説明

複数列拡張可能LED−UVモジュール

いずれのUV硬化応用例にも容易にカスタマイズ可能なように、UV硬化プロセス内で容易に交換可能で、高い分解能で長さが拡大縮小可能であるLED−UVランプである。このLED−UVランプは、LEDの複数の列を組み込むことができ、数インチの距離で基板に放射強度を効果的に供給する、対応する光学系を含むことができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
この出願は、2009年8月27日に出願の米国仮出願番号61/237,455、2009年12月5日に出願の米国仮出願番号61/267,021、及び2009年8月27日に出願の米国仮出願番号61/237,436に、35U.S.C.§119(e)による優先権を主張し、これらの出願を参考として本願明細書に組み込む。
【0002】
本発明は、LED−UVランプに関する。より詳しくは、この発明は、UV光開始剤を有するインク、コーティング、及び接着剤のUV硬化の応用例に適切に使用される。
【背景技術】
【0003】
UV LEDランプは、UV硬化プロセス内に恒久的に取り付けられる。用いられる光学系によって、UV LEDランプは、均一性と強度とが最適化されるように、基板から特定距離に位置することが要求される。いくつかのUV LEDランプは、粗い分解能とともに長さの拡張性を有する。
【0004】
UV LEDランプは、クリーニング、メンテナンスなどに関して取り外すのが困難で時間を要する形でUV硬化プロセスへ取り付けられる。UV LEDランプは、UV硬化プロセス内の固定位置に取り付けられ、その位置内の場所は、UV硬化LEDランプが一体化されている加工機械によってしばしば決定される。
【0005】
UV硬化プロセス内での異なる位置は、基板に対して異なる場所に存在するようにUV LEDランプに求めることができる。ランプの光学系によって要求される場所と、UV硬化プロセスの機械によって決定される場所との間で干渉が発生することがあり、どちらかの状況は、UV硬化プロセス内の特定位置へのLEDランプの配置を不適切にする。
【0006】
ランプが代わりの場所への配置を求められる場合には、既存のランプが存在場所から取り外され求められる場所に再装着されねばならず、この選択肢は、UV LEDランプの光学系によって要求される場所が、所望位置において利用可能な場所と互換性を有する場合にのみ適切であり、あるいはまた、恐らく再設計された光学系とともに新たなランプが購入されねばならない。異なる波長のUV LEDランプは、また容易には交換可能ではないであろう。
【0007】
長さの拡張性における粗い分解能は、いくつかのUV硬化応用例へのUV LEDランプの装着を困難あるいは不可能にすることがある特定の応用例に関して、利用可能なランプ長の選択が短すぎるか、長すぎるという状況に帰着することがある。例えば、UV LEDランプの長さが3インチの増加量で拡張可能で、40インチのランプが必要な場合、選択肢は、39インチ(13×3インチ)、あるいは42インチ(14×3インチ)になるだろう。39インチのランプは短すぎ、ランプの端では硬化されない製品となることがある。42インチのランプは長すぎることがあり、UV硬化プロセス内で利用可能な枠内にフィットすることができない。
【発明の概要】
【0008】
LEDは、種々の長さで製造可能な短いサブアセンブリー・セグメントに装着され、このセグメントは、LED−UVモジュールの長さに沿った列においてLED−UVモジュールへ容易に取り付けられる。
【0009】
LED−UVモジュールへ容易に取り付けられるセグメントにおいてLEDを組み立てることは、LED置換のプロセスを単純化し、恐らくプロセスを安価にするだろう。LEDが機能しない場合、機能しないLEDが組み立てられたセグメントは、接続が切られ、除去され、その後、新しいセグメントをその場所に設置可能である。
【0010】
LEDが古くなって劣化し、その出力がLEDの応用例で許容可能なレベルよりも低下することがある。この場合、LED−UVランプの所有者は、モジュール全体を交換するのに対して、新しいランプを有するセグメントを交換する選択肢を有するだろう。
【0011】
LEDは、固体半導体装置である。科学の飛躍的進歩がなされ、製造工程が改善されたとき、LEDの効率及び出力は、1世代から次世代へ増大可能である。LED−UVモジュールの所有者は、古いセグメントを、改善された動作特性を有する新しいものと交換することにより、容易にモジュールを改良する選択を有するだろう。
【0012】
各種の長さのセグメントを提供することは、同じ長さの全てのセグメントが可能となることよりも高い分解能でセグメントの列の長さを拡大縮小可能とし、同時にLED列を組み立てるのに必要な全ての部品数を減じることができるだろう。例えば、セグメントは、3インチ型、4インチ型、及び6インチ型で構成可能であろう。そして、12インチのセグメント列は、6インチのセグメントを2つ接続することによって組み立てることができるだろう。13インチのセグメント列は、一つの6インチ型のセグメント、一つの4インチ型のセグメント、及び一つの3インチ型のセグメントを接続することによって組み立てることができるだろう。14インチのセグメント列は、一つの6インチ型のセグメント、及び2つの4インチ型のセグメントを接続することによって組み立てることができるだろう。LED列は、1インチの分解能で様々な長さにて組み立てることができるだろう。一方、例えば3インチ型における一つだけのセグメントが作製された場合には、可能なLED列の長さの分解能は3インチであり、カスタマイズ可能に利用可能な長さの選択肢は、数少なくなってしまう。1インチの分解能を達成するために1インチ型のセグメントが作製可能であるが、そうすることは、列を構成するのに必要な部品数を増加させることにより、組立体の複雑さを増加させることがある。
