説明

臨床的に潜伏性の微生物を殺傷するための4−(ピロリジン−1−イル)キノリン化合物の使用

臨床的に潜伏性の微生物を殺傷するための医薬の調製における、式:


(式中、R1、R2、R3およびEが明細書に与えられた意味を有する)の化合物の使用が提供される。また、微生物感染を治療するための式Iの化合物の使用、ならびに式(I)の特定の化合物自体も提供される。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
臨床的に潜伏性の微生物を殺傷するための医薬の調製における、式Iの化合物、またはその製薬上許容し得る誘導体の使用であって、式Iの化合物が、構造式:
【化1】

[式中、
EはCHまたはNであり;
R1はピロリジニル環上の1〜4個の置換基であり、各置換基は独立に基-X-R4aであり;
Xは、
(a)直接結合、
(b)-O-または
(c)-N(R4b)-
であり;
R4aおよびR4bは独立に、
(a)H、
(b)C1-12アルキル、C3-12シクロアルキル、C3-12シクロアルケニル(後者の3個の基はハロ、ニトロ、CN、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-8シクロアルキル(後者の3個の基はOH、=O、ハロ、C1-4アルキルおよびC1-4アルコキシから選択される1個以上の置換基により置換されていてもよい)、OR5a、S(O)nR5b、S(O)2N(R5c)(R5d)、N(R5e)S(O)2R5f、N(R5g)(R5h)、B1-C(O)-B2-R5i、アリールおよびHet1から選択される1個以上の置換基により置換されていてもよく、C3-12シクロアルキルもしくはC4-12シクロアルケニル基は=Oによりさらに置換されていてもよい)、
(c)アリールまたは
(d)Het2
であり;
R2は、
(a)H、
(b)C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C4-12シクロアルケニル(後者の5個の基はハロ、ニトロ、CN、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-8シクロアルキル(後者の3個の基はOH、=O、ハロ、C1-4アルキルおよびC1-4アルコキシから選択される1個以上の置換基により置換されていてもよい)、OR6a、S(O)pR6b、S(O)2N(R6c)(R6d)、N(R6e)S(O)2R6f、N(R6g)(R6h)、B3-C(O)-B4-R6i、アリールおよびHet3から選択される1個以上の置換基により置換されていてもよく、C3-12シクロアルキルもしくはC4-12シクロアルケニル基は=Oによりさらに置換されていてもよい)、
(c)アリールまたは
(d)Het4
であり;
R3は、Hまたは、
(a)ハロ、
(b)CN、
(c)C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C4-12シクロアルケニル(後者の5個の基はハロ、ニトロ、CN、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-8シクロアルキル(後者の3個の基はOH、=O、ハロ、C1-4アルキルおよびC1-4アルコキシから選択される1個以上の置換基により置換されていてもよい)、OR7a、S(O)qR7b、S(O)2N(R7c)(R7d)、N(R7e)S(O)2R7f、N(R7g)(R7h)、B5-C(O)-B6-R7i、アリールおよびHet5から選択される1個以上の置換基により置換されていてもよく、C3-12シクロアルキルもしくはC4-12シクロアルケニル基は=Oによりさらに置換されていてもよい)、
(d)OR8a
(e)S(O)rR8b
(f)S(O)2N(R8c)(R8d)、
(g)N(R8e)S(O)2R8f
(h)N(R8g)(R8h)、
(i)B7-C(O)-B8-R8i
(j)アリールまたは
(k)Het6
から選択される融合ベンゼン環上の1〜4個の置換基であり;
R5a〜R5i、R6a〜R6i、R7a〜R7iおよびR8a〜R8iは各々独立に、
(a)H、
(b)C1-10アルキル、C2-10アルケニル、C2-10アルキニル(後者の3個の基はハロ、OH、C1-6アルコキシ、アリールおよびHet7から選択される1個以上の基により置換されていてもよい)、
(c)C3-10シクロアルキル、C4-10シクロアルケニル(後者の2個の基はハロ、OH、=O、C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、アリールおよびHet8から選択される1個以上の置換基により置換されていてもよい)、
(d)アリールまたは
(e)Het9
であり、但し、n、p、q、またはrがそれぞれ1または2である場合、R5b、R6b、R7bまたはR8bはHではなく;
アリールは各々独立に、1個または2個の環を含み、
(a)ハロ、
(b)CN、
(c)C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C4-12シクロアルケニル(後者の5個の基はハロ、ニトロ、CN、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-8シクロアルキル(後者の3個の基はOH、=O、ハロ、C1-4アルキルおよびC1-4アルコキシから選択される1個以上の置換基により置換されていてもよい)、OR9a、S(O)tR9b、S(O)2N(R9c)(R9d)、N(R9e)S(O)2R9f、N(R9g)(R9h)、B9-C(O)-B10-R9i、フェニル、ナフチル(後者の2個の基はOH、ハロ、C1-4アルキルおよびC1-4アルコキシから選択される1個以上の置換基により置換されていてもよい)およびHet10から選択される1個以上の置換基により置換されていてもよく、C3-12シクロアルキルもしくはC4-12シクロアルケニル基は=Oによりさらに置換されていてもよい)、
