虚脱性糸球体症および他の糸球体疾患の処置のためのグルコシルセラミドシンターゼ阻害
被験者におけるメサンギウム増殖性糸球体腎炎、虚脱性糸球体症、増殖性ループス腎炎、半月体形成性糸球体腎炎および膜性腎症からなる群から選択される糸球体疾患の処置方法は、有効量のグルコシルセラミドシンターゼ阻害薬を被験者に投与することを含む。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
有効量のグルコシルセラミドシンターゼ阻害薬を被験者に投与することを含む、被験者におけるメサンギウム増殖性糸球体腎炎、虚脱性糸球体症、増殖性ループス腎炎、半月体形成性糸球体腎炎および膜性腎症からなる群から選択される糸球体疾患の処置方法。
【請求項2】
前記グルコシルセラミドシンターゼ阻害薬が、次の構造式:
【化1】
で表されるか、またはそれの薬学的に許容される塩であり、式中:
R1が、置換もしくは非置換のアリール基であり;
Yが、−H、加水分解性基、または置換もしくは非置換のアルキル基であり;
R2およびR3がそれぞれ独立して、−H、置換もしくは非置換の脂肪族基、または置換もしくは非置換のアリール基であるか、あるいはR2およびR3が、−N(R2R3)の窒素原子と一緒になって6〜10個の環炭素原子と1もしくは2個の環窒素原子とを含む置換もしくは非置換の非芳香族複素環、または置換もしくは非置換の架橋複素二環式環を形成し;
Xが、−(CR5R6)n−Q−であり;Qが、−O−、−S−、−C(O)−、−C(S)−、−C(O)O−、−C(S)O−、−C(S)S−、−C(O)NR7−、−NR7−、−NR7C(O)−、−NR7C(O)NR7−、−OC(O)−、−SO3−、−SO−、−S(O)2−、−SO2NR7−、もしくは−NR7SO2−であり;そしてR4が、−H、置換もしくは非置換の脂肪族基、または置換もしくは非置換のアリール基であるか;または
Xが、共有結合、−(CR5R6)n−、−O−、−S−または−NR7−であり;そしてR4が、置換もしくは非置換の脂肪族基、または置換もしくは非置換のアリール基であり;
R5およびR6がそれぞれ独立して、−H、−OH、−SH、ハロゲン、置換もしくは非置換の低級アルコキシ基、置換もしくは非置換の低級アルキルチオ基、または置換もしくは非置換の低級脂肪族基であり;
nが、1、2、3、4、5または6であり;そして
各R7が独立して、−H、置換もしくは非置換の脂肪族基、または置換もしくは非置換のアリール基であるか、あるいはR7およびR4が、NR7R4の窒素原子と一緒になって置換もしくは非置換の非芳香族複素環基を形成する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
R1が、ハロゲン、アルキル、ハロアルキル、Ar1、−OR30、−O(ハロアルキル)、−SR30、−NO2、−CN、−NCS、−N(R31)2、−NR31C(O)R30、−NR31C(O)OR32、−N(R31)C(O)N(R31)2、−C(O)R30、−C(S)R30、−C(O)OR30、−OC(O)R30、−C(O)N(R31)2、−S(O)2R30、−SO2N(R31)2、−S(O)R32、−SO3R30、−NR31SO2N(R31)2、−NR31SO2R32、−Vo−Ar1、−Vo−OR30、−Vo−O(ハロアルキル)、−Vo−SR30、−Vo−NO2、−Vo−CN、−Vo−N(R31)2、−Vo−NR31C(O)R30、−Vo−NR31CO2R32、−Vo−N(R31)C(O)N(R31)2、−Vo−C(O)R30、−Vo−C(S)R30、−Vo−CO2R30、−Vo−OC(O)R30、−Vo−C(O)N(R31)2−、−Vo−S(O)2R30、−Vo−SO2N(R31)2、−Vo−S(O)R32、−Vo−SO3R30、−Vo−NR31SO2N(R31)2、−Vo−NR31SO2R32、−O−Vo−Ar1、−O−V1−N(R31)2、−S−Vo−Ar1、−S−V1−N(R31)2、−N(R31)−Vo−Ar1、−N(R31)−V1−N(R31)2、−NR31C(O)−Vo−N(R31)2、−NR31C(O)−Vo−Ar1、−C(O)−Vo−N(R31)2、−C(O)−Vo−Ar1、−C(S)−Vo−N(R31)2、−C(S)−Vo−Ar1、−C(O)O−V1−N(R31)2、−C(O)O−Vo−Ar1、−O−C(O)−V1−N(R31)2、−O−C(O)−Vo−Ar1、−C(O)N(R31)−V1−N(R31)2、−C(O)N(R31)−Vo−Ar1、−S(O)2−Vo−N(R31)2、−S(O)2−Vo−Ar1、−SO2N(R31)−V1−N(R31)2、−SO2N(R31)−Vo−Ar1、−S(O)−Vo−N(R31)2、−S(O)−Vo−Ar1、−S(O)2−O−V1−N(R31)2、−S(O)2−O−Vo−Ar1、−NR31SO2−Vo−N(R31)2、−NR31SO2−Vo−Ar1、−O−[CH2]p−O−、−S−[CH2]p−S−および−[CH2]q−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたアリール基であり;
各Voが独立してC1〜C10アルキレン基であり;
各V1が独立してC2〜C10アルキレン基であり;
Ar1が、ハロゲン、アルキル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、ハロアルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキルカルボニルおよびハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基でそれぞれ任意選択的におよび独立して置換されたアリール基であり;
各R30が独立して、
i)水素;
ii)ハロゲン、アルキル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、ハロアルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキルカルボニルおよびハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたアリール基;または
iii)ハロゲン、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、ハロアルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキルカルボニルおよびハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたアルキル基
であり;
各R31が独立して、R30、−CO2R30、−SO2R30もしくは−C(O)R30であるか;または
−N(R31)2は、一緒になって任意選択的に置換された非芳香族複素環基であり;
各R32が独立して、
i)ハロゲン、アルキル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルおよびハロアルコキシおよびハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたアリール基;または
ii)ハロゲン、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルおよびハロアルコキシおよびハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたアルキル基
であり;
各pは独立して、1、2、3または4であり;そして
各qは独立して、3、4、5または6である、
請求項2に記載の方法。
【請求項4】
Yが、−H、−C(O)R、−C(O)ORまたは−C(O)NRR’であり;
RおよびR’がそれぞれ独立して、−水素;ハロゲン、−OH、−CN、−NCS、−NO2、−NH2、低級アルコキシ、低級ハロアルコキシおよびアリールからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換された低級脂肪族基;またはハロゲン、−OH、−CN、−NCS、−NO2、−NH2、低級アルコキシ、低級ハロアルコキシ、低級脂肪族基および低級ハロ脂肪族基からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたアリール基であるか;あるいは
RおよびR’が、NRR’の窒素原子と一緒になってハロゲン;−OH;−CN;−NCS;−NO2;−NH2;低級アルコキシ;低級ハロアルコキシ;ハロゲン、−OH、−CN、−NCS、−NO2、−NH2、低級アルコキシ、低級ハロアルコキシおよびアリールからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換された低級脂肪族基;ハロゲン、−OH、−CN、−NCS、−NO2、−NH2、低級アルコキシ、低級ハロアルコキシ、低級脂肪族基および低級ハロ脂肪族基からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたアリール基からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換された非芳香族複素環を形成する、
請求項3に記載の方法。
【請求項5】
−N(R2R3)が、ハロゲン、アルキル、ハロアルキル、−OR40、−O(ハロアルキル)、−SR40、−NO2、−CN、−N(R41)2、−NR41C(O)R40、−NR41C(O)OR42、−N(R41)C(O)N(R41)2、−C(O)R40、−C(S)R40、−C(O)OR40、−OC(O)R40、−C(O)N(R41)2、−S(O)2R40、−SO2N(R41)2、−S(O)R42、−SO3R40、Ar2、V2−Ar2、−V2−OR40、−V2−O(ハロアルキル)、−V2−SR40、−V2−NO2、−V2−CN、−V2−N(R41)2、−V2−NR41C(O)R40、−V2−NR41CO2R42、−V2−N(R41)C(O)N(R41)2、−V2−C(O)R40、−V2−C(S)R40、−V2−CO2R40、−V2−OC(O)R40、−V2−C(O)N(R41)2−、−V2−S(O)2R40、−V2−SO2N(R41)2、−V2−S(O)R42、−V2−SO3R40、−O−V2−Ar2および−S−V2−Ar2からなる群から選択される1つ以上の置換基でそれぞれ任意選択的におよび独立して置換された、5もしくは6員環の非芳香族窒素含有複素環基または6もしくは7個の環炭素原子と1もしくは2個の環窒素原子とを含む架橋複素二環式環であり;
各V2が独立してC1〜C4アルキレン基であり;
Ar2が、ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基でそれぞれ任意選択的に置換されたアリール基であり;
各R40が独立して、
i)水素;
ii)ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたアリール基;または
iii)ハロゲン、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたC1〜C10アルキル基
であり;そして
各R41が独立して、R40、−CO2R40、−SO2R40もしくは−C(O)R40であるか;または
−N(R41)2は一緒になって任意選択的に置換された非芳香族複素環基であり;
そして各R42が独立して、
i)ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたアリール基;または
ii)ハロゲン、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたC1〜C10アルキル基
である、
請求項4に記載の方法。
【請求項6】
R5およびR6がそれぞれ独立して、−H;−OH;ハロゲン;または低級アルコキシもしくは低級アルキル基である、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
Yが−Hである、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
R4が、ハロゲン、アルキル、ハロアルキル、Ar3、Ar3−Ar3、−OR50、−O(ハロアルキル)、−SR50、−NO2、−CN、−NCS、−N(R51)2、−NR51C(O)R50、−NR51C(O)OR52、−N(R51)C(O)N(R51)2、−C(O)R50、−C(S)R50、−C(O)OR50、−OC(O)R50、−C(O)N(R51)2、−S(O)2R50、−SO2N(R51)2、−S(O)R52、−SO3R50、−NR51SO2N(R51)2、−NR51SO2R52、−V4−Ar3、−V−OR50、−V4−O(ハロアルキル)、−V4−SR50、−V4−NO2、−V4−CN、−V4−N(R51)2、−V4−NR51C(O)R50、−V4−NR51CO2R52、−V4−N(R51)C(O)N(R51)2、−V4−C(O)R50、−V4−C(S)R50、−V4−CO2R50、−V4−OC(O)R50、−V4−C(O)N(R51)2−、−V4−S(O)2R50、−V4−SO2N(R51)2、−V4−S(O)R52、−V4−SO3R50、−V4−NR51SO2N(R51)2、−V4−NR51SO2R52、−O−V4−Ar3、−O−V5−N(R51)2、−S−V4−Ar3、−S−V5−N(R51)2、−N(R51)−V4−Ar3、−N(R51)−V5−N(R51)2、−NR51C(O)−V4−N(R51)2、−NR51C(O)−V4−Ar3、−C(O)−V4−N(R51)2、−C(O)−V4−Ar3、−C(S)−V4−N(R51)2、−C(S)−V4−Ar3、−C(O)O−V5−N(R51)2、−C(O)O−V4−Ar3、−O−C(O)−V5−N(R51)2、−O−C(O)−V4−Ar3、−C(O)N(R51)−V5−N(R51)2、−C(O)N(R51)−V4−Ar3、−S(O)2−V4−N(R51)2、−S(O)2−V4−Ar3、−SO2N(R51)−V5−N(R51)2、−SO2N(R51)−V4−Ar3、−S(O)−V4−N(R51)2、−S(O)−V4−Ar3、−S(O)2−O−V5−N(R51)2、−S(O)2−O−V4−Ar3、−NR51SO2−V4−N(R51)2、−NR51SO2−V4−Ar3、−O−[CH2]p’−O−、−S−[CH2]p’−S−、および−[CH2]q’−からなる群から選択される1つ以上の置換基でそれぞれ任意選択的に置換された脂肪族もしくはアリール基であり;
各V4が独立してC1〜C10アルキレン基であり;
各V5が独立してC2〜C10アルキレン基であり;
各Ar3が独立して、ハロゲン、アルキル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、ハロアルコキシおよびハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基でそれぞれ任意選択的に置換されたアリール基であり;
各R50が独立して、
i)水素;
ii)ハロゲン、アルキル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、ハロアルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキルカルボニルおよびハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたアリール基;または
iii)ハロゲン、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、ハロアルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキルカルボニルおよびハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたアルキル基
であり;
各R51が独立して、R50、−CO2R50、−SO2R50もしくは−C(O)R50であるか;または−N(R51)2が一緒になって任意選択的に置換された非芳香族複素環基であり;そして各R52は独立して、
i)ハロゲン、アルキル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、ハロアルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキルカルボニルおよびハロアルキルからなる群から選択される1つもしくは2つの置換基で任意選択的に置換されたアリール基;または
ii)ハロゲン、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、ハロアルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキルカルボニルおよびハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたアルキル基
