説明

電子機器、制御方法及びプログラム

【課題】BIOSデータがOS起動中に破壊されてしまっても、そのBIOSデータを復元することが可能な電子機器を提供する。
【解決手段】 本実施形態の電子機器(100)は、電源(15)が投入された際に、データを記憶する第1の記憶手段(12)に格納されているBIOSデータを、第1の記憶手段(12)とは異なる第2の記憶手段(13)にコピーし、OSを終了する際に、第1の記憶手段(12)に格納されているBIOSデータと、第2の記憶手段(13)にコピーしたBIOSデータと、を比較し、双方のBIOSデータが異なる場合は、第2の記憶手段(13)にコピーしたBIOSデータを、第1の記憶手段(12)にコピーする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、BIOS(Basic Input Output System)データを使用する電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来からBIOSデータを使用する電子機器がある。BIOSデータは、メモリ(BIOS ROM:BIOS Read Only Memory)に格納されており、電子機器の電源起動時にBIOS ROMに格納されているBIOSデータをRAM(Randam Access Memory)に展開し、そのRAMに展開したBIOSデータを使用して記憶装置(HDD:Hard Disc Drive)に格納されているOS(Operating System)を起動している。しかし、電子機器の電源が起動しているときに過電流・過電圧などが発生すると、その発生した過電流・過電圧などによりBIOS ROM内のBIOSデータが破壊されてしまう場合がある。
【0003】
OS起動中は、RAMに展開したBIOSデータを使用しているため、OS起動中に、BIOS ROMに格納されているBIOSデータが破壊されてしまっても、OSは問題なく動作することができる。しかし、BIOS ROMに格納されているBIOSデータが破壊された状態でOSの動作を一旦終了させ、再度、電子機器の電源を起動しようとした場合は、BIOS ROMに格納されているBIOSデータが破壊されているため、電子機器を起動することができなくなってしまう。
【0004】
BIOSは、コンピュータの起動の根幹であるため、BIOSデータが破壊されてしまうと、電子機器を起動できなくなってしまう。BIOSデータを復旧するための方法としては、BIOS ROMを交換したり、または、専門の業者などでROM焼きと呼ばれる復旧作業をしたりすることになる。
【0005】
しかし、BIOS ROMを交換したり、BIOSデータの復旧作業を業者に依頼したりしていたのでは、電子機器を使用することができるまでにある程度の時間がかかるため、BIOS データをなるべく自動的に復旧させるための仕組みが必要視されることになる。
【0006】
なお、本発明より先に出願された技術文献として、例えば、特許文献1(特開2000-235483号公報)には、不揮発性のRAMに記憶されているシステム情報に障害が生じた際に、システム情報を復旧する技術について開示されている。
【0007】
上記特許文献1では、BIOS ROM14は、書き込み可能とし、NVRAM12に記憶されているシステム情報を変更するセットアッププログラム142と、システム情報の初期値である工場出荷時設定値143と、NVRAM12からBIOS ROM14にコピーされたシステム情報であるユーザ設定値144とを有し、入力装置16を介した所定の入力操作によって、NVRAM12からBIOS ROM14へのシステム情報の待避、または、BIOS ROM14からNVRAM12へのユーザ設定値144の復旧を行うことにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2000−235483号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
上記特許文献1には、不揮発性のNVRAM12に記憶されているシステム情報に障害が生じた際に、BIOS ROM14に退避させたシステム情報をNVRAM12に書き込み、NVRAM12のシステム情報を復旧する技術について開示されている。
【0010】
しかし、上記特許文献1の発明は、もし、BIOS ROM14内に退避させたシステム情報にデータ破壊が発生した場合は、BIOS ROM14に退避させたシステム情報をNVRAM12に書き込んだとしても、NVRAM12のシステム情報を復旧することができない。また、上記特許文献1の発明でも、BIOS ROM14内のBIOSデータにデータ破壊が発生した場合は、システムを起動することができなくなってしまう。
【0011】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、上述した課題である、BIOSデータがOS起動中に破壊されてしまっても、そのBIOSデータを復元することが可能な電子機器、制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
かかる目的を達成するために、本発明は、以下の特徴を有することとする。
【0013】
<電子機器>
本発明にかかる電子機器は、
電源が投入された際に、データを記憶する第1の記憶手段に格納されているBIOS(Basic Input Output System)データを、前記第1の記憶手段とは異なる第2の記憶手段にコピーし、OS(Operating System)を終了する際に、前記第1の記憶手段に格納されているBIOSデータと、前記第2の記憶手段にコピーしたBIOSデータと、を比較し、双方のBIOSデータが異なる場合は、前記第2の記憶手段にコピーしたBIOSデータを、前記第1の記憶手段にコピーすることを特徴とする。