【0013】
主たるモジュール本体は、モジュールの長さに延在する表面を含み、ここにはLEDセグメントが取り付け可能である。
【0014】
この表面は、LEDセグメントの正確な位置決め及び容易な装着を提供する。
【0015】
主たるモジュール本体は、モジュールの長さに伸びる冷却液通路を有する一体的なヒートシンク機構を含み、LEDセグメントが装着された表面の近くを通過するように、それらは位置決めされる。
【0016】
ヒートシンク機構は、LEDから有効に熱を取り出す単純な手段を提供する。これは、LED接合部温度を許容可能な低レベルに維持し、よって、LEDの寿命を最大にする。
【0017】
そのモジュールは、交換可能であり、よって、UV硬化プロセスに強固に結合されたドッキングポートに対して、工具を使用することなく、迅速かつ容易に装着可能あるいは除去可能である。
【0018】
互換性は、クリーニング、修理、メンテナンスなどのUV硬化プロセスからモジュールが容易に取り除かれることを可能にする。異なる波長のLED−UVモジュールがUV硬化プロセスへ取り付け可能であり、モジュールは、利用可能なドッキングポートが存在する限り、UV硬化プロセス内の異なる場所間を移動させることができる。UV硬化プロセス内の関連するドッキングポートからのLED−UVモジュールの除去及び取り付けは、工具なしの手順であり、特別の技術のない人によって実行可能である。
【0019】
必要な全ての接続(例えば電力、伝達物、液体冷却)は、ドッキングポートへのLED−UVモジュールの取り付けで自動的に行われ、ドッキングポートからのLED−UVの除去の間に自動的に切断される。
【0020】
LED−UVモジュールの挿入及び除去によるLED−UVモジュールとドッキングポートとの間の接続の自動的な係合及び非係合は、接続が適切になされ、時間を節約し、UV硬化プロセス全体の操作を、ユーザーに、より便利にすることを保証する。
【0021】
全ての接続装置(例えば、電気的なピン、冷却液バルブ)は、それらがLED−UVモジュールの外側表面を越えて突出しないように位置決めされる。
【0022】
接続部がモジュールの外側表面を越えて突出しないように接続を設計することは、それらを損傷から保護する。モジュールがUV硬化プロセスから容易に除去可能な方法でLED−UVモジュールが設計されていることで、モジュールの扱いに起因する接続部への損傷の可能性は、著しく縮小されるだろう。
【0023】
LED−UVモジュールは、均一性または光学的(光り輝く)強度の著しい損失がなく、硬化される基板に対して距離及び取付位置を変更可能とする放物型のあるいは楕円型のトラフ反射器を用いた一般的な光学設計を組み込むことができる。
【0024】
LEDは、それら自身によって、LEDチップによって出力された光の強度が観察点とLEDチップの面法線との間の角度の余弦に正比例するランバート放射パターンを一般的に示す。楕円型か放物型のトラフ反射器は、効果的に光を集め、強度において及び非常に均一な方法において最小の損失でLED−UVモジュールのベースからの種々の距離(つまり1インチの分数から数インチまで)に位置決めされた基板に、集めた光を投射することができる。
【0025】
反射器を使用することなく、LED−UVモジュールは、基板からの固定された、光学系に依存する距離で、又は、いくつかのUV硬化プロセスあるいはUV硬化プロセス内でのいくつかの位置によって許容可能であるものよりも基板に非常に近い位置に、配置されることが必要であってもよい。一つの例は、枚葉給紙印刷におけるものである。枚葉給紙印刷において、パイルへのシートの配送の前に、プレス機の終端でUV硬化可能なコーティングの適用前に、UV硬化可能なインクを「固定する」あるいは「乾燥する」ために、あるいは光沢塗装膜(varnishes)を付けるため、印刷機のインキ装置に続く一もしくは複数のUV硬化可能なインクの適用直後に一もしくは複数のLED−UVモジュールを設置することが一般的に望ましい。インキ装置硬化場所(インキ装置の直後)に関して、印刷機の様々な型及びモデルによって提供されるスペースの制約に適合するため、より容易な機械的装着のためにLED−UVモジュールを基板により近く(一般的に1〜3インチ)設置するのが望ましいであろう。しかしながら、プレス終端硬化場所で、ほとんどの印刷機によって提供されるシート移動方法は、プレス終端シート配送領域を通るより近い機械的な場所を禁止し、基板から3〜5インチ離れてLED−UVモジュールを取り付けることを求めるだろう。LED−UVモジュールが基板に非常に接近して設けられた場合には、印刷機の移動機構と干渉するだろう。反射器型の光学系の使用は、本発明のLED−UVモジュールの単一で交換可能な設計を、UV硬化プロセス内で光学的均一性あるいは放射強度が著しく損失することなく、複数のドッキングあるいは基板への異なる距離での装着位置において行うことを可能にし、そうでなければ、UV硬化プロセスは、アクセス不能か非実用的な取付位置を有し、及び/又は、プロセスの様々な位置間のLED−UVモジュールの複数の、非交換可能な光学設計を必要とするであろう。
