説明

造血系起源の腫瘍の治療のための組成物と方法

本発明は、哺乳動物の造血性腫瘍の治療のために有用な組成物と、同用途のためにその組成物を使用する方法に関するものである。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列をコードするDNA分子;
(b)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列をコードするDNA分子であって、その関連するシグナルペプチドを欠くもの;
(c)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸を有するポリペプチドの細胞外ドメインをコードするDNA分子であって、その関連するシグナルペプチドを伴うもの;
(d)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸を有するポリペプチドの細胞外ドメインをコードするDNA分子であって、その関連するシグナルペプチドを欠くもの;
(e)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列;
(f)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列の完全長コード領域;又は
(g)(a)、(b)、(c)、(d)、(e)又は(f)の相補鎖
に対し、少なくとも80%の核酸配列同一性を持つヌクレオチド配列を有する、単離された核酸。
【請求項2】
(a)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列をコードするヌクレオチド配列;
(b)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列をコードするヌクレオチド配列であって、その関連するシグナルペプチドを欠くもの;
(c)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸を有するポリペプチドの細胞外ドメインをコードするヌクレオチド配列であって、その関連するシグナルペプチドを伴うもの;
(d)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸を有するポリペプチドの細胞外ドメインをコードするヌクレオチド配列であって、その関連するシグナルペプチドを欠くもの;
(e)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列;
(f)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列の完全長コード領域;又は
(g)(a)、(b)、(c)、(d)、(e)又は(f)の相補鎖
を有する単離された核酸。
【請求項3】
(a)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列をコードする核酸;
(b)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列をコードする核酸であって、その関連するシグナルペプチドを欠くもの;
(c)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸を有するポリペプチドの細胞外ドメインをコードする核酸であって、その関連するシグナルペプチドを伴うもの;
(d)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸を有するポリペプチドの細胞外ドメインをコードする核酸であって、その関連するシグナルペプチドを欠くもの、
(e)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列;
(f)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列の完全長コード領域;又は
(g)(a)、(b)、(c)、(d)、(e)又は (f)の相補鎖
にハイブリダイズする、単離された核酸。
【請求項4】
ストリンジェント条件下でハイブリダイゼーションが起こる、請求項3に記載の核酸。
【請求項5】
少なくとも約5ヌクレオチド長である、請求項3に記載の核酸。
【請求項6】
請求項1、2又は3の核酸を含む発現ベクター。
【請求項7】
前記核酸が、ベクターで形質転換した宿主細胞によって認識されるコントロール配列に対して作用可能に連結している、請求項6に記載の発現ベクター。
【請求項8】
請求項7に記載の発現ベクターを含む宿主細胞。
【請求項9】
CHO細胞、大腸菌又は酵母細胞である、請求項8に記載の宿主細胞。
【請求項10】
ポリペプチドの生産方法において、前記ポリペプチドの発現に適した条件下で請求項8に記載の宿主細胞を培養し、細胞培養物から前記ポリペプチドを回収する方法。
【請求項11】
(a)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチド;
(b)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチドであって、その関連するシグナルペプチドを欠くもの;
(c)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチドの細胞外ドメインであって、その関連するシグナルペプチドを伴うもの;
(d)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチドの細胞外ドメインであって、その関連するシグナルペプチドを欠くもの、;
(e)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列によってコードされるポリペプチド;又は
(f)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列の完全長コード領域によってコードされるポリペプチド
に対し、少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を持つ、単離されたポリペプチド。
【請求項12】
(a)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列;
(b)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列であって、その関連するシグナルペプチドを欠くもの;
(c)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるポリペプチドの細胞外ドメインのアミノ酸配列であって、その関連するシグナルペプチドを伴うもの;
(d)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるポリペプチドの細胞外ドメインのアミノ酸配列であって、その関連するシグナルペプチドを欠くもの;
(e)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列によってコードされるアミノ酸配列;又は
(f)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列の完全長コード領域によってコードされるアミノ酸配列
を有する単離されたポリペプチド。
【請求項13】
異種ポリペプチドに融合した請求項11又は12に記載のポリペプチドを含むキメラポリペプチド。
【請求項14】
前記異種ポリペプチドが、免疫グロブリンのエピトープタグ配列又はFc領域である、請求項13に記載のキメラポリペプチド。
【請求項15】
(a)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチド;
(b)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるポリペプチドであって、その関連するシグナルペプチドを欠くもの;
(c)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチドの細胞外ドメインであって、その関連するシグナルペプチドを伴うもの;
(d)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチドの細胞外ドメインであって、その関連するシグナルペプチドを欠くもの;
(e)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列によってコードされるポリペプチド;又は
(f)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列の完全長コード領域によってコードされるポリペプチド
に対し、少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を持つポリペプチドに結合する、単離された抗体。
【請求項16】
(a)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列;
(b)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列であって、その関連するシグナルペプチド配列を欠くもの;
(c)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるポリペプチドの細胞外ドメインのアミノ酸配列であって、その関連するシグナルペプチド配列を伴うもの;
(d)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるポリペプチドの細胞外ドメインのアミノ酸配列であって、その関連するシグナルペプチド配列を欠くもの;
(e)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列によってコードされるアミノ酸配列;又は
(f)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列の完全長コード領域によってコードされるアミノ酸配列
を有するポリペプチドに結合する、単離された抗体。
【請求項17】
モノクローナル抗体である、請求項15、16、334から338又は339から347に記載の抗体。
【請求項18】
抗体断片である、請求項15、16、334から338又は339から347に記載の抗体。
【請求項19】
キメラ抗体又はヒト化抗体である、請求項15、16、334から338又は339から347に記載の抗体。
【請求項20】
増殖抑制剤にコンジュゲートする、請求項15、16、334から338又は339から347に記載の抗体。
【請求項21】
細胞傷害剤にコンジュゲートする、請求項15、16、334から338又は339から347に記載の抗体。
【請求項22】
細胞傷害剤が、毒素、抗体、放射性同位元素及び核溶解性酵素からなる群より選択される、請求項21に記載の抗体。
【請求項23】
細胞傷害剤が毒素である、請求項21に記載の抗体。
【請求項24】
毒素が、メイタンシノイド、ドラスタチン誘導体及びカリケアマイシンからなる群より選択される、請求項23に記載の抗体。
【請求項25】
毒素がメイタンシノイドである、請求項23に記載の抗体。
【請求項26】
細菌中で生産される、請求項15、16、334から338又は339から347に記載の抗体。
【請求項27】
CHO細胞中で生産される、請求項15、16、334から338又は339から347に記載の抗体。
【請求項28】
結合する細胞に死滅を誘発する、請求項15、16、334から338又は339から347に記載の抗体。
【請求項29】
検出可能に標識される、請求項15、16、334から338又は339から347に記載の抗体。
【請求項30】
請求項15、16、334から338又は339から347に記載の抗体をコードするヌクレオチド配列を有する、単離された核酸。
【請求項31】
ベクターで形質転換された宿主細胞によって認識されるコントロール配列に作用可能に連結している、請求項30に記載の核酸を含む発現ベクター。
【請求項32】
請求項31に記載の発現ベクターを含む宿主細胞。
【請求項33】
CHO細胞、大腸菌又は酵母細胞である、請求項32に記載の宿主細胞。
【請求項34】
請求項32に記載の宿主細胞を、前記抗体の発現に適した条件下で培養し、細胞培養物から前記抗体を回収する、抗体生産方法。
【請求項35】
(a)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチド;
(b)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチドであって、その関連するシグナルペプチドを欠くもの;
