遊技用装置
【課題】各台計数機においてこぼれ玉や残り玉の処理を行う際に、店員の作業負担を軽減することができると共に、計数部における計数に関する異常と、制御部における遊技媒体数の異常とを監視できるような、遊技用装置(各台計数ユニット50)を提供する。
【解決手段】各台計数ユニットは、締め処理信号の受信(Sn01でYES)に基づき、当該受信以降において、玉カウンタにより受け入れたパチンコ玉の計数玉数としての計数は行わずに無効計数玉数として計数して遊技島に取り込む無効取込処理(Sn34)を行う。また計数処理において、計数部で計数に関する異常を判定すると共に、玉貸発券制御部で計数値の異常を判定する。
【解決手段】各台計数ユニットは、締め処理信号の受信(Sn01でYES)に基づき、当該受信以降において、玉カウンタにより受け入れたパチンコ玉の計数玉数としての計数は行わずに無効計数玉数として計数して遊技島に取り込む無効取込処理(Sn34)を行う。また計数処理において、計数部で計数に関する異常を判定すると共に、玉貸発券制御部で計数値の異常を判定する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技島に配置される遊技機に対応して設けられ、
遊技者が獲得した遊技媒体を受け入れて計数し、該計数した遊技媒体を前記遊技島に取り込む計数手段を有する計数部と、
前記対応する遊技機と通信することにより、遊技者が所有する遊技用価値の大きさに相当する遊技媒体を該遊技機から払い出して貸与するための貸与処理を行う貸与処理手段と、前記計数手段が計数した計数遊技媒体数を記憶する計数記憶手段と、該計数記憶手段が記憶している計数遊技媒体数の範囲内で遊技媒体を払い出すための払出処理を行う払出処理手段と、前記計数記憶手段が記憶している計数遊技媒体数を特定可能な計数遊技媒体数特定情報が記録された遊技用記録媒体を排出する排出処理を行う排出処理手段とを有する制御部と、を備え、
前記計数部と前記制御部とが通信可能な遊技用装置であって、
前記計数部は、
前記計数手段による計数に関する異常を判定する計数異常判定手段と、
前記計数手段により計数された遊技媒体数を特定可能な計数情報を前記制御部に対して送信する計数情報送信手段と、をさらに有し、
前記制御部は、
前記計数情報送信手段から送信されてくる計数情報を受信する計数情報受信手段と、
該計数情報受信手段が受信した計数情報から特定される遊技媒体数に基づいて異常を判定する遊技媒体数異常判定手段と、をさらに有し、
前記遊技用装置は、
前記計数異常判定手段により異常判定されたことに基づいて、異常がある旨の報知を行うための計数異常報知処理を行う計数異常報知処理手段と、
前記遊技媒体数異常判定手段により異常判定されたことに基づいて、異常がある旨の報知を行うための遊技媒体数異常報知処理を行う遊技媒体数異常報知処理手段と、
営業終了に際して送信される営業終了時処理要求を受信する通信手段と、をさらに備え、
前記計数部は、該営業終了時処理要求を受信したことに基づいて、当該受信以降において、前記計数手段により受け入れた遊技媒体の前記計数遊技媒体数としての計数は行わずに前記遊技島に取り込む無効取込処理を行う無効取込処理手段をさらに有することを特徴とする遊技用装置。
【請求項2】
請求項1に記載した遊技用装置であって、
前記無効取込処理手段は、前記営業終了時処理要求を受信したことに基づいて、当該受信以降において、前記計数手段により受け入れた遊技媒体を無効遊技媒体数として計数して前記遊技島に取り込むと共に該計数した無効遊技媒体数を記憶する処理を、前記無効取込処理として行い、
前記制御部は、前記記憶している無効遊技媒体数を集計させるために当該無効遊技媒体数を示す集計情報を出力する出力手段をさらに有することを特徴とする遊技用装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載した遊技用装置であって、
前記計数手段への遊技媒体の受入を可能又は不可能とするシャッタ部材と、
遊技媒体の受入を可能な受入可能状態又は遊技媒体の受入を不可能な受入不可能状態に前記シャッタ部材を制御するシャッタ制御手段と、をさらに有し、
