説明

鏡餅状容器

【課題】外観を覆うシュリンクフィルムを外すことによって、外観形状を変化させることができる鏡餅状容器を提供する。
【解決手段】鏡餅状容器1は、合成樹脂素材によって鏡餅形状に成形され、餅Aを収容する収容部6を備えた容器本体2と、容器本体2の上部に着脱可能に設けられた装飾体11と、下端に開放口17が形成され、容器本体2の上部に設けられた装飾体11を覆う透明カバー16と、透明カバー16の開放口17の外周縁に形成され、容器本体2の上部に当接するフランジ19とからなるカバー部材15と、カバー部材15のフランジ19を包み込むようにして容器本体2をシュリンクするシュリンクフィルム21,22とからなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鏡餅の形状に成形され、内部に餅を収容した鏡餅状容器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、鏡餅の形状に成形され、内部に餅を収容した鏡餅状容器が存在する。鏡餅状容器は、正月のお供えものとして利用されている(例えば、特許文献1)。鏡餅状容器は、お餅と同色の白色の合成樹脂素材によって成形され、お餅を二段重ねにしたような形状、即ち、上段餅形状部と下段餅形状部とからなっている。この鏡餅状容器の成形は、射出成形、真空成形等の種々の成形技術によって行うことができる。
【0003】
また、従来の鏡餅状容器は、上段餅形状部の上部に、橙、人形等の装飾体を接着材、接着テープ等で固定し、この装飾体を透明なカバー部材で覆うようにしている。この透明カバー部材は、装飾体を覆う透明カバーと、上段餅形状部に嵌着して固定される嵌着部とからなる。また、鏡餅状容器は、下部に、餅を内部に収容する開口が形成され、当該開口の周縁には鍔が形成されており、当該鍔には、前記開口を塞ぐ蓋シートが剥離可能に取り付けられている。
【特許文献1】特許第3070597号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の鏡餅状容器は、餅の保存性が良いので、長期間飾ることができるものの、外観が正月用のお供えのための形状であり、主に12月28日から1月11迄ぐらいまでの短期間しか飾ることがないという問題点があった。また、従来の鏡餅状容器は、上段餅形状部の上部に載せた装飾体が透明なカバー部材によって覆われているので不自然であるが、装飾体が接着材、接着テープ等で固定されているだけなので、カバー部材を外すと装飾体が不安定となり、カバー部材を外すことができないという問題点があった。なお、このカバー部材は、嵌着部が上段餅形状部に嵌着して固定されるが、嵌着部が上段餅形状部から外れてしまうと、カバー部材の厚みが非常に薄いため、嵌着部を上段餅形形状部に嵌着するのに手間がかかり、初期の状態に戻すことが難しいという問題点があった。さらに、鏡餅状容器は、餅を収容する開口が蓋シートによって塞がれているが、蓋シートの端縁が剥き出しとなっているため、蓋シートが剥がれてしまう可能性があるという問題点があった。
【0005】
本願発明は、上記問題点に鑑み案出したものであって、外観を覆うシュリンクフィルムを外すことによって、外観形状を変化させることができ、クリスマスにも正月にも飾ることができる鏡餅状容器を提供することを第1の目的とする。また、装飾体を覆う透明なカバー部材を外しても装飾体が安定して容器本体に保持されている鏡餅状容器を提供することを第2の目的とする。さらに、餅を収容する開口を塞ぐ蓋シートの端縁をシュリンクフィルムで覆うことによって、蓋シートの剥離を防止することができる鏡餅状容器を提供することを第3の目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願請求項1に係る鏡餅状容器は、上記第1の目的を達成するため、合成樹脂素材によって鏡餅形状に成形され、餅を収容する収容部を備えた容器本体と、当該容器本体の上部に着脱可能に設けられた装飾体と、下端に開放口が形成され、前記容器本体の上部に設けられた前記装飾体を覆う透明カバーと、当該透明カバーの開放口の外周縁に形成され、前記容器本体の上部に当接するフランジとからなるカバー部材と、当該カバー部材のフランジを包み込むようにして前記容器本体をシュリンクするシュリンクフィルムとからなることを特徴とする。
