説明

車両用シートのヘッドレスト装置

【課題】シートバックに対するヘッドレストの位置が第1位置と第2位置とのいずれの位置に配置されたときでもエアバック機能を果たすことができる車両用シートのヘッドレスト装置を提供する。
【解決手段】シートバック20の上部にヘッドレスト30が第1位置と、第2位置とに配置切替可能に装着される。ヘッドレスト30の内部には、エアバック50が折畳状態で配設される。シートバック20とヘッドレスト30との間には、ヘッドレスト30が第1位置に配置される動作に連動してエアバック50を第1設定方向へ膨張可能とする第1設定位置に配置し、ヘッドレスト30が第2位置に配置される動作に連動してエアバック50を第2設定方向へ膨張可能とする第2設定位置に配置切り替えする方向変換機構60が配設されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は車両用シートのヘッドレスト装置に関する。
【背景技術】
【0002】
車両用シートのヘッドレスト装置において、シートバックの上部に格納凹部が形成され、この格納凹部に対しヘッドレストが上方に突出される使用位置と、格納凹部内に格納される格納位置とに配置切替可能に装着された構造のものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、車両用シートのヘッドレスト装置において、ヘッドレストの内部に、エアバックが折畳状態で配設され、衝撃荷重によってエアバックが前方へ膨張して着座者の頭部や頸部を保護するように構成したものがある(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開昭63−189033号公報
【特許文献2】特開平07−137592号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ヘッドレストの内部に、衝撃荷重によって前方へ膨張可能にエアバックを配設し、さらに、シートバックの上部に格納凹部を形成し、この格納凹部に対しヘッドレストを上方へ突出される使用位置と、格納凹部内に格納される格納位置とに配置切替可能に装着することが同一出願人によって提案されている。
しかしながら、前記したように構成すると、ヘッドレストが格納位置に配置された状態においては、エアバックの前方への膨張が格納凹部によって阻害され、エアバック機能が果たせないという問題点が生じる。
【0005】
この発明の目的は、前記問題点に鑑み、シートバックに対するヘッドレストの位置が第1位置と第2位置とのいずれの位置に配置されたときでもエアバック機能を果たすことができる車両用シートのヘッドレスト装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、この発明の請求項1に係る車両用シートのヘッドレスト装置は、シートバックの上部にヘッドレストが第1位置と、第2位置とに配置切替可能に装着され、
前記ヘッドレストの内部には、エアバックが折畳状態で配設され、
前記シートバックと前記ヘッドレストとの間には、前記ヘッドレストが第1位置に配置される動作に連動して前記エアバックを第1設定方向へ膨張可能とする第1設定位置に配置し、前記ヘッドレストが第2位置に配置される動作に連動して前記エアバックを第2設定方向へ膨張可能とする第2設定位置に配置切り替えする方向変換機構が配設されていることを特徴とする。
【0007】
前記構成によると、ヘッドレストが第1位置に配置されると、ヘッドレスト内に折畳状態で配置されたエアバックが方向変換機構によって第1設定位置に配置される。
ここで、設定値以上の衝撃荷重によってエアバックにガスが供給されると、エアバックが第1設定方向へ向けて膨張する。これによって、着座者の頭部や頸部がエアバックによって保護される。
また、ヘッドレストが第2位置に配置されると、エアバックが方向変換機構によって第2設定位置に配置される。
ここで、設定値以上の衝撃荷重によってエアバックにガスが供給されると、エアバックが第2設定方向へ向けて膨張する。これによって、着座者の頭部や頸部がエアバックによって保護される。
このようにして、ヘッドレストが第1位置と第2位置とのいずれの位置に配置されたときでもエアバック機能を果たすことができる。
【0008】
請求項2に係る車両用シートのヘッドレスト装置は、請求項1に記載の車両用シートのヘッドレスト装置であって、
ヘッドレストは、シートバックの上端から上方にヘッドレスト本体の全部が突出する使用位置を第1位置とし、前記ヘッドレスト本体の一部あるいは全部が前記シートバックに格納される格納位置を第2位置とすることを特徴とする。
【0009】
前記構成によると、シートバックの上端から上方にヘッドレスト本体の全部が突出する使用位置に配置されると、ヘッドレスト内に折畳状態で配置されたエアバックが方向変換機構によって第1設定位置に配置される。
また、ヘッドレスト本体の一部あるいは全部がシートバックに格納される格納位置に配置されると、エアバックが方向変換機構によって第2設定位置に配置される。
