証票およびクーポンの印刷のためのインターフェース
【解決手段】セキュリティーが高度の証票および低度のクーポンの印刷を行うように、プリンターを駆動するインターフェースが開示される。プリンターはたとえば、賭博端末（たとえば、スロットマシーン）、チケット販売機、POS端末など内にあってもよい。第一のドライバーが、たとえばローカル制御器から、印刷されるべきクーポン情報を示すデータを受信する。第二のドライバーが、たとえば中央システムの制御器から、印刷されるべきクーポン情報を示すデータを受信する。第一および第二のドライバーに応答するプロセッサが、同じプリンターが証票およびクーポンを印刷するために使用され得るように、印刷命令を標準印刷フォーマットで生成する。クーポンは、証票を印刷するための、端末製造業者により提供された、安全で（通常は専用の）ハードウエアおよび/またはソフトウエハにより処理される必要がない。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は一般的に、プリンターに関し、特に使用者側にあるプリンターを駆動するインターフェースに関する。このようなプリンターは特に、ゲーム機、自動販売機、販売時点管理（point of sale（POS））端末、交通およびエンターテイメントチケット販売機などの使用に適する。
【背景技術】
【０００２】
チケットプリンターは広範囲に使用することができる。１つの応用例は、宝くじ端末、スロットマシーン、他のセルフサービス賭博または取引（たとえば、汽車、イベントまたは航空券）装置に使用される、コード化されたチケットまたは証票を印刷することである。本明細書および特許請求の範囲において、用語“証票”（voucher）は、チケットのような印刷された書類（（潜在的に）相当の現金の価値をもち、偽造を防止するセキュリティー技術を使用して印刷されなければならない）を意味するために使用される。用語“クーポン”は、僅かな現金の価値のみをもち、証票ほど高いレベルのセキュリティーを必要とせずに、印刷することができる書類として使用される。クーポンもセキュリティー技術を使用して印刷できるが、しかし、そのセキュリティーレベルは証票の場合ほど高くない。
【０００３】
種々のプリンターシステムが、現金のいらないゲーム機（たとえば、カジノや競馬場で使用される）のためのようなセルフサービス端末での使用に提案されてきた。このようなシステムにおいて、証票は、商品券、現金、デビットカード、クレジットカードに代えて、顧客による使用のために印刷される。このようなセルフサービス端末はネットワークを介して、中央システム制御器（CSC）により制御され、または少なくとも部分的に制御される。CSCは端末と同じ場所に位置してもよく、離れた場所に位置してもよい。離れた場所に位置するCSCは、多数の施設（たとえば、種々のカジノ、競馬場、宝くじを小売りする店）でさまざまな端末の集まりに関与することができる。
【０００４】
端末を使用する施設が証票ではなく、細目（item）を印刷するために、端末プリンターとして機能することを望む。たとえば、施設で使用するクーポンを印刷することが望まれる。このようなクーポンは、たとえば、施設で無料またはディスカウントされた商品を提供することができる。たとえば、いろいろなマーケティング、広告、これから行う特別イベントのためのディスカウントのような販売促進目的、新しい商品、サービスの広告、無料やディカウントされた駐車場、ホテルの部屋の質の向上、旅行やエンターテイメントの促進、コンテスト参加などのための他のタイプのクーポンが考えられる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
既にあるこの分野のほとんどの端末において、証票とは分離して（関係をもたずに）クーポンを印刷するために、端末のプリンター部分にアクセスするための施設で管理する手段がない。このような能力を与えるために、供給メーカーはクーポンを印刷することができる、新規なモデルの端末を提供する。これら新規な端末は、端末のプリンターが証票やクーポンを印刷できるように、専用のソフトウエア、ハードウエアおよび/またはプロトコルの使用を必要とする。クーポンの印刷は、申込を受けたとき、証票（より厳格なアクセス管理および安全条件に従うものである）のために使用される安全な処理チャネルを介して取り扱われる。その解決策は、新規な端末の購入を必要とすることから、多くに施設では受け入れがたい。多くのこのような端末をもつ施設では、このような解決策は法外なコストを要する。
【０００６】
施設で、端末からクーポンをより効果的なコストで印刷することを提案することには利点がある。好適に、このようなシステムでは、たくさんの既存の端末を交換する必要性がなく、ターミナルが使用できる。さらに、端末（たとえば、賭博端末、POS端末、または他の消費者端末）の内部にある制御器（たとえば、セキュリティー制御器）が、証票を印刷するために端末プリンターと通信できるとともに、CSC（端末の外部にある）がクーポンおよび他の書類を印刷するために、組み込み型端末プリンターと通信できることには利点がある。
【０００７】
本発明は、既存または将来の端末とともに使用できる種々のプリンターインターフェースの（上記および他の利点をもつ）実施例を提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本発明にしたがって、インターフェースがプリンターを駆動するために提供する。第一のドライバーが、ローカル制御器から、印刷されるべき情報を示すデータを受信する。第二のドライバーが、中央の制御器から、印刷されるべき情報を示すデータを受信する。第一および第二のドライバーに応答するプロセッサがプリンターのために、標準的なフォーマットのプリンター命令を生成する。
【０００９】
一実施例では、第一のドライバーが第一のフォーマットでデータを受信し、第二のドライバーが第二のフォーマットでデータを受信する。たとえば、第一のドライバーは、RS-232、Netplex、USBまたはI2Cフォーマットのひとつでデータを受信し、第二のドライバーがRS-232、Netplex、USBまたはI2Cフォーマットの他のものでデータを受信する。
【００１０】
第一のドライバーおよびプロセッサは一緒になって、ローカル制御器からのデータを復号化し、復号化されたローカル制御器のデータを標準フォーマットに変換する。第二のドライバーおよびプロセッサは一緒になって、中央の制御器からのデータを復号化し、復号化された中央の制御器のデータを標準フォーマットに変換する。図示の実施例では、第一のドライバーは、証票を印刷するに際して使用する、ローカル制御器からの現金データを処理する。第二のドライバーは、クーポンを印刷するに際して使用する、中央の制御器からの非現金データを処理する。
【００１１】
インターフェースをプリンター内に設けることができる。これに代えて、プリンターの外部に設けてもよい。たとえば、プリンターはゲーム機プリンター、POS端末プリンター、などからなる。
【００１２】
ローカル制御器および中央の制御器からプリンターを駆動する方法が提供される。本方法は、ローカル制御器および中央の制御器からの通信をモニターすることを含む。プリンターの利用可能性は、プリンターの通信が制御器のひとつから受信されたとき決定される。プリンターが利用可能であると、プリンターのデータがひとつのフォーマットで復号化され、プリンターへの通信のために、標準的なフォーマットに変換される。プリンターが使用可能でないと、プリンター通信を受信した制御器は、プリンターがビジーであることを知らされる。通信のモニタリングは続けられる。
【００１３】
プリンター通信が両方の制御器から同時に受信されると、優先順位がローカルゲーム制御器に与えられる。これに代えて、優先順位が、所望のシステムの実行に依存して、中央のシステム制御器に与えてもよい。プリンターは、たとえば、ゲーム機プリンター、またはPOS端末プリンターであってもよい。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１４】