該シャッタ制御手段は、予め定められた計数禁止条件が成立したことに基づいて、前記シャッタ部材を受入不可能状態に制御すると共に、前記営業終了時処理要求を受信したことに基づいて、前記計数禁止条件が成立しているか否かに関わらず、前記シャッタ部材を受入可能状態に制御し、
前記シャッタ部材は、遊技用装置の電源がオフになったことに基づいて、遊技媒体の受入を不可能な受入不可能状態になることを特徴とする遊技用装置。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか1つに記載した遊技用装置であって、
該営業終了時処理要求を受信したことに基づいて、前記計数記憶手段で記憶している計数遊技媒体数が有ることを条件として、前記排出処理を行うことなく、該計数遊技媒体数を無効とするための無効化処理を行う無効化処理手段をさらに有することを特徴とする遊技用装置。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか1つに記載した遊技用装置であって、
前記遊技媒体数異常判定手段は、前記計数情報受信手段が受信した計数情報から特定される、予め定められた単位時間毎の遊技媒体数の増加量が、予め定められた閾値を超えることを条件として、異常を判定することを特徴とする遊技用装置。
【請求項6】
請求項5に記載した遊技用装置であって、
前記計数情報送信手段は、前記単位時間毎に前記計数手段により計数された遊技媒体数を特定可能な前記計数情報を前記制御部に対して送信することを特徴とする遊技用装置。
【請求項7】
請求項1〜6のいずれか1つに記載した遊技用装置であって、
前記計数部は、
前記計数手段により計数された遊技媒体数を記憶する遊技媒体数記憶手段と、
前記計数情報送信手段による計数情報の送信、及び/又は、該計数情報の送信に伴って前記制御部と計数部とが行う処理が、正常に行われたか否かを判定する送信判定手段と、
該送信判定手段により正常に行われたと判定されたことに基づいて、前記遊技媒体数記憶手段により記憶している遊技媒体数を消去するための遊技媒体数消去処理を行う遊技媒体数消去処理手段と、をさらに有することを特徴とする遊技用装置。
【請求項1】
遊技島に配置される遊技機に対応して設けられ、
遊技者が獲得した遊技媒体を受け入れて計数し、該計数した遊技媒体を前記遊技島に取り込む計数手段を有する計数部と、
前記対応する遊技機と通信することにより、遊技者が所有する遊技用価値の大きさに相当する遊技媒体を該遊技機から払い出して貸与するための貸与処理を行う貸与処理手段と、前記計数手段が計数した計数遊技媒体数を記憶する計数記憶手段と、該計数記憶手段が記憶している計数遊技媒体数の範囲内で遊技媒体を払い出すための払出処理を行う払出処理手段と、前記計数記憶手段が記憶している計数遊技媒体数を特定可能な計数遊技媒体数特定情報が記録された遊技用記録媒体を排出する排出処理を行う排出処理手段とを有する制御部と、を備え、
前記計数部と前記制御部とが通信可能な遊技用装置であって、
前記計数部は、
前記計数手段による計数に関する異常を判定する計数異常判定手段と、
前記計数手段により計数された遊技媒体数を特定可能な計数情報を前記制御部に対して送信する計数情報送信手段と、をさらに有し、
前記制御部は、
前記計数情報送信手段から送信されてくる計数情報を受信する計数情報受信手段と、
該計数情報受信手段が受信した計数情報から特定される遊技媒体数に基づいて異常を判定する遊技媒体数異常判定手段と、をさらに有し、
前記遊技用装置は、
前記計数異常判定手段により異常判定されたことに基づいて、異常がある旨の報知を行うための計数異常報知処理を行う計数異常報知処理手段と、
前記遊技媒体数異常判定手段により異常判定されたことに基づいて、異常がある旨の報知を行うための遊技媒体数異常報知処理を行う遊技媒体数異常報知処理手段と、
営業終了に際して送信される営業終了時処理要求を受信する通信手段と、をさらに備え、
前記計数部は、該営業終了時処理要求を受信したことに基づいて、当該受信以降において、前記計数手段により受け入れた遊技媒体の前記計数遊技媒体数としての計数は行わずに前記遊技島に取り込む無効取込処理を行う無効取込処理手段をさらに有することを特徴とする遊技用装置。
【請求項2】
請求項1に記載した遊技用装置であって、