【0014】
<制御方法>
本発明にかかる制御方法は、
電子機器で行う制御方法であって、
電源が投入された際に、データを記憶する第1の記憶手段に格納されているBIOS(Basic Input Output System)データを、前記第1の記憶手段とは異なる第2の記憶手段にコピーする工程と、
OS(Operating System)を終了する際に、前記第1の記憶手段に格納されているBIOSデータと、前記第2の記憶手段にコピーしたBIOSデータと、を比較し、双方のBIOSデータが異なる場合は、前記第2の記憶手段にコピーしたBIOSデータを、前記第1の記憶手段にコピーする工程と、
を有することを特徴とする。
【0015】
<プログラム>
本発明にかかるプログラムは、
電源が投入された際に、データを記憶する第1の記憶手段に格納されているBIOS(Basic Input Output System)データを、前記第1の記憶手段とは異なる第2の記憶手段にコピーする処理と、
OS(Operating System)を終了する際に、前記第1の記憶手段に格納されているBIOSデータと、前記第2の記憶手段にコピーしたBIOSデータと、を比較し、双方のBIOSデータが異なる場合は、前記第2の記憶手段にコピーしたBIOSデータを、前記第1の記憶手段にコピーする処理と、
を、コンピュータに実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、BIOSデータがOS起動中に破壊されてしまっても、そのBIOSデータを復元することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本実施形態の電子機器100の構成例を示す図である。
【図2】本実施形態の電子機器100の処理動作例を示す図である。
【図3】第2の実施形態の電子機器100の処理動作例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
<本実施形態の電子機器100の概要>
まず、図1を参照しながら、本実施形態の電子機器100の概要について説明する。
【0019】
本実施形態の電子機器100は、電源15が投入された際に、データを記憶する第1の記憶手段(BIOS ROM12に相当)に格納されているBIOSデータを、第1の記憶手段12とは異なる第2の記憶手段(HDD13に相当)にコピーし、OSを終了する際に、第1の記憶手段12に格納されているBIOSデータと、第2の記憶手段13にコピーしたBIOSデータと、を比較し、双方のBIOSデータが異なる場合は、第2の記憶手段13にコピーしたBIOSデータを、第1の記憶手段12にコピーする。これにより、第1の記憶手段12に格納されているBIOSデータがOS起動中に破壊されてしまっても、そのBIOSデータを復元することができる。以下、添付図面を参照しながら、本実施形態の電子機器100について詳細に説明する。
【0020】
(第1の実施形態)
<本実施形態の電子機器100の構成例>
まず、図1を参照しながら、本実施形態の電子機器100の構成例について説明する。
【0021】
本実施形態の電子機器100は、CPU(Central Processing Unit)11と、BIOS ROM12と、HDD13と、RAM14と、電源15と、を有して構成する。
【0022】
CPU11は、中央演算処理装置であり、電子機器100の動作を制御する。
【0023】
BIOS ROM12は、電子機器100の電源15が投入された際に実行させるBIOSデータを格納する不揮発性メモリである。BIOS ROM12は、書き込み可能なフラッシュメモリによって形成される。BIOSデータには、電源起動時に実行されるPOST(Power On Self Test)などが含まれている。BIOSデータは、圧縮してBIOS ROM12に格納されていることが好ましい。
【0024】
HDD13は、OS、アプリケーションソフトウェアなどのデータを格納する記憶装置である。OSは、多くのアプリケーションソフトウェアから共通して利用される基本的な機能を提供し、電子機器100全体を管理する。アプリケーションソフトウェアは、OS上で動作するソフトウェアである。
【0025】
RAM14は、メインメモリである。
【0026】
電源15は、各部11〜14に応じた電力を供給するものである。
【0027】
<電子機器100の処理動作例>
次に、図2を参照しながら、本実施形態の電子機器100の処理動作例について説明する。
【0028】
まず、電子機器100の電源15をONにした時に(ステップS1)、CPU11は、BIOS ROM12に格納されているBIOSによりPOST(Power On Self Test)を起動する(ステップS2)。また、CPU11は、BIOS ROM12に格納されているBIOSデータをHDD13にそのままコピーする(ステップS3)。
【0029】
次に、CPU11は、BIOS ROM12に格納されているBIOSデータをRAM14に展開し(ステップS4)、圧縮したBIOSデータを解凍し、RAM14に展開したBIOSデータを使用してHDD13に格納されているOSを起動する(ステップS5)。
【0030】
CPU11は、OS起動中にOSの終了指示があった場合に(ステップS6)、OS上で、BIOS ROM12に格納されているBIOSデータと、HDD13にコピーしたBIOSデータと、を比較し、双方のBIOSデータが一致するか否かを判定する(ステップS7)。
