説明

遊技場における会員カードシステム

【課題】従業員に対して、会員である遊技客が入店したらこれを目敏く見つけて直行して会員である遊技客に親しく来店の挨拶をさせ、とかく遊技場の従業員の挨拶が希薄だとの指摘に対して接客態度の改善に繋げ、従業員のサービスの意識レベルの水準化が図ることができるようにすることを目的とする。
【解決手段】遊技台10と該遊技台に隣接された遊技ユニット20とから構成される遊技機構1と、これら遊技機構1からの遊技情報及び会員情報を管理する遊技場管理装置50と、遊技場管理装置50との情報伝達手段により情報表示が可能な携帯端末装置30と、から構成され、ある遊技機構1に会員カードが挿入されると、遊技機構1の管理台番号と特定会員データとを携帯端末装置30に表示することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技場従業員が営業中に携行して、会員の特定情報を伝達することができる携帯端末装置に関する。
【背景技術】
【0002】
遊技場における遊技関連システムを構成する装置の一部である端末装置を、遊技場従業員が営業中に携行させるものとしては、次のようなシステムがある。
【0003】
店内に存在し様々な状況に応じた情報を出力する複数の情報源(たとえばパチンコ台)からの情報を収集し、その収集した情報を発信する店内用固定送受信装置と、この固定送受信装置から発信された情報を受信する複数の移動携帯端末とを少なくとも設け、店内用固定送受信装置が収集した情報を、複数の移動携帯端末の少なくとも1つがその情報を受信するようにし、受信した移動携帯端末は、受信情報を情報表示パネルに表示し、その移動携帯端末を所有する従業員はその表示内容に従った対応を行うようにした店内情報伝達システムがある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
さらに、従業員が携帯し、固有識別情報と従業員が行なった作業の種類を示す作業情報を送信する携帯端末装置を備え、携帯端末装置から送信される作業情報を受信するとともに遊技機から送信される遊技状況情報を受信し、これらに基づいて作業関連情報を管理装置に送信する呼出装置を備え、管理装置は、携帯端末装置から受信される作業情報等に基づいて、従業員を評価するための評価データを作成し、評価データには、各作業種類毎の作業回数に基づく評価や、作業を行なった際の作業の契機となる遊技状況等の発生から作業を行うまでもしくは作業が終了するまでの作業の対応時間に基づく評価を行う従業員管理システムがある(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
上記店内情報伝達システムは、対処すべき様々な問題に対して従業員が迅速に対応するためのもので、自己の所有する移動携帯端末に表示された内容を見ながら、その内容に沿った処理を行えばよく、責任者的な立場の従業員からの細かい指示を受けなくても自身で行動できるので、仕事歴の浅い従業員でも効率よい仕事をこなすことができるようにしたものである。
【0006】
上記従業員管理システムは、遊技店の個々の従業員の作業内容を適正に評価するためのもので、従業員の具体的な作業(札差し作業・球止まり作業・補給点検作業・箱下げ作業・箱運び作業・補給作業・目押し作業等)量や作業内容を特定することで、どのような種類の作業をしたか、それは労力を要する作業、或いは、所定の知識を要する作業、一定の技術を要する作業であったか等から評価をするようにしたものである。
【0007】
上記したシステムの携帯端末装置は、遊技場内の従業員の対応処理作業を促すため、あるいは従業員の作業内容を把握管理するためのもので、従業員の顧客に対する接客所作をさせるための情報については伝達はされないものであった。
【0008】
【特許文献1】特開平10−111987号公報
