説明

車両キャブサスペンション表面効果液体マウントの構造物

第1の車両本体の構造体(22)と第2の車両本体の構造体(24)とを接続するための車両サスペンションマウント(20)。そのマウントはサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材(42)を備える。内部エラストマーシャフト支持アセンブリ(52)は、内部非エラストマー基礎部材(56)に結合された内部エラストマー表面効果ダンパ部材(54)を備え、内部非エラストマー基礎部材(56)は内部エラストマー表面効果ダンパ部材(54)を第1の外側コンテナ部材(26)に配置し、内部エラストマー表面効果ダンパ部材(54)はシャフト非エラストマー表面効果ダンパ部材(60)と係合し、内部エラストマー表面効果ダンパ部材(54)は非エラストマー中心軸シャフト軸(36)と並んで配置し、非エラストマー中心軸シャフト(30)は内部エラストマー表面効果ダンパ部材(58)に対して移動する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(相互参照)
本出願は、2008年4月2日に出願された米国仮特許出願第61/041782号、ならびに2008年5月19日に出願された米国仮特許出願第61/128094号および同第61/128095号の利益を主張し、それらを参照により援用する。
【0002】
(発明の分野)
本発明は、第1の本体の構造体と第2の本体の構造体との間を接続するためのサスペンションマウントの分野に関する。本発明は、第1の車両本体の構造体と第2の車両本体の構造とを接続するための車両キャブサスペンションマウントの構造物の分野に関する。より具体的には、本発明は、マウント液体を含有する車両キャブサスペンションマウントの分野に関する。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
一実施形態において、本発明は車両サスペンションマウントを含む。マウントは、中心軸シャフト上のサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材によって移動されるマウントダンパ液体を含有する外側コンテナを備える。マウントは、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材と外側キャップ部材との間で外側コンテナに配置される内部エラストマーシャフト支持アセンブリを備え、その内部エラストマーシャフト支持アセンブリは、外側コンテナに配置される内部エラストマー部材を備え、その内部エラストマー部材は、中心軸と擦り合う内部エラストマー表面効果ダンパ部材を備え、その内部エラストマー表面効果ダンパ部材は、非エラストマー中心軸シャフト軸と並んで配置し、非エラストマー中心軸シャフトは、内部エラストマー表面効果ダンパ部材に沿って移動し、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材はサスペンションマウントダンピング液体をくみ上げる。
【0004】
一実施形態において、本発明は液体マウントを含み、その液体マウントは、カップハウジングと、上端部および下端部を有する中心軸シャフトであって、その中心軸シャフトはカップハウジングの中心軸に沿って配置される、中心軸シャフトと、シャフトの上端部とカップハウジングとの間で流体を漏らさないように密閉するフレキシブルなシールキャップと、高粘性液体と、シャフトの下端部に、かつ高粘性液体中に取り付けられる可動式ダンピングポンプと、カップハウジングの底と可動式ダンピングポンプとの間に配置されるスプリングと、ダンピングポンプとフレキシブルなシールキャップとの間でハウジングに配置される内部エラストマーシャフト支持アセンブリであって、その内部エラストマーシャフト支持アセンブリは、可動式ダンピングポンプからフレキシブルなシールキャップへの方向、かつフレキシブルなシールキャップから可動式ダンピングポンプへの反対方向の液体の流れを可能にするために、少なくとも1つの第1の液体流導管を有し、内部エラストマーシャフト支持アセンブリは、内部非エラストマー基礎部材に結合された内部エラストマー部材を備え、内部非エラストマー基礎部材は内部エラストマー部材をハウジングに配置し、内部エラストマー部材は、中心シャフトの表面効果ダンパ表面に対して内部エラストマー表面効果ダンパ部材を支持し、内部エラストマー表面効果ダンパ部材は中心軸と並んで配置する、内部エラストマーシャフト支持アセンブリと、を備える。好ましい実施形態において、中心軸シャフトは内部エラストマー表面効果ダンパ部材に沿って移動し、ポンプは、高振幅移動で低振動数範囲における高いレベルのダンピングと比較して低振幅振動で高振動数範囲における低いレベルのダンピングで液体をくみ上げる。
【0005】
一実施形態において、本発明は、車両キャブサスペンションマウントを製造する方法を含む。その方法は第1の外側コンテナ部材を設ける工程を含む。その方法は、非エラストマー中心軸シャフトおよび外側エラストマーのフレキシブルなシールキャップを設ける工程であって、前記外側エラストマーキャップは、前記第1の外側コンテナ部材に対して半径方向外側に配置され、前記非エラストマー中心軸シャフトは、シャフト軸に沿って前記第1の外側コンテナ部材の内側に長手方向に延び、前記非エラストマー中心シャフトは端部を有する、工程を含む。その方法は、前記非エラストマー中心シャフト端部に近接してサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材を配置する工程を含む。その方法は、前記サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材と前記第2の外側キャップ部材との間で前記第1の外側コンテナ部材に内部エラストマーシャフト支持アセンブリを設ける工程であって、前記内部エラストマーシャフト支持アセンブリは、内部非エラストマー基礎部材に結合された内部エラストマー部材を備え、前記内部非エラストマー基礎部材は、前記内部エラストマー部材を前記第1の外側コンテナ部材に配置し、前記内部エラストマー部材は、前記非エラストマー中心シャフトのための内部エラストマー表面効果ダンパ部材を支持し、前記内部エラストマー表面効果ダンパ部材は前記非エラストマー中心軸シャフト軸と並んで配置し、前記非エラストマー中心軸シャフトは前記内部エラストマー表面効果ダンパ部材に沿って移動する、工程を含む。その方法は、前記第1の外側コンテナ部材を車両キャブサスペンションマウントダンピング液体で充填する工程であって、前記非エラストマー中心軸シャフトが前記内部エラストマー表面効果ダンパ部材に沿って移動する場合、前記サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材は前記車両キャブサスペンションマウントダンピング液体をくみ上げる、工程を含む。
【0006】
一実施形態において、本発明は、車両キャブサスペンションマウントを製造する方法を含み、その方法は、第1の外側コンテナ部材を設ける工程と、非エラストマー中心軸シャフトおよび外側エラストマーのフレキシブルなシールキャップを設ける工程であって、その外側エラストマーキャップは、第1の外側コンテナ部材に対して半径方向外側に配置され、その非エラストマー中心軸シャフトは、シャフト軸に沿って第1の外側コンテナ部材の内側に長手方向に延び、その非エラストマー中心シャフトは端部を有する、工程と、非エラストマー中心シャフト端部に近接してサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材を配置する工程と、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材と外側キャップ部材との間で第1の外側コンテナ部材に内部エラストマー中間体アセンブリを設ける工程であって、その内部エラストマーアセンブリは、内部非エラストマー基礎部材に結合された内部エラストマー部材を備え、その内部非エラストマー基礎部材は、内部エラストマー部材を第1の外側コンテナ部材に配置し、その内部エラストマー部材は、コンテナ基礎部材の内側からシャフトに対して内側に延び、かつフレキシブルなシールキャップから可動式ダンピングポンプを分離して、第1のフレキシブルなシールキャップチャンバおよび第2の可動式ダンピングポンプチャンバを設け、その内部エラストマーアセンブリは、可動式ダンピングポンプからフレキシブルなシールキャップへの方向、かつフレキシブルなシールキャップから可動式ダンピングポンプへの反対方向の液体の流れを可能にするために、第1のフレキシブルなシールキャップチャンバと第2の可動式ダンピングポンプチャンバとの間に少なくとも1つの第1の液体流導管を有し、その少なくとも1つの第1の液体流導管は非エラストマー中心軸シャフトから遠位にある、工程と、第1の外側コンテナ部材に車両キャブサスペンションマウントダンピング液体を充填する工程であって、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材は車両キャブサスペンションマウントダンピング液体をくみ上げ、液体は、非エラストマー中心軸シャフトから遠位にある第1の液体流導管を通って流れる、工程とを含む。
【0007】
一実施形態において、本発明はサスペンションマウントを含み、そのサスペンションマウントは、第1の外側コンテナ部材と、非エラストマー中心軸シャフトと、第1の外側コンテナ部材と非エラストマー中心軸シャフトとの間の相対的動作を制御するための手段とを備える。