【0026】
LED−UVモジュールは、様々なUV波長において利用可能だろう。それぞれの波長のモジュールは、他のものと交換可能であり、従って、UV硬化プロセス内でいずれのドッキングポートにも適用することができる。
【0027】
異なるタイプのUV硬化可能製品は、異なる波長のUV光によって照射されたときに最も有効に硬化可能である。例えば、透明な製品は、より長い波長のUV光で最も有効に硬化することがあり、一方、暗くより濃密に着色された製品は、より短い波長のUV光でより有効に硬化することがある。概して、システム・パフォーマンスは、硬化されるUV硬化可能製品が好む波長に依存して、UV硬化プロセス内の異なる波長のLED−UVモジュールを交換できることによって最大にされるであろう。
【0028】
LED−UVモジュールは、複数の隣接する平行のLED列を組み込むことができ、各列は、対応するトラフ反射器へ光を照射する。
【0029】
それぞれのLED列が対応するトラフ反射器へ光を射し込む複数の隣接する平行のLED列を組み込むことは、LED−UVモジュールによる放射強度出力をLED列の数と等しいファクターにより増加させるだろう。この実施態様の単一のランプは、単一列の複数ランプの態様と比較してより低コスト及びより小型形状という追加の利点とともに、単一列の複数ランプの態様と同じ放射強度出力を有することができる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明のLED−UVモジュールの一つの実施形態の等角図である。
【図2a】図1の実施形態の平面図である。
【図2b】図1の実施形態の側面図である。
【図2c】図1の実施形態の端面図である。
【図3】図2bのA−A線に沿った図1及び図2に示されるLED−UVモジュールの実施形態の断面図である。
【図4】本発明のLEDセグメント組立体の一つの実施形態の斜視図である。
【図5】LEDから基板へのUV光の移動を支援するトラフ反射器の応用例の一つの実施形態の断面図である。
【図6】複数の隣接した平行のLED列及び複数のトラフ反射器を組み込んだ、本発明のLED−UVモジュールの別の実施形態の等角図である。
【図7a】図6に示されるLED−UVモジュールの平面図である。
【図7b】図6のLED−UVの側面図である。
【図7c】図6に示されるLED−UVモジュールの端面図である。
【図8】図7bのA−A線に沿った、図6及び図7aから図7cに示されるLED−UVモジュールの実施形態における断面図である。
【図9】LEDから基板へのUV光の移動を支援し、及び利用可能な放射強度を増加させる複数のトラフ反射器の応用例の一つの実施形態の図である。 上述の各図は本発明の単に例示であり、それらの権利範囲を制限するように考えられないことが理解される。
【発明を実施するための形態】
【0031】
以下には、本発明のLED−UVモジュールの可能な実施形態の説明を示す。以下の実施形態及び図は、当業者に対して、どのように本発明を効果的に設計し実行するかを教示することを意図するものであり、発明の範囲を制限するように意図するものではない。詳細な説明に開示した特徴及び方法は、別々に使用されてもよく、あるいは、本発明の改良された装置及びそれを作製する方法を提供するために他の特徴及び方法と共に使用されてもよい。この詳述に示された特徴及び方法は、最も広い意味(sense)において本発明を実施するのに必要ではないかもしれないが、当業者が本発明の詳細をさらに理解可能なように提供される。
【0032】
この発明のLED−UVランプの別の説明は、そのようなランプを提供するドッキング・システムとともに、Interchangeable UV LED Curing System の名称で、この出願と同時に出願された、代理人明細書No.1013.09US02の米国特許出願XX/XXX,XXXにあり、その出願の全開示内容は、参考として本明細書に組み込まれる。
【0033】
図1、図2aから図2c、及び図3を参照して、電気接続102、冷却液バルブ104、モジュール本体106、モジュール・カバー108、接続端キャップ110、クロスオーバー端キャップ112、アラインメント・ピン114、透明カバー116、トラフ反射器118、冷却液通路120、LEDセグメント122、及びLEDセグメント122を取り付けるためのモジュール本体106の表面124を有する、LED−UVモジュール100が示されている。
【0034】
電気接続102は、LED−UVモジュール100の接続端126に設置され、接続端キャップ110に取り付けられてもよいだろう。LED−UVモジュール100を扱う間における電気的なピン102の損傷を保護するため、電気接続102は、それらが接続端キャップ110の外側表面を越えて突出しないように、接続端キャップ110に埋め込まれた形態で取り付けることができる。電気接続102は、LED−UVモジュール100から、UV硬化プロセス内のドッキングポートに存在するであろう嵌め合いの電気接続まで、電力及び恐らく伝達物(communications)を転送するために用いられるだろう。この電気接続は、ピン及びソケットタイプの接続とすることができる。