であり;
各p’が1、2、3または4であり;そして
各q’が3、4、5または6である、
請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記化合物が、次の構造式:
【化2】
で表されるか、またはそれの薬学的に許容される塩である、請求項2に記載の方法。
【請求項10】
R1が、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、−OR30、−SR30、−N(R31)2、Ar1、−Vo−OR30、−Vo−N(R31)2、−Vo−Ar1、O−Vo−Ar1、−O−V1−N(R31)2、−S−Vo−Ar1、−S−V1−N(R31)2、−N(R31)−Vo−Ar1、−N(R31)−V1−N(R31)2、−O−[CH2]p−O−、−S−[CH2]p−S−、および−[CH2]q−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたフェニル基であり;
Ar1が、ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基でそれぞれ任意選択的に置換されたフェニル基であり;
各R30が独立して、
i)水素;
ii)ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたフェニル基;または
iii)ハロゲン、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたC1〜C10アルキル基
であり;そして
各R31が独立してR30であるか、または−N(R31)2が任意選択的に置換された非芳香族複素環基である、
請求項9に記載の方法。
【請求項11】
−N(R2R3)が、
i)ハロゲン、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、ヒドロキシル、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルもしくはC1〜C6ハロアルコキシ、アミノ、C1〜C6アルキルアミノおよびC1〜C6ジアルキルアミノからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたピロリジニル、アゼチジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、アゼピニルもしくはモルホリニル基;または
ii)ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OH、−SH、−O(C1〜C6アルキル)、−S(C1〜C6アルキル)、−O(C1〜C6ハロアルキル)、−S(C1〜C6ハロアルキル)、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノおよびC1〜C6ジアルキルアミノからなる群から選択される置換基で1個以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された、ならびにハロゲン、シアノ、ニトロ、−OH、−SH、−O(C1〜C6アルキル)、−S(C1〜C6アルキル)、−O(C1〜C6ハロアルキル)、−S(C1〜C6ハロアルキル)、フェニル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノおよびC1〜C6ジアルキルアミノで任意選択的に置換されているC1〜C6アルキルと、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OH、−SH、−O(C1〜C6アルキル)、−S(C1〜C6アルキル)、−O(C1〜C6ハロアルキル)、−S(C1〜C6ハロアルキル)、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノおよびC1〜C6ジアルキルアミノで任意選択的に置換されているフェニルとからなる群から選択される置換基で環窒素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された
【化3】
である、
請求項10に記載の方法。
【請求項12】
R4が、任意選択的に置換されたアリール基または任意選択的に置換された低級アリールアルキル基である、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
Qが、−O−、−S−、−C(O)−、−C(S)−、−NR7(CO)−または−C(O)NR7−である、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記化合物が、次の構造式:
【化4】
で表されるか、またはそれの薬学的に許容される塩である、請求項2に記載の方法。
【請求項15】
R1が、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、−OR30、−SR30、−N(R31)2、Ar1、−Vo−OR30、−Vo−N(R31)2、−Vo−Ar1、−O−Vo−Ar1、−O−V1−N(R31)2、−S−Vo−Ar1、−S−V1−N(R31)2、−N(R31)−Vo−Ar1、−N(R31)−V1−N(R31)2、−O−[CH2]p−O−、−S−[CH2]p−S−、および−[CH2]q−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたフェニル基であり;
Ar1が、ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基でそれぞれ任意選択的に置換されたフェニルであり;
各R30が独立して、
i)水素;
ii)ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたフェニル基;または
iii)ハロゲン、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたC1〜C10アルキル基
であり;そして
各R31が独立してR30であるか、または−N(R31)2が任意選択的に置換された非芳香族複素環基である、
請求項14に記載の方法。
【請求項16】
−N(R2R3)が、ハロゲン、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、ヒドロキシル、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルもしくはC1〜C6ハロアルコキシ、アミノ、C1〜C6アルキルアミノおよびC1〜C6ジアルキルアミノからなる群から選択される置換基で1つ以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された、ピロリジニル、アゼチジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、アゼピニルもしくはモルホリニル基または
【化5】
である、
請求項15に記載の方法。
【請求項17】
R4が、任意選択的に置換されたアリール基または任意選択的に置換された低級アルキル基である、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
R4が、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、Ar3、Ar3−Ar3、−OR50、−O(ハロアルキル)、−SR50、−NO2、−CN、−N(R51)2、−NR51C(O)R50、−C(O)R50、−C(O)OR50、−OC(O)R50、−C(O)N(R51)2、−V4−Ar3、−V−OR50、−V4−O(ハロアルキル)、−V4−SR50、−V4−NO2、−V4−CN、−V4−N(R51)2、−V4−NR51C(O)R50、−V4−C(O)R50、−V4−CO2R50、−V4−OC(O)R50、−V4−C(O)N(R51)2−、−O−V4−Ar3、−O−V5−N(R51)2、−S−V4−Ar3、−S−V5−N(R51)2、−N(R51)−V4−Ar3、−N(R51)−V5−N(R51)2、−NR51C(O)−V4−N(R51)2、−NR51C(O)−V4−Ar3、−C(O−V4−N(R51)2、−C(O)−V4−Ar3、−C(O)O−V5−N(R51)2、−C(O)O−V4−Ar3、−O−C(O)−V5−N(R51)2、−O−C(O)−V4−Ar3、−C(O)N(R51)−V5−N(R51)2、−C(O)N(R51)−V4−Ar3、−O−[CH2]p’−O−および−[CH2]q’−
からなる群から選択される1つ以上の置換基でそれぞれ任意選択的におよび独立して置換されたアリールもしくは低級アリールアルキル基である、
請求項17に記載の方法。
【請求項19】
nが1、2、3または4である、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記化合物が、次の構造式:
【化6】
で表されるか、またはそれの薬学的に許容される塩である、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
R4が、
【化7】
(式中:
環A〜Z5のそれぞれは、任意選択的におよび独立して置換されており;そして
各xは独立して0または1である)
からなる群から選択される、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記化合物が、次の構造式:
【化8】
で表されるか、またはそれの薬学的に許容される塩であり、式中、フェニル環Aが任意選択的に置換されている、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
−N(R2R3)が、ハロゲン、−OH、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシまたはC1〜C6ハロアルコキシで1個以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された、ピロリジニル、ピペリジニル、もしくはアゼピニル基、または
【化9】
である、
請求項22に記載の方法。
【請求項24】
R1が、−OH、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシ(C1〜C6)アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ(C1〜C6)アルコキシ、C1〜C6ヒドロキシアルコキシおよび−O−[CH2]p−O−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたフェニル基であり;
フェニル環Aが、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、アミノ、C1〜C10アルキルアミノ、C1〜C10ジアルキルアミノ、−OR50、−Ar3、−V4−Ar3、−V−OR50、−O(C1〜C10ハロアルキル)、−V4−O(C1〜C10ハロアルキル)、−O−V4−Ar3、−O−[CH2]p’−O−および−[CH2]q’−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されており;
Ar3が、ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基でそれぞれ任意選択的に置換されたフェニル基であり;そして
各R50が独立して、
i)水素;
ii)ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたフェニル基;または
iii)ハロゲン、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたC1〜C10アルキル基
である、
請求項23に記載の方法。
【請求項25】
−N(R2R3)が、ハロゲン、−OH、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシまたはC1〜C6ハロアルコキシで1個以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された、ピロリジニル、
【化10】
であり;そして
フェニル環Aが、1つ以上のハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、アミノ、C1〜C10アルキルアミノ、C1〜C10ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシ、ヒドロキシ、C1〜10アルコキシ、−O−[CH2]p’−O−または−[CH2]q’−で任意選択的に置換されている、
請求項24に記載の方法。
【請求項26】
R1で表される前記フェニル環が、−OH、−OCH3、−OC2H5および−O−[CH2]p’−O−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されている、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記化合物が、次の構造式:
【化11】
で表されるか、またはそれの薬学的に許容される塩である、請求項2に記載の方法。
【請求項28】
R1が、1つ以上のハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、−OR30、−SR30、−N(R31)2、Ar1、−Vo−OR30、−V−N(R31)2、−Vo−Ar1、−O−Vo−Ar1、−O−V1−N(R31)2、−S−Vo−Ar1、−S−V1−N(R31)2、−N(R31)−Vo−Ar1、−N(R31)−V1−N(R31)2、−O−[CH2]p−O−、−S−[CH2]p−S−、または−[CH2]q−で任意選択的に置換されたフェニル基であり;
Ar1が、ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基でそれぞれ任意選択的に置換されたフェニル基であり;
各R30が独立して、
i)水素;
ii)ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたフェニル基;または
iii)ハロゲン、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたC1〜C10アルキル基
であり;そして
各R31が独立してR30であるか、または−N(R31)2が任意選択的に置換された非芳香族複素環基である、
請求項27に記載の方法。
【請求項29】
−N(R2R3)が、ハロゲン、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、ヒドロキシル、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルもしくはC1〜C6ハロアルコキシ、アミノ、C1〜C6アルキルアミノおよびC1〜C6ジアルキルアミノからなる群から選択される置換基で1個以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された、ピロリジニル、アゼチジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、アゼピニルもしくはモルホリニル基または
【化12】
である、
請求項28に記載の方法。
【請求項30】
R4が、任意選択的に置換されたアリール基または任意選択的に置換された低級アルキル基である、
請求項29に記載の方法。
【請求項31】
R4が、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、Ar3、−OR50、−O(ハロアルキル)、−SR50、−NO2、−CN、−N(R51)2、−NR51C(O)R50、−C(O)R50、−C(O)OR50、−OC(O)R50、−C(O)N(R51)2、−V4−Ar3、−V−OR50、−V4−O(ハロアルキル)、−V4−SR50、−V4−NO2、−V4−CN、−V4−N(R51)2、−V4−NR51C(O)R50、−V4−C(O)R50、−V4−CO2R50、−V4−OC(O)R50、−V4−C(O)N(R51)2−、−O−V4−Ar3、−O−V5−N(R51)2、−S−V4−Ar3、−S−V5−N(R51)2、−N(R51)−V4−Ar3、−N(R51)−V5−N(R51)2、−NR51C(O)−V4−N(R51)2、−NR51C(O)−V4−Ar3、−C(O)−V4−N(R51)2、−C(O)−V4−Ar3、−C(O)O−V5−N(R51)2、−C(O)O−V4−Ar3、−O−C(O)−V5−N(R51)2、−O−C(O)−V4−Ar3、−C(O)N(R51)−V5−N(R51)2、−C(O)N(R51)−V4−Ar3、−O−[CH2]p’−O−および−[CH2]q’−からなる群から選択される1つ以上の置換基でそれぞれ任意選択的におよび独立して置換されたアリールもしくは低級アリールアルキル基である、