【0008】
一実施形態において、本発明は、図示し、記載されるような、サスペンションマウントを含み、そのサスペンションマウントは、第1の外側コンテナ部材と、非エラストマー中心軸シャフトと、第1の外側コンテナ部材と非エラストマー中心軸シャフトとの間の相対的動作を制御するための手段とを備える。
【0009】
上述の概要および以下の詳細な説明の両方は本発明の例示であり、特許請求される本発明の性質および特徴を理解するための要約または構成を提供することを意図することは理解される。添付の図面は本発明のさらなる理解を提供することを含み、本明細書に援用され、かつ本明細書の一部を構成する。図面は本発明の種々の実施形態を示し、詳細な説明とともに本発明の原理および動作を説明するのに役立つ。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】図1は、第1の車両本体の構造体と第2の車両本体の構造体との間の相対的動作から、車両サスペンション液体マウントにおける液体流導管を通る液体の流れを示す。
【図2A】図2Aは、車両サスペンション液体マウントを示す。
【図2B】図2Bは、車両サスペンション液体マウントを示す。
【図3】図3は、表面効果ダンパ管状部材を備える、車両サスペンション液体マウントを示し、相対的表面効果寸法SHE、SEL、SEIDおよびSEODを示す。
【図4A】図4Aは、車両サスペンション液体マウントを示す。
【図4B】図4Bは、車両サスペンション液体マウントを示す。
【図4C】図4Cは、車両サスペンション液体マウントを示す。
【図4D】図4Dは、車両サスペンション液体マウントを示す。
【図5A】図5Aは、アセンブリに結合される液体マウントの外側エラストマーのフレキシブルなシールキャップの非エラストマー中心軸シャフトモールドを示し、前記外側エラストマーキャップは外側コンテナ部材に半径方向に配置される。
【図5B】図5Bは、アセンブリに結合される液体マウントの外側エラストマーのフレキシブルなシールキャップの非エラストマー中心軸シャフトモールドを示し、前記外側エラストマーキャップは外側コンテナ部材に半径方向に配置される。
【図5C】図5Cは、アセンブリに結合される液体マウントの外側エラストマーのフレキシブルなシールキャップの非エラストマー中心軸シャフトモールドを示し、前記外側エラストマーキャップは外側コンテナ部材に半径方向に配置される。
【図5D】図5Dは、アセンブリに結合される液体マウントの外側エラストマーのフレキシブルなシールキャップの非エラストマー中心軸シャフトモールドを示し、前記外側エラストマーキャップは外側コンテナ部材に半径方向に配置される。
【図5E】図5Eは、アセンブリに結合される液体マウントの外側エラストマーのフレキシブルなシールキャップの非エラストマー中心軸シャフトモールドを示し、前記外側エラストマーキャップは外側コンテナ部材に半径方向に配置される。
【図5F】図5Fは、アセンブリに結合される液体マウントの外側エラストマーのフレキシブルなシールキャップの非エラストマー中心軸シャフトモールドを示し、前記外側エラストマーキャップは外側コンテナ部材に半径方向に配置される。
【図6A】図6Aは、内部非エラストマー基礎部材および液体流導管を備える、アセンブリに結合される液体マウント内部エラストマー中間体モールドを示す。
【図6B】図6Bは、内部非エラストマー基礎部材および液体流導管を備える、アセンブリに結合される液体マウント内部エラストマー中間体モールドを示す。
【図6C】図6Cは、内部非エラストマー基礎部材および液体流導管を備える、アセンブリに結合される液体マウント内部エラストマー中間体モールドを示す。
【図6D】図6Dは、内部非エラストマー基礎部材および液体流導管を備える、アセンブリに結合される液体マウント内部エラストマー中間体モールドを示す。
【図6E】図6Eは、内部非エラストマー基礎部材および液体流導管を備える、アセンブリに結合される液体マウント内部エラストマー中間体モールドを示す。
【図6F】図6Fは、内部非エラストマー基礎部材および液体流導管を備える、アセンブリに結合される液体マウント内部エラストマー中間体モールドを示す。
【図6G】図6Gは、内部非エラストマー基礎部材および液体流導管を備える、アセンブリに結合される液体マウント内部エラストマー中間体モールドを示す。
【図6H】図6Hは、内部非エラストマー基礎部材および液体流導管を備える、アセンブリに結合される液体マウント内部エラストマー中間体モールドを示す。
【図7A】図7Aは、受容され、シャフト軸に適合されるための表面効果ダンパ管状部材を示し、表面効果エラストマーと係合するためのSELおよびSEOD寸法を有する。
【図7B】図7Bは、受容され、シャフト軸に適合されるための表面効果ダンパ管状部材を示し、表面効果エラストマーと係合するためのSELおよびSEOD寸法を有する。
【図7C】図7Cは、受容され、シャフト軸に適合されるための表面効果ダンパ管状部材を示し、表面効果エラストマーと係合するためのSELおよびSEOD寸法を有する。
【図8】図8は、サスペンション液体マウントを製造および組み立てる方法ならびに組み立てられた液体マウントを示す。
【図9】図9は、サスペンション液体マウントを製造および組み立てる方法ならびに組み立てられた液体マウントを示す。
【図10】図10は、サスペンション液体マウントを製造および組み立てる方法ならびに組み立てられた液体マウントを示す。
【図11】図11は、サスペンション液体マウントを製造および組み立てる方法ならびに組み立てられた液体マウントを示す。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明のさらなる特徴および利点は以下の詳細な説明に記載され、一部分においてはその詳細な説明から当業者に容易に明らかになるか、または以下の詳細な説明、特許請求の範囲、および添付の図面を含む、本明細書に記載されるように本発明を実施することによって理解されるだろう。
【0012】
参照が、ここで、本発明の現在好ましい実施形態に対して詳細になされ、その例を添付の図面に例示する。
【0013】
一実施形態において、本発明は、第1の車両本体の構造体と第2の車両本体の構造体とを接続するための車両サスペンションマウントを含み、マウントは第1の外側コンテナ部材と、第2の外側キャップ部材とを備え、その第2の外側キャップ部材は非エラストマー中心軸シャフトと、外側エラストマーキャップとを有し、その外側エラストマーキャップは第1の外側コンテナ部材に対して半径方向外側に配置され、その非エラストマー中心軸シャフトは、シャフト軸に沿って第1の外側コンテナ部材の内側に長手方向に延び、非エラストマー中心シャフトは外側エラストマーキャップから遠位にある端部を有し、非エラストマー中心シャフトは、端部と外側エラストマーキャップとの間にシャフト非エラストマー表面効果ダンパ管状部材60’を備える。好ましくは、シャフト非エラストマー表面効果ダンパ部材はシャフト表面効果SEOD外径を有し、シャフト非エラストマー表面効果ダンパ部材は、シャフト表面効果長さSELを有する。第1の外側コンテナ部材および第2の外側キャップ部材はサスペンションマウントダンピング液体を含有する。マウントは、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材を備え、そのサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材は、端部に近接する非エラストマー中心シャフトに固定される。マウントは、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材と第2の外側キャップ部材との間で第1の外側コンテナ部材に配置される内部エラストマーシャフト支持アセンブリを備え、内部エラストマーシャフト支持アセンブリは、内部非エラストマー基礎部材に結合される内部エラストマー表面効果ダンパ部材を備え、内部エラストマー表面効果ダンパ部材は、表面効果内径SEIDとの内部エラストマー表面効果ダンパ部材シャフト係合面、および内部エラストマー表面効果ダンパ部材係合表面効果高さSEHを有する。内部非エラストマー基礎部材は、内部エラストマー表面効果ダンパ部材を第1の外側コンテナ部材に配置し、内部エラストマー表面効果ダンパ部材は、シャフト非エラストマー表面効果ダンパ部材と係合し、内部エラストマー表面効果ダンパ部材は非エラストマー中心軸シャフト軸と並んで配置し、非エラストマー中心軸シャフトは内部エラストマー表面効果ダンパ部材に対して移動し、シャフト非エラストマー表面効果ダンパ部材と係合する内部エラストマー表面効果ダンパ部材は、内部エラストマー表面効果ダンパ部材に沿ってシャフト非エラストマー表面効果ダンパ部材の移動をダンピングし、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材は、サスペンションマウントダンピング液体をくみ上げる。好ましくは、シャフト表面効果はSEOD>SEIDであり、好ましくはSEOD>1.1SEIDである。好ましくはシャフト表面効果は、SEL>SEHである。好ましくは、コイルスプリングは、非エラストマー中心シャフトの端部と第1の外側コンテナ部材との間に配置され、好ましくはダンピングカップポンプ44とコンテナ26との間に底が形成され得る。好ましくは、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプは、カップ内部を有するサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプのカップ状の部材から構成される。