【0010】
請求項3に係る車両用シートのヘッドレスト装置は、請求項1又は2に記載の車両用シートのヘッドレスト装置であって、
方向変換機構は、ヘッドレストの昇降動作を回動動作に変換してエアバックに伝達することで前記エアバックを回動させる歯車機構によって構成されていることを特徴とする。
【0011】
前記構成によると、方向変換機構を歯車機構によって構成することによって、ヘッドレストの昇降動作を回動動作に変換してエアバックに確実に伝達することができ、エアバックを第1位置と第2位置とに正確に配置切替することができる。
【0012】
請求項4に係る車両用シートのヘッドレスト装置は、請求項3に記載の車両用シートのヘッドレスト装置であって、
方向変換機構を構成する歯車機構は、シートバック側に固定され、かつ上下方向にラックが形成された固定ロッドと、この固定ロッドのラックに噛み合って回転するピニオンと、このピニオンに噛み合って回転し、かつエアバックを回動させる連動歯車とを備えていることを特徴とする。
【0013】
前記構成によると、方向変換機構を構成する歯車機構をラックを有する固定ロッドと、ピニオンと、連動歯車とにより容易に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】この発明の実施例1に係るヘッドレスト装置が採用された車両用シートを簡略化して示す斜視図である。
【図2】同じくシートバックの上部に形成された格納凹部からヘッドレストが上方へ突出されて使用位置に配置された状態を破断して示す側面図である。
【図3】同じくヘッドレスト内に折り畳み状態で配置されるエアバックと、方向変換機構を示す斜視図である。
【図4】同じくシートバックの格納凹部内にヘッドレストが格納された状態を破断して示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
この発明を実施するための形態について実施例にしたがって説明する。
【実施例1】
【0016】
この発明の実施例1を図面にしたがって説明する。
図1に示すように、車両用シートのシートクッション10の後部には、リクライニング機構によってシートバック20が傾き調整可能に配設される。
図2に示すように、シートバック20は、その骨格部をなすバックフレーム21と、このバックフレーム21を覆うパッド材23と、このパッド材23を被覆する表皮24とを備えている。
シートバック20の上部には、その上面に開口する格納凹部25が所定深さで形成されている。
【0017】
図2に示すように、バックフレーム21のアッパフレーム部22には、格納凹部25に直交して延びるブラケット26がその後端部において固定されている。このブラケット26の左右両側部には貫通孔が形成され、ブラケット26の左右両側部下面には、貫通孔に開口する円筒状のヘッドレストサポート27が固定されている。
シートバック20の格納凹部25には、図2に示すように、格納凹部25から上方にヘッドレスト30のヘッドレスト本体40の全部が突出される使用位置(この発明の第1位置に相当する)と、図4に示すように、ヘッドレスト本体40の一部あるいは全部が格納凹部25内に格納される格納位置(この発明の第2位置に相当する)とに配置切替可能に配設されている。
【0018】
ヘッドレスト30は、昇降支持台32とヘッドレスト本体40とを主体として構成されている。
昇降支持台32の下面の四隅部には、案内ロッド33が下向きに突設されており、これら案内ロッド33の下端部は、ブラケット26を貫通して突出され、その先端部(下端部)には、抜け止め用の大径の鍔部33aが形成されている。
さらに、ブラケット26と昇降支持台32との間には、昇降支持台32と共にヘッドレスト本体40を上方へ付勢する付勢部材としての圧縮コイルスプリング34が各案内ロッド33の軸回りに巻回された状態で配設されている。
また、昇降支持台32は、その左右両側部にヘッドレストサポート27に昇降可能に嵌挿されるパイプ材よりなるヘッドレストステー35が下向きに突設されており、ヘッドレストステー35の上下方向には、複数の高さ調整用の係止部36が形成されている。
なお、ヘッドレスト30の所定位置には、複数の係止部36のうち、一つの係止部36に係脱可能に係合してヘッドレスト30を所望とする位置に係止保持する係止爪を係脱操作可能な操作部(図示しない)が配設される。
【0019】
ヘッドレスト本体40は、その下面が昇降支持台32の上面に支持された状態で昇降支持台32と一体状に配設されている。
このヘッドレスト本体40は、ヘッドレストステー35によって支持されたパッド材42が表皮43によって被覆されて構成されている。また、表皮43の中央部には、エアバック50の膨張力によって破断可能な脆弱部43aが形成されている(図1の破線参照)。
ヘッドレスト本体40の内部には空間部45が形成され、この空間部45には、エアバック50が折畳状態でかつ支持板51によって支持された状態で配設されている。
