迅速なタンパク質標識および分析
本発明は、細胞ライセート内またはタンパク質の混合物中のタンパク質、特に注目する特異的タンパク質を標識、分離および分析するための方法および組成物を提供する。当該タンパク質は、アミン反応性またはチオール反応性蛍光色素、またはそのタンパク質上に存在するアミン基と反応した際に蛍光性となるアミン反応性蛍光発生性試薬で標識される。標識する工程の後、この混合物内のタンパク質は、分離および分析することができる。さらなる実施形態では、タグ化タンパク質上に存在するタグに結合することができるタグ結合蛍光発生性試薬が加えられ、その注目するタンパク質が特異的に標識される。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
タンパク質の混合物を蛍光標識する工程を含むタンパク質分析のための方法であって、該標識する工程が、
a)該タンパク質の混合物を、
i)pH 8〜pH 10の間のpHを有する第1のバッファーと、
ii)アミン反応性蛍光発生性試薬と、
iii)アセトンシアノヒドリン、ニトリル、またはシアン化アルカリと
を含む組成物と混合することによって第1の反応混合物を形成する工程と、
b)該第1の反応混合物を、第1の温度で第1のインキュベーション時間の間インキュベーションする工程と、
c)pH 6〜pH 9の間のpHを有する第2のバッファーを該第1の反応混合物と混合することによって、第2の反応混合物を形成する工程と、
d)第2の温度で第2のインキュベーション時間の間インキュベーションする工程と、
e)該蛍光標識されたタンパク質を分離し、可視化する工程と
を含む、方法。
【請求項2】
前記組成物がアセトンシアノヒドリンまたはマンデロニトリルを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記組成物がシアン化アルカリを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記シアン化アルカリがシアン化ナトリウムまたはシアン化カリウムである、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記アミン反応性蛍光発生性試薬がアロイル−2−キノリン−カルボキシアルデヒド試薬である、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記アロイル−2−キノリン−カルボキシアルデヒド試薬が3−(4−カルボキシベンゾイル)キノリン−2−カルボキシアルデヒドまたは3−(2−フロイル)キノリン−2−カルボキシアルデヒド)である、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記アロイル−2−キノリン−カルボキシアルデヒド試薬が3−(2−フロイル)キノリン−2−カルボキシアルデヒド)である、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記組成物がさらにアニオン性界面活性剤を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記アニオン性界面活性剤が、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、アルキルリン酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルカルボン酸塩、アルキルエーテルベンゼンスルホン酸塩、アルキルエーテルスルホン酸塩、アルキルエーテルスルホコハク酸塩、アルキルエーテルリン酸塩、アルキルエーテル硫酸塩またはアルキルエーテルカルボン酸塩である、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記アニオン性界面活性剤がドデシル硫酸ナトリウム、ドデシル硫酸リチウム、ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、オレイン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム、ミリスチン酸ナトリウムまたはステアリン酸ナトリウムである、請求項8に記載の方法。
【請求項11】
前記アニオン性界面活性剤がドデシル硫酸ナトリウムまたはドデシル硫酸リチウムである、請求項8に記載の方法。
【請求項12】
前記第1のバッファーが、炭酸塩、炭酸水素塩、リン酸塩、ホウ酸塩、ビス−トリスプロパン、およびビシンからなる群から選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項13】
前記第2のバッファーが、リン酸塩、グリシン、クエン酸、酢酸、MES、カコジル酸、炭酸、ビス−トリス、PIPES、ACES、イミダゾール、BES、MOPS、AMPSO、TES、HEPES、HEPPSOおよびトリエタノールアミンからなる群から選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項14】
前記第2のバッファーが前記第1のバッファーよりも大きい緩衝能を有し、これにより前記第2の反応混合物のpHをpH 6〜pH 9の間に維持する、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
前記組成物がさらに糖類または糖アルコールを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項16】
前記糖類がショ糖である、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記糖アルコールがグリセロールである、請求項15に記載の方法。
【請求項18】
前記第1のインキュベーション時間が1分間〜15分間の間である、請求項1に記載の方法。
【請求項19】
前記第1のインキュベーション時間が5分間〜15分間の間である、請求項1に記載の方法。
【請求項20】
前記第1のインキュベーション時間が10分間〜15分間の間である、請求項1に記載の方法。
【請求項21】
前記第1のインキュベーション温度が室温または常温である、請求項1に記載の方法。
【請求項22】
前記第1のインキュベーション温度が25℃〜70℃である、請求項1に記載の方法。
【請求項23】
前記第2のインキュベーション時間が1分間〜15分間の間である、請求項1に記載の方法。
【請求項24】
前記第2のインキュベーション時間が5分間〜15分間の間である、請求項1に記載の方法。
【請求項25】
前記第2のインキュベーション時間が10分間〜15分間の間である、請求項1に記載の方法。
【請求項26】
前記第2のインキュベーション温度が25℃〜80℃の間である、請求項1に記載の方法。
【請求項27】
前記第2のインキュベーション温度が35℃〜80℃の間である、請求項1に記載の方法。
【請求項28】
前記第2のインキュベーション温度が50℃〜80℃の間である、請求項1に記載の方法。
【請求項29】
前記第2のインキュベーション温度が70℃である、請求項1に記載の方法。
【請求項30】
前記第1のインキュベーション時間が5分間〜10分間の間であり、前記第2のインキュベーション時間がおよそ10分間である、請求項1に記載の方法。
【請求項31】