好ましくは、スプリングは、非エラストマー中心シャフト端部と第1の外側コンテナ部材との間に配置され、スプリングはカップ内部に受容される。好ましくは、ボルトおよびボルトスペーサーは、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプのカップ状の部材をシャフトに固定し、そのボルトおよびボルトスペーサーはカップ内部に受容される。好ましくは、シャフト非エラストマー表面効果ダンパ管状部材60’は、非金属シャフト非エラストマー表面効果ダンパ管状部材から構成され、好ましくはポリマーシャフト非エラストマー表面効果ダンパ管状部材はポリマーから構成される。好ましくは、内部エラストマー表面効果ダンパ部材は、好ましくは滑らかな円形接触面でシャフト非エラストマー表面効果ダンパ管状部材を囲む。好ましくは、内部エラストマーシャフト支持アセンブリは、可動式ダンピングポンプからフレキシブルなシールキャップへの方向、かつフレキシブルなシールキャップから可動式ダンピングポンプへの反対方向の液体の流れを可能にするために、少なくとも1つの第1の液体流導管を有し、少なくとも1つの第1の液体流導管は、内部エラストマー表面効果ダンパ部材と第1の外側コンテナ部材との間に配置され、好ましくはシャフトおよびシャフト非エラストマー表面効果ダンパ部材から遠位にある。好ましくはシャフト非エラストマー表面効果ダンパ管状部材は、非エラストマー中心シャフトの部分の外径と適合する管の内径を有する。好ましくは、少なくとも1つの第1の液体流導管は、少なくとも1つの第1のオリフィスであり、液体ダンパポンプ部材は、高振幅移動で低周波数における高いレベルのダンピングと比較して低振幅振動で高周波数範囲における低いレベルのダンピングで液体をくみ上げる。好ましくは、内部非エラストマー基礎部材は、半径方向内側に延びるフランジプレートおよび実質的に垂線軸に延びる延長部を備える。
【0014】
一実施形態において、本発明は液体マウントを含み、その液体マウントは、取り付けフランジを有するカップハウジングと、上端部および下端部を有する中心軸シャフトであって、その中心軸シャフトは、上端部と下端部との間の中間の外周表面効果係合表面を有し、その中心軸シャフトは、カップハウジングの中心軸に沿って配置される、中心軸シャフトと、シャフトの上端部とカップハウジングとの間で流体を漏らさないように密封するフレキシブルなシールキャップと、高粘性液体と、シャフトの下端部に、かつ高粘性液体中で取り付けられる可動式ダンピングポンプと、カップハウジングの底と可動式ダンピングポンプとの間に配置されるスプリングと、ダンピングポンプとフレキシブルなシールキャップとの間でハウジングに配置される内部エラストマーシャフト支持表面効果ダンパアセンブリであって、その内部エラストマーシャフト支持表面効果ダンパアセンブリは、可動式ダンピングポンプからフレキシブルなシールキャップへの方向、かつフレキシブルなシールキャップから可動式ダンピングポンプへの反対方向の液体の流れを可能にするために、少なくとも1つの第1の液体流導管を有し、その内部エラストマーシャフト支持表面効果ダンパアセンブリは、内部非エラストマー基礎部材に結合される内部エラストマー表面効果ダンパ部材を備え、その内部非エラストマー基礎部材は、内部エラストマー表面効果ダンパ部材をハウジングに配置し、その内部エラストマー表面効果ダンパ部材は、SEID内径を有する内部エラストマー表面効果ダンパ部材係合表面効果内周、および内部エラストマー表面効果ダンパ部材係合表面効果高さSEHを有し、内部エラストマー表面効果ダンパ部材係合表面効果内周は、中心軸シャフトの中間の外周表面効果係合面と係合し、内部エラストマー表面効果ダンパ部材は中心軸と並んで配置し、内部エラストマー表面効果ダンパ部材係合表面効果内周は、中間の外周表面効果係合表面の動きを減衰し、内部エラストマー表面効果ダンパ部材に沿った中心軸シャフトの動きが、高振幅移動で低振動数範囲における高いレベルのダンピングと比較して低振幅振動で高振動数範囲における低いレベルのダンピングで可動式ダンピングポンプを用いて液体をくみ上げる、内部エラストマーシャフト支持表面効果ダンパアセンブリとを備える。好ましくは、中心軸シャフトは、シャフト非エラストマー表面効果ダンパ管状部材から構成され、そのシャフト非エラストマー表面効果ダンパ管状部材は、中間の外周表面効果係合表面を有し、そのシャフト非エラストマー表面効果ダンパ管状部材は、フレキシブルなシールキャップと、可動式ダンピングポンプとの間で中心軸シャフトに受容かつ適合される。好ましくは、中心軸シャフトの中間の外周表面効果係合表面は、シャフト表面効果外径SEODを有し、内部エラストマー表面効果ダンパ部材係合表面効果内周は、SEOD>SEIDであり、好ましくはSEOD≧1.1SEIDである、表面効果内径SEIDを有する。好ましくは、中心軸シャフトの中間の外周表面効果係合表面は、シャフト表面効果長さSELを有し、内部エラストマー表面効果ダンパ部材係合表面効果内周は、SEL>SEHである表面効果高さSEHを有する。好ましくは、シャフト非エラストマー表面効果ダンパ管状部材はポリマーから構成される。好ましくは、少なくとも1つの第1の液体流導管は少なくとも1つの第1のオリフィスから構成され、少なくとも1つの第1のオリフィスは中心軸から遠位にある。
【0015】
一実施形態において、本発明は車両キャブサスペンションマウントを製造する方法を含み、その方法は、第1の外部コンテナ部材を設ける工程と、非エラストマー中心軸シャフトおよび外側エラストマーのフレキシブルなシールキャップを設ける工程であって、外側エラストマーキャップは第1の外側コンテナ部材に対して半径方向外側に配置され、非エラストマー中心軸シャフトは、シャフト軸に沿って第1の外側コンテナ部材の内側に長手方向に延び、非エラストマー中心シャフトは端部を有する、工程と、非エラストマー中心シャフト端部に近接してサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材を配置する工程と、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材と第2の外側キャップ部材との間で第1の外側コンテナ部材に内部エラストマーシャフト支持アセンブリを設ける工程であって、内部エラストマーシャフト支持アセンブリは、内部非エラストマー基礎部材に結合される内部エラストマー表面効果部材を備え、内部非エラストマー基礎部材は、内部エラストマー表面効果部材を第1の外側コンテナ部材に配置し、内部エラストマー表面効果部材は非エラストマー中心シャフトを囲み、内部エラストマー表面効果部材は、非エラストマー中心軸シャフト軸と並んで配置し、非エラストマー中心軸シャフトは、内部エラストマー表面効果部材に沿って移動する、工程と、第1の外側コンテナ部材を車両キャブサスペンションマウントダンピング液体で充填する工程であって、非エラストマー中心軸シャフトが内部エラストマー表面効果部材に沿って移動する場合、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材は、車両キャブサスペンションマウントダンピング液体をくみ上げる、工程とを含む。好ましくはその方法は、コイルスプリングを設ける工程と、非エラストマー中心シャフト端部と第1の外側コンテナ部材との間、好ましくはポンプカッププレート部材とコンテナの底端部との間にコイルスプリングを配置する工程と、を含む。好ましくは、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプは、カップ内部を有するサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプのカップ状の部材から構成される。好ましくは、その方法は、スプリングであって、そのスプリングは非エラストマー中心シャフト端部と第1の外側コンテナ部材との間に配置され、そのスプリングはカップ内部に受容される、スプリングを設ける工程を含む。好ましくは、その方法はボルトおよびボルトスペーサーを設ける工程と、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプのカップ状の部材を、ボルトおよびボルトスペーサーを用いてシャフトに固定する工程であって、ボルトおよびボルトスペーサーはカップ内部に受容される、工程とを含む。好ましくは、その方法は、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプのカップ状の部材をシャフトに固定するボルトおよびボルトスペーサーと、サスペンションスプリングとを設ける工程であって、そのボルト、ボルトスペーサー、およびサスペンションスプリングはカップ内部に受容される、工程を含む。好ましくは、中心軸シャフトは、シャフト非エラストマー表面効果ダンパ管状部材を備え、シャフト非エラストマー表面効果ダンパ管状部材は外周表面効果係合表面を有し、そのシャフト非エラストマー表面効果ダンパ管状部材は、フレキシブルなシールキャップとダンピングポンプとの間で中心軸シャフトに適合される。好ましくは、シャフト非エラストマー表面効果ダンパ管状部材は、外周表面効果係合表面外径SEODを有し、内部エラストマー表面効果部材は、SEOD>SEIDである表面効果内径SEIDを有する。好ましくは、シャフト非エラストマー表面効果ダンパ部材は、SEL>SEHであるシャフト表面効果長さSELを有する。