説明

補強用コードの製造方法と製造装置および補強用コード

【課題】溶剤を含む接着剤等による処理を必要とせず、被膜形成に用いる材料部材の有効活用を可能にする補強用コードの製造方法等を実現する。
【解決手段】コード製造装置10の被膜形成部50内には、芯金22と口金24とが設けられている。芯金22と口金24の間には、被膜材料16を一時的に溜めておくための隙間26が形成されている。被膜材料16は、シリンダ部60のシリンダ14内で加熱されて流動状態となる。被膜材料16は、スクリュー18で撹拌された後、中空室30を介して導入管28の周囲に押し出され、隙間26に入る。適当な温度に保たれた被膜材料16は、心線材料12の移動に伴って、心線材料12とともに第2の通過穴24Hを通過する。その後、冷却された被膜材料16は固まり、心線20の被膜を形成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、補強用コードの製造方法、製造装置と、その製造装置等により製造される補強用コード等に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、自動車エンジンのベルトシステム、一般産業用動力伝達装置等において、歯付ベルト、Vベルト、Vリブドベルト等の伝動ベルトが、動力伝達のために幅広く使用されている。これらの伝動ベルトは、プーリとの噛み合い、または摩擦によって駆動力を伝達する。伝動ベルトは、通常、ゴムもしくは樹脂から成るベルト本体と、ベルト本体に埋設された補強用コードを含む。
【0003】
近年、例えばエンジンの小型化によるエンジンルーム内の高温化等により、伝動ベルトに優れた耐熱性が要求されることが多い。そこで、伝動ベルトの本体として、耐熱性に優れた水素添加ニトリルブタジエンゴムを加硫、架橋したゴム等を用い、やはり耐熱性に優れた高強度ガラス、アラミド繊維等を補強用コードとして用いる場合がある。一般的に、補強用コードの表面には、レゾルシン−ホルムアルデヒド−ラテックス組成物による被膜処理(RFL処理)を施して耐久性を向上させ、さらに、ベルト本体と同種のゴム、樹脂等が配合されたゴム組成物を溶剤で溶かした接着剤を表面に塗布し、ベルト本体との接着性を向上させる。
【0004】
一般産業用途の伝動ベルトにおいても、低発塵性、低発ガス性の要求が高まっているため、伝動ベルトの本体として、従来のゴム組成物から熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂に切換えられる傾向がある。これらの伝動ベルト本体には、補強用コードとして、高強度ガラス、アラミド繊維等が用いられており、これらの補強用コードの表面にも、接着性に優れた組成物による処理の後、ベルト本体と同種の樹脂等を溶剤で溶かした接着剤が塗布される。
【0005】
また、接着剤等を用いずに補強用コード表面に被膜を形成する装置が知られている(例えば特許文献1)。このような装置においては、補強用コードを移動させつつ、加熱したゴムに圧力を加えて補強用コードの移動方向に垂直な方向に流動させることにより、ゴムの被膜を形成する。
【特許文献1】特開2003−340903号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
補強用コードの表面に、溶剤で溶かした接着剤による処理を施す場合、揮発性の溶剤を回収するための装置を要し、コストが高くなる。また、ベルト本体を形成するゴム、樹脂等は、溶剤に対する適度な相溶性を有することが必要となるため、ベルト本体の部材の選択の幅が狭められる。さらに、補強用コード表面に接着剤が均一に塗布されなかった場合、接着力がさほど向上しないといった問題が生じ得る。
【0007】
また、補強用コードを移動させつつ、その移動方向に垂直な方向にゴム等を流動させて被膜を形成する場合、装置の構造が複雑化する。さらに、補強用コードの移動方向に垂直な方向に流動するゴム等を全て有効に活用することは困難であり、そのためにはゴムの回収が必要となる。
【0008】
そこで本発明は、溶剤を含む接着剤等による処理を必要とせず、被膜形成に用いる材料部材の有効活用を可能にする補強用コードの製造方法等を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明のベルト補強用コードの製造方法は、線状のコード材料と、コード材料の表面を被覆するための被膜材料とによるベルト補強用コードの製造方法である。ベルト補強用コードの製造方法は、第1の部材の端部に、第1の部材との間で隙間を形成するように第2の部材を配置し、被膜材料を加熱して隙間に流動させ、コード材料を、第1の部材の先端部を通る第1の通過穴と、第2の部材における第1の通過穴よりも直径の大きい第2の通過穴とを通過するように長手方向に移動させ、隙間にある被膜材料を、長手方向に沿ってコード材料とともに第2の通過穴を通過させ、被膜材料を冷却させて被膜を形成することを特徴とする。
【0010】