【0035】
冷却液バルブ104は、LED−UVモジュール100の接続端126に設置され、接続端キャップ110に取り付けられてもよい。LED−UVモジュール100の取り扱い中における冷却液バルブ104の損傷を保護するため、冷却液バルブ104は、それらが接続端キャップ110の外側表面を越えて突出しないように、接続端キャップ110に設置することができる。冷却液バルブ104は、ドッキングポートに存在するであろう、嵌め合いの冷却液バルブに接続され、LED−UVモジュール100を通って流れるように冷却液の供給及び戻りを提供するだろう。冷却液バルブ104及びドッキングポートにおける嵌合する冷却液バルブは、それらが係合したときに自動的に押圧されて開き、非係合とされたときに自動的にバネ閉される、バネ作動のポペット式バルブとすることができる。
【0036】
モジュール本体106は、LED−UVモジュール100の主たる支持部品になるだろう。モジュール本体106における2つの重要な特徴は、LEDセグメント122を設置する表面124、及び、冷却液通路120である。モジュール本体l06は、透明カバー116の一端を支持することができる。モジュール本体l06は、アルミニウムのような良好な熱導体である材料の押し出しで作製することができる。
【0037】
モジュール・カバー108は、LED−UVモジュール100の組立体の最終部品としての役目を果たし、全ての内部部品をカバーするだろう。モジュール・カバー108は、トラフ反射器118を正確な位置及び形状にて保持する特徴を含むことができる。モジュール・カバー108は、透明カバー116の一端を支持することができる。モジュール・カバー108は、押し出しで作製可能であり、その材料は、モジュール本体106の材料と同じとすることができる。
【0038】
接続端キャップ110は、電気接続102、冷却水バルブ104、及びアラインメント・ピン114用の取付構造としての機能を果たすだろう。接続端キャップ110は、LED−UVモジュール100の接続端126を形成するモジュール本体106の適切な端部に取り付けられるだろう。電力及び伝達物は、電気接続102を通してLED−UVモジュール100の内側へ接続ブロック110を通過するだろう。液体冷却剤は、接続ブロック110がモジュール本体106に取り付けられるところのインタフェース128で冷却液バルブ104と冷却液通路120との間を流れるだろう。このインタフェースは、液体冷却剤がインタフェース128で漏れるのを防ぐために、O−リングのようなガスケットによってシールされてもよい。
【0039】
クロスオーバー端キャップ112は、LED−UVモジュール100のクロスオーバー端130を形成する接続ブロック110に対向する、モジュール本体106の端部に取り付けられるだろう。クロスオーバー端キャップは、冷却液通路120の一方を他方に接続して、これにより、冷却液バルブ104の一方を通って、水通路120の一方を通って、水通路120の他方を通りクロスオーバー端キャップにおける通路を通ってLED−UVモジュール100へ流れ、及び、冷却液バルブ104の他方を通ってLED−UVモジュール100から出る液体冷却剤用の回路を形成する通路を含むであろう。クロスオーバー端キャップ112とモジュール本体106との間のインタフェース132は、液体冷却剤がインタフェース132で漏れるのを防ぐために、O−リングのようなガスケットで密閉することができる。
【0040】
アラインメント・ピン114は、LED−UVモジュールの接続端に設置され、接続ブロック110に取り付けられてもよい。このアラインメント・ピン114は、ドッキングポートにある嵌合する接続部と係合する前に、接続102及び104を整列させる役目を果たすことができる。
【0041】
透明カバー116は、石英、ガラス、アクリル樹脂などのような高いUV透過性である耐久性のある材料で最も適切に作製されるだろう。透明カバー116は、LEDによって発生した光が透明カバーを通過することを可能にしながら、LED−UVモジュールの内部部品を保護する保護窓として役立つだろう。透明カバーは、モジュール本体106によって一端が支持され、モジュール・カバー108によって反対端が支持可能である。透明カバー116の両端134は、一端が接続端キャップ110によって、他端がクロスオーバー端キャップ112によって閉じ込めることができる。
【0042】
反射器118は、アクリルのミラー、磨かれた金属等のような高いUV反射する材料で作製され、LED−UVモジュール100内へ装着される前に形を整えることができる。反射器118は、モジュール・カバー108において嵌合機構によって位置及び形状を保持することができる。反射器は、トラフ形状とでき、LEDによって発せられたUV光を基板に転送するであろう放物線状あるいは楕円状の幾何学的形状を組み込んでもよい。
【0043】