好ましくは、シャフト非エラストマー表面効果ダンパ管状部材はポリマーから構成される。好ましくは、シャフトは、シャフト表面効果長さSELを有し、内部エラストマー表面効果ダンパ部材係合表面効果内周は、SEL>SEHである表面効果高さSEHを有する。好ましくは、その方法は、導管を備える非エラストマー中心軸シャフトを設ける工程と、移動してきたガスが導管を出て行くことを可能にする工程とを含み、組み立て中にガスが出て行くことを可能にし、次いで、好ましくはシャフト導管は栓をされ、好ましくは中心軸から離れて導管があり、好ましくは、液体を充填するためにハウジング底部にリベットプラグが利用されずに、回転防止ダボピンが中心ボルト穴からオフセットしている。好ましくは、内部非エラストマー基礎部材は、半径方向内側に延びるフランジプレートと、実質的に垂線軸に延びる延長部とを備える。好ましくは、その方法は、可動式ダンピングポンプからフレキシブルなシールキャップへの方向、かつフレキシブルなシールキャップから可動式ダンピングポンプへの反対方向の液体の流れを可能にするために、内部エラストマーシャフト支持アセンブリに少なくとも1つの第1の液体流導管を設ける工程とを含み、シャフトは内部エラストマー表面効果部材に沿って移動し、ポンプは、高振幅移動で低振動数範囲における高いレベルのダンピングと比較して低振幅振動で高振動数範囲における低いレベルのダンピングで液体をくみ上げる。好ましくは、その方法は、高振動数範囲を調整するために少なくとも1つの第1の液体流導管のオリフィスのサイズを調節することを含む。
【0016】
一実施形態において、本発明は、第1の車両本体の構造体(22)と第2の車両本体の構造体(24)とを接続するための車両キャブサスペンションマウント(20)の構造物を含む。マウント(20)は第1の外側コンテナ部材(26)を備え、その第1の外側コンテナ部材(26)は、好ましくは第1の車両本体の構造体(22)を取り付けるためのフランジおよび接続機構を備え、好ましくは第1の車両本体構造体(22)に第1の外側コンテナ部材(26)を取り付け、かつ固定するための固定穴を備え、好ましくは第1の外側コンテナ部材(26)は金属から形成され、好ましくは第1の外側コンテナ部材(26)は鋼コンテナ部材から構成される。
【0017】
マウント(20)は第2の外側キャップ部材(28)を備え、その第2の外側キャップ部材(28)は、非エラストマー中心軸シャフト(30)と外側エラストマーキャップ(32)とを有し、外側エラストマーキャップ(32)は第1の外側コンテナ部材(26)に対して半径方向外側に配置され、非エラストマー中心軸シャフト(30)は、シャフト軸(36)に沿って第1の外側コンテナ部材の内側に長手方向に延び、非エラストマー中心シャフト(30)は外側エラストマーキャップ(32)から遠位にある端部(38)を有する。好ましくは中心シャフトは、第1のシャフト端部(40)において外側エラストマーキャップに結合され、好ましくは外側エラストマーキャップは内径内で半径方向内側に向いており、その外側エラストマーキャップは好ましくは、外側非エラストマー基礎部材(34)の半径方向外側で外側非エラストマーキャップに結合され、外側エラストマーキャップは外側シャフト直径の半径方向外側にある。好ましくは、非エラストマー中心シャフト(30)は、第2の車両本体の構造体(24)を接続するための接続機構を備える。
【0018】
第1の外側コンテナ部材(26)および第2の外側キャップ部材(28)はサスペンションマウントダンピング液体を含有する。
【0019】
マウント(20)は、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材(42)を備え、そのサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材(42)は、端部(38)に近接する非エラストマー中心シャフト(30)に固定される。サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材(42)はまた、好ましくは、スプリング(44)を受容する。サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材(42)は好ましくは、カップ内部(46)に受容されるスプリングを備えたカップ状の部材であり、好ましくはボルトスペーサー(48)およびボルト(50)はカップ内部内の端部に結合される。
【0020】
マウント(20)は、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材(42)と第2の外側キャップ部材(28)との間で、第1の外側コンテナ部材(26)に配置される内部エラストマーシャフト支持アセンブリ(52)を備え、その内部エラストマーシャフト支持アセンブリ(52)は、内部非エラストマー基礎部材(56)と結合された内部エラストマー部材(54)を備え、その内部非エラストマー外側基礎部材は、内部エラストマー部材を第1の外側コンテナ部材(26)に配置し、内部エラストマー部材(54)は、非エラストマー中心シャフト(30)の表面(60)に対して内部エラストマー表面効果ダンパ部材(58)を支持し、内部エラストマー表面効果ダンパ部材は非エラストマー中心軸シャフト軸(36)と並んで配置され、非エラストマー中心軸シャフト(30)は内部エラストマー表面効果ダンパ部材(58)に沿って移動し、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材(42)はサスペンションマウントダンピング液をくみ上げる。
【0021】
車両サスペンションマウントはコイルスプリング(44)を備え、そのコイルスプリングは非エラストマー中心シャフトの端部と第1の外側コンテナ部材との間に配置される。好ましくは、コイルスプリング44は、ダンピングカップポンプ42と第1の外側コンテナ部材26の底端部との間に配置される。
【0022】
車両サスペンションマウントは、カップ内部(46)を有するサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプのカップ状の部材から構成されるサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプを備える。好ましくは、マウントはサスペンションスプリング(44)を備え、そのスプリング(44)は非エラストマー中心シャフトの端部(38)と第1の外側コンテナ部材との間に配置され、そのスプリング(44)はカップ内部(46)に受容される。好ましくは、マウントは、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプのカップ状の部材をシャフトに固定するボルト(50)およびボルトスペーサー(48)を備え、そのボルトおよびボルトスペーサーはカップ内部に受容される。好ましくは、マウントは、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプのカップ状の部材をシャフトに固定するボルトおよびボルトスペーサーと、サスペンションスプリングとを備え、そのボルト、ボルトスペーサー、およびサスペンションスプリングはカップ内部に受容される。
【0023】
好ましくは、内部非エラストマー基礎部材(56)は、半径方向内側に延びるフランジプレート(68)と、実質的に垂線軸に延びる延長部(70)とを備え、その延長部(70)は好ましくは、キャップから離れて、かつポンプの方向に対して軸方向に延び、好ましくはシャフト軸と並んで配置し、好ましくは軸延長部とシャフトとの間にエラストマーを備え、好ましくは軸延長部とシャフトとの間にエラストマー管状部分の形状を備え、内部エラストマー表面効果ダンパ部材を設け、好ましくは内部エラストマー表面効果ダンパ部材係合表面効果SEID内径および内部エラストマー表面効果ダンパ部材係合表面効果高さSEHを有する。
【0024】
一実施形態において、本発明は、車両サスペンションマウント20を製造する方法を含む。
【0025】
一実施形態において、本発明は、車両キャブサスペンション液体マウントおよびそのような液体マウントを製造する方法を含み、前記液体マウントは取り付けフランジを有するカップハウジングを備える。液体マウントは上端部および下端部を有する中心軸シャフトを備え、その中心軸シャフトはカップハウジングの中心軸に沿って配置される。液体マウントは、シャフトの上端部とカップハウジングとの間で流体を漏らさないように密閉するフレキシブルなシールキャップを備える。液体マウントは高粘性液体、好ましくは10,000センチストークより大きい(好ましくは20,000より大きい、30,000より大きい、40,000より大きい、50,000より大きい、好ましくは50,000〜150,000cSt、好ましくは50,000〜70,000センチストークの範囲、好ましくはシリコーン液体)高粘性液体を含有する。液体マウントは、シャフトの下端部に取り付けられ、かつ、高粘性液体中にある可動式ダンピングポンプを備える。液体マウントは、カップハウジングの底と可動式ダンピングポンプとの間に配置されたスプリングを備える。