説明

表面実装用の温度補償水晶発振器

【目的】起動時の温度補償動作を良好にして周波数安定度を維持した表面実装用の温度補償発振器を提供する。
【構成】発振回路6及び温度センサ16bを有して補償電圧Vcを前記発振回路6の電圧可変容量素子13に供給する温度補償機構7を集積化し、回路機能面となる一主面の少なくとも対角部を含む両辺にIC端子15を有するICチップ2を、凹状とした容器本体1の内底面にバンプ8を用いて固着し、前記容器本体1の内壁段部に水晶片3の一端部両側を固着した表面実装用の温度補償水晶発振器において、前記発振回路の発熱源となる能動素子16aと前記温度補償機構7の温度センサ16bとは前記ICチップ2の前記対角部領域に離間して配置される。また、前記ICチップ2の中央領域に放熱用のIC端子15cを設けた構成とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は表面実装用の温度補償水晶発振器(以下、温度補償発振器とする)を技術分野とし、特に起動時の温度補償を確実にした表面実装発振器に関する。
【背景技術】
【0002】
(発明の背景)
表面実装用の温度補償発振器は、小型・軽量であって温度変化に対する周波数安定度が高いことから、特に温度環境の変化する携帯電話等の携帯機器に周波数源として内蔵される。このようなものの一つに、温度補償機構及び発振回路をICチップ内に集積化して水晶片とともに密閉封入した温度補償発振器がある。
【0003】
(従来技術の一例)
第4図は一従来例を説明する図で、同図(a)は表面実装用とした温度補償発振器の断面図、同図(b)は概略回路ブロック図、同図(c)はICチップの平面図、同図(d)は水晶片の平面図である。
【0004】
温度補償発振器は内壁段部を有する凹状とした容器本体1にICチップ2と水晶片3とを収容し、金属カバー4を被せてなる。容器本体1は積層セラミックからなり、外底面に実装端子5を、外側面に図示しない温度補償データの書込端子を有する。容器本体1の内底面には図示しない回路端子を、内壁段部に水晶保持端子を有する。
【0005】
ICチップ2は回路機能面としての一主面にIC端子15を有し、水晶振動子(水晶片3)を除く発振回路6及び温度補償機構7を集積化する。IC端子15は少なくとも一対の水晶端子、電源、出力及びアース端子を有し、さらに温度補償データの書込端子等を有する。各IC端子15はICチップ2の回路機能面である一主面の少なくとも対角部を含む両辺側に形成される。
【0006】
そして、ICチップ2の一主面が容器本体1の内底面に対向し、例えば金からなるバンプ8を用いた超音波熱圧着によって、各IC端子15が内底面上の回路端子に接続する。あるいは、バンプ8の少なくとも表面を半田として、リフローによって固着される。各IC端子15はそれぞれ対応する容器本体1の実装端子5、水晶保持端子及び書込端子に接続する。
【0007】
この場合、ICチップ2の一主面と容器本体1の内底面との間はそのままとし、回路機能面を保護する樹脂(所謂アンダーフィル)は塗布しない。これは、ICチップ2が水晶片3とともに密閉封入され、外部と遮断されて保護されるので、アンダーフィルを要しないことによる。
【0008】
発振回路6は例えば図示しないCMOSからなるインバータ増幅素子、及び帰還回路としての共振回路からなる。共振回路は水晶振動子(水晶片3)とICチップ2内の分割コンデンサからなる。温度補償機構7は周囲温度を検出する抵抗等からなる温度センサを有し、周囲温度に応答した補償電圧Vcを生成する。補償電圧Vcは予め測定された周波数温度特性に基づく、書込端子からの温度補償データによって生成される。
【0009】
水晶片3は両主面に励振電極9を有し、一端部両側に引出電極10を延出する。引出電極10の延出した一端部両側は、内壁段部の水晶保持端子に導電性接着剤11によって固着される。そして、ICチップ2の水晶端子に電気的に接続し、分割コンデンサと共振回路を形成する。金属カバー4は容器本体1の開口端面に設けた金属リング12にシーム溶接等によって接合される。
【0010】
このようなものでは、温度補償機構7の温度センサによる抵抗値(周囲温度)の変化に基づく補償電圧Vcを、発振回路6(発振ループ)内に挿入された電圧可変容量素子13に印加する。これにより、水晶振動子から見た負荷容量が可変するので、特に水晶振動子(水晶片3)に依存した例えば3次曲線となる周波数温度特性を平坦にし、温度に対する周波数安定度を高める。
【特許文献1】特開2003−101348号公報(例えば第1図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
(従来技術の問題点)
しかしながら、上記構成の温度補償発振器では、周波数安定度が起動時に損なわれて規格を充分に満足しない問題があった。すなわち、温度補償発振器の起動時には、ICチップ2内に生ずる回路電流に起因した特に発振用増幅器や緩衝増幅器等の能動素子による発熱によって、ICチップ2自体の温度が周囲温度よりも高くなる。