冷却液通路120は、モジュール本体106の長さに延在し、LEDセグメント122が取り付けられた表面124の近くを通過するように位置決めされるだろう。冷却液通路120は、LEDによって生じた熱の除去を容易にし、モジュール本体106の温度が当該モジュールの長さに渡り本質的に均一であるようにサイズが決められ設置されてもよい。LEDのP/N接合部で生じた熱は、LEDセグメント122から、冷却液通路120の表面で対流によって液体冷却剤へ熱が転送されるところのモジュール本体106へ、伝導される。冷却液通路は、液体冷却剤へ突出するフィン機構136を含むことができる。フィン機構136は、関連する対流係数を増加させるだろう、液体冷却剤内に乱流を発生するとともに、冷却液通路120の対流表面面積を増加させる役目をするだろう。フィン機構は、また、モジュール本体を通る熱伝導の速度を増加させることができる。冷却液通路120におけるフィン機構136の存在は、モジュール本体106から液体冷却剤への熱対流の速度を増加する役目を果たし、最終的に、低い接合部温度に帰着するだろう。より低いLED接合部温度は、より長いLED寿命を可能にすることがある。
【0044】
LEDセグメント122の一つの実施形態が図4に示される。LEDセグメント122は、熱伝達板138、複数のLEDパッケージつまりセグメント140、熱インタフェース材料142、及び、LEDパッケージ140を熱伝達板138に付けるためのファスナー144から成ることができる。LEDパッケージ140は、既製のパッケージとすることができ、あるいは、それらは特注設計することもできる。LEDパッケージ140の仕様は、適切に、低い熱抵抗、強力なUV出力、及び迅速切断の電力端子146とすることができる。LEDセグメント122は、LEDセグメント122からモジュール本体106への熱伝達を最大にする方法でモジュール本体106への締結を可能にするためのボルト穴148のような取り付け機構を含むことができる。複数のLEDセグメント122が、長いLED列を形成するために、モジュール本体に、縦に、端から端まで、適切に取り付けることができる。LEDセグメント140は、LED線密度(つまり1インチ当たりのLEDの数)を最大にする方法で設計されるだろうし、また、LEDセグメント140は、長いLED列を形成するために、縦に、端から端まで、LEDセグメント140を組み立てるとき、より細かい長さの分解能を可能にするであろう、長さの各種の取り合わせ(assortment)に設計することができる。より細かい長さの分解能は、様々な異なった長さのUV硬化応用例に関するカスタマイズを容易にするだろう。各種の取り合わせ長さにおけるセグメント140を提供することは、セグメント140の列の長さを、全てのセグメント140が同じ長さである場合に可能であるかもしれないものよりもより細かい分解能で拡張可能であることを可能にできるであろうし、同時に、LED列を組み立てるのに必要な全部品数を減じることができる。例えば、セグメント140は、3インチ型、4インチ型、及び6インチ型で構成することができるであろう。よって、セグメント140の12インチの列は、2つの6インチのセグメントを接続することによって組み立てることができる。セグメント140の13インチの列は、一つの6インチのセグメント、一つの4インチのセグメント、及び一つの3インチのセグメントを接続することによって組み立てることができる。セグメント140の14インチの列は、一つの6インチのセグメント及び2つの4インチのセグメントを接続することによって組み立てることができる。LEDセグメント140の列は、1インチの分解能で様々な長さに組み立てることができるであろう。一方、もし、例えば3インチ型において、一つのセグメント140のみが作製されたならば、可能なLED列長さの分解能は、3インチになるであろう。その結果、カスタマイズのために利用可能な長さの選択肢は、より少なくなる。セグメント140は、1インチの分解能を達成するために1インチ型で作製することができるが、しかし、そうすることは、列を構成するのに必要な部品数を増加させることにより、組立体の複雑さを増加させることがある。
【0045】
図5は、トラフ反射器118の実施が数インチの距離154でLEDから基板152にどのように有効に光150を転送することができるかを示している。この種の光学的構成は、基板のすぐ近くにLED−UVモジュールを設けることができない、UV硬化応用例に非常に適しているだろう。
【0046】
いくつかのUV硬化応用例は、LEDセグメント122の単一列を有するLED−UVモジュール100が提供可能なものよりも、より多くのUVパワーを必要とするかもしれない。本発明のLED−UVモジュール100の別の実施形態は、別個のトラフ反射器118へ照射する、2以上の、隣接した平行のLEDセグメント122の列から成ることができる。
【0047】
図6、図7aから図7c、及び図8を参照して、電気接続202、冷却液バルブ204、第1のモジュール・カバー206、第2のモジュール・カバー208、接続端キャップ210、クロスオーバー端キャップ212、アラインメント・ピン214、透明カバー216、複数のトラフ反射器218、冷却液通路220、LEDセグメント122、ヒートシンク224、及び、LEDセグメント122を取り付けるヒートシンク224上の表面226を有するLED−UVモジュール200が示されている。
【0048】