液体マウントは、ハウジングにおいてダンピングポンプとフレキシブルなシールキャップ(28)との間に配置された内部エラストマーシャフト支持アセンブリを備え、その内部エラストマーシャフト支持アセンブリは、可動式ダンピングポンプからフレキシブルなシールキャップへの方向、かつフレキシブルなシールキャップから可動式ダンピングポンプへの反対方向の液体の流れを可能にするために少なくとも1つの第1の液体流導管(72)を有し、内部エラストマーシャフト支持アセンブリは、内部非エラストマー基礎部材に結合された内部エラストマー部材を備え、その内部非エラストマー基礎部材は、内部エラストマー部材をハウジング(26)に配置し、その内部エラストマー部材は、中心シャフト(30)の表面効果ダンパ表面に対して内部エラストマー表面効果ダンパ部材係合表面効果SEID内径を支持し、内部エラストマー表面効果ダンパ部材係合表面効果SEID内径は中心軸と並んで配置し、中心軸シャフトは内部エラストマー表面効果ダンパ部材係合表面に沿って移動し、ポンプは、好ましくは高振幅移動で低周波数範囲における高いレベルのダンピングと比較して低振幅振動で高振動数範囲における低いレベルのダンピングで液体をくみ上げる。好ましくは、高振動数および低振幅におけるダンピングは減少される。好ましくは液体マウントの少なくとも1つの第1の液体流導管(72)は、複数の分配された導管を備え、液体は導管72を通して流れる。好ましくは、本発明は、直径などの種々の導管オリフィスのサイズを有し、高振動数を調節および調整し、調整された高振動数における低振幅振動の分離を調整するためにサイズを変化させる、方法およびシステムを含む。好ましくは、そのような車両キャブサスペンション液体マウントを製造する方法は、振動数を調節/調整し、低振幅で高振動数のダンピングを減少させるために導管流量を調節することを含む。
【0026】
一実施形態において、本発明は、車両キャブサスペンション液体マウントを製造する方法を含む。その方法は、第1の外側コンテナ部材を設ける工程を含む。その方法は、非エラストマー中心軸シャフトおよび外側エラストマーのフレキシブルなシールキャップを設ける工程を含み、その外側エラストマーキャップは第1の外側コンテナ部材に対して半径方向外側に配置され、非エラストマー中心軸シャフトは、シャフト軸に沿って第1の外側コンテナ部材の内側に長手方向に延び、非エラストマー中心シャフトは端部を有する。
【0027】
その方法は、非エラストマー中心シャフト端部に近接してサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材を配置する工程を含む。
【0028】
その方法は、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材と第2の外側キャップ部材との間で第1の外側コンテナ部材に内部エラストマーシャフト支持アセンブリを設ける工程を含み、その内部エラストマーシャフト支持アセンブリは、内部非エラストマー基礎部材に結合される内部エラストマー部材を備え、その内部非エラストマー基礎部材は、内部エラストマー部材を第1の外側コンテナ部材に配置し、その内部エラストマー部材は、非エラストマー中心シャフトのための内部エラストマー表面効果ダンパ部材係合表面を支持し、その内部エラストマー表面効果ダンパ部材係合表面は、非エラストマー中心軸シャフト軸と並んで配置し、非エラストマー中心軸シャフトは、内部エラストマー表面効果ダンパ部材係合表面に沿って移動する。
【0029】
その方法は、第1の外側コンテナ部材を車両キャブサスペンションマウントダンピング液体で充填する工程を含み、非エラストマー中心軸シャフトが、内部エラストマー表面効果ダンパ部材係合表面に沿って移動する場合、そのサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材は、車両キャブサスペンションマウントダンピング液体をくみ上げる。
【0030】
その方法は、コイルスプリングを設ける工程と、非エラストマー中心シャフト端部と第1の外側コンテナ部材との間にコイルスプリングを配置する工程とを含む。
【0031】
好ましくは、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプは、カップ内部(46)を有するサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプのカップ状の部材から構成される。
【0032】
その方法は、スプリング(44)を設ける工程を含み、そのスプリング(44)は、非エラストマー中心シャフト端部(38)と第1の外側コンテナ部材との間に配置され、そのスプリング(44)はカップ内部(46)に受容される。好ましくは、その方法は、ボルト(50)およびボルトスペーサー(48)を設ける工程と、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプのカップ状の部材を、ボルトおよびボルトスペーサーを用いてシャフトに固定する工程とを含み、そのボルトおよびボルトスペーサーはカップ内部に受容される。好ましくは、その方法は、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプのカップ状の部材をシャフトに固定するボルトおよびボルトスペーサーと、サスペンションマウントスプリングとを備え、ボルト、ボルトスペーサーはカップ内部に受容される。
【0033】
その方法は、半径方向内側に延びるフランジプレート(68)および実質的に垂線軸に延びる延長部を備える内部非エラストマー基礎部材(56)を設ける工程を含む。
【0034】
好ましい方法およびマウントアセンブリは図8〜11に示される。好ましくは、コンテナ26は穴を有さず、つまりリベットまたは他のそのような埋め込み部材などのプラグ部材で栓をすることを必要とする穴がなく、特にスプリングおよび中心軸36に近接するコンテナの底は穴がない。好ましくは、スプリング44はコンテナに配置され、中心軸36に沿って配置され、コンテナはマウントダンピング液体100で満たされる。好ましくは、そのような液体コンテナアセンブリの方法は、内部の真空チャンバアセンブリまたはいくつかの種類の圧力容器などの真空を適用せずに通常大気条件下で行われる。図9に示すように、キャップ部材の中心シャフト、軸受、軸受支持アセンブリ部材、およびポンプ部材に関するマウントのバランスは、好ましくは、ボルトおよびボルトスペーサーと一緒に組み立てられて、すでにスプリングおよび液体を含む、コンテナに充填される液体を下方に挿入するためのキャブサスペンションが提供される。組み立てによりコンテナに充填される液体が下方に挿入される場合、好ましくは、キャブサスペンションの組み立ては、空気ガスを外に出すための空気ガスを外に出す導管102を備える。好ましくは、組み立てられたマウント内部の非固体の空き領域は、液体で少なくとも90%充填されており、より好ましくは液体で少なくとも94%充填されており、好ましくは、液体は96%〜98%の組み立てられたマウント内部の非固体の空き領域を含み、空気ガスでバランスが取られる。好ましくは、ガスを外に出す導管102は、非エラストマー中心シャフト部材30、最も好ましくは遠位部に形成され、軸36からオフセットし、好ましくは回転防止ダボピンプラグ穴90を通して形成される。好ましくは、ガスを外に出す導管102は、穴90に圧入される回転防止ダボプラグ非エラストマー鋼金属ピン92によって栓をされる。代替の好ましい実施形態において、粘着性シーラントが、ガスが外に出て行く導管102に栓をするために回転防止ダボプラグピン92に加えて使用される。好ましくは、非エラストマー中心シャフト30は、外側エラストマーキャップ32に結合され、湾曲したシャフトエラストマーは接触面31に結合し、最も好ましくは球状に湾曲したシャフトエラストマーは、図10および図11に示すように接触面31に結合する。
【0035】
その方法は、可動式ダンピングポンプからフレキシブルなシールキャップに対する方向、かつフレキシブルなシールキャップから可動式ダンピングポンプに対する反対方向の液体の流れを可能にするために、内部エラストマーシャフト支持アセンブリに少なくとも1つの第1の液体流導管(72)を設けることを含み、そのシャフトは、好ましくは高振幅移動で低振動数範囲における高いレベルのダンピングと比較して、低振幅振動で高振動数範囲における低いレベルのダンピングで液体をくみ上げるポンプとともに内部エラストマー表面効果ダンパ部材係合表面に沿って移動する。好ましくは、低振幅減結合を与えるために高振動数範囲を調整するために設けられた少なくとも1つの第1の液体流導管のオリフィスのサイズを調節することを含む。一実施形態において、内部エラストマーシャフト支持アセンブリにおける少なくとも1つの第1の液体流導管(72)を設けることは、可動式ダンピングポンプからフレキシブルなシールキャップに対する方向、かつフレキシブルなシールキャップから可動式ダンピングポンプに対する反対方向の液体の流れを可能にするために、内部エラストマーシャフト支持アセンブリに単一のオリフィス導管を設けることを含む。一実施形態において、可動式ダンピングポンプからフレキシブルなシールキャップに対する方向、かつフレキシブルなシールキャップから可動式ダンピングポンプに対する反対方向の液体の流れを可能にするために、内部エラストマー軸受支持アセンブリ内に単一のオリフィス導管を設けることは、全ての他の残存しているオリフィスに栓をすることを含む。
【0036】