請求項30に記載の方法。
【請求項32】
nが3、4または5である、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
前記化合物が、次の構造式:
【化13】
で表されるか、またはそれの薬学的に許容される塩である、請求項32に記載の方法。
【請求項34】
R4が、
【化14】
(式中、
環A〜Z5のそれぞれは任意選択的におよび独立して置換されており;そして
各xは独立して0または1である)
からなる群から選択される、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
前記化合物が、次の構造式:
【化15】
で表されるか、またはそれの薬学的に許容される塩であり、式中、フェニル環Aが任意選択的に置換されている、請求項34に記載の方法。
【請求項36】
−N(R2R3)が、ハロゲン、−OH、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシまたはC1〜C6ハロアルコキシで1個以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された、ピロリジニル、ピペリジニル、もしくはアゼピニル基、または
【化16】
である、
請求項35に記載の方法。
【請求項37】
R1が、−OH、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシ(C1〜C6)アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ(C1〜C6)アルコキシ、C1〜C6ヒドロキシアルコキシおよび−O−[CH2]p−O−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたフェニル基であり;
フェニル環Aが、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、アミノ、C1〜C10アルキルアミノ、C1〜C10ジアルキルアミノ、−OR50、−Ar3、−V4−Ar3、−V−OR50、−O(C1〜C10ハロアルキル)、−V4−O(C1〜C10ハロアルキル)、−O−V4−Ar3、−O−[CH2]p’−O−および−[CH2]q’−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されており;
Ar3が、ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基でそれぞれ任意選択的に置換されたフェニル基であり;そして
各R50が独立して、
i)水素;
ii)ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたフェニル基;または
iii)ハロゲン、ヒドロキシル、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルコキシからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたC1〜C10アルキル基
である、
請求項36に記載の方法。
【請求項38】
−N(R2R3)が、ハロゲン、−OH、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシまたはC1〜C6ハロアルコキシで1個以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された、ピロリジニル、
【化17】
であり;そして
フェニル環Aが、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、アミノ、C1〜C10アルキルアミノ、C1〜C10ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシ、ヒドロキシ、C1〜10アルコキシ、−O−[CH2]p’−O−および−[CH2]q’−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されている、
請求項37に記載の方法。
【請求項39】
R1で表される前記フェニル環が、−OH、−OCH3、−OC2H5および−O−[CH2]p’−O−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されている、
請求項38に記載の方法。
【請求項40】
前記化合物が、次の構造式:
【化18】
で表されるか、またはそれの薬学的に許容される塩であり、式中、R4が任意選択的に置換されているアリール基である、請求項2に記載の方法。
【請求項41】
R1が、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、−OR30、−SR30、−N(R31)2、Ar1、−V−OR30、−V−N(R31)2、−V−Ar1、−O−V−Ar1、−O−V1−N(R31)2、−S−V−Ar1、−S−V1−N(R31)2、−N(R31)−V−Ar1、−N(R31)−V1−N(R31)2、−O−[CH2]p−O−、−S−[CH2]p−S−および−[CH2]q−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたフェニル基であり;
Ar1が、ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基でそれぞれ任意選択的に置換されたフェニル基であり;
各R30が独立して、
i)水素;
ii)ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたフェニル基;または
iii)ハロゲン、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたC1〜C10アルキル基
であり;そして
各R31が独立してR30であるか、または−N(R31)2が任意選択的に置換された非芳香族複素環基である、
請求項40に記載の方法。
【請求項42】
−N(R2R3)が、ハロゲン、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、ヒドロキシル、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルもしくはC1〜C6ハロアルコキシ、アミノ、C1〜C6アルキルアミノおよびC1〜C6ジアルキルアミノからなる群から選択される置換基で1個以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された、ピロリジニル、アゼチジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、アゼピニルもしくはモルホリニル基または
【化19】
である、
請求項41に記載の方法。
【請求項43】
R4が、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、Ar3、−OR50、−O(ハロアルキル)、−SR50、−NO2、−CN、−N(R51)2、−NR51C(O)R50、−C(O)R50、−C(O)OR50、−OC(O)R50、−C(O)N(R51)2、−V4−Ar3、−V−OR50、−V4−O(ハロアルキル)、−V4−SR50、−V4−NO2、−V4−CN、−V4−N(R51)2、−V4−NR51C(O)R50、−V4−C(O)R50、−V4−CO2R50、−V4−OC(O)R50、−V4−C(O)N(R51)2−、−O−V4−Ar3、−O−V5−N(R51)2、−S−V4−Ar3、−S−V5−N(R51)2、−N(R51)−V4−Ar3、−N(R51)−V5−N(R51)2、−NR51C(O)−V4−N(R51)2、−NR51C(O)−V4−Ar3、−C(O)−V4−N(R51)2、−C(O)−V4−Ar3、−C(O)O−V5−N(R51)2、−C(O)O−V4−Ar3、−O−C(O)−V5−N(R51)2、−O−C(O)−V4−Ar3、−C(O)N(R51)−V5−N(R51)2、−C(O)N(R51)−V4−Ar3、−O−[CH2]p’−O−および−[CH2]q’−からなる群から選択される1つ以上の置換基でそれぞれ任意選択的におよび独立して置換されたアリール基である、
請求項42に記載の方法。
【請求項44】
前記化合物が、次の構造式:
【化20】
で表されるか、またはそれの薬学的に許容される塩である、請求項43に記載の方法。
【請求項45】
R4が、
【化21】
(式中、
環A〜Z5のそれぞれは任意選択的におよび独立して置換されている)
からなる群から選択される、請求項44に記載の方法。
【請求項46】
−N(R2R3)が、ハロゲン、−OH、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシまたはC1〜C6ハロアルコキシで1個以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に選択された、ピロリジニル、ピペリジニル、もしくはアゼピニル基、または
【化22】
である、
請求項45に記載の方法。
【請求項47】
R4が、ハロゲン、シアノ、アミノ、ニトロ、Ar3、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、ヒドロキシおよびC1〜C6ハロアルコキシからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたビアリール基である、
請求項46に記載の方法。
【請求項48】
前記任意選択的に置換されたビアリール基が、任意選択的に置換されたビフェニル基である、請求項47に記載の方法。
【請求項49】
−N(R2R3)が、ハロゲン、−OH、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシまたはC1〜C6ハロアルコキシで1個以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された、ピロリジニル、
【化23】
であり;そして
R1が、−OH、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシ(C1〜C6)アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ(C1〜C6)アルコキシ、C1〜C6ヒドロキシアルコキシおよび−O−[CH2]p−O−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたフェニル基である、
請求項48に記載の方法。
【請求項50】
nが1、2、3または4である、請求項49に記載の方法。
【請求項51】
−(CH2)n−R4が、
【化24】
であり、そしてここで、フェニル環Aが、ハロゲン、シアノ、アミノ、ニトロ、Ar3、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、ヒドロキシおよびC1〜C6ハロアルコキシからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されている、
請求項45に記載の方法。
【請求項52】
−N(R2R3)が、ハロゲン、−OH、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシまたはC1〜C6ハロアルコキシで1個以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された、ピロリジニル、
【化25】
であり;そして
R1が、−OH、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシ(C1〜C6)アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ(C1〜C6)アルコキシ、C1〜C6ヒドロキシアルコキシおよび−O−[CH2]p−O−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたフェニル基である、
請求項51に記載の方法。
【請求項53】
R1で表される前記フェニル環が、−OH、−OCH3、−OC2H5および−O−[CH2]p’−O−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されている、
請求項52に記載の方法。
【請求項54】
前記化合物が構造式:
【化26】
で表されるか、またはそれらの薬学的に許容される塩であり、式中、R7が−HまたはC1〜C6アルキルである、請求項2に記載の方法。
【請求項55】
R1が、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、−OR30、−SR30、−N(R31)2、Ar1、−Vo−OR30、−Vo−N(R31)2、−Vo−Ar1、−O−Vo−Ar1、−O−V1−N(R31)2、−S−Vo−Ar1、−S−V1−N(R31)2、−N(R31)−Vo−Ar1、−N(R31)−V1−N(R31)2、−O−[CH2]p−O−、−S−[CH2]p−S−および−[CH2]q−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたフェニル基であり;
Ar1が、ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基でそれぞれ任意選択的に置換されたフェニル基であり;
各R30が独立して、
i)水素;
ii)ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたフェニル基;または
iii)ハロゲン、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたC1〜C10アルキル基
であり;そして
各R31が独立してR30であるか、または−N(R31)2が任意選択的に置換された非芳香族複素環基である、
請求項54に記載の方法。
【請求項56】
−N(R2R3)が、ハロゲン、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、ヒドロキシル、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルもしくはC1〜C6ハロアルコキシ、アミノ、C1〜C6アルキルアミノおよびC1〜C6ジアルキルアミノからなる群から選択される置換基で1個以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された、ピロリジニル、アゼチジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、アゼピニルもしくはモルホリニル基または
【化27】
である、
請求項55に記載の方法。
【請求項57】
R7が−Hであり、R4が任意選択的に置換されたアリールもしくはアリールアルキル基である、請求項56に記載の方法。
【請求項58】
R4が、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、Ar3、−OR50、−O(ハロアルキル)、−SR50、−NO2、−CN、−N(R51)2、−NR51C(O)R50、−C(O)R50、−C(O)OR50、−OC(O)R50、−C(O)N(R51)2、−V4−Ar3、−V−OR50、−V4−O(ハロアルキル)、−V4−SR50、−V4−NO2、−V4−CN、−V4−N(R51)2、−V4−NR51C(O)R50、−V4−C(O)R50、−V4−CO2R50、−V4−OC(O)R50、−V4−C(O)N(R51)2−、−O−V4−Ar3、−O−V5−N(R51)2、−S−V4−Ar3、−S−V5−N(R51)2、−N(R51)−V4−Ar3、−N(R51)−V5−N(R51)2、−NR51C(O)−V4−N(R51)2、−NR51C(O)−V4−Ar3、−C(O)−V4−N(R51)2、−C(O)−V4−Ar3、−C(O)O−V5−N(R51)2、−C(O)O−V4−Ar3、−O−C(O)−V5−N(R51)2、−O−C(O)−V4−Ar3、−C(O)N(R51)−V5−N(R51)2、−C(O)N(R51)−V4−Ar3、−O−[CH2]p’−O−および−[CH2]q’−からなる群から選択される1つ以上の置換基でそれぞれ任意選択的におよび独立して置換されたアリールもしくは低級アリールアルキル基である、請求項57に記載の方法。
【請求項59】
前記化合物が、次の構造式:
【化28】