【0012】
これに対し、水晶振動子(水晶片3)は周囲温度に応答した振動周波数で動作する。したがって、ICチップ2に集積化された温度補償機構内の温度センサは、水晶振動子(水晶片3)の動作温度よりも高い温度を検出し、これに基づく補償電圧Vcを電圧可変容量素子13に印加する。例えば水晶振動子は公称周波数foとなる25℃で動作しているにも拘わらず、温度センサはこれより高い例えば30℃を検出する。
【0013】
そして、温度補償機構7は検出温度30℃に基づく補償電圧Vcを電圧可変容量素子13に印加する。したがって、発振周波数fは公称周波数foから変化するので、起動時には周波数安定度を悪化させる。但し、起動時からの時間の経過とともにICチップ2と水晶片3との温度が接近して同一になれば、温度補償動作は正常に機能して周波数安定度を規格内に満足する。
【0014】
この場合、特に、携帯電話ではクロック周波数に応答して温度補償発振器が起動され、ON・OFF動作が繰り返される。したがって、起動時におけるICチップ2と水晶振動子との温度差による温度補償動作の誤動作は問題を大きくする。なお、電源電圧の省力化のため、クロック周波数にて間欠的に動作する。
【0015】
(発明の目的)
本発明は起動時の温度補償動作を良好にして周波数安定度を維持した表面実装用の温度補償発振器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0016】
(着目点)
本発明は、ICチップの温度分布、即ち、IC端子15の位置する両辺側はバンプ及び回路端子を経て放熱されるので、中央領域よりも温度は低くなる温度分布に着目した。この場合、特に電源、アース及び出力等の実装端子と接続するIC端子からの放熱効果が大きい。
【0017】
本発明は、特許請求の範囲の請求項1に示したように、発振回路及び温度センサを有して補償電圧を前記発振回路の電圧可変容量素子に供給する温度補償機構を集積化し、回路機能面となる一主面の少なくとも対角部を含む両辺にIC端子を有するICチップを、バンプを用いた超音波熱圧着によって凹状とした容器本体の内底面に固着し、前記容器本体の内壁段部に水晶片の一端部両側を固着した表面実装用の温度補償水晶発振器において、前記発振回路の発熱源となる能動素子と前記温度補償機構の温度センサとは前記ICチップの前記対角部領域に離間して配置された構成とする。
【0018】
また、同請求項3に示したように、発振回路及び温度センサを有して補償電圧を前記発振回路の電圧可変容量素子に供給する温度補償機構を集積化し、回路機能面となる一主面の少なくとも対角部を含む両辺にIC端子を有するICチップを、バンプを用いた超音波熱圧着によって凹状とした容器本体の内底面に固着し、前記容器本体の内壁段部に水晶片の一端部両側を固着した表面実装用の温度補償水晶発振器において、前記ICチップの中央領域に前記バンプを用いた超音波熱圧着によって固着される放熱用のIC端子を設けた構成とする。
【発明の効果】
【0019】
本発明における請求項1の構成であれば、能動素子と温度センサとはIC端子の位置する対角部領域に離間して配置される。この場合、着目点で示したように、ICチップの対角部にはIC端子が位置して温度が低下する。すなわち、発熱源となる能動素子が配置される一方の対角部領域での発熱は、一方の対角部のIC端子、バンプ及び回路端子を経て放熱されるので蓄熱を防止する。
【0020】
また、温度センサの配置される他方の対角部領域は、一方の対角部領域の発熱源とは最も離間するとともにIC端子、バンプ及び回路端子を経て放熱されるので、発熱源による温度上昇の影響を受けにくいとともに放熱によって温度上昇を抑制する。したがって、温度センサによる検出温度は、発熱源による温度上昇の影響を小さくして、水晶振動子の動作温度となる周囲温度に接近する。
【0021】
これらにより、温度補償発振器の起動時において発熱源による温度上昇があっても、温度センサは水晶振動子の動作温度(周囲温度)に接近した温度を検出して、動作温度に応じた補償電圧を発振回路の電圧可変容量素子に供給できる。したがって、温度補償発振器の起動時における周波数安定度を高められる。
【0022】
同請求項3の構成であれば、ICチップの中央領域にバンプを用いた超音波熱圧着によって固着される発熱用のIC端子15を設けるので、両辺側のIC端子とともに放熱効果を高められる。したがって、請求項1と同様に、発熱源による温度上昇を抑制して、水晶振動子の動作温度(周囲温度)に接近した検出温度及びこれに応じた補償電圧を得る。これにより、温度補償発振器の起動時における周波数安定度を高められる。
【0023】
(実施態様項)