一実施形態において、本発明は、車両キャブサスペンションマウントを製造する方法を含む。その方法は、第1の外側コンテナ部材を設ける工程と、非エラストマー中心軸シャフトおよび外側エラストマーのフレキシブルなシールキャップを設ける工程であって、その外側エラストマーキャップは、第1の外側コンテナ部材に対して半径方向外側に配置され、非エラストマー中心軸シャフトは、シャフト軸に沿って第1の外側コンテナ部材の内側に長手方向に延び、非エラストマー中心シャフトは端部を有する、工程と、非エラストマー中心シャフト端部に近接してサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材を配置する工程と、第1の外側コンテナ部材においてサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材と外側キャップ部材との間に内部エラストマー中間体アセンブリを設ける工程であって、その内部エラストマーアセンブリは、内部非エラストマー基礎部材に結合された内部エラストマー部材を備え、内部非エラストマー基礎部材は、内部エラストマー部材を第1の外側コンテナ部材に配置し、内部エラストマー部材は、コンテナ基礎部材の内側からシャフトに対して内側に延び、かつフレキシブルなシールキャップから可動式ダンピングポンプを分離して、第1のフレキシブルなシールキャップチャンバおよび第2の可動式ダンピングポンプチャンバを設け、内部エラストマーアセンブリは、可動式ダンピングポンプからフレキシブルなシールキャップへの方向、かつフレキシブルなシールキャップから可動式ダンピングポンプへの反対方向の液体の流れを可能にするために、第1のフレキシブルなシールキャップチャンバと第2の可動式ダンピングポンプチャンバとの間に少なくとも1つの第1の液体流導管を有し、少なくとも1つの第1の液体流導管は非エラストマー中心軸シャフトから遠位にある、工程と、第1の外側コンテナ部材に車両キャブサスペンションマウントダンピング液体を充填する工程であって、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材は、車両キャブサスペンションマウントダンピング液体をくみ上げ、液体は非エラストマー中心軸シャフトから遠位にある第1の液体流導管を通って流れ、好ましくは前記内部エラストマー中間体アセンブリは、前記第1のフレキシブルなシールキャップチャンバと前記第2の可動式ダンピングポンプチャンバとの間の前記シャフト付近の液体の流れを防ぎ、好ましくは内部エラストマー中間体アセンブリのエラストマーは、圧入により中心シャフトと実質的に完全に係合し、エラストマー係合間の中間の隙間が残っていないことにより、液体の流れ、および表面効果ダンピングを用いて相対的動作を防ぐ。
【0037】
一実施形態において、本発明はサスペンションマウントを含み、そのサスペンションマウントは、第1の外側コンテナ部材と、非エラストマー中心軸シャフトと、第1の外側コンテナ部材と非エラストマー中心軸シャフトとの間の相対的動作を制御するための手段とを備える。
【0038】
一実施形態において、本発明は、図示し、記載されるような、サスペンションマウントを含み、そのサスペンションマウントは、第1の外側コンテナ部材と、非エラストマー中心軸シャフトと、第1の外側コンテナ部材と非エラストマー中心軸シャフトとの間の相対的動作を制御するための手段と、を備える。
【0039】
様々な修飾および変更が、本発明の精神および範囲から逸脱せずに本発明に対してなされ得ることは当業者に明らかであろう。従って、本発明の修飾および変更が添付の特許請求の範囲およびそれらの等価物の範囲内である場合、本発明はそれらを含むことが意図される。特許請求の範囲における異なる用語または語句の範囲は、同じまたは異なる構造または工程によって満たされ得ることが意図される。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の車両本体の構造体と第2の車両本体の構造体とを接続するための車両サスペンションマウントであって、前記マウントは、
第1の外側コンテナ部材と、
第2の外側キャップ部材であって、前記第2の外側キャップ部材は非エラストマー中心軸シャフトと外側エラストマーキャップとを有し、前記外側エラストマーキャップは前記第1の外側コンテナ部材に対して半径方向外側に配置され、前記非エラストマー中心軸シャフトはシャフト軸に沿って前記第1の外側コンテナ部材の内側に長手方向軸に延び、前記非エラストマー中心シャフトは前記外側エラストマーキャップから遠位にある端部を有し、前記非エラストマー中心シャフトは前記端部と前記外側エラストマーキャップとの間にシャフト非エラストマー表面効果ダンパ管状部材を備え、前記第1の外側コンテナ部材および前記第2の外側キャップ部材はサスペンションマウントダンピング液体を含有する、第2の外側キャップ部材と、
サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材であって、前記サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材は前記端部に近接して前記非エラストマー中心シャフトに固定される、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材と、
前記サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材と前記第2の外側キャップ部材との間で前記第1の外側コンテナ部材に配置される内部エラストマーシャフト支持アセンブリであって、前記内部エラストマーシャフト支持アセンブリは内部非エラストマー基礎部材に結合される内部エラストマー表面効果ダンパ部材を備え、前記内部非エラストマー基礎部材は前記内部エラストマー表面効果ダンパ部材を前記第1の外側コンテナ部材に配置し、前記内部エラストマー表面効果ダンパ部材は前記シャフト非エラストマー表面効果ダンパ部材と係合し、前記内部エラストマー表面効果ダンパ部材は前記非エラストマー中心軸シャフト軸と並んで配置し、前記非エラストマー中心軸シャフトは前記内部エラストマー表面効果ダンパ部材に対して移動し、前記シャフト非エラストマー表面効果ダンパ部材と係合する前記内部エラストマー表面効果ダンパ部材は、前記内部エラストマー表面効果ダンパ部材に沿った前記シャフト非エラストマー表面効果ダンパ部材の移動をダンピングし、前記サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材は前記サスペンションマウントダンピング液体をくみ上げる、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材と、
を備える、車両サスペンションマウント。
【請求項2】
コイルスプリングであって、前記コイルスプリングは前記非エラストマー中心シャフト端部と前記第1の外側コンテナ部材との間に配置される、請求項1に記載の車両サスペンションマウント。
【請求項3】
前記サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプは、カップ内部を有するサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプのカップ状の部材から構成される、請求項1に記載の車両サスペンションマウント。
【請求項4】
スプリングであって、前記スプリングは前記非エラストマー中心シャフト端部と前記第1の外側コンテナ部材との間に配置され、前記スプリングは前記カップ内部に受容される、請求項3に記載の車両サスペンションマウント。
【請求項5】
前記サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプのカップ状の部材を前記シャフトに固定するボルトおよびボルトスペーサーであって、前記ボルトおよびボルトスペーサーは前記カップ内部に受容される、請求項3に記載の車両サスペンションマウント。
【請求項6】
前記サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプのカップ状の部材を前記シャフトに固定するボルトおよびボルトスペーサーと、サスペンションスプリングであって、前記ボルトおよび前記ボルトスペーサーと、前記サスペンションスプリングは前記カップ内部に受容される、ボルトおよびボルトスペーサーと、サスペンションスプリングとを備える、請求項3に記載の車両サスペンションマウント。
【請求項7】
前記シャフト非エラストマー表面効果ダンパ管状部材は非金属のシャフト非エラストマー表面効果ダンパ管状部材から構成される、請求項1に記載の車両サスペンションマウント。
【請求項8】
前記内部エラストマー表面効果ダンパ部材は前記シャフト非エラストマー表面効果ダンパ管状部材を囲む、請求項1に記載の車両サスペンションマウント。
【請求項9】
前記内部エラストマーシャフト支持アセンブリは、前記可動式ダンピングポンプから前記フレキシブルなシールキャップへの方向、かつ前記フレキシブルなシールキャップから前記可動式ダンピングポンプへの反対方向の前記液体の流れを可能にするために、少なくとも1つの第1の液体流導管を有し、前記少なくとも1つの第1の液体流導管は前記内部エラストマー表面効果ダンパ部材と前記第1の外側コンテナ部材との間に配置される、請求項1に記載の車両サスペンションマウント。
【請求項10】
前記シャフト非エラストマー表面効果ダンパ管状部材は、前記非エラストマー中心シャフトの部分の外径と適合する管状内径を有する、請求項1に記載の車両サスペンションマウント。
【請求項11】
前記少なくとも1つの第1の液体流導管は少なくとも1つの第1のオリフィスであり、前記液体ダンパポンプ部材は、高振幅移動で低振動数範囲における高いレベルのダンピングと比較して低い振幅振動で高振動数範囲における低いレベルのダンピングで前記液体をくみ上げる、請求項9に記載の車両サスペンションマウント。