【特許文献2】特開2007−196040号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、遊技場従業員が営業中に携行させる端末装置ではあるが、対応処理作業を促すため、あるいは作業内容を把握管理するためのものではなく、顧客に対して積極的に接客が図れるように、また顧客に積極的に接近させる機会を増やしてサービスの提供が図れるように、そのきっかけ作りができる情報を伝達して、全従業員の接客に対する意識と振る舞いが同じ水準にできる遊技場における会員カードシステムにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の請求項1に記載した遊技場における会員カードシステムは、遊技台と該遊技台に隣接された遊技ユニットとから構成される遊技機構と、これら遊技機構からの遊技情報及び会員情報を管理する遊技場管理装置と、遊技場管理装置との情報伝達手段により情報表示が可能な携帯端末装置と、から構成され、遊技機構に会員カードが挿入されると、遊技機構の管理台番号と特定会員データとを上記携帯端末装置に表示することを特徴とする。
【0011】
本発明の請求項2に記載した遊技場における会員カードシステムは、遊技台と該遊技台に隣接された遊技ユニットとから構成される遊技機構と、これら遊技機構からの遊技情報及び会員情報を管理する遊技場管理装置と、遊技場管理装置との情報伝達手段により情報表示が可能な携帯端末装置と、から構成され、上記遊技機構を並列設置した遊技島を区分けしてエリアを構成し、遊技機構に会員カードが挿入されると、遊技機構の管理台番号と特定会員データとを該エリア内の上記携帯端末装置に表示することを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明の遊技場における会員カードシステムの情報表示が可能な携帯端末装置30によれば、会員である遊技客が入店し、いずれかの遊技台10を選択し終え、選択した遊技機構1に会員カードを挿入すると、この挿入された遊技機構1の管理台番号と共に、会員カードに記録された特定会員データとが組情報として、管理装置50へ伝達され、管理装置50から携帯端末装置30にこの組情報から管理台番号と会員特定データの一部(例えば、ニックネーム、前回の来店日)を伝達表示されるので、この携帯端末装置30を携行している従業員が表示を見て、該当の遊技台10を目敏く見つけて直行して会員である遊技客に親しく来店の挨拶ができるので、会員には非会員よりもワンランク上の接客サービスができるし、とかく従業員の挨拶が希薄だとの指摘に対して遊技店の従業員の接客態度の改善に繋がるものであるし、従業員のサービスレベルの水準化が図れるものとなる。
【0013】
本発明の携帯端末装置30により、来店客の遊技台に歩み寄る際に、遊技店のサービス品(例えば、水、おしぼり等)を即座に提供することも、会員優位のサービスが図れるものとなる。
また、この際に遊技客からの注文も受付可能となり、より一層のサービス向上が図れるものとなる。
【0014】
このように、従業員自らが遊技客に接客に趣くことによって、遊技内容に関するものは他店と優劣を付けにくいものではあるが、従業員によるサービスと接客マナーについては他店より優位となり、遊技客を固定させ、新規顧客の誘い込みと獲得に寄与できるものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
本発明の遊技場における会員カードシステムでは、会員カードが挿入された際に、この挿入された遊技機構1の管理台番号と共に、会員カードに記録された特定会員データとが組情報として、管理装置50へ伝達されることとなるが、この遊技機構1の管理台番号である遊技機構1のアドレス情報としては、通信ネットワークにおける個々の通信機器やコンピュータの住所として各機器に割り振られる識別番号のIPアドレス、または管理・割り当てのために設定する固有な番号(例えば、MACアドレス)であっても良いし、個々の機器の制御部にIDスイッチ(例えば、ロータリーDIPスイッチ)を設けて番号を設定するものでも良い。
【0016】
携帯端末装置30にもアドレス情報を付加させ、例えば、開店時あるいは同時に多数の来店が認められた場合には、来店通報された遊技機構1の管理台番号により近い所に居る従業員の携帯端末装置30に情報表示をさせるようにして良い。
【0017】
本発明の遊技場における会員カードシステムは、新たな会員である遊技客が来店し、会員カードが遊技機構1に挿入される毎に携帯端末装置30に内蔵させた振動装置により、携行する従業員に気付かせるようにしても良い。
【0018】
携帯端末装置30に注文メニューを表示させると共に、注文受付と注文確定情報を管理装置に伝達させて注文システムとしての機能を備えるようにしても良い。
【0019】