で表されるか、またはそれらの薬学的に許容される塩であり、式中、R8が、−H、またはハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、Ar3、−OR50、−O(ハロアルキル)、−SR50、−NO2、−CN、−N(R51)2、−NR51C(O)R50、−C(O)R50、−C(O)OR50、−OC(O)R50、−C(O)N(R51)2、−V4−Ar3、−V−OR50、−V4−O(ハロアルキル)、−V4−SR50、−V4−NO2、−V4−CN、−V4−N(R51)2、−V4−NR51C(O)R50、−V4−C(O)R50、−V4−CO2R50、−V4−OC(O)R50、−V4−C(O)N(R51)2−、−O−V4−Ar3、−O−V5−N(R51)2、−S−V4−Ar3、−S−V5−N(R51)2、−N(R51)−V4−Ar3、−N(R51)−V5−N(R51)2、−NR51C(O)−V4−N(R51)2、−NR51C(O)−V4−Ar3、−C(O)−V4−N(R51)2、−C(O)−V4−Ar3、−C(O)O−V5−N(R51)2、−C(O)O−V4−Ar3、−O−C(O)−V5−N(R51)2、−O−C(O)−V4−Ar3、−C(O)N(R51)−V5−N(R51)2、−C(O)N(R51)−V4−Ar3、−O−[CH2]p’−O−および−[CH2]q’−からなる群から選択される1つ以上の置換基でそれぞれ任意選択的におよび独立して置換されたアリールもしくは低級アルキル基であり、そしてkが、0、1、2、3、4、5または6である、請求項56に記載の方法。
【請求項60】
R8が、
【化29】
(式中、
環A〜Z5のそれぞれは任意選択的に置換されている)
からなる群から選択される、請求項59に記載の方法。
【請求項61】
−N(R2R3)が、ハロゲン、−OH、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシまたはC1〜C6ハロアルコキシで1個以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された、ピロリジニル、ピペリジニル、もしくはアゼピニル基、または
【化30】
である、
請求項60に記載の方法。
【請求項62】
環A〜Z5のそれぞれが、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、アミノ、C1〜C10アルキルアミノ、C1〜C10ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシ、ヒドロキシ、C1〜10アルコキシ、−O−[CH2]p−O−または−[CH2]q−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されている、請求項61に記載の方法。
【請求項63】
−N(R2R3)が、ハロゲン、−OH、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシまたはC1〜C6ハロアルコキシで1個以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された、ピロリジニル、
【化31】
であり、そして
R1で表される前記フェニル基が、−OH、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシ(C1〜C6)アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ(C1〜C6)アルコキシ、C1〜C6ヒドロキシアルコキシおよび−O−[CH2]p−O−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されている、
請求項62に記載の方法。
【請求項64】
−(CH2)k−R8が、
【化32】
であり、そしてここで、フェニル環Aが、ハロゲン、シアノ、アミノ、ニトロ、Ar3、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、ヒドロキシおよびC1〜C6ハロアルコキシからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されている、請求項60に記載の方法。
【請求項65】
R1で表される前記フェニル環が、−OH、−OCH3、−OC2H5および−O−[CH2]p−O−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されている、請求項64に記載の方法。
【請求項66】
前記化合物が次の構造式:
【化33】
で表されるか、またはそれの薬学的に許容される塩であり、式中、R4が、任意選択的に置換されたアリール基である、請求項2に記載の方法。
【請求項67】
R1が、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、−OR30、−SR30、−N(R31)2、Ar1、−Vo−OR30、−Vo−N(R31)2、−Vo−Ar1、−O−Vo−Ar1、−O−V1−N(R31)2、−S−Vo−Ar1、−S−V1−N(R31)2、−N(R31)−Vo−Ar1、−N(R31)−V1−N(R31)2、−O−[CH2]p−O−、−S−[CH2]p−S−および−[CH2]q−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたフェニル基であり;
Ar1が、ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基でそれぞれ任意選択的に置換されたフェニル基であり;
各R30が独立して、
i)水素;
ii)ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたフェニル基;または
iii)ハロゲン、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたC1〜C10アルキル基
であり;そして
各R31が独立してR30であるか、または−N(R31)2が任意選択的に置換された非芳香族複素環基である、
請求項66に記載の方法。
【請求項68】
−N(R2R3)が、ハロゲン、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、ヒドロキシル、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルもしくはC1〜C6ハロアルコキシ、アミノ、C1〜C6アルキルアミノおよびC1〜C6ジアルキルアミノからなる群から選択される置換基で1個以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された、ピロリジニル、アゼチジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、アゼピニルもしくはモルホリニル基または
【化34】
である、
請求項67に記載の方法。
【請求項69】
R4が、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、Ar3、−OR50、−O(ハロアルキル)、−SR50、−NO2、−CN、−N(R51)2、−NR51C(O)R50、−C(O)R50、−C(O)OR50、−OC(O)R50、−C(O)N(R51)2、−V4−Ar3、−V−OR50、−V4−O(ハロアルキル)、−V4−SR50、−V4−NO2、−V4−CN、−V4−N(R51)2、−V4−NR51C(O)R50、−V4−C(O)R50、−V4−CO2R50、−V4−OC(O)R50、−V4−C(O)N(R51)2−、−O−V4−Ar3、−O−V5−N(R51)2、−S−V4−Ar3、−S−V5−N(R51)2、−N(R51)−V4−Ar3、−N(R51)−V5−N(R51)2、−NR51C(O)−V4−N(R51)2、−NR51C(O)−V4−Ar3、−C(O)−V4−N(R51)2、−C(O)−V4−Ar3、−C(O)O−V5−N(R51)2、−C(O)O−V4−Ar3、−O−C(O)−V5−N(R51)2、−O−C(O)−V4−Ar3、−C(O)N(R51)−V5−N(R51)2、−C(O)N(R51)−V4−Ar3、−O−[CH2]p’−O−および−[CH2]q’−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたアリール基である、請求項68に記載の方法。
【請求項70】
R4が、
【化35】
(式中:
環A〜Z5のそれぞれは任意選択的に置換されている)
からなる群から選択される、請求項69に記載の方法。
【請求項71】
−N(R2R3)が、ハロゲン、−OH、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシまたはC1〜C6ハロアルコキシで1つ以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された、ピロリジニル、ピペリジニル、もしくはアゼピニル基、または
【化36】
である、請求項70に記載の方法。
【請求項72】
R1で表される前記フェニル基が、−OH、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシ(C1〜C6)アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ(C1〜C6)アルコキシ、C1〜C6ヒドロキシアルコキシおよび−O−[CH2]p−O−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されており;そして
環A〜Uのそれぞれが、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、アミノ、C1〜C10アルキルアミノ、C1〜C10ジアルキルアミノ、−OR50、−Ar3、−V4−Ar3、−V−OR50、−O(C1〜C10ハロアルキル)、−V4−O(C1〜C10ハロアルキル)、−O−V4−Ar3、−O−[CH2]p’−O−および−[CH2]q’−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されている、
請求項71に記載の方法。
【請求項73】
−N(R2R3)が、ハロゲン、−OH、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシまたはC1〜C6ハロアルコキシで1個以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された、ピロリジニル、
【化37】
であり、そして
環A〜Uのそれぞれが、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、アミノ、C1〜C10アルキルアミノ、C1〜C10ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシ、ヒドロキシ、C1〜10アルコキシ、−O−[CH2]p’−O−および−[CH2]q’−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されている、
請求項72に記載の方法。
【請求項74】
R4が、
【化38】
であり、そしてここで、フェニル環Aが、ハロゲン、シアノ、アミノ、ニトロ、Ar3、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、ヒドロキシおよびC1〜C6ハロアルコキシからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されている、請求項70に記載の方法。
【請求項75】
前記化合物が、次の構造式:
【化39】
で表されるか、またはそれの薬学的に許容される塩であり、式中、R4が、任意選択的に置換された直鎖脂肪族基である、請求項2に記載の方法。
【請求項76】
R4が、ヒドロキシで任意選択的に置換された直鎖C1〜C20アルキル基である、請求項75に記載の方法。
【請求項77】
R1が、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、−OR30、−SR30、−N(R31)2、Ar1、−Vo−OR30、−Vo−N(R31)2、−Vo−Ar1、−O−Vo−Ar1、−O−V1−N(R31)2、−S−Vo−Ar1、−S−V1−N(R31)2、−N(R31)−Vo−Ar1、−N(R31)−V1−N(R31)2、−O−[CH2]p−O−、−S−[CH2]p−S−および−[CH2]q−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたフェニル基であり;
Ar1が、ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基でそれぞれ任意選択的に置換されたフェニル基であり;
各R30が独立して、
i)水素;
ii)ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたフェニル基;または
iii)ハロゲン、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたC1〜C10アルキル基
であり;そして
各R31が独立してR30であるか、または−N(R31)2が任意選択的に置換された非芳香族複素環基である、
請求項76に記載の方法。
【請求項78】
−N(R2R3)が、ハロゲン、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、ヒドロキシル、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルもしくはC1〜C6ハロアルコキシ、アミノ、C1〜C6アルキルアミノおよびC1〜C6ジアルキルアミノからなる群から選択される置換基で1個以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された、ピロリジニル、アゼチジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、アゼピニルもしくはモルホリニル基または
【化40】
である、
請求項77に記載の方法。
【請求項79】
−N(R2R3)が、−OH、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシまたはC1〜C6ハロアルコキシで1個以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された、ピロリジニル、ピペリジニル、もしくはアゼピニル基、または
【化41】
である、
請求項78に記載の方法。
【請求項80】
R1で表される前記フェニル基が、−OH、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシ(C1〜C6)アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ(C1〜C6)アルコキシ、C1〜C6ヒドロキシアルコキシおよび−O−[CH2]p−O−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されている、
請求項79に記載の方法。
【請求項81】
−N(R2R3)が、ハロゲン、−OH、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシまたはC1〜C6ハロアルコキシで1個以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された、ピロリジニル、
【化42】
である、
請求項80に記載の方法。
【請求項82】
R4が直鎖C6〜C8アルキル基である、請求項76〜81のいずれか一項に記載の方法。
【請求項83】
前記グルコシルセラミドシンターゼ阻害薬がイミノ糖である、請求項1に記載の方法。
【請求項84】
前記糸球体疾患がメサンギウム増殖性糸球体腎炎である、請求項1〜83のいずれか一項に記載の方法。
【請求項85】
前記糸球体疾患が虚脱性糸球体症である、請求項1〜83のいずれか一項に記載の方法。
【請求項86】
前記糸球体疾患が増殖性ループス腎炎である、請求項1〜83のいずれか一項に記載の方法。
【請求項87】
前記糸球体疾患が半月体形成性糸球体腎炎である、請求項1〜83のいずれか一項に記載の方法。
【請求項88】
前記糸球体疾患が膜性腎症である、請求項1〜83のいずれか一項に記載の方法。
【請求項1】
有効量のグルコシルセラミドシンターゼ阻害薬を被験者に投与することを含む、被験者におけるメサンギウム増殖性糸球体腎炎、虚脱性糸球体症、増殖性ループス腎炎、半月体形成性糸球体腎炎および膜性腎症からなる群から選択される糸球体疾患の処置方法。
【請求項2】
前記グルコシルセラミドシンターゼ阻害薬が、次の構造式:
【化1】
で表されるか、またはそれの薬学的に許容される塩であり、式中:
R1が、置換もしくは非置換のアリール基であり;
Yが、−H、加水分解性基、または置換もしくは非置換のアルキル基であり;
R2およびR3がそれぞれ独立して、−H、置換もしくは非置換の脂肪族基、または置換もしくは非置換のアリール基であるか、あるいはR2およびR3が、−N(R2R3)の窒素原子と一緒になって6〜10個の環炭素原子と1もしくは2個の環窒素原子とを含む置換もしくは非置換の非芳香族複素環、または置換もしくは非置換の架橋複素二環式環を形成し;
Xが、−(CR5R6)n−Q−であり;Qが、−O−、−S−、−C(O)−、−C(S)−、−C(O)O−、−C(S)O−、−C(S)S−、−C(O)NR7−、−NR7−、−NR7C(O)−、−NR7C(O)NR7−、−OC(O)−、−SO3−、−SO−、−S(O)2−、−SO2NR7−、もしくは−NR7SO2−であり;そしてR4が、−H、置換もしくは非置換の脂肪族基、または置換もしくは非置換のアリール基であるか;または
Xが、共有結合、−(CR5R6)n−、−O−、−S−または−NR7−であり;そしてR4が、置換もしくは非置換の脂肪族基、または置換もしくは非置換のアリール基であり;
R5およびR6がそれぞれ独立して、−H、−OH、−SH、ハロゲン、置換もしくは非置換の低級アルコキシ基、置換もしくは非置換の低級アルキルチオ基、または置換もしくは非置換の低級脂肪族基であり;
nが、1、2、3、4、5または6であり;そして
各R7が独立して、−H、置換もしくは非置換の脂肪族基、または置換もしくは非置換のアリール基であるか、あるいはR7およびR4が、NR7R4の窒素原子と一緒になって置換もしくは非置換の非芳香族複素環基を形成する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
R1が、ハロゲン、アルキル、ハロアルキル、Ar1、−OR30、−O(ハロアルキル)、−SR30、−NO2、−CN、−NCS、−N(R31)2、−NR31C(O)R30、−NR31C(O)OR32、−N(R31)C(O)N(R31)2、−C(O)R30、−C(S)R30、−C(O)OR30、−OC(O)R30、−C(O)N(R31)2、−S(O)2R30、−SO2N(R31)2、−S(O)R32、−SO3R30、−NR31SO2N(R31)2、−NR31SO2R32、−Vo−Ar1、−Vo−OR30、−Vo−O(ハロアルキル)、−Vo−SR30、−Vo−NO2、−Vo−CN、−Vo−N(R31)2、−Vo−NR31C(O)R30、−Vo−NR31CO2R32、−Vo−N(R31)C(O)N(R31)2、−Vo−C(O)R30、−Vo−C(S)R30、−Vo−CO2R30、−Vo−OC(O)R30、−Vo−C(O)N(R31)2−、−Vo−S(O)2R30、−Vo−SO2N(R31)2、−Vo−S(O)R32、−Vo−SO3R30、−Vo−NR31SO2N(R31)2、−Vo−NR31SO2R32、−O−Vo−Ar1、−O−V1−N(R31)2、−S−Vo−Ar1、−S−V1−N(R31)2、−N(R31)−Vo−Ar1、−N(R31)−V1−N(R31)2、−NR31C(O)−Vo−N(R31)2、−NR31C(O)−Vo−Ar1、−C(O)−Vo−N(R31)2、−C(O)−Vo−Ar1、−C(S)−Vo−N(R31)2、−C(S)−Vo−Ar1、−C(O)O−V1−N(R31)2、−C(O)O−Vo−Ar1、−O−C(O)−V1−N(R31)2、−O−C(O)−Vo−Ar1、−C(O)N(R31)−V1−N(R31)2、−C(O)N(R31)−Vo−Ar1、−S(O)2−Vo−N(R31)2、−S(O)2−Vo−Ar1、−SO2N(R31)−V1−N(R31)2、−SO2N(R31)−Vo−Ar1、−S(O)−Vo−N(R31)2、−S(O)−Vo−Ar1、−S(O)2−O−V1−N(R31)2、−S(O)2−O−Vo−Ar1、−NR31SO2−Vo−N(R31)2、−NR31SO2−Vo−Ar1、−O−[CH2]p−O−、−S−[CH2]p−S−および−[CH2]q−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたアリール基であり;
各Voが独立してC1〜C10アルキレン基であり;
各V1が独立してC2〜C10アルキレン基であり;
Ar1が、ハロゲン、アルキル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、ハロアルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキルカルボニルおよびハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基でそれぞれ任意選択的におよび独立して置換されたアリール基であり;
各R30が独立して、
i)水素;
ii)ハロゲン、アルキル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、ハロアルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキルカルボニルおよびハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたアリール基;または
iii)ハロゲン、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、ハロアルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキルカルボニルおよびハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたアルキル基
であり;
各R31が独立して、R30、−CO2R30、−SO2R30もしくは−C(O)R30であるか;または
−N(R31)2は、一緒になって任意選択的に置換された非芳香族複素環基であり;
各R32が独立して、
i)ハロゲン、アルキル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルおよびハロアルコキシおよびハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたアリール基;または
ii)ハロゲン、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニルおよびハロアルコキシおよびハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたアルキル基
であり;
各pは独立して、1、2、3または4であり;そして
各qは独立して、3、4、5または6である、
請求項2に記載の方法。
【請求項4】
Yが、−H、−C(O)R、−C(O)ORまたは−C(O)NRR’であり;
RおよびR’がそれぞれ独立して、−水素;ハロゲン、−OH、−CN、−NCS、−NO2、−NH2、低級アルコキシ、低級ハロアルコキシおよびアリールからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換された低級脂肪族基;またはハロゲン、−OH、−CN、−NCS、−NO2、−NH2、低級アルコキシ、低級ハロアルコキシ、低級脂肪族基および低級ハロ脂肪族基からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたアリール基であるか;あるいは
RおよびR’が、NRR’の窒素原子と一緒になってハロゲン;−OH;−CN;−NCS;−NO2;−NH2;低級アルコキシ;低級ハロアルコキシ;ハロゲン、−OH、−CN、−NCS、−NO2、−NH2、低級アルコキシ、低級ハロアルコキシおよびアリールからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換された低級脂肪族基;ハロゲン、−OH、−CN、−NCS、−NO2、−NH2、低級アルコキシ、低級ハロアルコキシ、低級脂肪族基および低級ハロ脂肪族基からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたアリール基からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換された非芳香族複素環を形成する、
請求項3に記載の方法。
【請求項5】
−N(R2R3)が、ハロゲン、アルキル、ハロアルキル、−OR40、−O(ハロアルキル)、−SR40、−NO2、−CN、−N(R41)2、−NR41C(O)R40、−NR41C(O)OR42、−N(R41)C(O)N(R41)2、−C(O)R40、−C(S)R40、−C(O)OR40、−OC(O)R40、−C(O)N(R41)2、−S(O)2R40、−SO2N(R41)2、−S(O)R42、−SO3R40、Ar2、V2−Ar2、−V2−OR40、−V2−O(ハロアルキル)、−V2−SR40、−V2−NO2、−V2−CN、−V2−N(R41)2、−V2−NR41C(O)R40、−V2−NR41CO2R42、−V2−N(R41)C(O)N(R41)2、−V2−C(O)R40、−V2−C(S)R40、−V2−CO2R40、−V2−OC(O)R40、−V2−C(O)N(R41)2−、−V2−S(O)2R40、−V2−SO2N(R41)2、−V2−S(O)R42、−V2−SO3R40、−O−V2−Ar2および−S−V2−Ar2からなる群から選択される1つ以上の置換基でそれぞれ任意選択的におよび独立して置換された、5もしくは6員環の非芳香族窒素含有複素環基または6もしくは7個の環炭素原子と1もしくは2個の環窒素原子とを含む架橋複素二環式環であり;
各V2が独立してC1〜C4アルキレン基であり;
Ar2が、ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基でそれぞれ任意選択的に置換されたアリール基であり;
各R40が独立して、
i)水素;
ii)ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたアリール基;または
iii)ハロゲン、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたC1〜C10アルキル基
であり;そして
各R41が独立して、R40、−CO2R40、−SO2R40もしくは−C(O)R40であるか;または
−N(R41)2は一緒になって任意選択的に置換された非芳香族複素環基であり;
そして各R42が独立して、
i)ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたアリール基;または
ii)ハロゲン、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたC1〜C10アルキル基
である、
請求項4に記載の方法。
【請求項6】
R5およびR6がそれぞれ独立して、−H;−OH;ハロゲン;または低級アルコキシもしくは低級アルキル基である、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
Yが−Hである、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
R4が、ハロゲン、アルキル、ハロアルキル、Ar3、Ar3−Ar3、−OR50、−O(ハロアルキル)、−SR50、−NO2、−CN、−NCS、−N(R51)2、−NR51C(O)R50、−NR51C(O)OR52、−N(R51)C(O)N(R51)2、−C(O)R50、−C(S)R50、−C(O)OR50、−OC(O)R50、−C(O)N(R51)2、−S(O)2R50、−SO2N(R51)2、−S(O)R52、−SO3R50、−NR51SO2N(R51)2、−NR51SO2R52、−V4−Ar3、−V−OR50、−V4−O(ハロアルキル)、−V4−SR50、−V4−NO2、−V4−CN、−V4−N(R51)2、−V4−NR51C(O)R50、−V4−NR51CO2R52、−V4−N(R51)C(O)N(R51)2、−V4−C(O)R50、−V4−C(S)R50、−V4−CO2R50、−V4−OC(O)R50、−V4−C(O)N(R51)2−、−V4−S(O)2R50、−V4−SO2N(R51)2、−V4−S(O)R52、−V4−SO3R50、−V4−NR51SO2N(R51)2、−V4−NR51SO2R52、−O−V4−Ar3、−O−V5−N(R51)2、−S−V4−Ar3、−S−V5−N(R51)2、−N(R51)−V4−Ar3、−N(R51)−V5−N(R51)2、−NR51C(O)−V4−N(R51)2、−NR51C(O)−V4−Ar3、−C(O)−V4−N(R51)2、−C(O)−V4−Ar3、−C(S)−V4−N(R51)2、−C(S)−V4−Ar3、−C(O)O−V5−N(R51)2、−C(O)O−V4−Ar3、−O−C(O)−V5−N(R51)2、−O−C(O)−V4−Ar3、−C(O)N(R51)−V5−N(R51)2、−C(O)N(R51)−V4−Ar3、−S(O)2−V4−N(R51)2、−S(O)2−V4−Ar3、−SO2N(R51)−V5−N(R51)2、−SO2N(R51)−V4−Ar3、−S(O)−V4−N(R51)2、−S(O)−V4−Ar3、−S(O)2−O−V5−N(R51)2、−S(O)2−O−V4−Ar3、−NR51SO2−V4−N(R51)2、−NR51SO2−V4−Ar3、−O−[CH2]p’−O−、−S−[CH2]p’−S−、および−[CH2]q’−からなる群から選択される1つ以上の置換基でそれぞれ任意選択的に置換された脂肪族もしくはアリール基であり;
各V4が独立してC1〜C10アルキレン基であり;
各V5が独立してC2〜C10アルキレン基であり;
各Ar3が独立して、ハロゲン、アルキル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、ハロアルコキシおよびハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基でそれぞれ任意選択的に置換されたアリール基であり;
各R50が独立して、
i)水素;
ii)ハロゲン、アルキル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、ハロアルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキルカルボニルおよびハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたアリール基;または
iii)ハロゲン、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、ハロアルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキルカルボニルおよびハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたアルキル基
であり;
各R51が独立して、R50、−CO2R50、−SO2R50もしくは−C(O)R50であるか;または−N(R51)2が一緒になって任意選択的に置換された非芳香族複素環基であり;そして各R52は独立して、
i)ハロゲン、アルキル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、ハロアルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキルカルボニルおよびハロアルキルからなる群から選択される1つもしくは2つの置換基で任意選択的に置換されたアリール基;または
ii)ハロゲン、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、ハロアルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキルカルボニルおよびハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたアルキル基
であり;
各p’が1、2、3または4であり;そして
各q’が3、4、5または6である、
請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記化合物が、次の構造式:
【化2】
で表されるか、またはそれの薬学的に許容される塩である、請求項2に記載の方法。
【請求項10】
R1が、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、−OR30、−SR30、−N(R31)2、Ar1、−Vo−OR30、−Vo−N(R31)2、−Vo−Ar1、O−Vo−Ar1、−O−V1−N(R31)2、−S−Vo−Ar1、−S−V1−N(R31)2、−N(R31)−Vo−Ar1、−N(R31)−V1−N(R31)2、−O−[CH2]p−O−、−S−[CH2]p−S−、および−[CH2]q−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたフェニル基であり;