本発明の請求項2では、請求項1において、前記対角部のIC端子は前記容器本体の外底面に設けられた実装端子に電気的に接続する。これにより、実装端子例えば電源、アース及び出力端子等はセット基板の回路パターンに接続するので、放熱効果を高める。
【0024】
同請求項4では、請求項3において、前記発振回路の発熱源となる能動素子と前記温度補償機構の温度センサとは前記ICチップの対角部領域に離間して配置される。したがって、請求項1と請求項3との効果が相乗して、温度センサによる検出温度が水晶振動子の動作温度にさらに接近する。
【0025】
同請求項5では、請求項1、2、3又は4において、前記ICチップの側面外周に熱伝導粒子が接着母体に混入された熱伝導性接着剤を塗布する。これによれば、熱伝導性接着剤によって、熱源体による発熱をさらに放熱できる。したがって、温度センサによる検出温度が水晶振動子の動作温度にさらに接近し、起動時における周波数安定度をさらに高める。
【発明を実施するための最良の形態】
【0026】
第1図は本発明の一実施形態を説明する表面実装用の温度補償発振器の図で、同図(a)は断面図、同図(b)はICチップの平面図である。なお、前従来例と同一部分には同番号を付与してその説明は簡略又は省略する。
【0027】
温度補償発振器は、前述同様に、発振回路6及び温度補償機構7を集積化したICチップ2の回路機能面を容器本体1の内底面にバンプ8を用いた超音波熱圧着あるいはリフローによって固着する。ICチップの回路機能面である一主面の対角部を含む両辺側にはIC端子15を有する。また、引出電極10の延出した水晶片3の一端部両側を容器本体1の内壁段部に導電性接着剤11によって固着する。そして、容器本体1の開口端面に金属カバー4を接合して密閉封入する。
【0028】
この実施形態では、ICチップ内に集積化される発振回路のうちの発振用増幅器や緩衝増幅器等の発熱源となる能動素子16aを一方の対角部領域に配置し、一方の対角部のIC端子15aに近接させる。また、温度補償機構の温度センサ16bを他方の対角部領域に配置し、他方の対角部のIC端子15bに近接させる。対角部のIC端子15(ab)は実装端子5と電気的に接続する電源、アース及び出力端子とする。
【0029】
そして、ICチップの一主面の中央領域に放熱用のIC端子15cを設ける。ここでは、両辺側のIC端子15と並列に3個の放熱用のIC端子15cを設ける。放熱用のIC端子15cはバンプを用いた超音波熱圧着あるいはリフローによって、内底面の回路端子に固着される。放熱用のIC端子15cは、実装端子5中のアース端子に接続する。
【0030】
このような構成であれば、発明の効果の欄でも述べたように、発熱源となる能動素子16aと温度センサ16bとは、IC端子15(ab)に隣接して配置される。したがって、IC端子15(ab)、バンプ8及び回路端子を経ての放熱によって、能動素子16a及び温度センサ16bの対角部領域は温度が低下する。
【0031】
また、発熱源となる能動素子16aと温度センサ16bとが配置される対角部領域は最も離間する。したがって、温度センサ16bでの検出温度は、能動素子16aによる発熱温度の影響を小さくなる。さらには、ICチップの中央領域に放熱用のIC端子15cを設けて放熱するので、両辺側のIC端子15とともにICチップの温度を全体的に低下させる。
【0032】
これらのことから、温度補償発振器の起動時において発熱源特に能動素子16aによる温度上昇があっても、温度センサ16bは水晶振動子(水晶片3)の動作温度となる周囲温度に接近した温度を検出する。そして、動作温度に応じた補償電圧Vcを発振回路6の電圧可変容量素子13に供給できる。したがって、温度補償発振器の起動時における周波数安定度を高められる。特に、携帯電話のように、クロックパルスに応答して間欠的に動作する温度補償発振器では有用になる。
【0033】
(第2実施形態)
第2図は本発明の第2実施形態を説明する表面実装発振器の図で同図(a)は断面図、同図(b)はカバー及び金属リングを除く平面図である。なお、前実施形態と同一部分には同番号を付与してその説明は簡略又は省略する。
【0034】
第2実施形態では、第1実施形態の構成に加えて、ICチップ2の側面外周のすべてに熱伝導性接着剤14を塗布する。この場合、ICチップ2の側面外周は容器本体1の内底面に熱伝導性接着剤14によって固着される。ここでは、ICチップ2の外周と容器本体1の内壁との間に充填される。熱伝導性接着剤14は接着母体をエポキシ系として、図示しないセラミック等の絶縁物質からなる熱伝導材が接着母体に混入される。
【0035】
このような構成であれば、温度補償発振器の起動時に回路電流によってICチップ2が発熱しても、熱伝導性接着剤14を経て積層セラミックからなる容器本体1に放熱される。この場合、ICチップ2に対する容器本体1の体積は格段に大きくて熱容量も大きいので、ICチップ2の温度上昇を抑制する。ここでは、熱伝導性接着剤14が容器本体の内底面のみならず、内壁にも接着するので放熱効果を高める。