還元剤を前記第2の反応混合物に加える工程をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項32】
トリアルキルホスフィン化合物、ジチオトレイトール(DTT)、2−メルカプトエタノール、亜硫酸水素ナトリウム、チオグリコール酸、メルカプトエタンスルホン酸、グルタチオンまたはこれらの組合せからなる群から選択される還元剤を前記第2の反応混合物に加える工程をさらに含む、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
前記トリアルキルホスフィン化合物がトリ−n−ブチルホスフィン(TBP)またはトリス[2−カルボキシエチル]ホスフィン(TCEP)である、請求項31に記載の方法。
【請求項34】
前記組成物がアルキル化剤をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項35】
前記蛍光標識されたタンパク質が電気泳動により分離される、請求項1に記載の方法。
【請求項36】
前記蛍光標識されたタンパク質がスラブゲル電気泳動を使用して分離される、請求項35に記載の方法。
【請求項37】
前記蛍光標識されたタンパク質がキャピラリーゲル電気泳動を使用して分離される、請求項35に記載の方法。
【請求項38】
前記蛍光標識されたタンパク質がクロマトグラフィにより分離される、請求項1に記載の方法。
【請求項39】
前記蛍光標識されたタンパク質を可視化する工程が撮像する工程を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項40】
前記可視化する工程が前記蛍光標識されたタンパク質の前記分離の間に行われる、請求項1に記載の方法。
【請求項41】
前記可視化する工程が前記蛍光標識されたタンパク質の前記分離後に行われる、請求項1に記載の方法。
【請求項42】
前記蛍光標識されたタンパク質が、使い捨てのカセット内に備えられるスラブゲル上で分離される、請求項1に記載の方法。
【請求項43】
前記可視化する工程が前記使い捨てのカセット内のスラブゲルを用いて行われる、請求項42に記載の方法。
【請求項44】
可視化する工程が前記蛍光標識されたタンパク質の前記分離の間に行われる、請求項1に記載の方法。
【請求項45】
可視化が前記蛍光標識されたタンパク質の前記分離後に行われる、請求項44に記載の方法。
【請求項46】
前記方法が1時間未満で完結する、請求項1に記載の方法。
【請求項47】
前記方法が30分間未満で完結する、請求項1に記載の方法。
【請求項48】
前記方法が20分間未満で完結する、請求項1に記載の方法。
【請求項49】
前記方法が10分間未満で完結する、請求項1に記載の方法。
【請求項50】
前記タンパク質の混合物がタグ化タンパク質を含み、前記第2のバッファーがさらに前記タグ化タンパク質上のタグに結合するタグ結合蛍光発生性試薬を含み、前記アミン反応性蛍光発生性試薬が第1の発光波長を有し、前記タグ結合蛍光発生性色素が第2の発光波長を有し、かつ前記第1の発光波長および前記第2の発光波長が異なる、請求項1に記載の方法。
【請求項51】
前記タグ結合蛍光発生性が二ヒ素フルオロフォアである、請求項50に記載の方法。
【請求項52】
前記二ヒ素フルオロフォアがフルオレセインまたはレゾルフィンの二ヒ素誘導体である、請求項51に記載の方法。
【請求項53】
前記二ヒ素フルオロフォアが4’−5’−ビス(1,3,2−ジチオアルソラン−2−イル)フルオレセイン−(2,2−エタンジチオール)2または4’−5’−ビス(1,3,2−ジチオアルソラン−2−イル)レゾルフィン−(2,2−エタンジチオール)2である、請求項52に記載の方法。
【請求項54】
さらに、前記第1の発光波長および前記第2の発光波長を比較する工程を含む、請求項50に記載の方法。
【請求項55】
前記タグ化タンパク質上の前記タグが、少なくとも4つのシステイン部分を含むペプチドを含む、請求項50に記載の方法。
【請求項56】
前記ペプチドがCys−Cys−Xn−Cys−Cys部分を含み、式中、各Xが独立に、アラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、トレオニン、トリプトファン、チロシンまたはバリンから選択されるアミノ酸であり、かつnが2〜20の整数である、請求項50に記載の方法。
【請求項57】
前記ペプチドがCys−Cys−Pro−Gly−Cys−Cysである、請求項50に記載の方法。
【請求項58】
前記ペプチドがCys−Cys−Xn−Cys−Gly−Cys部分を含み、式中、各Xが独立に、アラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、トレオニン、トリプトファン、チロシンまたはバリンから選択されるアミノ酸であり、かつnが2〜20の整数である、請求項50に記載の方法。
【請求項59】
前記ペプチドがCys−Cys−Gly−Gly−Lys−Gly−Asn−gly−Gly−Cys−Gly−Cysである、請求項50に記載の方法。
【請求項60】
タグ化タンパク質を含むタンパク質の混合物を蛍光標識する工程を含むタンパク質分析のための方法であって、前記標識する工程が、
a)前記タンパク質の混合物を、
i)pH 8〜pH 10の間のpHを有する第1のバッファーと、
ii)アミン反応性蛍光色素、または前記タグ化タンパク質上のタグに結合するタグ結合蛍光発生性試薬と
を含む第1の組成物と混合することによって、第1の反応混合物を形成する工程と、
b)前記第1の反応混合物を、第1の温度で第1のインキュベーション時間の間インキュベーションする工程と、
c)第2の組成物を前記第1の反応混合物と混合することによって、第2の反応混合物を形成する工程であって、前記第2の組成物は、
i)pH 6〜pH 10の間のpHを有する第2のバッファーと、
ii)アミン反応性蛍光色素、またはタグ結合蛍光発生性試薬(ただし、前記第1の組成物がアミン反応性蛍光色素を含む場合、前記第2の組成物はタグ結合蛍光発生性試薬を含み、前記第1の組成物がタグ結合蛍光発生性試薬を含む場合、前記第2の組成物はアミン反応性蛍光色素を含む)と、
iii)少なくとも1つの還元剤と
を含む工程と、
d)前記第2の反応混合物を、第2の温度で第2のインキュベーション時間の間インキュベーションする工程と、
e)前記蛍光標識されたタンパク質を分離し、可視化する工程と
を含み、前記第1のバッファーは一級または二級アミンを含まず、前記アミン反応性蛍光色素は第1の発光波長を有し、前記タグ結合蛍光発生性色素は第2の発光波長を有し、かつ前記第1の発光波長および前記第2の発光波長は異なる、方法。
【請求項61】
さらに、前記第1の発光波長および前記第2の発光波長を比較する工程を含む、請求項60に記載の方法。
【請求項62】
前記アミン反応性蛍光色素がフルオレセイン部分、ローダミン部分、アクリジン部分、クマリン部分、インドール部分、イソインドール部分、インドリジン部分、キノリン部分、イソキノリン部分、クロメン部分、キサンテン部分、ナフタレン部分、ピレン部分、ビマン部分およびBODIPY部分からなる群から選択される蛍光性部分を含む、請求項60に記載の方法。
【請求項63】