また、図3に示すように、エアバック50の支持板51には、軸52が一体状に固定されており、この軸52の両端部は、ヘッドレスト本体40のヘッドレストステー35(又は昇降支持台32)から上方へ延出されたブラケット55の上部56に設けられた軸受部57に回転可能に支持されている。
【0020】
シートバック20とヘッドレスト30との間には、図2に示すように、ヘッドレスト30が使用位置に配置されたときに、これに連動してエアバック50を前方へ向けて膨張可能とする前向き位置(この発明の第1設定位置に相当する)に配置し、図4に示すように、ヘッドレスト30が格納位置に配置切替されたときに、これに連動してエアバック50を上方へ向けて膨張可能とする上向き位置(この発明の第2設定位置に相当する)に配置切り替えする方向変換機構60が配設されている。
【0021】
図2と図3に示すように、方向変換機構60は、ヘッドレスト30の昇降動作を回動動作に変換してエアバック50の支持板51に伝達することで、エアバック50を第1設定位置としての前向き位置と、第2設定位置としての上向き位置との間で回動させる歯車機構によって構成されている。
この実施例1において、方向変換機構60を構成する歯車機構は、シートバック20側に固定され、かつ上下方向にラック62が形成された固定ロッド61と、この固定ロッド61のラック62に噛み合って回転するピニオン64と、このピニオン64に噛み合って回転し、かつエアバック50をその支持板51において前向き位置と上向き位置とに回動させる連動歯車65とを備えている。
【0022】
図2と図3に示すように、固定ロッド61は、ブラケット26の下面に垂下状態で固定されたU字状の固定部材61aの底部61bから突出されヘッドレストステー35の中心孔に挿通されている。さらに、固定ロッド61の上端部がヘッドレスト本体40の空間部45に突入されている。そして、ヘッドレスト本体40の空間部45に突入している固定ロッド61の上端部前側の上下方向にラック62が形成されている。
また、固定ロッド61のラック62に接離可能に噛み合うピニオン64は、その中心軸64aの両端部がヘッドレストステー35(又は昇降支持台32)から上方へ延出されたブラケット55の上部56に設けられた軸受部58に回転可能に支持されている。
さらに、ピニオン64に常時噛み合う連動歯車65は、エアバック50の支持板51の軸52の両端部52aに配設されている。
そして、図2に示すように、ヘッドレスト30が使用位置に配置された状態にあるときには、ヘッドレスト30が設定された範囲内で高さ調整可能となっており、この高さ調整範囲においては、固定ロッド61のラック62にピニオン64が噛み合わない位置に配置されている。
また、ヘッドレスト30が最下降端となる格納位置に配置される前に、固定ロッド61のラック62にピニオン64が噛み合い、その後、ヘッドレスト30が格納位置に配置される間に、ラック62に噛み合って回転するピニオン64によって連動歯車65を介して支持板51が軸52を中心として回動される。これによって、図4に示すように、エアバック50を上方へ向けて膨張可能とする上向き位置に配置切り替えするようになっている。
【0023】
この実施例1に係る車両用シートのヘッドレスト装置は上述したように構成される。
したがって、図2に示すように、ヘッドレスト30が上方に突出される使用位置に配置された状態にあるときには、ヘッドレスト本体40内に折畳状態で配置されたエアバック50が方向変換機構60によって前向き位置に配置される。
ここで、設定値以上の衝撃荷重がセンサ(図示しない)によって検出されると、その検出信号に基づいて発生するガス(インフレータによるガス)がエアバック50に供給(充填)される。すると、エアバック50が表皮43の脆弱部43aを突き破って図2の二点鎖線で示すように、前方へ向けて膨張する。これによって、着座者の頭部や頸部がエアバック50によって保護される。
【0024】
また、図4に示すように、ヘッドレスト30が格納凹部25内に格納される格納位置に配置されると、ヘッドレスト30内にエアバック50が方向変換機構60によって上向き位置に配置される。
ここで、設定値以上の衝撃荷重によってエアバック50にガスが供給されると、エアバック50が表皮43の脆弱部43aを突き破って図4の二点鎖線で示すように、上方へ向けて膨張する。これによって、着座者の頭部や頸部がエアバック50によって保護される。
このようにして、ヘッドレスト30が使用位置と格納位置とのいずれの位置に配置されたときでもエアバック機能を良好に果たすことができる。
【0025】
また、方向変換機構60を歯車機構によって構成することによって、ヘッドレスト30の昇降動作を回動動作に変換してエアバック50の支持板51に確実に伝達することができ、エアバック50を前向き位置と上向き位置とに正確に配置切替することができる。
また、この実施例1において、方向変換機構60を構成する歯車機構をラック62を有する固定ロッド61と、ピニオン64と、連動歯車65とにより容易に構成することができる。
【0026】
なお、この発明は前記実施例1に限定するものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の形態で実施することができる。