本発明は、消費者に販売する証票、クーポンを印刷することに関する。とくに、本発明は、プリンターがローカル制御器からの命令に応答して証票を印刷し、中央のシステム制御器からの命令に応答してクーポンを印刷できるようにするインターフェースに関する。プリンターは、ゲーム機プリンター（たとえば、スロットマシーンまたは宝くじ機）、自動販売機、セルフサービスチケット端末、POSターミナルなどのような消費者が操作する端末に設けることができる。ゲーム機の実行において、ローカル制御器は、ときに“ゲーム制御器”として参照されるゲーム機の一部を含むことができる。このような実行において、システム制御器は、ときに“ゲーム管理ユニット”として参照される、中央システム制御器を含むことができる。典型的に、ローカル制御器は証票、クーポンを消費者に提供する端末の一部であり、中央のシステム制御器は、端末が位置する同じ施設に、または事実上どこかに位置する、異なる施設にある遠隔デバイスである。
【００１５】
開示の実施例の異なる要素の間における信号通信に使用する、既知で種々の標準が、ここで記述される。これらには、NetplexおよびI2C標準も含まれる。RS-232は、データ端末装置とデータ通信装置との間（シリアル・バイナリー・データ交換が使用される）のインターフェースを提供する周知の標準である。Netplex（International Game Technology of Reno社（米国、ネバダ州）により開発された標準）が、中央システムと周辺装置との間の、分岐（multidrop）シリアル通信リンクを提供し、情報を転送し、周辺機器を制御可能にするために使用される。ユニバーサル・シリアル・バス（USB）はUSB実行フォーラムにより開発された相互接続の仕様である。USBは、カードを装置にインストールする際に、コンピュータを開ける不便さを解消するために、コンピュータの外で周辺機器を接続するために使用されている。I2Cまたは2-ワイヤー通信は、Phillips Semiconductor社により開発された、一種の同期シリアル通信である。
【００１６】
ここで開示するインターフェースは、証票およびクーポンの両方を提供するために、購入されるべき専用の端末を必要とする従来のシステムの欠点を解消する。このような従来のシステムは図１に示されているが、ここで端末プリンター10が、ゲーム制御器14からの命令に応答して、証票やクーポンを印刷するために設けられている。ゲーム制御器14は、プリンターと互換性のあるプロトコル12を使用して、プリンター10に印刷命令を与える。たとえば、プロトコル12は、データ伝送の技術分野では知られているRS-232またはNetplexプロトコルの一方または他方からなる。
【００１７】
図１の従来技術の実施例では、ゲーム制御器14はゲーム機内に含まれる、専用装置である。ゲーム制御器は基本的なゲーム機のハードウエハ（プリンター、コイン分配機、紙幣受け入れ機、リール（スロットマシン用））を制御し、またシステム・インターフェース16を介して、中央システム制御器から得られる連続番号を使用してチケットデータを生成する。システム・インターフェースは中央システム制御器およびゲーム制御器と通信する。それは、中央システム制御器からチケットの連続番号を得て、これら連続番号をゲーム制御器に与える。システム・インターフェースはまた、ゲームをする人の追跡に応答し、ゲーム機カードリーダおよびディスプレーを制御する。
【００１８】
各ゲーム機の特定の製造業者は、それぞれ、一般に、セキュリティーや競争力上の理由から秘密を保持する自らのゲーム制御技術をもつ。プリンターを駆動するゲーム制御器の専用性のため、クーポンのような他の書類を印刷するために消費者がプリンターに直接アクセルすることができない。そして、今日のゲーム機においてクーポンの印刷の要請がある場合、それは専用ゲーム制御器を介して与えられ、このことは、ゲーム機製造業者と関連してクーポンが生成されなければならないことを意味する。特に、消費者が印刷されるべきクーポンをほしい場合、ゲーム機の製造業者は、ゲーム制御器14を介して、このことを行う技術を提供しなければならない。このことにより、ゲーム機製造業者により、ゲーム機を上級機種にグレードを上げる際、付加的な費用を請求されることになり、あるいはクーポン印刷機能をもつ新たなゲーム機の購入を強いられることになる。
【００１９】
少なくとも一社のゲーム機製造業者が、中央システム制御器で入力されたクーポン情報が、通信路18を経てゲーム機システム・インターフェース16に通信できるような新規なモデルの端末を提供した。通信路18は、たとえば、個人的なネットワーク（有線および/または無線）またはインターネットである。システム新ターフェース16は、クーポン情報を経路15を経て、専用ゲーム制御器14（情報を、端末プリンター10に与える印刷命令を生成するために変換する）に送る。ゲーム制御器14のみがプリンターと通信することから、クーポンの印刷を行う専用のゲーム制御器技術を使用することを避けるすべがない。したがって、ゲーム機を所有する施設（たとえばカジノ）は、クーポンならびに証票（ゲーム機が印刷できるように設計されている）を提供するために、完全にゲーム機の製造業者に依存している。
【００２０】
図２は本発明にしたがった一実施例を示すが、ここでクーポンはゲーム機製造業者を頼ることなく印刷することができる。図２の実施例では、プリンター・インターフェース23がシステム・インターフェース26、ゲーム制御器24とプリンター20との間に設けられている。中央システム制御器からの情報（任意ではあるが、印刷されるべき特定のクーポンを定義する情報も含むことができる）は、通信路28（通信路18と同様）を経てシステム・インターフェース26に与えられる。システム・インターフェースは、中央システム制御器から受信したデータを、経路29（図１の経路15と同様）を経てゲーム制御器24へと在来の方法で通過させる。ゲーム制御器24から出力で与えられた在来のデータは、ゲーム制御器により使用される通常のプロトコル、たとえばRS-232またはNetplx（“プロトコルA”）で、経路25を経てプリンター・インターフェースに通信される。中央システム制御器から受信した情報はまた、I2C（“プロトコルB”）のような適切なプロトコルにしたがって、システム・インターフェース26から経路27を経てプリンター・インターフェースへと通過する。種々の異なるプロトコルが、プリンター情報をシステム・インターフェースからプリンター・インターフェース23へと送るために使用できることは理解されよう。実際、本発明の利点のひとつは、システム・インターフェースとプリンター・インターフェースとの間の通信が、ゲーム制御器とプリンター制御器との間の通信のように、専用の通信ではないことである。したがって、プロトコルAがゲーム機の製造業者により定義される一方、プロトコルBはそのよう定義されない。プロトコルBは、システム・インターフェースが通信できるプロトコルである。一般的なプリンター・インターフェースを備えることで、本発明は、中央システム制御器からのクーポン情報が、ゲーム制御器24を通過し、その処理条件にしたがうことなく、印刷できるようにする。
【００２１】
プリンター・インターフェース23がゲーム制御器24からの情報（たとえば、証票の情報）またはシステム・インターフェース26からの情報（たとえば、クーポンの情報）のいずれかを受信すると、プリンター20が利用できかどうか、必要であれば、プリンターへの通信のために適切なフォーマットで、受信したデータを処理するどうかを決定する。適切にフォーマット化されたデータはつぎに、プリンターが受信するために設計されたプロトコル（たとえば、RS-232）を使用して、プリンターに経路22を経て送られる。プリンター・インターフェースの操作は、図５と関連して以下で詳説される。