前記アミン反応性蛍光色素がさらに、アシルアジド、カルボニルアジド、イソチオシアネート、イソシアネート、スクシンイミジルエステル、カルボン酸エステル、カルボン酸、スクシンイミジルエステル、スルホスクシンイミジルエステル、STPエステル、テトラフルオロフェニルエステル、塩化スルホニル、酸ハロゲン化物、アルデヒド、カルボキシアルデヒド、ジクロロトリアジン、NBD塩化物、またはNBDフッ化物からなる群から選択される反応性部分を含む、請求項60に記載の方法。
【請求項64】
前記アミン反応性蛍光色素が、7−ヒドロキシ−9H−(1,3−ジクロロ−9,9−ジメチルアクリジン−2−オン)スクシンイミジルエステル(DDAO−SE)、Bodipy TR−X−スクシンイミジルエステル、およびBodipy 650/665−スクシンイミジルエステルからなる群から選択される、請求項60に記載の方法。
【請求項65】
前記第1のバッファーが、炭酸塩、炭酸水素塩、リン酸塩、ホウ酸塩、ビス−トリスプロパン、およびビシンからなる群から選択される、請求項60に記載の方法。
【請求項66】
前記第2のバッファーが、リン酸塩、グリシン、クエン酸、酢酸、MES、カコジル酸、炭酸、ビス−トリス、PIPES、ACES、イミダゾール、BES、AMPSO、MOPS、TES、HEPES、HEPPSOおよびトリエタノールアミンからなる群から選択される、請求項60に記載の方法。
【請求項67】
前記第1の組成物がさらにアニオン性界面活性剤を含む、請求項60に記載の方法。
【請求項68】
前記アニオン性界面活性剤が、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、アルキルリン酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルカルボン酸塩、アルキルエーテルベンゼンスルホン酸塩、アルキルエーテルスルホン酸塩、アルキルエーテルスルホコハク酸塩、アルキルエーテルリン酸塩、アルキルエーテル硫酸塩またはアルキルエーテルカルボン酸塩である、請求項67に記載の方法。
【請求項69】
前記アニオン性界面活性剤が、ドデシル硫酸ナトリウム、ドデシル硫酸リチウム、ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、オレイン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム、ミリスチン酸ナトリウムまたはステアリン酸ナトリウムである、請求項67に記載の方法。
【請求項70】
前記アニオン性界面活性剤がドデシル硫酸ナトリウムまたはドデシル硫酸リチウムである、請求項67に記載の方法。
【請求項71】
前記第1の組成物がさらに、糖類または糖アルコールを含む、請求項60に記載の方法。
【請求項72】
前記糖類がショ糖である、請求項71に記載の方法。
【請求項73】
前記糖アルコールがグリセロールである、請求項71に記載の方法。
【請求項74】
前記第1のインキュベーション時間が1分間〜15分間の間である、請求項60に記載の方法。
【請求項75】
前記第1のインキュベーション時間が5分間〜15分間の間である、請求項60に記載の方法。
【請求項76】
前記第1のインキュベーション時間が10分間〜15分間の間である、請求項60に記載の方法。
【請求項77】
前記第1のインキュベーション温度が室温である、請求項60に記載の方法。
【請求項78】
前記第1のインキュベーション温度が常温である、請求項60に記載の方法。
【請求項79】
前記第1のインキュベーション温度が25℃〜70℃である、請求項60に記載の方法。
【請求項80】
前記第2のインキュベーション時間が1分間〜15分間の間である、請求項60に記載の方法。
【請求項81】
前記第2のインキュベーション時間が5分間〜15分間の間である、請求項60に記載の方法。
【請求項82】
前記第2のインキュベーション時間が10分間〜15分間の間である、請求項60に記載の方法。
【請求項83】
前記第2のインキュベーション温度が25℃〜80℃である、請求項60に記載の方法。
【請求項84】
前記第2のインキュベーション温度が35℃〜80℃である、請求項60に記載の方法。
【請求項85】
前記第2のインキュベーション温度が50℃〜80℃である、請求項60に記載の方法。
【請求項86】
前記第2のインキュベーション温度が70℃である、請求項60に記載の方法。
【請求項87】
前記第1のインキュベーション時間が5分間〜10分間の間であり、前記第2のインキュベーション時間がおよそ10分間である、請求項60に記載の方法。
【請求項88】
前記還元剤が、トリアルキルホスフィン化合物、ジチオトレイトール(DTT)、2−メルカプトエタノール、亜硫酸水素ナトリウム、チオグリコール酸、メルカプトエタンスルホン酸、グルタチオンまたはこれらの組合せから選択される、請求項60に記載の方法。
【請求項89】
前記タグ化タンパク質上の前記タグに結合する前記蛍光発生性色素が二ヒ素フルオロフォアである、請求項60に記載の方法。
【請求項90】
前記二ヒ素フルオロフォアがフルオレセインまたはレゾルフィンの二ヒ素誘導体である、請求項89に記載の方法。
【請求項91】
前記二ヒ素フルオロフォアが4’−5’−ビス(1,3,2−ジチオアルソラン−2−イル)フルオレセイン−(2,2−エタンジチオール)2または4’−5’−ビス(1,3,2−ジチオアルソラン−2−イル)レゾルフィン−(2,2−エタンジチオール)2である、請求項89に記載の方法。
【請求項92】
前記タグ化タンパク質上の前記タグが、少なくとも4つのシステイン部分を含むペプチドを含む、請求項60に記載の方法。
【請求項93】
前記ペプチドがCys−Cys−Xn−Cys−Cys部分を含み、式中、各Xが独立にアラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、トレオニン、トリプトファン、チロシンまたはバリンから選択されるアミノ酸であり、かつnが2〜20の整数である、請求項92に記載の方法。
【請求項94】
前記ペプチドがCys−Cys−Pro−Gly−Cys−Cysである、請求項92に記載の方法。
【請求項95】
前記ペプチドがCys−Cys−Xn−Cys−Gly−Cys部分を含み、式中、各Xが独立にアラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、トレオニン、トリプトファン、チロシンまたはバリンから選択されるアミノ酸であり、かつnが2〜20の整数である、請求項92に記載の方法。
【請求項96】
前記ペプチドがCys−Cys−Gly−Gly−Lys−Gly−Asn−gly−Gly−Cys−Gly−Cysである、請求項92に記載の方法。
【請求項97】
タグ化タンパク質を含むタンパク質の混合物を蛍光標識するためのキットであって、
a)pH 8〜pH 10の範囲のpHを有するバッファーと、アミン反応性蛍光発生性試薬またはアミン反応性蛍光色素と、糖類または糖アルコールと、アニオン性界面活性剤とを含む第1の組成物と、
b)pH 6〜pH 10の範囲の第2のバッファーと、任意にタグ結合蛍光発生性試薬とを含む第2の組成物と
を含む、キット。
【請求項98】
前記第1の組成物がアミン反応性蛍光発生性試薬を含み、さらにアセトンシアノヒドリン、ニトリルまたはシアン化アルカリのいずれかを含む、請求項97に記載のキット。
【請求項99】
前記第1の組成物がアセトンシアノヒドリンまたはマンデロニトリルのいずれかを含む、請求項98に記載のキット。
【請求項100】
前記組成物がシアン化アルカリを含む、請求項97に記載の方法。