(c)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチドの細胞外ドメインであって、その関連するシグナルペプチドを伴うもの;
(d)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチドの細胞外ドメインであって、その関連するシグナルペプチドを欠くもの;
(e)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列によってコードされるポリペプチド;又は
(f)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列の完全長コード領域によってコードされるポリペプチド
に対し、少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有するポリペプチドに結合する、単離されたオリゴペプチド。
【請求項36】
(a)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列;
(b)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列であって、その関連するシグナルペプチド配列を欠くもの;
(c)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるポリペプチドの細胞外ドメインのアミノ酸配列であって、その関連するシグナルペプチド配列を伴うもの;
(d)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるポリペプチドの細胞外ドメインのアミノ酸配列であって、その関連するシグナルペプチド配列を欠くもの;
(e)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列によってコードされるアミノ酸配列;又は
(f)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列の完全長コード領域によってコードされるアミノ酸配列
を有するポリペプチドに結合する、単離されたオリゴペプチド。
【請求項37】
増殖抑制剤にコンジュゲートする、請求項35又は36に記載のオリゴペプチド。
【請求項38】
細胞傷害剤にコンジュゲートする、請求項35又は36に記載のオリゴペプチド。
【請求項39】
細胞傷害剤が、毒素、抗体、放射性同位元素及び核溶解性酵素からなる群より選択される、請求項38に記載のオリゴペプチド。
【請求項40】
細胞傷害剤が毒素である、請求項38に記載のオリゴペプチド。
【請求項41】
毒素が、メイタンシノイド、ドラスタチン誘導体及びカリケアマイシンからなる群より選択される、請求項40に記載のオリゴペプチド。
【請求項42】
毒素がメイタンシノイドである、請求項40に記載のオリゴペプチド。
【請求項43】
結合する細胞に死滅を誘発する、請求項35又は36に記載のオリゴペプチド。
【請求項44】
検出可能に標識される、請求項35又は36に記載のオリゴペプチド。
【請求項45】
(a)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチド;
(b)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチドであって、その関連するシグナルペプチドを欠くもの;
(c)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチドの細胞外ドメインであって、その関連するシグナルペプチドを伴うもの;
(d)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチドの細胞外ドメインであって、その関連するシグナルペプチドを欠くもの;
(e)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列によってコードされるポリペプチド;又は
(f)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列の完全長コード領域によってコードされるポリペプチド
に対し、少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有するポリペプチドに結合するTAHO結合有機分子。
【請求項46】
(a)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列;
(b)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列であって、その関連するシグナルペプチド配列を欠くもの;
(c)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるポリペプチドの細胞外ドメインのアミノ酸配列であって、その関連するシグナルペプチド配列を伴うもの;
(d)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるポリペプチドの細胞外ドメインのアミノ酸配列であって、その関連するシグナルペプチド配列を欠くもの;
(e)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列によってコードされるアミノ酸配列;又は
(f)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列の完全長コード領域によってコードされるアミノ酸配列
を有するポリペプチドに結合する請求項45に記載の有機分子。
【請求項47】
増殖抑制剤にコンジュゲートする、請求項45又は46に記載の有機分子。
【請求項48】
細胞傷害剤にコンジュゲートする、請求項45又は46に記載の有機分子。
【請求項49】
細胞傷害剤が、毒素、抗体、放射性同位元素及び核溶解性酵素からなる群より選択される、請求項48に記載の有機分子。
【請求項50】
細胞傷害剤が毒素である、請求項48に記載の有機分子。
【請求項51】
毒素が、メイタンシノイド、ドラスタチン誘導体及びカリケアマイシンからなる群より選択される、請求項50に記載の有機分子。
【請求項52】
毒素がメイタンシノイドである、請求項50に記載の有機分子。
【請求項53】
結合する細胞に死滅を誘発する、請求項45又は46に記載の有機分子。
【請求項54】
検出可能に標識される、請求項45又は46に記載の有機分子。
【請求項55】
(a)請求項11に記載のポリペプチド;
(b)請求項12に記載のポリペプチド;
(c)請求項15に記載の抗体;
(d)請求項16に記載の抗体;
(e)請求項332に記載の抗体;
(f)請求項333に記載の抗体;
(g)請求項334に記載の抗体;
(h)請求項335に記載の抗体;
(i)請求項336に記載の抗体;
(j)請求項35に記載のオリゴペプチド;
(k)請求項36に記載のオリゴペプチド;
(l)請求項45に記載のTAHO結合有機分子;又は
(m)請求項46に記載のTAHO結合有機分子
を担体と組み合わせて含む組成物。
【請求項56】
前記担体は製薬的に許容可能な担体である、請求項55に記載の組成物。
【請求項57】
(a)容器:及び
(b)前記容器中に収容される請求項55に記載の組成物
を含む生産品。
【請求項58】
前記組成物が癌の治療又は診断的検出に使用できることを記載した、前記容器に貼付されたラベル、又は前記容器内に含まれるパッケージ挿入物を更に含む、請求項57に記載の生産品。
【請求項59】
(a)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチド;
(b)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチドであって、その関連するシグナルペプチドを欠くもの;
(c)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチドの細胞外ドメインであって、その関連するシグナルペプチドを伴うもの;
(d)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチドの細胞外ドメインであって、その関連するシグナルペプチドを欠くもの;
(e)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列によってコードされるポリペプチド;又は
(f)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列の完全長コード領域によってコードされるポリペプチド
に対し、少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有するタンパク質を発現する細胞の、増殖を阻害する方法であって、前記細胞を、前記タンパク質に結合する抗体、オリゴペプチド又は有機分子に接触させ、前記抗体、オリゴペプチド又は有機分子の、前記タンパク質に対する結合により、前記細胞の増殖を阻害する方法。
【請求項60】
前記抗体がモノクローナル抗体である、請求項59に記載の方法。
【請求項61】
前記抗体が抗体断片である、請求項59に記載の方法。
【請求項62】
前記抗体がキメラ抗体又はヒト化抗体である、請求項59に記載の方法。
【請求項63】
前記抗体が配列番号11の核酸配列によってコードされる重鎖及び配列番号9の核酸配列によってコードされる軽鎖を含む単離された抗体である、請求項59に記載の方法。
【請求項64】
前記抗体が配列番号34の核酸配列によってコードされる重鎖及び配列番号32の核酸配列によってコードされる軽鎖を含む単離された抗体である、請求項59に記載の方法。
【請求項65】
前記抗体が配列番号42の核酸配列によってコードされる重鎖及び配列番号40の核酸配列によってコードされる軽鎖を含む単離された抗体である、請求項59に記載の方法。
【請求項66】
前記抗体が表24に記載の任意のATCC受託番号の下に寄託された単離された抗体である、請求項59に記載の方法。
【請求項67】
前記抗体が配列番号16及び配列番号17のアミノ酸配列からなる群から選択されるアミノ酸配列に結合する、請求項59に記載の方法。
【請求項68】
前記細胞傷害剤が、毒素、抗体、放射性同位元素及び核溶解性酵素からなる群より選択される、請求項59に記載の方法。
【請求項69】
細胞傷害剤が毒素である、請求項59に記載の方法。
【請求項70】
毒素が、メイタンシノイド、ドラスタチン誘導体及びカリケアマイシンからなる群より選択される、請求項66に記載の方法。
【請求項71】
毒素がメイタンシノイドである、請求項60に記載の方法。
【請求項72】
前記抗体が細菌中で生産される、請求項59に記載の方法。
【請求項73】
前記抗体がCHO細胞中で生産される、請求項59に記載の方法。
【請求項74】
前記細胞が造血細胞である、請求項59に記載の方法。
【請求項75】
前記造血細胞が、リンパ球、白血球、血小板、赤血球及びナチュラルキラー細胞からなる群より選択される、請求項74に記載の方法。
【請求項76】
前記リンパ球がB細胞又はT細胞である、請求項75に記載の方法。
【請求項77】
前記リンパ球が癌細胞である、請求項75に記載の方法。
【請求項78】
前記癌細胞を、更に放射線治療又は化学療法剤に曝す、請求項77に記載の方法。
【請求項79】
前記癌細胞が、リンパ腫細胞、骨髄腫細胞及び白血病細胞かなる群より選択される、請求項77に記載の方法。
【請求項80】
前記タンパク質が、非造血細胞より造血細胞に多く発現する、請求項75に記載の方法。
【請求項81】
前記細胞の死滅を誘発する、請求項59に記載の方法。
【請求項82】
前記タンパク質が、
(a)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列;
(b)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列であって、その関連するシグナルペプチド配列を欠くもの;
(c)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるポリペプチドの細胞外ドメインのアミノ酸配列であって、その関連するシグナルペプチド配列を伴うもの;
(d)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるポリペプチドの細胞外ドメインのアミノ酸配列であって、その関連するシグナルペプチド配列を欠くもの;
(e)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列によってコードされるアミノ酸配列;又は
(f)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列の完全長コード領域によってコードされるアミノ酸配列
を有する、請求項59に記載の方法。
【請求項83】