【0031】
CPU11は、双方のBIOSデータが一致しない場合は(ステップS7/No)、BIOS ROM12に格納されているBIOSデータにデータ破壊が発生したと判断し、HDD13にコピーした正常なBIOSデータをBIOS ROM12にそのままコピーし(ステップS8)、BIOS ROM12に格納されているBIOSデータをデータ破壊が発生する前の元の状態に復元し、OS終了処理を行う(ステップS9)。
【0032】
また、CPU11は、双方のBIOSデータが一致する場合は(ステップS7/Yes)、OS終了処理を行う(ステップS9)。
【0033】
なお、本実施形態において、ステップS2〜S4の処理は、BIOS上での処理であり、ステップS5〜S9の処理は、OS上での処理となる。また、ステップS7,S8の処理は、OS自身、または、OS上のアプリケーションが行うことになる。
【0034】
<本実施形態の電子機器100の作用・効果>
このように、本実施形態の電子機器100は、電子機器100の電源15を起動した際に、BIOS ROM12に格納されているBIOS データをRAM14に展開する前に、BIOS ROM12に格納されているBIOSデータをHDD13にそのままコピーし、HDD13へのコピーが完了した段階で、BIOS ROM12に格納されているBIOS データをRAM14に展開してHDD13に格納されているOSを起動する。そして、OSを終了する際に、OS上で、HDD13にコピーしたBIOS データと、BIOS ROM12に格納されているBIOS データと、を比較し、双方のBIOS データが一致しなかった場合に、HDD13にコピーした正常なBIOS データをBIOS ROM12にそのままコピーし、BIOS ROM12に格納されているBIOSデータをデータ破壊が発生する前の元の状態に復元する。これにより、BIOS ROM12に格納されているBIOSデータがOS起動中に破壊されてしまっても、OS終了時に、そのBIOSデータを復元することができる。その結果、BIOS ROM12に格納されているBIOSデータにデータ破壊が発生したとしても、その発生をユーザに認識させることなくデータ破壊が発生する前の元の状態に復元することができる。なお、BIOS ROM12に格納されているBIOSデータにデータ破壊が発生した旨をユーザに報知することも可能である。
【0035】
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
【0036】
第1の実施形態では、図2に示すように、BIOS ROM12に格納されているBIOSデータを全てHDD13にコピーした後に(ステップS3)、BIOS ROM12に格納されているBIOSデータをRAM14に展開し(ステップS4)、HDD13に格納されているOSを起動することにした(ステップS5)。これにより、BIOS ROM12に格納されている正常なBIOSデータを出来るだけ早い段階でHDD13にコピーした後に、OSを起動させることになるため、BIOS ROM12に格納されているBIOSデータにデータ破壊が発生した場合でも、HDD13にコピーしたBIOSデータを用いてBIOS ROM12に格納されているBIOS データをデータ破壊が発生する前の元の状態に復元することができる。
【0037】
しかし、図3に示すように、BIOS ROM12に格納されているBIOSデータをHDD13にコピーする処理(ステップS3)と、BIOS ROM12に格納されているBIOSデータをRAM14に展開し、OSを起動する処理(ステップS4,S5)と、を同時並行で行うことも可能である。これにより、BIOS ROM12に格納されたBIOSデータをHDD13にコピーすると共に、BIOS ROM12に格納されたBIOSデータをRAM13に展開することができるため、OSを起動するまでの時間を短縮することができる。
【0038】
なお、上述する実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
【0039】
例えば、上述した実施形態では、BIOS ROM12に格納されているBIOSデータをHDD13にコピーすることにした。しかし、BIOS ROM12に格納されているBIOSデータをコピーして一時的にBIOSデータを保持しておくことが可能であればあらゆるメモリが適用可能である。例えば、BIOS ROM12に格納されているBIOSデータをRAM14の一部の記憶領域にコピーすることも可能である。
【0040】
また、上述した実施形態では、ステップS3のBIOSデータのコピー処理は、BIOS上で行い、ステップS7,S8のBIOSデータのコピー処理は、OS上で行うことにした。しかし、何れのコピー処理もBIOS、OSの何れで行うことも可能である。但し、電源投入後になるべく早く起動時の処理を行い、シャットダウンぎりぎりで終了時の処理を行うと、BIOSデータの破壊のリスクを低減することができる。このため、何れのコピー処理もBIOS上で行うことが好ましい。また、OS上で行うプログラムはBIOSに比べてユーザインタフェースの良いものを開発し易いため、何れのコピー処理もOS上で行うようにすることも可能である。また、起動時のBIOS処理は多岐に渡り、終了時の処理に比べて時間がかかるため、OSの起動を待ってからコピー処理を開始するとコピー処理が遅くなってしまう。このため、起動時のコピー処理は、BISO上で行うことが好ましい。
【0041】
また、上述した本実施形態における電子機器100を構成する各装置における制御動作は、ハードウェア、または、ソフトウェア、あるいは、両者の複合構成を用いて実行することも可能である。