前記無効取込処理手段は、前記営業終了時処理要求を受信したことに基づいて、当該受信以降において、前記計数手段により受け入れた遊技媒体を無効遊技媒体数として計数して前記遊技島に取り込むと共に該計数した無効遊技媒体数を記憶する処理を、前記無効取込処理として行い、
前記制御部は、前記記憶している無効遊技媒体数を集計させるために当該無効遊技媒体数を示す集計情報を出力する出力手段をさらに有することを特徴とする遊技用装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載した遊技用装置であって、
前記計数手段への遊技媒体の受入を可能又は不可能とするシャッタ部材と、
遊技媒体の受入を可能な受入可能状態又は遊技媒体の受入を不可能な受入不可能状態に前記シャッタ部材を制御するシャッタ制御手段と、をさらに有し、
該シャッタ制御手段は、予め定められた計数禁止条件が成立したことに基づいて、前記シャッタ部材を受入不可能状態に制御すると共に、前記営業終了時処理要求を受信したことに基づいて、前記計数禁止条件が成立しているか否かに関わらず、前記シャッタ部材を受入可能状態に制御し、
前記シャッタ部材は、遊技用装置の電源がオフになったことに基づいて、遊技媒体の受入を不可能な受入不可能状態になることを特徴とする遊技用装置。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか1つに記載した遊技用装置であって、
該営業終了時処理要求を受信したことに基づいて、前記計数記憶手段で記憶している計数遊技媒体数が有ることを条件として、前記排出処理を行うことなく、該計数遊技媒体数を無効とするための無効化処理を行う無効化処理手段をさらに有することを特徴とする遊技用装置。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか1つに記載した遊技用装置であって、
前記遊技媒体数異常判定手段は、前記計数情報受信手段が受信した計数情報から特定される、予め定められた単位時間毎の遊技媒体数の増加量が、予め定められた閾値を超えることを条件として、異常を判定することを特徴とする遊技用装置。
【請求項6】
請求項5に記載した遊技用装置であって、
前記計数情報送信手段は、前記単位時間毎に前記計数手段により計数された遊技媒体数を特定可能な前記計数情報を前記制御部に対して送信することを特徴とする遊技用装置。
【請求項7】
請求項1〜6のいずれか1つに記載した遊技用装置であって、
前記計数部は、
前記計数手段により計数された遊技媒体数を記憶する遊技媒体数記憶手段と、
前記計数情報送信手段による計数情報の送信、及び/又は、該計数情報の送信に伴って前記制御部と計数部とが行う処理が、正常に行われたか否かを判定する送信判定手段と、
該送信判定手段により正常に行われたと判定されたことに基づいて、前記遊技媒体数記憶手段により記憶している遊技媒体数を消去するための遊技媒体数消去処理を行う遊技媒体数消去処理手段と、をさらに有することを特徴とする遊技用装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【公開番号】特開2011−229860(P2011−229860A)
【公開日】平成23年11月17日(2011.11.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−105768(P2010−105768)
【出願日】平成22年4月30日(2010.4.30)
【出願人】(000144153)株式会社三共 (5,148)
【出願人】(591085972)日本ゲームカード株式会社 (144)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成23年11月17日(2011.11.17)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年4月30日(2010.4.30)
【出願人】(000144153)株式会社三共 (5,148)
【出願人】(591085972)日本ゲームカード株式会社 (144)
【Fターム(参考)】
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