例えば、前記実施例1においては、シートバック20の格納凹部25から上方にヘッドレスト本体40の全部が突出される使用位置をこの発明の第1位置とし、ヘッドレスト本体40の一部あるいは全部が格納凹部25内に格納される格納位置をこの発明の第2位置としたが、シートバック20の上部に格納凹部25が形成されないシートバック20に対してもこの発明を実施することができる。
この場合、着座者の座高の高さに対応して、ヘッドレスト本体40の通常高さ位置を第1位置とし、この位置よりも低い位置を第2位置としてもこの発明を実施することができる。
そして、ヘッドレスト本体40が通常高さ位置の第1位置に配置されたときに、エアバック50を前方へ向けて膨張可能とする前向き位置(この発明の第1設定位置に相当する)に配置し、ヘッドレスト本体40が高さの低い位置の第2位置に配置されたときに、これに連動してエアバック50を斜め下方へ向けて膨張可能とする斜め下向き位置(この発明の第2設定位置に相当する)に配置切り替えするように構成することも可能である。この場合、方向変換機構60を構成する歯車機構を、ラック62を有する固定ロッド61と、ピニオン64によって構成し、連動歯車65を不要とすることができる。但し、この場合、エアバック50の支持板51と、ピニオン64の中心軸64aとを一体化する。
また、前記実施例1においては、シートバック20にヘッドレスト本体40に対応する格納凹部25が形成される場合を例示したが、シートバック20上部に、前側に開口する凹み部が形成され、この凹み部に鞍型(側断面逆L字状)のヘッドレスト本体が配設された構造のヘッドレスト装置であってもこの発明を実施することができる。
また、ヘッドレスト30の昇降動作を縦軸線(鉛直線)回りの回転動作に変換してエアバック50に伝達させることでエアバック50を横向き位置あるいは斜め横向きに配置切り替えすることも可能である。この場合、方向変換機構60を構成する歯車機構の一部にベベルギヤを用いることで実施可能である。
そして、ヘッドレスト本体40が通常の高さ位置(第1位置)よりも低い位置、又は高い位置の第2位置に配置切り替えされたときに、エアバック50を横方向へ向けて膨張可能とする横向き位置あるいは斜め横向き(この発明の第2設定位置に相当する)に配置切り替えすることも可能である。
さらに、一つのヘッドレスト本体40内に複数のエアバック50を配置することも可能である。
【符号の説明】
【0027】
20 シートバック
25 格納凹部
30 ヘッドレスト
32 昇降支持台
40 ヘッドレスト本体
45 空間部
50 エアバック
51 支持板
60 方向変換機構
61 固定ロッド
62 ラック
64 ピニオン
65 連動歯車

【特許請求の範囲】
【請求項1】
シートバックの上部にヘッドレストが第1位置と、第2位置とに配置切替可能に装着され、
前記ヘッドレストの内部には、エアバックが折畳状態で配設され、
前記シートバックと前記ヘッドレストとの間には、前記ヘッドレストが第1位置に配置される動作に連動して前記エアバックを第1設定方向へ膨張可能とする第1設定位置に配置し、前記ヘッドレストが第2位置に配置される動作に連動して前記エアバックを第2設定方向へ膨張可能とする第2設定位置に配置切り替えする方向変換機構が配設されていることを特徴とする車両用シートのヘッドレスト装置。
【請求項2】
請求項1に記載の車両用シートのヘッドレスト装置であって、
ヘッドレストは、シートバックの上端から上方にヘッドレスト本体の全部が突出する使用位置を第1位置とし、前記ヘッドレスト本体の一部あるいは全部が前記シートバックに格納される格納位置を第2位置とすることを特徴とする車両用シートのヘッドレスト装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の車両用シートのヘッドレスト装置であって、
方向変換機構は、ヘッドレストの昇降動作を回動動作に変換してエアバックに伝達することで前記エアバックを回動させる歯車機構によって構成されていることを特徴とする車両用シートのヘッドレスト装置。
【請求項4】
請求項3に記載の車両用シートのヘッドレスト装置であって、
方向変換機構を構成する歯車機構は、シートバック側に固定され、かつ上下方向にラックが形成された固定ロッドと、この固定ロッドのラックに噛み合って回転するピニオンと、このピニオンに噛み合って回転し、かつエアバックを回動させる連動歯車とを備えていることを特徴とする車両用シートのヘッドレスト装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−254720(P2012−254720A)
【公開日】平成24年12月27日(2012.12.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−128933(P2011−128933)
【出願日】平成23年6月9日(2011.6.9)
【出願人】(000241500)トヨタ紡織株式会社 (2,945)
【Fターム(参考)】