【0042】
なお、ソフトウェアを用いて処理を実行する場合には、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ内のメモリにインストールして実行させることが可能である。あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。
【0043】
例えば、プログラムは、記録媒体としてのハードディスクやROM(Read Only Memory)に予め記録しておくことが可能である。あるいは、プログラムは、リムーバブル記録媒体に、一時的、あるいは、永続的に格納(記録)しておくことが可能である。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することが可能である。なお、リムーバブル記録媒体としては、フロッピー(登録商標)ディスク、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、MO(Magneto optical)ディスク、DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリなどが挙げられる。
【0044】
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールすることになる。また、ダウンロードサイトから、コンピュータに無線転送することになる。また、ネットワークを介して、コンピュータに有線で転送することになる。
【0045】
また、本実施形態における電子機器100は、上記実施形態で説明した処理動作に従って時系列的に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力、あるいは、必要に応じて並列的にあるいは個別に実行するように構築することも可能である。
【符号の説明】
【0046】
100 電子機器
11 CPU
12 BIOS ROM(第1の記憶手段)
13 HDD(第2の記憶手段)
14 RAM
15 電源

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電源が投入された際に、データを記憶する第1の記憶手段に格納されているBIOS(Basic Input Output System)データを、前記第1の記憶手段とは異なる第2の記憶手段にコピーし、OS(Operating System)を終了する際に、前記第1の記憶手段に格納されているBIOSデータと、前記第2の記憶手段にコピーしたBIOSデータと、を比較し、双方のBIOSデータが異なる場合は、前記第2の記憶手段にコピーしたBIOSデータを、前記第1の記憶手段にコピーすることを特徴とする電子機器。
【請求項2】
前記第1の記憶手段に格納されているBIOSデータをRAMに展開し、該展開したBIOSデータを使ってOSを起動し、前記OSを終了する際に、前記第1の記憶手段に格納されているBIOSデータと、前記第2の記憶手段にコピーしたBIOSデータと、を比較することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
【請求項3】
前記第1の記憶手段に格納されているBIOSデータを前記第2の記憶手段にコピーした後に、前記第1の記憶手段に格納されているBIOSデータを前記RAMに展開することを特徴とする請求項2記載の電子機器。
【請求項4】
前記第1の記憶手段に格納されているBIOSデータを前記第2の記憶手段にコピーすると共に、第1の記憶手段に格納されているBIOSデータを前記RAMに展開することを特徴とする請求項2記載の電子機器。
【請求項5】
前記前記第2の記憶手段は、前記RAMの一部の記憶領域であることを特徴とする請求項2から4の何れか1項に記載の電子機器。
【請求項6】
電子機器で行う制御方法であって、
電源が投入された際に、データを記憶する第1の記憶手段に格納されているBIOS(Basic Input Output System)データを、前記第1の記憶手段とは異なる第2の記憶手段にコピーする工程と、
OS(Operating System)を終了する際に、前記第1の記憶手段に格納されているBIOSデータと、前記第2の記憶手段にコピーしたBIOSデータと、を比較し、双方のBIOSデータが異なる場合は、前記第2の記憶手段にコピーしたBIOSデータを、前記第1の記憶手段にコピーする工程と、
を有することを特徴とする制御方法。
【請求項7】
電源が投入された際に、データを記憶する第1の記憶手段に格納されているBIOS(Basic Input Output System)データを、前記第1の記憶手段とは異なる第2の記憶手段にコピーする処理と、
OS(Operating System)を終了する際に、前記第1の記憶手段に格納されているBIOSデータと、前記第2の記憶手段にコピーしたBIOSデータと、を比較し、双方のBIOSデータが異なる場合は、前記第2の記憶手段にコピーしたBIOSデータを、前記第1の記憶手段にコピーする処理と、
を、コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−73732(P2012−73732A)
【公開日】平成24年4月12日(2012.4.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−216815(P2010−216815)
【出願日】平成22年9月28日(2010.9.28)
【出願人】(311012169)NECパーソナルコンピュータ株式会社 (116)
【Fターム(参考)】