電気接続202は、LED−UVモジュール200の接続端228に設置され、接続端キャップ210に取り付けられてもよいだろう。電気接続202は、LED−UVモジュール200から、UV硬化プロセス内のドッキングポートにある嵌合する電気接続まで、電力及び恐らく伝達物を転送するために用いられるだろう。電気接続は、ピン及びソケットタイプの接続とすることができる。
【0049】
冷却液バルブ204は、LED−UVモジュール200の接続端228に設置され、接続端キャップ210上に取り付けられてもよいだろう。LED−UVモジュール200を扱う間、冷却液バルブ204を損傷から保護するため、冷却液バルブ204は、それらが接続端キャップ210の外側表面を越えて突出しないように、接続端キャップ210に設置することができる。冷却液バルブ204は、ドッキングポートにある、嵌め合いの冷却液バルブに接続し、LED−UVモジュール200を通り流れるように冷却液の供給及び戻りを提供するであろう。冷却液バルブ204、及びドッキングポートにおける嵌合する冷却液バルブは、それらが係合したときに自動的に押圧されて開き、非係合とされたときに自動的にバネ閉される、バネ作動のポペット式バルブとすることができる。
【0050】
第1のモジュール・カバー206は、LED−UVモジュール200の一方側をカバーするだろう。第1のモジュール・カバー206は、トラフ反射器218の一つを正確な位置及び形状で保持する機構を含むことができ、また、第1のモジュール・カバー206は、透明カバー216の一端を支持することができる。第1のモジュール・カバー206は、アルミニウム又はプラスチックのような材料の押し出しで作製することができる。
【0051】
第2のモジュール・カバー208は、LED−UVモジュール200の他方側をカバーするだろう。第2のモジュール・カバー208は、別のトラフ反射器218を正確な位置及び形状で保持する機構を含むことができ、また、第2のモジュール・カバー208は、透明カバー216の他端を支持することができる。第2のモジュール・カバー208は、アルミニウム又はプラスチックのような材料の押し出しで作製することができる。
【0052】
接続端キャップ210は、電気接続202、冷却水バルブ204、及びアラインメント・ピン214用の取付構造として機能するだろう。接続端キャップ210は、LED−UVモジュール200の接続端228を形成する、LED−UVモジュール200の適切な端部に取り付けられるだろう。電力及び伝達物は、電気接続202を通りLED−UVモジュール200の内側へ接続ブロック210を通り抜けるだろう。液体冷却剤は、接続ブロック210がヒートシンク224に取り付けられるところのインタフェース230で冷却液バルブ204と冷却液通路220との間を流れるだろう。液体冷却剤がインタフェース230で漏れるのを防ぐために、このインタフェースは、O−リングのようなガスケットによって密閉されてもよい。
【0053】
クロスオーバー端キャップ212は、LED−UVモジュール200のクロスオーバー端232を形成する、接続ブロック210の反対側にある、LED−UVモジュール200の端部に取り付けられるだろう。クロスオーバー端キャップ212は、冷却液通路220の一端を他端に接続し、それにより、冷却水バルブ204の一方を通り、水通路220の一方を通り、水通路220の他方を通ってクロスオーバー端キャップ212における通路を通り、そして冷却水バルブ204の他方を通ってLED−UVモジュール200から外へ出る液体冷却用回路を形成するだろう。液体冷却剤がインタフェース234で漏れるのを防ぐために、O−リングのようなガスケットで、クロスオーバー端キャップ212とモジュール本体206との間のインタフェース234を密閉することができるだろう。
【0054】
アラインメント・ピン214は、LED−UVモジュールの接続端に設置され、接続ブロック210に取り付けられてもよい。アラインメント・ピン214は、ドッキングポートにある嵌合する接続部との係合の前に接続202、204を整列させる役目をすることができる。
【0055】
透明カバー216は、高いUV透明性である丈夫な材料で最も適切に作製されるだろう。透明カバー216は、LEDによって発生した光が透明カバー216を通過することを可能にしながら、LED−UVモジュールの内部部品を保護する保護ウィンドウとして機能するだろう。透明カバー216は、第1のモジュール・カバー206によって一端が支持され、第2のモジュール・カバー208によって反対端が支持可能である。透明カバー216の両端234は、一端が接続端キャップ210によって、他端がクロスオーバー端キャップ212によってトラップ可能である。
【0056】
反射器218は、高いUV反射材料で作製されるだろう、そしてLED−UVモジュール200へ装着される前に、成形可能である。反射器218は、第1及び第2のモジュール・カバー206,208において、嵌合機構によって適切な位置及び形状で保持可能である。反射器218は、トラフ型形状とでき、LEDによって発せられたUV光を基板に転送する放物線か楕円の幾何学的形状を具体化してもよい。
【0057】