(d)OR10a
(e)S(O)uR10b
(f)S(O)2N(R10c)(R10d)、
(g)N(R10e)S(O)2R10f
(h)N(R10g)(R10h)、
(i)B11-C(O)-B12-R10i
(j)フェニル(後者の基はOH、ハロ、C1-4アルキルおよびC1-4アルコキシから選択される1個以上の置換基により置換されていてもよい)または
(k)Het11
から選択される1個以上の置換基により置換されていてもよいC6-10炭素環式芳香族基であり;
R9a〜R9iおよびR10a〜R10iは各々独立に、
(a)H、
(b)C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C4-12シクロアルケニル(後者の5個の基はハロ、OH、C1-6アルキル、C3-12シクロアルキル、C4-12シクロアルケニル(後者の2個の基はOH、=O、ハロ、C1-4アルキルおよびC1-4アルコキシから選択される1個以上の置換基により置換されていてもよい)、C1-6アルコキシ、NH2、N(H)-C1-6アルキル、N(C1-6アルキル)2、フェニル(後者の基はOH、ハロ、C1-4アルキルおよびC1-4アルコキシから選択される1個以上の置換基により置換されていてもよい)およびHet12から選択される1個以上の置換基により置換されていてもよく、C3-12シクロアルキルもしくはC4-12シクロアルケニル基は=Oによりさらに置換されていてもよい)、
(c)フェニル(後者の基はOH、CN、ハロ、C1-6アルキルおよびC1-6アルコキシから選択される1個以上の置換基により置換されていてもよい)または
(d)Het13
であり、但し、tまたはuがそれぞれ1または2である場合、R9bまたはR10bはHではなく;
Het1〜Het13は独立に、酸素、窒素および/または硫黄から選択される1個以上のヘテロ原子を含む4〜14員ヘテロ環基であり、該ヘテロ環基は1、2または3個の環を含み、かつ
(a)ハロ、
(b)CN、
(c)C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C4-12シクロアルケニル(後者の5個の基はハロ、ニトロ、CN、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-8シクロアルキル(後者の3個の基はOH、=O、ハロ、C1-4アルキルおよびC1-4アルコキシから選択される1個以上の置換基により置換されていてもよい)、OR11a、S(O)vR11b、S(O)2N(R11c)(R11d)、N(R11e)S(O)2R11f、N(R11g)(R11h)、B13-C(O)-B14-R11i、フェニル、ナフチル(後者の2個の基はOH、ハロ、C1-4アルキルおよびC1-4アルコキシから選択される1個以上の置換基により置換されていてもよい)およびHetaから選択される1個以上の置換基により置換されていてもよく、C3-12シクロアルキルもしくはC4-12シクロアルケニル基は=Oによりさらに置換されていてもよい)、
(d)OR12a
(e)=O、
(f)S(O)wR12b
(g)S(O)2N(R12c)(R12d)、
(h)N(R12e)S(O)2R12f
(i)N(R12g)(R12h)、
(j)B15-C(O)-B16-R12i
(k)フェニル(後者の基はOH、ハロ、C1-4アルキルおよびC1-4アルコキシから選択される1個以上の置換基により置換されていてもよい)または
(l)Hetb
から選択される1個以上の置換基により置換されていてもよく;
R11a〜R11iおよびR12a〜R12iは、各々独立に、
(a)H、
(b)C1-12アルキル、C2-12アルケニル、C2-12アルキニル、C3-12シクロアルキル、C4-12シクロアルケニル(後者の5個の基はハロ、OH、C1-6アルキル、C3-12シクロアルキル、C4-12シクロアルケニル(後者の2個の基はOH、=O、ハロ、C1-4アルキルおよびC1-4アルコキシから選択される1個以上の置換基により置換されていてもよい)、C1-6アルコキシ、フェニル(後者の基はOH、ハロ、C1-4アルキルおよびC1-4アルコキシから選択される1個以上の置換基により置換されていてもよい)およびHetcから選択される1個以上の置換基により置換されていてもよく、C3-12シクロアルキルもしくはC4-12シクロアルケニル基は=Oによりさらに置換されていてもよい)、
(c)フェニル(後者の基はOH、ハロ、C1-4アルキルおよびC1-4アルコキシから選択される1個以上の置換基により置換されていてもよい)または
(d)Hetd
であり、但し、vまたはwがそれぞれ1または2である場合、R11bまたはR12bはHではなく;
B1〜B16は独立に、直接結合、O、S、NHまたはN(R13)であり;
n、p、q、r、s、t、u、vおよびwは独立に0、1または2であり;
R13は、
(a)C1-6アルキル、
(b)フェニル(後者の基はOH、ハロ、C1-4アルキルおよびC1-4アルコキシから選択される1個以上の置換基により置換されていてもよい)、