【0007】
本願請求項2に係る鏡餅状容器は、上記第2の目的を達成するため、前記容器本体の上部と前記装飾体の下部の何れか一方に係止凸部が形成され、前記容器本体の上部と前記装飾体の下部の前記係止凸部が形成されていない他方に係止凹部が形成されており、前記装飾体は、前記係止凸部を前記係止凹部に係止させることによって、前記容器本体に安定して保持されることを特徴とする。
【0008】
本願請求項3に係る鏡餅状容器は、上記第3の目的を達成するため、前記容器本体の下部には、餅を前記収容部に収容する開口が形成され、当該開口の周縁には鍔が形成されており、当該鍔には、前記開口を塞ぐ蓋シートが剥離可能に取り付けられており、前記シュリンクフィルムは、前記容器本体の鍔と前記蓋シートの端部を包み込むようにしてシュリンクしていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本願発明に係る鏡餅状容器は、鏡餅形状に成形された容器本体がシュリンクフィルムによって覆われているので、容器本体の外観形状を視認することができない。容器本体は、鏡餅形状であるため、上段餅形状部よりも下段餅形状部の方が大きくなっている。そのため、容器本体を覆っているシュリンクフィルムは、略円錐状となっている。シュリンクフィルムに樅の木のデザインと、星・リボン等のクリスマス用装飾品のデザインを印刷しておけば、恰もクリスマスツリーの形状となる。従って、本願発明に係る鏡餅状容器は、クリスマス時には、クリスマスツリー型置物として利用することができるという効果がある。
【0010】
また、本願発明に係る鏡餅状容器は、動物玩具等の装飾体がクリスマスツリーの上部から突出しているように見えるので、面白みがあり、注意を引くことができるという効果がある。さらに、本願発明に係る鏡餅状容器は、装飾体を覆うカバー部材のフランジがシュリンクフィルムによって覆われているので、容器本体からカバー部材が不用意に外れてしまう虞がないという効果がある。容器本体からカバー部材を外すためには、シュリンクフィルムを取り外さなければならず、そのため、カバー部材内に収容されている装飾体は、簡単に取り出すことができない。
【0011】
本願発明に係る鏡餅状容器は、シュリンクフィルムを外すと、鏡餅形状となるため、正月の時期に、お供え用として利用することができるという効果がある。このように、本願発明に係る鏡餅状容器は、クリスマスの時期にはクリスマス用として、正月の時期には正月用として飾ることができるという効果がある。しかも、本願発明に係る鏡餅状容器は、シュリンクフィルムを剥がすことによって、瞬時にクリスマス用から正月用に変化させることができるので、シュリンクフィルムによって容器本体の鏡餅形状が覆われていることを知らない者を驚かせることができるという効果がある。
【0012】
本願発明に係る鏡餅状容器は、装飾体が、係止凸部と係止凹部の係止によって、容器本体に安定して保持されているので、装飾体を覆うカバー部材を外しても装飾体が容器本体に安定しているという効果がある。また、本願発明に係る鏡餅状容器は、カバー部材が装飾体によって位置決めされるので、カバー部材に嵌着部を形成して、カバー部材を上段餅形状部に嵌着して固定する手間がなく、カバー部材のフランジをシュリンクフィルムでシュリンクしてもカバー部材の位置がずれないという効果がある。
【0013】