【請求項101】
前記シアン化アルカリがシアン化ナトリウムまたはシアン化カリウムである、請求項100に記載の方法。
【請求項102】
前記アミン反応性蛍光発生性試薬がアロイル−2−キノリン−カルボキシアルデヒド試薬である、請求項97に記載のキット。
【請求項103】
前記アロイル−2−キノリン−カルボキシアルデヒド試薬が、3−(4−カルボキシベンゾイル)キノリン−2−カルボキシアルデヒドまたは3−(2−フロイル)キノリン−2−カルボキシアルデヒド)である、請求項102に記載の方法。
【請求項104】
前記アロイル−2−キノリン−カルボキシアルデヒド試薬が3−(2−フロイル)キノリン−2−カルボキシアルデヒド)である、請求項103に記載の方法。
【請求項105】
前記第1の組成物が、フルオレセイン部分、ローダミン部分、アクリジン部分、クマリン部分、インドール部分、イソインドール部分、インドリジン部分、キノリン部分、イソキノリン部分、クロメン部分、キサンテン部分、ナフタレン部分、ピレン部分、ビマン部分およびBODIPY部分からなる群から選択される蛍光性部分を含むアミン反応性蛍光色素を含む、請求項97に記載のキット。
【請求項106】
前記アミン反応性蛍光色素がさらに、アシルアジド、カルボニルアジド、イソチオシアネート、イソシアネート、スクシンイミジルエステル、カルボン酸エステル、カルボン酸、スクシンイミジルエステル、スルホスクシンイミジルエステル、STPエステル、テトラフルオロフェニルエステル、塩化スルホニル、酸ハロゲン化物、アルデヒド、カルボキシアルデヒド、ジクロロトリアジン、NBD塩化物、またはNBDフッ化物からなる群から選択される反応性部分を含む、請求項105に記載のキット。
【請求項107】
前記第2の組成物がさらに、少なくとも4つのシステイン部分に結合するタグ結合蛍光発生性試薬、および少なくとも1つの還元剤を含み、前記アミン反応性蛍光発生性試薬または蛍光色素が第1の発光波長を有し、前記タグ結合蛍光発生性色素が第2の発光波長を有し、かつ前記第1の発光波長および前記第2の発光波長が異なる、請求項97に記載のキット。
【請求項108】
前記タグ結合蛍光発生性試薬がフルオレセインまたはレゾルフィンの二ヒ素誘導体である、請求項107に記載のキット。
【請求項109】
前記二ヒ素フルオロフォアが4’−5’−ビス(1,3,2−ジチオアルソラン−2−イル)フルオレセイン−(2,2−エタンジチオール)2または4’−5’−ビス(1,3,2−ジチオアルソラン−2−イル)レゾルフィン−(2,2−エタンジチオール)2である、請求項108に記載のキット。
【請求項110】
pH 8〜pH 10の範囲のpHを有するバッファーと、タグ結合蛍光発生性色素と、アニオン性界面活性剤と、糖類または糖アルコールと、追跡用色素と、1以上の還元剤と、炭酸水素塩とを含む組成物。
【請求項111】
前記1以上の還元剤が、トリアルキルホスフィン化合物、ジチオトレイトール(DTT)、2−メルカプトエタノール、亜硫酸水素ナトリウム、チオグリコール酸、メルカプトエタンスルホン酸またはグルタチオンから選択される、請求項110に記載の組成物。
【請求項112】
前記トリアルキルホスフィン化合物がトリ−N−ブチルホスフィン(TBP)またはトリス[2−カルボキシエチル]ホスフィン(TCEP)である、請求項111に記載の組成物。
【請求項113】
前記タグ結合蛍光発生性色素が二ヒ素フルオロフォアである、請求項110に記載の組成物。
【請求項114】
前記二ヒ素フルオロフォアがフルオレセインの二ヒ素誘導体である、請求項113に記載の組成物。
【請求項115】
前記二ヒ素フルオロフォアが4’−5’−ビス(1,3,2−ジチオアルソラン−2−イル)フルオレセイン−(2,2−エタンジチオール)2である、請求項114に記載の組成物。
【請求項116】
前記二ヒ素フルオロフォアがレゾルフィンの二ヒ素誘導体である、請求項114に記載の組成物。
【請求項117】
前記二ヒ素フルオロフォアが4’−5’−ビス(1,3,2−ジチオアルソラン−2−イル)レゾルフィン−(2,2−エタンジチオール)2である、請求項116に記載の組成物。
【請求項118】
前記アニオン性界面活性剤が、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、アルキルリン酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルカルボン酸塩、アルキルエーテルベンゼンスルホン酸塩、アルキルエーテルスルホン酸塩、アルキルエーテルスルホコハク酸塩、アルキルエーテルリン酸塩、アルキルエーテル硫酸塩またはアルキルエーテルカルボン酸塩である、請求項110に記載の組成物。
【請求項119】
前記アニオン性界面活性剤が、ドデシル硫酸ナトリウム、ドデシル硫酸リチウム、ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、オレイン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム、ミリスチン酸ナトリウムまたはステアリン酸ナトリウムである、請求項118に記載の組成物。
【請求項120】
前記アニオン性界面活性剤がドデシル硫酸ナトリウムまたはドデシル硫酸リチウムである、請求項118に記載の組成物。
【請求項121】
前記糖類がショ糖である、請求項110に記載の組成物。
【請求項122】
前記糖アルコールがグリセロールである、請求項110に記載の組成物。
【請求項123】
前記追跡用色素がブロモフェノールブルーである、請求項110に記載の組成物。
【請求項124】
前記バッファーが炭酸塩、炭酸水素塩、リン酸塩、ホウ酸塩、ビス−トリスプロパン、およびビシンからなる群から選択される、請求項110に記載の組成物。
【請求項125】
前記組成物がさらにタグ化タンパク質を含む、請求項110に記載の組成物。
【請求項126】
前記組成物がさらにアミン反応性蛍光色素を含む、請求項125に記載の組成物。
【請求項127】
前記アミン反応性蛍光色素が、フルオレセイン部分、ローダミン部分、アクリジン部分、クマリン部分、インドール部分、イソインドール部分、インドリジン部分、キノリン部分、イソキノリン部分、クロメン部分、キサンテン部分、ナフタレン部分、ピレン部分、ビマン部分およびBODIPY部分からなる群から選択される蛍光性部分を含む、請求項126に記載の組成物。
【請求項128】
前記アミン反応性蛍光色素がさらに、アシルアジド、カルボニルアジド、イソチオシアネート、イソシアネート、スクシンイミジルエステル、カルボン酸エステル、カルボン酸、スクシンイミジルエステル、スルホスクシンイミジルエステル、STPエステル、テトラフルオロフェニルエステル、塩化スルホニル、酸ハロゲン化物、アルデヒド、カルボキシアルデヒド、ジクロロトリアジン、NBD塩化物、またはNBDフッ化物からなる群から選択される反応性部分を含む、請求項127に記載の組成物。
【請求項1】
タンパク質の混合物を蛍光標識する工程を含むタンパク質分析のための方法であって、該標識する工程が、
a)該タンパク質の混合物を、
i)pH 8〜pH 10の間のpHを有する第1のバッファーと、
ii)アミン反応性蛍光発生性試薬と、
iii)アセトンシアノヒドリン、ニトリル、またはシアン化アルカリと
を含む組成物と混合することによって第1の反応混合物を形成する工程と、
