説明

電力変換装置

【課題】ケース本体の側壁の取付部にグロメットを嵌合し、ケース開口を当該開口側のグロメット露出面にシール材を介挿して蓋体でグロメットを押圧して密閉状に蓋する構造において、ケース本体、グロメット、シール材及び蓋体を工数が掛からないように容易に分解して再組立することができ、分解時にシール材のカスがケース内に落ちないようにすること。
【解決手段】ケース本体3の側壁の取付部3aにグロメット5を嵌合し、ケース本体3の開口を当該開口側のグロメット露出面にシール材73を介挿して蓋体71でグロメット5を押圧して密閉状に蓋する構造において、シール材73が、当該シール材73のグロメット5への当接部分が当該当接部分の寸法よりも両側にやや大きい幅で上方に凸状に盛り上がった凸部73aを有する形状を成し、蓋体71が、シール材73の凸部73aが密閉状態に嵌合される凹部71aを有する形状を成す構造とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ケース内に複数の半導体モジュールから成るインバータ等を収納して構成される電力変換装置に関し、特にケースの側壁に設けられた貫通口に、半導体モジュールを冷却する冷媒供給管や導線ケーブル等を気密状態に挿通するためのグロメットを密閉状態に取り付ける構造に特徴を有する電力変換装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、電力変換装置として特許文献1の電気機器装置のように、図1の側面図に示す箱型の開口端に凹状の取付部3aが形成されたケース本体3と該開口端に固定される蓋体4とからなり内部に電気機器を収納する筐体(ケース)と、電気機器に接続されるコードが貫装され得ると共に取付部3aに嵌装され、蓋体4に押圧されて取付部3aの内周面に密着する弾性シール部材からなるグロメット5とを備える電気機器装置において、取付部3aとグロメット5とを略半円状とした構造がある。
【0003】
この構造においては、ケース本体3の取付部3aと、グロメット5とが略半円状となっているため、グロメット5を蓋体4で押圧すると、取付部3aの内周面とグロメット5とが全体的に密着し、この密着面の各部に面圧が適切に作用する。従って、全体的なシール性が向上するといったメリットがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2002−369346号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記の特許文献1の構造においては、ケース本体3の取付部3aに嵌合されたグロメット5の上面(露出面)と、ケース本体3の側壁上面との間に、僅かな高さの段差d1が生じる。この場合、ケースを密閉するために、グロメット5及びケース本体3の双方の上面を蓋体4で押圧した際に、グロメット5の上面が均一に押圧されず、その上面の両角部分に隙間が生じることがある。
【0006】
そこで、図2に示すように、グロメット5及びケース本体3の双方の上面と蓋体4との間に、液状ガスケットや接着剤等の粘着性の高いシール材6を介挿する必要がある。しかし、この場合、グロメット5及びケース本体3の双方の上面と蓋体4とがシール材6によって接着されるので、これら組付けの後、各々を分解して再組付けを行う際の分解時に、シール材6が剥がし難く、また、剥がしたとしてもシール材6がグロメット5やケース本体3に付着して再利用不可能となる問題があった。
【0007】
また、ケース本体3に付着したシール材6がカスとなってケース内の電子部品や配線パターン等に落ちて付着することがあり、この場合、インバータ等の電子装置が漏電や誤動作を起こすことになるので再利用不可能となる問題があった。
【0008】
また、ケース内にシール材6が落ちないように分解するには、そのための養生が必要となり工数が係る問題が生じていた。
【0009】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、ケース本体の側壁の取付部にグロメットを嵌合し、ケース開口を当該開口側のグロメット露出面にシール材を介挿して蓋体でグロメットを押圧して密閉状に蓋する構造において、ケース本体、グロメット、シール材及び蓋体を工数が掛からないように容易に分解して再組立することができ、分解時にシール材のカスがケース内に落ちないようにすることができる電力変換装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、一方が開口した箱型の側壁に半円の凹状に貫通する取付部が形成されたケース本体と当該開口に蓋する蓋体とから成りケース内部に電力変換を行うインバータを含む電子部品が収納されるケースと、前記取付部に嵌合され、前記蓋体に押圧されて当該取付部の内周面に密着する弾性部材による半円状のグロメットと、前記ケース本体及び前記蓋体の間に押圧されて当該ケース本体及び当該蓋体に密着する弾性部材によるシール材とを有する電力変換装置において、前記シール材は、当該シール材の前記グロメットへの当接部分が当該当接部分の寸法よりも両側にやや大きい幅で上方に凸状に盛り上がった凸部を有する形状を成し、前記蓋体は、前記シール材の凸部が密閉状態に嵌合される凹部を有する形状を成すことを特徴とする。