(c)C3-7シクロアルキル(後者の基はOH、=O、ハロ、C1-4アルキルおよびC1-4アルコキシから選択される1個以上の置換基により置換されていてもよい)または
(d)Hete
であり;
Heta〜Heteは独立に、酸素、窒素および/または硫黄から選択される1〜4個のヘテロ原子を含む5または6員ヘテロ環基であり、該ヘテロ環基はハロ、=OおよびC1-6アルキルから選択される1個以上の置換基により置換されていてもよく;ならびに
特に指摘しない限り、
(i)アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、およびシクロアルケニル基、ならびにアルコキシ基のアルキル部分は1個以上のハロ原子により置換されていてもよく、および
(ii)シクロアルキルおよびシクロアルケニル基は1または2個の環を含んでもよく、さらに1または2個のベンゼン環に環融合されていてもよい]
により表される、前記使用。
【請求項2】
R4aが、
(a)C1-12アルキル、C3-12シクロアルキル、C3-12シクロアルケニル(後者の3個の基はアリールまたはHet1基で置換され、必要に応じて、ハロ、ニトロ、CN、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-8シクロアルキル(後者の3個の基はOH、=O、ハロ、C1-4アルキルおよびC1-4アルコキシから選択される1個以上の置換基により置換されていてもよい)、OR5a、S(O)nR5b、S(O)2N(R5c)(R5d)、N(R5e)S(O)2R5f、N(R5g)(R5h)、B1-C(O)-B2-R5i、アリールおよびHet1から選択される1個以上の置換基によりさらに置換されていてもよく、C3-12シクロアルキル基もしくはC4-12シクロアルケニル基は=Oによりさらに置換されていてもよい)、
(b)アリールまたは
(c)Het2
である、請求項1に記載の使用。
【請求項3】
式Iの化合物が、
(1) 6-クロロ-2-メチル-4-(3-フェニルピロリジン-1-イル)キノリン;
(2) 6-ベンジルオキシ-2-メチル-4-(3-フェニルピロリジン-1-イル)キノリン;
(3) 2-メチル-4-(3-フェニルピロリジン-1-イル)-6-(ピリジン-3-イルメトキシ)キノリン;
(4) 6-(4-メタンスルホニルベンジルオキシ)-2-メチル-4-(3-フェニルピロリジン-1-イル)キノリン;
(5) 6-(4-メトキシベンジルオキシ)-2-メチル-4-(3-フェニルピロリジン-1-イル)キノリン
(6) 2-メチル-6-フェネチルオキシ-4-(3-フェニルピロリジン-1-イル)キノリン;
(7) 2-メチル-6-(5-メチルイソキサゾル-3-イルメトキシ)-4-(3-フェニルピロリジン-1-イル)キノリン;
(8) 4-(3-ベンジルピロリジン-1-イル)-2-メチル-6-フェノキシキノリン;
(9) 4-[3-(4-メトキシフェニル)ピロリジン-1-イル]-2-メチル-6-フェノキシキノリン;
(10) 4-[3-(4-クロロフェニル)ピロリジン-1-イル]-2-メチル-6-フェノキシキノリン;
(11) [1-(2-メチル-6-フェノキシキノリン-4-イル)-ピロリジン-3-イル]フェニルアミン;
(12) N-[2-メチル-4-(3-フェニルピロリジン-1-イル)キノリン-6-イル]ベンズアミド;
(13) N-[2-メチル-4-(3-フェニルピロリジン-1-イル)-キノリン-6-イル]-2-フェニルアセトアミド;
(14) 4-クロロ-N-[2-メチル-4-(3-フェニルピロリジン-1-イル)キノリン-6-イル]ベンズアミド;
(15) 4-メトキシ-N-[2-メチル-4-(3-フェニルピロリジン-1-イル)キノリン-6-イル]ベンズアミド;
(16) 2-メチル-N-[2-メチル-4-(3-フェニルピロリジン-1-イル)キノリン-6-イル]ベンズアミド;
(17) ピラジン-2-カルボン酸 [2-メチル-4-(3-フェニルピロリジン-1-イル)キノリン-6-イル]アミド;
(18) 1H-ピラゾール-4-カルボン酸 [2-メチル-4-(3-フェニルピロリジン-1-イル)キノリン-6-イル]アミド;
(19) フラン-2-カルボン酸 [2-メチル-4-(3-フェニルピロリジン-1-イル)キノリン-6-イル]アミド;
(20) N-[2-メチル-4-(3-フェニルピロリジン-1-イル)キノリン-6-イル]ニコチンアミド;
(21) 3-メチル-3H-イミダゾール-4-カルボン酸 [2-メチル-4-(3-フェニルピロリジン-1-イル)キノリン-6-イル]アミド;
(22) 5-メチル-1H-ピラゾール-3-カルボン酸 [2-メチル-4-(3-フェニルピロリジン-1-イル)-キノリン-6-イル]アミド;
(23) ピリダジン-4-カルボン酸 [2-メチル-4-(3-フェニルピロリジン-1-イル)-キノリン-6-イル]アミド;
(24) 2-(4-メトキシフェニル)-N-[2-メチル-4-(3-フェニルピロリジン-1-イル)キノリン-6-イル]アセトアミド;
(25) 2-(4-クロロフェニル)-N-[2-メチル-4-(3-フェニルピロリジン-1-イル)キノリン-6-イル]アセトアミド;
(26) 3,5-ジメチル-イソキサゾル-4-カルボン酸 [2-メチル-4-(3-フェニルピロリジン-1-イル)キノリン-6-イル]アミド;
(27) 2-(3-メチル-イソキサゾル-5-イル)-N-[2-メチル-4-(3-フェニル-ピロリジン-1-イル)-キノリン-6-イル]-アセトアミド;