b)該第1の反応混合物を、第1の温度で第1のインキュベーション時間の間インキュベーションする工程と、
c)pH 6〜pH 9の間のpHを有する第2のバッファーを該第1の反応混合物と混合することによって、第2の反応混合物を形成する工程と、
d)第2の温度で第2のインキュベーション時間の間インキュベーションする工程と、
e)該蛍光標識されたタンパク質を分離し、可視化する工程と
を含む、方法。
【請求項2】
前記組成物がアセトンシアノヒドリンまたはマンデロニトリルを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記組成物がシアン化アルカリを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記シアン化アルカリがシアン化ナトリウムまたはシアン化カリウムである、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記アミン反応性蛍光発生性試薬がアロイル−2−キノリン−カルボキシアルデヒド試薬である、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記アロイル−2−キノリン−カルボキシアルデヒド試薬が3−(4−カルボキシベンゾイル)キノリン−2−カルボキシアルデヒドまたは3−(2−フロイル)キノリン−2−カルボキシアルデヒド)である、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記アロイル−2−キノリン−カルボキシアルデヒド試薬が3−(2−フロイル)キノリン−2−カルボキシアルデヒド)である、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記組成物がさらにアニオン性界面活性剤を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記アニオン性界面活性剤が、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、アルキルリン酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルカルボン酸塩、アルキルエーテルベンゼンスルホン酸塩、アルキルエーテルスルホン酸塩、アルキルエーテルスルホコハク酸塩、アルキルエーテルリン酸塩、アルキルエーテル硫酸塩またはアルキルエーテルカルボン酸塩である、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記アニオン性界面活性剤がドデシル硫酸ナトリウム、ドデシル硫酸リチウム、ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、オレイン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム、ミリスチン酸ナトリウムまたはステアリン酸ナトリウムである、請求項8に記載の方法。
【請求項11】
前記アニオン性界面活性剤がドデシル硫酸ナトリウムまたはドデシル硫酸リチウムである、請求項8に記載の方法。
【請求項12】
前記第1のバッファーが、炭酸塩、炭酸水素塩、リン酸塩、ホウ酸塩、ビス−トリスプロパン、およびビシンからなる群から選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項13】
前記第2のバッファーが、リン酸塩、グリシン、クエン酸、酢酸、MES、カコジル酸、炭酸、ビス−トリス、PIPES、ACES、イミダゾール、BES、MOPS、AMPSO、TES、HEPES、HEPPSOおよびトリエタノールアミンからなる群から選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項14】
前記第2のバッファーが前記第1のバッファーよりも大きい緩衝能を有し、これにより前記第2の反応混合物のpHをpH 6〜pH 9の間に維持する、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
前記組成物がさらに糖類または糖アルコールを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項16】
前記糖類がショ糖である、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記糖アルコールがグリセロールである、請求項15に記載の方法。
【請求項18】
前記第1のインキュベーション時間が1分間〜15分間の間である、請求項1に記載の方法。
【請求項19】
前記第1のインキュベーション時間が5分間〜15分間の間である、請求項1に記載の方法。
【請求項20】
前記第1のインキュベーション時間が10分間〜15分間の間である、請求項1に記載の方法。
【請求項21】
前記第1のインキュベーション温度が室温または常温である、請求項1に記載の方法。
【請求項22】
前記第1のインキュベーション温度が25℃〜70℃である、請求項1に記載の方法。
【請求項23】
前記第2のインキュベーション時間が1分間〜15分間の間である、請求項1に記載の方法。
【請求項24】
前記第2のインキュベーション時間が5分間〜15分間の間である、請求項1に記載の方法。
【請求項25】
前記第2のインキュベーション時間が10分間〜15分間の間である、請求項1に記載の方法。
【請求項26】
前記第2のインキュベーション温度が25℃〜80℃の間である、請求項1に記載の方法。
【請求項27】
前記第2のインキュベーション温度が35℃〜80℃の間である、請求項1に記載の方法。
【請求項28】
前記第2のインキュベーション温度が50℃〜80℃の間である、請求項1に記載の方法。
【請求項29】
前記第2のインキュベーション温度が70℃である、請求項1に記載の方法。
【請求項30】
前記第1のインキュベーション時間が5分間〜10分間の間であり、前記第2のインキュベーション時間がおよそ10分間である、請求項1に記載の方法。
【請求項31】
還元剤を前記第2の反応混合物に加える工程をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項32】
トリアルキルホスフィン化合物、ジチオトレイトール(DTT)、2−メルカプトエタノール、亜硫酸水素ナトリウム、チオグリコール酸、メルカプトエタンスルホン酸、グルタチオンまたはこれらの組合せからなる群から選択される還元剤を前記第2の反応混合物に加える工程をさらに含む、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
前記トリアルキルホスフィン化合物がトリ−n−ブチルホスフィン(TBP)またはトリス[2−カルボキシエチル]ホスフィン(TCEP)である、請求項31に記載の方法。
【請求項34】
前記組成物がアルキル化剤をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項35】
前記蛍光標識されたタンパク質が電気泳動により分離される、請求項1に記載の方法。
【請求項36】
前記蛍光標識されたタンパク質がスラブゲル電気泳動を使用して分離される、請求項35に記載の方法。
【請求項37】
前記蛍光標識されたタンパク質がキャピラリーゲル電気泳動を使用して分離される、請求項35に記載の方法。