【0011】
この構成によれば、シール材のグロメットを押圧する部分が凸部と肉厚になっているので、この肉厚部分の絶対値の厚さ寸法が長くなり凸部を有効活用できる。つまり、シール材のグロメットを押圧する凸部が肉厚となっているので、シール材を蓋体で押圧した際に、その凸部の圧縮距離が長いため、グロメットとケース本体との間にできる段差を吸収することが出来る。この場合、グロメットとシール材との間に隙間は生じず、シール材が切断することもない。また、シール材は弾性部材であるため剥がし易く、また、剥がした際にシール材がカスとなってケース内に落ちて付着することはない。従って、ケース本体、グロメット、シール材及び蓋体の各部品を工数が掛からないように容易に分解して再組立することができる。
【0012】
請求項2に記載の発明は、前記蓋体の凹部は、前記ケース本体の内側のみに壁面を有し、当該ケース本体の外側が開放され、この開放部分から前記シール材を挿入可能な形状であることを特徴とする。
【0013】
この構成によれば、蓋体の凹部の開放部分からシール材を差し込めるので、シール材の設定が容易となる。
【0014】
請求項3に記載の発明は、前記グロメットは、当該グロメットの中心部に前記電子部品を冷却するための冷却管又は前記電子部品と信号を授受するための導線ケーブルを挿通する貫通口が開口されていることを特徴とする。
【0015】
この構成によれば、ケース本体の内部と外部を接続する必要がある部品において、すべてケース本体の一方向から組付けることが可能となるので、組付け性が向上する。
【0016】
請求項4に記載の発明は、前記グロメットは、当該グロメットの中心部に前記電子部品と信号を授受するためのコネクタが配設されていることを特徴とする。
【0017】
この構成によれば、ケース内の電子部品に電気的な接続を行う際に、ケース外部に配置されたコネクタを介して行うことができるので、電気的な接続が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】従来の電力変換装置の側壁のグロメット周辺の構成を示す一部側面図である。
【図2】従来の電力変換装置の側壁のグロメットと蓋体との間にシール材を介挿する際の構成を示す一部側面図である。
【図3】本発明の実施形態に係る電力変換装置のケースの蓋体を外した際の構成を示す平面図である。
【図4】図3の矢印Y1方向から見たケースの側面図である。
【図5】上記ケースの側面の取付部にシール材を介して冷媒供給管及び冷媒排出管を挿通状態に嵌合した際の側面図である。
【図6】図5に示す破線枠内部分におけるケース本体に蓋体で蓋した状態の一部透視図となった一部側面図である。
【図7】(a)は図6に示す構造の各部品の一部側面図、(b)は(a)に示す線分A1−A2の断面図である。
【図8】ケース本体の側壁とグロメットとの段差を示す側面図である。
【図9】シール材に形成される他の凹部を示す断面図である。
【図10】グロメットの貫通口を示す側面図である。
【図11】(a)グロメットに配設されるコネクタの正面図、(b)は側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。但し、本明細書中の全図において相互に対応する部分には同一符号を付し、重複部分においては後述での説明を適時省略する。
【0020】
図3は、本発明の実施形態に係る電力変換装置のケースの蓋体を外した際の構成を示す平面図である。
【0021】
図3に示す電力変換装置1は、DC−DC(直流−直流)コンバータ回路やインバータ回路等の電力変換回路の一部を構成する複数の半導体モジュール21並びにこれら半導体モジュール21を冷却する互いに連結された複数の冷却管22を交互に積層してなる半導体積層ユニット2と、この半導体積層ユニット2を内側に収容するケース本体3とを備え、例えば、電気自動車やハイブリッド自動車等の動力源である交流モータに通電する駆動電流を生成するために用いられる。この他、産業機器のモータ駆動インバータ、ビル空調用のエアコンインバータ等にも用いられる。
【0022】
半導体積層ユニット2は、ケース本体3の外部から複数の冷却管22の内部に冷却媒体を供給するための冷媒供給管41と、複数の冷却管22からケース本体3の外部に冷却媒体を排出するための冷媒排出管42とを、積層方向の一端の冷却管22にそれぞれ接続してなる。冷媒供給管41及び冷媒排出管42は、図3の矢印Y1方向から見たケース本体3の側面図である図4に示すように、ケース本体3の側面に形成された2つの概略半円形で凹状に切り欠いた取付部3aに、図5に示すように、防水用のゴム等の弾性部材によるグロメット5を介して挿通されている。つまり、グロメット5は取付部3aよりもややサイズの大きい概略半円形状を成す。更に、グロメット5の中央部分には貫通口が形成され、この貫通口に冷媒供給管41又は媒排出管42が気密状態に挿通されている。