【００２２】
図３は、プリンター・インターフェース23のハードウエアおよびソフトウエハ/ファームウエア要素を図示するブロック図である。プロセッサ30が各ドライバー33、34および/または35を経て、ゲーム制御器24およびシステム・インターフェース26から受信したデータを処理する。ドライバー33は、たとえばNetplexプロトコルを使用してフォーマット化されたデータをゲーム制御器から受信するよう構成されたNetplexドライバーである。このようなデータは、たとえば、証票を印刷するのに必要なデータからなる。これに代えて、ゲーム制御器はRS-232プロトコルを使用して証票データを与えるように構成され、この場合、データはRS-232ドライバー34を使用してプロセッサ30により、受信されて通過する。クーポンデータは、たとえばI2Dプロトコルを使用して、中央システム制御器からシステム・インターフェースを経てプロセッサ30へと与えられる。I2Cドライバー35はシステム・インターフェースからのクーポンデータを処理し、それをプロセッサ30へと通過させる。
【００２３】
ソフトウエハおよび/またはファームウエハ（ゲーム制御器およびシステム・インターフェースから受信したデータをプリンターにより要求されたフォーマットにどのように復号化し変換するかをプロセッサ30に指示を与える）はEEPROM36およびフラッシュメモリー31のひとつ以上に記憶される。SDRAM32が従来技術より知られているように、プロセッサ30により計算された暫定的な値、ならびに他の一時的な情報を記憶するために設けられる。証票またはクーポン情報は、印刷用の適切なプロトコルに符号化され、変換されると、RS-232ドライバー34を経てプリンターに通信される。プリンターに通信される前に、印刷データはSDRAM32に一時的に記憶され得る。
【００２４】
図４は、プリンター・インターフェース23が端末プリンター内に組み込まれた他の実施例のブロック図である。特に、図３に図示された要素のすべては端末プリンター40内に据え付けられている。このような実施例は、プリンター内にすでにあるプリンター制御器がプリンター・インターフェース・プロセッサ30により提供される機能のすべて（すべてでなくとも）を与えることから、図２に図示の別個のプリンター・インターフェースを有する場合よりも経済的である。プリンター内にすでにあるメモリーもまた、プリンター・インターフェースの必要性に順応するように共有してもよい。このような実施はふたつのプロセッサおよび付加的なメモリーに対する必要性をなくす。
【００２５】
図４に示されているように、図２に関連して説明されたシステム・インターフェースとゲーム制御器との間のすべての通信は端末プリンター40へと直接通過する。プリンター・インターフェース23および通信路22の機能は、プリンター40それ自身と一体的となる同等の要素により実施される。
【００２６】
図５は、プリンター・インターフェースに対する通信の流れを図示するフローチャートである。図示の通信の流れがプリンター・インターフェースのひとつの可能な実施の例であって、他の実施も可能であり、本発明の範囲内にあることは分かるであろう。
【００２７】
図５のルーチンはボックス50で開始する。ボックス50で、ゲーム制御器およびシステム・インターフェースからのCOMポートが、通信イベントに対してモニターされる。たとえば、図２の実施例において、プリンター・インターフェース23は経路25を経たゲーム制御器24からの通信をモニターする。同様に、システム・インターフェース26からの通信が経路27を経てモニターされる。通信イベント（たとえばプリンター用のメッセージ）がボックス54で検出されると、通信源（ゲーム制御器またはシステム・インターフェース）は、ボックス56で決定される。
【００２８】
プリンターのメッセージがシステム・インターフェースから到着したと判定されたとき、メッセージはボックス56からボックス58へと向けられ、ここで、判定が、中央システム制御器から受信したクーポンをプリンターが印刷可能であるかどうかについて、判定がなされる。もしそうでなければ、ビジー状態信号が、後でメッセージを再送できるように（ボックス60）システム・インターフェースに送られる。ルーチンは、ボックス52で示されているようにCOMポートのモニターを続ける。
【００２９】
プリンターがクーポンを印刷することができることが、ボックス58で決定さえると、システム・インターフェースからのクーポンデータは受信され（ボックス62）、復号化され（ボックス64）、さらに標準プリンターデータ・ストリームに変換される（ボックス66）。標準プリンターデータ・ストリームはクーポンを印刷する特定のプリンター（たとえば、図２の端末プリンターまたは図４の端末プリンター）に対してフォーマット化される。異なるプリンターがクーポンおよび証票を印刷するために設けられ、好適実施例は両方に対して同じプリンターを使用することである。クーポン情報は、ボックス66で示されているように標準プリンターデータ・ストリームに変換された後に、クーポンの印刷のために（ボックス80）プリンターに送られる。このルーチンはボックス52に戻る（COMポートのモニターが続けられる）。
【００３０】
通信イベントがゲーム制御器から検出される場合、この事実は、ボックス54および56で判定され、ボックス70で、プリンターが証票を印刷できるかどうかについて判定がなされる。もしそうでなければ、ビジー状態が、ゲーム制御器に送られ（ボックス72）、ルーチンはCOMポートのモニターを続けるために、ボックス52に戻る。プリンターがボックス70で利用可能であると判定されると、ゲーム制御器のデータはボックス74で受信され、ボックス76で復号化され、ボックス78で標準プリンターデータ・ストリームに変換される。プリンターのためにフォーマット化された標準プリンターデータ・ストリームは、ボックス80で示されているように、証票の印刷のために、プリンターへと通過する。ルーチンはCOMポートのモニターを続けるために、ボックス52へと戻る。
【００３１】
標準プリンターデータ・ストリームは使用される特定のプリンターにより必要とされるプロトコルにしたがってフォーマット化される。たとえば（図３に図示のように）、プリンターデータ・ストリームでは、RS-232フォーマットである。当業者であれば、I2C、NetplexまたはUSBのように、他のフォーマットも使用できることは分かるであろう。新しいプリンターフォーマットが、適切なドライバーをプリンター・インターフェースに設けることで、適応することができる。
【００３２】
本発明がプリンターを駆動するためのインターフェースを提供することは分かるであろう。プリンターは、たとえば上述したタイプの消費者の端末にあってもよく、クーポンや証票を提供する他の装置内にあってもよい。図示の実施例において、第一のドライバーが、たとえば、ローカル制御器から、印刷されるべき証票の情報を示すデータを受信する。第二のドライバーが、たとえば、中央システム制御器から、印刷されるべきクーポンの情報を示すデータを受信する。第一および第二のドライバーに応答するプロセッサが、プリンターのために標準フォーマットで印刷命令を生成する。本発明にしたがって、プリンター・インターフェースを使用すると、端末の製造業者により提供されたセキュリティー（および通常専用の）ハードウエアおよび/またはソフトウエアにより、クーポンが処理されることが要求されることなく、証票およびクーポンの両方用にひとつ以上のプリンターが使用することができる。
【００３３】
本発明が種々の特定の実施例に関連して記述されてきたが、特許請求の範囲による本発明の範囲から逸脱することなく種々の変更、修正をなし得ることは分かるであろう。
【図面の簡単な説明】
【００３４】
【図１】図１はスロットマシーンのプリンターを制御するための従来技術のアーキテクチャーのブロック図である。
【図２】図２は本発明にしたがったシステムアーキテクチャーのブロック図である。