(a)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチド;
(b)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチドであって、その関連するシグナルペプチドを欠くもの;
(c)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチドの細胞外ドメインであって、その関連するシグナルペプチドを伴うもの;
(d)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチドの細胞外ドメインであって、その関連するシグナルペプチドを欠くもの;
(e)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列によってコードされるポリペプチド;又は
(f)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列の完全長コード領域によってコードされるポリペプチド
に対し、少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有するタンパク質を発現する細胞を含む癌性腫瘍を持つ哺乳動物の治療法であて、前記哺乳動物に対し、前記タンパク質に結合する抗体、オリゴペプチド又は有機分子の治療的有効量を投与することにより、前記哺乳動物を効果的に治療する方法。
【請求項84】
前記抗体がモノクローナル抗体である、請求項83に記載の方法。
【請求項85】
前記抗体が抗体断片である、請求項83に記載の方法。
【請求項86】
前記抗体がキメラ抗体又はヒト化抗体である、請求項83に記載の方法。
【請求項87】
前記抗体が配列番号11の核酸配列によってコードされる重鎖及び配列番号9の核酸配列によってコードされる軽鎖を含む単離された抗体である、請求項83に記載の方法。
【請求項88】
前記抗体が配列番号34の核酸配列によってコードされる重鎖及び配列番号32の核酸配列によってコードされる軽鎖を含む単離された抗体である、請求項83に記載の方法。
【請求項89】
前記抗体が配列番号42の核酸配列によってコードされる重鎖及び配列番号40の核酸配列によってコードされる軽鎖を含む単離された抗体である、請求項83に記載の方法。
【請求項90】
前記抗体が表24に記載の任意のATCC受託番号の下に寄託された単離された抗体である、請求項83に記載の方法。
【請求項91】
前記抗体が配列番号16及び配列番号17のアミノ酸配列からなる群から選択されるアミノ酸配列に結合する、請求項83に記載の方法。
【請求項92】
前記細胞傷害剤が、毒素、抗体、放射性同位元素及び核溶解性酵素からなる群より選択される、請求項83に記載の方法。
【請求項93】
細胞傷害剤が毒素である、請求項83に記載の方法。
【請求項94】
毒素が、メイタンシノイド、ドラスタチン誘導体及びカリケアマイシンからなる群より選択される、請求項93に記載の方法。
【請求項95】
毒素がメイタンシノイドである、請求項93に記載の方法。
【請求項96】
前記抗体が細菌中で生産される、請求項83に記載の方法。
【請求項97】
前記抗体がCHO細胞中で生産される、請求項83に記載の方法。
【請求項98】
前記腫瘍を、更に放射線治療又は化学療法剤に曝す、請求項83に記載の方法。
【請求項99】
前記腫瘍が、リンパ腫、白血病、又は骨髄腫である、請求項83に記載の方法。
【請求項100】
前記タンパク質が、前記腫瘍の非造血細胞より造血細胞に多く発現する、請求項80に記載の方法。
【請求項101】
前記タンパク質が、前記腫瘍の正常造血細胞より前記腫瘍の癌性造血細胞に多く発現する、請求項100に記載の方法。
【請求項102】
前記タンパク質が、
(a)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列;
(b)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列であって、その関連するシグナルペプチド配列を欠くもの;
(c)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるポリペプチド細胞外ドメインのアミノ酸配列であって、その関連するシグナルペプチド配列を伴うもの;
(d)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるポリペプチド細胞外ドメインのアミノ酸配列であって、その関連するシグナルペプチド配列を欠くもの;
(e)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群から選択されるヌクレオチド配列によってコードされるアミノ酸配列;又は
(f)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群から選択されるヌクレオチド配列の完全長コード領域によってコードされるアミノ酸配列
を有する、請求項83に記載の方法。
【請求項103】
タンパク質を有すると思われる試料中における前記タンパク質の存在を決定する方法であって、前記タンパク質が:
(a)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチド;
(b)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチドであって、その関連するシグナルペプチドを欠くもの;
(c)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチドの細胞外ドメインであって、その関連するシグナルペプチドを伴うもの;
(d)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチドの細胞外ドメインであって、その関連するシグナルペプチドを欠くもの;
(e)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列によってコードされるポリペプチド;又は
(f)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列の完全長コード領域によってコードされるポリペプチド
に対して少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有し、前記タンパク質に結合する抗体、オリゴペプチド又は有機分子に前記試料を曝し、前記試料中の前記タンパク質に対する前記抗体、オリゴペプチド又は有機分子の結合を測定することを含み、前記タンパク質に前記抗体、オリゴペプチド又は有機分子が結合することにより、前記試料中における前記タンパク質の存在が示される方法。
【請求項104】
前記試料が、前記タンパク質を発現すると思われる細胞を含む、請求項103に記載の方法。
【請求項105】
前記細胞が癌細胞である、請求項103に記載の方法。
【請求項106】
前記抗体、オリゴペプチド又は有機分子を検出可能に標識する、請求項103に記載の方法。
【請求項107】
前記抗体がモノクローナル抗体である、請求項103に記載の方法。
【請求項108】
前記抗体が抗体断片である、請求項103に記載の方法。
【請求項109】
前記抗体がキメラ抗体又はヒト化抗体である、請求項103に記載の方法。
【請求項110】
前記抗体が配列番号11の核酸配列によってコードされる重鎖及び配列番号9の核酸配列によってコードされる軽鎖を含む単離された抗体である、請求項103に記載の方法。
【請求項111】
前記抗体が配列番号34の核酸配列によってコードされる重鎖及び配列番号32の核酸配列によってコードされる軽鎖を含む単離された抗体である、請求項103に記載の方法。
【請求項112】
前記抗体が配列番号40の核酸配列によってコードされる重鎖及び配列番号42の核酸配列によってコードされる軽鎖を含む単離された抗体である、請求項103に記載の方法。
【請求項113】
前記抗体が表24に記載の任意のATCC受託番号の下に寄託された単離された抗体である、請求項103に記載の方法。
【請求項114】
前記抗体が配列番号16及び配列番号17のアミノ酸配列からなる群から選択されるアミノ酸配列に結合する、請求項103に記載の方法。
【請求項115】
前記抗体が細菌中で生産される、請求項103に記載の方法。
【請求項116】
前記抗体がCHO細胞中で生産される、請求項103に記載の方法。
【請求項117】
前記タンパク質が、前記腫瘍の非造血細胞より造血細胞に多く発現する、請求項103に記載の方法。
【請求項118】
前記タンパク質が、前記腫瘍の正常造血細胞より前記腫瘍の癌性造血細胞に多く発現する、請求項103に記載の方法。
【請求項119】
前記タンパク質が:
(a)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列;
(b)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列であって、その関連するシグナルペプチド配列を欠くもの;
(c)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるポリペプチドの細胞外ドメインのアミノ酸配列であって、その関連するシグナルペプチド配列を伴うもの;
(d)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるポリペプチドの細胞外ドメインのアミノ酸配列であって、その関連するシグナルペプチド配列を欠くもの;
(e)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列によってコードされるアミノ酸配列;又は
(f)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列の完全長コード領域によってコードされるアミノ酸配列
を有する、請求項103に記載の方法。
【請求項120】
(a)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチド;
(b)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチドであって、その関連するシグナルペプチドを欠くもの;
(c)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチドの細胞外ドメインであって、その関連するシグナルペプチドを伴うもの;
(d)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチドの細胞外ドメインであって、その関連するシグナルペプチドを欠くもの;
(e)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列によってコードされるポリペプチド;又は
(f)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列の完全長コード領域によってコードされるポリペプチド
に対し、少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有するタンパク質の発現又は活性の増大に関連する増殖性傷害の治療又は予防法であって、そのような治療を要する患者に対し、前記タンパク質のアンタゴニストの有効量を投与することにより、前記細胞増殖性傷害を効果的に治療又は予防する方法。
【請求項121】
前記細胞増殖性傷害が癌である、請求項120に記載の方法。
【請求項122】
前記アンタゴニストが、抗TAHOポリペプチド抗体、TAHO結合オリゴペプチド、TAHO結合有機分子又はアンチセンスオリゴヌクレオチドである、請求項120に記載の方法。
【請求項123】
前記抗TAHOポリペプチド抗体が配列番号:11の核酸配列によってコードされる重鎖及び配列番号:9の核酸配列によってコードされる軽鎖を含む単離された抗体である、請求項120の方法。
【請求項124】
前記抗体が配列番号:34の核酸配列によってコードされる重鎖及び配列番号:32の核酸配列によってコードされる軽鎖を含む単離された抗体である、請求項120の方法。
【請求項125】
前記抗体が配列番号:42の核酸配列によってコードされる重鎖及び配列番号:40の核酸配列によってコードされる軽鎖を含む単離された抗体である、請求項120の方法。
【請求項126】
前記抗TAHOポリペプチド抗体が表24に記載の任意のATCC受託番号の下に寄託された単離された抗体である、請求項120に記載の方法。
【請求項127】
前記抗TAHOポリペプチド抗体が配列番号:16及び配列番号:17のアミノ酸配列からなる群から選択されるアミノ酸配列に結合する、請求項120に記載の方法。
【請求項128】
(a)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチド;