第1の部材は、テーパ状であり、第2の部材において、第1の部材の先端部の形状に対応する凹部が設けられていることが好ましい。この場合、隙間が、第1の部材の先端部側ほど狭くなっていることがより好ましい。
【0011】
ベルト補強用コードの製造方法においては、コード材料の直径に応じて、第1の通過穴の直径が異なる複数の第1の部材のいずれかを選択的に使用可能であることが好ましい。また、被膜の厚さを調整するため、第2の通過穴の直径が異なる複数の第2の部材のいずれかを選択的に使用可能であることが好ましい。
【0012】
隙間にある被膜材料を保温可能であることが望ましい。また、被膜の厚さを均一にするため、第1の部材の先端部の向きが調整可能であることが望ましい。
【0013】
被膜材料は、例えばゴムもしくは樹脂である。
【0014】
本発明のベルト補強用コードの製造装置は、線状のコード材料の表面を被膜材料により被覆するベルト補強用コードの製造装置である。ベルト補強用コードの製造装置は、先端部を通る第1の通過穴が設けられた第1の部材と、第1の部材の端部に、第1の部材との間で隙間を形成するように配置され、第1の通過穴よりも直径の大きい第2の通過穴が設けられた第2の部材と、被膜材料を加熱して隙間に流動させる流動手段と、コード材料を、第1の通過穴と第2の通過穴とを通過するように長手方向に移動させつつ、隙間にある被膜材料を、長手方向に沿ってコード材料とともに第2の通過穴を通過させる移動手段とを備えることを特徴とする。
【0015】
本発明のベルト補強用コードは、上述のベルト補強用コード製造装置により製造されたことを特徴とし、本発明の伝動ベルトは、このベルト補強用コードを含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、溶剤を含む接着剤等による処理を必要とせず、被膜形成に用いる材料部材の有効活用を可能にする補強用コードの製造方法等を実現できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、本発明における歯付ベルトの実施形態を、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態のコード製造装置の内部構造を示す断面図である。図2は、コード製造装置に設けられた芯金と口金とを拡大して示す断面図である。
【0018】
コード製造装置10(製造装置)は、例えばポリアミド、ポリエステル、アラミド等の有機繊維、もしくはガラス繊維等で形成された線状の心線材料12(コード材料)の表面に被膜を形成し、心線(ベルト補強用コード)20を製造するために用いられる。心線材料12の表面は、ゴム、樹脂等の被膜材料16によって被覆される。
【0019】
コード製造装置10は、心線材料12を被膜材料16によって被覆する被膜形成部50、シリンダ14、スクリュー18が設けられたシリンダ部60を含む。被膜形成部50内には、芯金22と口金24とが設けられている。芯金22(第1の部材)は、略円錐形のテーパ状である。芯金22には、心線材料12を通すための第1の通過穴22Hが設けられている。第1の通過穴22Hは、芯金22の中心線に沿っており、芯金22の先端部を通る。
【0020】
口金24(第2の部材)は、被膜材料16を一時的に溜めておくための隙間26を、芯金22との間で形成するように配置されている。口金24には、芯金22の先端部の先細り形状に対応する円錐台状の凹部が設けられている。そして口金24は、芯金22の先端部を凹部が包み込むように配置されている。芯金22および口金24の形状と配置は、隙間26が、芯金22の先端部側ほど狭くなるように調整されている。口金24の中心には、心線材料12および被膜材料16を通過させるための第2の通過穴24Hが設けられている。
【0021】
心線材料12は、導入管28の内部に導入され、第1、第2の通過穴22H、24Hを通過するように、コード製造装置10の巻取機(図示せず・移動手段)によって移動される。第1および第2の通過穴22H、24Hは、心線材料12が矢印Aの示す長手方向に沿って移動するように、同一直線上に設けられている。
【0022】
例えばペレット状の被膜材料16は、シリンダ部60のシリンダ14(流動手段)内で加熱されて流動状態となる。被膜材料16は、スクリュー18(流動手段)で撹拌された後、中空室30を介して導入管28の周囲に押し出され、隙間26に入る。被膜材料16は、隙間26において、後述するように適当な温度に保たれる。このため、適度な粘度を有する被膜材料16は、心線材料12の移動に伴って、心線材料12とともに第2の通過穴24Hを通過する。その後、周囲の空気および冷却槽中の冷却水(図示せず)により冷却された被膜材料16は固まり、心線20の被膜を形成する。なお、冷却水を用いず、周囲の空気のみで被膜材料16を冷却しても良い。
【0023】