【図３】図３は本発明にしたがったインターフェースの実行のブロック図である。
【図４】図４は本発明にしたがった他のシステムアーキテクチャーのブロック図である
【図５】図５は本発明を実施するために、実施される通信を図示するフローチャートである。
【技術分野】
【０００１】
本発明は一般的に、プリンターに関し、特に使用者側にあるプリンターを駆動するインターフェースに関する。このようなプリンターは特に、ゲーム機、自動販売機、販売時点管理（point of sale（POS））端末、交通およびエンターテイメントチケット販売機などの使用に適する。
【背景技術】
【０００２】
チケットプリンターは広範囲に使用することができる。１つの応用例は、宝くじ端末、スロットマシーン、他のセルフサービス賭博または取引（たとえば、汽車、イベントまたは航空券）装置に使用される、コード化されたチケットまたは証票を印刷することである。本明細書および特許請求の範囲において、用語“証票”（voucher）は、チケットのような印刷された書類（（潜在的に）相当の現金の価値をもち、偽造を防止するセキュリティー技術を使用して印刷されなければならない）を意味するために使用される。用語“クーポン”は、僅かな現金の価値のみをもち、証票ほど高いレベルのセキュリティーを必要とせずに、印刷することができる書類として使用される。クーポンもセキュリティー技術を使用して印刷できるが、しかし、そのセキュリティーレベルは証票の場合ほど高くない。
【０００３】
種々のプリンターシステムが、現金のいらないゲーム機（たとえば、カジノや競馬場で使用される）のためのようなセルフサービス端末での使用に提案されてきた。このようなシステムにおいて、証票は、商品券、現金、デビットカード、クレジットカードに代えて、顧客による使用のために印刷される。このようなセルフサービス端末はネットワークを介して、中央システム制御器（CSC）により制御され、または少なくとも部分的に制御される。CSCは端末と同じ場所に位置してもよく、離れた場所に位置してもよい。離れた場所に位置するCSCは、多数の施設（たとえば、種々のカジノ、競馬場、宝くじを小売りする店）でさまざまな端末の集まりに関与することができる。
【０００４】
端末を使用する施設が証票ではなく、細目（item）を印刷するために、端末プリンターとして機能することを望む。たとえば、施設で使用するクーポンを印刷することが望まれる。このようなクーポンは、たとえば、施設で無料またはディスカウントされた商品を提供することができる。たとえば、いろいろなマーケティング、広告、これから行う特別イベントのためのディスカウントのような販売促進目的、新しい商品、サービスの広告、無料やディカウントされた駐車場、ホテルの部屋の質の向上、旅行やエンターテイメントの促進、コンテスト参加などのための他のタイプのクーポンが考えられる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
既にあるこの分野のほとんどの端末において、証票とは分離して（関係をもたずに）クーポンを印刷するために、端末のプリンター部分にアクセスするための施設で管理する手段がない。このような能力を与えるために、供給メーカーはクーポンを印刷することができる、新規なモデルの端末を提供する。これら新規な端末は、端末のプリンターが証票やクーポンを印刷できるように、専用のソフトウエア、ハードウエアおよび/またはプロトコルの使用を必要とする。クーポンの印刷は、申込を受けたとき、証票（より厳格なアクセス管理および安全条件に従うものである）のために使用される安全な処理チャネルを介して取り扱われる。その解決策は、新規な端末の購入を必要とすることから、多くに施設では受け入れがたい。多くのこのような端末をもつ施設では、このような解決策は法外なコストを要する。
【０００６】
施設で、端末からクーポンをより効果的なコストで印刷することを提案することには利点がある。好適に、このようなシステムでは、たくさんの既存の端末を交換する必要性がなく、ターミナルが使用できる。さらに、端末（たとえば、賭博端末、POS端末、または他の消費者端末）の内部にある制御器（たとえば、セキュリティー制御器）が、証票を印刷するために端末プリンターと通信できるとともに、CSC（端末の外部にある）がクーポンおよび他の書類を印刷するために、組み込み型端末プリンターと通信できることには利点がある。
【０００７】
本発明は、既存または将来の端末とともに使用できる種々のプリンターインターフェースの（上記および他の利点をもつ）実施例を提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本発明にしたがって、インターフェースがプリンターを駆動するために提供する。第一のドライバーが、ローカル制御器から、印刷されるべき情報を示すデータを受信する。第二のドライバーが、中央の制御器から、印刷されるべき情報を示すデータを受信する。第一および第二のドライバーに応答するプロセッサがプリンターのために、標準的なフォーマットのプリンター命令を生成する。
【０００９】
一実施例では、第一のドライバーが第一のフォーマットでデータを受信し、第二のドライバーが第二のフォーマットでデータを受信する。たとえば、第一のドライバーは、RS-232、Netplex、USBまたはI2Cフォーマットのひとつでデータを受信し、第二のドライバーがRS-232、Netplex、USBまたはI2Cフォーマットの他のものでデータを受信する。
【００１０】
第一のドライバーおよびプロセッサは一緒になって、ローカル制御器からのデータを復号化し、復号化されたローカル制御器のデータを標準フォーマットに変換する。第二のドライバーおよびプロセッサは一緒になって、中央の制御器からのデータを復号化し、復号化された中央の制御器のデータを標準フォーマットに変換する。図示の実施例では、第一のドライバーは、証票を印刷するに際して使用する、ローカル制御器からの現金データを処理する。第二のドライバーは、クーポンを印刷するに際して使用する、中央の制御器からの非現金データを処理する。
【００１１】
インターフェースをプリンター内に設けることができる。これに代えて、プリンターの外部に設けてもよい。たとえば、プリンターはゲーム機プリンター、POS端末プリンター、などからなる。
【００１２】
ローカル制御器および中央の制御器からプリンターを駆動する方法が提供される。本方法は、ローカル制御器および中央の制御器からの通信をモニターすることを含む。プリンターの利用可能性は、プリンターの通信が制御器のひとつから受信されたとき決定される。プリンターが利用可能であると、プリンターのデータがひとつのフォーマットで復号化され、プリンターへの通信のために、標準的なフォーマットに変換される。プリンターが使用可能でないと、プリンター通信を受信した制御器は、プリンターがビジーであることを知らされる。通信のモニタリングは続けられる。
【００１３】
プリンター通信が両方の制御器から同時に受信されると、優先順位がローカルゲーム制御器に与えられる。これに代えて、優先順位が、所望のシステムの実行に依存して、中央のシステム制御器に与えてもよい。プリンターは、たとえば、ゲーム機プリンター、またはPOS端末プリンターであってもよい。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１４】
本発明は、消費者に販売する証票、クーポンを印刷することに関する。とくに、本発明は、プリンターがローカル制御器からの命令に応答して証票を印刷し、中央のシステム制御器からの命令に応答してクーポンを印刷できるようにするインターフェースに関する。プリンターは、ゲーム機プリンター（たとえば、スロットマシーンまたは宝くじ機）、自動販売機、セルフサービスチケット端末、POSターミナルなどのような消費者が操作する端末に設けることができる。ゲーム機の実行において、ローカル制御器は、ときに“ゲーム制御器”として参照されるゲーム機の一部を含むことができる。このような実行において、システム制御器は、ときに“ゲーム管理ユニット”として参照される、中央システム制御器を含むことができる。典型的に、ローカル制御器は証票、クーポンを消費者に提供する端末の一部であり、中央のシステム制御器は、端末が位置する同じ施設に、または事実上どこかに位置する、異なる施設にある遠隔デバイスである。