Ar1が、ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基でそれぞれ任意選択的に置換されたフェニル基であり;
各R30が独立して、
i)水素;
ii)ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたフェニル基;または
iii)ハロゲン、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたC1〜C10アルキル基
であり;そして
各R31が独立してR30であるか、または−N(R31)2が任意選択的に置換された非芳香族複素環基である、
請求項9に記載の方法。
【請求項11】
−N(R2R3)が、
i)ハロゲン、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、ヒドロキシル、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルもしくはC1〜C6ハロアルコキシ、アミノ、C1〜C6アルキルアミノおよびC1〜C6ジアルキルアミノからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたピロリジニル、アゼチジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、アゼピニルもしくはモルホリニル基;または
ii)ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OH、−SH、−O(C1〜C6アルキル)、−S(C1〜C6アルキル)、−O(C1〜C6ハロアルキル)、−S(C1〜C6ハロアルキル)、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノおよびC1〜C6ジアルキルアミノからなる群から選択される置換基で1個以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された、ならびにハロゲン、シアノ、ニトロ、−OH、−SH、−O(C1〜C6アルキル)、−S(C1〜C6アルキル)、−O(C1〜C6ハロアルキル)、−S(C1〜C6ハロアルキル)、フェニル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノおよびC1〜C6ジアルキルアミノで任意選択的に置換されているC1〜C6アルキルと、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OH、−SH、−O(C1〜C6アルキル)、−S(C1〜C6アルキル)、−O(C1〜C6ハロアルキル)、−S(C1〜C6ハロアルキル)、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノおよびC1〜C6ジアルキルアミノで任意選択的に置換されているフェニルとからなる群から選択される置換基で環窒素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された
【化3】
である、
請求項10に記載の方法。
【請求項12】
R4が、任意選択的に置換されたアリール基または任意選択的に置換された低級アリールアルキル基である、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
Qが、−O−、−S−、−C(O)−、−C(S)−、−NR7(CO)−または−C(O)NR7−である、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記化合物が、次の構造式:
【化4】
で表されるか、またはそれの薬学的に許容される塩である、請求項2に記載の方法。
【請求項15】
R1が、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、−OR30、−SR30、−N(R31)2、Ar1、−Vo−OR30、−Vo−N(R31)2、−Vo−Ar1、−O−Vo−Ar1、−O−V1−N(R31)2、−S−Vo−Ar1、−S−V1−N(R31)2、−N(R31)−Vo−Ar1、−N(R31)−V1−N(R31)2、−O−[CH2]p−O−、−S−[CH2]p−S−、および−[CH2]q−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたフェニル基であり;
Ar1が、ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基でそれぞれ任意選択的に置換されたフェニルであり;
各R30が独立して、
i)水素;
ii)ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたフェニル基;または
iii)ハロゲン、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたC1〜C10アルキル基
であり;そして
各R31が独立してR30であるか、または−N(R31)2が任意選択的に置換された非芳香族複素環基である、
請求項14に記載の方法。
【請求項16】
−N(R2R3)が、ハロゲン、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、ヒドロキシル、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルもしくはC1〜C6ハロアルコキシ、アミノ、C1〜C6アルキルアミノおよびC1〜C6ジアルキルアミノからなる群から選択される置換基で1つ以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された、ピロリジニル、アゼチジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、アゼピニルもしくはモルホリニル基または
【化5】
である、
請求項15に記載の方法。
【請求項17】
R4が、任意選択的に置換されたアリール基または任意選択的に置換された低級アルキル基である、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
R4が、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、Ar3、Ar3−Ar3、−OR50、−O(ハロアルキル)、−SR50、−NO2、−CN、−N(R51)2、−NR51C(O)R50、−C(O)R50、−C(O)OR50、−OC(O)R50、−C(O)N(R51)2、−V4−Ar3、−V−OR50、−V4−O(ハロアルキル)、−V4−SR50、−V4−NO2、−V4−CN、−V4−N(R51)2、−V4−NR51C(O)R50、−V4−C(O)R50、−V4−CO2R50、−V4−OC(O)R50、−V4−C(O)N(R51)2−、−O−V4−Ar3、−O−V5−N(R51)2、−S−V4−Ar3、−S−V5−N(R51)2、−N(R51)−V4−Ar3、−N(R51)−V5−N(R51)2、−NR51C(O)−V4−N(R51)2、−NR51C(O)−V4−Ar3、−C(O−V4−N(R51)2、−C(O)−V4−Ar3、−C(O)O−V5−N(R51)2、−C(O)O−V4−Ar3、−O−C(O)−V5−N(R51)2、−O−C(O)−V4−Ar3、−C(O)N(R51)−V5−N(R51)2、−C(O)N(R51)−V4−Ar3、−O−[CH2]p’−O−および−[CH2]q’−
からなる群から選択される1つ以上の置換基でそれぞれ任意選択的におよび独立して置換されたアリールもしくは低級アリールアルキル基である、
請求項17に記載の方法。
【請求項19】
nが1、2、3または4である、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記化合物が、次の構造式:
【化6】
で表されるか、またはそれの薬学的に許容される塩である、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
R4が、
【化7】
(式中:
環A〜Z5のそれぞれは、任意選択的におよび独立して置換されており;そして
各xは独立して0または1である)
からなる群から選択される、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記化合物が、次の構造式:
【化8】
で表されるか、またはそれの薬学的に許容される塩であり、式中、フェニル環Aが任意選択的に置換されている、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
−N(R2R3)が、ハロゲン、−OH、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシまたはC1〜C6ハロアルコキシで1個以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された、ピロリジニル、ピペリジニル、もしくはアゼピニル基、または
【化9】
である、
請求項22に記載の方法。
【請求項24】
R1が、−OH、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシ(C1〜C6)アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ(C1〜C6)アルコキシ、C1〜C6ヒドロキシアルコキシおよび−O−[CH2]p−O−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたフェニル基であり;
フェニル環Aが、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、アミノ、C1〜C10アルキルアミノ、C1〜C10ジアルキルアミノ、−OR50、−Ar3、−V4−Ar3、−V−OR50、−O(C1〜C10ハロアルキル)、−V4−O(C1〜C10ハロアルキル)、−O−V4−Ar3、−O−[CH2]p’−O−および−[CH2]q’−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されており;
Ar3が、ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基でそれぞれ任意選択的に置換されたフェニル基であり;そして
各R50が独立して、
i)水素;
ii)ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたフェニル基;または
iii)ハロゲン、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたC1〜C10アルキル基
である、
請求項23に記載の方法。
【請求項25】
−N(R2R3)が、ハロゲン、−OH、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシまたはC1〜C6ハロアルコキシで1個以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された、ピロリジニル、
【化10】
であり;そして
フェニル環Aが、1つ以上のハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、アミノ、C1〜C10アルキルアミノ、C1〜C10ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシ、ヒドロキシ、C1〜10アルコキシ、−O−[CH2]p’−O−または−[CH2]q’−で任意選択的に置換されている、
請求項24に記載の方法。
【請求項26】
R1で表される前記フェニル環が、−OH、−OCH3、−OC2H5および−O−[CH2]p’−O−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されている、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記化合物が、次の構造式:
【化11】
で表されるか、またはそれの薬学的に許容される塩である、請求項2に記載の方法。
【請求項28】
R1が、1つ以上のハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、−OR30、−SR30、−N(R31)2、Ar1、−Vo−OR30、−V−N(R31)2、−Vo−Ar1、−O−Vo−Ar1、−O−V1−N(R31)2、−S−Vo−Ar1、−S−V1−N(R31)2、−N(R31)−Vo−Ar1、−N(R31)−V1−N(R31)2、−O−[CH2]p−O−、−S−[CH2]p−S−、または−[CH2]q−で任意選択的に置換されたフェニル基であり;
Ar1が、ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基でそれぞれ任意選択的に置換されたフェニル基であり;
各R30が独立して、
i)水素;
ii)ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたフェニル基;または
iii)ハロゲン、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたC1〜C10アルキル基
であり;そして
各R31が独立してR30であるか、または−N(R31)2が任意選択的に置換された非芳香族複素環基である、
請求項27に記載の方法。
【請求項29】
−N(R2R3)が、ハロゲン、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、ヒドロキシル、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルもしくはC1〜C6ハロアルコキシ、アミノ、C1〜C6アルキルアミノおよびC1〜C6ジアルキルアミノからなる群から選択される置換基で1個以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された、ピロリジニル、アゼチジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、アゼピニルもしくはモルホリニル基または
【化12】
である、
請求項28に記載の方法。
【請求項30】
R4が、任意選択的に置換されたアリール基または任意選択的に置換された低級アルキル基である、
請求項29に記載の方法。
【請求項31】
R4が、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、Ar3、−OR50、−O(ハロアルキル)、−SR50、−NO2、−CN、−N(R51)2、−NR51C(O)R50、−C(O)R50、−C(O)OR50、−OC(O)R50、−C(O)N(R51)2、−V4−Ar3、−V−OR50、−V4−O(ハロアルキル)、−V4−SR50、−V4−NO2、−V4−CN、−V4−N(R51)2、−V4−NR51C(O)R50、−V4−C(O)R50、−V4−CO2R50、−V4−OC(O)R50、−V4−C(O)N(R51)2−、−O−V4−Ar3、−O−V5−N(R51)2、−S−V4−Ar3、−S−V5−N(R51)2、−N(R51)−V4−Ar3、−N(R51)−V5−N(R51)2、−NR51C(O)−V4−N(R51)2、−NR51C(O)−V4−Ar3、−C(O)−V4−N(R51)2、−C(O)−V4−Ar3、−C(O)O−V5−N(R51)2、−C(O)O−V4−Ar3、−O−C(O)−V5−N(R51)2、−O−C(O)−V4−Ar3、−C(O)N(R51)−V5−N(R51)2、−C(O)N(R51)−V4−Ar3、−O−[CH2]p’−O−および−[CH2]q’−からなる群から選択される1つ以上の置換基でそれぞれ任意選択的におよび独立して置換されたアリールもしくは低級アリールアルキル基である、
請求項30に記載の方法。
【請求項32】
nが3、4または5である、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
前記化合物が、次の構造式:
【化13】
で表されるか、またはそれの薬学的に許容される塩である、請求項32に記載の方法。
【請求項34】
R4が、
【化14】
(式中、
環A〜Z5のそれぞれは任意選択的におよび独立して置換されており;そして
各xは独立して0または1である)
からなる群から選択される、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
前記化合物が、次の構造式:
【化15】