(b)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチドであって、その関連するシグナルペプチドを欠くもの;
(c)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチドの細胞外ドメインであって、その関連するシグナルペプチドを伴うもの;
(d)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチドの細胞外ドメインであって、その関連するシグナルペプチドを欠くもの;
(e)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列によってコードされるポリペプチド;又は
(f)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列の完全長コード領域によってコードされるポリペプチド
に対して少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有するタンパク質を発現する細胞に、抗体、オリゴペプチド又は有機分子を結合させる方法において、前記タンパク質に結合する抗体、オリゴペプチド若しくは有機分子、細胞傷害剤にコンジュゲート化した抗体、オリゴペプチド若しくは有機分子、又は増殖阻害剤にコンジュゲート化した抗体、オリゴペプチド若しくは有機分子を前記細胞に接触させ、前記タンパク質に抗体、オリゴペプチド又は有機分子を結合させることにより、前記抗体、オリゴペプチド若しくは有機分子、細胞傷害剤にコンジュゲート化した前記抗体、オリゴペプチド若しくは有機分子、又は増殖阻害剤にコンジュゲート化した前記抗体、オリゴペプチド若しくは有機分子の前記タンパク質への結合を起こし、前記細胞に結合させる方法。
【請求項129】
前記抗体がモノクローナル抗体である、請求項128に記載の方法。
【請求項130】
前記抗体が抗体断片である、請求項128に記載の方法。
【請求項131】
前記抗体がキメラ抗体又はヒト化抗体である、請求項128に記載の方法。
【請求項132】
前記抗体が配列番号:11の核酸配列によってコードされる重鎖及び配列番号:9の核酸配列によってコードされる軽鎖を含む単離された抗体である、請求項128の方法。
【請求項133】
前記抗体が配列番号:34の核酸配列によってコードされる重鎖及び配列番号:32の核酸配列によってコードされる軽鎖を含む単離された抗体である、請求項128の方法。
【請求項134】
前記抗体が配列番号:42の核酸配列によってコードされる重鎖及び配列番号:40の核酸配列によってコードされる軽鎖を含む単離された抗体である、請求項128の方法。
【請求項135】
前記抗体が表24に記載の任意のATCC受託番号の下に寄託された単離された抗体である、請求項128に記載の方法。
【請求項136】
前記抗TAHOポリペプチド抗体が配列番号:16及び配列番号:17のアミノ酸配列からなる群から選択されるアミノ酸配列に結合する、請求項128に記載の方法。
【請求項137】
前記細胞傷害剤が、毒素、抗体、放射性同位元素及び核溶解性酵素からなる群より選択される、請求項128に記載の方法。
【請求項138】
細胞傷害剤が毒素である、請求項138に記載の方法。
【請求項139】
毒素が、メイタンシノイド、ドラスタチン誘導体及びカリケアマイシンからなる群より選択される、請求項128に記載の方法。
【請求項140】
毒素がメイタンシノイドである、請求項139に記載の方法。
【請求項141】
前記抗体が細菌中で生産される、請求項128に記載の方法。
【請求項142】
前記抗体がCHO細胞中で生産される、請求項128に記載の方法。
【請求項143】
前記細胞が造血細胞である、請求項128に記載の方法。
【請求項144】
前記造血細胞が、リンパ球、白血球、血小板、赤血球及びナチュラルキラー細胞からなる群より選択される、請求項143に記載の方法。
【請求項145】
前記リンパ球がB細胞又はT細胞である、請求項144に記載の方法。
【請求項146】
前記リンパ球が癌細胞である、請求項144に記載の方法。
【請求項147】
前記癌細胞を、更に放射線治療又は化学療法剤に曝す、請求項146に記載の方法。
【請求項148】
前記癌細胞が、白血病細胞、リンパ腫細胞、及び骨髄腫細胞からなる群より選択される、請求項146に記載の方法。
【請求項149】
前記タンパク質が、非造血細胞より造血細胞に多く発現する、請求項128に記載の方法。
【請求項150】
前記細胞の死滅を誘発する、請求項128に記載の方法。
【請求項151】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項1から5又は請求項30の何れかに記載の核酸の使用法。
【請求項152】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項1から5又は請求項30の何れかに記載の核酸の使用法。
【請求項153】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項1から5の何れかに記載の核酸の使用法。
【請求項154】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項6に記載の発現ベクターの使用法。
【請求項155】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項6に記載の発現ベクターの使用法。
【請求項156】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項6に記載の発現ベクターの使用法。
【請求項157】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項8に記載の宿主細胞の使用法。
【請求項158】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項8に記載の宿主細胞の使用法。
【請求項159】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項8に記載の宿主細胞の使用法。
【請求項160】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項11又は12に記載のポリペプチドの使用法。
【請求項161】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項11又は12に記載のポリペプチドの使用法。
【請求項162】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項11又は12に記載のポリペプチドの使用法。
【請求項163】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項15、16、334から338又は339から347に記載の抗体の使用法。
【請求項164】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項15、16、334から338又は339から347に記載の抗体の使用法。
【請求項165】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項15、16、334から338又は339から347に記載の抗体の使用法。
【請求項166】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項35又は36に記載のオリゴペプチドの使用法。
【請求項167】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項35又は36に記載のオリゴペプチドの使用法。
【請求項168】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項35又は36に記載のオリゴペプチドの使用法。
【請求項169】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項45又は46に記載のTAHO結合有機分子の使用法。
【請求項170】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項45又は46に記載のTAHO結合有機分子の使用法。
【請求項171】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項45又は46に記載のTAHO結合有機分子の使用法。
【請求項172】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項55に記載の組成物の使用法。
【請求項173】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項55に記載の組成物の使用法。
【請求項174】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項55に記載の組成物の使用法。
【請求項175】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項57に記載の生産品の使用法。
【請求項176】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項58に記載の生産品の使用法。
【請求項177】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項58に記載の生産品の使用法。
【請求項178】
細胞の増殖阻害方法であって、前記細胞の増殖が、
(a)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチド;
(b)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチドであって、その関連するシグナルペプチドを欠くもの;
(c)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチドの細胞外ドメインであって、その関連するシグナルペプチドを伴うもの;
(d)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチドの細胞外ドメインであって、その関連するシグナルペプチドを欠くもの;
(e)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列によってコードされるポリペプチド;又は
(f)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列の完全長コード化ドメインによってコードされるポリペプチド
に対して少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有するタンパク質の増殖促進効果に、少なくとも部分的に依存しており、前記タンパク質に結合する抗体、オリゴペプチド若しくは有機分子、前記タンパク質に結合する細胞傷害剤にコンジュゲート化した抗体、オリゴペプチド若しくは有機分子、又は増殖阻害剤にコンジュゲート化した抗体、オリゴペプチド若しくは有機分子を前記細胞に接触させ、前記細胞の増殖を阻害する方法。
【請求項179】
前記細胞が造血細胞である、請求項178に記載の方法。
【請求項180】
前記タンパク質が前記細胞によって発現される、請求項178に記載の方法。
【請求項181】
前記タンパク質への前記抗体、オリゴペプチド又は有機分子の結合が、前記タンパク質の細胞増殖促進活性をアンタゴナイズする、請求項178に記載の方法。
【請求項182】
前記タンパク質への前記抗体、オリゴペプチド又は有機分子の結合が前記細胞の死滅を誘発する、請求項178に記載の方法。
【請求項183】
前記抗体がモノクローナル抗体である、請求項178に記載の方法。
【請求項184】
前記抗体が抗体断片である、請求項178に記載の方法。
【請求項185】
前記抗体がキメラ抗体又はヒト化抗体である、請求項178記載の方法。
【請求項186】
前記抗体が配列番号:11の核酸配列によってコードされる重鎖及び配列番号:9の核酸配列によってコードされる軽鎖を含む単離された抗体である、請求項178の方法。
【請求項187】
前記抗体が配列番号:34の核酸配列によってコードされる重鎖及び配列番号:32の核酸配列によってコードされる軽鎖を含む単離された抗体である、請求項178の方法。
【請求項188】
前記抗体が配列番号:42の核酸配列によってコードされる重鎖及び配列番号:40の核酸配列によってコードされる軽鎖を含む単離された抗体である、請求項178の方法。
【請求項189】
前記抗体が表78に記載の任意のATCC受託番号の下に寄託された単離された抗体である、請求項178に記載の方法。