【００１５】
開示の実施例の異なる要素の間における信号通信に使用する、既知で種々の標準が、ここで記述される。これらには、NetplexおよびI2C標準も含まれる。RS-232は、データ端末装置とデータ通信装置との間（シリアル・バイナリー・データ交換が使用される）のインターフェースを提供する周知の標準である。Netplex（International Game Technology of Reno社（米国、ネバダ州）により開発された標準）が、中央システムと周辺装置との間の、分岐（multidrop）シリアル通信リンクを提供し、情報を転送し、周辺機器を制御可能にするために使用される。ユニバーサル・シリアル・バス（USB）はUSB実行フォーラムにより開発された相互接続の仕様である。USBは、カードを装置にインストールする際に、コンピュータを開ける不便さを解消するために、コンピュータの外で周辺機器を接続するために使用されている。I2Cまたは2-ワイヤー通信は、Phillips Semiconductor社により開発された、一種の同期シリアル通信である。
【００１６】
ここで開示するインターフェースは、証票およびクーポンの両方を提供するために、購入されるべき専用の端末を必要とする従来のシステムの欠点を解消する。このような従来のシステムは図１に示されているが、ここで端末プリンター10が、ゲーム制御器14からの命令に応答して、証票やクーポンを印刷するために設けられている。ゲーム制御器14は、プリンターと互換性のあるプロトコル12を使用して、プリンター10に印刷命令を与える。たとえば、プロトコル12は、データ伝送の技術分野では知られているRS-232またはNetplexプロトコルの一方または他方からなる。
【００１７】
図１の従来技術の実施例では、ゲーム制御器14はゲーム機内に含まれる、専用装置である。ゲーム制御器は基本的なゲーム機のハードウエハ（プリンター、コイン分配機、紙幣受け入れ機、リール（スロットマシン用））を制御し、またシステム・インターフェース16を介して、中央システム制御器から得られる連続番号を使用してチケットデータを生成する。システム・インターフェースは中央システム制御器およびゲーム制御器と通信する。それは、中央システム制御器からチケットの連続番号を得て、これら連続番号をゲーム制御器に与える。システム・インターフェースはまた、ゲームをする人の追跡に応答し、ゲーム機カードリーダおよびディスプレーを制御する。
【００１８】
各ゲーム機の特定の製造業者は、それぞれ、一般に、セキュリティーや競争力上の理由から秘密を保持する自らのゲーム制御技術をもつ。プリンターを駆動するゲーム制御器の専用性のため、クーポンのような他の書類を印刷するために消費者がプリンターに直接アクセルすることができない。そして、今日のゲーム機においてクーポンの印刷の要請がある場合、それは専用ゲーム制御器を介して与えられ、このことは、ゲーム機製造業者と関連してクーポンが生成されなければならないことを意味する。特に、消費者が印刷されるべきクーポンをほしい場合、ゲーム機の製造業者は、ゲーム制御器14を介して、このことを行う技術を提供しなければならない。このことにより、ゲーム機製造業者により、ゲーム機を上級機種にグレードを上げる際、付加的な費用を請求されることになり、あるいはクーポン印刷機能をもつ新たなゲーム機の購入を強いられることになる。
【００１９】
少なくとも一社のゲーム機製造業者が、中央システム制御器で入力されたクーポン情報が、通信路18を経てゲーム機システム・インターフェース16に通信できるような新規なモデルの端末を提供した。通信路18は、たとえば、個人的なネットワーク（有線および/または無線）またはインターネットである。システム新ターフェース16は、クーポン情報を経路15を経て、専用ゲーム制御器14（情報を、端末プリンター10に与える印刷命令を生成するために変換する）に送る。ゲーム制御器14のみがプリンターと通信することから、クーポンの印刷を行う専用のゲーム制御器技術を使用することを避けるすべがない。したがって、ゲーム機を所有する施設（たとえばカジノ）は、クーポンならびに証票（ゲーム機が印刷できるように設計されている）を提供するために、完全にゲーム機の製造業者に依存している。
【００２０】
図２は本発明にしたがった一実施例を示すが、ここでクーポンはゲーム機製造業者を頼ることなく印刷することができる。図２の実施例では、プリンター・インターフェース23がシステム・インターフェース26、ゲーム制御器24とプリンター20との間に設けられている。中央システム制御器からの情報（任意ではあるが、印刷されるべき特定のクーポンを定義する情報も含むことができる）は、通信路28（通信路18と同様）を経てシステム・インターフェース26に与えられる。システム・インターフェースは、中央システム制御器から受信したデータを、経路29（図１の経路15と同様）を経てゲーム制御器24へと在来の方法で通過させる。ゲーム制御器24から出力で与えられた在来のデータは、ゲーム制御器により使用される通常のプロトコル、たとえばRS-232またはNetplx（“プロトコルA”）で、経路25を経てプリンター・インターフェースに通信される。中央システム制御器から受信した情報はまた、I2C（“プロトコルB”）のような適切なプロトコルにしたがって、システム・インターフェース26から経路27を経てプリンター・インターフェースへと通過する。種々の異なるプロトコルが、プリンター情報をシステム・インターフェースからプリンター・インターフェース23へと送るために使用できることは理解されよう。実際、本発明の利点のひとつは、システム・インターフェースとプリンター・インターフェースとの間の通信が、ゲーム制御器とプリンター制御器との間の通信のように、専用の通信ではないことである。したがって、プロトコルAがゲーム機の製造業者により定義される一方、プロトコルBはそのよう定義されない。プロトコルBは、システム・インターフェースが通信できるプロトコルである。一般的なプリンター・インターフェースを備えることで、本発明は、中央システム制御器からのクーポン情報が、ゲーム制御器24を通過し、その処理条件にしたがうことなく、印刷できるようにする。
【００２１】
プリンター・インターフェース23がゲーム制御器24からの情報（たとえば、証票の情報）またはシステム・インターフェース26からの情報（たとえば、クーポンの情報）のいずれかを受信すると、プリンター20が利用できかどうか、必要であれば、プリンターへの通信のために適切なフォーマットで、受信したデータを処理するどうかを決定する。適切にフォーマット化されたデータはつぎに、プリンターが受信するために設計されたプロトコル（たとえば、RS-232）を使用して、プリンターに経路22を経て送られる。プリンター・インターフェースの操作は、図５と関連して以下で詳説される。
【００２２】
図３は、プリンター・インターフェース23のハードウエアおよびソフトウエハ/ファームウエア要素を図示するブロック図である。プロセッサ30が各ドライバー33、34および/または35を経て、ゲーム制御器24およびシステム・インターフェース26から受信したデータを処理する。ドライバー33は、たとえばNetplexプロトコルを使用してフォーマット化されたデータをゲーム制御器から受信するよう構成されたNetplexドライバーである。このようなデータは、たとえば、証票を印刷するのに必要なデータからなる。これに代えて、ゲーム制御器はRS-232プロトコルを使用して証票データを与えるように構成され、この場合、データはRS-232ドライバー34を使用してプロセッサ30により、受信されて通過する。クーポンデータは、たとえばI2Dプロトコルを使用して、中央システム制御器からシステム・インターフェースを経てプロセッサ30へと与えられる。I2Cドライバー35はシステム・インターフェースからのクーポンデータを処理し、それをプロセッサ30へと通過させる。