で表されるか、またはそれの薬学的に許容される塩であり、式中、フェニル環Aが任意選択的に置換されている、請求項34に記載の方法。
【請求項36】
−N(R2R3)が、ハロゲン、−OH、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシまたはC1〜C6ハロアルコキシで1個以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された、ピロリジニル、ピペリジニル、もしくはアゼピニル基、または
【化16】
である、
請求項35に記載の方法。
【請求項37】
R1が、−OH、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシ(C1〜C6)アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ(C1〜C6)アルコキシ、C1〜C6ヒドロキシアルコキシおよび−O−[CH2]p−O−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたフェニル基であり;
フェニル環Aが、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、アミノ、C1〜C10アルキルアミノ、C1〜C10ジアルキルアミノ、−OR50、−Ar3、−V4−Ar3、−V−OR50、−O(C1〜C10ハロアルキル)、−V4−O(C1〜C10ハロアルキル)、−O−V4−Ar3、−O−[CH2]p’−O−および−[CH2]q’−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されており;
Ar3が、ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基でそれぞれ任意選択的に置換されたフェニル基であり;そして
各R50が独立して、
i)水素;
ii)ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたフェニル基;または
iii)ハロゲン、ヒドロキシル、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルコキシからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたC1〜C10アルキル基
である、
請求項36に記載の方法。
【請求項38】
−N(R2R3)が、ハロゲン、−OH、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシまたはC1〜C6ハロアルコキシで1個以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された、ピロリジニル、
【化17】
であり;そして
フェニル環Aが、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、アミノ、C1〜C10アルキルアミノ、C1〜C10ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシ、ヒドロキシ、C1〜10アルコキシ、−O−[CH2]p’−O−および−[CH2]q’−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されている、
請求項37に記載の方法。
【請求項39】
R1で表される前記フェニル環が、−OH、−OCH3、−OC2H5および−O−[CH2]p’−O−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されている、
請求項38に記載の方法。
【請求項40】
前記化合物が、次の構造式:
【化18】
で表されるか、またはそれの薬学的に許容される塩であり、式中、R4が任意選択的に置換されているアリール基である、請求項2に記載の方法。
【請求項41】
R1が、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、−OR30、−SR30、−N(R31)2、Ar1、−V−OR30、−V−N(R31)2、−V−Ar1、−O−V−Ar1、−O−V1−N(R31)2、−S−V−Ar1、−S−V1−N(R31)2、−N(R31)−V−Ar1、−N(R31)−V1−N(R31)2、−O−[CH2]p−O−、−S−[CH2]p−S−および−[CH2]q−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたフェニル基であり;
Ar1が、ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基でそれぞれ任意選択的に置換されたフェニル基であり;
各R30が独立して、
i)水素;
ii)ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたフェニル基;または
iii)ハロゲン、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたC1〜C10アルキル基
であり;そして
各R31が独立してR30であるか、または−N(R31)2が任意選択的に置換された非芳香族複素環基である、
請求項40に記載の方法。
【請求項42】
−N(R2R3)が、ハロゲン、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、ヒドロキシル、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルもしくはC1〜C6ハロアルコキシ、アミノ、C1〜C6アルキルアミノおよびC1〜C6ジアルキルアミノからなる群から選択される置換基で1個以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された、ピロリジニル、アゼチジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、アゼピニルもしくはモルホリニル基または
【化19】
である、
請求項41に記載の方法。
【請求項43】
R4が、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、Ar3、−OR50、−O(ハロアルキル)、−SR50、−NO2、−CN、−N(R51)2、−NR51C(O)R50、−C(O)R50、−C(O)OR50、−OC(O)R50、−C(O)N(R51)2、−V4−Ar3、−V−OR50、−V4−O(ハロアルキル)、−V4−SR50、−V4−NO2、−V4−CN、−V4−N(R51)2、−V4−NR51C(O)R50、−V4−C(O)R50、−V4−CO2R50、−V4−OC(O)R50、−V4−C(O)N(R51)2−、−O−V4−Ar3、−O−V5−N(R51)2、−S−V4−Ar3、−S−V5−N(R51)2、−N(R51)−V4−Ar3、−N(R51)−V5−N(R51)2、−NR51C(O)−V4−N(R51)2、−NR51C(O)−V4−Ar3、−C(O)−V4−N(R51)2、−C(O)−V4−Ar3、−C(O)O−V5−N(R51)2、−C(O)O−V4−Ar3、−O−C(O)−V5−N(R51)2、−O−C(O)−V4−Ar3、−C(O)N(R51)−V5−N(R51)2、−C(O)N(R51)−V4−Ar3、−O−[CH2]p’−O−および−[CH2]q’−からなる群から選択される1つ以上の置換基でそれぞれ任意選択的におよび独立して置換されたアリール基である、
請求項42に記載の方法。
【請求項44】
前記化合物が、次の構造式:
【化20】
で表されるか、またはそれの薬学的に許容される塩である、請求項43に記載の方法。
【請求項45】
R4が、
【化21】
(式中、
環A〜Z5のそれぞれは任意選択的におよび独立して置換されている)
からなる群から選択される、請求項44に記載の方法。
【請求項46】
−N(R2R3)が、ハロゲン、−OH、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシまたはC1〜C6ハロアルコキシで1個以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に選択された、ピロリジニル、ピペリジニル、もしくはアゼピニル基、または
【化22】
である、
請求項45に記載の方法。
【請求項47】
R4が、ハロゲン、シアノ、アミノ、ニトロ、Ar3、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、ヒドロキシおよびC1〜C6ハロアルコキシからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたビアリール基である、
請求項46に記載の方法。
【請求項48】
前記任意選択的に置換されたビアリール基が、任意選択的に置換されたビフェニル基である、請求項47に記載の方法。
【請求項49】
−N(R2R3)が、ハロゲン、−OH、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシまたはC1〜C6ハロアルコキシで1個以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された、ピロリジニル、
【化23】
であり;そして
R1が、−OH、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシ(C1〜C6)アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ(C1〜C6)アルコキシ、C1〜C6ヒドロキシアルコキシおよび−O−[CH2]p−O−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたフェニル基である、
請求項48に記載の方法。
【請求項50】
nが1、2、3または4である、請求項49に記載の方法。
【請求項51】
−(CH2)n−R4が、
【化24】
であり、そしてここで、フェニル環Aが、ハロゲン、シアノ、アミノ、ニトロ、Ar3、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、ヒドロキシおよびC1〜C6ハロアルコキシからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されている、
請求項45に記載の方法。
【請求項52】
−N(R2R3)が、ハロゲン、−OH、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシまたはC1〜C6ハロアルコキシで1個以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された、ピロリジニル、
【化25】
であり;そして
R1が、−OH、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシ(C1〜C6)アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ(C1〜C6)アルコキシ、C1〜C6ヒドロキシアルコキシおよび−O−[CH2]p−O−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたフェニル基である、
請求項51に記載の方法。
【請求項53】
R1で表される前記フェニル環が、−OH、−OCH3、−OC2H5および−O−[CH2]p’−O−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されている、
請求項52に記載の方法。
【請求項54】
前記化合物が構造式:
【化26】
で表されるか、またはそれらの薬学的に許容される塩であり、式中、R7が−HまたはC1〜C6アルキルである、請求項2に記載の方法。
【請求項55】
R1が、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、−OR30、−SR30、−N(R31)2、Ar1、−Vo−OR30、−Vo−N(R31)2、−Vo−Ar1、−O−Vo−Ar1、−O−V1−N(R31)2、−S−Vo−Ar1、−S−V1−N(R31)2、−N(R31)−Vo−Ar1、−N(R31)−V1−N(R31)2、−O−[CH2]p−O−、−S−[CH2]p−S−および−[CH2]q−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたフェニル基であり;
Ar1が、ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基でそれぞれ任意選択的に置換されたフェニル基であり;
各R30が独立して、
i)水素;
ii)ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたフェニル基;または
iii)ハロゲン、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたC1〜C10アルキル基
であり;そして
各R31が独立してR30であるか、または−N(R31)2が任意選択的に置換された非芳香族複素環基である、
請求項54に記載の方法。
【請求項56】
−N(R2R3)が、ハロゲン、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、ヒドロキシル、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルもしくはC1〜C6ハロアルコキシ、アミノ、C1〜C6アルキルアミノおよびC1〜C6ジアルキルアミノからなる群から選択される置換基で1個以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された、ピロリジニル、アゼチジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、アゼピニルもしくはモルホリニル基または
【化27】
である、
請求項55に記載の方法。
【請求項57】
R7が−Hであり、R4が任意選択的に置換されたアリールもしくはアリールアルキル基である、請求項56に記載の方法。
【請求項58】
R4が、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、Ar3、−OR50、−O(ハロアルキル)、−SR50、−NO2、−CN、−N(R51)2、−NR51C(O)R50、−C(O)R50、−C(O)OR50、−OC(O)R50、−C(O)N(R51)2、−V4−Ar3、−V−OR50、−V4−O(ハロアルキル)、−V4−SR50、−V4−NO2、−V4−CN、−V4−N(R51)2、−V4−NR51C(O)R50、−V4−C(O)R50、−V4−CO2R50、−V4−OC(O)R50、−V4−C(O)N(R51)2−、−O−V4−Ar3、−O−V5−N(R51)2、−S−V4−Ar3、−S−V5−N(R51)2、−N(R51)−V4−Ar3、−N(R51)−V5−N(R51)2、−NR51C(O)−V4−N(R51)2、−NR51C(O)−V4−Ar3、−C(O)−V4−N(R51)2、−C(O)−V4−Ar3、−C(O)O−V5−N(R51)2、−C(O)O−V4−Ar3、−O−C(O)−V5−N(R51)2、−O−C(O)−V4−Ar3、−C(O)N(R51)−V5−N(R51)2、−C(O)N(R51)−V4−Ar3、−O−[CH2]p’−O−および−[CH2]q’−からなる群から選択される1つ以上の置換基でそれぞれ任意選択的におよび独立して置換されたアリールもしくは低級アリールアルキル基である、請求項57に記載の方法。
【請求項59】
前記化合物が、次の構造式:
【化28】
で表されるか、またはそれらの薬学的に許容される塩であり、式中、R8が、−H、またはハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、Ar3、−OR50、−O(ハロアルキル)、−SR50、−NO2、−CN、−N(R51)2、−NR51C(O)R50、−C(O)R50、−C(O)OR50、−OC(O)R50、−C(O)N(R51)2、−V4−Ar3、−V−OR50、−V4−O(ハロアルキル)、−V4−SR50、−V4−NO2、−V4−CN、−V4−N(R51)2、−V4−NR51C(O)R50、−V4−C(O)R50、−V4−CO2R50、−V4−OC(O)R50、−V4−C(O)N(R51)2−、−O−V4−Ar3、−O−V5−N(R51)2、−S−V4−Ar3、−S−V5−N(R51)2、−N(R51)−V4−Ar3、−N(R51)−V5−N(R51)2、−NR51C(O)−V4−N(R51)2、−NR51C(O)−V4−Ar3、−C(O)−V4−N(R51)2、−C(O)−V4−Ar3、−C(O)O−V5−N(R51)2、−C(O)O−V4−Ar3、−O−C(O)−V5−N(R51)2、−O−C(O)−V4−Ar3、−C(O)N(R51)−V5−N(R51)2、−C(O)N(R51)−V4−Ar3、−O−[CH2]p’−O−および−[CH2]q’−からなる群から選択される1つ以上の置換基でそれぞれ任意選択的におよび独立して置換されたアリールもしくは低級アルキル基であり、そしてkが、0、1、2、3、4、5または6である、請求項56に記載の方法。