冷却液通路220は、ヒートシンク224の長さわたり延在し、LEDセグメント122が取り付けられる表面226の近くを通過するように位置決めされるだろう。冷却液通路220は、LEDによって生じた熱の除去を容易にする。LEDのP/N接続部で生じた熱は、LEDセグメント122から、冷却液通路220の表面で対流によって液体冷却剤へ熱が転送されるところのヒートシンク224へ伝導される。冷却液通路は、液体冷却剤内へ突出するフィン機構238を含むことができる。フィン機構238は、関連する対流係数を増加させる液体冷却剤における乱流を発生するとともに、冷却液通路220の対流表面積を増加するように機能するだろう。フィン機構238は、また、モジュール本体を通る熱伝導の速度を増加させることがある。冷却液通路220におけるフィン機構238の存在は、ヒートシンク224から液体冷却剤への熱対流の速度を増加する機能し、その結果、究極的には、より低いLED接合部温度に帰着するだろう。より低いLED接合部温度は、より長いLED寿命を可能にすることができる。
【0058】
図9は、複数で、隣接した、平行なLED列から数インチの距離244で基板242へ、複数のトラフ反射器218の実施がどのように有効に光240を転送することができるかを示している。この種の光学構成は、基板のすぐ近くにLED−UVモジュールを設けることが可能でなく、及び複数のLED−UVランプ100の出力が一つの場所で必要であるところのUV硬化応用例に非常に適しているだろう。
【0059】
本発明のLED−UVモジュール100、200は、LEDセグメント122で用いられるLEDに依存するそのスペクトル出力において、それぞれが異なったピーク波長を有するだろう、あるいは複数のピーク波長を有することができる各モデルの取り合わせにて製造することもできる。LED−UVモジュール100,200のスペクトル出力において複数のピークを達成するために、異なったUV波長のLEDの混合物が各LEDセグメント122内で、交互のパターンにて、使用可能である。スペクトル出力において単一のピーク波長を有する単一のLED−UVモジュール100,200は、この発明の趣旨及び範囲内にあるように考えられる。したがって、スペクトル出力において複数のピーク波長を有する単一のLED−UVモジュール100,200は、この発明の趣旨及び範囲内にあるように考えられる。
【0060】
それぞれが異なったピーク波長出力を有し、つまり複数のピーク波長を放射し、及び、UV硬化プロセス内でLED−UVモジュール100,200が交換可能である、利用可能な異なるモデルのLED−UVモジュール100,200を有することは、UV硬化システムの柔軟性を高めるだろう。多くのLED−UVランプ、及びそれらのスペクトル出力において複数のピークを選択した幾つかのものが、UV波長の取り合わせにおいて利用可能である。この発明のLED−UVモジュール100,200は、関連するドッキングポートがUV硬化プロセスへ取り付けられるという条件で、工具を使用することなくUV硬化プロセスに対して迅速に挿入されかつ取り除くことができるように設計されるだろう。特別な技能を有しない作業者によってほんの数分で、一つのUVスペクトル出力のLED−UVモジュール100,200のモデルが除去可能であり、異なるUVスペクトル出力のモデルが挿入可能である。
【0061】
当業者は、本発明の様々な実施形態に示された個々の構成要素がある程度交換可能であり、及び、この発明の趣旨及び範囲から逸脱せずに、他の実施形態に加えられ、あるいは交換されてもよいことを容易に認識するであろう。
【0062】
この発明の多くの変更が発明の精神から逸脱せずになされてもよいことから、発明の範囲は、図示され記述された実施形態に限定されない。むしろ、発明の範囲は、添付の請求項及びそれらの等価物によって決定されるべきである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電気的な及び流体の接続、並びにアラインメント・ピンを有する接続端キャップと、
クロスオーバー端キャップと、
接続端キャップ及びクロスオーバー端キャップの間に配置され、UV放射を発する第1の複数のLED、この第1の複数のLEDからの放射を反射し基板に焦点を合わせるように位置決めされた第1反射器、並びに、上記LEDによって発生した熱を吸収するヒートシンクを有するランプボディと、
を備えたUV LEDランプ。
【請求項2】
第2の複数のLEDと、この第2の複数のLEDからの放射を反射し基板に焦点を合わせるように位置決めされた第2反射器と、をさらに備えた、請求項1に記載のUV LEDランプ。
【請求項3】
一対の端キャップと、
端キャップ間に取り付けられたヒートシンクと、
上記ヒートシンクの第1表面に取り付けられた第1の複数のLEDサブアセンブリー・セグメントと、
LEDサブアセンブリー・セグメントの放射を反射し基板に焦点を合わせるように位置決めされた反射器と、を備え、
上記第1の複数のLEDサブアセンブリー・セグメントは、上記基板の可変な幅あるいは長さに適応するように数を変更可能である、
UV LEDランプ。
【請求項4】
上記ヒートシンクの第2の表面に取り付けられる、第2の複数のLEDサブアセンブリー・セグメントをさらに備え、この第2の複数のLEDサブアセンブリー・セグメントは、上記基板の可変な幅あるいは長さに適応するように数を変更可能である、
請求項3に記載のUV LEDランプ。
【請求項5】
上記第2の複数のLEDサブアセンブリー・セグメントは、上記第1の複数のLEDサブアセンブリー・セグメントの放射波長とは異なる放射波長を放射する、請求項4に記載のUV LEDランプ。