【請求項38】
前記蛍光標識されたタンパク質がクロマトグラフィにより分離される、請求項1に記載の方法。
【請求項39】
前記蛍光標識されたタンパク質を可視化する工程が撮像する工程を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項40】
前記可視化する工程が前記蛍光標識されたタンパク質の前記分離の間に行われる、請求項1に記載の方法。
【請求項41】
前記可視化する工程が前記蛍光標識されたタンパク質の前記分離後に行われる、請求項1に記載の方法。
【請求項42】
前記蛍光標識されたタンパク質が、使い捨てのカセット内に備えられるスラブゲル上で分離される、請求項1に記載の方法。
【請求項43】
前記可視化する工程が前記使い捨てのカセット内のスラブゲルを用いて行われる、請求項42に記載の方法。
【請求項44】
可視化する工程が前記蛍光標識されたタンパク質の前記分離の間に行われる、請求項1に記載の方法。
【請求項45】
可視化が前記蛍光標識されたタンパク質の前記分離後に行われる、請求項44に記載の方法。
【請求項46】
前記方法が1時間未満で完結する、請求項1に記載の方法。
【請求項47】
前記方法が30分間未満で完結する、請求項1に記載の方法。
【請求項48】
前記方法が20分間未満で完結する、請求項1に記載の方法。
【請求項49】
前記方法が10分間未満で完結する、請求項1に記載の方法。
【請求項50】
前記タンパク質の混合物がタグ化タンパク質を含み、前記第2のバッファーがさらに前記タグ化タンパク質上のタグに結合するタグ結合蛍光発生性試薬を含み、前記アミン反応性蛍光発生性試薬が第1の発光波長を有し、前記タグ結合蛍光発生性色素が第2の発光波長を有し、かつ前記第1の発光波長および前記第2の発光波長が異なる、請求項1に記載の方法。
【請求項51】
前記タグ結合蛍光発生性が二ヒ素フルオロフォアである、請求項50に記載の方法。
【請求項52】
前記二ヒ素フルオロフォアがフルオレセインまたはレゾルフィンの二ヒ素誘導体である、請求項51に記載の方法。
【請求項53】
前記二ヒ素フルオロフォアが4’−5’−ビス(1,3,2−ジチオアルソラン−2−イル)フルオレセイン−(2,2−エタンジチオール)2または4’−5’−ビス(1,3,2−ジチオアルソラン−2−イル)レゾルフィン−(2,2−エタンジチオール)2である、請求項52に記載の方法。
【請求項54】
さらに、前記第1の発光波長および前記第2の発光波長を比較する工程を含む、請求項50に記載の方法。
【請求項55】
前記タグ化タンパク質上の前記タグが、少なくとも4つのシステイン部分を含むペプチドを含む、請求項50に記載の方法。
【請求項56】
前記ペプチドがCys−Cys−Xn−Cys−Cys部分を含み、式中、各Xが独立に、アラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、トレオニン、トリプトファン、チロシンまたはバリンから選択されるアミノ酸であり、かつnが2〜20の整数である、請求項50に記載の方法。
【請求項57】
前記ペプチドがCys−Cys−Pro−Gly−Cys−Cysである、請求項50に記載の方法。
【請求項58】
前記ペプチドがCys−Cys−Xn−Cys−Gly−Cys部分を含み、式中、各Xが独立に、アラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、トレオニン、トリプトファン、チロシンまたはバリンから選択されるアミノ酸であり、かつnが2〜20の整数である、請求項50に記載の方法。
【請求項59】
前記ペプチドがCys−Cys−Gly−Gly−Lys−Gly−Asn−gly−Gly−Cys−Gly−Cysである、請求項50に記載の方法。
【請求項60】
タグ化タンパク質を含むタンパク質の混合物を蛍光標識する工程を含むタンパク質分析のための方法であって、前記標識する工程が、
a)前記タンパク質の混合物を、
i)pH 8〜pH 10の間のpHを有する第1のバッファーと、
ii)アミン反応性蛍光色素、または前記タグ化タンパク質上のタグに結合するタグ結合蛍光発生性試薬と
を含む第1の組成物と混合することによって、第1の反応混合物を形成する工程と、
b)前記第1の反応混合物を、第1の温度で第1のインキュベーション時間の間インキュベーションする工程と、
c)第2の組成物を前記第1の反応混合物と混合することによって、第2の反応混合物を形成する工程であって、前記第2の組成物は、
i)pH 6〜pH 10の間のpHを有する第2のバッファーと、
ii)アミン反応性蛍光色素、またはタグ結合蛍光発生性試薬(ただし、前記第1の組成物がアミン反応性蛍光色素を含む場合、前記第2の組成物はタグ結合蛍光発生性試薬を含み、前記第1の組成物がタグ結合蛍光発生性試薬を含む場合、前記第2の組成物はアミン反応性蛍光色素を含む)と、
iii)少なくとも1つの還元剤と
を含む工程と、
d)前記第2の反応混合物を、第2の温度で第2のインキュベーション時間の間インキュベーションする工程と、
e)前記蛍光標識されたタンパク質を分離し、可視化する工程と
を含み、前記第1のバッファーは一級または二級アミンを含まず、前記アミン反応性蛍光色素は第1の発光波長を有し、前記タグ結合蛍光発生性色素は第2の発光波長を有し、かつ前記第1の発光波長および前記第2の発光波長は異なる、方法。
【請求項61】
さらに、前記第1の発光波長および前記第2の発光波長を比較する工程を含む、請求項60に記載の方法。
【請求項62】
前記アミン反応性蛍光色素がフルオレセイン部分、ローダミン部分、アクリジン部分、クマリン部分、インドール部分、イソインドール部分、インドリジン部分、キノリン部分、イソキノリン部分、クロメン部分、キサンテン部分、ナフタレン部分、ピレン部分、ビマン部分およびBODIPY部分からなる群から選択される蛍光性部分を含む、請求項60に記載の方法。
【請求項63】
前記アミン反応性蛍光色素がさらに、アシルアジド、カルボニルアジド、イソチオシアネート、イソシアネート、スクシンイミジルエステル、カルボン酸エステル、カルボン酸、スクシンイミジルエステル、スルホスクシンイミジルエステル、STPエステル、テトラフルオロフェニルエステル、塩化スルホニル、酸ハロゲン化物、アルデヒド、カルボキシアルデヒド、ジクロロトリアジン、NBD塩化物、またはNBDフッ化物からなる群から選択される反応性部分を含む、請求項60に記載の方法。
【請求項64】
前記アミン反応性蛍光色素が、7−ヒドロキシ−9H−(1,3−ジクロロ−9,9−ジメチルアクリジン−2−オン)スクシンイミジルエステル(DDAO−SE)、Bodipy TR−X−スクシンイミジルエステル、およびBodipy 650/665−スクシンイミジルエステルからなる群から選択される、請求項60に記載の方法。
【請求項65】
前記第1のバッファーが、炭酸塩、炭酸水素塩、リン酸塩、ホウ酸塩、ビス−トリスプロパン、およびビシンからなる群から選択される、請求項60に記載の方法。
【請求項66】
前記第2のバッファーが、リン酸塩、グリシン、クエン酸、酢酸、MES、カコジル酸、炭酸、ビス−トリス、PIPES、ACES、イミダゾール、BES、AMPSO、MOPS、TES、HEPES、HEPPSOおよびトリエタノールアミンからなる群から選択される、請求項60に記載の方法。
【請求項67】