(28) N-[2-メチル-4-(3-フェニルピロリジン-1-イル)キノリン-6-イル]ベンゼンスルホンアミド;
(29) ベンジル-[2-メチル-4-(3-フェニルピロリジン-1-イル)キノリン-6-イル]アミン;
(30) (R-もしくはS-)ベンジル-[2-メチル-4-(3-フェニルピロリジン-1-イル)キノリン-6-イル]アミン;
(31) (S-もしくはR-)ベンジル-[2-メチル-4-(3-フェニルピロリジン-1-イル)キノリン-6-イル]アミン;
(32) (4-メトキシベンジル)-[2-メチル-4-(3-フェニルピロリジン-1-イル)キノリン-6-イル]アミン;
(33) 4-{[2-メチル-4-(3-フェニルピロリジン-1-イル)キノリン-6-イルアミノ]メチル}ベンゾニトリル;
(34) 1-[2-メチル-4-(3-フェニルピロリジン-1-イル)キノリン-6-イル]ピロリジン-2-オン;
(35) N-[2-メチル-4-(3-フェニルピロリジン-1-イル)キノリン-6-イル]-3-フェニルプロピオンアミド;
(36) 5-メチル-イソキサゾル-3-カルボン酸 [2-メチル-4-(3-フェニルピロリジン-1-イル)-キノリン-6-イル]アミド;
(37) ピリジン-2-カルボン酸 [2-メチル-4-(3-フェニルピロリジン-1-イル)キノリン-6-イル]アミド;
(38) N-[4-(3-ベンジルピロリジン-1-イル)-2-メチルキノリン-6-イル]ベンズアミド;
(39) 2-メチル-6-フェノキシ-4-(3-フェニルピロリジン-1-イル)キノリン、
ならびにその製薬上許容し得る塩および/または溶媒和物から選択されるいずれかの化合物である、請求項1または2に記載の使用。
【請求項4】
式Iの化合物が、2-メチル-6-フェネチルオキシ-4-(3-フェニルピロリジン-1-イル)キノリン、4-(3-ベンジルピロリジン-1-イル)-2-メチル-6-フェノキシキノリン、4-[3-(4-メトキシフェニル)ピロリジン-1-イル]-2-メチル-6-フェノキシキノリンヒドロクロリド、5-メチル-1H-ピラゾール-3-カルボン酸[2-メチル-4-(3-フェニルピロリジン-1-イル)-キノリン-6-イル]アミド、N-[4-(3-ベンジルピロリジン-1-イル)-2-メチルキノリン-6-イル]ベンズアミド、またはその製薬上許容し得る塩および/もしくは溶媒和物である、請求項3に記載の使用。
【請求項5】
式Iの化合物が、式Ia:
【化2】

[式中、
R1aは-X-R4aであり;
R1bはHまたはピロリジニル環上の1個もしくは2個の置換基であり、各置換基は独立に基-X-R4aであり;
ならびにE、X、R2、R3は請求項1で定義された通りであり、R4aは請求項2で定義された通りである]
により表される、請求項2に記載の使用。
【請求項6】
EがCHであり;
R1bがHであり;
-X-R4aが、
(a)フェニル(後者の基はハロおよびメトキシから選択される1個以上の置換基により置換されていてもよい)、
(b)CH2-フェニル(この基のフェニル部分はハロおよびメトキシから選択される1個以上の置換基により置換されていてもよい)または
(c)NH-フェニル(この基のフェニル部分はハロおよびメトキシから選択される1個以上の置換基により置換されていてもよい)
であり;
R2がメチルであり;
R3がキノリン環系の6位置に少なくとも1個の置換基を含む融合ベンゼン環上の1個もしくは2個の置換基であり、各置換基が独立にハロ、OR8a、N(H)S(O)2R8f、N(H)(R8h)、-N(H)C(O)R8iもしくはHet6から選択され;
R8aが、
(a)ハロ、CN、メチル、メトキシおよびS(O)2CH3から選択される1〜3個の置換基により置換されていてもよいフェニル、
(b)フェニルにより置換されたC1-2アルキル(フェニル基はハロ、CN、メチル、メトキシおよびS(O)2CH3から選択される1〜3個の置換基により置換されていてもよい)または
(c)Het7により置換されたC1-2アルキル
であり;
R8fはハロ、CN、メチル、メトキシおよびS(O)2CH3から選択される1〜3個の置換基により置換されていてもよいフェニルであり;
R8hはフェニルにより置換されたC1-2アルキル(フェニル基はハロ、CN、メチル、メトキシおよびS(O)2CH3から選択される1〜3個の置換基により置換されていてもよい)
であり;
R8iが、
(a)ハロ、CN、メチル、メトキシおよびS(O)2CH3から選択される1〜3個の置換基により置換されていてもよいフェニル、
(b)フェニルにより置換されたC1-3アルキル(フェニル基はハロ、CN、メチル、メトキシおよびS(O)2CH3から選択される1〜3個の置換基により置換されていてもよい)、
(c)Het7により置換されたC1-2アルキルまたは
(d)Het9
であり;
Het6がハロ、メチル、および=Oから選択される1〜3個の置換基により置換されたピロリジン-1-イルであり;
Het7およびHet9が独立に、酸素および/もしくは窒素から選択される1〜3個のヘテロ原子を含む5もしくは6員の芳香族ヘテロ環基であり、該ヘテロ環基はハロおよびメチルから選択される1個以上の置換基により置換されていてもよい、
請求項5に記載の使用。
【請求項7】
式Iaの化合物において、構造断片:
【化3】

が、R1aが結合したC原子でR配置にある、請求項5または6に記載の使用。
【請求項8】
