Br、I、低級アルキル、または置換低級アルキル、あるいはCおよび/またはCn’を含む3〜6員シクロアルキルを表し;ならびに
nおよびn’は、0〜5の整数である、化合物。
【請求項2】
YがNHを表す、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
前記化合物が、以下の構造
【化2】

を有する、請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
前記化合物が式:
【化3】

のエナンチオマーである、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
前記化合物が式:
【化4】

のエナンチオマーである、請求項3に記載の化合物。
【請求項6】
請求項2に記載の化合物であって、ここで、
、R10、R’、およびR10’は独立して、H、F、Cl、Br、I、低級アルキル、または置換低級アルキルを表し;ならびに
nおよびn’は、独立して0または1である、化合物。
【請求項7】
、R10、R’、およびR10’の各々がHを表す、請求項6に記載の化合物。
【請求項8】
がCl、Br、F、またはIを表す、請求項7に記載の化合物。
【請求項9】
がメチルを表す、請求項8に記載の化合物。
【請求項10】
nが1であり、n’が0である、請求項6に記載の化合物。
【請求項11】
YおよびGの各々がNHを表す、請求項10に記載の化合物。
【請求項12】
およびR10の各々がHを表す、請求項11に記載の化合物。
【請求項13】
下式の化合物:
【化5】

、その立体異性体形態、あるいは該化合物またはその立体異性体形態の薬学的に受容可能な酸付加塩または塩基付加塩であって;ここで
Xは、SまたはOを表し;
Yは、NRを表し;
Gは、OまたはNRを表し;
、R、およびRは、独立してH、OR、F、Cl、Br、I、N(R、CO、NO、NHC(O)R、低級アルキル、置換低級アルキル、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、または置換ヘテロアリールを表し;
は、H、OR、F、Cl、Br、I、N(R、CO、NO、NHC(O)R、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アミノ、ピペラジノ、低級アルキル、または置換低級アルキルを表すが、メチルおよびメトキシを除く;
、RおよびRは、独立してHまたは低級アルキルを表し;
は、H、低級アルキル、置換低級アルキル、アリール、置換アリール、アリールアルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアリール、または置換ヘテロアリールを表し;
、R10、R’、およびR10’は独立して、H、F、Cl、Br、I、低級アルキル、または置換低級アルキル、あるいはCおよび/またはCn’を含む3〜6員シクロアルキルまたは置換シクロアルキルを表し;ならびに
nおよびn’は、独立して0〜5の整数である、化合物。
【請求項14】
請求項13に記載の化合物であって、ここで、
およびR10は独立して、H、F、Cl、Br、I、低級アルキル、または置換低級アルキルを表し;
nは、1であり、
n’は、0である、化合物。
【請求項15】
請求項13に記載の化合物であって、ここで、
Xは、Oを表し;
YおよびGは、各々NHを表す、化合物。
【請求項16】
およびR10の各々がHを表す、請求項15に記載の化合物。
【請求項17】
がCl、Br、F、またはIを表す、請求項16に記載の化合物。
【請求項18】
がClを表し、Rがメチルを表す、請求項17に記載の化合物。
【請求項19】
、R、R、およびRの各々がHを表す、請求項18に記載の化合物。
【請求項20】
請求項1〜19のいずれか一項に記載の化合物の立体異性体形態。
【請求項21】
請求項1〜20のいずれか一項に記載の化合物の薬学的に受容可能な酸付加塩または塩基付加塩。
【請求項22】
薬学的調製物であって、
(i)請求項1〜19のいずれか一項に記載の化合物、その立体異性体形態、あるいは該化合物またはその立体異性体形態の薬学的に受容可能な酸付加塩または塩基付加塩;および
(ii)薬学的に受容可能なキャリア
を含む、薬学的調製物。
【請求項23】
請求項22に記載の薬学的調製物であって、前記薬学的に受容可能なキャリアが希釈剤、固体賦形剤および溶媒をカプセル化する物質から選択される、薬学的調製物。
【請求項24】
請求項22に記載の薬学的調製物であって、前記薬学的に受容可能なキャリアが糖、デンプン、セルロース、粉末化トラガカント、麦芽、ゼラチン、タルク、賦形剤、オイル、グリコール、ポリオール、エステル、寒天、緩衝剤、アルギン酸、発熱物質を含まない水、等張食塩水、リンゲル溶液、エチルアルコール、pH緩衝溶液、ポリエステル、ポリアンヒドリド、およびポリカーボネートからなる群より選択される、薬学的調製物。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8A】
image rotate

【図8B】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate


【公開番号】特開2011−157404(P2011−157404A)
【公開日】平成23年8月18日(2011.8.18)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2011−116383(P2011−116383)
【出願日】平成23年5月24日(2011.5.24)
【分割の表示】特願2006−524953(P2006−524953)の分割
【原出願日】平成16年8月30日(2004.8.30)
【出願人】(504412945)ザ ブライハム アンド ウイメンズ ホスピタル, インコーポレイテッド (54)
【出願人】(502072134)プレジデント アンド フェロウズ オブ ハーバード カレッジ (92)
【氏名又は名称原語表記】President and Fellows of Harvard College
【Fターム(参考)】