なお、芯金22および口金24は、互いの中心線が一致するように配置されているため、心線20の被膜厚さは均一になる。しかしながら、高い芯円度を有する心線20の被膜を確実に形成するために、コード製造装置10においては、芯金22の先端部の方向を微調整するための調整ボルト38が設けられている。後述するように、作業者によって調整ボルト38が操作されると、芯金22の先端部の向きが微調整される。このため、芯金22および口金24が、本来の位置からわずかにずれた場合であっても、心線20の被膜厚さを確実に均一化できる。
【0024】
被膜形成部50の端部には、隙間26にある被膜材料16を適温に保つための保温機構40が設けられている。保温機構40の内部には、熱媒体油(図示せず)を通すための通路42が設けられており、温度調整された熱媒体油が通路42を循環する。
【0025】
図3は、芯金22と口金24とに設けられた第1および第2の通過穴22H、24Hの直径を例示する表である。
【0026】
コード製造装置10においては、芯金22および口金24が着脱自在である。そして、第1の通過穴22Hの直径が異なる複数の芯金22のいずれかが、心線材料12の直径に応じて選択され、使用される。すなわち、第1の通過穴22Hの直径が心線材料12の直径よりもわずかに大きい芯金22が選択される。この結果、被膜材料16が芯金22内に流動してしまうことが防止され、コード製造装置10は、様々な直径を有する心線材料12の表面を被覆することが可能である。
【0027】
また、口金24についても芯金22と同様に選択可能である。すなわち、被膜材料16によって形成される心線20の被膜の厚さを調整可能にするため、第2の通過穴24Hの直径が異なる複数の口金24のいずれかが、選択されて使用される。なお、心線材料12および心線20の巻取り速度、すなわち移動速度を制御することにより、被膜の厚さを調整しても良いが、口金24の選択によって被膜厚さを調整する場合、煩雑な操作を必要としないという利点がある。
【0028】
心線20の被膜の厚さは、主として第1の通過穴22Hの直径と第2の通過穴24Hの直径の差によって定められる。この点に鑑みて、第1および直径芯金22および口金24の組合せは、例えば、図3に示したものとなる。なお、図3における○は、その直径の通過穴を有する芯金22、口金24を選択可能であることを意味する。
【0029】
図4は、図1の矢印Bの示す方向から見た、被膜形成部50の内部構造を示すコード製造装置10の側面図である。図5は、図4の矢印Dの示す方向から見た、保温機構40の正面図である。図6は、図1の矢印Cの示す方向から見た、シリンダ部60の内部構造を示すコード製造装置10の背面図である。図7は、図6のVII−VII線に沿って切断したシリンダ部60の断面図である。
【0030】
熱媒体油(図示せず)は、保温機構40内の通路42(図1、図5参照)のみならず、被膜形成部50の中空室30付近を通る流動管54に設けられた通路52、およびシリンダ部60の通路61(図6参照)も通過する。このため、スクリュー18から隙間26に移動する途中の被膜材料16が保温される。
【0031】
なお、保温機構40(図5参照)は、芯金22、口金24と同心円状であって、口金24の周囲を囲んでいる。このため、隙間26内の被膜材料16の温度は均一に保たれ、温度差は生じない。保温機構40の下部には、流動管54、もしくは流動管54と同様の流動管が取り付けられる取付部44が設けられている。
【0032】
調整ボルト38は、90°ごとに4本設けられており(図5参照)、作業者によって調整ボルト38が操作されると、調整ボルト38が接する芯金22の先端部の向きが、上下、あるいは左右に微調整される。
【0033】
シリンダ部60には、上方に向かって延びる圧力計62(図6参照)が設けられている。圧力計62は、被膜材料16の供給量の調整等のために、シリンダ14内の圧力を検出する。
【0034】
コード製造装置10により製造された心線20は、例えばVリブドベルト等に用いられる。心線20は、例えば、下ゴム層、帆布の間に設けられた接着ゴム層のほぼ中央に埋設され、Vリブドベルトの引っ張り強度等を向上させる。なお、心線20は、Vリブドベルト以外の伝動ベルト等においても幅広く使用可能である。
【0035】
以上のように本実施形態によれば、加熱した被膜材料16を、芯金22と口金24の隙間26から心線材料12の移動に伴って移動させ、心線材料12の表面を被覆させることにより、溶剤を含む接着剤等を使用することなしに心線20を製造できる。そして、適当な直径の通過穴22H、24Hを有する芯金22、口金24を用いることにより、心線20の被膜厚さの調整が容易となるとともに、被膜材料16が芯金22側等に漏れ出てしまうことが防止でき、被膜材料16を有効に活用できる。
【0036】
さらに、隙間26が先端部側ほど狭くなるように、芯金22、口金24の形状、配置を調整することにより、被膜材料16を、ほぼ心線材料12の長手方向に沿って心線材料12に供給するにも係わらず、適度な圧力で心線材料12に押し付けることが可能である。
【0037】