式Iaの化合物が、4-((R)-3-ベンジルピロリジン-1-イル)-2-メチル-6-フェノキシキノリン、4-[(R)-3-(4-メトキシフェニル)ピロリジン-1-イル]-2-メチル-6-フェノキシキノリン、5-メチル-1H-ピラゾール-3-カルボン酸[2-メチル-4-((R)-3-フェニルピロリジン-1-イル)キノリン-6-イル]アミド、N-[4-((R)-3-ベンジルピロリジン-1-イル)-2-メチルキノリン-6-イル]ベンズアミド、およびその製薬上許容し得る塩および/または溶媒和物から選択されるいずれかの化合物である、請求項7に記載の使用。
【請求項9】
式Iaの化合物において、構造断片:
【化4】

が、R1aが結合したC原子でS配置にある、請求項5または6に記載の使用。
【請求項10】
式Iaの化合物が、4-((S)-3-ベンジルピロリジン-1-イル)-2-メチル-6-フェノキシキノリン、4-[(S)-3-(4-メトキシフェニル)ピロリジン-1-イル]-2-メチル-6-フェノキシキノリン、5-メチル-1H-ピラゾール-3-カルボン酸[2-メチル-4-((S)-3-フェニルピロリジン-1-イル)キノリン-6-イル]アミド、N-[4-((S)-3-ベンジルピロリジン-1-イル)-2-メチルキノリン-6-イル]ベンズアミド、およびその製薬上許容し得る塩および/または溶媒和物から選択されるいずれかの化合物である、請求項9に記載の使用。
【請求項11】
臨床的に潜伏性の微生物に感染した哺乳動物における該微生物の殺傷における使用のための、請求項1〜10のいずれか1項に記載の式Iの化合物。
【請求項12】
臨床的に潜伏性の細菌に感染した哺乳動物において該微生物を殺傷する方法であって、請求項1〜10のいずれか1項に記載の式Iの化合物を該哺乳動物に投与することを含む、前記方法。
【請求項13】
臨床的に潜伏性の微生物を殺傷するための、請求項1〜10のいずれか1項に記載の式Iの化合物の使用。
【請求項14】
微生物感染の治療または予防のための医薬の調製における、請求項1〜10のいずれか1項に記載の式Iの化合物の使用。
【請求項15】
哺乳動物における微生物感染の治療または予防における使用のための、請求項1〜10のいずれか1項に記載の式Iの化合物。
【請求項16】
哺乳動物における微生物感染を治療または予防する方法であって、請求項1〜10のいずれか1項に記載の式Iの化合物を該哺乳動物に投与することを含む、前記方法。
【請求項17】
微生物を殺傷するための請求項1〜10のいずれか1項に記載の式Iの化合物の使用。
【請求項18】
使用がex vivoである、請求項13または17に記載の使用。
【請求項19】
滅菌剤または保存剤としての、請求項1〜10のいずれか1項に記載の式Iの化合物の使用。
【請求項20】
請求項1〜10のいずれか1項に記載の式Iの化合物を対象に適用することを含む、対象を滅菌する方法。
【請求項21】
無機または有機材料を保存する方法であって、該材料と、請求項1〜10のいずれか1項に記載の式Iの化合物とを接触させ、組合わせ、または混合することを含む、前記方法。
【請求項22】
式Iの化合物が、医薬中の単一の殺菌剤または抗微生物剤である、請求項1または14に記載の使用。
【請求項23】
(A) 請求項1〜10のいずれか1項に記載の式Iの化合物、および(B)従来の抗微生物剤を含む組合せ生成物であって、成分(A)および(B)の各々を、製薬上許容し得るアジュバント、希釈剤または担体との混合物中で製剤化する、前記生成物。
【請求項24】
従来の抗微生物剤が、ペニシリン(必要に応じて、β-ラクタマーゼ阻害剤と組合わせる)、セファロスポリン、モノバクタム、カルバペネム(必要に応じて、腎臓酵素阻害剤と組合わせる)、1-オキサ-β-ラクタム、テトラサイクリン、アミノグリコシド、マクロライド、ケトライド、リンコサミン、クリンダマイシン、クリンダマイシン2-リン酸、フェニコール、ステロイド、グリコペプチド、オキサゾリジノン、ストレプトグラミン(もしくはストレプトグラミンの組合せ)、ポリミキシン、リゾスタフィン、アクチノマイシン、アクチノニン、7-アミノアクチノマイシンD、アンチマイシンA、アンチパイン、バシトラシン、シクロスポリンA、エキノマイシン、グラミシジン、ミクソチアゾール、ニシン、パラセルシン、バリノマイシン、ビオマイシン、リポペプチド、スルホンアミド(必要に応じて、トリメトプリムと組合わせる)、トリメトプリム、イソニアジド、リファンピシン、リファブチン、ピラジナミド、エタムブトール、ストレプトマイシン、ダプソン、クロファジミン、ニトロイミダゾール、ニトロフラン、キノロン、アザセリン、ベスタチン、D-シクロセリン、1,10-フェナントロリン、6-ジアゾ-5-オキソ-L-ノルロイシン、L-アラニル-L-1-アミノエチル-ホスホン酸、オーレオル酸、ベンゾキノイド、クマリン-グリコシド、イルガサン、エピポリチオジキソピペラジン、セルレニン、グルコサミン、スタウロスポリン、マクロラクタム、タキソイド、スタチン、ポリフェノール酸、ラサロシドA、ロノマイシンA、モネンシン、ニゲリシン、サリノマイシン、フザリン酸、ブラスチシジンS、ニッコーマイシン、ヌルセオトリシン、ピューロマイシン、アデニン9-β-D-アラビノフラノシド、5-アザシチジン、コルジセピン、ホルマイシンA、ツベルシジン、ツニカマイシン、メテナミン(ヘキサミン)、ピエリシジンA、スティグマテリン、アクチジオン、アニソマイシン、アプラマイシン、クメルマイシンA1、L(+)-乳酸、シトシャラシン、エメチン、イオノマイシン、アゾール抗真菌剤、ポリエン抗真菌剤、グリセオフルビン、カスポファンギンもしくはフルシトシン(後者の2種の薬剤は必要に応じて組合わせて用いられる)またはアリラミン抗真菌剤である、請求項22に記載の組合せ生成物。