【請求項190】
前記抗体が配列番号:16及び配列番号:17のアミノ酸配列からなる群から選択されるアミノ酸配列に結合する、請求項178に記載の方法。
【請求項191】
前記細胞傷害剤が、毒素、抗体、放射性同位元素及び核溶解性酵素からなる群より選択される、請求項178に記載の方法。
【請求項192】
細胞傷害剤が毒素である、請求項178に記載の方法。
【請求項193】
毒素が、メイタンシノイド、ドラスタチン誘導体及びカリケアマイシンからなる群より選択される、請求項192に記載の方法。
【請求項194】
毒素がメイタンシノイドである、請求項192に記載の方法。
【請求項195】
前記抗体が細菌中で生産される、請求項178に記載の方法。
【請求項196】
前記抗体がCHO細胞中で生産される、請求項178に記載の方法。
【請求項197】
前記タンパク質が、
(a)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列;
(b)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列であって、その関連するシグナルペプチド配列を欠くもの;
(c)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるポリペプチドの細胞外ドメインのアミノ酸配列であって、その関連するシグナルペプチド配列を伴うもの;
(d)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるポリペプチドの細胞外ドメインのアミノ酸配列であって、その関連するシグナルペプチド配列を欠くもの;
(e)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列によってコードされるアミノ酸配列;又は
(f)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列の完全長コード化配列によってコードされるアミノ酸配列
を有する、請求項178に記載の方法。
【請求項198】
哺乳動物の腫瘍を治療する方法であって、前記腫瘍の増殖が、
(a)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されたアミノ酸配列を有するポリペプチド;
(b)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されたアミノ酸配列を有するポリペプチドであって、その関連するシグナルペプチドを欠くもの;
(c)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されたアミノ酸配列を有するポリペプチドの細胞外ドメインであって、その関連するシグナルペプチドを伴うもの;
(d)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されたアミノ酸配列を有するポリペプチドの細胞外ドメインであって、その関連するシグナルペプチドを欠くもの;
(e)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されたヌクレオチド配列によってコードされるポリペプチド;又は
(f)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されたヌクレオチド配列の完全長コード化配列によってコードされるポリペプチド
に対して少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有するタンパク質の増殖促進効果に少なくとも部分的に依存し、前記タンパク質に結合する抗体、オリゴペプチド若しくは有機分子、前記タンパク質に結合する細胞傷害剤にコンジュゲート化した抗体、オリゴペプチド若しくは有機分子、又は増殖阻害剤にコンジュゲート化した抗体、オリゴペプチド若しくは有機分子を前記細胞に接触させ、前記腫瘍を効果的に治療する方法。
【請求項199】
前記タンパク質が前記腫瘍の細胞によって発現される、請求項198に記載の方法。
【請求項200】
前記タンパク質への前記抗体、オリゴペプチド又は有機分子の結合が、前記タンパク質の細胞増殖促進活性をアンタゴナイズする、請求項198に記載の方法。
【請求項201】
前記抗体がモノクローナル抗体である、請求項198に記載の方法。
【請求項202】
前記抗体が抗体断片である、請求項198に記載の方法。
【請求項203】
前記抗体がキメラ抗体又はヒト化抗体である、請求項198記載の方法。
【請求項204】
前記抗体が配列番号:11の核酸配列によってコードされる重鎖及び配列番号:9の核酸配列によってコードされる軽鎖を含む単離された抗体である、請求項198の方法。
【請求項205】
前記抗体が配列番号:34の核酸配列によってコードされる重鎖及び配列番号:32の核酸配列によってコードされる軽鎖を含む単離された抗体である、請求項198の方法。
【請求項206】
前記抗体が配列番号:42の核酸配列によってコードされる重鎖及び配列番号:40の核酸配列によってコードされる軽鎖を含む単離された抗体である、請求項198の方法。
【請求項207】
前記抗体が表78に記載の任意のATCC受託番号の下に寄託された単離された抗体である、請求項198に記載の方法。
【請求項208】
前記抗体が配列番号:16及び配列番号:17のアミノ酸配列からなる群から選択されるアミノ酸配列に結合する、請求項198に記載の方法。
【請求項209】
前記細胞傷害剤が、毒素、抗体、放射性同位元素及び核溶解性酵素からなる群より選択される、請求項198に記載の方法。
【請求項210】
細胞傷害剤が毒素である、請求項198に記載の方法。
【請求項211】
毒素が、メイタンシノイド、ドラスタチン誘導体及びカリケアマイシンからなる群より選択される、請求項210に記載の方法。
【請求項212】
毒素がメイタンシノイドである、請求項210に記載の方法。
【請求項213】
前記抗体が細菌中で生産される、請求項198に記載の方法。
【請求項214】
前記抗体がCHO細胞中で生産される、請求項198に記載の方法。
【請求項215】
前記タンパク質が、
(a)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列;
(b)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列であって、その関連するシグナルペプチド配列を欠くもの;
(c)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるポリペプチドの細胞外ドメインのアミノ酸配列であって、その関連するシグナルペプチド配列を伴うもの;
(d)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)及び図8(配列番号8)に示すアミノ酸配列からなる群より選択されるポリペプチドの細胞外ドメインのアミノ酸配列であって、その関連するシグナルペプチド配列を欠くもの;
(e)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列によってコードされるアミノ酸配列;又は
(f)図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)及び図7(配列番号7)に示すヌクレオチド配列からなる群より選択されるヌクレオチド配列の完全長コード化配列によってコードされるアミノ酸配列
を有する、請求項198に記載の方法。
【請求項216】
請求項13に記載のキメラポリペプチドを含む組成物。
【請求項217】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項30に記載の核酸の使用法。
【請求項218】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項7に記載の発現ベクターの使用法。
【請求項219】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項31に記載の発現ベクターの使用法。
【請求項220】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項7に記載の発現ベクターの使用法。
【請求項221】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項31に記載の発現ベクターの使用法。
【請求項222】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項7に記載の発現ベクターの使用法。
【請求項223】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項31に記載の発現ベクターの使用法。
【請求項224】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項9に記載の宿主細胞の使用法。
【請求項225】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項32に記載の宿主細胞の使用法。
【請求項226】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項33に記載の宿主細胞の使用法。
【請求項227】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項9に記載の宿主細胞の使用法。
【請求項228】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項32に記載の宿主細胞の使用法。
【請求項229】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項33に記載の宿主細胞の使用法。
【請求項230】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項9に記載の宿主細胞の使用法。
【請求項231】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項32に記載の宿主細胞の使用法。
【請求項232】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項33に記載の宿主細胞の使用法。
【請求項233】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項13に記載のポリペプチドの使用法。
【請求項234】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項14に記載のポリペプチドの使用法。
【請求項235】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項13に記載のポリペプチドの使用法。
【請求項236】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項14に記載のポリペプチドの使用法。
【請求項237】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項13に記載のポリペプチドの使用法。
【請求項238】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項14に記載のポリペプチドの使用法。
【請求項239】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項17に記載の抗体の使用法。
【請求項240】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項18に記載の抗体の使用法。
【請求項241】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項19に記載の抗体の使用法。
【請求項242】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項20に記載の抗体の使用法。
【請求項243】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項21に記載の抗体の使用法。
【請求項244】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項22に記載の抗体の使用法。
【請求項245】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項23に記載の抗体の使用法。
【請求項246】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項24に記載の抗体の使用法。