【請求項6】
上記端キャップの一つから延在する複数のアラインメント・ピンをさらに備える、請求項3に記載のUV LEDランプ。
【請求項7】
上記ヒートシンクへの冷却剤の進入及び退出を許可する一対の流体バルブをさらに備える、請求項3に記載のUV LEDランプ。
【請求項8】
上記ヒートシンクは一対の冷却液通路を形成し、この冷却液通路の一方は、冷却剤が上記ヒートシンクに進入するのを許容し、冷却液通路の他方は、冷却剤が上記ヒートシンクから出るのを許容する、請求項7に記載のUV LED。
【請求項9】
それぞれの上記冷却液通路は、上記液体冷却剤内へ突出するフィン機構によって囲まれる、請求項7に記載のUV LED。
【請求項10】
基板表面のUV硬化用のUV LEDランプを形成する方法であって、該方法は、
上記基板表面の長さあるいは幅に適応するように第1の複数のLEDサブアセンブリー・セグメントを選択し、
上記UV LEDランプ内に、選択された複数のLEDサブアセンブリー・セグメントを設置する、
ことを備えた方法。
【請求項11】
上記基板表面の長さあるいは幅に適応するように第2の複数のLEDサブアセンブリー・セグメントを選択し、
上記UV LEDランプ内に、選択された複数のLEDサブアセンブリー・セグメントを設置する、
ことをさらに備えた、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
上記LEDサブアセンブリー・セグメントから上記基板表面へ放射されたUV放射を反射する反射器を位置決めすることをさらに備えた、請求項10に記載の方法。
【請求項13】
上記LEDサブアセンブリー・セグメントは、一対の冷却液通路を有するヒートシンクに取り付けられている、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
上記反射器及びLEDサブアセンブリー・セグメントを一対の端キャップ間に配置することをさらに備えた、請求項12に記載の方法。
【請求項15】
基板に設置された材料を硬化する方法であって、上記材料はUV光開始剤を有し、上記方法は、UV放射を上記基板に向けることを備え、上記UV放射は、請求項1のUV LEDランプから発生する、方法。
【請求項16】
基板に設置された材料を硬化する方法であって、上記材料はUV光開始剤を有し、上記方法は、UV放射を上記基板に向けることを備え、上記UV放射は、請求項3のUV LEDランプから発生する、方法。
【請求項17】
基板に設置された材料を硬化する方法であって、上記材料はUV光開始剤を有し、上記方法は、UV放射を上記基板に向けることを備え、上記UV放射は、請求項4のUV LEDランプから発生する、方法。
【請求項18】
それぞれのサブアセンブリーによって異なった材料が硬化され、そのようなサブアセンブリーは、UV放射の異なった波長を発する、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
上記UVサブアセンブリー・セグメントを冷却することをさらに備える、請求項17に記載の方法。
【請求項20】
上記UVサブアセンブリー・セグメントは、上記シートシンクに位置する一対の冷却液通路を通り冷却液を循環させることにより冷却される、請求項19に記載の方法。

【図1】
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【図2a】
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【図2b】
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【図2c】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7a】
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【図7b】
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【図7c】
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【図8】
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【図9】
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【公表番号】特表2013−503448(P2013−503448A)
【公表日】平成25年1月31日(2013.1.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−526995(P2012−526995)
【出願日】平成22年8月26日(2010.8.26)
【国際出願番号】PCT/US2010/046846
【国際公開番号】WO2011/031529
【国際公開日】平成23年3月17日(2011.3.17)
【出願人】(512041034)エアー・モーション・システムズ・インコーポレイテッド (1)
【氏名又は名称原語表記】AIR MOTION SYSTEMS, INC.
【Fターム(参考)】