【請求項12】
前記内部非エラストマー基礎部材は半径方向内側に延びるフランジプレートと、実質的に垂線軸に延びる延長部とを備える、請求項1に記載の車両サスペンションマウント。
【請求項13】
取り付けフランジを有するカップハウジングと、
上端部および下端部を有する中心軸シャフトであって、前記中心軸シャフトは前記上端部と前記下端部との間に中間の外周表面効果係合表面を有し、前記中心軸シャフトは前記カップハウジングの中心軸に沿って配置される、中心軸シャフトと、
前記シャフトの上端部と前記カップハウジングとの間で流体を漏らさないように密閉するフレキシブルなシールキャップと、
液体と、
前記シャフトの下端部に、かつ前記液体中で取り付けられる可動式ダンピングポンプと、
前記カップハウジングの底と前記可動式ダンピングポンプとの間に配置されるスプリングと、
前記ダンピングポンプと前記フレキシブルなシールキャップとの間で前記ハウジングに配置される内部エラストマーシャフト支持表面効果ダンパアセンブリであって、前記内部エラストマーシャフト支持表面効果ダンパアセンブリは、前記可動式ダンピングポンプから前記フレキシブルなシールキャップへの方向、かつ前記フレキシブルなシールキャップから前記可動式ダンピングポンプへの反対方向の前記液体の流れを可能にするために、少なくとも1つの第1の液体流導管を有し、前記内部エラストマーシャフト支持表面効果ダンパアセンブリは内部非エラストマー基礎部材に結合される内部エラストマー表面効果ダンパ部材を備え、前記内部非エラストマー基礎部材は前記内部エラストマー表面効果ダンパ部材を前記ハウジングに配置し、前記内部エラストマー表面効果ダンパ部材は内部エラストマー表面効果ダンパ部材係合表面効果内周を有し、前記内部エラストマー表面効果ダンパ部材係合表面効果内周は前記中心軸シャフトの中間の外周表面効果係合表面と係合し、前記内部エラストマー表面効果ダンパ部材は前記中心軸と並んで配置し、前記内部エラストマー表面効果ダンパ部材係合表面効果内周は、前記中間の外周表面効果係合表面の動きを減衰し、前記内部エラストマー表面効果ダンパ部材に沿った前記中心軸シャフトの移動が、高振幅移動で低振動数範囲における高いレベルのダンピングと比較して低振幅振動で高振動数範囲における低いレベルのダンピングで前記可動式ダンピングポンプにより前記液体をくみ上げる、内部エラストマーシャフト支持表面効果ダンパアセンブリと、
を備える、液体マウント。
【請求項14】
前記中心軸シャフトはシャフト非エラストマー表面効果ダンパ管状部材から構成され、前記シャフト非エラストマー表面効果ダンパ管状部材は前記中間の外周表面効果係合表面を有し、前記シャフト非エラストマー表面効果ダンパ管状部材は、フレキシブルなシールキャップと前記可動式ダンピングポンプとの間で前記中心軸シャフト上で受容される、請求項13に記載の液体マウント。
【請求項15】
前記中心軸シャフトの中間の外周表面効果係合表面は、シャフト表面効果外径SEODを有し、前記内部エラストマー表面効果ダンパ部材係合表面効果内周は、SEODがSEIDより大きい、表面効果内周SEIDを有する、請求項13に記載の液体マウント。
【請求項16】
前記中心軸シャフトの中間の外周表面効果係合表面はシャフト表面効果長さSELを有し、前記内部エラストマー表面効果ダンパ部材係合表面効果内周は、SELがSEHより大きい、表面効果高さSEHを有する、請求項13に記載の液体マウント。
【請求項17】
前記シャフト非エラストマー表面効果ダンパ管状部材はポリマーから構成される、請求項14に記載の液体マウント。
【請求項18】
前記少なくとも1つの第1の液体流導管は少なくとも1つの第1のオリフィスから構成され、前記少なくとも1つの第1のオリフィスは前記中心軸シャフトから遠位にある、請求項13に記載の液体マウント。
【請求項19】
車両キャブサスペンションマウントを製造する方法であって、前記方法は、
第1の外側コンテナ部材を設ける工程と、
非エラストマー中心軸シャフトおよび外側エラストマーのフレキシブルなシールキャップを設ける工程であって、前記外側エラストマーキャップは前記第1の外側コンテナ部材に対して半径方向外側に配置され、前記非エラストマー中心軸シャフトは、シャフト軸に沿って前記第1の外側コンテナ部材の内側に長手方向に延び、前記非エラストマー中心シャフトは端部を有する、工程と、
前記非エラストマー中心シャフト端部に近接してサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材を配置する工程と、
前記サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材と前記第2の外側キャップ部材との間で前記第1の外側コンテナ部材に内部エラストマーシャフト支持アセンブリを設ける工程であって、前記内部エラストマーシャフト支持アセンブリは内部非エラストマー基礎部材に結合される内部エラストマー表面効果部材を備え、前記内部非エラストマー基礎部材は前記内部エラストマー表面効果部材を前記第1の外側コンテナ部材に配置し、前記内部エラストマー表面効果部材は前記非エラストマー中心シャフトを囲み、

前記内部エラストマー表面効果部材は前記非エラストマー中心軸シャフト軸と並んで配置し、前記非エラストマー中心軸シャフトは前記内部エラストマー表面効果部材に沿って移動する、工程と、
前記第1の外側コンテナ部材に車両キャブサスペンションマウントダンピング液体を充填する工程であって、前記非エラストマー中心軸シャフトが前記内部エラストマー表面効果部材に沿って移動する場合、前記サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材は、前記車両キャブサスペンションマウントダンピング液体をくみ上げる、工程と、
を含む、方法。
【請求項20】
コイルスプリングを設ける工程と、前記非エラストマー中心シャフト端部と前記第1の外側コンテナ部材との間に前記コイルスプリングを配置する工程とを含む、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプは、カップ内部を有するサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプのカップ状の部材から構成される、請求項19に記載の方法。
【請求項22】
スプリングを設ける工程であって、前記スプリングは前記非エラストマー中心シャフト端部と前記第1の外側コンテナ部材との間に配置され、前記スプリングは前記カップ内部に受容される、工程を含む、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
ボルトおよびボルトスペーサーを設ける工程と、前記サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプのカップ状の部材を、前記ボルトおよび前記ボルトスペーサーを用いて前記シャフトに固定する工程であって、前記ボルトおよび前記ボルトスペーサーは前記カップ内部に受容される、工程とを含む、請求項21に記載の方法。
【請求項24】
前記サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプのカップ状の部材を前記シャフトに固定するボルトおよびボルトスペーサーと、サスペンションスプリングであって、前記ボルト、前記ボルトスペーサー、および前記サスペンションスプリングは前記カップ内部に受容される、ボルトおよびボルトスペーサーと、サスペンションスプリングとを備える、請求項21に記載の方法。
【請求項25】
前記中心軸シャフトはシャフト非エラストマー表面効果ダンパ管状部材を備え、前記シャフト非エラストマー表面効果ダンパ管状部材は外周表面効果係合表面を有し、前記シャフト非エラストマー表面効果ダンパ管状部材は前記中心軸シャフトに適合される、請求項19に記載の方法。
【請求項26】
前記シャフト非エラストマー表面効果ダンパ管状部材は、外周表面効果係合表面外径SEODを有し、前記内部エラストマー表面効果部材は、SEODがSEIDより大きい表面効果内径SEIDを有する、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記シャフト非エラストマー表面効果ダンパ管状部材はポリマーから構成される、請求項25に記載の方法。
【請求項28】
前記シャフトはシャフト表面効果長さSELを有し、前記内部エラストマー表面効果ダンパ部材係合表面効果内周は、SELがSEHより大きい、表面効果高さSEHを有する、請求項19に記載の方法。
【請求項29】
前記非エラストマー中心軸シャフトに導管を設ける工程と、ガスを前記導管から排出させる工程とを含む、請求項19に記載の方法。
【請求項30】
前記内部非エラストマー基礎部材は、半径方向内側に延びるフランジプレートと、実質的に垂線軸に延びる延長部とを備える、請求項19に記載の方法。
【請求項31】
前記可動式ダンピングポンプから前記フレキシブルなシールキャップへの方向、かつ前記フレキシブルなシールキャップから前記可動式ダンピングポンプへの反対方向の前記液体の流れを可能にするために、前記内部エラストマーシャフト支持アセンブリに少なくとも1つの第1の液体流導管を設ける工程であって、前記シャフトは前記内部エラストマー表面効果部材に沿って移動し、前記ポンプは、高振幅移動で低振動数範囲における高いレベルのダンピングと比較して低振幅振動で高振動数範囲における低いレベルのダンピングで前記液体をくみ上げる、工程を含む、請求項19に記載の方法。