【請求項247】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項25に記載の抗体の使用法。
【請求項248】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項26に記載の抗体の使用法。
【請求項249】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項27に記載の抗体の使用法。
【請求項250】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項28に記載の抗体の使用法。
【請求項251】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項29に記載の抗体の使用法。
【請求項252】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項17に記載の抗体の使用法。
【請求項253】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項18に記載の抗体の使用法。
【請求項254】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項19に記載の抗体の使用法。
【請求項255】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項20に記載の抗体の使用法。
【請求項256】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項21に記載の抗体の使用法。
【請求項257】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項22に記載の抗体の使用法。
【請求項258】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項23に記載の抗体の使用法。
【請求項259】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項24に記載の抗体の使用法。
【請求項260】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項25に記載の抗体の使用法。
【請求項261】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項26に記載の抗体の使用法。
【請求項262】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項27に記載の抗体の使用法。
【請求項263】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項28に記載の抗体の使用法。
【請求項264】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項29に記載の抗体の使用法。
【請求項265】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項17に記載の抗体の使用法。
【請求項266】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項18に記載の抗体の使用法。
【請求項267】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項17に記載の抗体の使用法。
【請求項268】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項18に記載の抗体の使用法。
【請求項269】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項19に記載の抗体の使用法。
【請求項270】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項20に記載の抗体の使用法。
【請求項271】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項21に記載の抗体の使用法。
【請求項272】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項22に記載の抗体の使用法。
【請求項273】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項23に記載の抗体の使用法。
【請求項274】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項24に記載の抗体の使用法。
【請求項275】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項25に記載の抗体の使用法。
【請求項276】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項26に記載の抗体の使用法。
【請求項277】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項27に記載の抗体の使用法。
【請求項278】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項28に記載の抗体の使用法。
【請求項279】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項29に記載の抗体の使用法。
【請求項280】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項37に記載のオリゴペプチドの使用法。
【請求項281】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項38に記載のオリゴペプチドの使用法。
【請求項282】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項39に記載のオリゴペプチドの使用法。
【請求項283】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項40に記載のオリゴペプチドの使用法。
【請求項284】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項41に記載のオリゴペプチドの使用法。
【請求項285】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項42に記載のオリゴペプチドの使用法。
【請求項286】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項43に記載のオリゴペプチドの使用法。
【請求項287】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項44に記載のオリゴペプチドの使用法。
【請求項288】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項37に記載のオリゴペプチドの使用法。
【請求項289】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項38に記載のオリゴペプチドの使用法。
【請求項290】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項39に記載のオリゴペプチドの使用法。
【請求項291】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項40に記載のオリゴペプチドの使用法。
【請求項292】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項41に記載のオリゴペプチドの使用法。
【請求項293】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項42に記載のオリゴペプチドの使用法。
【請求項294】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項43に記載のオリゴペプチドの使用法。
【請求項295】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項44に記載のオリゴペプチドの使用法。
【請求項296】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項37に記載のオリゴペプチドの使用法。
【請求項297】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項38に記載のオリゴペプチドの使用法。
【請求項298】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項39に記載のオリゴペプチドの使用法。
【請求項299】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項40に記載のオリゴペプチドの使用法。
【請求項300】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項41に記載のオリゴペプチドの使用法。
【請求項301】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項42に記載のオリゴペプチドの使用法。
【請求項302】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項43に記載のオリゴペプチドの使用法。
【請求項303】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項44に記載のオリゴペプチドの使用法。
【請求項304】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項47に記載のTAHO結合有機分子の使用法。
【請求項305】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項48に記載のTAHO結合有機分子の使用法。
【請求項306】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項49に記載のTAHO結合有機分子の使用法。
【請求項307】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項50に記載のTAHO結合有機分子の使用法。
【請求項308】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項51に記載のTAHO結合有機分子の使用法。
【請求項309】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項52に記載のTAHO結合有機分子の使用法。
【請求項310】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項53に記載のTAHO結合有機分子の使用法。
【請求項311】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項54に記載のTAHO結合有機分子の使用法。
【請求項312】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項47に記載のTAHO結合有機分子の使用法。
【請求項313】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項48に記載のTAHO結合有機分子の使用法。
【請求項314】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項49に記載のTAHO結合有機分子の使用法。
【請求項315】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項50に記載のTAHO結合有機分子の使用法。
【請求項316】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項51に記載のTAHO結合有機分子の使用法。
【請求項317】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項52に記載のTAHO結合有機分子の使用法。
【請求項318】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項53に記載のTAHO結合有機分子の使用法。