【0036】
したがって、温度補償発振器の起動時におけるICチップ2に集積化された温度補償機構7の温度センサによる検出温度を、第1実施形態に比較して、水晶振動子の動作温度にさらに近接できる。このことから、起動時においても、水晶振動子の実際の動作温度を検出して正常な温度補償ができ、周波数安定度を高められる。
【0037】
また、ICチップ2の側面外周を全周にわたって固着するので、超音波熱圧着によるバンプ8のみによる場合に比較して、容器本体1の内底面に対して固着強度を高められる。そして、接着母体をエポキシ系とするので、例えばシリコン系よりも固着強度をさらに高める。さらに、熱伝導材としてセラミックとするので、絶縁性を充分に確保して熱伝導性を高める。
【0038】
(他の事項)
上記実施形態では放熱用のIC端子15c及びこれらが接続する回路端子15cは個々に形成したが、各IC端子15cを連続的にして面積の大きい平面状としても、これらの接続する回路端子を同様に連続的にして平面状としてもよい。これらの場合、面積が大きくなる分、放熱効果を高めることができる。
【0039】
また、熱伝導性接着剤14はICチップ2の側面外周のすべてと容器本体1の内壁面との間に充填(塗布)したが、必要に応じて断続的に塗布しても、例えば温度センサの位置する側面外周のみとしてもよく、基本的には起動特性との観点から塗布できる。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明の第1実施形態を説明する図で、同図(a)は温度補償発振器の断面図、同図(b)はICチップの平面図である。
【図2】本発明の第2実施形態を説明する温度補償発振器の図で、同図(a)は断面図、同図(b)はカバー及び金属リングを除く平面図である。
【図3】本発明の他の例を説明するICチップの平面図である。
【図4】従来例を説明する図で、同図(a)は表面実装用とした温度補償発振器の断面図、同図(b)は概略回路ブロック図、同図(c)はICチップの平面図、同図(d)は水晶片の平面図である。
【符号の説明】
【0041】
1 容器本体、2 ICチップ、3 水晶片、4 金属カバー、5 実装端子、6 発振回路、7 温度補償機構、8 バンプ、9 励振電極、10 引出電極、11 導電性接着剤、12 金属リング、13 電圧可変容量素子、14 熱伝導性接着剤、15 IC端子、15c 放熱用のIC端子、16a 能動素子、16b 温度センサ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
発振回路及び温度センサを有して補償電圧を前記発振回路の電圧可変容量素子に供給する温度補償機構を集積化し、回路機能面となる一主面の少なくとも対角部を含む両辺にIC端子を有するICチップを、凹状とした容器本体の内底面にバンプを用いて固着し、前記容器本体の内壁段部に水晶片の一端部両側を固着した表面実装用の温度補償水晶発振器において、前記発振回路の発熱源となる能動素子と前記温度補償機構の温度センサとは前記ICチップの前記対角部領域に離間して配置されたことを特徴とする表面実装用の温度補償水晶発振器。
【請求項2】
請求項1において、前記ICチップにおける対角部のIC端子は前記容器本体の外底面に設けられた実装端子に電気的に接続した表面実装用の温度補償水晶発振器。
【請求項3】
発振回路及び温度センサを有して補償電圧を前記発振回路の電圧可変容量素子に供給する温度補償機構を集積化し、回路機能面となる一主面の少なくとも対角部を含む両辺にIC端子を有するICチップを、凹状とした容器本体の内底面にバンプを用いて固着し、前記容器本体の内壁段部に水晶片の一端部両側を固着した表面実装用の温度補償水晶発振器において、前記ICチップの中央領域に放熱用のIC端子を設けたことを特徴とする表面実装用の温度補償水晶発振器。
【請求項4】
請求項3において、前記発振回路の発熱源となる能動素子と前記温度補償機構の温度センサとは前記ICチップの対角部領域に離間して配置された表面実装用の温度補償水晶発振器。
【請求項5】
請求項1、2、3又は4において、前記ICチップの側面外周に熱伝導粒子が接着母体に混入された熱伝導性接着剤を塗布した表面実装用の温度補償水晶発振器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2007−295302(P2007−295302A)
【公開日】平成19年11月8日(2007.11.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−121283(P2006−121283)
【出願日】平成18年4月25日(2006.4.25)
【出願人】(000232483)日本電波工業株式会社 (1,148)
【Fターム(参考)】