【請求項25】
製薬上許容し得るアジュバント、希釈剤または担体との混合物中に、請求項1〜10のいずれか1項に記載の式Iの化合物と、請求項23もしくは24に記載の従来の抗微生物剤、またはその製薬上許容し得る誘導体とを含む医薬製剤である、請求項23または24に記載の組合せ生成物。
【請求項26】
前記生成物が、成分:
(I)製薬上許容し得るアジュバント、希釈剤もしくは担体との混合物中に、請求項1〜10のいずれか1項に記載の式Iの化合物を含む医薬製剤;および
(II)製薬上許容し得るアジュバント、希釈剤もしくは担体との混合物中に、請求項23もしくは24に記載の従来の抗微生物剤、またはその製薬上許容し得る誘導体を含む医薬製剤、
を含み、成分(I)および(II)を、それぞれ、他方と共に投与するのに好適な形態で提供する、キットの一部である、請求項23または24に記載の組合せ生成物。
【請求項27】
請求項1〜10のいずれか1項に記載の式Iの化合物と、従来の滅菌剤、またはその塩および/もしくは溶媒和物とを含む製剤。
【請求項28】
臨床的に潜伏性の微生物を殺傷するための医薬の調製における請求項23〜26のいずれか1項に記載の組合せ生成物の使用。
【請求項29】
臨床的に潜伏性の微生物に感染した哺乳動物における該潜伏性の微生物の殺傷における使用のための請求項23〜26のいずれか1項に記載の組合せ生成物。
【請求項30】
請求項23〜26のいずれか1項に記載の組合せ生成物を哺乳動物に投与することを含む、該哺乳動物において臨床的に潜伏性の微生物を殺傷する方法。
【請求項31】
微生物感染を治療または予防するための医薬の調製における請求項23〜26のいずれか1項に記載の組合せ生成物の使用。
【請求項32】
哺乳動物における微生物感染の治療または予防における使用のための請求項23〜26のいずれか1項に記載の組合せ生成物。
【請求項33】
請求項23〜26のいずれか1項に記載の組合せ生成物を哺乳動物に投与することを含む、該哺乳動物における微生物感染を治療または予防する方法。
【請求項34】
請求項2〜10のいずれか1項に記載の式Iの化合物であって、
(a)EがCHである場合、R3はキノリン環系の7位置に1個のOR8a置換基を含む1個以上の置換基ではなく、
(b)EがNであり、R2がHである場合、R1はピロリジン環の3位置の-O-R4a置換基(式中、R4aはアリールまたはHet2である)ではなく、
(c)EがNである場合、R2はアリールまたはHet4ではなく;ならびに
(d)R1はピペラジン-1-イルではない、
前記化合物。
【請求項35】
EがCHであり;ならびに
R4aが、アルキル基がフェニル(フェニルはハロ、CN、C1-3アルキルおよびOR10aから選択される1個以上の置換基により置換されていてもよい)から選択される1個以上の置換基により置換されたC1-2アルキル、またはフェニル(フェニルはハロ、CN、C1-3アルキルおよびOR10aから選択される1個以上の置換基により置換されていてもよい)である、請求項34に記載の化合物。
【請求項36】
医療における使用のための請求項34または35に記載の化合物。
【請求項37】
製薬上許容し得るアジュバント、希釈剤または担体との混合物中の、請求項34または35に記載の式Iの化合物を含む医薬製剤。
【請求項38】
請求項34または35に記載の式Iの化合物の調製方法であって、
(a)式II:
【化5】

[式中、L1は脱離基であり、E,R2およびR3は請求項1に定義された通りである]
の化合物と、式III:
【化6】

[式中、R1は請求項1に定義された通りである]
の化合物との反応;
(b)EがCHである式Iの化合物については、式IV:
【化7】

[式中、R2およびR3は請求項1に定義された通りである]
の化合物と、上記で定義された式IIIの化合物との反応;
(c)R3が-N(H)C(O)R8i置換基であるか、もしくはこれを含む式Iの化合物については、R3が-NH2置換基であるか、もしくはこれを含む式Iの対応する化合物と、式V:
R8iC(O)L2 V
[式中、L2は脱離基であり、R8iは請求項1に定義された通りである]
の化合物とのカップリング;
(d)R3が-N(H)S(O)2R8f置換基であるか、もしくはこれを含む式Iの化合物については、R3が-NH2置換基であるか、もしくはこれを含む式Iの対応する化合物と、式VI:
R8fS(O)2L3 VI
[式中、L3は脱離基であり、R8fは請求項1に定義された通りである]
の化合物とのカップリング;
(e)R3が-N(H)R8h置換基(式中、R8hは必要に応じて置換されたC1-10アルキルである)であるか、もしくはこれを含む式Iの化合物については、還元剤の存在下での、R3が-NH2置換基であるか、もしくはこれを含む式Iの対応する化合物と、式VII:
R8h1CHO VII
[式中、R8h1はHもしくはC1-9アルキルであり、後者の基は必要に応じてR8hに関して請求項1に定義されたように置換されていてもよい]
の化合物との反応;
(f)R3が-OR8a置換基(式中、R8aは必要に応じて置換されたC1-10アルキルである)であるか、もしくはこれを含む式Iの化合物については、R3が-OH置換基であるか、もしくはこれを含む式Iの対応する化合物と、式VIII:
R8a1L3 VIII
[式中、R8a1は必要に応じてR8aに関して請求項1に定義されたように置換されていてもよいC1-10アルキル基であり、L3は上記で定義された通りである]
の化合物とのカップリング;または