予め従業員には従業員コード番号を設定し、携帯端末装置30を携行開始する際に従業員コード番号を入力させ、遊技場管理装置50に従業員と特定の会員、いわゆる得意客とを関連付けて記憶させることによって、特定の会員が来店したと認められた時に、この顧客を得意客とする従業員の携帯端末装置30に来店通報させるようにしても良い。
【0020】
複数の携帯端末装置30に同時に来店通報をするような場合には、先着した携帯端末装置30から接客対応が済んだ旨の信号を発信するようにして他の携帯端末装置30に伝達できるようにしても良い。
【実施例】
【0021】
以下、本発明の実施例1について説明する。
図1は、パチンコ遊技のための遊技機構1を構成するパチンコ遊技機10、遊技機10に隣設された遊技ユニットであって遊技媒体であるパチンコ玉を貸し出すための台間玉貸機20の配置を示す正面図である。
なお、遊技機10はスロットマシーン、台間玉貸機20は台間メダル貸機あるいはカードユニットであっても良い。
【0022】
図2は、本発明の遊技場における会員カードシステムにおける一構成である遊技場管理装置50との情報伝達手段により情報表示が可能な携帯端末装置30の正面図である。
図2に示す携帯端末装置30の表示部31には、遊技場管理装置からの情報伝達手段により会員情報が表示される。
操作部32は、表示部31の情報表示内容を確認したり、管理装置へ問い合わせ等を行う際に操作入力するために設けられている。
【0023】
図3は、本発明の遊技場における会員カードシステムの概念図である。
台間玉貸機20は、カード処理部21、紙幣処理部22、硬貨処理部23、貸玉処理部24、テンキー25の各機能を制御し、カード情報と貸出機管理番号情報と売上情報を遊技場管理装置50の制御部60の受信手段に伝送するCPU26を備える。
【0024】
遊技機構1は、複数連ねて設置する場合に通信ネットワーク55を経由して管理装置50に通信接続されている。
【0025】
携帯端末装置30は、複数の授業員が携行していて、通信ネットワーク55を経由して管理装置50に通信接続されている。
【0026】
遊技場管理装置50は、遊技場の営業情報の収集と各種演算処理の他に、会員情報、遊技台情報、遊技場内における注文管理を一括管理すると共に、各遊技機構1から情報発信されるデータに基づき各処理を施し、処理の結果等を遊技場内に散在する携帯端末装置30に情報発信する。
【0027】
図4は、遊技場管理装置50の構成を示すブロック図である。
遊技場管理装置50の制御部60は、遊技機10から出力される遊技台情報と、台間玉貸機20から出力されるカード挿入によるカード情報と貨幣による売上情報が入力される受信部61と、受信部61からの受信情報に基づいて処理した結果の情報データを各遊技機構1へ送信する送信部62を備える。
【0028】
遊技場管理装置50には、会員カード発行に伴う会員情報と、会員が獲得した賞球を貯玉として保有する球数管理と来店履歴を管理する会員DB63、遊技機構1の遊技機10の遊技台情報(日々の大当たり回数、確変・スタート回数等)をデータ保有する遊技台DB64、注文管理装置65と注文履歴等をデータ保有する注文管理DB66を備える。
【0029】
図5は、携帯端末装置30の表示部31の表示内容を示す表示説明図である。
本発明の遊技場における会員カードシステムの情報表示が可能な携帯端末装置について説明する。
既に入場済みの遊技客のみがプレイ中であれば、従業員が携行する携帯端末装置30の表示部31には待機中の操作入力待ち受け画面である図5(a)が表示されている。
【0030】
ここで、新たな顧客を迎えることになる。
新たな会員である顧客が入場し、居並ぶ遊技機構1から遊技機10を選択して、遊技客が個人を特定する情報が書き込まれた会員カードの保有者(以下、遊技者Aという)であれば、台間玉貸機20のカード挿入口21から挿入し、テンキー25で暗証番号を入力することで遊技者A(会員No.NNNN)が登録情報から特定される。
【0031】
この時点で、管理装置50に、「遊技者A(会員No.NNNN)」が遊技機構1の「遊技機構1の管理台番号NNN」にて遊技開始されたことをセットされたデータとして入力され、会員DB63を検索して会員番号の格納データに貯玉が記録されていたら台間玉貸機20に利用可能な貯玉数データを送信することになる。したがって、挿入カードに既に獲得済みの貯玉が在れば再プレー可能となる。
【0032】
紙幣挿入口22,硬貨投入口23は、非会員である遊技者が貸玉を受ける際に、または会員である遊技者がカード挿入後に追加貸玉を受ける際に貨幣が利用できる。