【0023】
また、冷媒供給管41及び冷媒排出管42は、グロメット5よりもケース本体3の内側に冷媒供給管41及び冷媒排出管42を把持する把持治具(図示せず)を係合するための治具係合部61が外周に嵌合され、更に、ケース本体3の外部においてホース位置決め部62が外周に嵌合されている。このホース位置決め部62は、ケース本体3の外部から冷媒供給管41に冷却媒体を供給するための外部供給ホース621及び冷媒排出管42からケース本体3の外部に冷却媒体を排出するための外部排出ホース622を位置決めするためのものである。
【0024】
また、半導体積層ユニット2は、複数の半導体モジュール21と複数の冷却管22とを交互に積層してなるが、冷却管22同士は、上流側においては供給側連結部221によって連結され、下流側においては排出側連結部222によって連結されている。その下流側のケース本体3と半導体積層ユニット2との間には、弾性力を有するバネ部材11が配設されている。ここで、ケース本体3は、バネ部材11の幅方向の両端部を係止する固定用部材12が当接する部材当接部32と、上流側端部の冷却管22の主面に当接する主面当接部33とを有する。バネ部材11は、下流側端部における冷却管22の主面に当接する当接板部13と固定用部材12との間において、半導体積層ユニット2を上流側に押圧した付勢状態で配設する。このバネ部材11の付勢力により、上流側端部における冷却管22の主面が主面当接部33と当接している。
【0025】
次に、ケース本体3の上方の開口に蓋がされた状態を図6に示す。この図6は、図5に破線枠W1で囲む部分を表した一部透視図(シール材73が透視されている)となった側面図である。図6に示すように、ケース本体3の開口にはケース本体3の箱状の側壁上面にシール材73を介して蓋体71で密閉状態に蓋が成される。また、これら部材を分解した様子を図7(a)に示す。図7(b)は(a)に示す各部材を線分A1−A2で切断した際の断面図である。
【0026】
本実施形態の特徴は、シール材73を、当該シール材73のグロメット5への当接部分の横幅よりも両側にやや大きい幅で上方に凸状に盛り上がった凸部73aを有する形状とした。更に、蓋体71を、シール材73の凸部73aが密閉状態に嵌合される凹部71aを有する形状とした。また、シール材73は、ゴム等の弾性材料によるものであり、凸部73aの厚みが他の部分よりも数倍厚い寸法と成っている。
【0027】
このようにした場合、図8に示すようにケース本体3の取付部3aにグロメット5を嵌合した際に、グロメット5の上面(露出面)とケース本体3の側壁上面との間に、僅かな高さの段差d1が生じるが、これを上からシール材73を介して蓋体71で押圧して固定した際に、図6に示したように蓋体71及びシール材73でグロメット5の上面が均一に押圧される。これによって従来構造のように、グロメット5の上面の両角部分に隙間が生じることが無くなる。
【0028】
この理由は、シール材73のグロメット5を押圧する部分が凸部73aと肉厚になっているので、この肉厚部分の絶対値の厚さ寸法が長くなり凸部73aを有効活用できるからである。つまり、シール材73が従来のように薄ければ蓋体71で押圧した際に、この押圧による圧縮距離が短くグロメット5とケース本体3との間の段差d1を吸収しきれない場合がある。この場合は隙間が生じる。また、シール材が圧縮され過ぎた場合、切断することもある。
【0029】
しかし、本実施形態のように、シール材73のグロメット5を押圧する凸部73aが肉厚となっているので、シール材73を蓋体71で押圧した際に、その凸部73aの圧縮距離が長いため段差d1を吸収することが出来る。この場合、隙間は生じない。また切断することもない。
【0030】
このように本実施形態の電力変換装置1によれば、ケース本体3の側壁の取付部3aにグロメット5を嵌合し、ケース本体3の開口を当該開口側のグロメット露出面にシール材73を介挿して蓋体71でグロメット5を押圧して密閉状に蓋する構造において、シール材73が、当該シール材73のグロメット5への当接部分が当該当接部分の寸法よりも両側にやや大きい幅で上方に凸状に盛り上がった凸部73aを有する形状を成し、蓋体71が、シール材73の凸部73aが密閉状態に嵌合される凹部71aを有する形状を成すようにした。
【0031】
この構造によれば、ケース本体3、グロメット5、シール材73及び蓋体71の各部品を工数が掛からないように容易に分解して再組立することができる。即ち、シール材73は弾性部材であるため剥がし易く、また、剥がしたとしてもシール材73がカスとなってケース内に落ちて電子部品や配線パターン等に付着することはない。従って、電力変換装置1を再利用可能とすることができる。また、従来のようにケース内にシール材が落ちないようにするための養生が不要となるので、その分工数が掛からないようにすることが出来る。