【００２３】
ソフトウエハおよび/またはファームウエハ（ゲーム制御器およびシステム・インターフェースから受信したデータをプリンターにより要求されたフォーマットにどのように復号化し変換するかをプロセッサ30に指示を与える）はEEPROM36およびフラッシュメモリー31のひとつ以上に記憶される。SDRAM32が従来技術より知られているように、プロセッサ30により計算された暫定的な値、ならびに他の一時的な情報を記憶するために設けられる。証票またはクーポン情報は、印刷用の適切なプロトコルに符号化され、変換されると、RS-232ドライバー34を経てプリンターに通信される。プリンターに通信される前に、印刷データはSDRAM32に一時的に記憶され得る。
【００２４】
図４は、プリンター・インターフェース23が端末プリンター内に組み込まれた他の実施例のブロック図である。特に、図３に図示された要素のすべては端末プリンター40内に据え付けられている。このような実施例は、プリンター内にすでにあるプリンター制御器がプリンター・インターフェース・プロセッサ30により提供される機能のすべて（すべてでなくとも）を与えることから、図２に図示の別個のプリンター・インターフェースを有する場合よりも経済的である。プリンター内にすでにあるメモリーもまた、プリンター・インターフェースの必要性に順応するように共有してもよい。このような実施はふたつのプロセッサおよび付加的なメモリーに対する必要性をなくす。
【００２５】
図４に示されているように、図２に関連して説明されたシステム・インターフェースとゲーム制御器との間のすべての通信は端末プリンター40へと直接通過する。プリンター・インターフェース23および通信路22の機能は、プリンター40それ自身と一体的となる同等の要素により実施される。
【００２６】
図５は、プリンター・インターフェースに対する通信の流れを図示するフローチャートである。図示の通信の流れがプリンター・インターフェースのひとつの可能な実施の例であって、他の実施も可能であり、本発明の範囲内にあることは分かるであろう。
【００２７】
図５のルーチンはボックス50で開始する。ボックス50で、ゲーム制御器およびシステム・インターフェースからのCOMポートが、通信イベントに対してモニターされる。たとえば、図２の実施例において、プリンター・インターフェース23は経路25を経たゲーム制御器24からの通信をモニターする。同様に、システム・インターフェース26からの通信が経路27を経てモニターされる。通信イベント（たとえばプリンター用のメッセージ）がボックス54で検出されると、通信源（ゲーム制御器またはシステム・インターフェース）は、ボックス56で決定される。
【００２８】
プリンターのメッセージがシステム・インターフェースから到着したと判定されたとき、メッセージはボックス56からボックス58へと向けられ、ここで、判定が、中央システム制御器から受信したクーポンをプリンターが印刷可能であるかどうかについて、判定がなされる。もしそうでなければ、ビジー状態信号が、後でメッセージを再送できるように（ボックス60）システム・インターフェースに送られる。ルーチンは、ボックス52で示されているようにCOMポートのモニターを続ける。
【００２９】
プリンターがクーポンを印刷することができることが、ボックス58で決定さえると、システム・インターフェースからのクーポンデータは受信され（ボックス62）、復号化され（ボックス64）、さらに標準プリンターデータ・ストリームに変換される（ボックス66）。標準プリンターデータ・ストリームはクーポンを印刷する特定のプリンター（たとえば、図２の端末プリンターまたは図４の端末プリンター）に対してフォーマット化される。異なるプリンターがクーポンおよび証票を印刷するために設けられ、好適実施例は両方に対して同じプリンターを使用することである。クーポン情報は、ボックス66で示されているように標準プリンターデータ・ストリームに変換された後に、クーポンの印刷のために（ボックス80）プリンターに送られる。このルーチンはボックス52に戻る（COMポートのモニターが続けられる）。
【００３０】
通信イベントがゲーム制御器から検出される場合、この事実は、ボックス54および56で判定され、ボックス70で、プリンターが証票を印刷できるかどうかについて判定がなされる。もしそうでなければ、ビジー状態が、ゲーム制御器に送られ（ボックス72）、ルーチンはCOMポートのモニターを続けるために、ボックス52に戻る。プリンターがボックス70で利用可能であると判定されると、ゲーム制御器のデータはボックス74で受信され、ボックス76で復号化され、ボックス78で標準プリンターデータ・ストリームに変換される。プリンターのためにフォーマット化された標準プリンターデータ・ストリームは、ボックス80で示されているように、証票の印刷のために、プリンターへと通過する。ルーチンはCOMポートのモニターを続けるために、ボックス52へと戻る。
【００３１】
標準プリンターデータ・ストリームは使用される特定のプリンターにより必要とされるプロトコルにしたがってフォーマット化される。たとえば（図３に図示のように）、プリンターデータ・ストリームでは、RS-232フォーマットである。当業者であれば、I2C、NetplexまたはUSBのように、他のフォーマットも使用できることは分かるであろう。新しいプリンターフォーマットが、適切なドライバーをプリンター・インターフェースに設けることで、適応することができる。
【００３２】
本発明がプリンターを駆動するためのインターフェースを提供することは分かるであろう。プリンターは、たとえば上述したタイプの消費者の端末にあってもよく、クーポンや証票を提供する他の装置内にあってもよい。図示の実施例において、第一のドライバーが、たとえば、ローカル制御器から、印刷されるべき証票の情報を示すデータを受信する。第二のドライバーが、たとえば、中央システム制御器から、印刷されるべきクーポンの情報を示すデータを受信する。第一および第二のドライバーに応答するプロセッサが、プリンターのために標準フォーマットで印刷命令を生成する。本発明にしたがって、プリンター・インターフェースを使用すると、端末の製造業者により提供されたセキュリティー（および通常専用の）ハードウエアおよび/またはソフトウエアにより、クーポンが処理されることが要求されることなく、証票およびクーポンの両方用にひとつ以上のプリンターが使用することができる。
【００３３】
本発明が種々の特定の実施例に関連して記述されてきたが、特許請求の範囲による本発明の範囲から逸脱することなく種々の変更、修正をなし得ることは分かるであろう。
【図面の簡単な説明】
【００３４】
【図１】図１はスロットマシーンのプリンターを制御するための従来技術のアーキテクチャーのブロック図である。
【図２】図２は本発明にしたがったシステムアーキテクチャーのブロック図である。
【図３】図３は本発明にしたがったインターフェースの実行のブロック図である。
【図４】図４は本発明にしたがった他のシステムアーキテクチャーのブロック図である
【図５】図５は本発明を実施するために、実施される通信を図示するフローチャートである。
【特許請求の範囲】
【請求項１】
プリンターを駆動するインターフェースであって、
ローカル制御器から、印刷されるべき情報を示すデータを受信する第一のドライバーと、
中央システム制御器から、印刷されるべき情報を示すデータを受信する第二のドライバーと、
前記第一および第二のドライバーに応答して、前記プリンターのために標準フォーマットで印刷命令を生成するプロセッサと、