【0033】
さて、会員カードが挿入され、会員カード番号と入力された暗証番号と遊技機構1の管理台番号であるアドレス情報とが管理装置50に送信されると、管理装置50から従業員が携行する携帯端末装置30の表示部31に、図2のように「お客さまの来店です。No.NNN台に******様がご来店されました。」と案内表示がされる。
来店された顧客の名前表示は、予め会員登録の際に個人情報保護法の観点から、携帯端末装置30に名前を表示することを前提にして記名させ、名前表示を了解された顧客のみに通常行われることとする。
名前表示は、やはり表示することを了解の基にその個人のみが分かるニックネーム、または個人の愛称や通称であっても良い。
【0034】
図2のように表示がされた携帯端末装置30を携行している従業員は、直ちにNo.NNN台と表示された遊技機構1に歩み寄り、来店の挨拶と接客サービスが開始される。
また、来店案内表示がされた場合に、携帯端末装置30の操作部31にある詳細表示ボタンを操作して、図5(c)に示すように、ただ今来店してNNN番の遊技機構1に着席した遊技者Aの詳細データ(例えば、前回までの来店履歴、前回までの来店時に遊技に興じた遊技機の種類、貯玉数量、あるいは注文履歴など)を確認し、顧客情報を仕込んでから該当の遊技機構1に赴いて、挨拶に続く話題の提供が可能となる。
【0035】
また、一通りの挨拶が済んだ後、遊技者Aより注文の要求がされた場合には、携帯端末装置30の表示部31を図5(a)の待機時表示から注文メニュー表示をさせて、メニューから注文品目を選択し、遊技機構1の管理台番号と共に遊技場管理装置50に送信することも可能である。
と同時に、注文の際に注文品の代金支払を現金にするか、または貯玉から玉換算して引き落とす決済とするかの選択し、決済処理情報も併せて送信することができる。
【0036】
図5(a)の待機時の表示中に、例えば顔見知りの顧客が認められ、この顧客情報を確認するような場合には、携帯端末装置30の表示部31に表示されている「問い合わせ」のために操作部32を操作して、問い合わせしたい遊技台10の台番号を入力すると、遊技場管理装置50から問い合わせ結果の情報表示が、図5(c)のようにできる。
【0037】
このように来店時(カード挿入時)のみならず、遊技中(カード挿入状態)であれば、いつでも遊技機10(台番号NNN)で遊技者Aの情報を閲覧表示が可能である。
また、遊技機構1からカードが引き抜かれたことを管理装置50との通信により認められた場合には、管理装置50から携帯端末装置30の表示部31に「No.NNN台の******様が帰られます。」と案内表示をすることもできるので、遊技客Aの来店の出迎えと退店の見送りが可能となるので、他店の接客よりも歴然と差が生じることになる。
【0038】
次いで、本発明の第2実施例について説明する。
遊技場は、遊技台10と該遊技台10に隣接された遊技ユニット20とから構成される遊技機構の複数台を並列に設置して1本の遊技島を構成し、複数本の遊技島から成る。
この複数の遊技島を幾つかのブロックに区分けしてエリアを設定する。
【0039】
このエリア内に配された担当従業員が携行する携帯端末装置30は、このエリア内でのみ遊技場管理装置50との情報の送受信が可能としてある。
つまり、このエリアに会員である遊技者Aが来店し、遊技ユニット20に会員カードが挿入されると、遊技機構1の管理台番号と特定会員データとを遊技場管理装置50に送信されて、管理装置50は受信した管理台番号から遊技島のエリアを判別して、このエリア内に配された授業員が携行する携帯端末装置30に、図2のように「お客さまの来店です。No.NNN台に******様がご来店されました。」と案内表示がされるので、限られた範囲内のエリアの顧客に目配りができるようになる。
【0040】
また、区分けされたエリアとこのエリア内に配された携帯端末装置30とを関連付けることによって、開店と同時に大勢の顧客を捌かなければならない時に、従業員が右往左往せずにスムーズに対応が図れることができる。
【0041】
この区分けされたエリアとこのエリア内に配された携帯端末装置30との関連付けは、ネットワークに通信接続のためのアドレス情報(例えば、IPアドレスなど)から携帯端末装置30とエリア情報とを結び付けることで運用が図れるのである。
【0042】
次いで、本発明の第3実施例について説明する。