【請求項60】
R8が、
【化29】
(式中、
環A〜Z5のそれぞれは任意選択的に置換されている)
からなる群から選択される、請求項59に記載の方法。
【請求項61】
−N(R2R3)が、ハロゲン、−OH、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシまたはC1〜C6ハロアルコキシで1個以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された、ピロリジニル、ピペリジニル、もしくはアゼピニル基、または
【化30】
である、
請求項60に記載の方法。
【請求項62】
環A〜Z5のそれぞれが、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、アミノ、C1〜C10アルキルアミノ、C1〜C10ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシ、ヒドロキシ、C1〜10アルコキシ、−O−[CH2]p−O−または−[CH2]q−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されている、請求項61に記載の方法。
【請求項63】
−N(R2R3)が、ハロゲン、−OH、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシまたはC1〜C6ハロアルコキシで1個以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された、ピロリジニル、
【化31】
であり、そして
R1で表される前記フェニル基が、−OH、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシ(C1〜C6)アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ(C1〜C6)アルコキシ、C1〜C6ヒドロキシアルコキシおよび−O−[CH2]p−O−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されている、
請求項62に記載の方法。
【請求項64】
−(CH2)k−R8が、
【化32】
であり、そしてここで、フェニル環Aが、ハロゲン、シアノ、アミノ、ニトロ、Ar3、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、ヒドロキシおよびC1〜C6ハロアルコキシからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されている、請求項60に記載の方法。
【請求項65】
R1で表される前記フェニル環が、−OH、−OCH3、−OC2H5および−O−[CH2]p−O−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されている、請求項64に記載の方法。
【請求項66】
前記化合物が次の構造式:
【化33】
で表されるか、またはそれの薬学的に許容される塩であり、式中、R4が、任意選択的に置換されたアリール基である、請求項2に記載の方法。
【請求項67】
R1が、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、−OR30、−SR30、−N(R31)2、Ar1、−Vo−OR30、−Vo−N(R31)2、−Vo−Ar1、−O−Vo−Ar1、−O−V1−N(R31)2、−S−Vo−Ar1、−S−V1−N(R31)2、−N(R31)−Vo−Ar1、−N(R31)−V1−N(R31)2、−O−[CH2]p−O−、−S−[CH2]p−S−および−[CH2]q−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたフェニル基であり;
Ar1が、ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基でそれぞれ任意選択的に置換されたフェニル基であり;
各R30が独立して、
i)水素;
ii)ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたフェニル基;または
iii)ハロゲン、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたC1〜C10アルキル基
であり;そして
各R31が独立してR30であるか、または−N(R31)2が任意選択的に置換された非芳香族複素環基である、
請求項66に記載の方法。
【請求項68】
−N(R2R3)が、ハロゲン、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、ヒドロキシル、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルもしくはC1〜C6ハロアルコキシ、アミノ、C1〜C6アルキルアミノおよびC1〜C6ジアルキルアミノからなる群から選択される置換基で1個以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された、ピロリジニル、アゼチジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、アゼピニルもしくはモルホリニル基または
【化34】
である、
請求項67に記載の方法。
【請求項69】
R4が、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、Ar3、−OR50、−O(ハロアルキル)、−SR50、−NO2、−CN、−N(R51)2、−NR51C(O)R50、−C(O)R50、−C(O)OR50、−OC(O)R50、−C(O)N(R51)2、−V4−Ar3、−V−OR50、−V4−O(ハロアルキル)、−V4−SR50、−V4−NO2、−V4−CN、−V4−N(R51)2、−V4−NR51C(O)R50、−V4−C(O)R50、−V4−CO2R50、−V4−OC(O)R50、−V4−C(O)N(R51)2−、−O−V4−Ar3、−O−V5−N(R51)2、−S−V4−Ar3、−S−V5−N(R51)2、−N(R51)−V4−Ar3、−N(R51)−V5−N(R51)2、−NR51C(O)−V4−N(R51)2、−NR51C(O)−V4−Ar3、−C(O)−V4−N(R51)2、−C(O)−V4−Ar3、−C(O)O−V5−N(R51)2、−C(O)O−V4−Ar3、−O−C(O)−V5−N(R51)2、−O−C(O)−V4−Ar3、−C(O)N(R51)−V5−N(R51)2、−C(O)N(R51)−V4−Ar3、−O−[CH2]p’−O−および−[CH2]q’−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたアリール基である、請求項68に記載の方法。
【請求項70】
R4が、
【化35】
(式中:
環A〜Z5のそれぞれは任意選択的に置換されている)
からなる群から選択される、請求項69に記載の方法。
【請求項71】
−N(R2R3)が、ハロゲン、−OH、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシまたはC1〜C6ハロアルコキシで1つ以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された、ピロリジニル、ピペリジニル、もしくはアゼピニル基、または
【化36】
である、請求項70に記載の方法。
【請求項72】
R1で表される前記フェニル基が、−OH、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシ(C1〜C6)アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ(C1〜C6)アルコキシ、C1〜C6ヒドロキシアルコキシおよび−O−[CH2]p−O−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されており;そして
環A〜Uのそれぞれが、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、アミノ、C1〜C10アルキルアミノ、C1〜C10ジアルキルアミノ、−OR50、−Ar3、−V4−Ar3、−V−OR50、−O(C1〜C10ハロアルキル)、−V4−O(C1〜C10ハロアルキル)、−O−V4−Ar3、−O−[CH2]p’−O−および−[CH2]q’−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されている、
請求項71に記載の方法。
【請求項73】
−N(R2R3)が、ハロゲン、−OH、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシまたはC1〜C6ハロアルコキシで1個以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された、ピロリジニル、
【化37】
であり、そして
環A〜Uのそれぞれが、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、アミノ、C1〜C10アルキルアミノ、C1〜C10ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシ、ヒドロキシ、C1〜10アルコキシ、−O−[CH2]p’−O−および−[CH2]q’−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されている、
請求項72に記載の方法。
【請求項74】
R4が、
【化38】
であり、そしてここで、フェニル環Aが、ハロゲン、シアノ、アミノ、ニトロ、Ar3、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、ヒドロキシおよびC1〜C6ハロアルコキシからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されている、請求項70に記載の方法。
【請求項75】
前記化合物が、次の構造式:
【化39】
で表されるか、またはそれの薬学的に許容される塩であり、式中、R4が、任意選択的に置換された直鎖脂肪族基である、請求項2に記載の方法。
【請求項76】
R4が、ヒドロキシで任意選択的に置換された直鎖C1〜C20アルキル基である、請求項75に記載の方法。
【請求項77】
R1が、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、−OR30、−SR30、−N(R31)2、Ar1、−Vo−OR30、−Vo−N(R31)2、−Vo−Ar1、−O−Vo−Ar1、−O−V1−N(R31)2、−S−Vo−Ar1、−S−V1−N(R31)2、−N(R31)−Vo−Ar1、−N(R31)−V1−N(R31)2、−O−[CH2]p−O−、−S−[CH2]p−S−および−[CH2]q−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたフェニル基であり;
Ar1が、ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基でそれぞれ任意選択的に置換されたフェニル基であり;
各R30が独立して、
i)水素;
ii)ハロゲン、C1〜C6アルキル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたフェニル基;または
iii)ハロゲン、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されたC1〜C10アルキル基
であり;そして
各R31が独立してR30であるか、または−N(R31)2が任意選択的に置換された非芳香族複素環基である、
請求項76に記載の方法。
【請求項78】
−N(R2R3)が、ハロゲン、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、ヒドロキシル、C1〜C6アルコキシ、ニトロ、シアノ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルカルボニルもしくはC1〜C6ハロアルコキシ、アミノ、C1〜C6アルキルアミノおよびC1〜C6ジアルキルアミノからなる群から選択される置換基で1個以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された、ピロリジニル、アゼチジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、アゼピニルもしくはモルホリニル基または
【化40】
である、
請求項77に記載の方法。
【請求項79】
−N(R2R3)が、−OH、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシまたはC1〜C6ハロアルコキシで1個以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された、ピロリジニル、ピペリジニル、もしくはアゼピニル基、または
【化41】
である、
請求項78に記載の方法。
【請求項80】
R1で表される前記フェニル基が、−OH、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシ(C1〜C6)アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ(C1〜C6)アルコキシ、C1〜C6ヒドロキシアルコキシおよび−O−[CH2]p−O−からなる群から選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されている、
請求項79に記載の方法。
【請求項81】
−N(R2R3)が、ハロゲン、−OH、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシまたはC1〜C6ハロアルコキシで1個以上の環炭素原子にてそれぞれ任意選択的に置換された、ピロリジニル、
【化42】
である、
請求項80に記載の方法。
【請求項82】
R4が直鎖C6〜C8アルキル基である、請求項76〜81のいずれか一項に記載の方法。
【請求項83】
前記グルコシルセラミドシンターゼ阻害薬がイミノ糖である、請求項1に記載の方法。
【請求項84】
前記糸球体疾患がメサンギウム増殖性糸球体腎炎である、請求項1〜83のいずれか一項に記載の方法。
【請求項85】
前記糸球体疾患が虚脱性糸球体症である、請求項1〜83のいずれか一項に記載の方法。
【請求項86】
前記糸球体疾患が増殖性ループス腎炎である、請求項1〜83のいずれか一項に記載の方法。
【請求項87】
前記糸球体疾患が半月体形成性糸球体腎炎である、請求項1〜83のいずれか一項に記載の方法。
【請求項88】
前記糸球体疾患が膜性腎症である、請求項1〜83のいずれか一項に記載の方法。
【図1】
【公表番号】特表2011−529500(P2011−529500A)
【公表日】平成23年12月8日(2011.12.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−521224(P2011−521224)
【出願日】平成21年7月27日(2009.7.27)
【国際出願番号】PCT/US2009/051864
【国際公開番号】WO2010/014554
【国際公開日】平成22年2月4日(2010.2.4)
【出願人】(591042816)ジェンザイム コーポレーション (20)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成23年12月8日(2011.12.8)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年7月27日(2009.7.27)
【国際出願番号】PCT/US2009/051864
【国際公開番号】WO2010/014554
【国際公開日】平成22年2月4日(2010.2.4)
【出願人】(591042816)ジェンザイム コーポレーション (20)
【Fターム(参考)】
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