を含むインターフェース。
【請求項２】
前記第一のドライバーが第一のフォーマットでデータを受信し、第二のドライバーが第二のフォーマットでデータを受信する、請求項１に記載のインターフェース。
【請求項３】
前記第一のドライバーがRS-232、Netples、USBまたはI2Cのひとつでデータを受信し、
前記第二のドライバーがRS-232、Netples、USBまたはI2Cの他のひとつでデータを受信する、請求項２に記載のインターフェース。
【請求項４】
前記第一のドライバーおよび前記プロセッサが一緒に、前記ローカル制御器からのデータを符号化し、符号化されたローカル制御器のデータを前記標準フォーマットに変換し、
前記第二のドライバーおよび前記プロセッサが一緒に、前記中央システム制御器からのデータを符号化し、符号化されて中央システム制御器のデータを前記標準フォーマットに変換する、請求項１に記載のインターフェース。
【請求項５】
前記第一のドライバーが証票を印刷するために使用するローカル制御器からの現金データを処理する、請求項１に記載のインターフェース。
【請求項６】
第二のドライバーが、クーポンを印刷するために使用する、中央システム制御器からの非現金データを処理する、請求項５に記載のインターフェース。
【請求項７】
第二のドライバーが、クーポンを印刷するために使用する、中央システム制御器からの非現金データを処理する、請求項１に記載のインターフェース。
【請求項８】
当該インターフェースがプリンター内に据え付けられる、請求項１に記載のインターフェース。
【請求項９】
当該インターフェースがプリンターの外部にある、請求項１に記載のインターフェース。
【請求項１０】
当該インターフェースがゲーム機プリンターである、請求項１に記載のインターフェース。
【請求項１１】
当該インターフェースが販売時点管理端末プリンターである、請求項１に記載のインターフェース。
【請求項１２】
ローカル制御器および中央制御器からプリンターを駆動する方法であって、
前記ローカル制御器および中央制御器からの通信をモニターする工程と、
プリンター通信が前記制御器のひとつから受信されたとき、プリンターの利用可能性を判定する工程と、
（i） プリンターが利用可能であるとき、プリンターデータをひとつのフォーマットに復号化し、復号されたデータを、プリンターの通信のために、標準プリンターフォーマットに変換する工程と、
（ii） プリンターが利用不可能であるとき、プリンター通信を送信した制御器に、プリンターがビジーであることを通知する工程と、
前記通信のモニターを続ける工程と、
を含む、方法。
【請求項１３】
プリンター通信が両方の制御器から同時に受信されたとき、前記制御器が優先する、請求項１２に記載の方法。
【請求項１４】
プリンター通信が両方の制御器から同時に受信されたとき、前記中央制御器が優先する、請求項１２に記載の方法。
【請求項１５】
前記プリンターがゲーム機プリンターである、請求項１２に記載の方法。
【請求項１６】
前記プリンターが販売時点管理端末プリンターである、請求項１２に記載の方法。
【特許請求の範囲】
【請求項１】
プリンターを駆動するインターフェースであって、
ローカル制御器から、印刷されるべき情報を示すデータを受信する第一のドライバーと、
中央システム制御器から、印刷されるべき情報を示すデータを受信する第二のドライバーと、
前記第一および第二のドライバーに応答して、前記プリンターのために標準フォーマットで印刷命令を生成するプロセッサと、
を含むインターフェース。
【請求項２】
前記第一のドライバーが第一のフォーマットでデータを受信し、第二のドライバーが第二のフォーマットでデータを受信する、請求項１に記載のインターフェース。
【請求項３】
前記第一のドライバーがRS-232、Netples、USBまたはI2Cのひとつでデータを受信し、
前記第二のドライバーがRS-232、Netples、USBまたはI2Cの他のひとつでデータを受信する、請求項２に記載のインターフェース。
【請求項４】
前記第一のドライバーおよび前記プロセッサが一緒に、前記ローカル制御器からのデータを符号化し、符号化されたローカル制御器のデータを前記標準フォーマットに変換し、
前記第二のドライバーおよび前記プロセッサが一緒に、前記中央システム制御器からのデータを復号化し、復号化された中央システム制御器のデータを前記標準フォーマットに変換する、請求項１ないし３のいずれかに記載のインターフェース。
【請求項５】
前記第一のドライバーが証票を印刷するために使用するローカル制御器からの現金データを処理する、請求項１ないし４のいずれかに記載のインターフェース。
【請求項６】
第二のドライバーが、クーポンを印刷するために使用する、中央システム制御器からの非現金データを処理する、請求項５に記載のインターフェース。
【請求項７】
第二のドライバーが、クーポンを印刷するために使用する、中央システム制御器からの非現金データを処理する、請求項１ないし６のいずれかに記載のインターフェース。
【請求項８】
当該インターフェースがプリンター内に据え付けられる、請求項１ないし７のいずれかに記載のインターフェース。
【請求項９】
当該インターフェースがプリンターの外部にある、請求項１ないし７のいずれかに記載のインターフェース。
【請求項１０】
当該インターフェースがゲーム機プリンターである、請求項１ないし９のいずれかに記載のインターフェース。
【請求項１１】
当該インターフェースが販売時点管理端末プリンターである、請求項１ないし９のいずれかに記載のインターフェース。
【請求項１２】
ローカル制御器および中央制御器からプリンターを駆動する方法であって、
前記ローカル制御器および中央制御器からの通信をモニターする工程と、
プリンター通信が前記制御器のひとつから受信されたとき、プリンターの利用可能性を判定する工程と、
（i） プリンターが利用可能であるとき、プリンターデータをひとつのフォーマットに復号化し、復号されたデータを、プリンターの通信のために、標準プリンターフォーマットに変換する工程と、
（ii） プリンターが利用不可能であるとき、プリンター通信を送信した制御器に、プリンターがビジーであることを通知する工程と、
前記通信のモニターを続ける工程と、
を含む、方法。
【請求項１３】
プリンター通信が両方の制御器から同時に受信されたとき、前記制御器が優先する、請求項１２に記載の方法。
【請求項１４】
プリンター通信が両方の制御器から同時に受信されたとき、前記中央制御器が優先する、請求項１２に記載の方法。
【請求項１５】
前記プリンターがゲーム機プリンターである、請求項１２ないし１４のいずれかに記載の方法。
【請求項１６】
前記プリンターが販売時点管理端末プリンターである、請求項１２ないし１４のいずれかに記載の方法。
【請求項１】
プリンターを駆動するインターフェースであって、
ローカル制御器から、印刷されるべき情報を示すデータを受信する第一のドライバーと、
中央システム制御器から、印刷されるべき情報を示すデータを受信する第二のドライバーと、
前記第一および第二のドライバーに応答して、前記プリンターのために標準フォーマットで印刷命令を生成するプロセッサと、
を含むインターフェース。
【請求項２】
前記第一のドライバーが第一のフォーマットでデータを受信し、第二のドライバーが第二のフォーマットでデータを受信する、請求項１に記載のインターフェース。
【請求項３】
前記第一のドライバーがRS-232、Netples、USBまたはI2Cのひとつでデータを受信し、
前記第二のドライバーがRS-232、Netples、USBまたはI2Cの他のひとつでデータを受信する、請求項２に記載のインターフェース。
【請求項４】
前記第一のドライバーおよび前記プロセッサが一緒に、前記ローカル制御器からのデータを符号化し、符号化されたローカル制御器のデータを前記標準フォーマットに変換し、