前記第1の組成物がさらにアニオン性界面活性剤を含む、請求項60に記載の方法。
【請求項68】
前記アニオン性界面活性剤が、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、アルキルリン酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルカルボン酸塩、アルキルエーテルベンゼンスルホン酸塩、アルキルエーテルスルホン酸塩、アルキルエーテルスルホコハク酸塩、アルキルエーテルリン酸塩、アルキルエーテル硫酸塩またはアルキルエーテルカルボン酸塩である、請求項67に記載の方法。
【請求項69】
前記アニオン性界面活性剤が、ドデシル硫酸ナトリウム、ドデシル硫酸リチウム、ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、オレイン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム、ミリスチン酸ナトリウムまたはステアリン酸ナトリウムである、請求項67に記載の方法。
【請求項70】
前記アニオン性界面活性剤がドデシル硫酸ナトリウムまたはドデシル硫酸リチウムである、請求項67に記載の方法。
【請求項71】
前記第1の組成物がさらに、糖類または糖アルコールを含む、請求項60に記載の方法。
【請求項72】
前記糖類がショ糖である、請求項71に記載の方法。
【請求項73】
前記糖アルコールがグリセロールである、請求項71に記載の方法。
【請求項74】
前記第1のインキュベーション時間が1分間〜15分間の間である、請求項60に記載の方法。
【請求項75】
前記第1のインキュベーション時間が5分間〜15分間の間である、請求項60に記載の方法。
【請求項76】
前記第1のインキュベーション時間が10分間〜15分間の間である、請求項60に記載の方法。
【請求項77】
前記第1のインキュベーション温度が室温である、請求項60に記載の方法。
【請求項78】
前記第1のインキュベーション温度が常温である、請求項60に記載の方法。
【請求項79】
前記第1のインキュベーション温度が25℃〜70℃である、請求項60に記載の方法。
【請求項80】
前記第2のインキュベーション時間が1分間〜15分間の間である、請求項60に記載の方法。
【請求項81】
前記第2のインキュベーション時間が5分間〜15分間の間である、請求項60に記載の方法。
【請求項82】
前記第2のインキュベーション時間が10分間〜15分間の間である、請求項60に記載の方法。
【請求項83】
前記第2のインキュベーション温度が25℃〜80℃である、請求項60に記載の方法。
【請求項84】
前記第2のインキュベーション温度が35℃〜80℃である、請求項60に記載の方法。
【請求項85】
前記第2のインキュベーション温度が50℃〜80℃である、請求項60に記載の方法。
【請求項86】
前記第2のインキュベーション温度が70℃である、請求項60に記載の方法。
【請求項87】
前記第1のインキュベーション時間が5分間〜10分間の間であり、前記第2のインキュベーション時間がおよそ10分間である、請求項60に記載の方法。
【請求項88】
前記還元剤が、トリアルキルホスフィン化合物、ジチオトレイトール(DTT)、2−メルカプトエタノール、亜硫酸水素ナトリウム、チオグリコール酸、メルカプトエタンスルホン酸、グルタチオンまたはこれらの組合せから選択される、請求項60に記載の方法。
【請求項89】
前記タグ化タンパク質上の前記タグに結合する前記蛍光発生性色素が二ヒ素フルオロフォアである、請求項60に記載の方法。
【請求項90】
前記二ヒ素フルオロフォアがフルオレセインまたはレゾルフィンの二ヒ素誘導体である、請求項89に記載の方法。
【請求項91】
前記二ヒ素フルオロフォアが4’−5’−ビス(1,3,2−ジチオアルソラン−2−イル)フルオレセイン−(2,2−エタンジチオール)2または4’−5’−ビス(1,3,2−ジチオアルソラン−2−イル)レゾルフィン−(2,2−エタンジチオール)2である、請求項89に記載の方法。
【請求項92】
前記タグ化タンパク質上の前記タグが、少なくとも4つのシステイン部分を含むペプチドを含む、請求項60に記載の方法。
【請求項93】
前記ペプチドがCys−Cys−Xn−Cys−Cys部分を含み、式中、各Xが独立にアラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、トレオニン、トリプトファン、チロシンまたはバリンから選択されるアミノ酸であり、かつnが2〜20の整数である、請求項92に記載の方法。
【請求項94】
前記ペプチドがCys−Cys−Pro−Gly−Cys−Cysである、請求項92に記載の方法。
【請求項95】
前記ペプチドがCys−Cys−Xn−Cys−Gly−Cys部分を含み、式中、各Xが独立にアラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、トレオニン、トリプトファン、チロシンまたはバリンから選択されるアミノ酸であり、かつnが2〜20の整数である、請求項92に記載の方法。
【請求項96】
前記ペプチドがCys−Cys−Gly−Gly−Lys−Gly−Asn−gly−Gly−Cys−Gly−Cysである、請求項92に記載の方法。
【請求項97】
タグ化タンパク質を含むタンパク質の混合物を蛍光標識するためのキットであって、
a)pH 8〜pH 10の範囲のpHを有するバッファーと、アミン反応性蛍光発生性試薬またはアミン反応性蛍光色素と、糖類または糖アルコールと、アニオン性界面活性剤とを含む第1の組成物と、
b)pH 6〜pH 10の範囲の第2のバッファーと、任意にタグ結合蛍光発生性試薬とを含む第2の組成物と
を含む、キット。
【請求項98】
前記第1の組成物がアミン反応性蛍光発生性試薬を含み、さらにアセトンシアノヒドリン、ニトリルまたはシアン化アルカリのいずれかを含む、請求項97に記載のキット。
【請求項99】
前記第1の組成物がアセトンシアノヒドリンまたはマンデロニトリルのいずれかを含む、請求項98に記載のキット。
【請求項100】
前記組成物がシアン化アルカリを含む、請求項97に記載の方法。
【請求項101】
前記シアン化アルカリがシアン化ナトリウムまたはシアン化カリウムである、請求項100に記載の方法。
【請求項102】
前記アミン反応性蛍光発生性試薬がアロイル−2−キノリン−カルボキシアルデヒド試薬である、請求項97に記載のキット。
【請求項103】
前記アロイル−2−キノリン−カルボキシアルデヒド試薬が、3−(4−カルボキシベンゾイル)キノリン−2−カルボキシアルデヒドまたは3−(2−フロイル)キノリン−2−カルボキシアルデヒド)である、請求項102に記載の方法。
【請求項104】
前記アロイル−2−キノリン−カルボキシアルデヒド試薬が3−(2−フロイル)キノリン−2−カルボキシアルデヒド)である、請求項103に記載の方法。
【請求項105】
前記第1の組成物が、フルオレセイン部分、ローダミン部分、アクリジン部分、クマリン部分、インドール部分、イソインドール部分、インドリジン部分、キノリン部分、イソキノリン部分、クロメン部分、キサンテン部分、ナフタレン部分、ピレン部分、ビマン部分およびBODIPY部分からなる群から選択される蛍光性部分を含むアミン反応性蛍光色素を含む、請求項97に記載のキット。
【請求項106】