【0032】
更に、シール材73の凸部73aでグロメット5を適度な押圧で圧縮するので、圧縮されすぎてシール材73が千切れたりすることも無くなる。
【0033】
更に、蓋体71とシール材73の間に従来の液状ガスケットや、接着剤等の粘着性の高いシール材を介挿してもよい。この場合には蓋体71とシール材73の間の気密状態をより確実に確保することが可能であり、さらに、シール材73とケース本体3の間はシール材73が弾性部材であるため剥がし易く、シール材73とケース本体3とに容易に分解して再組付けすることができる。
【0034】
この他、図9に示すように、蓋体71の凹部71bを形成しても良い。図9は図7(b)に対応する断面図であり、凹部71bは、ケース本体3の内側のみに側壁を有する凹形状と成っている。つまり、凹部71bのケース外側は側壁が無く開放されているので、この開放部分からシール材73を容易に差し込めるといったメリットがある。
【0035】
また、図10に示すグロメット5の中央部分の貫通口5aには、上述の実施形態では、冷却管としての冷媒供給管41又は冷媒排出管42が挿通されていたが、これに代え、ケース内のインバータ等の電子部品と図示せぬ外部装置とで信号を授受する導線ケーブルを気密状態に挿通しても良い。この場合でも前述同様の効果を得ることが出来る。また、ケース内部と外部を接続する必要がある部品において、すべてケース本体3の一方向から組付けることが可能となるので、組付け性が向上する。
【0036】
更に、図11に示すようなコネクタ81をグロメット5の中央部分に取り付けても良い。図11(a)はコネクタ81の正面図、(b)は側面図である。コネクタ81は、グロメット5のケース内側で所定の電子部品と接続されており、ケース外側で図示せぬ外部装置のコネクタと接続するようになっている。このようにコネクタ81をグロメット5に取り付けた場合、ケース内の電子部品と外部装置とを容易に接続することができる。
【符号の説明】
【0037】
1 電力変換装置
2 半導体積層ユニット
3 ケース本体
3a 取付部
4,71 蓋体
71a,71b 凹部
5 グロメット
5a 貫通口
6,73 シール材
73a 凸部
11 バネ部材
12 固定用部材
13 当接板部
21 半導体モジュール
22 冷却管
32 部材当接部
33 主面当接部
41 冷媒供給管
42 冷媒排出管
61 治具係合部
62 ホース位置決め部
81 コネクタ
221 供給側連結部
222 排出側連結部
621 外部供給ホース
622 外部排出ホース

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一方が開口した箱型の側壁に半円の凹状に貫通する取付部が形成されたケース本体と当該開口に蓋する蓋体とから成りケース内部に電力変換を行うインバータを含む電子部品が収納されるケースと、前記取付部に嵌合され、前記蓋体に押圧されて当該取付部の内周面に密着する弾性部材による半円状のグロメットと、前記ケース本体及び前記蓋体の間に押圧されて当該ケース本体及び当該蓋体に密着する弾性部材によるシール材とを有する電力変換装置において、
前記シール材は、当該シール材の前記グロメットへの当接部分が当該当接部分の寸法よりも両側にやや大きい幅で上方に凸状に盛り上がった凸部を有する形状を成し、前記蓋体は、前記シール材の凸部が密閉状態に嵌合される凹部を有する形状を成すことを特徴とする電力変換装置。
【請求項2】
前記蓋体の凹部は、前記ケース本体の内側のみに壁面を有し、当該ケース本体の外側が開放され、この開放部分から前記シール材を挿入可能な形状であることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
【請求項3】
前記グロメットは、当該グロメットの中心部に前記電子部品を冷却するための冷却管又は前記電子部品と信号を授受するための導線ケーブルを挿通する貫通口が開口されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電力変換装置。
【請求項4】
前記グロメットは、当該グロメットの中心部に前記電子部品と信号を授受するためのコネクタが配設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電力変換装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2011−205846(P2011−205846A)
【公開日】平成23年10月13日(2011.10.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−72778(P2010−72778)
【出願日】平成22年3月26日(2010.3.26)
【出願人】(000004260)株式会社デンソー (27,639)
【Fターム(参考)】