本願発明に係る鏡餅状容器は、シュリンクフィルムによって容器本体の鍔と蓋シートの端部を包み込むようにしてシュリンクしているので、蓋シートの端縁がシュリンクフィルムによって覆われており、そのため、蓋シートの剥離を防止することができるという効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本願発明に係る鏡餅状容器の実施の形態を図1乃至図6に基づいて説明する。図1は、本願発明に係る鏡餅状容器の全体斜視図であって、(a)が正面上方から視た斜視図、(b)が背面下方から視た斜視図、(c)が透視斜視図である。図2は、シュリンクフィルムとカバー部材を外した鏡餅状容器の斜視図であって、(a)が図1に対応した斜視図、(b)が他の形態の斜視図である。図3は、図1の正面断面図である。図4は、図1の分解正面図である。図5は、図1の分解斜視図である。図6は、図1の鏡餅状容器の製造過程を示す正面断面図である。
【0015】
図3に示すように、鏡餅状容器1は、合成樹脂素材によって鏡餅形状に成形され、餅Aを収容する収容部6を備えた容器本体2と、当該容器本体2の上部に着脱可能に設けられた装飾体11と、下端に開放口17が形成され、前記容器本体2の上部に設けられた前記装飾体11を覆う透明カバー16と、当該透明カバー16の開放口17の外周縁に形成され、前記容器本体2の上部に当接するフランジ19とからなるカバー部材15と、当該カバー部材15のフランジ19を包み込むようにして前記容器本体2をシュリンクするシュリンクフィルム21,22とからなる。
【0016】
図1に示すように、鏡餅状容器1は、鏡餅形状に成形された容器本体2がシュリンクフィルム21,22によって覆われているので、容器本体2の外観形状を視認することができない。容器本体2は、鏡餅形状であるため、上段餅形状部3よりも下段餅形状部5の方が大きくなっている。そのため、容器本体2を覆っているシュリンクフィルム21,22は、略円錐状となっている。シュリンクフィルム21,22に樅の木のデザインと、星・リボン等のクリスマス用装飾品のデザインを印刷しておけば、恰もクリスマスツリーの形状となる。従って、鏡餅状容器1は、クリスマス時には、クリスマスツリー型置物として利用することができる。
【0017】
また、鏡餅状容器1は、動物玩具等の装飾体11がクリスマスツリーの上部から突出しているように見えるので、面白みがあり、注意を引くことができる。さらに、鏡餅状容器1は、装飾体11を覆うカバー部材15のフランジ19がシュリンクフィルム21,22によって覆われているので、容器本体2からカバー部材15が不用意に外れてしまう虞がない。容器本体2からカバー部材15を外すためには、シュリンクフィルム21,22を取り外さなければならず、そのため、カバー部材15内に収容されている装飾体11は、簡単に取り出すことができない。
【0018】
図2に示すように、鏡餅状容器1は、シュリンクフィルム21,22を外すと、鏡餅形状となるため、正月の時期に、お供え用として利用することができる。このように、鏡餅状容器1は、クリスマスの時期にはクリスマス用として、正月の時期には正月用として飾ることができる。しかも、鏡餅状容器1は、シュリンクフィルム21,22を剥がすことによって、瞬時にクリスマス用から正月用に変化させることができるので、シュリンクフィルム21,22によって容器本体2の鏡餅形状が覆われていることを知らない者を驚かせることができる。
【0019】
図4,5に示すように、前記容器本体2の上部と前記装飾体11の下部の何れか一方に係止凸部9が形成されている。前記容器本体2の上部と前記装飾体11の下部の前記係止凸部9が形成されていない他方に係止凹部13が形成されている。前記装飾体11は、前記係止凸部9を前記係止凹部13に係止させることによって、前記容器本体2に安定して保持される。
【0020】
鏡餅状容器1は、装飾体11が、係止凸部9と係止凹部13の係止によって、容器本体2に安定して保持されているので、装飾体11を覆うカバー部材15を外しても装飾体11が容器本体2に安定している。また、鏡餅状容器1は、カバー部材15が装飾体11によって位置決めされるので、カバー部材15に嵌着部を形成して、カバー部材15を上段餅形状部3に嵌着して固定する手間がなく、カバー部材15のフランジ19をシュリンクフィルム21,22でシュリンクしてもカバー部材15の位置がずれない。
【0021】