前記アミン反応性蛍光色素がさらに、アシルアジド、カルボニルアジド、イソチオシアネート、イソシアネート、スクシンイミジルエステル、カルボン酸エステル、カルボン酸、スクシンイミジルエステル、スルホスクシンイミジルエステル、STPエステル、テトラフルオロフェニルエステル、塩化スルホニル、酸ハロゲン化物、アルデヒド、カルボキシアルデヒド、ジクロロトリアジン、NBD塩化物、またはNBDフッ化物からなる群から選択される反応性部分を含む、請求項105に記載のキット。
【請求項107】
前記第2の組成物がさらに、少なくとも4つのシステイン部分に結合するタグ結合蛍光発生性試薬、および少なくとも1つの還元剤を含み、前記アミン反応性蛍光発生性試薬または蛍光色素が第1の発光波長を有し、前記タグ結合蛍光発生性色素が第2の発光波長を有し、かつ前記第1の発光波長および前記第2の発光波長が異なる、請求項97に記載のキット。
【請求項108】
前記タグ結合蛍光発生性試薬がフルオレセインまたはレゾルフィンの二ヒ素誘導体である、請求項107に記載のキット。
【請求項109】
前記二ヒ素フルオロフォアが4’−5’−ビス(1,3,2−ジチオアルソラン−2−イル)フルオレセイン−(2,2−エタンジチオール)2または4’−5’−ビス(1,3,2−ジチオアルソラン−2−イル)レゾルフィン−(2,2−エタンジチオール)2である、請求項108に記載のキット。
【請求項110】
pH 8〜pH 10の範囲のpHを有するバッファーと、タグ結合蛍光発生性色素と、アニオン性界面活性剤と、糖類または糖アルコールと、追跡用色素と、1以上の還元剤と、炭酸水素塩とを含む組成物。
【請求項111】
前記1以上の還元剤が、トリアルキルホスフィン化合物、ジチオトレイトール(DTT)、2−メルカプトエタノール、亜硫酸水素ナトリウム、チオグリコール酸、メルカプトエタンスルホン酸またはグルタチオンから選択される、請求項110に記載の組成物。
【請求項112】
前記トリアルキルホスフィン化合物がトリ−N−ブチルホスフィン(TBP)またはトリス[2−カルボキシエチル]ホスフィン(TCEP)である、請求項111に記載の組成物。
【請求項113】
前記タグ結合蛍光発生性色素が二ヒ素フルオロフォアである、請求項110に記載の組成物。
【請求項114】
前記二ヒ素フルオロフォアがフルオレセインの二ヒ素誘導体である、請求項113に記載の組成物。
【請求項115】
前記二ヒ素フルオロフォアが4’−5’−ビス(1,3,2−ジチオアルソラン−2−イル)フルオレセイン−(2,2−エタンジチオール)2である、請求項114に記載の組成物。
【請求項116】
前記二ヒ素フルオロフォアがレゾルフィンの二ヒ素誘導体である、請求項114に記載の組成物。
【請求項117】
前記二ヒ素フルオロフォアが4’−5’−ビス(1,3,2−ジチオアルソラン−2−イル)レゾルフィン−(2,2−エタンジチオール)2である、請求項116に記載の組成物。
【請求項118】
前記アニオン性界面活性剤が、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、アルキルリン酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルカルボン酸塩、アルキルエーテルベンゼンスルホン酸塩、アルキルエーテルスルホン酸塩、アルキルエーテルスルホコハク酸塩、アルキルエーテルリン酸塩、アルキルエーテル硫酸塩またはアルキルエーテルカルボン酸塩である、請求項110に記載の組成物。
【請求項119】
前記アニオン性界面活性剤が、ドデシル硫酸ナトリウム、ドデシル硫酸リチウム、ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、オレイン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム、ミリスチン酸ナトリウムまたはステアリン酸ナトリウムである、請求項118に記載の組成物。
【請求項120】
前記アニオン性界面活性剤がドデシル硫酸ナトリウムまたはドデシル硫酸リチウムである、請求項118に記載の組成物。
【請求項121】
前記糖類がショ糖である、請求項110に記載の組成物。
【請求項122】
前記糖アルコールがグリセロールである、請求項110に記載の組成物。
【請求項123】
前記追跡用色素がブロモフェノールブルーである、請求項110に記載の組成物。
【請求項124】
前記バッファーが炭酸塩、炭酸水素塩、リン酸塩、ホウ酸塩、ビス−トリスプロパン、およびビシンからなる群から選択される、請求項110に記載の組成物。
【請求項125】
前記組成物がさらにタグ化タンパク質を含む、請求項110に記載の組成物。
【請求項126】
前記組成物がさらにアミン反応性蛍光色素を含む、請求項125に記載の組成物。
【請求項127】
前記アミン反応性蛍光色素が、フルオレセイン部分、ローダミン部分、アクリジン部分、クマリン部分、インドール部分、イソインドール部分、インドリジン部分、キノリン部分、イソキノリン部分、クロメン部分、キサンテン部分、ナフタレン部分、ピレン部分、ビマン部分およびBODIPY部分からなる群から選択される蛍光性部分を含む、請求項126に記載の組成物。
【請求項128】
前記アミン反応性蛍光色素がさらに、アシルアジド、カルボニルアジド、イソチオシアネート、イソシアネート、スクシンイミジルエステル、カルボン酸エステル、カルボン酸、スクシンイミジルエステル、スルホスクシンイミジルエステル、STPエステル、テトラフルオロフェニルエステル、塩化スルホニル、酸ハロゲン化物、アルデヒド、カルボキシアルデヒド、ジクロロトリアジン、NBD塩化物、またはNBDフッ化物からなる群から選択される反応性部分を含む、請求項127に記載の組成物。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
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【図21】
【図22】
【公表番号】特表2010−528268(P2010−528268A)
【公表日】平成22年8月19日(2010.8.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−508623(P2010−508623)
【出願日】平成20年5月16日(2008.5.16)
【国際出願番号】PCT/US2008/064014
【国際公開番号】WO2008/144588
【国際公開日】平成20年11月27日(2008.11.27)
【出願人】(502221282)ライフ テクノロジーズ コーポレーション (113)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成22年8月19日(2010.8.19)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年5月16日(2008.5.16)
【国際出願番号】PCT/US2008/064014
【国際公開番号】WO2008/144588
【国際公開日】平成20年11月27日(2008.11.27)
【出願人】(502221282)ライフ テクノロジーズ コーポレーション (113)
【Fターム(参考)】
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