遊技者Aと従業員は、お得意あるいは懇意の関係になる場合が往々にしてある。このために特定の顧客情報は、特定される従業員に連絡されたいものである。
このような特定情報の通知連絡の伝達する場合には、特定の携帯端末装置30にのみと通信が行われるようにするために、携行者も特定する必要がある。
【0043】
特定の携帯端末装置30と管理装置50との通信はアドレス情報から可能である、さらに特定の携帯端末装置30と携行者である従業員を特定するには、従業員にID(コード番号)を付与し、携帯端末装置30に従業員IDを入力させるようにすれが、特定顧客情報を特定する従業員にのみ通知連絡が可能となるのである。
【0044】
つまり、遊技者Aが入場し、会員カードを遊技機構1にカードを挿入すると、会員カード番号と入力された暗証番号と遊技機構の管理台番号であるアドレス情報とが管理装置50に送信されると、この遊技者Aを得意客とする従業員が特定され、管理装置50から特定した従業員が携行する携帯端末装置30の表示部31に、図2のように「お客さまの来店です。No.NNN台に******様がご来店されました。」と案内表示がされるので、真っ先に懇意の遊技者Aに歩み寄ることが可能になる。
【0045】
また、遊技機構1からカードが引き抜かれたことを管理装置50との通信により認められた場合には、管理装置50から携帯端末装置30の表示部31に「No.NNN台の******様が帰られます。」と案内表示を特定の携帯端末装置30にすることもできるので、遊技客Aをお得意とする従業員が来店の出迎えと退店の見送りが可能となるので、他店の接客よりも歴然と差が生じることになる。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】遊技機構である遊技機、台間玉貸機の配置を示した正面図である。
【図2】携帯端末装置の正面図である。
【図3】本発明の遊技場における会員カードシステムの概念図である。
【図4】遊技場管理装置の構成を示すブロック図である。
【図5】携帯端末装置の表示部の表示内容を示す表示説明図である。
【符号の説明】
【0047】
10 遊技機
20 台間玉貸機
30 携帯端末装置
50 遊技場管理装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技台と該遊技台に隣接された遊技ユニットとから構成される遊技機構と、
これら遊技機構からの遊技情報及び会員情報を管理する遊技場管理装置と、
遊技場管理装置との情報伝達手段により情報表示が可能な携帯端末装置と、
から構成され、
遊技機構に会員カードが挿入されると、遊技機構の管理台番号と特定会員データとを上記携帯端末装置に表示することを特徴とする遊技場における会員カードシステム。
【請求項2】
遊技台と該遊技台に隣接された遊技ユニットとから構成される遊技機構と、
これら遊技機構からの遊技情報及び会員情報を管理する遊技場管理装置と、
遊技場管理装置との情報伝達手段により情報表示が可能な携帯端末装置と、
から構成され、
上記遊技機構を並列設置した遊技島を区分けしてエリアを構成し、
遊技機構に会員カードが挿入されると、遊技機構の管理台番号と特定会員データとを該エリア内の上記携帯端末装置に表示することを特徴とする遊技場における会員カードシステム。
【請求項3】
遊技台と該遊技台に隣接された遊技ユニットとから構成される遊技機構と、
これら遊技機構からの遊技情報及び会員情報を管理する遊技場管理装置と、
遊技場管理装置との情報伝達手段により情報表示が可能な携帯端末装置と、
から構成され、
上記携帯端末装置は携行者を特定するID入力機能と装置自体を特定できる機体情報とを備えると共に、
遊技機構に会員カードが挿入されると、遊技機構の管理台番号と特定会員データとを特定する携行者の上記携帯端末装置に表示することを特徴とする遊技場における会員カードシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−78026(P2009−78026A)
【公開日】平成21年4月16日(2009.4.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−250422(P2007−250422)
【出願日】平成19年9月27日(2007.9.27)
【出願人】(000162906)シチズン狭山株式会社 (162)
【Fターム(参考)】