図3に示すように、前記容器本体2の下部には、餅Aを前記収容部6に収容する開口7が形成され、当該開口7の周縁には鍔8が形成されている。当該鍔8には、前記開口7を塞ぐ蓋シート10が剥離可能に取り付けられている。前記シュリンクフィルム21,22は、前記容器本体2の鍔8と前記蓋シート10の端部を包み込むようにしてシュリンクしている。
【0022】
鏡餅状容器1は、シュリンクフィルム21,22によって容器本体2の鍔8と蓋シート10の端部を包み込むようにしてシュリンクしているので、蓋シート10の端縁がシュリンクフィルム21,22によって覆われており、そのため、蓋シート10の剥離を防止することができる。
【0023】
鏡餅状容器1についてさらに詳細に説明する。図5に示すように、鏡餅状容器1は、容器本体2と、装飾体11と、カバー部材15と、シュリンクフィルム21とからなる。容器本体2は、真空成形、射出成形等の公知の成形手段により成形され、上段餅形状部3と、下段餅形状部5とからなる。
【0024】
図3,4に示すように、容器本体2には、内部に餅Aを収容することができる収容部6が形成されている。下段餅形状部5の下部には、容器本体2の収容部6内に餅Aを収納することができる開口7が形成されている。また、下段餅形状部5の開口7の外周縁には、円形の鍔8が形成されている。さらに、上段餅形状部3の上部略中央に係止凸部9が形成されている。この係止凸部9を含む上段餅形状部3と、下段餅形状部5と、鍔8が容器本体2を構成し、上記したように公知の成形手段により一体に成形されている。
【0025】
容器本体2の開口7は、収容部6に餅Aを収容した後、餅Aが開口7から出ないように、蓋シート10によって塞がれている。蓋シート10は、薄い合成樹脂シートであって、鍔8の外径と略同じ外径の円板状に形成されており、鍔8に接着材等によって、剥離可能に貼着されている。
【0026】
装飾体11は、動物玩具形状に形成され、下部12が略平坦になっており、この平坦な下部12の略中央に係止凹部13が形成されている。当該装飾体11は、係止凹部13を容器本体2の係止凸部9に係止することによって、容器本体2の上部に位置決めされて、安定して保持される。なお、装飾体は、図2(b)に示すように、橙形状の装飾体11aであっても構わない。
【0027】
カバー部材15は、透明な合成樹脂素材によって、容器本体2と同様に、真空成形、射出成形等の公知の成形手段により成形され、透明カバー16と、フランジ19とからなる。透明カバー16は、前記装飾体11を完全に覆うことができる程度のドーム形状に形成され、下部に装飾体11を挿通することができる開放口17が形成されている。前記フランジ19は、透明カバー16の開放口17の外周縁に形成され、前記容器本体2の上段餅形状部3の上面に面接触するように緩やかに湾曲した形状に形成されている。
【0028】
図5(a)に示すように、シュリンクフィルム21は、両端が接着材、熱溶着等によって固着されて筒状に形成されている。シュリンクフィルム21は、図3に示すように、加熱されて収縮し、容器本体2の上段餅形状部3と、下段餅形状部5と、カバー部材15のフランジ19と、容器本体2の鍔8に密着する。
【0029】
鏡餅状容器1は、以下のように製造する。容器本体2の収容部6内に開口7から餅Aを収容する。容器本体2の鍔8の下面に蓋シート10を接着材等によって剥離可能に貼着し、容器本体2の開口7を蓋シート10によって塞ぐ。装飾体11を、これの係止凹部13を容器本体2の係止凸部9に係止することによって、容器本体2の上部に位置決めして載置される。
【0030】
カバー部材15の透明カバー16を装飾体11に被せるようにして、フランジ19を容器本体2の上段餅形状部3の上面に当接させる。カバー部材15は、装飾体11が係止凸部9によって安定して保持されているので、この固定された装飾体11によって位置決めされる。図6(a)に示すように、筒状のシュリンクフィルム21を容器本体2に被せる。シュリンクフィルム21の下部が容器本体2の鍔8の裏面に密着させるようにするため、容器本体2を台23等に載せておくことが望ましい。なお、台23を木の幹の形状にしておくと、より一層本物のクリスマスツリーに近づけることができる。
【0031】