前記第二のドライバーおよび前記プロセッサが一緒に、前記中央システム制御器からのデータを符号化し、符号化されて中央システム制御器のデータを前記標準フォーマットに変換する、請求項１に記載のインターフェース。
【請求項５】
前記第一のドライバーが証票を印刷するために使用するローカル制御器からの現金データを処理する、請求項１に記載のインターフェース。
【請求項６】
第二のドライバーが、クーポンを印刷するために使用する、中央システム制御器からの非現金データを処理する、請求項５に記載のインターフェース。
【請求項７】
第二のドライバーが、クーポンを印刷するために使用する、中央システム制御器からの非現金データを処理する、請求項１に記載のインターフェース。
【請求項８】
当該インターフェースがプリンター内に据え付けられる、請求項１に記載のインターフェース。
【請求項９】
当該インターフェースがプリンターの外部にある、請求項１に記載のインターフェース。
【請求項１０】
当該インターフェースがゲーム機プリンターである、請求項１に記載のインターフェース。
【請求項１１】
当該インターフェースが販売時点管理端末プリンターである、請求項１に記載のインターフェース。
【請求項１２】
ローカル制御器および中央制御器からプリンターを駆動する方法であって、
前記ローカル制御器および中央制御器からの通信をモニターする工程と、
プリンター通信が前記制御器のひとつから受信されたとき、プリンターの利用可能性を判定する工程と、
（i） プリンターが利用可能であるとき、プリンターデータをひとつのフォーマットに復号化し、復号されたデータを、プリンターの通信のために、標準プリンターフォーマットに変換する工程と、
（ii） プリンターが利用不可能であるとき、プリンター通信を送信した制御器に、プリンターがビジーであることを通知する工程と、
前記通信のモニターを続ける工程と、
を含む、方法。
【請求項１３】
プリンター通信が両方の制御器から同時に受信されたとき、前記制御器が優先する、請求項１２に記載の方法。
【請求項１４】
プリンター通信が両方の制御器から同時に受信されたとき、前記中央制御器が優先する、請求項１２に記載の方法。
【請求項１５】
前記プリンターがゲーム機プリンターである、請求項１２に記載の方法。
【請求項１６】
前記プリンターが販売時点管理端末プリンターである、請求項１２に記載の方法。
【特許請求の範囲】
【請求項１】
プリンターを駆動するインターフェースであって、
ローカル制御器から、印刷されるべき情報を示すデータを受信する第一のドライバーと、
中央システム制御器から、印刷されるべき情報を示すデータを受信する第二のドライバーと、
前記第一および第二のドライバーに応答して、前記プリンターのために標準フォーマットで印刷命令を生成するプロセッサと、
を含むインターフェース。
【請求項２】
前記第一のドライバーが第一のフォーマットでデータを受信し、第二のドライバーが第二のフォーマットでデータを受信する、請求項１に記載のインターフェース。
【請求項３】
前記第一のドライバーがRS-232、Netples、USBまたはI2Cのひとつでデータを受信し、
前記第二のドライバーがRS-232、Netples、USBまたはI2Cの他のひとつでデータを受信する、請求項２に記載のインターフェース。
【請求項４】
前記第一のドライバーおよび前記プロセッサが一緒に、前記ローカル制御器からのデータを符号化し、符号化されたローカル制御器のデータを前記標準フォーマットに変換し、
前記第二のドライバーおよび前記プロセッサが一緒に、前記中央システム制御器からのデータを復号化し、復号化された中央システム制御器のデータを前記標準フォーマットに変換する、請求項１ないし３のいずれかに記載のインターフェース。
【請求項５】
前記第一のドライバーが証票を印刷するために使用するローカル制御器からの現金データを処理する、請求項１ないし４のいずれかに記載のインターフェース。
【請求項６】
第二のドライバーが、クーポンを印刷するために使用する、中央システム制御器からの非現金データを処理する、請求項５に記載のインターフェース。
【請求項７】
第二のドライバーが、クーポンを印刷するために使用する、中央システム制御器からの非現金データを処理する、請求項１ないし６のいずれかに記載のインターフェース。
【請求項８】
当該インターフェースがプリンター内に据え付けられる、請求項１ないし７のいずれかに記載のインターフェース。
【請求項９】
当該インターフェースがプリンターの外部にある、請求項１ないし７のいずれかに記載のインターフェース。
【請求項１０】
当該インターフェースがゲーム機プリンターである、請求項１ないし９のいずれかに記載のインターフェース。
【請求項１１】
当該インターフェースが販売時点管理端末プリンターである、請求項１ないし９のいずれかに記載のインターフェース。
【請求項１２】
ローカル制御器および中央制御器からプリンターを駆動する方法であって、
前記ローカル制御器および中央制御器からの通信をモニターする工程と、
プリンター通信が前記制御器のひとつから受信されたとき、プリンターの利用可能性を判定する工程と、
（i） プリンターが利用可能であるとき、プリンターデータをひとつのフォーマットに復号化し、復号されたデータを、プリンターの通信のために、標準プリンターフォーマットに変換する工程と、
（ii） プリンターが利用不可能であるとき、プリンター通信を送信した制御器に、プリンターがビジーであることを通知する工程と、
前記通信のモニターを続ける工程と、
を含む、方法。
【請求項１３】
プリンター通信が両方の制御器から同時に受信されたとき、前記制御器が優先する、請求項１２に記載の方法。
【請求項１４】
プリンター通信が両方の制御器から同時に受信されたとき、前記中央制御器が優先する、請求項１２に記載の方法。
【請求項１５】
前記プリンターがゲーム機プリンターである、請求項１２ないし１４のいずれかに記載の方法。
【請求項１６】
前記プリンターが販売時点管理端末プリンターである、請求項１２ないし１４のいずれかに記載の方法。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【公表番号】特表２００６−５１１８８５（Ｐ２００６−５１１８８５Ａ）
【公表日】平成１８年４月６日（２００６．４．６）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００４−５６５１５２（Ｐ２００４−５６５１５２）
【出願日】平成１５年１１月２５日（２００３．１１．２５）
【国際出願番号】ＰＣＴ／ＵＳ２００３／０３８１４４
【国際公開番号】ＷＯ２００４／０６１７７８
【国際公開日】平成１６年７月２２日（２００４．７．２２）
【出願人】（５０５２３３０６６）トランザクト・テクノロジーズ・インコーポレイテッド (10)
【氏名又は名称原語表記】ＴＲＡＮＳＡＣＴ ＴＥＣＨＮＯＬＯＧＩＥＳ ＩＮＣＯＲＰＯＲＡＴＥＤ
【住所又は居所原語表記】７ Ｌａｓｅｒ Ｌａｎｅ， Ｗａｌｌｉｎｇｆｏｒｄ， Ｃｏｎｎｅｃｔｉｃｕｔ ０６４９２， Ｕｎｉｔｅｄ Ｓｔａｔｅｓ ｏｆ Ａｍｅｒｉｃａ
【Ｆターム（参考）】
【公表日】平成１８年４月６日（２００６．４．６）
【国際特許分類】
【出願日】平成１５年１１月２５日（２００３．１１．２５）
【国際出願番号】ＰＣＴ／ＵＳ２００３／０３８１４４
【国際公開番号】ＷＯ２００４／０６１７７８
【国際公開日】平成１６年７月２２日（２００４．７．２２）
【出願人】（５０５２３３０６６）トランザクト・テクノロジーズ・インコーポレイテッド (10)
【氏名又は名称原語表記】ＴＲＡＮＳＡＣＴ ＴＥＣＨＮＯＬＯＧＩＥＳ ＩＮＣＯＲＰＯＲＡＴＥＤ
【住所又は居所原語表記】７ Ｌａｓｅｒ Ｌａｎｅ， Ｗａｌｌｉｎｇｆｏｒｄ， Ｃｏｎｎｅｃｔｉｃｕｔ ０６４９２， Ｕｎｉｔｅｄ Ｓｔａｔｅｓ ｏｆ Ａｍｅｒｉｃａ
【Ｆターム（参考）】
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