(g)R1が-N(H)-R4a(式中、R4aはアリールである)である式Iの化合物については、パラジウム交差カップリング触媒の存在下での、式IX:
【化8】

[式中、E、R2およびR3は請求項1に定義された通りである]
の化合物と、式X:
R4a1L3 X
[式中、R4a1はアリールであり、L3は上記で定義された通りであり、アリールは請求項1に定義された通りである]
の化合物との反応;または
(h)請求項34もしくは35に記載の式Iの化合物の保護された誘導体の脱保護、
を含む、前記方法。
【請求項39】
結核、炭疽病、膿瘍、尋常性座瘡、酒さ性挫瘡、酒さ、放線菌症、細菌性赤痢、細菌性結膜炎、細菌性角膜炎、ボツリヌス中毒症、ブルーリ潰瘍、骨および関節の感染症、気管支炎(急性もしくは慢性)、ブルセラ症、火傷、猫引っ掻き熱、蜂巣炎、毛嚢炎、軟性下疳、胆管炎、胆嚢炎、皮膚ジフテリア、嚢胞性線維症、膀胱炎、びまん性汎細気管支炎、ジフテリア、虫歯、上気道疾患、蓄膿症、心内膜炎、子宮内膜炎、腸チフス、腸炎、精巣上体炎、喉頭蓋炎、丹毒、類丹毒、紅色陰癬、膿瘡、壊疽性膿瘡、眼感染症、フルンケル、ガルドネレラ菌性膣炎、胃腸管感染、生殖器感染、歯肉炎、淋病、鼠径部肉芽腫、ハーバーヒル熱、ブドウ球菌担持に伴うアトピー性湿疹、感染性湿疹、感染熱傷、感染擦過傷、感染皮膚創傷、歯科手術後の感染、口腔領域の感染、人工器官に関連する感染、腹腔内膿瘍、レジオネラ症、ハンセン病、レプトスピラ症、リステリア症、肝臓膿瘍、ライム病、鼠径リンパ肉芽腫、乳腺炎、乳様突起炎、髄膜炎および神経系の感染、菌腫、ノカルジア症、非特異的尿道炎、眼炎、骨髄炎、耳炎、精巣炎、膵炎、爪周囲炎、骨盤腹膜炎、腹膜炎、虫垂炎に伴う腹膜炎、咽頭炎、蜂巣炎、ピンタ、伝染病、胸水、肺炎、術後創傷感染、術後ガス壊疽、前立腺炎、偽膜性大腸炎、オウム病、肺気腫、腎盂腎炎、膿皮症、せつ腫症、カルブンケル症、ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群、外科的猩紅熱、連鎖球菌肛門周囲疾患、連鎖球菌毒素性ショック症候群、陥凹性角質溶解、黄菌毛症、外耳道感染、緑爪症候群、スピロヘータ症、壊疽性筋膜炎、マイコバクテリウム皮膚感染、Q熱、ネズミ咬熱、細網症、リッター病、サルモネラ症、卵管炎、敗血症性関節炎、敗血症性感染、敗血症、副鼻腔炎、皮膚感染、梅毒、全身感染、へんとう炎、毒素性ショック症候群、トラコーマ、野兎病、腸チフス、発疹チフス、尿道炎、創傷感染、イチゴ腫、アスペルギルス症、カンジダ症、クリプトコッカス症、黄癬、ヒストプラスマ症、間擦疹、ムコール菌症、白癬、爪甲真菌症、虹色粃糠疹、白癬ならびにスポロトリクム症またはMSSA、MRSA、スタフィロコッカス・エピデルミディス、ストレプトコッカス・アガラクチア、ストレプトコッカス・ピオジェネス、エシェリシア・コリ、クレブシエラ・ニューモニア、クレブシエラ・オキシトカ、プロテウス・ミラビリス、プロテウス・レトゲリ、プロテウス・バルガリス、インフルエンザ菌、エンテロコッカス・ファカリスもしくはエンテロコッカス・ファシウムによる感染の治療または予防のための医薬の調製における、請求項1〜10のいずれか1項に記載の式Iの化合物、または請求項23〜26のいずれか1項に記載の組合せ生成物の使用。
【請求項40】
結核、炭疽病、膿瘍、尋常性座瘡、酒さ性挫瘡、酒さ、放線菌症、細菌性赤痢、細菌性結膜炎、細菌性角膜炎、ボツリヌス中毒症、ブルーリ潰瘍、骨および関節の感染症、気管支炎(急性もしくは慢性)、ブルセラ症、火傷、猫引っ掻き熱、蜂巣炎、毛嚢炎、軟性下疳、胆管炎、胆嚢炎、皮膚ジフテリア、嚢胞性線維症、膀胱炎、びまん性汎細気管支炎、ジフテリア、虫歯、上気道疾患、蓄膿症、心内膜炎、子宮内膜炎、腸チフス、腸炎、精巣上体炎、喉頭蓋炎、丹毒、類丹毒、紅色陰癬、膿瘡、壊疽性膿瘡、眼感染症、フルンケル、ガルドネレラ菌性膣炎、胃腸管感染、生殖器感染、歯肉炎、淋病、鼠径部肉芽腫、ハーバーヒル熱、ブドウ球菌担持に伴うアトピー性湿疹、感染性湿疹、感染熱傷、感染擦過傷、感染皮膚創傷、歯科手術後の感染、口腔領域の感染、人工器官に関連する感染、腹腔内膿瘍、レジオネラ症、ハンセン病、レプトスピラ症、リステリア症、肝臓膿瘍、ライム病、鼠径リンパ肉芽腫、乳腺炎、乳様突起炎、髄膜炎および神経系の感染、菌腫、ノカルジア症、非特異的尿道炎、眼炎、骨髄炎、耳炎、精巣炎、膵炎、爪周囲炎、骨盤腹膜炎、腹膜炎、虫垂炎に伴う腹膜炎、咽頭炎、蜂巣炎、ピンタ、伝染病、胸水、肺炎、術後創傷感染、術後ガス壊疽、前立腺炎、偽膜性大腸炎、オウム病、肺気腫、腎盂腎炎、膿皮症、せつ腫症、カルブンケル症、ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群、外科的猩紅熱、連鎖球菌肛門周囲疾患、連鎖球菌毒素性ショック症候群、陥凹性角質溶解、黄菌毛症、外耳道感染、緑爪症候群、スピロヘータ症、壊疽性筋膜炎、マイコバクテリウム皮膚感染、Q熱、ネズミ咬熱、細網症、リッター病、サルモネラ症、卵管炎、敗血症性関節炎、敗血症性感染、敗血症、副鼻腔炎、皮膚感染、梅毒、全身感染、へんとう炎、毒素性ショック症候群、トラコーマ、野兎病、腸チフス、発疹チフス、尿道炎、創傷感染、イチゴ腫、アスペルギルス症、カンジダ症、クリプトコッカス症、黄癬、ヒストプラスマ症、間擦疹、ムコール菌症、白癬、爪甲真菌症、虹色粃糠疹、白癬ならびにスポロトリクム症またはMSSA、MRSA、スタフィロコッカス・エピデルミディス、ストレプトコッカス・アガラクチア、ストレプトコッカス・ピオジェネス、エシェリシア・コリ、クレブシエラ・ニューモニア、クレブシエラ・オキシトカ、プロテウス・ミラビリス、プロテウス・レトゲリ、プロテウス・バルガリス、インフルエンザ菌、エンテロコッカス・ファカリスもしくはエンテロコッカス・ファシウムによる感染の治療または予防における使用のための、請求項1〜10のいずれか1項に記載の式Iの化合物、または請求項23〜26のいずれか1項に記載の組合せ生成物。