【請求項32】
前記高振動数範囲を調整するために前記設けられた少なくとも1つの第1の液体流導管のオリフィスのサイズを調節する工程を含む、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
サスペンションマウントを製造する方法であって、前記方法は、
第1の外側コンテナ部材を設ける工程と、
非エラストマー中心軸シャフトおよび外側エラストマーのフレキシブルなシールキャップを設ける工程であって、前記外側エラストマーキャップは前記第1の外側コンテナ部材に対して半径方向外側に配置され、前記非エラストマー中心軸シャフトはシャフト軸に沿って前記第1の外側コンテナ部材の内側に長手方向に延び、前記非エラストマー中心シャフトは端部を有する、工程と、
前記非エラストマー中心シャフト端部に近接してサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材を配置する工程と、
前記サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材と前記外側キャップ部材との間で前記第1の外側コンテナ部材に内部エラストマー中間体アセンブリを設ける工程であって、前記内部エラストマーアセンブリは、内部非エラストマー基礎部材に結合された内部エラストマー部材を備え、前記内部非エラストマー基礎部材は前記内部エラストマー部材を前記第1の外側コンテナ部材に配置し、前記内部エラストマー部材は前記コンテナ基礎部材の内側から前記シャフトに対して内側に延び、かつ、前記フレキシブルなシールキャップから前記可動式ダンピングポンプを分離して、第1のフレキシブルなシールキャップチャンバと第2の可動式ダンピングポンプチャンバとを設け、前記内部エラストマーアセンブリは、前記可動式ダンピングポンプから前記フレキシブルなシールキャップへの方向、かつ前記フレキシブルなシールキャップから前記可動式ダンピングポンプへの反対方向の前記液体の流れを可能にするために、前記第1のフレキシブルなシールキャップチャンバと前記第2の可動式ダンピングポンプチャンバとの間に少なくとも1つの第1の液体流導管を有し、前記少なくとも1つの第1の液体流導管は前記非エラストマー中心軸シャフトから遠位にある、工程と、
前記第1の外側コンテナ部材を車両キャブサスペンションマウントダンピング液体で充填する工程であって、前記サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材は、前記車両キャブサスペンションマウントダンピング液体をくみ上げ、前記液体は、前記非エラストマー中心軸シャフトから遠位にある前記第1の液体流導管を通って流れる、工程と、
を含む、方法。
【請求項34】
コイルスプリングを設ける工程と、前記コイルスプリングを前記非エラストマー中心シャフト端部と前記第1の外側コンテナ部材との間に配置する工程と、を含む、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
前記サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプは、カップ内部を有するサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプのカップ状の部材から構成される、請求項33に記載の方法。
【請求項36】
スプリングを設ける工程であって、前記スプリングは前記非エラストマー中心シャフト端部と前記第1の外側コンテナ部材との間に配置され、前記スプリングは前記カップ内部に受容される、工程とを含む、請求項35に記載の方法。
【請求項37】
ボルトおよびボルトスペーサーを設ける工程と、前記サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプのカップ状の部材を、前記ボルトおよび前記ボルトスペーサーを用いて前記シャフトに固定する工程であって、前記ボルトおよび前記ボルトスペーサーは前記カップ内部に受容される、工程とを含む、請求項35に記載の方法。
【請求項38】
前記サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプのカップ状の部材を前記シャフトに固定するボルトおよびボルトスペーサーと、サスペンションスプリングであって、前記ボルト、前記ボルトスペーサー、および前記サスペンションスプリングは前記カップ内部に受容される、ボルトおよびボルトスペーサーと、サスペンションスプリングと、を備える、請求項35に記載の方法。
【請求項39】
前記内部非エラストマー基礎部材は、半径方向内側に延びるフランジプレートと、実質的に垂線軸に延びる延長部と、を備える、請求項33に記載の方法。
【請求項40】
前記内部エラストマー中間体アセンブリは、前記第1のフレキシブルなシールキャップチャンバと前記第2の可動式ダンピングポンプチャンバとの間で前記シャフト付近の液体の流れを防ぐ、請求項33に記載の方法。
【請求項41】
第1の外側コンテナ部材と、非エラストマー中心軸シャフトと、前記第1の外側コンテナ部材と前記非エラストマー中心軸シャフトとの間の相対的動作を制御するための手段とを備える、サスペンションマウント。
【請求項42】
図示し、記載されるような、第1の外側コンテナ部材と、非エラストマー中心軸シャフトと、前記第1の外側コンテナ部材と前記非エラストマー中心軸シャフトとの間の相対的動作を制御するための手段とを備える、サスペンションマウント。

【図1】
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【図2A】
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【図2B】
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【図3】
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【図4A】
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【図4B】
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【図4C】
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【図4D】
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【図5A】
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【図5B】
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【図5C】
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【図5D】
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【図5E】
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【図5F】
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【図6A】
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【図6B】
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【図6C】
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【図6D】
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【図6E】
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【図6F】
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【図6G】
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【図6H】
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【図7A】
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【図7B】
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【図7C】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公表番号】特表2011−519405(P2011−519405A)
【公表日】平成23年7月7日(2011.7.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−503168(P2011−503168)
【出願日】平成21年4月2日(2009.4.2)
【国際出願番号】PCT/US2009/039290
【国際公開番号】WO2009/139977
【国際公開日】平成21年11月19日(2009.11.19)
【出願人】(505127617)ロード コーポレイション (15)
【Fターム(参考)】