【請求項319】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項54に記載のTAHO結合有機分子の使用法。
【請求項320】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項47に記載のTAHO結合有機分子の使用法。
【請求項321】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項48に記載のTAHO結合有機分子の使用法。
【請求項322】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項49に記載のTAHO結合有機分子の使用法。
【請求項323】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項50に記載のTAHO結合有機分子の使用法。
【請求項324】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項51に記載のTAHO結合有機分子の使用法。
【請求項325】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項52に記載のTAHO結合有機分子の使用法。
【請求項326】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項53に記載のTAHO結合有機分子の使用法。
【請求項327】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項54に記載のTAHO結合有機分子の使用法。
【請求項328】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項56に記載の組成物の使用法。
【請求項329】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項56に記載の組成物の使用法。
【請求項330】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項56に記載の組成物の使用法。
【請求項331】
癌の治療又は診断的検出用の薬物の調製における、請求項58に記載の生産品の使用法。
【請求項332】
腫瘍の治療用の薬物の調製における、請求項58に記載の生産品の使用法。
【請求項333】
細胞増殖性傷害の治療又は予防用の薬物の調製における、請求項58に記載の生産品の使用法。
【請求項334】
配列番号:11の核酸配列によってコードされる重鎖及び配列番号:9の核酸配列によってコードされる軽鎖を含む単離された抗体。
【請求項335】
配列番号:34の核酸配列によってコードされる重鎖及び配列番号:32の核酸配列によってコードされる軽鎖を含む単離された抗体。
【請求項336】
配列番号:42の核酸配列によってコードされる重鎖及び配列番号:40の核酸配列によってコードされる軽鎖を含む単離された抗体。
【請求項337】
表24に示される任意のATCC受託番号の下に寄託された単離された抗体。
【請求項338】
配列番号16及び配列番号17のアミノ酸配列からなる群から選択されるアミノ酸配列に結合する、単離された抗体。
【請求項339】
CD79bに結合する抗体であって、配列番号:98のアミノ酸配列に少なくとも90%の配列同一性を有する重鎖可変ドメインを含む抗体。
【請求項340】
CD79bに結合する抗体であって、配列番号:97のアミノ酸配列に少なくとも90%の配列同一性を有する軽鎖可変ドメインを含む抗体。
【請求項341】
CD79bに結合する抗体であって、配列番号:98のアミノ酸配列に少なくとも90%の配列同一性を有する重鎖可変ドメインと、配列番号:97アミノ酸配列に少なくとも90%の配列同一性を有する軽鎖可変ドメインとを含む抗体。
【請求項342】
CD79bに結合する抗体であって、配列番号:100のアミノ酸配列に少なくとも90%の配列同一性を有する重鎖可変ドメインを含む抗体。
【請求項343】
CD79bに結合する抗体であって、配列番号:99のアミノ酸配列に少なくとも90%の配列同一性を有する軽鎖可変ドメインを含む抗体。
【請求項344】
CD79bに結合する抗体であって、配列番号:100のアミノ酸配列に少なくとも90%の配列同一性を有する重鎖可変ドメインと、配列番号:99のアミノ酸配列に少なくとも90%の配列同一性を有する軽鎖可変ドメインとを含む抗体。
【請求項345】
CD79bに結合する抗体であって、配列番号:102のアミノ酸配列に少なくとも90%の配列同一性を有する重鎖可変ドメインを含む抗体。
【請求項346】
CD79bに結合する抗体であって、配列番号:101のアミノ酸配列に少なくとも90%の配列同一性を有する軽鎖可変ドメインを含む抗体。
【請求項347】
CD79bに結合する抗体であって、配列番号:102のアミノ酸配列に少なくとも90%の配列同一性を有する重鎖可変ドメインと、配列番号:101のアミノ酸配列に少なくとも90%の配列同一性を有する軽鎖可変ドメインとを含む抗体。
【請求項348】
抗体が、一又は複数の遊離システインアミノ酸を含むシステイン改変抗体であって、ここで、システイン改変抗体が、親抗体の一又は複数のアミノ酸残基を遊離システインアミノ酸によって置換することを含む方法によって調製される、請求項15から16、334から338又は339から347の抗体。
【請求項349】
一又は複数の遊離システインアミノ酸が0.6から1.0の範囲のチオール反応性値を有する、請求項348に記載の抗体。
【請求項350】
チオ反応試薬との反応性が親抗体よりも高い、請求項348に記載のシステイン改変抗体。
【請求項351】
前記方法が、チオール反応性の試薬とシステイン改変抗体を反応させることによってシステイン改変抗体のチオール反応性を決定することをさらに含み、
このとき該システイン改変抗体がチオール反応試薬との反応性において親抗体よりも高い、請求項348に記載のシステイン改変抗体。
【請求項352】
一又は複数の遊離システインアミノ酸残基が軽鎖に位置している、請求項348に記載のシステイン改変抗体。
【請求項353】
抗体が、細胞傷害性剤に共有結合的に付着したシステイン改変抗体を含むイムノコンジュゲートである、請求項348に記載のシステイン改変抗体。
【請求項354】
細胞傷害性剤が、毒素、化学療法剤、薬剤部分、抗生物質、放射性同位体及び核酸分解性酵素から選択される、請求項353に記載のシステイン改変抗体。
【請求項355】
抗体が捕捉標識、検出標識又は固形支持体に共有結合的に付着されている、請求項348に記載のシステイン改変抗体。
【請求項356】
抗体がビオチン捕捉標識に共有結合的に付着されている、請求項348に記載のシステイン改変抗体。
【請求項357】
抗体が蛍光色素検出標識に共有結合的に付着されている、請求項355に記載のシステイン改変抗体。
【請求項358】
蛍光色素が、フルオレセインタイプ、ローダミンタイプ、ダンシル、リサミン、シアニン、フィコエリトリン、テキサスレッド及びこれらのアナログから選択される、請求項357に記載のシステイン改変抗体。
【請求項359】
抗体が、H、11C、14C、18F、32P、35S、64Cu、68Ga、86Y、99Tc、111In、123I、124I、125I、131I、133Xe、177Lu、211At、及び213Biから選択される放射性核種検出標識に共有結合的に付着している、請求項355に記載のシステイン改変抗体。
【請求項360】
抗体がキレートリガンドによって検出標識に共有結合的に付着されている、請求項355に記載のシステイン改変抗体。
【請求項361】
キレートリガンドがDOTA、DOTP、DOTMA、DTPA及びTETAから選択される、請求項360に記載のシステイン改変抗体。
【請求項362】
アルブミン結合ペプチドを含む、請求項15から16、334から338又は339から347のいずれか一に記載の抗体。
【請求項363】
アルブミン結合ペプチドが配列番号:246から250から選択される、請求項361に記載の抗体。
【請求項364】
抗体が、カバット番号付け表現法に従うところの軽鎖の15、43、110、144、168及び205と、カバット番号付け表現法に従うところの重鎖の41、88、115、118、120、171、172、282、375及び400と、EU番号付け表現法に従うところの重鎖の118、120、282、375及び400から選択される一又は複数の位置に一又は複数の遊離システインアミノ酸を更に含む、請求項15から16、334から338又は339から347のいずれか一に記載の抗体。
【請求項365】
システインが軽鎖の位置205にある、請求項364に記載の抗体。
【請求項366】
システインが重鎖の位置118にある、請求項364に記載の抗体。
【請求項367】
システインが重鎖の位置400にある、請求項364に記載の抗体。
【請求項368】
抗体がモノクローナル抗体、二重特異性抗体、キメラ抗体、ヒト抗体及びヒト化抗体から選択される、請求項364に記載の抗体。
【請求項369】
抗体断片である、請求項364に記載の抗体。
【請求項370】
抗体断片がFab断片である、請求項369に記載の抗体。
【請求項371】
キメラ抗体、ヒト抗体又はヒト化抗体から選択される、請求項364に記載の抗体。
【請求項372】
細菌において生産される、請求項364に記載の抗体。
【請求項373】
CHO細胞において生産される、請求項364に記載の抗体。
【請求項374】
CD79bタンパク質を含むことが疑われる試料においてCD79bタンパク質の存在を決定する方法であって、該試料を請求項364に記載の抗体にさらし、該試料中の該CD79bタンパク質への該抗体の結合を決定することを含み、このとき該タンパク質に対する抗体の結合が該試料中の該タンパク質の存在を表すものである、方法。
【請求項375】
前記試料は、前記CD79bタンパク質を発現することが疑われる細胞を含む、請求項374に記載の方法。
【請求項376】
前記細胞がB細胞である、請求項374に記載の方法。
【請求項377】
抗体が、蛍光色素、放射性同位体、ビオチン又は金属-錯体形成リガンドから選択される標識に共有結合的に付着している、請求項374に記載の方法。
【請求項378】
請求項364に記載の抗CD79b抗体と薬学的に許容可能な希釈液、担体又は賦形剤とを含有する薬学的製剤。
【請求項379】
抗体がアウリスタチン又はメイタンシノイド薬剤部分に共有結合的に付着しており、それによって抗体薬剤コンジュゲートが形成される、請求項364に記載の抗体。
【請求項380】
抗体(Ab)とアウリスタチン又はメイタンシノイド薬剤部分(D)とを含み、このときシステイン改変抗体がリンカー部分(L)によって一又は複数の遊離システインアミノ酸によってDに付着しており、化合物が以下の式Iを有し、

ここで、pが1、2、3又は4である、請求項379に記載の抗体−薬剤コンジュゲート。
【請求項381】
pが2である、請求項380に記載の抗体−薬剤コンジュゲート。
【請求項382】
Lが以下の式を有し、

ここで:
Aがシステイン改変抗体(Ab)のシステインチオールに共有結合的に付着したストレッチャー単位であり、
aが0又は1であり、
各々のWが独立したアミノ酸単位であり、
wが0から12までの整数であり、
Yが、薬剤部分に共有結合的に付着したスペーサー単位であり、yが0、1又は2である、請求項380に記載の抗体−薬剤コンジュゲート。
【請求項383】
以下の式を有し、

ここで、PABがパラ-アミノベンジルカルバモイルであり、R17が、(CH)、C−Cカルボシクリル、O-(CH)、アリーレン、(CH)-アリーレン、-アリーレン-(CH)-、(CH)-(C−C-カルボシクリル)、(C−Cカルボシクリル)-(CH)、C−Cヘテロシクリル、(CH)-(C−Cヘテロシクリル)、(C−Cヘテロシクリル)-(CH2)r-、-(CH)C(O)NR(CH2)r-、-(CHCHO)-、-(CHCHO)-CH-、-(CH)C(O)NR(CHCHO)-、-(CH)C(O)NR(CHCHO)-CH-、-(CHCHO)C(O)NR(CHCHO)-、-(CHCHO)C(O)NR(CHCHO)-CH-、及び-(CHCHO)C(O)NR(CH)-から選択される二価の基であり、このときRbがH、C−Cアルキル、フェニル又はベンジルであり、そして、rがそれぞれ1から10までの整数である、請求項382に記載の抗体−薬剤コンジュゲート化合物。
【請求項384】
がバリン-シトルリンである、請求項382に記載の抗体-薬剤コンジュゲート化合物。
【請求項385】
17が(CH)又は(CH)である、請求項382に記載の抗体-薬剤コンジュゲート化合物。
【請求項386】
以下の式を有する、請求項382に記載の抗体-薬剤コンジュゲート化合物。