【請求項41】
哺乳動物における結核、炭疽病、膿瘍、尋常性座瘡、酒さ性挫瘡、酒さ、放線菌症、細菌性赤痢、細菌性結膜炎、細菌性角膜炎、ボツリヌス中毒症、ブルーリ潰瘍、骨および関節の感染症、気管支炎(急性もしくは慢性)、ブルセラ症、火傷、猫引っ掻き熱、蜂巣炎、毛嚢炎、軟性下疳、胆管炎、胆嚢炎、皮膚ジフテリア、嚢胞性線維症、膀胱炎、びまん性汎細気管支炎、ジフテリア、虫歯、上気道疾患、蓄膿症、心内膜炎、子宮内膜炎、腸チフス、腸炎、精巣上体炎、喉頭蓋炎、丹毒、類丹毒、紅色陰癬、膿瘡、壊疽性膿瘡、眼感染症、フルンケル、ガルドネレラ菌性膣炎、胃腸管感染、生殖器感染、歯肉炎、淋病、鼠径部肉芽腫、ハーバーヒル熱、ブドウ球菌担持に伴うアトピー性湿疹、感染性湿疹、感染熱傷、感染擦過傷、感染皮膚創傷、歯科手術後の感染、口腔領域の感染、人工器官に関連する感染、腹腔内膿瘍、レジオネラ症、ハンセン病、レプトスピラ症、リステリア症、肝臓膿瘍、ライム病、鼠径リンパ肉芽腫、乳腺炎、乳様突起炎、髄膜炎および神経系の感染、菌腫、ノカルジア症、非特異的尿道炎、眼炎、骨髄炎、耳炎、精巣炎、膵炎、爪周囲炎、骨盤腹膜炎、腹膜炎、虫垂炎に伴う腹膜炎、咽頭炎、蜂巣炎、ピンタ、伝染病、胸水、肺炎、術後創傷感染、術後ガス壊疽、前立腺炎、偽膜性大腸炎、オウム病、肺気腫、腎盂腎炎、膿皮症、せつ腫症、カルブンケル症、ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群、外科的猩紅熱、連鎖球菌肛門周囲疾患、連鎖球菌毒素性ショック症候群、陥凹性角質溶解、黄菌毛症、外耳道感染、緑爪症候群、スピロヘータ症、壊疽性筋膜炎、マイコバクテリウム皮膚感染、Q熱、ネズミ咬熱、細網症、リッター病、サルモネラ症、卵管炎、敗血症性関節炎、敗血症性感染、敗血症、副鼻腔炎、皮膚感染、梅毒、全身感染、へんとう炎、毒素性ショック症候群、トラコーマ、野兎病、腸チフス、発疹チフス、尿道炎、創傷感染、イチゴ腫、アスペルギルス症、カンジダ症、クリプトコッカス症、黄癬、ヒストプラスマ症、間擦疹、ムコール菌症、白癬、爪甲真菌症、虹色粃糠疹、白癬ならびにスポロトリクム症またはMSSA、MRSA、スタフィロコッカス・エピデルミディス、ストレプトコッカス・アガラクチア、ストレプトコッカス・ピオジェネス、エシェリシア・コリ、クレブシエラ・ニューモニア、クレブシエラ・オキシトカ、プロテウス・ミラビリス、プロテウス・レトゲリ、プロテウス・バルガリス、インフルエンザ菌、エンテロコッカス・ファカリスもしくはエンテロコッカス・ファシウムによる感染を治療または予防する方法であって、請求項1〜10のいずれか1項に記載の式Iの化合物、または請求項23〜26のいずれか1項に記載の組合せ生成物を該哺乳動物に投与することを含む、前記方法。
【請求項42】
微生物感染を治療するのに必要とされる従来の抗微生物剤の用量を減少させる方法であって、請求項1〜10のいずれか1項に記載の式Iの化合物を同時投与することを含む、前記方法。
【請求項43】
微生物感染を治療するのに必要とされる従来の抗微生物剤の量を、式Iの化合物の非存在下で必要とされる量と比較して減少させる、請求項33に記載の微生物感染を治療または予防する方法。
【請求項44】
原虫疾患の治療または予防のための医薬の調製における、請求項1〜10のいずれか1項に記載の式Iの化合物の使用であって、式Iの化合物においてEがNである場合、R2がピロリジン-1-イルではない、前記使用。
【請求項45】
原虫疾患の治療または予防における使用のための、請求項1〜10のいずれか1項に記載の式Iの化合物であって、式Iの化合物においてEがNである場合、R2がピロリジン-1-イルではない、前記化合物。
【請求項46】
哺乳動物における原虫疾患を治療または予防する方法であって、請求項1〜10のいずれか1項に記載の式Iの化合物を該哺乳動物に投与することを含み、式Iの化合物においてEがNである場合、R2がピロリジン-1-イルではない、前記方法。
【請求項47】
式Iの化合物において、R2がH、C1-8アルキル、C2-8アルケニル、C2-8アルキニルまたはC3-6シクロアルキルであり、後者の4個の基はハロ、メチルおよびメトキシから選択される1個以上の置換基により置換されていてもよい、請求項44に記載の使用、請求項45に記載の使用のための化合物または請求項46に記載の方法。
【請求項48】
生成物または製剤が局所投与のためのものである、請求項23〜26のいずれか1項に記載の組合せ生成物、または請求項37に記載の医薬製剤。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate


【公表番号】特表2010−527346(P2010−527346A)
【公表日】平成22年8月12日(2010.8.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−507981(P2010−507981)
【出願日】平成20年5月16日(2008.5.16)
【国際出願番号】PCT/GB2008/001694
【国際公開番号】WO2008/142384
【国際公開日】平成20年11月27日(2008.11.27)
【出願人】(509316497)ヘルパービー セラピューティクス リミテッド (1)
【Fターム(参考)】