コード製造装置10を構成する各部材の形状、配置等は、本実施形態のものに限定されない。例えば、被膜形成部50とシリンダ部60とを横並びに配置せず、シリンダ部60を被膜形成部50の上方に配置しても良い。また、製造された心線20を直ちにコード製造装置10の外部に送り出し、冷却させるために、芯金22および口金24が被膜形成部50の端部にあることが好ましいが、本実施形態の配置には限定されない。その他にも、例えば調整ボルト38の本数や配置、保温機構40の形状、流動管54の本数や配置等を本実施形態のものから変更しても良い。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本実施形態のコード製造装置の内部構造を示す断面図である。
【図2】コード製造装置に設けられた芯金と口金とを拡大して示す断面図である。
【図3】芯金と口金とに設けられた通過穴の直径を例示する表である。
【図4】図1の矢印Bの示す方向から見た、被膜形成部の内部構造を示すコード製造装置の側面図である。
【図5】図4の矢印Dの示す方向から見た、保温機構の正面図である。
【図6】図1の矢印Cの示す方向から見た、シリンダ部の内部構造を示すコード製造装置の背面図である。
【図7】図6のVII−VII線に沿って切断したシリンダ部の断面図である。
【符号の説明】
【0039】
10 コード製造装置(製造装置)
12 心線材料(コード材料)
14 シリンダ(流動手段)
16 被膜材料
18 スクリュー(流動手段)
20 心線(ベルト補強用コード)
22 芯金(第1の部材)
22H 第1の通過穴
24 口金(第2の部材)
24H 第2の通過穴
26 隙間

【特許請求の範囲】
【請求項1】
線状のコード材料と、前記コード材料の表面を被覆するための被膜材料とによるベルト補強用コードの製造方法であって、
第1の部材の端部に、前記第1の部材との間で隙間を形成するように第2の部材を配置し、
前記被膜材料を加熱して前記隙間に流動させ、
前記コード材料を、前記第1の部材の先端部を通る第1の通過穴と、前記第2の部材における前記第1の通過穴よりも直径の大きい第2の通過穴とを通過するように長手方向に移動させ、
前記隙間にある前記被膜材料を、前記長手方向に沿って前記コード材料とともに前記第2の通過穴を通過させ、
前記被膜材料を冷却させて被膜を形成することを特徴とするベルト補強用コードの製造方法。
【請求項2】
前記第1の部材がテーパ状であり、前記第2の部材において、前記第1の部材の先端部の形状に対応する凹部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のベルト補強用コードの製造方法。
【請求項3】
前記隙間が、前記第1の部材の先端部側ほど狭くなっていることを特徴とする請求項2に記載のベルト補強用コードの製造方法。
【請求項4】
前記コード材料の直径に応じて、前記第1の通過穴の直径が異なる複数の前記第1の部材のいずれかを選択的に使用可能であることを特徴とする請求項1に記載のベルト補強用コードの製造方法。
【請求項5】
前記被膜の厚さを調整するため、前記第2の通過穴の直径が異なる複数の前記第2の部材のいずれかを選択的に使用可能であることを特徴とする請求項1に記載のベルト補強用コードの製造方法。
【請求項6】
前記隙間にある前記被膜材料を保温可能であることを特徴とする請求項1に記載のベルト補強用コードの製造方法。
【請求項7】
前記被膜の厚さを均一にするため、前記第1の部材の先端部の向きが調整可能であることを特徴とする請求項1に記載のベルト補強用コードの製造方法。
【請求項8】
前記被膜材料が、ゴムもしくは樹脂であることを特徴とする請求項1に記載のベルト補強用コードの製造方法。
【請求項9】
線状のコード材料の表面を被膜材料により被覆するベルト補強用コードの製造装置であって、
先端部を通る第1の通過穴が設けられた第1の部材と、
前記第1の部材の端部に、前記第1の部材との間で隙間を形成するように配置され、前記第1の通過穴よりも直径の大きい第2の通過穴が設けられた第2の部材と、
前記被膜材料を加熱して前記隙間に流動させる流動手段と、
前記コード材料を、前記第1の通過穴と前記第2の通過穴とを通過するように長手方向に移動させつつ、前記隙間にある前記被膜材料を、前記長手方向に沿って前記コード材料とともに前記第2の通過穴を通過させる移動手段とを備えることを特徴とするベルト補強用コードの製造装置。
【請求項10】
請求項9に記載の製造装置により製造されたベルト補強用コード。
【請求項11】
請求項10に記載のベルト補強用コードを含む伝動ベルト。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2008−246969(P2008−246969A)
【公開日】平成20年10月16日(2008.10.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−93682(P2007−93682)
【出願日】平成19年3月30日(2007.3.30)
【出願人】(000115245)ゲイツ・ユニッタ・アジア株式会社 (101)
【Fターム(参考)】