【請求項387】
17が(CH)又は(CH)である、請求項386に記載の抗体-薬剤コンジュゲート化合物。
【請求項388】
以下の式を有する、請求項382に記載の抗体-薬剤コンジュゲート化合物。

【請求項389】
LがSMCC、SPP、SPDB又はBMPEOである、請求項380に記載の抗体-薬剤コンジュゲート化合物。
【請求項390】
DがMMAEであり、以下の構造を有し、

ここで、波形の線がリンカーLへの付着部位を示す、請求項380に記載の抗体−薬剤コンジュゲート化合物。
【請求項391】
DがMMAFであり、以下の構造を有し、

ここで、波形の線がリンカーLへの結合部位を示す、請求項380に記載の抗体−薬剤コンジュゲート化合物。
【請求項392】
DがDM1であり、以下の構造を有し、

ここで、波形の線がリンカーLへの結合部位を示す、請求項380に記載の抗体−薬剤コンジュゲート化合物。
【請求項393】
抗体が、モノクローナル抗体、二重特異性抗体、キメラ抗体、ヒト抗体、ヒト化抗体及び抗体断片から選択される、請求項379に記載の抗体-薬剤コンジュゲート化合物。
【請求項394】
抗体断片がFab断片である、請求項379に記載の抗体-薬剤コンジュゲート化合物。
【請求項395】
以下の構造:


から選択され、
このとき、Valがバリンであり、Citがシトルリンであり、pが1、2、3又は4であり、Abが請求項364に記載の抗体である、抗体−薬剤コンジュゲート。
【請求項396】
アウリスタチンがMMAE又はMMAFである、請求項379に記載の抗体薬剤コンジュゲート。
【請求項397】
LがMC−val−cit−PAB又はMCである、請求項380に記載の抗体−薬剤コンジュゲート。
【請求項398】
B細胞を検出するためのアッセイにおいて、
(a)細胞を請求項379に記載の抗体−薬剤コンジュゲート化合物にさらし、
(b)抗体−薬剤コンジュゲート化合物の細胞への結合の程度を決定する
ことを含むアッセイ。
【請求項399】
請求項379に記載の抗体−薬剤コンジュゲート化合物にて、細胞培養培地中の哺乳類の癌性B細胞を処置することを含み、これによって癌性B細胞の増殖が抑制される、細胞増殖の阻害方法。
【請求項400】
請求項379に記載の抗体−薬剤コンジュゲートと、薬学的に許容可能な希釈液、担体又は賦形剤とを含有する、薬学的製剤。
【請求項401】
請求項400に記載の薬学的製剤を患者に投与することを含む、癌の治療方法。
【請求項402】
癌が、リンパ腫、非ホジキンリンパ腫(NHL)、高悪性度NHL、再発性高悪性度NHL、再発性低悪性度NHL、難治性NHL、難治性低悪性度NHL、慢性リンパ球性白血病(CLL)、小リンパ球性リンパ腫、白血病、毛様細胞白血病(HCL)、急性リンパ球性白血病(ALL)、及びマントル細胞リンパ腫からなる群から選択される、請求項228に記載の方法。
【請求項403】
患者が、抗体−薬剤コンジュゲート化合物と組み合わせて細胞傷害性剤が投与される、請求項401に記載の方法。
【請求項404】
請求項400に記載の薬学的製剤と、
容器と、
化合物がCD79bポリペプチドの過剰発現に特徴がある癌の治療に用いられることを示すパッケージ挿入物又はラベルと
を具備する生産品。
【請求項405】
癌が、リンパ腫、非ホジキンリンパ腫(NHL)、高悪性度NHL、再発性高悪性度NHL、再発性低悪性度NHL、難治性NHL、難治性低悪性度NHL、慢性リンパ球性白血病(CLL)、小リンパ球性リンパ腫、白血病、毛様細胞白血病(HCL)、急性リンパ球性白血病(ALL)、及びマントル細胞リンパ腫からなる群から選択される、請求項404に記載の生産品。
【請求項406】
請求項191に記載の抗CD79b抗体(Ab)とアウリスタチン又はメイタンシノイド薬剤部分(D)とを含む抗体薬剤コンジュゲート化合物の生産方法であって、このとき該抗体がリンカー部分(L)によって一又は複数の改変システインアミノ酸によってDに結合しており、該化合物が以下の式Iを有し、
Ab−(L−D)p I
ここで、pが41、2、3又は4であり、
(a) 抗体の改変システイン基をリンカー試薬と反応させ、抗体−リンカー中間生成物Ab−Lを形成させ、そして、
(b) 活性化された薬剤部分DとAb−Lを反応させ、これによって、抗体−薬剤コンジュゲートが形成される
工程を含むか、又は、
(c) 薬剤部分の求核基をリンカー試薬と反応させ、薬剤−リンカー中間生成物D−Lを形成させ、
(d) D−Lを抗体の改変システイン基と反応させ、これによって、抗体−薬剤コンジュゲートが形成される
工程を含む方法。
【請求項407】
チャイニーズハムスター卵巣(CHO)細胞において抗体を発現させる工程をさらに含む、請求項406に記載の方法。
【請求項408】
発現された抗体を還元剤にて処理する工程をさらに含む、請求項407に記載の方法。
【請求項409】
還元剤がTCEP及びDTTから選択される、請求項408に記載の方法。
【請求項410】
還元剤にて処理した後に、発現された抗体を酸化剤にて処理する工程をさらに含む、請求項409に記載の方法。
【請求項411】
酸化剤が硫酸銅、デヒドロアスコルビン酸及び空気から選択される、請求項410に記載の方法。
【請求項412】
配列番号:12又は59のいずれか一から選択されるアミノ酸配列に少なくとも90%の配列同一性を有する重鎖配列を含む、請求項364に記載の抗体。
【請求項413】
配列番号:10又は58のいずれか一から選択されるアミノ酸配列に少なくとも90%の配列同一性を有する重鎖配列を含む、請求項364に記載の抗体。
【請求項414】
配列番号:10のアミノ酸配列に少なくとも90%の配列同一性を有する軽鎖配列と、配列番号:59のアミノ酸配列に少なくとも90%の配列同一性を有する重鎖配列とを含む、請求項191に記載の抗体。
【請求項415】
配列番号:58のアミノ酸配列に少なくとも90%の配列同一性を有する軽鎖配列と、配列番号:12のアミノ酸配列に少なくとも90%の配列同一性を有する重鎖配列とを含む、請求項364に記載の抗体。
【請求項416】
配列番号:43又は61のいずれか一から選択されるアミノ酸配列に少なくとも90%の配列同一性を有する重鎖配列を含む、請求項364に記載の抗体。
【請求項417】
配列番号:41又は96のいずれか一から選択されるアミノ酸配列に少なくとも90%の配列同一性を有する重鎖配列を含む、請求項364に記載の抗体。
【請求項418】
配列番号:41のアミノ酸配列に少なくとも90%の配列同一性を有する軽鎖配列と、配列番号:61のアミノ酸配列に少なくとも90%の配列同一性を有する重鎖配列とを含む、請求項364に記載の抗体。
【請求項419】
配列番号:96のアミノ酸配列に少なくとも90%の配列同一性を有する軽鎖配列と、配列番号:43のアミノ酸配列に少なくとも90%の配列同一性を有する重鎖配列とを含む、請求項364に記載の抗体。
【請求項420】
抗体が、
(a)配列番号:4のアミノ酸29から39を含むアミノ酸配列;
(b)配列番号:8のアミノ酸30から40を含むアミノ酸配列;又は
(c)配列番号:13のアミノ酸配列29から39を含むアミノ酸配列
を含む群から選択されるCD79bの領域中のエピトープに結合する、請求項15から16、334から338又は339から347の抗体。
【請求項421】
位置30、34及び36のアミノ酸がArgである、配列番号:4のアミノ酸29から39からのCD79bの領域中のエピトープに抗体が結合する、請求項420の抗体。
【請求項422】
位置35のアミノ酸がLeuである、配列番号:8のアミノ酸30から40からのCD79bの領域中のエピトープに抗体が結合する、請求項420の抗体。
【請求項423】
抗体が、CD79bの領域中のエピトープに結合し、ここで、前記エピトープが
(a)配列番号:4のアミノ酸29から39を含むアミノ酸配列;
(b)配列番号:8のアミノ酸30から40を含むアミノ酸配列;又は
(c)配列番号:13のアミノ酸配列29から39を含むアミノ酸配列
に対し、少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有する、請求項15から16、334から338又は339から347の抗体。
【請求項424】
位置30、34及び36のアミノ酸がArgである、配列番号:4のアミノ酸29から39からのCD79bの領域中のエピトープに抗体が結合する、請求項423の抗体。
【請求項425】
位置35のアミノ酸がLeuである、配列番号:8のアミノ酸30から40からのCD79bの領域中のエピトープに抗体が結合する、請求項423の抗体。
【請求項426】
請求項15から16、334から338又は339から347の抗体に競合する抗体及び/又は請求項15から16、334から338又は339から347の抗体の重鎖又は軽鎖を含む抗体。
【請求項427】
癌性腫瘍を有する哺乳類の治療の安全性を試験するための、請求項15から16、334から338又は339から347の何れかの抗カニクイザルCD79b抗体又は抗カニクイザルCD79bを含むADCを使用する方法において、前記治療が請求項15から16、334から338又は339から347の何れかの抗ヒトCD79b抗体又は抗ヒトCD79bを含むADCの投与を含む方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14A】
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【図14B】
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【図14C】
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【図14D】
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【図15A】
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【図15B】
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【図15C】
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【図15D】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24A】
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【図24B】
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【図25A】
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【図25B】
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【図25C】
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【図26A−1】
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【図26A−2】
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【図26B】
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【図27A−1】
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【図27A−2】
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【図27B】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34A】
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【図34B】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【公表番号】特表2011−515069(P2011−515069A)
【公表日】平成23年5月19日(2011.5.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−545049(P2010−545049)
【出願日】平成21年1月13日(2009.1.13)
【国際出願番号】PCT/US2009/030851
【国際公開番号】WO2009/099719
【国際公開日】平成21年8月13日(2009.8.13)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.サランラップ
【出願人】(509012625)ジェネンテック, インコーポレイテッド (357)
【Fターム(参考)】