図6(a)に示す状態で加熱すると、筒状のシュリンクフィルム21が収縮し、図3に示すように、シュリンクフィルム21が透明カバー16の下部、カバー部材15のフランジ19、上段餅形状部3、下段餅形状部5、鍔8及び蓋シート10の下面周縁をシュリンクする。蓋シート10の端縁部がシュリンクフィルム21によって覆われるので、蓋シート10が鍔8から剥がれ難くなっている。なお、図5(b)、図6(b)に示すように、円錐状のシュリンクフィルム22でシュリンクしても構わないのは勿論である。シュリンクフィルム21,22には、破き易くするため、切れ目を形成しておくと良い。
【0032】
図1に示すように、鏡餅状容器1は、鏡餅形状に成形された容器本体2がシュリンクフィルム21,22によって覆われているので、容器本体2の外観形状を視認することができない。そのため、鏡餅状容器1は、容器本体2を覆っているシュリンクフィルム21,22に印刷されたデザインの置物として利用することができる。図2に示すように、鏡餅状容器1は、シュリンクフィルム21,22を外すと、鏡餅形状となるため、お供え用として利用することができる。このように、鏡餅状容器1は、シュリンクフィルム21,22を剥がすことによって、瞬時にその形態を変化させることができる。
【産業上の利用可能性】
【0033】
本願発明に鏡餅状容器は、正月のお供え物として利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本願発明に係る鏡餅状容器の全体斜視図である。
【図2】シュリンクフィルムとカバー部材を外した鏡餅状容器の斜視図である。
【図3】図1の正面断面図である。
【図4】図1の分解正面図である。
【図5】図1の分解斜視図である。
【図6】図1の鏡餅状容器の製造過程を示す正面断面図である。
【符号の説明】
【0035】
A 餅
1 鏡餅状容器
2 容器本体
3 上段餅形状部
5 下段餅形状部
6 収容部
7 開口
8 鍔
9 係止凸部
10 蓋シート
11 装飾体
11a 装飾体
12 下部
13 係止凹部
15 カバー部材
16 透明カバー
17 開放口
19 フランジ
21 シュリンクフィルム
22 シュリンクフィルム
23 台

【特許請求の範囲】
【請求項1】
合成樹脂素材によって鏡餅形状に成形され、餅を収容する収容部を備えた容器本体と、
当該容器本体の上部に着脱可能に設けられた装飾体と、
下端に開放口が形成され、前記容器本体の上部に設けられた前記装飾体を覆う透明カバーと、当該透明カバーの開放口の外周縁に形成され、前記容器本体の上部に当接するフランジとからなるカバー部材と、
当該カバー部材のフランジを包み込むようにして前記容器本体をシュリンクするシュリンクフィルムとからなることを特徴とする鏡餅状容器。
【請求項2】
前記容器本体の上部と前記装飾体の下部の何れか一方に係止凸部が形成され、
前記容器本体の上部と前記装飾体の下部の前記係止凸部が形成されていない他方に係止凹部が形成されており、
前記装飾体は、前記係止凸部を前記係止凹部に係止させることによって、前記容器本体に安定して保持されることを特徴とする請求項1記載の鏡餅状容器。
【請求項3】
前記容器本体の下部には、餅を前記収容部に収容する開口が形成され、
当該開口の周縁には鍔が形成されており、
当該鍔には、前記開口を塞ぐ蓋シートが剥離可能に取り付けられており、
前記シュリンクフィルムは、前記容器本体の鍔と前記蓋シートの端部を包み込むようにしてシュリンクしていることを特徴とする請求項1又は2記載の鏡餅状容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2009−190772(P2009−190772A)
【公開日】平成21年8月27日(2009.8.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−34989(P2008−34989)
【出願日】平成20年2月15日(2008.2.15)
【出願人】(500005457)株式会社シー・ピー・トムズ (19)
【Fターム(参考)】